SNS
資料
請求
問合せ

ニュース&トピックス

すべて

2018.05.24

第2回看護医療学科卒後教育研修会を開催しました。

2018年5月20日(日)、第2回となる「看護医療学科卒後教育研修会」を開催しました。 「患者とその家族中心のケア-インフォーマルケアギバーを支える-」をテーマとし、卒業生をゲストスピーカーとして招き、自らが提供している看護について、現場での体験に基づく語りを通してテーマについて考えました。     看護医療学科林田麗准教授の講演では、ケアギバーの多くが家族であるという現状やインフォーマルケアギバーの存在が患者を支える上で重要であること、しかし、その一方でケアギバーも問題を抱える存在であり、どのように支えるのか、そのヒントとなる考えを紹介されました。     続いて看護医療学科3期生玉置将己さん(大阪市立大学医学部附属病院 救急救命センター勤務)による講演では、患者家族との実際の関わりを事例として、危機プロセスモデルを用いて振り返りました。家族のストレスフルな状態を理解し、家族の思いやニードにタイミングよく応えることができた過程を理論により解説してくれました。 参加者からは、「先輩の話を聞けてよい刺激になった」「患者家族との関わりを大切にしたい」「今後の自分の看護に活かしていきたい」など、様々な感想が寄せられました。     講演に先立って行われた懇親会(畿桜会総会と合同開催)では、同じ学科の仲間はもちろん、他学科の仲間とも久しぶりに再会し、会話が弾んでいました。豪華景品の当たるビンゴゲームでも大いに盛り上がり、楽しいひと時となりました。   ▼冬木智子名誉学園長、冬木正彦学長を囲んで記念撮影     卒業生は、看護職として様々な現場で活躍しています。卒業生の今後のキャリアに微力ながら力になればと、このような機会をこれからも設けていきたいと思います。     【関連記事】 看護医療学科開設10年記念講演会・第1回卒後教育研修会を開催しました。

2018.05.23

本学現代教育研究所と香芝市教育委員会の連携事業が、「教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に採択されました。

畿央大学現代教育研究所と香芝市教育委員会は平成29年10月3日に「現職教員の資質能力向上に関わる校内研修プロジェクト」の開発について連携協力に関する協定書を締結しました。   平成30年度のプログラム「学校教育の今日的課題の解決を基に学校づくりを目指す、研修リーダーの育成と支援からなる校内研修プログラムの開発」を独立行政法人教職員支援機構が行う「平成30年度教員の資質向上のための研修プログラム開発支援事業」に申請した結果、同機構の審査を経て採択されました。平成30年度は同事業との契約の下、委嘱経費を得て運用します。プログラム概要は畿央大学現代教育研究所のWebサイトをご覧ください。  

2018.05.23

現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅥ」を開催します。

ワークショップ3「ペアレント・トレーニング指導者の基礎を学ぼう」が、定員に達したため受付を終了いたします。なお、ワークショップ1、2は募集中です。  教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第6回目です。2017年、学習指導要領は新しい時代に求められる資質・能力を子どもたちに育む「社会に開かれた教育課程」の実現をめざし、学校・家庭・地域の関係者が幅広く共有し活用できる「学びの地図」としての役割を果たすことをめざして改訂されました。畿央大学現代教育研究所も、子供の未来にかかわる多くの方々と共に学び、結ばれることを期待し、「学びを結ぶワークショップ」を行ってまいりました。 2018年は、教科学習における「プログラミング」を家庭と体験する取り組み、昨年のアンケートで要望が多かった「特別の教科 道徳」の続編、子どもを育てる「保護者支援」を体験を通して学ぶ、の3つの内容を用意しました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。   【日時】平成30年8月9日(木)10:00~15:30 ワークショップ1 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【学校教員・教育教育関係者、保護者等 対象】 定員40名 速さを活用して、ロボットを思い通りに動かそう 奥田 俊詞(教育学部 教授) ワークショップ2 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:30~15:30 【学校教員・教育関係者 対象】 定員40名 『特別の教科 道徳』の授業づくり 島 恒生(教育学部 教授) 【満員御礼】 ワークショップ3 10:00~15:30 定員に達しましたので、受付を締切りました。 【発達障害のある子供に関わる教育関係者・支援者 対象】 定員25名 ペアレント・トレーニング指導者の基礎を学ぼう 古川 恵美(教育学部 准教授) 昼食交流会 12:10~13:20 学生食堂にて、軽食を準備いたします。 食事しながら、日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください(下記画像をクリックすると、PDFが開きます)。 ※ワークショップ1・2の「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。   ▼ワークショップ案内チラシ  ▼ワークショップ詳細と申込用紙      申込方法  申し込み票に記載されている必要事項を明記の上、E-mail または FAXにて送信してください。   【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp   問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部

2018.05.23

平成30年度畿桜会(同窓会)役員会・総会・懇親会を開催しました。

畿桜会(きおうかい)は、畿央大学、畿央大学短期大学部、桜井女子短期大学の卒業生約1万人のための同窓会組織です。2018(平成30)年5月20日(日)、総会および懇親会が開催され、卒業生・教職員あわせて118名が参加しました。        総会の前には役員会が行なわれ、35名の役員により、総会の議案の確認と同窓会グッズの検討、今後の畿桜会(同窓会)と畿央大学の発展のための意見が積極的に交わされました。       11時から森本綾華代表幹事(看護医療学科2期生)の議事進行のもと、畿桜会総会が畿央食堂なごみで開催されました。受付では同窓会グッズとして制作された畿桜会オリジナル付箋を配布しました。冒頭には唄畿桜会長(理学療法学科2期生)、続いて冬木正彦理事長先生のご挨拶がありました。   事業報告では、昨年度行われた同窓会関連の事業(総会・懇親会、同窓会サロン、理学・栄養・教育のリカレント教育など)が報告され、今年度の事業計画としては、10月20日(土)・21日(日)に畿央祭同窓会サロンを開催すること、全5学科で卒後教育を実施することが決議され、全ての議案が可決されました。 5月20日(日)看護医療学科卒後教育研修会 9月8日(土)健康栄養卒業生交流会 9/17(月・祝)現代教育特別講演会(仮称) 11/25(日)理学療法特別講演会 2019年3月9日(土)人間環境デザイン卒業生交流会(仮称)   最後に今年度の新任役員紹介がありました。同窓会開催補助についても、昨年同様の補助金を継続することが承認されました。詳細は同窓会開催に関わる補助についてをご覧の上、お申込みください。   総会の後、冬木智子名誉学園長を囲み、記念の集合写真を行いました。   その後、kioカフェ カトレアに会場を移して、吉村拓哉代表幹事(人間環境デザイン学科5期生)による司会のもと、冬木智子名誉学園長によるご挨拶で懇親会がスタートしました。料理は、普段から学生食堂を運営している不二家商事にお願いして美味しい食事とスイーツ・フルーツ、アルコール類も豊富に用意しました。       今回の同窓会には退職された先生方を含め、総勢33名の教職員がご出席くださいました。久しぶりの大学、恩師や旧友との再会に終始笑顔の絶えない楽しい時間を過ごしました。       懇親会恒例となっているビンゴゲームですが、今年の1等は「ダイソン掃除機」、2等「USJ年間パスポート(1名分)」、3等「東京ディズニーリゾート1DAYパス2枚」、4等~25等には家電、お酒、スタバカード、商品券、図書カード、マックカードなど、総勢27名に豪華景品が当たりました。見事ゲットされた皆さま、おめでとうございました!     来年度の総会は2019(平成31)年5月19日(日)に決定しました。多数のご参加お待ちしております。

2018.05.17

池田未来さん(現代教育学科2回生)がチアリーディング世界選手権大会で2年連続金メダルの快挙!

2018年4月25日(水)~4月30日(月)にわたりアメリカ・フロリダ州において開催された「2018World Cheerleading Championships」および「THE CHEERLEADING AND DANCE WORLDS CHAMPIONSHIP」に教育学部現代教育学科2回生の池田未来さん(所属:WORLD WINGS)が昨年に引き続き日本代表として出場し、見事2連覇という快挙を達成しました。     今大会は前回チャンピオンとして臨んだ大会でもあり、昨年とはまた違ったプレッシャーの中での戦いとなりました。追い越す立場から追いかけられる立場へと大きく変わった今大会。日本を旅立つ前、演技指導等でお世話になったコーチから、「Enjoy for win!  Win for enjoy! 楽しんで自分たちの演技を出し切ろう」との言葉をかけてもらい、チーム全員が気持ちを引き締めつつ気持ちを新たに出発しました。   今回の快挙に対し、「今回のチームのメンバーは、昨年に比べそれぞれの所属が多岐にわたっていた分、全員揃っての練習がなかなかできなかったり、一つに団結するまでに時間がかかったりと難しい面もありました。しかし、離れ離れで練習していても常に目指す目標は一つであり、それは全員が一致していました。」と、今年のチームに対する感謝の気持ちと信頼し合い一つの絆でまとまっているTeam JAPANの強さを窺い知ることができました。     「本番が始まるまではやはり緊張はしましたが、いざ始まると楽しさが勝り、演技を終えたときには『やり切った!』という思いだけが残りました。」と話してくれた池田さん。その表情には、また一つ大きな目標を乗り越えた頼もしさに加え、すべてを出し切ってやり切ることができた清々しさが表れていました。   今後も池田さんの活躍に期待しています!     【関連記事】 池田未来さん(現代教育学科1回生)がチアリーディング世界選手権大会で金メダルの快挙! チアリーディング世界選手権大会で金メダルの池田さんに学長賞が授与されました。

2018.05.16

第27回クリーン&歴史ウォークが行なわれました。

2018年4月15日(日)、畿央大学が後援しているイベント「第27回クリーン&歴史ウォーク」が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと、年に2回開催されています。今回の行き先はエコール・マミ~勘平山1・2号古墳~上牧久渡古墳群で約6Kmの道程です。あいにくの悪天候でしたが、約40名の方にご参加いただきました。   畿央大学からは、教職員2名、学生ボランティア8名(畿央パフォーマンスチームKiPT、学生ボランティア)が参加し、イベントの運営及びクイズ大会の実施等、幅広くお手伝いをさせていただきました。   主催者から本イベントの趣旨説明があり、実行委員長の深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)からの開会の挨拶に引き続き、ウォーキング開始前に松本大輔先生(理学療法学科)の指導の下、足元が悪い中でかつ寒い環境でのウォーキングということもあり、入念に腕や太もも、ふくらはぎのストレッチを行ないました。     エコール・マミから20分程歩き、まずは最初の目的地である勘平山1・2号古墳に到着しました。勘平山古墳は5世紀後半頃の2つの円墳が連なるの古墳で、鉄刀や須恵器などが発掘された古墳とのことです。激しい雨の中ですが、参加された皆さんは広陵町文化財ガイドの方の話を真剣な表情で聞き入っておられました。     次に上牧久渡古墳群に向かいました。雨足が強くなったこともあり、急遽、地域の方のご厚意で上牧久渡古墳群近隣の松里園公民館を利用させて頂くこととなり、そこで上牧町教育委員会 文化財専門員の方から上牧久渡古墳群について解説いただきました。その後、畿央パフォーマンスチームKiPTによるクイズ大会がおこなわれ、古墳にまつわる問題、地域に関する問題、畿央大学に関する問題などが〇×形式で出題されました。正解者には、景品準備されていることもあり、時より歓声があがる等、参加者の方々には楽しい時間をお過ごし頂いたかと思います。     クイズ終了後、雨足が少し落ち着いたので、上牧久渡古墳群を眺めながら古墳についての解説をいただき、帰路につきました。   12時頃にエコール・マミに到着し、怪我人もなく、無事クリーン&歴史ウォークを終了することができました。参加者の皆さんは「天候に恵まれなかったのは残念だが、色々学べて楽しかった!」と笑顔で話してくれました。   あいにくの悪天候で清掃活動はできませんでしたが、学生ボランティアは参加者との交流を通じて、多くのことを学べたようです。畿央大学は地域に開かれた大学として、これからも地元のイベントに協力していきます。今年の秋頃には第28回目のクリーン&歴史ウォークが開催されます。ご参加をお待ちしています。     【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、上牧町教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社、 畿央大学 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所   ●過去の「クリーン&歴史ウォーク」の記事はこちら

2018.05.15

総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業~障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実証事業~を実施しました。

  教育学部西端研究室において、総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業~障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実証事業~(平成29年度)を実施しました。 本事業は、奈良県立奈良養護学校を実証校とし、フジテレビキッズ等と連携し、3つのフェーズで構成されます。 1.特別支援教育に適したプログラミング教育を行うメンターの効果的育成の実証 ・eラーニング教材を開発し、場所を問わず研修が受けられる環境を整備 ・プログラミング教育と特別支援教育の専門家の指導で、児童生徒の障害の特性にあった指導法を効果的に身に付ける ・事業終了後もメンターが情報交換や活動報告ができる情報交流の場(SNS)を構築 2.肢体不自由と知的障害の重複障害の児童生徒のプログラミング講座運営の実証 ・重複障害の児童生徒が、体を動かす自立活動でプログラミングを学ぶ講座を開発 ・プログラミング講座や成果をネットに公開し、全国に情報発信をするだけでなく、本事業の参加者全体の満足度や本事業へのロイヤリティの向上を図る 3.教育クラウド・プラットフォームやインターネットサービス等の活用 ・物理的移動の難しい肢体不自由児や病弱の子どもたちやその家庭に、オンラインのプログラミング講座を提供 ・特別支援教育の専門家によるメンター育成講座をオンラインで提供   取り組みの詳細は総務省ホームページで紹介されていますので、ご参照ください。本事業を通じ、障害の有無に関らず、プログラミング教育を学ぶ機会が増えていくことを期待しております。   ▶総務省ホームページ「環境・身体・コミュニケーションと融合するプログラミング」   【関連記事】 総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に本学が採択されました。

2018.05.10

大学院生の研究成果がHand surgery & Rehabilitation誌に掲載されました~健康科学研究科

運動恐怖と「運動の躊躇」の関係性について新たな発見   術後痛を慢性化させる要因は痛みの強度だけでなく、心理的要因が大きく関与していることは周知のこととなってきています。その中でも、“運動恐怖(=患肢を動かすことへの恐怖心)”は、日常生活動作の悪化や運動障害に起因し、慢性疼痛発症の危険因子とされています。畿央大学大学院健康科学研究科の今井亮太らは、橈骨遠位端骨折後患者を対象に、ビデオカメラ(sampling rate 30Hz)で記録した手指タッピング動作解析(母指と示指の反復開閉運動)によって、運動恐怖を運動学的に定量化することを試みました。その結果、運動への恐怖心が強い症例ほど、運動方向を切り替える時間が長くかかっていることを明らかにし、このような運動学的異常を「運動の躊躇」と定義しました。この研究成果から術後患者が示す恐怖を客観的にセラピストが把握できる可能性が考えられます。この論文は、(Hand surgery & Rehabilitation誌(Relationship between pain and hesitation during movement initiation after distal radius fracture surgery: A preliminary study)に掲載されています。   研究概要 整形外科疾患術後患者の主とする問題は痛みであることが多く、その術後痛の遷延化は日常生活動作(ADL;Activity Daily of Life)を制限します。術後遷延痛の発生率は約50%といわれており、その中でも約10%が重度な痛みを有すると報告されています8)10)。つまり、多くの術後患者が痛みの慢性化を発症する可能性を秘めています。そのため、術後急性期では、炎症症状に伴う痛みを遷延化させず、慢性疼痛の発症を予防することが求められます。また、慢性化させる要因は痛みの強さだけでなく、痛みに対する心理的要因が大きく関与しています。中でも、“運動恐怖”(=患肢を動かすことへの恐怖心)は、患肢の不動化に続くADL障害の悪化、さらなる術後遷延痛をもたらすと考えられます。  そこで、本研究では術後患者が示す心理的要因の運動恐怖を客観的に定量化が可能かどうか試みました。橈骨遠位端骨折術後患者が示す手指の屈伸運動をビデオカメラで撮影し、記録された映像を1枚1枚のフレームに切り分け、速度が0になる時点(最大伸展位・最大屈曲位)のフレーム数を測定しました(Firure。1)。その結果、速度が0になる点、つまり運動を切り替える時間が経時的に改善(短縮)していく様子が観察されました。また、術後5日目より痛みや心理面と有意な相関関係が認められました。我々は、この運動を切り替えるといった現象を「運動の躊躇」と定義しました。   本研究のポイント  術後急性期に示される“運動恐怖”を、動画解析により定量化し運動の躊躇を定義しました。   研究内容 橈骨遠位端骨折術後患者の痛み強度の評価(安静時痛、運動時痛)、心理的評価、関節可動域と手指のタッピング運動との関係性を調査しました。評価期間は術後1日目、3日目、5日目、7日目、2週間後、3週間後、1ヵ月後まで継続的に実施しました。タッピング運動の評価方法は、橈骨遠位端骨折術後患者が示す手指の屈伸運動をビデオカメラで撮影し、記録された映像を1枚1枚のフレームに切り分け、速度が0になる時点(最大伸展位・最大屈曲位)のフレーム数を測定しました。(=運動を切り替える際にかかる時間)(図1) 結果、痛み強度や心理面はフレーム数と術後1日目、3日目と有意な相関関係が示されませんでした。しかし、術後5日目から有意な相関関係が認められました。(図2)   図1:手指タッピング動作の映像 手指の屈伸運動をビデオカメラで撮影し、映像をフレームに切り分け、速度が0になる時点(最大伸展位・最大屈曲位)のフレーム数を測定した。   図2:術後5日目の痛みとフレーム数との相関関係   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究結果から、臨床で簡便に実施可能なタッピング運動から客観的に痛みや痛みの心理面を評価できる可能性を示すことができました。痛みや心理面の紙面評価も重要ですが、紙面評価は主観的でありバイアスが大きく影響します。そのため臨床上、患者示す運動から客観的に定量化し評価することが重要であると考えます。今後は術後急性期から恐怖を著明に示す患者に対する介入研究を実施していく予定です。   論文情報 Imai R, Osumi M, Ishigaki T, Morioka S. Relationship between pain and hesitation during movement initiation after distal radius fracture surgery: A preliminary study. Hand Surg Rehabil. 2018   問合せ先 畿央大学大学院健康科学研究科 客員講師 今井 亮太(イマイ リョウタ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: ryo7891@gmail.com

2018.05.08

高校・予備校教員対象学校説明会のご案内

2018.04.27

2019年度入試 高校・予備校教員対象学校説明会のご案内を掲載しました