すべて
2018.05.17
池田未来さん(現代教育学科2回生)がチアリーディング世界選手権大会で2年連続金メダルの快挙!
2018年4月25日(水)~4月30日(月)にわたりアメリカ・フロリダ州において開催された「2018World Cheerleading Championships」および「THE CHEERLEADING AND DANCE WORLDS CHAMPIONSHIP」に教育学部現代教育学科2回生の池田未来さん(所属:WORLD WINGS)が昨年に引き続き日本代表として出場し、見事2連覇という快挙を達成しました。 今大会は前回チャンピオンとして臨んだ大会でもあり、昨年とはまた違ったプレッシャーの中での戦いとなりました。追い越す立場から追いかけられる立場へと大きく変わった今大会。日本を旅立つ前、演技指導等でお世話になったコーチから、「Enjoy for win! Win for enjoy! 楽しんで自分たちの演技を出し切ろう」との言葉をかけてもらい、チーム全員が気持ちを引き締めつつ気持ちを新たに出発しました。 今回の快挙に対し、「今回のチームのメンバーは、昨年に比べそれぞれの所属が多岐にわたっていた分、全員揃っての練習がなかなかできなかったり、一つに団結するまでに時間がかかったりと難しい面もありました。しかし、離れ離れで練習していても常に目指す目標は一つであり、それは全員が一致していました。」と、今年のチームに対する感謝の気持ちと信頼し合い一つの絆でまとまっているTeam JAPANの強さを窺い知ることができました。 「本番が始まるまではやはり緊張はしましたが、いざ始まると楽しさが勝り、演技を終えたときには『やり切った!』という思いだけが残りました。」と話してくれた池田さん。その表情には、また一つ大きな目標を乗り越えた頼もしさに加え、すべてを出し切ってやり切ることができた清々しさが表れていました。 今後も池田さんの活躍に期待しています! 【関連記事】 池田未来さん(現代教育学科1回生)がチアリーディング世界選手権大会で金メダルの快挙! チアリーディング世界選手権大会で金メダルの池田さんに学長賞が授与されました。
2018.05.16
第27回クリーン&歴史ウォークが行なわれました。
2018年4月15日(日)、畿央大学が後援しているイベント「第27回クリーン&歴史ウォーク」が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと、年に2回開催されています。今回の行き先はエコール・マミ~勘平山1・2号古墳~上牧久渡古墳群で約6Kmの道程です。あいにくの悪天候でしたが、約40名の方にご参加いただきました。 畿央大学からは、教職員2名、学生ボランティア8名(畿央パフォーマンスチームKiPT、学生ボランティア)が参加し、イベントの運営及びクイズ大会の実施等、幅広くお手伝いをさせていただきました。 主催者から本イベントの趣旨説明があり、実行委員長の深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)からの開会の挨拶に引き続き、ウォーキング開始前に松本大輔先生(理学療法学科)の指導の下、足元が悪い中でかつ寒い環境でのウォーキングということもあり、入念に腕や太もも、ふくらはぎのストレッチを行ないました。 エコール・マミから20分程歩き、まずは最初の目的地である勘平山1・2号古墳に到着しました。勘平山古墳は5世紀後半頃の2つの円墳が連なるの古墳で、鉄刀や須恵器などが発掘された古墳とのことです。激しい雨の中ですが、参加された皆さんは広陵町文化財ガイドの方の話を真剣な表情で聞き入っておられました。 次に上牧久渡古墳群に向かいました。雨足が強くなったこともあり、急遽、地域の方のご厚意で上牧久渡古墳群近隣の松里園公民館を利用させて頂くこととなり、そこで上牧町教育委員会 文化財専門員の方から上牧久渡古墳群について解説いただきました。その後、畿央パフォーマンスチームKiPTによるクイズ大会がおこなわれ、古墳にまつわる問題、地域に関する問題、畿央大学に関する問題などが〇×形式で出題されました。正解者には、景品準備されていることもあり、時より歓声があがる等、参加者の方々には楽しい時間をお過ごし頂いたかと思います。 クイズ終了後、雨足が少し落ち着いたので、上牧久渡古墳群を眺めながら古墳についての解説をいただき、帰路につきました。 12時頃にエコール・マミに到着し、怪我人もなく、無事クリーン&歴史ウォークを終了することができました。参加者の皆さんは「天候に恵まれなかったのは残念だが、色々学べて楽しかった!」と笑顔で話してくれました。 あいにくの悪天候で清掃活動はできませんでしたが、学生ボランティアは参加者との交流を通じて、多くのことを学べたようです。畿央大学は地域に開かれた大学として、これからも地元のイベントに協力していきます。今年の秋頃には第28回目のクリーン&歴史ウォークが開催されます。ご参加をお待ちしています。 【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、上牧町教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社、 畿央大学 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所 ●過去の「クリーン&歴史ウォーク」の記事はこちら
2018.05.15
総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業~障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実証事業~を実施しました。
教育学部西端研究室において、総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業~障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実証事業~(平成29年度)を実施しました。 本事業は、奈良県立奈良養護学校を実証校とし、フジテレビキッズ等と連携し、3つのフェーズで構成されます。 1.特別支援教育に適したプログラミング教育を行うメンターの効果的育成の実証 ・eラーニング教材を開発し、場所を問わず研修が受けられる環境を整備 ・プログラミング教育と特別支援教育の専門家の指導で、児童生徒の障害の特性にあった指導法を効果的に身に付ける ・事業終了後もメンターが情報交換や活動報告ができる情報交流の場(SNS)を構築 2.肢体不自由と知的障害の重複障害の児童生徒のプログラミング講座運営の実証 ・重複障害の児童生徒が、体を動かす自立活動でプログラミングを学ぶ講座を開発 ・プログラミング講座や成果をネットに公開し、全国に情報発信をするだけでなく、本事業の参加者全体の満足度や本事業へのロイヤリティの向上を図る 3.教育クラウド・プラットフォームやインターネットサービス等の活用 ・物理的移動の難しい肢体不自由児や病弱の子どもたちやその家庭に、オンラインのプログラミング講座を提供 ・特別支援教育の専門家によるメンター育成講座をオンラインで提供 取り組みの詳細は総務省ホームページで紹介されていますので、ご参照ください。本事業を通じ、障害の有無に関らず、プログラミング教育を学ぶ機会が増えていくことを期待しております。 ▶総務省ホームページ「環境・身体・コミュニケーションと融合するプログラミング」 【関連記事】 総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に本学が採択されました。
2018.05.10
大学院生の研究成果がHand surgery & Rehabilitation誌に掲載されました~健康科学研究科
運動恐怖と「運動の躊躇」の関係性について新たな発見 術後痛を慢性化させる要因は痛みの強度だけでなく、心理的要因が大きく関与していることは周知のこととなってきています。その中でも、“運動恐怖(=患肢を動かすことへの恐怖心)”は、日常生活動作の悪化や運動障害に起因し、慢性疼痛発症の危険因子とされています。畿央大学大学院健康科学研究科の今井亮太らは、橈骨遠位端骨折後患者を対象に、ビデオカメラ(sampling rate 30Hz)で記録した手指タッピング動作解析(母指と示指の反復開閉運動)によって、運動恐怖を運動学的に定量化することを試みました。その結果、運動への恐怖心が強い症例ほど、運動方向を切り替える時間が長くかかっていることを明らかにし、このような運動学的異常を「運動の躊躇」と定義しました。この研究成果から術後患者が示す恐怖を客観的にセラピストが把握できる可能性が考えられます。この論文は、(Hand surgery & Rehabilitation誌(Relationship between pain and hesitation during movement initiation after distal radius fracture surgery: A preliminary study)に掲載されています。 研究概要 整形外科疾患術後患者の主とする問題は痛みであることが多く、その術後痛の遷延化は日常生活動作(ADL;Activity Daily of Life)を制限します。術後遷延痛の発生率は約50%といわれており、その中でも約10%が重度な痛みを有すると報告されています8)10)。つまり、多くの術後患者が痛みの慢性化を発症する可能性を秘めています。そのため、術後急性期では、炎症症状に伴う痛みを遷延化させず、慢性疼痛の発症を予防することが求められます。また、慢性化させる要因は痛みの強さだけでなく、痛みに対する心理的要因が大きく関与しています。中でも、“運動恐怖”(=患肢を動かすことへの恐怖心)は、患肢の不動化に続くADL障害の悪化、さらなる術後遷延痛をもたらすと考えられます。 そこで、本研究では術後患者が示す心理的要因の運動恐怖を客観的に定量化が可能かどうか試みました。橈骨遠位端骨折術後患者が示す手指の屈伸運動をビデオカメラで撮影し、記録された映像を1枚1枚のフレームに切り分け、速度が0になる時点(最大伸展位・最大屈曲位)のフレーム数を測定しました(Firure。1)。その結果、速度が0になる点、つまり運動を切り替える時間が経時的に改善(短縮)していく様子が観察されました。また、術後5日目より痛みや心理面と有意な相関関係が認められました。我々は、この運動を切り替えるといった現象を「運動の躊躇」と定義しました。 本研究のポイント 術後急性期に示される“運動恐怖”を、動画解析により定量化し運動の躊躇を定義しました。 研究内容 橈骨遠位端骨折術後患者の痛み強度の評価(安静時痛、運動時痛)、心理的評価、関節可動域と手指のタッピング運動との関係性を調査しました。評価期間は術後1日目、3日目、5日目、7日目、2週間後、3週間後、1ヵ月後まで継続的に実施しました。タッピング運動の評価方法は、橈骨遠位端骨折術後患者が示す手指の屈伸運動をビデオカメラで撮影し、記録された映像を1枚1枚のフレームに切り分け、速度が0になる時点(最大伸展位・最大屈曲位)のフレーム数を測定しました。(=運動を切り替える際にかかる時間)(図1) 結果、痛み強度や心理面はフレーム数と術後1日目、3日目と有意な相関関係が示されませんでした。しかし、術後5日目から有意な相関関係が認められました。(図2) 図1:手指タッピング動作の映像 手指の屈伸運動をビデオカメラで撮影し、映像をフレームに切り分け、速度が0になる時点(最大伸展位・最大屈曲位)のフレーム数を測定した。 図2:術後5日目の痛みとフレーム数との相関関係 本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究結果から、臨床で簡便に実施可能なタッピング運動から客観的に痛みや痛みの心理面を評価できる可能性を示すことができました。痛みや心理面の紙面評価も重要ですが、紙面評価は主観的でありバイアスが大きく影響します。そのため臨床上、患者示す運動から客観的に定量化し評価することが重要であると考えます。今後は術後急性期から恐怖を著明に示す患者に対する介入研究を実施していく予定です。 論文情報 Imai R, Osumi M, Ishigaki T, Morioka S. Relationship between pain and hesitation during movement initiation after distal radius fracture surgery: A preliminary study. Hand Surg Rehabil. 2018 問合せ先 畿央大学大学院健康科学研究科 客員講師 今井 亮太(イマイ リョウタ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: ryo7891@gmail.com
2018.05.08
高校・予備校教員対象学校説明会のご案内
2018.04.27
2019年度入試 高校・予備校教員対象学校説明会のご案内を掲載しました
2018.04.03
平成30年度入学式を行いました。
新たに586名が畿央生に! 2018(平成30)年4月3日(火)、畿央大学健康科学部333名、教育学部222名、健康科学研究科19名(修士課程10名、博士後期課程9名)、教育学研究科修士課程4名、助産学専攻科8名あわせて586名の新しい畿央生が誕生しました。学部は午前10時、大学院と助産学専攻科は午後3時から入学式を行いました。 桜も残る穏やかな天気に恵まれながら、新入生と保護者の笑顔でキャンパスは華やぎました。 冬木記念ホールで開催された健康科学部・教育学部の入学式では、学科長から新入生が一人ひとり呼名され、冬木正彦学長による入学許可をいただきました。 学長式辞では冬木学長が「建学の精神である『徳をのばす、知をみがく、美をつくる』を実践し、自ら学ぶ態度を身につけてほしい」と述べられました。 続いてご来賓の山村吉由広陵町長、香芝市の吉田弘明市長、前垣昇司後援会長からも新入生へのエールの言葉をいただきました。 新入生代表の現代教育学科1回生の竹上はるかさんから宣誓、在学生代表の大津留黎さんから歓迎の言葉があり、閉式となりました。 閉式後には教員の紹介、畿友会およびアカペラ部有志による学歌披露、畿央大学パフォーマンスチームKiPT、アカペラ部ADVANCE#、チアリーディング部TINKERSのコラボレーションによる「ウェルカムショー」で入学生を歓迎しました。 午後3時からは大学院健康科学研究科・教育学研究科および助産学専攻科の入学式が行なわれました。大学院および専攻科の入学生、全員の名前が読み上げられ入学を許可された後、それぞれの研究科長、専攻科長から祝辞をいただきました。より高度な学びと研究活動に向けての決意を固める、緊張した中にも和やかな入学式となりました。 新入生の皆さん、入学おめでとうございます! ●入学式の様子は、大学公式facebookページでもご覧になれます。
2018.03.30
平成30年度畿桜会(同窓会)総会・懇親会のご案内(5/20)
畿桜会(きおうかい)は、畿央大学、畿央大学大学院、畿央大学短期大学部、桜井女子短期大学の卒業生のみなさんの同窓会です。このたび、畿桜会の総会を下記の日程で行うことになりました。また、総会に引き続いて懇親会を開催。懐かしい先生方や友達、先輩に会えるチャンスです。お子さま連れでの参加も大歓迎!主婦の方もお気軽にお越しください! 【昨年の総会・懇親会の様子】 「平成29年度畿桜会(同窓会)総会」を開催しました。 申込フォームはこちら 日 時 2018年5月20日(日) 11:00~11:40 同窓会総会 11:40~11:50 記念写真撮影 12:00~14:30 懇親会 会 場 畿央大学食堂棟 →アクセスはこちら 申込締切 5月15日(火) ※食事や会場設営の都合上、事前申込へのご協力をお願いいたします。 申込方法 下記①~⑥を明記のうえ、A~Eの方法でご連絡ください。 <必要事項> ① 氏名(及び旧姓)、② 大学・短大の名称、③ 学部・学科、④ 住所、⑤ 電話番号、⑥ 卒業年度 <申込方法> 【A】 上記の申込フォームから 【B】 メールで申込み E-mail:dousoukai@kio.ac.jp 【C】 電話で申込み tel:0745-54-1603 (同窓会事務局) 【D】 FAXでの申込み fax:0745-54-1600 同窓会の活性化を目的に、畿桜会では一定人数集まる同窓会開催に補助をしています。詳細はこちらをご覧下さい。
2018.03.30
平成29年度 畿央大学栄誉教授・名誉教授称号授与式を行いました。
平成29年3月29日(木)13時より、本学冬木記念ホールにおいて、本学で初めてとなる栄誉教授・名誉教授称号授与式が執り行われました。 名誉教授の称号は、教育上または学術上の功績があり、かつ本学に対して功労があった方に授与されるもので、今年度は5名の方に授与されました。また、金子章道先生には、その多大なる貢献と卓越した業績により、栄誉教授の称号が併せて授与されました。 続いて冬木学長から、5人の先生方に対して、本学に対する多大な貢献への感謝とお祝いの言葉が贈られました。 平成29年度 栄誉教授 称号授与者 金子 章道 (健康科学研究科長・健康科学部長としての貢献による) 平成29年度 名誉教授 称号授与者 浅野 恭代(健康科学部 健康栄養学科 教授としての貢献による) 岩城 啓子(健康科学部 健康栄養学科 教授としての貢献による) 岡崎 眞(健康科学部 健康栄養学科 教授としての貢献による) 三好 環(教育学部 現代教育学科 教授としての貢献による) 金子 章道(健康科学研究科長・健康科学部長としての貢献による) 本学の発展に多大なる貢献をいただき、感謝申し上げます。先生方をお手本としながら、建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の実現に向けて、教職員一同、教育・研究・社会貢献に邁進してまいります。
2018.03.30
管理栄養士国家試験の合格率は98.9%~2018年3月卒業生
2018年3月4日(日)に実施された管理栄養士国家試験の結果が3月30日(金)に発表されました。健康科学部健康栄養学科では89名が受験して88名が合格、合格率は98.9%でした。なお、全国平均の合格率(新卒のみ)は95.8%となっています。 畿央大学健康栄養学科12期生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、今年も全国平均を上回る結果を出してくれました。学生諸君の努力の結果であり、拍手をおくりたいと思います。食と健康に関するあらゆる場面で卒業生が活躍してくれることを願うとともに、来年の全員合格をめざして教職員一丸となり学生をサポートしていきたいと思います。 健康栄養学科 学科長 小西 洋太郎