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2023.06.20

生成系AIの利用について

2023.06.19

【事前予約受付中】7/16(日)オープンキャンパス開催します!

2023.06.19

【事前予約受付中】7/9(日)オープンキャンパス開催します!

2023.06.13

6/11(日)畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念式典・シンポジウムを開催しました。

2023(令和5)年6月11日(日)、冬木記念ホールにおいて、13時から「畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念式典」、14時から「畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念シンポジウム」を行い、総勢300名弱の方にご参加いただきました。     「記念式典」には、本学教職員・学園関係者・学生・卒業生の他、来賓として行政関係、大学、高等学校、関連企業の方々のご出席を賜りました。   冒頭の畿央大学アカペラ部「ADVANCE#」による学歌斉唱に引き続き、冬木智子名誉学園長の動画で建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を振り返りました。       冬木正彦学長の式辞では、原点に立ち返り、自身の経験と建学の精神に触れられ、畿央大学付属広陵こども園と共に将来の展開と皆さまへの感謝の気持ちが述べられました。     引き続き、健康科学部長の植田政嗣、教育学部長であり畿央大学付属広陵こども園園長の前平泰志が挨拶をしました。     ご来賓を代表して山村吉由広陵町長から、広陵町における就学前教育の整備とさらなる包括連携の強化を期待しています、とのご祝辞をいただきました。     その後は、本学職員(人間環境デザイン学科4期生)による「大学開学20年のあゆみ(スライドショー)」と、畿央大学付属広陵こども園副園長による「畿央大学付属広陵こども園紹介(動画)」で、式典は閉会となりました。       14時からは、幼児教育施設や子育てに関心のある一般の方も加わり、「子どもの世界から見えてくるもの」と題して「記念シンポジウム」が行われました。     本シンポジウムでは、幼児教育にさまざまな方面で活躍している4名を登壇者としてお招きしました。前半はご自身の活動についてお話いただきました。     齋藤美和氏(しぜんの国保育園 園長) しぜんの国保育園は東京都町田市にある社会福祉法人東香会が運営する認可保育園であり、にぎやかな街並みから少し離れた場所にある当園は、「small village」という愛称があります。 園の特色として「すべてが子ども中心」という理念から始まっており、子どものやりたいことを優先してその日のスケジュールを決め、子どもたちの「今」を尊重した保育を実践しているとお話しいただきました。     岡本麻友子氏(森のようちえんウィズ・ナチュラ 代表) 森のようちえんウィズ・ナチュラは天理市内のキャンプ場にて、年間を通して野外での保育を実践しています。 雨の日でもカッパを着て外で活動を行って雨の日しかできない遊びを行うことで自然の中での体験活動を大切にしています。また、季節の行事やイベントを大切にし、誕生日であれば、誕生月の子を想いながら採ったものを木でできたケーキに飾り、その時だけの特別なケーキを作っています。 「自然保育はやり方ではなく在り方」であり、それを考えることが大事であるとお話しいただきました。     阪田隼也氏(リーベ式運動遊び) 「こどもがこどもを満喫できる環境づくり」を大事にしており、跳び箱やマット運動などの技術練習を並んで順番を待ち、一人ずつ行う指導スタイルではなく、とにかく動き続けることがリーベ式運動あそびの特徴の一つであり、子どもたちが不安や緊張を感じることなく自然と動き出せることを重要視しています。 「楽しい先にこそ育ちがある」と考え、今できることを大人も一緒に楽しんでほしいとお話しいただきました。     小泉昭男氏(造園家) 「答えより問いを探して」との考え方から、草木や虫、鳥などの自然環境を子どもたちが楽しく学んでいけるように、子どもの視線や感覚にもとづいて、園庭づくりをされています。 園庭を通して季節を感じ、生き物に出会うこと。五感を研ぎ澄まし、そこから得た経験が、その後の育ちや学び重要であること。子どもたちにとって、管理された環境よりも、多様性のある自然が保証された遊びの場こそが子どもの心や体を豊かに育んでいくとお話しいただきました。     後半は、会場からの質疑応答・ディスカッションが行われ、子どもに対しての大人のあり方について、意見が交わされました。 外から見ると参加していないように見えても、他の子どもが遊ぶ様子を見て自分も参加している気持ちをもっており、「楽しい」という気持ちがそこには存在するとの意見がありました。 子どもは未熟であるために、大人主導の保育となりがちですが、子どものペースを知ると、子どもがよく見えるので、子ども主体の保育が必要であると結びました。 子どもの世界を考える貴重な機会になり、大変有意義なシンポジウムとなりました。         16時からは、会場を食堂棟に移して「情報交換会」を行い、シンポジストを含む全ての参加者の方に交流していただきました。 途中、本学の発展にご尽力いただきました冬木学園の理事や同窓会長、栄誉教授・名誉教授から、開学に至る経緯や学園への思いや激励の言葉等をいただき、教職員は建学の精神のもと一丸となって次の10年に向かって教育を進めていく決意を新たにしました。                                 2003年の開学当初、1学部2学科200名の入学生でスタートした畿央大学ですが、現在は2学部5学科2研究科1専攻科1別科にまで成長し、7,000名以上の卒業生が社会で活躍しています。 そして、今年4月には、畿央大学付属広陵こども園を開設し、212名の園児を迎えることができました。 これもひとえに、皆さまのご支援とご厚情の賜と深く感謝し、今後とも畿央大学および畿央大学付属広陵こども園に、さらなる温かいご支援とご協力をお願いいたします。   畿央大学開学20周年特設サイト 畿央大学付属広陵こども園ホームページ  

2023.06.09

7/15(土)・16(日)開催!夢ナビライブに本学も参加します!

2023.06.08

2023年度 教職課程FD研修会を開催しました。

2023年6月1日、教職課程FD※研修会を開催し、80名を超える教職員が参加しました。今回は奈良県教育委員会教育長 吉田育弘先生を講師としてお招きし、「今、求められる教員」をテーマにご講話いただきました。   ※教職課程を有する大学が行うFD(ファカルティ・ディベロップメント:教員が授業内容や方法を改善し、向上させるための取り組み)です。       はじめに、今後の県内教員採用予定数と今後の教員に求められるであろうことについてお話がありました。小学校、中学校、高等学校の各校種では、学級数、教員採用数が少子化により右肩下がりである中、特別支援学校の需要は今後も伸び、学級数、教員採用数は大きな変動がない予測であるとのことでした   そして、小学校についてはインクルーシブ教育の充実が、中学校、高等学校についてはすべての教科の教員を各学校に効率的に配置することが重要になってくるとのお話がありました。   続いて、今問題となっている教員の勤務の状況について、「学校における働き方改革推進プラン」についてのご説明がありました。教員が過重な負担なく子どもと向き合う時間を確保し、教育の質の向上を図ることを目的とし、勤務時間の割振りが可能な対象業務の拡大、休日の学校部活動の段階的な地域移行、教育研究所に「メンタルヘルス推進室」を設置する等により、教員をサポートできる体制づくりをすすめておられることが紹介されました。   最後に、これからの教員に求められる資質について、県内学校で実施している「人権を確かめあうアンケート」の回答内容を示され、教員として一番大事なことは「想像力」、すなわち目先の事象だけを見るのではなく、その先のことをイメージして子どもたちと接していく力であるとのお話がありました。       研修を受講した教職員からは、 奈良県教育のリーダーである教育長が、10年先を見据えて考えていることを直接伺うことができ、AIに負けない想像力のある教員を養成していきたいと思いました。 奈良県の教育行政のトップから、奈良県学校教育の現在の状況や求められる教員の姿を伺うことができて、業務内容の参考になりました。 等の感想が寄せられました。 ご講話くださいました吉田先生に、厚く御礼申し上げます。 畿央大学では、「生命への畏敬の念と子どもに対する深い理解と愛情を持ち、専門的な知識と実践力を備えた『タフで元気な教員』を養成する」という目標を掲げています。今後は、本日お話しいただいた「時代が要請する教員像」をもしっかりと認識し、豊かな「想像力」をもち、さまざまな現場で、より高い実践力を発揮できる教員の養成を推し進めてまいります。     【関連記事】 教職員対象「令和4年度 FD研修会」を開催しました。 令和4年度SD研修を実施しました。 令和2年度 遠隔授業説明会(研修会)を開催しました。 平成30年度FD研修会を開催しました。 平成29年度「FD研修会」を開催しました。 教職員対象「平成28年度FD研修会」を開催しました。 平成27年度FD研修会を開催しました

2023.06.02

脳卒中患者の不整地歩行の特徴ー生体力学的パラメータと筋活動の変化~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

脳卒中患者は、中枢神経系の損傷によりさまざまな歩行障害を有します。特に、不整地を含む屋外の地域社会での歩行は困難となる場合があり、結果として社会参加が妨げられ、生活の質に不利益をもたらします。畿央大学大学院博士後期課程 乾 康浩 氏 と 森岡 周 教授ら は、脳卒中患者の不整地歩行の特徴を検証しました。脳卒中患者は不整地歩行中に、歩行安定性の低下、立脚期の股関節最大伸展角度の低下、遊脚期のヒラメ筋活動時間の増加を示すことを明らかにしました。この研究成果はGait and Posture誌(Characteristics of uneven surface walking in stroke patients: Modification in biomechanical parameters and muscle activity)に掲載されています。 研究概要 脳卒中患者は、中枢神経系の損傷により歩行障害を有し、屋外の地域社会での歩行が困難になります。これは、社会参加を妨げ、生活の質の低下にもつながります。屋外環境のなかでも、不整地は摂動の予測が困難であり、適応性が低下した脳卒中患者では特に難しくなることが予想されます。そのため、リハビリテーション専門家にとって、脳卒中患者の不整地歩行の特徴を捉えることは必要です。一方で、現在までに、脳卒中患者が人工芝を歩行する際の変化は検証されているが、予測困難な摂動が生じる不整地での特徴を検証した報告は見当たりません。畿央大学大学院 博士後期課程 乾 康浩 氏、森岡 周 教授ら の研究チームは、予測困難な摂動が生じる不整地路を作製し、脳卒中患者の不整地歩行中の歩行速度、体幹の加速度、麻痺側の関節運動、および筋活動の特徴を分析しました。その結果、脳卒中患者は不整地歩行中に、歩行安定性の低下、立脚期の股関節伸展低下、遊脚期のヒラメ筋活動時間増加を示すことを明らかにしました。本研究は、健常者と比較した脳卒中患者の予測困難な摂動が生じる不整地歩行中の特徴を明らかにした初めての研究です。 本研究のポイント ■ 脳卒中患者の不整地歩行の特徴を自作の不整地路を用いて評価した。 ■ 脳卒中患者は、不整地歩行中に安定性の低下、立脚期股関節伸展の低下、遊脚期ヒラメ筋活動時間の増大を示すことが明らかとなった。 研究内容 脳卒中患者は、中枢神経系の損傷により歩行障害を有し、屋外の地域社会での歩行が困難になります。これは、社会参加を妨げ、生活の質の低下にもつながります。屋外環境のなかでも、不整地は摂動の予測が困難であり、適応性が低下した脳卒中患者では特に難しくなることが予想されます。そのため、リハビリテーション専門家にとって、脳卒中患者の不整地歩行の特徴を捉えることは必要です。本研究では、予測困難な摂動が生じる不整地での脳卒中患者の特徴を調べることを目的とし、自作の不整地路(図1)を用いて年齢を一致させた健常高齢者との違いを検証しました。     図1.作成した不整地路 © 2023 Yasuhiro Inui   実験中、歩行速度、歩行安定性を評価するための立脚期と遊脚期に分けた3軸の体幹の加速度のRoot Mean Square、麻痺側下肢の最大関節角度、麻痺側下肢の立脚期と遊脚期に分けた平均筋活動および筋活動時間を測定しました。その結果、歩行速度は健常者と違いは見られないものの、歩行安定性は立脚期と遊脚期のすべての軸において脳卒中患者で低下していました。さらに、脳卒中患者の特徴として、立脚期股関節伸展角度の低下、遊脚期ヒラメ筋活動時間の増大が見られました(図2)。     図2.平地および不整地歩行中の健常者と脳卒中患者の群×路面の交互作用の結果 (a) 左右軸方向の体幹加速度のroot mean square (RMS); (b) 立脚期の股関節最大伸展角度; (c) 遊脚期のヒラメ筋活動時間   研究グループは、この結果のうち、歩行安定性の低下と立脚期股関節伸展角度低下に関しては、不整地歩行中に運動制御が困難になった結果と考えています。一方で、遊脚期ヒラメ筋活動時間の増大に関しては、脳卒中患者の歩行時の衝撃吸収のための代償戦略であることが知られており、不整地で生じる大きな衝撃に対応するために代償戦略を強めたと考察しています。 本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究成果は、予測困難な摂動が生じる不整地での脳卒中患者の歩行の特徴を明らかにしており、リハビリテーション専門家が脳卒中患者の屋外歩行の問題を考える際に着目すべき点を示しています。今後は、脳卒中患者内での特徴の違いや縦断的な経過を調査する必要があります。 論文情報 Yasuhiro Inui, Naomichi Mizuta, Kazuki Hayashida, Yuki Nishi, Yuki Yamaguchi, Shu Morioka Characteristics of uneven surface walking in stroke patients: Modification in biomechanical parameters and muscle activity Gait and Posture ,2023 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 センター長/教授 森岡 周 博士後期課程 乾 康浩 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp

2023.05.23

【開学20周年記念】12/3(日)理学療法学科「PTの歩き方~PTが輝けるNew Spotを見つける旅~」を開催します。

  本学科のほとんどの卒業生は、理学療法士として国内の医療・介護施設で働いていることと思います。一方、その資格を活かして多様な働き方で活躍している卒業生もいます。そこで今回、本学20周年企画として、起業家、政治家、機器開発、研究、そして海外の病院などで活躍している卒業生(5人)から、臨床以外の分野で道を切り開く際の具体的な方法、苦労、やりがいなどについて講演していただき、多様な働き方について学ぶ機会を設けました。是非、多くの卒業生、在学生の皆さんに参加していただき、これからの働き方の参考になればと思います。 ご家族(お子さま連れ)でも参加可能で、近くにキッズルームを準備して講演会を中継します。 なお、講演会の終了後に卒業生(大学院修了生を含む)を対象に懇親会を企画しています。ビンゴゲームではApple Watchやタブレット等の豪華賞品を用意しています。教員も多数参加予定ですので、奮ってご参加ください。   開催日 2023年12月3日(日) 内容 【第1部】 13:00~14:50 講演会「PTの歩き方 〜PTが輝けるNew Spotを見つける旅〜」 ※どなたでもご参加いただけます 中村 潤二氏(西大和リハビリテーション病院/1期生) 吉田 李沙氏(salon Fluffy代表/1期生) 上野 友也氏(サンライズジャパン病院:カンボジア/2期生) 中田 耕平氏(株式会社P5代表、津市議会議員/4期生) 吉村 和也氏(株式会社エクサウィザーズ/5期生) 【第2部】15:00~16:30 懇親会 ※懇親会については卒業生のみ(院修了生を含む)となりますので予めご了承ください 会場 講演会:畿央大学 P201教室 懇親会:R棟1F食堂 畿央カフェ「カトレア」 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 本学へのアクセス 対象 畿央大学卒業生・在学生、教員、一般の方 参加費 無料 申込方法 事前予約制です。申込フォームに必要事項を入力してお申し込みください。 申込フォーム 問合せ先 畿央大学20周年記念事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp   畿央大学開学20周年記念事業のご案内  

2023.05.23

【開学20周年記念】9/9(土)健康栄養学科卒業生交流会「健康栄養学科の20年〜栄養の未来を考える〜」を開催します。

    健康栄養学科全卒業生のためのイベントを開催! 開学20周年を記念して、健康栄養学科のすべての卒業生を対象とする記念講演会と交流会を開催します。健康学科が歩んだ20年を一緒に振り返るとともに、健康栄養についての情報交換を活発に行い、栄養の未来について考えます。4年間を過ごした母校で旧交を温め、新たな出会いを創出できる機会としても活用いただければ幸いです。退職された先生も含めて多数の教員が参加する予定です。卒業生の皆様、ぜひご参加ください。   開催日 2023年9月9日(土)13:00~16:00 内容 第1部:13:00〜14:00記念講演「健康栄養学科が歩んだ20年」 【演者】北田 善三氏(畿央大学名誉教授、健康栄養学科元学科長)松村 羊子 (畿央大学健康栄養学科教授) 【進行】栢野 新市 (畿央大学健康栄養学科教授 学科長) 第2部:14:30〜16:00 情報交換会・懇親会「栄養の未来を考える」 デザートビュッフェを用意しています。お子様の参加も歓迎します。 会場 記念講演:KB04講義室(予定) 情報交換会・懇親会:畿央カフェ「カトレア」 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 参加費 無料 参加予定教員 栢野先生、北田先生、小西洋太郎先生、永澤先生、上地先生、金内先生、前原先生、冬木先生、松村先生、山本先生、熊本先生、中谷先生、宮前先生、村木先生、森先生、米田先生、玉井先生、野原先生、柴田先生、足立先生、上西先生、大谷先生、小西佳奈先生、島田先生、杉本先生、隅蔵先生、中村先生、水田先生、峰松先生、山田先生、横瀬先生ほか 申込方法 申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。   申込フォーム 問合せ先 畿央大学20周年事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp   畿央大学開学20周年記念事業のご案内  

2023.05.22

7/29(土)ニューロリハビリテーション研究センター主催「リハビリテーショントークセッション」を開催します。