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2017.05.12
第一回認知症高齢者の終末期ケア研修会「認知症高齢者の緩和ケア」を開催します。
2017.05.09
管理栄養士国家試験の合格率は98.5%~2017年3月卒業生
2017年3月19日(日)に実施された管理栄養士国家試験の結果が5月9日(火)に発表されました。健康科学部健康栄養学科では66名が受験して65名が合格、合格率は98.5%でした。なお、全国平均の合格率(新卒のみ)は92.4%となっています。 <管理栄養士国家試験合格率 4年間推移> 2014年卒2015年卒2016年卒2017年卒 受験者 65名 68名 63名 66名 合格者 65名 68名 59名 65名 現役合格率 100% 100% 93.7% 98.5% 畿央大学健康栄養学科11期生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、全国平均を上回る結果を出してくれました。学生諸君の努力の結果であり、拍手を贈りたいと思います。卒業生たちが今後、食と健康に関するあらゆる場面で活躍してくれることを願うとともに、来年の全員合格をめざし教職員一丸となって学生をサポートしていきたいと思います。 健康栄養学科 学科長 小西 洋太郎
2017.04.28
平成29年度 理学療法特別講演会「地域を支える理学療法士を目指して」(卒業生対象)
特別講演会は毎年、畿央大学卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて行っています。地域での認知症予防・フレイル予防に従事しておられる鹿児島大学医学部保健学科の牧迫飛雄馬先生に、今後の理学療法士の動向についてお話し頂きます。 なお本講演は、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開させて頂きます。 日 時 2017(平成29)年11月26日(日)10:30~12:00 (10:00~受付) 会 場 畿央大学 L棟1階 L103講義室 講 演 地域を支える理学療法士を目指して ー今後理学療法士にどのような動きが求められるかー 講 師 牧迫 飛雄馬 先生 / 鹿児島大学医学部保健学科 受講料 無料(卒業生以外は1000円) 懇親会 12:30~14:00 講演会終了後、懇親会を予定しています。軽食・ソフトドリンクを用意しています(無料) 申込方法 下記①~⑥を明記の上、E-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先(団体名、病院名等) 申込み締め切り 2017年11月20日(月)必着 ※定員に若干の余裕があるため引き続き申し込みは受け付けますが、資料準備のため事前申込にご協力をお願いいたします。 郵送先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 広報センター 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記) お問合せ TEL:0745-54-1603(担当:増田、伊藤、鈴木) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2017.04.26
近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」が始動しました。
4回目のコラボは、「麵メニュー」の開発! 管理栄養士をめざす畿央大学健康栄養学科らしい、香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクトが今年も始動しました。香芝SAとのコラボレーションも今年で4回目。昨年は「大和ポークを使用した丼物」をキーワードにメニューコンテストを開催し、現在でもグランプリ受賞の「ヤマトポークねばねばアボカ丼」。準グランプリ受賞の「まほろば大和のうるわし豚丼」は香芝SAのフードコートで販売。特別賞受賞の「1杯で2度美味しい一石二豚丼」と「ヤマトポークのトントン丼」は岸和田SAで人気メニューとして販売されています。 株式会社近鉄リテーリングサービスエリア事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開しており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で本学と2014年より連携しています。 名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道にいたるまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラッカー・ビジネスドライバー、休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっています。「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、畿央大学健康栄養学科(指導教員:中谷友美先生、米田武志先生、小西佳奈先生)が中心となって取り組みます。 2017(平成29)年4月20日、㈱近鉄リテーリングサービスエリア事業部の香芝SA山中支配人、永田副支配人による参加希望学生への事業説明会が開催され、30名の学生が集まりました。 ▼写真上)永田副支配人 写真左下)中谷先生 写真右下)山中支配人 健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生がたくさんいます。 今回は主に健康栄養学科2回生がプロジェクトに参加します! ▼事業所説明会に参加する健康栄養学科の生徒たち 単に「管理栄養士の卵ならでは」の発想だけではなく、繁忙期の現場オペレーションに耐えうるレシピの開発という調理の効率性が求められます。説明会に参加した学生達は、一生懸命メモを取り、説明の後の質疑応答でも、いろいろな質問をしながら、構想を練っていました。コンテストを経てグランプリ、準グランプリに輝いたメニューは香芝サービスエリアで販売される予定です。ご期待ください! 平成29年度 課題テーマ フードコートで販売する麺メニュー(うどん、そば、ラーメン) 日程内容 5月11日(木) 香芝サービスエリア見学会 5月18日(木) プレゼンテーション会(構想発表) 6月8日(木) メニュー質問会 6月22日(木) レシピ検討会(試食) 7月8日(土) コンテスト実施および結果発表 ・グランプリ(1チーム)、準グランプリ(1チーム)、特別賞(若干チーム)がそれぞれ授与されます。 ・入賞すれば10月頃、西名阪香芝SA(上下線)の近鉄レストランにて販売予定となります。 ・学生創作の全メニューを紹介した小冊子が制作されます。 【過去の商品化関連記事】 平成27年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 阪和自動車道 岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 健康栄養学科の学生が考案した弁当が近商ストアで販売されます。 平成26年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 平成25年度 西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。(平成25年度)
2017.04.26
平成29年度科研費交付内定、採択率は50%に
平成29年4月1日に平成29年度科学研究費助成事業(通称「科研費」)の交付内定が通知されました。 平成29年度は19件(転入転出を反映しない応募数に対する内定数)が新たに内定となり、継続している研究を含めると平成29年4月1日時点で45件もの研究が科研費の助成を受けていることとなります。 ※科学研究費助成事業は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、あらゆる「学術研究」を格段に発展させる独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。科研費は国の最大の研究支援であり、大学の研究力を表す指標の一つと言えます。 平成29年度 科学研究費補助金・学術研究助成基金交付内定一覧 さらには7月にも一部の研究種目の採択結果が発表されるため、更に上回る可能性があります。科研費の採択率(採択件数÷応募総数)は、全体では近年26%~28%で推移しているのに対して、本学は50%と非常に高い採択率となりました。 【関連リンク】 科研費採択件数、学生数5,000人以下の私立大学で関西1位に(平成28年度) 文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト)ホームページ 競争的資金 一覧
2017.04.18
第25回クリーン&歴史ウォークが行なわれました。
2017年4月16日(日)、畿央大学が後援しているイベント『第25回クリーン&歴史ウォーク』が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと年に2回開催されています。今回の行き先はエコール・マミ~ナガレ山古墳(馬見丘陵公園内)の約7Km。実は昨年4月に訪れようとしていましたが、残念ながら雨天中止となってしまいました。今回はお天気に恵まれ約90名の方が参加してくださいました。 近隣にお住まいの小さなお子様からご高齢の方、今回は盲導犬を連れてのご参加も頂きました。 畿央大学からは、教職員3名、学生ボランティア12名(KiPT、災害復興ボランティアHOPEFULほか)が参加してイベントの運営をお手伝いしました。ミーティングで歩道横断時の注意事項等を確認した後は、受付でゴミ袋・軍手・火バサミなど、清掃道具の貸し出しを行います。 【9:10】エコール・マミ営業所の方より主催者挨拶、深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)より実行委員長挨拶があり、引き続き松本大輔先生(理学療法学科)からストレッチとウォーキングのコツのご指導をいただきます。 馬見丘陵公園ではチューリップフェアの最終日ということで深田先生からはチューリップの花言葉について紹介がありました。チューリップの花言葉は『思いやり』。今日は思いやりの心を持ってクリーン活動に臨みます。 【9:30】予定通りふるさと広場から出発。既に汗ばむほどの陽気ですが、参加者の皆さんは健脚で美化意識が高く、タバコの吸殻や空き缶などを拾いながら元気にかつらぎの道を進みます。地域の皆さんは普段から清掃活動に力を入れておられ、かつらぎの道も住宅エリアもほとんどゴミが見当たりませんでした。 馬見丘陵公園内には多くの古墳がありますが、今回は、史跡「ナガレ山古墳」について、広陵町文化財ガイドの藤井様から解説をしていただきました。全長105mもあるという前方後円墳の半分が復元されて葺石で覆われ、周囲には円筒埴輪が並べられており、造営当時の様子に思いを馳せることができます。この埴輪、茶色の方は河合町の皆さんが粘土で作成されたもの、薄茶色の方はプラスチックで復元したものとのことで、軽く叩くと音の違いが分かります。 ナガレ山古墳は墳丘の上まで上ることができるのですが、周囲が見渡せてとても眺めが良いです。 ▲参加者全員で記念集合写真を撮影!(希望者は後日郵送していただけます) 松本先生と中間地点ストレッチをした後はいよいよ恒例のクイズ大会。KiPT(Kio Performance Team)の進行で「○×クイズ」のスタートです。問題は先ほど聞いた古墳の説明から全6問。全問正解者にはエコール・マミ専門店で使える商品券が進呈されるということで、皆さん真剣です。 お手伝いのHOPEFULメンバーも大いに盛り上げてくれました。最終まで残った7名の方が商品をゲットされました!今回は難問が多かったようです。 この後しばらく時間を取ってチューリップフェアを楽しみました。ゆっくり鑑賞されたい方はここで解散です。お疲れ様でした。 【12:30】エコール・マミに戻り、最後に松本先生による整理体操で締めくくりました。ボランティアとして参加した学生たちも、大学の近隣地域の歴史が再認識できました。今回は新入生が2名参加してくれました。受付や美化活動を通して先輩学生や地域の皆さんとの交流も深まったはずです。これから色々な活動に参加していってもらいたいですね。 畿央大学は地域に開かれた大学として、これからも地元のイベントに協力していきます。秋には、第26回目のクリーン&歴史ウォークが行われます。ご参加をお待ちしています。 【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、畿央大学 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所
2017.04.14
平成29年度 理学療法特別講演会「地域を支える理学療法士を目指して」を開催します。
特別講演会は毎年、畿央大学卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて行っています。地域での認知症予防・フレイル予防に従事しておられる鹿児島大学医学部保健学科の牧迫飛雄馬先生に、今後の理学療法士の動向についてお話し頂きます。 なお本講演は、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開させて頂きます。 日 時 2017(平成29)年11月26日(日)10:30~12:00 (10:00~受付) 会 場 畿央大学 L棟1階 L103講義室 講 演 地域を支える理学療法士を目指して ー今後理学療法士にどのような動きが求められるかー 講 師 牧迫 飛雄馬 先生 / 鹿児島大学医学部保健学科 受講料 卒業生は無料 申込方法 参加を希望される医療関係者の方は下記①~⑤の内容をE-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②住所(郵便番号から) ③電話番号 ④メールアドレス(お持ちの方) ⑤所属先(団体名、病院名等) 申込み締め切り 2017年11月20日(月) ※定員に若干の余裕があるため引き続き申し込みは受け付けますが、資料準備のため事前申込にご協力をお願いいたします。 本学卒業生はコチラをご参照ください。 郵送先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 広報センター 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記) お問合せ TEL:0745-54-1603(担当:増田、伊藤、鈴木) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2017.04.13
学生食堂の「愛称」が決定しました。
畿央大学では2015年にR棟(レストラン棟)が増築されカフェテリア方式の食堂が新たに誕生し、それ以来2つの食堂が営業しています。2016年4月には、両方の食堂がリニューアルされました。学内では今まで「新食堂」「旧食堂」と呼んでいましたが、新旧の区別なく皆が学食に親しみを持ち、居心地よく利用できるよう、教職員を中心とした組織“食堂改善プロジェクト”が発足し、昨年末に食堂改善アンケートと愛称募集を行いました。 愛称募集には、学生・卒業生・教職員から100件以上の応募があり、審査の結果、丼と麺の専門店(旧食堂)は「畿央食堂なごみ」、カフェテリア(新食堂)は「畿央カフェ カトレア」と名付けられました。 4月13日(木)昼休み、誕生した愛称を改めてお披露目するとともに愛称を考えた2名の方の表彰式を行いました。 学生食堂を運営している株式会社不二家商事(左)から賞品が贈呈されました! 「畿央食堂 なごみ」命名者 理学療法学科3回生 林壱晟さん(右)の受賞コメント まさか自分の考えた名前が採用されるとは思っていませんでしたが、採用されて嬉しいです!ありがとうございました。 「畿央カフェ カトレア」命名者 大学事務局 広報センター 伊藤誠さん(中央)の受賞コメント 創設者である冬木智子名誉学園長が愛し、冬木学園広報誌の名前にもなっている「カトレア」の花にちなんだネーミングにしました。建学の精神をこれからも大切にしたい、という思いも込められています。ちなみにカトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」。在学中にカトレアで多くの時間を過ごし、4年間を通して魅力的な大人になって欲しいと思います。 また150通以上いただいた食堂改善アンケートで要望の多かった弁当販売も試験的にスタートしました。授業が始まり、昼休みの時間帯は食堂が大変賑わっています。「カトレア」の食事を「なごみ」や地下ラウンジに持って行って食べたり、学食地下のヤマザキショップ(コンビニ)の利用も可能ですので、快適なランチタイムを過ごして頂ければと思います。 新名称が入った看板デザインの検討も進んでいますのでご期待ください。食堂改善プロジェクトは株式会社不二家商事と協働して、みなさんからいただいたアンケート結果を今後の食堂営業に還元していきます。 「カトレア」・「なごみ」を末永くよろしくお願いします。 畿央大学食堂改善プロジェクト教職員一同
2017.04.05
平成29年度入学式を行いました。
607名の新たな畿央生が誕生! 2017(平成29)年4月4日(火)、畿央大学健康科学部346名、教育学部220名、健康科学研究科28名(修士課程22名、博士後期課程6名)、教育学研究科(修士課程)4名、助産学専攻科9名あわせて607名の新しい畿央生が誕生しました。学部は午前10時、大学院と助産学専攻科は午後3時から入学式を行いました。 門出を祝うように雲ひとつない快晴のもと、新入生と保護者の方々でキャンパスは華やぎました。学科長から一人ひとり呼名され、初々しい面持ちで新入生が起立、冬木正彦学長による入学許可の言葉をしっかりと受け止めていました。学長式辞では、「冬木学園の一員として建学の精神を身につけ、能動的に学んでいただきたい。」と述べられました。 続いてご来賓の山村吉由広陵町長、香芝市の廣瀬教育長、清水隆平後援会長からも新入生へのエールの言葉をいただきました。 新入生代表健康栄養学科1回生の家崎明日佳さんから宣誓、在学生代表松岡紗夜さんから歓迎の言葉があり、閉式となりました。その後、教職員の紹介、学歌の紹介、学生による歓迎行事と続き、ジャグリング部とチアリーディング部が華を添えました。 また午後3時からは、大学院 健康科学研究科・教育学研究科および助産学専攻科の入学式が行なわれました。 大学院および専攻科の入学生、全員の名前が読み上げられ入学を許可された後、それぞれの研究科長、専攻科長から祝辞をいただきました。より高度な学びと研究活動に向けての決意を固める、緊張した中にも和やかな入学式となりました。 入学式の様子は、大学公式facebookページでもご覧になれます。
2017.04.05
全教職員対象「FD・SD研修会」を開催しました。
4月3日(月)、全教職員を対象としたFD・SD研修会を開催しました。 FDとはFaculty Developmentの略で「大学教員の教育能力を高めるための取り組み」のこと、SDとはStaff Developmentの略で「事務職員や技術職員の資質向上のための取り組み」を意味しています。 本学ではこれまでにもさまざまな取り組みを行ってきましたが、今回はこうした取り組みに関する昨年度の総括と今年度の課題について、教育推進室長補佐の石川裕之先生(教育学部現代教育学科)からお話をしていただきました。 昨今、大学教育は「Teaching」から「Learning」への転換を迫られています。すなわち教員が一方的に「教える」のではなく、学生が主体的に「学ぶ」ことを可能にすることが求められているのです。 学生の主体的な「学び」をサポートするために、大学はさまざまな準備をしています。今回の研修会では、その中でも昨年度から今年度にかけて整備・導入された「3つのポリシー」と「科目分類番号」についての説明をしていただきました。 「3つのポリシー」とは畿央大学が「どのような学生を受け入れて」「どのような教育を行い」「どのような学生を送り出す(学位を授与する)か」という方針を具体的に示したもので、それぞれ「アドミッションポリシー」「カリキュラムポリシー」「ディプロマポリシー」と呼ばれています。また「科目分類番号」の作成とは俗に「ナンバリング」などとも呼ばれますが、学問分野や難易度を英数字で示した分類番号を各授業科目に振ることによって、1つ1つの授業科目をカリキュラム上に体系的に位置づけることを指します。したがって「科目分類番号」の作成は「学び」の指針を明確にする手助けとなるものです。 こういったさまざまな取り組みを通じて、畿央大学ではこれからも学生の皆さんによりよい「学び」を実践してもらえるよう努めていきたいと考えています。