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2016.01.14
現代教育研究所プロジェクト研究成果報告会のご案内
畿央大学現代教育研究所が平成25(2013)年度より取り組んできたプロジェクト研究の成果報告会を行います。 畿央大学の研究リソースを学校・園の現場の教育力向上に活かすべく,現職の先生方の協力を得ながら進めてきたものです。 6つの報告の合間には、私たちと現場の先生方が日頃の課題について交換し合うブレイクタイムも用意しております。 皆様のご参加をお待ちしております。 プロジェクト研究の概要につきましては、下記URLをご参照下さい。 https://www.kio.ac.jp/rime/study/ 日 時 2016年3月5日(土) 13:00~17:30 会 場 畿央大学 E102講義室 (受付12:30~E棟1階入口付近) →アクセスはこちら 内 容 プロジェクトⅠ報告 13:10~13:50 「小学校現場における図画工作科教科書教材活用のあり方の研究」 プロジェクトⅡ報告 13:50~14:30 「初等中等教育の情報化および情報科教育の実践開発研究」 プロジェクトⅢ報告 14:30~15:10 「CEAS/Sakaiを媒介とした教師、学習者、学習教材の相互関係づくりを目指した英語授業創造のための実証的研究」 【ブレイクタイム】15:20~15:45 プロジェクトⅣ報告 15:50~16:30 「教員養成大学・学部における地域貢献の取り組みに関する事例研究」 プロジェクトⅤ報告 16:30~16:55 「ダイバーシティ教育開発の基礎的研究」 プロジェクトⅥ報告 16:55~17:20 「小中連携を視野に入れた英語 Can-Do Listの作成」 定 員 80名(先着順、参加無料) 【参加申込方法】 ① 氏名(ふりがな)、②勤務先、③連絡先住所・電話番号、④メールアドレスを明記のうえ、FAXもしくはメールで、2月29日(月)までにお申込みください。 なお、畿央大学卒業生の方は⑤卒業年月を明記してください。 ※申込み票は、こちらからもダウンロードできます。 【宛先】 畿央大学総務部 現代教育研究所プロジェクト研究成果報告会係あて FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp 【お問い合わせ】 畿央大学総務部 TEL:0745-54-1602 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。
2016.01.08
人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展(奈良県文化会館)のご案内
2015年度の人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』は、奈良県文化会館D展示室で行います。 在学生の4年間の集大成となる卒業研究・作品43点が展示される予定です。ご来場をお待ちしております。 会 場 奈良県文化会館〒630-8213 奈良県奈良市登大路町6-2【TEL】0742-23-8921 →アクセスはこちら 主 催 畿央大学 健康科学部 人間環境デザイン学科 日 時 2016年2月27日(土)10:00~18:00 2016年2月28日(日)10:00~16:00 備 考 入場無料 ▲クリックで拡大します。 【関連リンク】 ●人間環境デザイン学科「2014年度卒業研究・作品展」を開催しました。 …昨年のイベントレポート ●人間環境デザイン学科 作品ギャラリー …過去の卒業作品をまとめた特設サイト
2016.01.04
2016(平成28)年冬木学園「仕事始め式」を行いました。
2016(平成28)年1月4日(月)午前10時30分より、学校法人冬木学園の「仕事始め式」が冬木記念ホールにて行われました。畿央大学・関西中央高等学校・畿央大学付属幼稚園の教職員約170名が一堂に会し、新たな1年のはじまりをともに過ごしました。 冬木智子名誉理事長、冬木正彦理事長、金子健康科学研究科長、白石教育学研究科長、前平教育学部長、西川校長、宮本副園長からそれぞれ年頭のあいさつがあり、今年も教職員が一丸となって建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の具現化に向けて邁進していくことを確認しました。 2016年5月には、学校法人冬木学園は創立70周年を迎えます。今年も学校法人冬木学園および畿央大学をよろしくお願い申し上げます。
2015.12.25
理学療法学科教員が「運動器の10年・優秀賞」を受賞しました。
運動器の10年とは「世界保健機関(WHO)の「BONE AND JOINT DECADE 2000-2010」に呼応し、世界各国と連携して、種々の原因による運動機能障害からの 開放を目指し、終生すこやかに身体を動かすことができる「生活・人生の質(QOL)」の保証される社会の実現をめざす活動」(運動器の10年ホームページより)です。日本でも2000年から「骨と関節の10年」日本委員会による活動がスタートし、2011年からは一般財団法人運動器の10年日本協会によって活動が展開されています。 今回、平成27年度「運動器の10年」世界運動・普及啓発推進事業において「全世代を対象とした足趾握力(足の指の握力)と身体機能の関係についての調査・研究と足趾握力の重要性についての地域住民への啓蒙活動」という取り組みで、本学理学療法士学科 瓜谷大輔助教が“運動器の10年・優秀賞”を受賞しました。 【平成27年度 運動器の10年・日本賞 審査結果はコチラ】 【平成27年度 運動器の10年・日本賞 審査委員による選評はコチラ】 瓜谷大輔助教の受賞のコメント我々は足趾握力に関する研究活動として、これまでに研究成果を国際学術誌や国内外の学会で報告してきました。 足趾握力計の開発とその信頼性の検討(福本, 瓜谷, 他. 畿央大学紀要. 2011.; Uritani, et al. J Phys Ther Sci. 2012.) 20代~70代の日本人男女の性別・年代別の足趾握力の標準値作成 (Uritani, et al. J Foot Ankle Res. 2014.) 足部形態および足部機能において足趾握力に関連する要因の調査(Uritani, et al. J Foot Ankle Res. 2015.) 未就学児における足趾握力と体力との関係についての調査(瓜谷、他.第50回日本理学療法学術大会.東京) 足趾握力と変形性膝関節症の関係についての調査(Uritani, et al. WCPT2015. Singapore.) 足趾握力とバランスおよび移動能力との関係についての調査(Uritani, et al. ISPRM2015. Berlin.) また実践活動としては、奈良県広陵町や橿原市での地域住民に対する足趾握力測定と啓蒙活動、奈良県大和高田市での運動器の機能向上事業における足趾機能改善プログラムの実施、奈良県田原本町立のすべての小学校や奈良県橿原市内の幼稚園・保育園での足趾握力の測定と結果報告などを我々の研究結果も地域に還元しながら行ってきました。 昨今、足趾と健康の関係について注目が高まっていますが、我々の活動がエビデンスの構築や地域での実践活動のヒントとなれば幸いです。 最後になりましたが、これまでの取り組みに際してご協力いただきました多くの皆様方に心より御礼申し上げます。 畿央大学では今後も社会の発展に寄与するため、教育研究活動に取り組んでいきます。 【瓜谷助教 関連記事】WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞!理学療法学科教員が衣料品メーカーと商品開発の共同研究!足趾の機能に関する研究論文が国際学術誌に掲載!~理学療法学科教員 奈良県立医科大学口腔外科との共同研究!~健康科学研究科・理学療法学科
2015.12.22
畿央大学ヘルスプロモーションセンター連携「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座説明会」が開催されました。
初の広陵町と香芝市合同の養成講座に定員を超す応募がありました! 昨年平成26年度は広陵町地域包括支援センター主催による介護予防リーダー養成講座を実施し、第1期卒業生を輩出、その後『KEEP』(Koryo Elderly Encouragement Project、広陵町の高齢者を励ますという意味)として町内の運動教室、介護施設や認知症カフェなどで活動を続けています。その第2弾として、平成28年1月から3月にかけて広陵町と香芝市の合同開催による「介護予防リーダー養成講座」を開講するにあたり、受講生募集説明会が平成27年12月18日(金)午前10時から畿央大学の会議室で開催されました。 この日集まったのは、広陵町民18名、香芝市民15名、計33名の受講希望者でした。 広陵町増田福祉課長のご挨拶のあと、畿央大学理学療法学科高取克彦准教授から昨年度の実例をもとに、本事業の概要をわかりやすく説明していただきました。超高齢化社会を迎えて、増大化する福祉医療関係費用を抑制していくためにも介護や一次予防については地域の元気な高齢者が中心になって虚弱高齢者を支え続ける仕組みの構築が必要です。今年度奈良県介護大賞を受賞した住民ボランティアグループ「KEEP」のメンバーも「地域で支え合う街づくり」、「高齢者の生きがいづくり」に結びついている現状を披露するとともに、2期生となる受講者の方々に引き継いでいってほしいと熱く呼びかけました。 【第1期生の様子】 広陵町連携「広陵町介護予防リーダー養成講座」の事前説明会が行なわれました。 広陵町連携「介護予防リーダー養成講座」を開催しました。 広陵町連携「広陵町介護予防リーダー養成講座」~初めての学外実習を実施! 「広陵町介護予防リーダー養成講座」修了式を行いました。 「広陵町介護予防リーダー養成講座」第2回フォローアップ研修を開催しました。 広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。
2015.12.10
平成28年度 在外研究説明会を開催しました。
本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。平成28年度の在外研究員には教育学部現代教育学科の大城愛子講師が選ばれました。平成28年4月から平成29年3月までの期間、スウェーデンのGöteborg University(イェーテボリ大学)で研究活動にあたられます。これに先立ち、平成27年12月3日(木)に行われた在外研究説明会の様子を紹介します。 研究課題名 スウェーデンにおけるEducare理念に基づく幼児教育・保育の理論と実践に関する研究 (英文)Study on 'Educare model' ECEC theory and practice in Sweden 在外研究機関 Göteborg University, Department of Education, Communication and Learning 受入研究者 Professor Ingrid Pramling Samuelsson これまで、大城先生はスウェーデンにおける幼児教育と保育に関する研究をされてきており、科学研究費助成事業(科研費)では、以下の研究課題が採択され、研究成果をあげられています。 就学前教育・保育施設の設置主体多元化に関する日瑞比較研究(2009年度-2011年度、若手研究(B)) 幼保一元カリキュラムの策定及び実施に関する日瑞比較研究(2012年度-2014年度、若手研究(B)) スウェーデンにおける幼児教育・保育と義務教育の学びの連続性に関する研究(2015年度採択、基盤研究(C)) 説明会では研究計画に基づき大城先生より、福祉国家路線を歩んできたスウェーデンにおいては、乳幼児に対して教育とケアを統合したEducareという理念に基づいて幼児教育と保育を就学前学校(förskola)と呼ばれる施設で一体的に展開されていることが紹介され、Educare理念に基づくスウェーデンの幼児教育・保育の3つの特徴が説明されました。 1.スウェーデンにとって、福祉国家を維持していくためには、子どもの自律的な成長を促すことによる人材育成の観点から 重要であり、就学前学校の普遍性・平等性を保障することが重視されている。 2.低年齢の時期はケアの占める割合が大きいものの、就学前学校は「一生涯にわたる学びのスタート」と考えられており、 1歳児からケアだけでなく、教育的な目的をもって幼児の活動が構成されている。 3.1歳から5歳児を対象とした就学前教育と義務教育以降の学校教育が制度的に統合されていること。つまり、子どもの 年齢に応じて教育とケアの割合を段階的に変化させることにより、子どもの自律的な成長を促していること。 在外研究では先行研究をもとに、学術的な観点からスウェーデンにおけるEducare理念に基づく幼児教育・保育の理論と実践について研究されます。 また、受入研究者である、Professor Ingrid Pramling Samuelsson(イングリッド・プラムリング・サミュエルソン教授)はスウェーデン国内のみならず、OECD、UNESCO関連の調査研究でも実績がある他、OMEP(世界幼児教育・保育機構)の主要なメンバーの一人であり、スウェーデンの幼児教育・保育研究の第一人者で世界的な研究者であることが紹介されました。 最後には、大城先生自身が研究者を目指されたきっかけが、高校生時代におけるスウェーデンでの体験であることが紹介され、在外研究員としてスウェーデンの地で研究できる喜びについて語られ、在外研究員に選定されたことに対する謝意が述べられました。 日本の幼児教育・保育環境は大きな変化が生じており、このような状況の中、世界的な研究者と共に、子どもの自律的成長を促すという観点から教育とケアを保証するEducare理念について研究されることは大変意義深いことであるといえます。1年間、研究に没頭できる環境の中、多くのことを探求し、吸収し、大城先生の更なる飛躍につながることを期待します。 【関連記事】畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究中間報告会及び在外研究報告会を開催しました。
2015.12.09
高校「情報科」におけるクラウドを活用したWebサイトの構築と情報発信に協力しました~教育学研究科
畿央大学大学院教育学研究科では、①いじめや不登校の問題、② 特別支援教育の充実、③ ICTを活用した教育方法・技術の開発・応用の三つの課題を中心に教育研究に取り組んでいます。 今回は、関西中央高校との③ICTを活用した教育方法・技術の開発・応用の研究に繋がる取り組みを紹介します。 11月21日(土)、桜井市にある関西中央高校(冬木学園)にて、クラウドサービスを利用した情報発信の実践が行われました。本実践では、無償でかつクレジットカードの登録なしに利用できる学生支援サービス(DreamSpark)により、マイクロソフトの最新クラウドサービス(Microsoft AZURE)を活用し、Webサイトを構築しました。 実践に取り組んだのは、関西中央高校の表現・情報コースの2年生16名と同校の教務部長であり、情報科担当でもある村上徹教諭です。教科「情報」(科目名:「情報の科学」)においてネットワークに関係する単元の実習として(株)日本マイクロソフト、Microsoft MVP for Microsoft Azureの廣瀬一海氏、および西端律子教授(いずれも畿央大学大学院教育学研究科)らの全面的なバックアップのもと実施されました。 100分という限られた時間の中で、マイクロソフトアカウント及びDreamSparkの登録、Azureの設定、Webサイト制作アプリケーションのダウンロードおよび構築を行いました。その中では、実習のみならず、進化するクラウドサービスによる情報化社会の進展やパスワード管理の重要性などの講義も含まれています。 村上教諭は「ネットワークに関する学習はなかなか机上の学習では理解しづらいことが多く、また最先端のテクノロジーは教科書ではカバーできないので、最先端の現場をよく知る廣瀬さんの話を聞く機会は生徒にとって貴重な経験となりました」と述べています。また、授業後、生徒の一人、森本凜さんは「とても楽しく授業をしてくださって有難うございました。クラウドの知らないことを学べてとても嬉しく楽しかったです。もっと長時間学びたかったです。」とコメントしていました。 現在、高等学校では情報科が必履修科目であり、情報活用の実践力、情報の科学的な理解、情報社会に参画する態度の3観点から授業が行われています。しかし、情報技術に関連する分野は日進月歩であること、また、教科書という性質上、執筆から発行および実際に使われるまでに数年のタイムラグがあることなどから、「クラウド」の記述のある教科書は限られています。 多くの情報サービスがクラウド上で展開され、知らず知らずのうちにクラウドサービスを利用している社会において、その仕組みを科学的に理解するだけでなく、情報発信という体験を通し、情報活用の実践力および情報社会に参画する態度の醸成をめざした、貴重な実践でした。実際に教材を作成し、実践指導をおこなった廣瀬氏によると、今回利用した教材は広く公開するとのことで、今後多くの高等学校での活用が期待されます。 今後も畿央大学大学院教育学研究科では、教育現場の実践で活躍している先生方と連携しながら現代教育の問題の解決に寄与していきます。 【関連記事】畿央大学大学院教育学研究科開設フォーラムを開催しました。 働きながら通える「畿央大学大学院」のヒミツって?(YouTube) マイクロソフト「MVPグローバルサミット2015」参加レポート~大学院教育学研究科教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。
2015.12.07
広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト「畿央大学シニアキャンパス」を開催しました。
広陵町地域包括支援センター共催、シニア向け健康増進イベントを初開催! 平成27(2015)年12月6日(日)に「畿央大学シニアキャンパス~ロコモと認知症の意外な関係~」が行われ、近隣地域のシニア世代約50名の方にご参加いただきました。このイベントは、広陵町と畿央大学が連携して今年度からスタートした広陵町×畿央大学 KAGUYAプロジェクトのキックオフイベントです。 この事業は、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成27 年度~平成31 年度)「ソーシャル・キャピタル創出とヘルスケアデータ一元化による地域包括ケアシステム研究拠点の形成」の助成を受けて実施されます。 近年、健康は個人の努力だけではなく「地域の力」「社会の力」も重要だと言われています。地域のつながりや、社会経済的要因が健康に影響を及ぼすことも明らかになってきました。KAGUYA プロジェクトは、地域で活躍する学生ボランティアや住民リーダーを育てながら、さまざまな健康データを集めてその関係を調査することで広陵町の健康状況を「見える化」し、「どんな要因が健康に影響するのか」を探る、”地域密着型研究プロジェクト”で、地域住民の皆さんに向けた初めての取り組みが、この畿央大学シニアキャンパスです。今回は、下記3つのプログラムを準備しました。 1.ロコモティブシンドローム予防ミニ講座/ロコモ度チェックコーナー まずは理学療法学科教員による講座を受講して、ロコモティブシンドロームについて学びを深めます。加齢や生活習慣が原因で足腰の機能が衰えることをロコモティブシンドロームと呼びます。 ▲山村広陵町長(写真一番左)にも受講していただきました。 続いて、知識を習得したら即実践ということで、実際に身体を動かしながらロコモ度チェック(立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25アンケート)を実施しました。 2.認知症カフェ/ミニ講義・介護相談コーナー 看護医療学科の教員が認知症に関するミニ講義を行った後に、iPadを使った認知症チェックと3本のモールを使っての「オレンジロバ」制作など、盛りだくさんのプログラムとなりました。指先を細かく動かすことは、脳の活性化にもつながります。 ▼松井教育長にも受講して頂きました(写真右上:右) 3.KEEPお手軽運動教室 ロコモ・認知症の講座終了後、最後に介護予防リーダーKEEPによる運動教室を開催しました。KAGUYAプロジェクトでは健康増進事業を推進しながら、住民リーダーがこういったイベントに参加・協力することが各自の健康意識等にどのような影響があるのかも研究的側面から見ていきます。 参加いただいた皆さんからは「また参加したい」「老後に前向きな気持ちになれた」「行政と大学、医療の連携に期待している」「体力を数値化できてやる気が出た」などの感想をいただくなど、好評のうちに終了することができました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。 またイベント終了後には「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトキックオフミーティング」を開催し、畿央大学教員、TASK、KEEP、広陵町包括支援センター職員が一堂に会し、プロジェクトの趣旨を確認しました。 畿央大学は、シニアキャンパスを皮切りにKAGUYAプロジェクトを通して広陵町の健康づくり、まちづくりに貢献していきます。 KAGUYAプロジェクト紹介リーフレット 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトfacebookページ 広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の記者会見を行いました。 畿央大学ヘルスプロモーションセンター
2015.12.07
ものづくり元気企業マッチングフェア2015に出展しました。
ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターが賑わいました! 南都銀行主催・南都経済研究所協力による<ナント>ものづくり元気企業マッチングフェアの第1回が2003年に行なわれてから13年。一昨年までは、”マイドームおおさか”を会場としていましたが、昨年より大阪の顔ともいえる梅田のグランフロント大阪に移って一段と洗練された感があります。今年度も2015(平成27)年12月2日(水)10時から17時まで、「自ら開発した新製品、技術などを展示・PRし、販路開拓、業務提携などのビジネスマッチングを求める」奈良・大阪の元気な中小企業73社を集めて開催されました。 畿央大学は質の高い教育を実現する熱意ある教員陣の指導のもと、学生とともに、近隣の市町村・商工団体・企業との連携による共同研究に重点を置き、製商品開発協力にも積極的に取り組んでいます。本学は平成22年から出展し今回で6回目になり、大阪のものづくり企業や商人に畿央大学を知っていただく良い機会になっています。会場入り口の人通りの多いところにブースを頂き、本学の地域連携の取り組みについて紹介させてもらいました。 会場が梅田のグランフロント大阪ということで関心のあるBtoB企業(主に企業を相手に取り引きをしている企業)だけが来場し一般個人はほとんど来ない、まさにビジネスマッチングに相応しい会場の雰囲気でした。
2015.12.03
畿央大学大学院教育学研究科開設フォーラムを開催しました。
開設記念フォーラムは約100名の参加者を得て、盛大に開かれました!!テーマ「学級をめぐる教育臨床知の創造 ~「個」と「集団」をキーワードに、「自立」と「協働」に向けて~」 2016(平成27)年11月21日(土)の午後、約100名の参加をいただき、熱気あふれる中、畿央大学大学院教育学研究科 開設記念フォーラムが開かれました。 本学大学院教育学研究科は、① いじめや不登校の問題② 特別支援教育の充実③ ICTを活用した教育方法・技術の開発・応用の三つの課題を中心に、教育研究に取り組んでおり、これらの最先端の研究成果を報告するとともに、「個」と「集団」をキーワードとして整理し、学級をめぐる教育臨床知を高めていくフォーラムとなりました。 最初に、白石研究科長から、本学の目指す「臨床知」についての基調報告があり、教育現場の実践研究と大学の理論研究の融合を目指す本学の理念と、今回のテーマである「個」と「集団」の相補性の意義について述べられました。 続いて、取り組んでいる3つの分野の課題について報告が行われました。「いじめ・不登校問題の分野」からは、本学大学院の細越寛樹先生と大阪府立岬高等学校の濵﨑年久校長先生が、個と集団の多様性やそれをとらえる力量の向上、規律性と親和性のバランスなどについて報告がありました。 「特別支援教育の分野」からは、本学大学院の渡邉健治先生と香芝市立下田小学校の芳倉優富子先生から、集団の中での個別化や個別的なアプローチの大切さや、個が学んだ力を活躍させて自信や達成感を味わわせる集団の場についての報告がありました。 「ICTの分野」からは、本学大学院の西端律子先生と大和高田市立陵西小学校の木村優希先生から、ICTを活用した個や集団へのアプローチの最先端の取組や成果とともに、タブレット端末を使い、学級外へと広がった協働学習の実践や今後の課題についての報告がありました。 3つの報告後、交流会として、それぞれの報告者への質疑応答とともに、集団のもつ力の大きさやそれを引き出すポイント、各分野での今後の研究・実践の展望について交流しました。 3つの異なる分野での、まさに協働となったフォーラムでしたが、① 個を取り巻く集団の多様性、② 個と集団の理解を深めていくことの重要性、③ プラスにもマイナスにも働く集団のもつ力の大きさと可能性などを確認し、それぞれの分野での今後の深化を期待して、フォーラムが終了しました。 さらに、その後の懇親会にも、多くの参加をいただき、至る所で話の花がどんどんと咲き、ここでもまた、協働の場となりました。 最後になりましたが、登壇いただいた方をはじめ、参加していただきました皆様、ありがとうございました。本学大学院は、益々の発展を目指して頑張って参ります。ご支援のほど、よろしくお願い致します。なお、本フォーラムの様子は、翌日に奈良新聞にも大きく取り上げていただきました。 報告 教育学研究科主任 教授 島 恒生 【関連リンク】 大学院教育学研究科 働きながら通える「畿央大学大学院」のヒミツって?(YouTube)