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2015.11.12
広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。
11月8日(日)に奈良介護大賞の授賞式がなら100年会館で行われ,本学が実施した「介護予防リーダー養成講座」から生まれた住民ボランティアグループ「KEEP※」が、奈良介護大賞に輝きました。この賞は、県が「奈良県内で、オリジナリティあふれる介護の工夫や、地域の人たちに介護のことを知ってもらったり、協力し合うことなどで、介護する側も介護される側もともに幸せに生活しているような活動を行っている個人の方や団体」を募集し、優れた活動に対して表彰するものです。 ※ KEEP…広陵町介護予防リーダーの愛称で、Koryo Elderly Encouragement Projectの略。 介護予防リーダー養成講座は2015年1月~3月に本学が広陵町福祉課地域包括支援センターと連携して行ったものです。市町村単独でのリーダー養成ではなく、シルバー大学のスタイルを導入して大学教員が中心となって養成を行うこと、また実際の現場へ実習に行くカリキュラムを取り入れた実習型の養成がこの講座の大きな特徴であり、全国的に見ても数少ない取組みです。定員10名に対して30名以上の応募があり、合計11回のプログラムを30代から70代まで37名の方々が修了されました。その後も月1回のフォローアップ研修を開催し、KEEPメンバーによるサロンの立ち上げやミニ運動教室の開催など活躍の場が広がっています。また今年度からは健康に強いまちづくりと地域密着型研究を進める広陵町との連携事業「KAGUYAプロジェクト」がスタートし、KEEPの活躍の場は今後も広がっていきます。2016年に第2回介護予防リーダー養成講座の実施も決まっていますので、興味のある方は広報誌をご確認ください。 ▼受賞式の様子 ▼奈良県副知事から表彰状の授与 養成講座を担当している高取先生と、同賞に推薦された松田晴子氏よりコメントをいただきました。 理学療法学科 高取克彦准教授のコメント 今年度は20件の応募があり,そのうち2件が「大賞」に選ばれました。受賞された取り組みはどれも素晴らしいものばかりで,地域づくりに懸命に活動する方々の熱意に深く感銘を受け、これからのヘルスプロモーションには健康づくりの担い手となる住民リーダーの育成と「地域で支え合う」街づくり、高齢者の生きがいづくり、出番づくりが重要だと再認識しました。 広陵町と本学の連携事業「KAGUYAプロジェクト」の一部でもあるKEEPは、まさにその重要な役割を果たす存在であり,多くの自治体から注目されています。大学がそのリーダーさん達の養成の場である事,また養成後の活動にも多く関わらせて頂き,その取り組みが今回、介護大賞という形で認められたことは本当に嬉しい限りです。今後は介護予防だけでなく、高齢者の生きがい・出番づくり、世代間交流など、益々活動の場が広がるKEEPを理学療法士の目線からこれからも応援していきたいと思います。 ▼修了式の様子(山村広陵町長を囲んで) KEEPについて:松田晴子さん(理学療法士:介護予防リーダー養成講座の講師を担当) 広陵町介護予防リーダーの皆さんは、行政主導による介護予防の「サポーター:手伝い」ではなく「リーダー:自ら率先していく」としての自覚を持っておられます。またKEEPの皆さんが提供する運動や認知症予防レクリエーションなどは既存のプログラムの紹介ではなく、オリジナリティーあふれる項目を自ら立案しているものです。これらの実践スキルを持っておられることは全国的にも珍しく、対象者だけでなくリーダー自身の健康増進にもつながっています。また養成講座受講後もフォローアップ講座を設け、住民による主体性のある地域づくりや、閉じこもりがちな高齢者を引き出すためにできることについて話し合いをし、運動スキルを高めるための実技講習などを重ねています。より高いスキルアップを目指しリーダー自身の主体性を高めていることも全国的に見ても少ないと思います。 KEEPは現在6グループに分かれて活動しています。運動教室では基本的なストレッチや筋力強化、バランス強化などの運動の他に、班ごとにメニューが違います。A班のメンバーは70代後半の方が多く、利用者さんと同世代のため共感し笑いの絶えない雰囲気です。B班は尺八の奏者がおられ、運動の後に演奏を披露してくれます。C班はアロマをたいてリラックスさせる場を作り、自分たちで作成した運動用具(新聞を丸めた作った棒など)をうまく利用しています。D班には元音楽教師がおられ歌に合わせたダンスやレクリエーションが得意です。E班は歯科衛生士がおり、口腔ケア歯の健康に力を入れています。F班はボールを使ったゲーム形式でのレクチャーがとても好評です。それぞれの特技や趣味を活かしており、利用者さんが元気になるだけでなくリーダー自身の生きがいにもつながっています。さらに、リーダーが運動や教室運営などで生じる疑問点の解消や意見交換または交流のためにKEEPメンバーとリハビリテーション専門職、地域包括支援センター保健師でメーリングリストを作成し、専門職といつでも相談できるように全員が「つながって」います。 広陵町総合保健会館では毎月2回KEEPの運動教室か開催されていますが、参加者の延べ人数は400名をこえています。また地区公民館へ出向いての体操やレクリエーション、広陵町全住民参加型イベント(チャレンジデー)でもの体操指導、町内4か所で実施されている一次予防運動教室などこれまでの活動実績をみると、のべ約600名の高齢者がKEEPの活動に参加しています。わずか半年で広陵町の高齢者人口約6,000名の10%がKEEPの活動に何らかの形で参加していることになります。 「KEEPに入るまでは私自身が閉じこもりだった」とメンバーの一人の方がおっしゃっていました。養成講座や運動教室を通じKEEPメンバー同士の絆が深まり、活動がリーダー自身の生きがいになっていると実感しています。 一人のリーダーは、住んでいる地域の自治会館にてサロンを立ち上げました。このサロンはストレッチや筋力強化だけの運動だけでなく懐かしい歌謡曲を歌い、お茶を出しておしゃべりをして過ごします。一人暮らしの高齢者も多く閉じこもりがちなのでサロンへ来てもらい顔なじみになって交流できる場所を作り、みんなが安心して暮らせる街にしたいと毎月のサロン開催を楽しんでいます。加えて11月からは町内4カ所での運動サロンを立ち上がる予定で、今後ますますの活躍が期待されます。 【関連リンク】 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.18~ロコモ予防 in シニアキャンパス! 「広陵町介護予防リーダー養成講座」修了式を行いました。 「広陵町介護予防リーダー養成講座」第2回フォローアップ研修を開催しました。 広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の記者会見を行いました。
2015.11.06
12/6(日)「畿央大学シニアキャンパス~ロコモと認知症の意外な関係~」を開催します。
広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」キックオフイベント 12/6(日) 畿央大学シニアキャンパス開催! 畿央大学は地元広陵町と連携して、健康に強いまちづくりをめざす「KAGUYAプロジェクト」をスタートします。畿央大学の教員や学生が、地域住民の皆さんと一緒に地域を活性化しながら健康増進、住民リーダー(KEEP)育成、認知症予防、健康意識の向上などにこれまで以上に取り組んでいきます。そのキックオフイベントとして「畿央大学シニアキャンパス」を開催することになりました。 畿央大学の教員、学生チーム、役場、住民ボランティアチームが協働して地域のシニア世代の方々の健康づくりを応援するイベントです。ぜひご参加ください! このイベントは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ソーシャル・キャピタル創出とヘルスケアデータ一元化による地域包括ケアシステム研究拠点の形成」の助成を受けて実施されます。 畿央大学シニアキャンパス チラシ ●スケジュール 受付開始9:00~ 回プログラムAプログラムB 9:30~10:00 ロコモティブシンドローム予防ミニ講座① 認知症カフェ「KIOオレンヂ喫茶 in 畿央大学」 ミニ講義「認知症を知ろう」① 介護相談コーナー① 10:00~10:30 ロコモ度チェックコーナー① 10:30~10:40 ~休憩・入れ替え~ 10:40~11:10 ロコモティブシンドローム予防ミニ講座② 認知症カフェ「KIOオレンヂ喫茶 in 畿央大学」 ミニ講義「認知症を知ろう」② 介護相談コーナー② 11:10~11:40 ロコモ度チェックコーナー② 11:45~12:00 KEEP(広陵町介護予防リーダー)によるお手軽運動教室 ●準備の都合上、事前申込へのご協力をお願いいたします。 ●イベント詳細 対 象 シニア世代の方 参 加 費 無料 主 催 畿央大学ヘルスプロモーションセンター 共 催 広陵町地域包括支援センター 申込方法 メール、ハガキ、FAXのいずれかで下記必要事項を記入の上、お申込みください。 ①氏名(ふりがな) ②年齢 ③住所 ④電話番号 ⑤メールアドレス 【問い合わせ・申込み先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 シニアキャンパス係 電話:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 E-mail:info@kio.ac.jp
2015.11.02
広陵町制60周年記念式典に冬木副学長と畿央大学パフォーマンスチームKiPTが参加しました。
2015(平成27)年10月31日(土)10時より、広陵町かぐや姫ホールにて広陵町制60周年記念式典が盛大に挙行されました。式典には来賓として冬木正彦副学長が、第2部の司会として畿央大学パフォーマンスチーム「KiPT」が参加しました。 オープニングでは広陵金明太鼓の見事な演奏で幕を開け、60周年で新たに生まれ変わったイメージキャラクター「かぐやちゃん」、広陵町歌・イメージソング紹介と続きました。 本学は開学以来、地元広陵町とさまざまな分野で連携・協力を進めていますが、オープニング終了後に上映された広陵町60年を振り返るビデオの中でも、その一端が紹介されていました。 ▼馬見フラワーフェスタでの靴下ファッションショウ(人間環境デザイン学科の学生が靴下をデザイン) ▼広陵元気塾(教員が運動・栄養指導などに協力) ▼広陵町と本学での包括連携協定調印式 記念式典に引き続き第2部は「輝け!未来の主役たち」と題して子どもたちが主役の式典が開催されました。広陵町からの要請で、KiPTの4名(4回生2名、1回生2名)が司会に大抜擢され、ただならぬ緊張感の中で見事、大役を務め上げました。第2部は笑顔や笑いのあふれる、ぬくもりの伝わるものになりました。 式典終了後には山村広陵町長から直々にKiPTに労いの言葉をかけていただき、記念撮影にも快く応じていただきました。 広陵町のますますの発展を祈念するとともに、本学も健康・教育分野で協力・協働しながら良い大学づくり、まちづくりを進めていきます。 ▼左から冬木副学長、KiPTの学生、山村町長 広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の記者会見を行いました。 広陵町と包括連携協定の調印式を行いました。 オフィシャルサイト 学生主体の活動(KiPT)
2015.11.02
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第2回料理教室」を開催しました。
健康栄養学科学生がプロデュースする「なすびのあれこれ」講義と調理実習! 畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して3年目になります。1~2年目は同市場で取り扱われる大和野菜や大和肉鶏、大和ポークなど県産食材を使ったレシピ作りを行い、食祭市や「全国豊かな海づくり大会」等のイベント出展・試食会を実施してきました。今年は市場発展のためにデモンストレーションができる厨房施設「ならいちばのキッチン」が完成し、7月25日に第1回料理教室を開催しました。そして、2015(平成27)年10月31日(土)、毎月最終の土曜日に開催される「食祭市」の賑わいのなか第2回料理教室が開かれました。 今回は青果卸売協同組合連携ということで講座の冒頭に、株式会社ならにっか常務取締役西川尚之さんから大和野菜についてお話していただき、続いて畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子教授、金一玲助手)の3回生8名が「なす」を使った講義と調理実習(なすのかば焼き丼)を実演しました。前回9月食祭市来場者から受講者を募り集まった11名の方々はベテラン主婦ばかりで、20歳そこそこの学生たちはお母さんやお祖母さんの前で教えるような感じで冷や汗が出たそうです。 奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄筒井駅徒歩10分)の食祭市は毎月最終土曜日9時~12時の午前中のみ一般の方向けに開催されています。毎回目玉商品を設定したり、まぐろ解体ショーが楽しめたりしますが、一番は良いものをお安く買える!ということです。ぜひみなさん、お越しください。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第1回料理教室」が開催されました。 2015年9月19日~23日、JR奈良駅前で奈良県中央卸売市場連携「行楽弁当」を販売しました。 「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」で、まぐろレシピ試食会を実施しました。 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場連携 「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。
2015.11.02
ナント元気企業マッチングフェア2015に出展します。
2015(平成27)年12月2日(水)10時~17時まで、ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪北館地下2階)において『<ナント>ものづくり元気企業マッチングフェア2015』が開催されます。 畿央大学はこれまでの産学連携をさらに推進・発展していくことを目的に「産学連携コーナー」に出展します。 畿央大学は高い教育を実現する熱意ある教員陣の指導のもと、学生と共に、近隣の市町村・商工団体・企業との連携による共同研究に重点を置き、製商品開発協力にも積極的に取り組んでいます。 南都銀行および南都経済研究所主催によるこのビジネスフェアは2003年第1回目が開催され、今年で13年目を迎え規模・来場者・商談件数ともに拡大しています。 畿央大学は平成22年度から出展し今回で6回目となり、大阪という広域な経済圏で本学の研究分野に関心のある企業・団体との新しい連携が進められればと思っています。 ビジネスチャンスを求めておられる事業者様はぜひお越しください。 【日時】2015年12月2日(水)午前10時~午後5時 【会場】ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター(グランフロント大阪北館地下2階) JR大阪駅2Fノースゲートビルディング中央北口から徒歩3分 地下鉄御堂筋線梅田駅から徒歩3分阪急梅田駅から徒歩3分 阪神梅田駅から徒歩6分
2015.10.30
マイクロソフト コーポレーションのステファン・ショストローム氏が本学を訪問しました。
2015(平成27)年10月29日(水)に、マイクロソフト コーポレーションのアジア担当副社長であるステファン・ショストローム氏が本学を訪問されました。 ▼冬木学長とショストローム担当副社長 本学はICTを使いこなして生涯にわたり自ら主体的に学ぶ姿勢を身につけることを目的として、平成26年度より新入生全員に"Microsoft Surface Pro2"および”Surface Pro3”を貸与する取り組みを始めています。来日中のショストローム担当副社長が独自の教育を進める本学に関心を持ったことから、日本マイクロソフトからは織田執行役常務、小野田業務執行役員、本学からは冬木副学長、大山教育学習基盤部長などを交えたミーティングを開催することとなり、教育現場での活用状況や教育とICTの可能性について意見交換を行いました。 まず本学より、入学式翌日に約500台の"Surface Pro3"を新入生に配布して自らセットアップをしていることや、情報処理演習では操作方法をあえて授業内では教えずに予習した上で授業中に応用する反転教育を行っていること、またOffice365の全面導入や大学院健康科学研究科・教育学研究科における講義の同時中継にSkype for Businessが利用されていることなどが紹介されました。 ▼本学の教育について語る冬木副学長 説明を受けてショストローム担当副社長から、「畿央大学は世界でも例を見ない取り組みをしており、ICTの活用という意味では教育業界におけるLighthouse(灯台)のような存在である」というお言葉をいただきました。 最後に、教育業界とICTを有機的に結び付けて新しい学びを提供していくための建設的な意見交換を行い、双方が学び合いながらよりよい教育・サービスが提供できるように今後も積極的に協力をしていくことを確認し、ミーティングを終了しました。 本学はICT分野のプロフェッショナルを育成するのではなく、「健康科学」と「教育」のスペシャリストを輩出していくことで社会に貢献する使命を持った大学です。情報化社会の中で必要な情報やスキルを掴み取り、主体的に学び続けられる人材を輩出していくために、ICTの利活用を含めた教育改革をさらに進めていきます。 Microsoft社事例紹介(畿央大学) 教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。 本学の特色 5.ICT活用によるアクティブラーニングの促進
2015.10.27
桜井市農業委員会・穴師かむなびの郷連携「山の辺の道農産加工品開発プロジェクト」がスタート!
かむなびの郷現地見学会およびミカン狩り、お昼はイノシシ汁に舌鼓!! 畿央大学健康栄養学科ではたくさんの学生参加のもと、奈良県下の市町村・商工会・企業など多くの連携先と飲食品や加工食品などのメニューの開発を行っています。2015(平成27)年後期の10月からは、桜井市農林課・農業委員会、穴師かむなびの郷など地元の方々と連携して「山の辺の道農産加工品開発プロジェクト」を実施することになりました。健康栄養学科の学生がミカン栽培の時に廃棄されてきた「摘果ミカン果汁」を活用した新たなメニュー開発に取り組み、グランプリ・準グランプリに輝いた作品は休憩所やカフェ店のメニュー、お土産品に採用される予定です。 10月24日(土)9時に近鉄五位堂駅前に集合し桜井市に手配していただいたマイクロバスとワゴン車で現地に向かいました。この日集まったのはプロジェクトに参加を希望する健康栄養学科(指導教員:岩城啓子教授)3回生約30名)で、小西洋太郎学科長教授も特別参加していただきました。 桜井市穴師は、以前は”みかんの里”として知られ数十軒のみかん農家がありましたが、後継者難で今では約10軒ほどが観光農園を併設したりで存続しています。そのうちの1軒、中田ミカン狩り農園さんにお邪魔してみんなでミカン狩りを楽しみました。今回のテーマは“摘果ミカン”。摘果とは虫食いや病気のミカンを落とし日当たり良くし元気なミカン(木)に育てることで翌年の収穫に繋げます。ミカンは収穫時期が限られ、また出荷に適さないものも含め加工品として保存するレシピが望まれているところです。 農園主の中田さんから捥ぎ取り方や美味しいミカンの見分け方をお聞きし、籠いっぱい約30個をみんなお持ち帰りしました。そしてすぐ近くのかむなびの郷の休憩処へ移動、迷惑動物として駆除の対象になっているイノシシの肉を鍋にしたイノシシ汁と大きな手作りおにぎりをご馳走になりました。イノシシ肉は狩猟後すぐに処理していて脂身が少なくとてもヘルシーで、おかわり続出でした。満腹になったところで、本題の「かむなびの郷」や桜井三輪山から奈良春日山まで続く古代道=山の辺の道などについて勉強会を開いて頂きました。 桜井穴師ミカン狩り・勉強会ツアーが楽しく終了。3回生なので土曜日13時からのキャリア授業までに大学まで戻らなければなりません。穴師のみなさんの温かい心に触れて、これからのレシピづくりに一段と弾みがつくことでしょう。最後にみんなで記念撮影をして穴師を後にしました。
2015.10.21
第22回クリーン&歴史ウォークに後援・協力します。
畿央大学の隣にあるエコールマミを出発点として毎年春秋の2回実施している、地元の古墳・旧跡・神社等を散策しながら美化活動を行う“クリーン&歴史ウォーク”が、2015(平成27)年11月15日(日)に開催されます。 今回の第22回目は、城山古墳と新山古墳を訪れる約5Kmのコースです! なお、健康ウォーキングのレッスンは健康科学部松本大輔先生(理学療法士)が指導、学生ボランティアが受付・ゲーム大会・誘導等をお手伝いします。みなさん、ぜひご参加ください。 内 容 地域美化活動・健康ウォーク 実 施 日 平成27年11月15日(日) ※小雨決行 (荒天中止) 集 合 (場所)エコール・マミ南館1F ふるさと広場 (受付)当日9:00~ (出発)9:30 (解散)12:00頃 参加人数 先着100名(予定) 対 象 者 小学生以上(ご家族での参加歓迎!) 参 加 費 無料(飲物進呈) 申込方法 エコール・マミ(電話0745-55-7770)へお電話、または、北館1Fインフォメーションにてお申込みください。 ※当日に集合場所の「ふるさと広場」でも直接、お申込みできます。 主 催 クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後 援 畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、 独立行政法人都市再生機構西日本支社 協 力 畿央大学学生、広陵古文化会、ふたかみ史遊会 協 賛 ㈱関西都市居住サービス エコール・マミ営業所 ▲クリックで拡大します。
2015.10.21
現役合格率 小学校教諭64.9%、公立幼稚園教諭・保育士92.9%、養護教諭50.0%!~教育学部
今年も多くの畿央生が現役合格で夢を実現! 教育学部現代教育学科4回生のうち、37名が公立小学校教諭、26名が公立幼稚園教諭・保育士、4名が養護教諭、1名が中学校教諭(英語)の採用試験に現役合格しました。現役合格率は小学校64.9%、公立幼稚園・保育士92.9%、養護教諭・中学校教諭(英語)50.0%となり、昨年に続く優秀な結果を残すことができました(人数は実人数、受験者数は小学校57名、公立幼稚園・保育士28名、養護教諭8名、中学校(英語)2名)。 畿央大学では「教採・公務員対策室」を中心に、教育学部教員と連携した支援を行ってきましたが、学生たちは今年も期待通りに頑張ってくれました。主役はもちろん学生諸君ですが、それを支えていただいた教員や対策室のメンバーに敬意を表したいと思います。今後は不合格となった学生へのフォロー、合格者に対する就労直前のガイダンス、公立幼稚園、保育士希望者で進路未決定者へのフォローに全力をあげ、最後の一人まで支援していきます。全員の夢がかなうまで頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室長 公立学校教員採用試験 都府県・市別の合格者数(2015年12月11日現在判明分) 【小学校教諭】現代教育学科 現役合格率 64.9%(合格者37名/受験者57名) 都府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 27 20 5 15 14 大阪市 12 12 3 9 8 堺市 5 - - - 3 奈良県 42 36 9 27 14 兵庫県 4 2 - 2 2 京都市 2 1 - 1 1 滋賀県 2 2 - 2 2 和歌山県 4 3 - 3 1 三重県 2 1 - 1 1 愛知県 9 6 2 4 1 千葉県 11 10 1 9 5 神奈川県 12 10 4 6 2 【養護教諭】現代教育学科 現役合格率 50.0%(合格者4名/受験者8名) 都府県 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 6 5 1 4 2 滋賀県 1 1 - 1 1 東京都 4 3 - 3 1 【中学校(英語)教諭】現代教育学科 現役合格率 50.0%(合格者1名/受験者2名) 都府県 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 2 1 - 1 1 公立幼稚園教諭・保育士採用試験 自治体別合格者数(2016年3月14日現在 判明分) 【公立幼稚園教諭・保育士】現代教育学科 現役合格率 92.9% (合格者26名/受験者28名) 都府県・市(町)1次受験者1次合格者辞退者最終合格者 奈良県香芝市 3 3 2 1 奈良県橿原市 16 8 1 5 奈良県天理市 2 2 - 2 奈良県五條市 1 1 - 1 奈良県平群町※注2 2 2 - 2 奈良県安堵町 1 1 - 1 大阪府八尾市 3 3 - 3 大阪府富田林市 5 3 - 2 大阪府羽曳野市 10 8 - 2 大阪府松原市 5 5 - 5 大阪府枚方市 1 1 - 1 大阪府吹田市 1 1 - 1 兵庫県神戸市 13 9 3 4 兵庫県姫路市 3 1 - 1 兵庫県川西市 1 1 - 1 兵庫県加古川市 3 1 - 1 京都府京都市 5 5 2 2 京都府京田辺市 7 5 - 3 和歌山県和歌山市 1 1 - 1 三重県津市 1 1 - 1 三重県伊賀市 1 1 - 1 三重県松阪市 1 1 - 1 愛知県春日井市 1 1 - 1 愛知県岡崎市 3 2 1 1 注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2016年3月卒業見込者)。 注2.奈良県平群町の公立幼稚園教諭・保育士合格者は「保育教諭(こども園採用)」です。 注3.2016年1月26日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。
2015.10.20
教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。
本学教育学研究科および教育学部の西端律子教授がMicrosoft MVP for Surfaceに認定されました。 Microsoft MVP(Most Valuable Professional)とは、自身のマイクロソフト技術に関する知識や経験を最大限に活かしながら、他のユーザーを積極的にサポートしている、非常に優れたコミュニティのリーダーにあたえられるものです。日本では223名がMVPとして認定されており、Surface部門は世界で23名認定されています(平成27年10月19日現在)。 受賞理由は、本学の特色ある教育の一つ「ICT活用によるアクティブラーニングの促進」の取り組みとして、平成26年度よりタブレット型PC “Surface Pro” を新入生全員に貸与し、授業などへの積極的な活用を教職員一丸となって推進し、さらに教育学部の学生には、「先生の卵」として、次世代の子どもたちへの教育を見据えた授業の取り組みが評価されたと思われます。また、Surfaceを使っている学生の様子も日々ブログやSNSなどで発信されています。 なお、情報処理演習での取り組みは、Microsoftの事例としても取り上げられています。導入事例紹介(マイクロソフトHP) 西端教授より これからもICTに強い教員を育てることを目標に、授業の内外でSurfaceを日々活用するとともに、現在のテーマである特別支援教育にSurfaceをはじめとするタブレット端末を活用することについても引き続き、研究をすすめていく所存です。 ▼西端教授のブログ Surface弁当、550人分ください!大学新入生に、Surface Pro3 550台を貸与した記録。