健康栄養学科
2013.10.21
近鉄百貨店橿原店「第19回うまいもん市」で学生が創作した商品が販売!
近鉄百貨店橿原店「第19回うまいもん市」で 健康栄養学科学生らが創作した7つの商品が販売デビュー! 2009年から始まった橿原商工会議所と畿央大学との連携事業、橿原にちなんだレシピ開発事業は5年目を迎えています。藤原京時代の木簡に生姜(ショウガ)を意味する「薑根」(はじかみね)の文字が発見されたことから、橿原市では生姜の生産を増やす政策がとられています。そこで、今年のテーマは「橿原産の生姜を使った商品開発」とし、畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手、学生約40名)では4月から数回の勉強会、市内見学会、レシピコンテスト・業者マッチングを実施してきました。 マッチングの結果、学生のアイデアと橿原商工会議所傘下業者さんの意気込みが7つの商品を生み、いよいよ2013(平成25)年11月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間、近鉄百貨店橿原店で開催される「第19回橿原のうまいもん市」で販売デビューすることになりました。ぜひご来店ください! 近鉄百貨店橿原店 6階 11月22日(金)~24日(日) 10時~19時(最終日のみ17時) 販売される7商品→ (クリックで大きくなります) 【関連記事】 橿原商工会議所連携「かしはら産しょうがを使った新商品開発プロジェクト」試食会を行いました。 橿原商工会議所連携「新商品開発」事業 新商品開発マッチンング会を開催しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第3回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第2回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.10.15
橿原「ふれあい・いきいき祭」~橿原市健康と福祉の祭典~に協賛・出展しました。
橿原万葉ホール4階「なるほど!健康のフロア」で体力測定とテンペ・豆乳の試食会を実施! 畿央大学は、万葉ホール1階から5階までの全フロアで開催される橿原「いきいき祭」~橿原市健康と社会福祉の祭典~には2011年度より協賛・出展して、今年で3回目となります。 2013(平成25)年10月13日(日)、午前8時に大学から測定機器を搬出し8時30分万葉ホール4階に理学療法学科(指導教員:瓜谷大輔先生、学生14名)、健康栄養学科(指導教員:浅野恭代先生、学生10名)の約30名が参加し、数百人の来場者に健康を実感・実践していただくために、体力測定と健康食品試食会のプログラムをご提供しました。 毎日を健康に生きていくためにはまず自分の体力を知り、年齢と体力に合った運動メニューを続けることが肝心です。体力測定コーナーでは、身長・体重・垂直跳び・ファンクショナルリーチ・足趾握力などを行い年齢別平均値との乖離を知っていただきました。お隣の橿原市医師会のコーナーでは特定健診推進のための血圧測定・脳年齢チェック・ストレス度テストなどで賑わっていました。 別室ブースでは健康栄養学科の健康食品(豆乳クリームとテンペ)の試食会が実施されました。生乳の分離法に近い方法で大豆を分離することで従来の豆乳にはなかったおいしさと機能性を多く含む画期的な食品として注目を浴びている「豆乳クリーム」の良さを体験していただきました。 また「テンペ」も、大豆を原料としており発酵により栄養価が高くミネラルが豊富です。血液をサラサラにし美肌効果もある健康食品を味わっていただきました。 このイベントは午前10時から全ブースで一斉に始まりましたが、同時に1階大ホールでは橿原市社会福祉協議会会長感謝状の贈呈式、テレビ・ラジオでお馴染みの明るい口調と機転の利くキャラクター落語家三笑亭夢之助師匠による講演会「~健康は笑いから~人生は楽しく面白く」が開催されていました。昭和24年に北海道は南富良野の大自然の中で育った夢之助さんが高校卒業後上京して三笑亭夢楽師匠に弟子入りする際の面白エピソードを交えた、新作落語調の語りに笑いの渦が起こっていました。 万葉ホール2階は「わくわく!遊びのフロア」、3階は「いきいき!健康のフロア」、5階は「わいわい!ふれあいのフロア」と、まさに「健康と福祉の祭典」に相応しいプログラムが用意されていました。
2013.10.01
奈良県中央卸売市場連携「食祭市」に参加しました。
連携事業「奈良県の食材を使ったレシピ開発」で入賞した「大和のおかず(肉みそ)」と「大和ポークと大和丸なすのKioバーガー」の試食は好評につき、わずか10分でなくなりました! 畿央大学は奈良県中央卸売市場と本年5月包括連携協定を締結し、健康栄養学科「給食経営管理論実習」(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手)の授業の中で「奈良県の食材を使ったレシピ開発」に取り組んできました。奈良県中央卸売市場の奈良県関係者、青果卸組合長、水産卸組合長、関連卸組合長らを審査員としてお招きしレシピ試食品評会(7月25日)を行い、そこで受賞した市場長賞「大和のおかず(肉みそ)」、青果卸組合長賞「大和ポークと大和丸なすのKioバーガー」の2品を、2013(平成25)年9月28日(土曜日)に開催された『第16回食祭市』にて地域の皆さんにも試食していただきました。 「食祭市」は奈良県中央卸売市場内の関連卸組合が主催するもので、原則小売ができない市場内卸業者が『市場』をもっと身近によく知っていただこうと一般消費者向けに年間数回開催し毎回約3,000人が訪れる特設マーケットです。試食開始前には幾重にも長蛇の列が続き、「大和おかず(肉みそ)」100食は10時30分から、「大和ポークと大和丸なすのKioバーガー」200食は11時ちょうどから試食開始し、いずれもアッという間の10分間でなくなってしまいました。中央市場の商品を安価で購入できると思って来られる方がほとんどで試食後アンケートを見ると「おいしい!どこで買えるの?」という声も聞かれました。 この日参加したボランティア学生は健康栄養学科3回生16名。 朝8時から大学で食材調理を始め、10時には近鉄筒井駅徒歩10分の奈良県中央卸売市場に再集合。加熱調理して来場者のみなさんに提供しました。 来年26年度秋に奈良県南部地域で開催される「第34回全国豊な海づくり大会」のPRマスコットせんとくんの海づくりバージョンも登場して試食会を盛り上げてくれました。腰かごを付け釣り竿とバケツを持ったせんとくんですが、奈良県には海がないため背中には農産物を入れたカゴを背負っている新しいバージョンです。 奈良県中央卸売市場連携事業の今後の展開は、中央市場青果卸協同組合(西川理事長)の一押し農産物「サラダわさび菜」を使ったレシピ開発に取り組み、また2013(平成25)年11月23日(土・祝日)市場協会主催「冬の市場まつり」に参加する予定です。ここでは畿央大学健康栄養学科ならではの美味しい鍋料理を披露しますので、ぜひご期待ください!
2013.09.11
奈良県中央卸売市場連携「食祭市」に参加します!
奈良県中央卸売市場連携「食祭市」に健康栄養学科学生約20名が参加します! 連携事業「奈良県の食材を使ったレシピ開発」で市場場長賞、青果卸組合長賞授賞2作品を披露! 奈良県中央卸売市場(奈良県農林部所管)と畿央大学は今年5月連携協定書を交わし、健康栄養学科給食経営管理論実習(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手)の前期授業のなかで『奈良県の食材を使ったレシピ開発』を進めてきました。 市場連携事業の一環として、また学外の一般の方々への授業成果発表の場として、2013(平成25)年9月28日(土)、奈良県中央卸売市場関連卸協同組合主催「第16回食祭市」に出展することになりました。 ▲ひもとうがらしを使った“大和のおかず(肉みそ)” ▲ 大和ポークと大和丸なすを使った“Kioバーガー” 関連卸棟入口からすぐのイベント店舗をお借りして、開発したレシピ全16品の中から好評だった「ひもとうがらしを使った“大和のおかず(肉みそ)”」(写真上段)と、「大和ポークと大和丸なすを使った“Kioバーガー”」(写真下段)の2つの試食会を行います。この2つのレシピを作った学生約20名がボランティアとして参加します!みなさん、ぜひ来て!見て!食べて!ください。 ■第16回 食祭市 平成25年9月28日(土曜日) 9時~12時 奈良県中央卸売市場 関連卸棟内(近鉄橿原線筒井駅下車 東へ徒歩10分) http://www.naraoroshi-k.or.jp/
2013.09.03
第5回やまとフォーラムを開催しました。
冬木学園教員と地域で活躍されている多彩な方々を講師に迎え、第5回やまとフォーラムを開催! 学校法人冬木学園(畿央大学)は地域の文化交流の要となり、その発展に貢献することをめざしています。やまとフォーラムでは、畿央大学はじめ冬木学園各校の教員とともに、地域の実社会で活躍されている方たちを講師に招いて教育・文化・健康に関する14の公開講座を開講しています。基調講演を含めてお一人様3講座に参加いただけます。 例年は8月最後の日曜に開催していましたが、畿央大学開学10周年記念事業等と曜日の調整から、今年は2013(平成25)年9月1日(日)に、『第5回やまとフォーラム』を開催しました。 この日は、台風15号の到来で開催が危ぶまれましたが、温帯低気圧に変わり雨模様ながら無事ご来場者をお迎えすることができました。お客様の受付・誘導・各教室で講師紹介などをするのは畿央大生約30名のボランティアで、やまとフォーラム運営にはなくてはならない存在で手作り感いっぱいのイベントになっています。 開会にあたり、冬木学園理事長(畿央大学学長)冬木智子先生からは「畿央大学を開学して記念の10周年の節目を迎えられたことは地域の皆さまのおかげ」との感謝の言葉が語られ、続いて地元広陵町山村吉由町長からはその御祝いと大学のある町として発展している広陵町の様子を紹介するご挨拶がありました。 坂本信幸氏の基調講演には約350名、1限目7講座350名、2限目6講座300名、のべ約1,000名を超える受講者にお越しいただきました。 今年の基調講演は、「古事記」、「日本書紀」、「万葉集」のふるさと、奈良県が推進する『記紀・万葉プロジェクト』に呼応する形で、万葉集の著名な編者であり、また高岡市万葉歴史館館長・奈良女子大学名誉教授坂本信幸氏をお招きして、『葛城の万葉歌と大伯皇女の歌』と題してお話いただきました。 坂本講師の読み上げる万葉歌によって、1300年の時代を遡って昔の大和人がどのような思いで生きていたのか、宮廷の暮らしは華やかだったのか、政変にあけくれるなかでも兄妹や愛しい人を慕う恋の歌によって古代へと引き寄せられてしまいます。この日の講演に合わせて畿央大学近辺の葛城地域で詠まれた万葉の歌を現在の推定地の写真や地図を示して解説していただき、とても親近感のわく、わかりやすい講演でした。私たちは固有名詞として「万葉集」を知っているだけで、その中身に触れる機会は少ないので、とても勉強になったのではないでしょうか。 基調講演に続くⅠ限目(14:40~15:40 )7講座、Ⅱ限目(16:00~17:00)6講座の概要を紹介します。 【No.1】重信茜講師:香芝市役所 高齢福祉課、地域包括支援センター保健師 「ラジオ体操で健康!元気!~たった3分であなたも変われます~」 誰もが知っているラジオ体操。健康維持、介護予防に最適で短時間で簡単にでき、様々な効果があるラジオ体操の魅力について、実技を交えながら紹介していただきました。 【No.2】北田善三講師:畿央大学健康科学部 健康栄養学科教授 「健康長寿をめざして~『養生訓』にみる健康づくりの秘訣~」 生活習慣病が死因の上位を占める現代にも通じる、短命といわれた江戸時代に84歳の長寿を全うした貝原益軒の養生訓の教えを解説していただきました。 【No.3】西本登志講師:奈良県農業センター総括研究員 「美味しい野菜の新品種をつくりたい!~トウガラシ、イチゴ、菜っ葉の新品種の紹介~」 カプシエイト効果のある育成中の新しい「ヒモトウガラシ」、10年もかかったイチゴの新品種「古都華」、大和真菜の新品種「夏なら菜」・「冬なら菜」の特徴と育成の苦労話などをお聞きしました。 【No.4】中山順講師:畿央大学健康科学部 人間環境デザイン学科准教授 「人にやさしい生活環境づくり~みんなに快適で魅力ある生活環境を求めて~」 高齢者も含める皆にわかりやすく、使いやすく、魅力的な生活用品や空間について、ベビーカーやエレベーターなど私達の身の回りのものを例に挙げ、ユニバーサルデザインの視点から考察しました。 【NO.5】上山好庸講師:あすか劇団「時空」主宰、写真家JPS会員 「先ず思うこと、すべてはここから始まる~手作り舞台はこうして出来上がる~」 15年前に立ちあげた手づくり劇団「時空」は毎年千人以上の観客の前で幻想的な明日香の魅力を大掛かりな舞台装置を用いて演じています。その足跡をたどりながら地域の活性化、地域づくりのあり方を語っていただきました。 【No.6】堀江尚子講師:畿央大学健康科学部 看護医療学科准教授 「孤独死のことについて考えます~それは人ごとではありません~」 孤独死の背景として家族構成や地域社会の変化があり、いまや放置できない社会問題となっている現状を考察し、全国における取り組み事例などを紹介しつつ、みんなが希望を持てる社会づくりについて考えました。 【No.7】石井正信講師:田原本町観光協会事務局長、元奈良県公民教育研究会副会長 「日本人の美しい心が日本を救う~国中と邪馬台国?~」 畿央大学は『太陽の道』の線上にあり、まさに大和の真秀ろばです。この地は大和心と日本文化(稲作文化)の発祥地です。古事記から大和心を紐解きわかりやすく説明していただきました。 【No.8】片上裕之講師:片上醤油 代表者 「醤油 再発見 ~醤油の歴史や種類などをわかりやすく解説~」 毎日使っていて、あまりに身近な醤油ですが、これまでの発展、歴史を振り返り、理解を深めるとともに、現在の醤油の種類やその特徴、使い方などをわかりやすく解説。受講生の皆さんに黒豆の醤を試食していただきました。 【No.9】大城愛子講師:畿央大学教育学部 現代教育学科講師 「スウェーデンの子育て支援と保育 ~仕事と子育ての両立を支えるシステムとは~」 北欧スウェーデンでは女性の就労率の高さと共に高い出生率を維持しており、子どもは社会のものであり“社会的子育て親”の考え方で保育費も安価、小学校から大学まで学費は無料です。日本との制度の違いは根本的に物の考え方の相違があることを学びました。 【No.10】田尾秀寛講師:東寺真言宗権少僧正、四国八十八ケ所霊場会、四国別格霊場会、西国三十三ケ所霊場会の公認先達 「お遍路の社会学」 四国霊場開創1200年を来年に控え、お四国には年間50万人の方がお参りに訪れています。本四架橋後バス遍路が盛んになり世界遺産登録に向けて活動している様子など、お遍路さんについてさまざまな観点からわかりやすい言葉で教えていただきました。 【No.11】近藤芳嗣講師:県民招待作家、奈良市天理市芸術協会員、水門会員、近藤豆腐店代表取締役 「入江泰吉先生に学んだ事 ~表現芸術としての写真~」 大和路は歴史とそこに生きた人々のドラマ。…と自らの作家活動の原点を入江泰吉先生は記述しています。情緒性、空気感、滅びへの愛着などが作品を通じて感じる事が出来ます。今回やまとフォーラムちらし(表面)には入江先生の“二上山暮色”を拝借し、入江ワールドの一端にも触れています。 【No.12】峯松亮講師:畿央大学健康科学部 理学療法学科教授 「筋トレ?いいえ、骨トレ! ~転ばぬ先の骨トレーニング~」 骨折は寝たきりの原因となります。健康のために体を鍛えるように、骨も鍛えることができます。骨粗鬆症と運動を中心にその予防法を概説。運動と栄養のバランスをとって転ばぬ先の骨トレへの挑戦を推奨していただきました。 【No.13】米田安佐子講師:香芝市保健センター 保健師 「あなたにも忍び寄る・・・がん! ~私は大丈夫 そんなあなたが心配です~」 日本では1981年から、がんが死亡原因の第1位を占めており、現在では3人に1人ががんで死亡すると言われています。がんのことをクイズ形式で紹介しながら、がん予防についてみんなで考えてみました。 地域のみなさまに支えていただき、今年でこの「やまとフォーラム」は5回目を、また畿央大学も開学10周年を迎えることができました。心から感謝申し上げますとともに、今後ともご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。
2013.08.28
2013ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~を開催しました。
小学校5・6年の受講生・保護者26組が夏休み最後の楽しい思い出づくりイベントに参加! 2013(平成25)年8月25日(日)、独立行政法人日本学術振興会への応募採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~「世界から注目される『日本料理』のおいしさをサイエンスする―おだしの文化の調理科学体験―」を実施しました。大阪府はじめ、奈良県内からは御所市、橿原市、葛城市、大和高田市、三郷町、そして畿央大学近隣の広陵町、香芝市、上牧町、三郷町などから、元気な26名の小学校5・6年生に調理科学と運動科学を学ぶため参加していただきました。このイベントは2009(平成21)年から5年連続で実施しており、毎年8月子どもたちの夏休みに親子の楽しい思い出づくりとして好評を博しています。 ▲冬木智子学長(前列中央)を囲んで受講生・保護者、実施教員、協力学生全員で記念撮影 午前10時から開校式(ご挨拶・オリエンテーション)、本事業の説明に続いて、第1限目は畿央大学健康栄養学科山本隆教授による「世界の“うま味”と日本料理のおだしの文化について」の講義がありました。日本料理は“かつお”と“こんぶ”の出汁(だし)がうま味のベースになっていて、1907年東京大学理学部池田菊苗教授が、甘味,酸味,塩味,苦味に次ぐ第五の味と言われるおいしさの素“グルタミン酸ナトリウム”を発見しました。世界の国・地域のうま味のもとはこのグルタミン酸やイノシン酸が含まれていて地域の食材を活かした料理がつくられているのです。 2限目は、健康栄養学科上地加容子准教授による実験「味覚の測定方法」。山本先生から教えていただいた五味について薄い溶液からだんだん濃い溶液を口に含んでみてどの時点で味として感じることができるかを実験してみました。年齢や食生活、家庭環境、体調によっても大きく異なるそうで、これをレーダーチャート化して個人の味覚グラフを作りました。味覚には個人差があって当然だそうです。 3限目は、いよいよお楽しみの、健康栄養学科上地加容子准教授、冨岡華代助手、餅田尚子助手による「調理をサイエンスする」実習です。6つの班に分かれた子どもたちが今日のお昼ごはんになる素麺のトッピング具材の切り分けを行い、健康栄養学科の学部生10名がサポートしました。調理実習室の後ろには保護者のみなさんが見守るなか、家庭でもお母さんの手伝いをよくやっている包丁使いが上手な子どもたちも見受けられました。 そして、調理班ごとに分かれて保護者と一緒に学生食堂でランチタイム! 子どもが作ったものを食べるなんて家庭ではめったにありません。お母さん、お父さん方は大喜びでした!! 食後の4限目は、上地先生による「味覚測定」結果のお話です。2限目に行った味覚測定でのレーダーチャート化された結果についてもう少し踏み込んだ解説です。うま味のもとであるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸には具体的な食材としてどのようなものがあるのか、料理とだしの関係、西洋料理・中華料理も日本料理と同じように“うま味の相乗効果”によっておいしく食べられることを学びました。 5限目の授業は、理学療法学科松本大輔助教による「胃腸の機能を整える健康体操」です。この授業には理学療法学科の学生8名が子どもたちのサポートをしてくれました。健康でいるためには、胃腸の機能を整えること、それには規則正しい生活、バランスのとれた食事と定期的で適度な運動が必要です。激しい運動をする場合は食後1時間くらいは休憩をとったあとにする、など基本的なことを学びました。また、腹筋運動(複式呼吸、身体のひねり運動)などを毎日続けることが肝心です。 最後は、畿央大学の冬木智子学長先生から全員に「未来博士号」の修了証書授与式と講話があり、そのあと、冬木記念ホール前に集まり小学生・保護者・教職員・学部生スタッフ全員で記念写真を撮りました。 身体にとって栄養と運動は欠かせないものです。畿央大学健康栄養学科と理学療法学科の先生方、協力学生にとってこの「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」は本学にマッチしたプログラムを地域の小学生のみなさまにご提供できるものであり、5年もの間続けてご好評いただいています。参加してくれた小学生たちから、博士が育ってくれることを期待したいと思います。
2013.07.16
開学10周年記念 臨床栄養シンポジウム(健康栄養学科企画)を開催しました。
7月7日(日)畿央大学開学10周年記念事業(健康栄養学科企画)として、健康栄養学科の卒業生活動報告会、臨床栄養シンポジウム及び情報交換会を開催し、延べ500人が参加しました。 第1部の「卒業生活動報告会」では、食品、栄養教諭、スポーツクラブ、ドラッグストア、委託給食、病院、福祉施設などの分野で活躍している卒業生から、仕事への取り組みなどについて報告していただきました。 第2部の「臨床栄養シンポジウムでは、まず伊賀市立上野総合市民病院長の三木先生に「がん治療における栄養サポート:悪液質制御の重要性」というテーマで講演をしていただきました。 その後、三木先生を含む5人の医療関係の先生方により「①各病院でのNSTの取り組みについて ②これからの管理栄養士に求められることについて」というテーマでパネルディスカッションをしていただきました。 引き続いて、第3部の「情報交換会」は地下食堂で行われ、冬木副学長よりご挨拶をいただき、和やかな雰囲気の中、参加してくださった来賓の方々をはじめ、1~7期までの卒業生と、3回生、4回生が食事をとりながら、交流を深めました。 参加した学生は、「管理栄養士の働き方について知らないことがたくさんあり、とても勉強になりました。臨床栄養に興味を持ったので、臨地実習で病院に行き学べるのが楽しみです。」と話してくれました。 また、「管理栄養士に求められることが栄養の知識だけでなく、医療やマネジメントについての知識もあるという事を知り、在学中だけでなく、卒業してからも勉強していくことが大切だとわかりました。」と決意を話してくれた学生もいました。 久しぶりに学校に戻ってきた卒業生たちが、今回の学科企画で得たものをぜひこれからの仕事に、研究に生かしてくれることを期待しています。 また、今回の学科企画を通して、将来のことを見つめ、考え、なりたい自分に近づいて行こうとしている学生を見ると、もっと応援してやりたい気持ちになりました。頑張れ! ご参加いただいた先生方、卒業生、学生、ご協力いただいた教職員、学生スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
2013.06.04
平成25年度冬木智子特別奨励賞・畿央大学特別奨励賞授与式を執り行いました。
平成25年度冬木智子特別奨励賞ならびに畿央大学特別奨励賞の授与式が、6月4日(火)12時30分より、C棟エントランスホールにて執り行われました。 「冬木智子特別奨励賞」は、冬木智子理事長が私財を寄附し設立した特別奨励基金により、本学に在籍している学業・人物・諸活動で優秀な成績を上げた学生に、褒賞・奨励金の授与を行うもので、各学科から1名、合計5名が選ばれました。 「畿央大学特別奨励賞」は、学業成績・人物ともに優秀な学生を賞し更なる努力を期待して、褒賞・奨励金の授与を行うもので、各学科2~4回生各1名(教育学部は2名)を選考の結果、本年度栄誉に輝いたのは18名でした。 副学長・学部長をはじめ、多くの教職員や学生たちが見守るなか、理事長より賞状と奨励金が一人ひとりに手渡されました。 学長は挨拶のなかで「建学の精神を実践し、先生方のご指導に感謝しつつ、ますます勉学に励み、畿央大学の学生としての誇りを持った社会に役立つ人材になってください」と語られました。 授賞された学生のみなさん、おめでとうございました。
2013.05.30
奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。
奈良県の台所として県民の食を支える奈良県中央卸売市場と連携して多彩な事業を展開します! 2013(平成25)年5月29日、畿央大学は「奈良県中央卸売市場との連携協力に関する協定書」を締結しました。それぞれが保有する知的、人的および物的資源を活用し、奈良県中央卸売市場の機能の充実・発展ならびに畿央大学における健康科学分野の学術と教育の充実発展に寄与することを目的としています。奈良県からは桜井良彰場長、嶋本義隆農林部次長、名草企画管理課長、畿央大学からは冬木智子学長、冬木正彦副学長、北田善三健康栄養学科長、上地加容子健康栄養学科準教授、冬木美智子事務局長の出席により調印式を行いました。 奈良県農林部が所管する奈良県中央卸売市場(大和郡山市筒井町)は昭和52年開設以来36年が経過し、大手ショッピングセンターや農産物大規模直販所が独自の流通チャネルを拡大してきていることから取扱高や卸業者数が減少してきており、市場機能の拡充改善が叫ばれているところです。畿央大学健康栄養学科の教員および若い学生の自由な発想で何ができるか、具体的な行動が期待されています。 この連携事業では、 (1) 食の知見を深める取り組み 生鮮食料品の流通や食と栄養の知見を深めるための情報交換 (2) 安全安心な食の消費拡大にかかる取り組み 安全安心な食材(大和野菜等)を利用したレシピや加工食品の開発 (3) 食の情報発信 市場および大学におけるイベント等への参加、開発したレシピや加工食品の販売活動等の推進 (4) 食の人材育成 授業での取り上げ、市場でのフィールワーク、料理教室の検討 など、幅広い活動を行っていきたいと思っています。 畿央大学と奈良県中央卸売市場は連携協定を結ぶに先立って、先月の4月11日、上地先生の給食経営管理論実習(3回生78名)の第1回目授業に本日調印式にお越しいただいた奈良県農林部次長嶋本氏による講義を実施しました。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携事業がスタートしました。 https://www.kio.ac.jp/information/2013/04/0415-2.html
2013.05.01
2013年7月7日(日)開学10周年記念 臨床栄養セミナー「これからのチーム医療」のご案内
健康栄養学科 開学10周年記念セミナー(対象:管理栄養士、病院関係者) 畿央大学は今年開学10周年を迎えました。これを記念して健康科学部健康栄養学科をはじめ全学科において記念シンポジウムを開催します。 臨床栄養セミナー「これからのチーム医療」 今、医療現場で求められているのは「チーム医療」です。患者を中心に、医療における様々な専門職、医師、看護師、理学療法士等が協力をして疾病の早期発見、回復促進、重病化予防に効果をあげていますが、まだまだ多くの課題を抱えています。チーム医療の一環として栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)がありますが、患者一人ひとりの疾患や治療に応じて適切に栄養管理を行うことが期待され、そのチームにおける管理栄養士の役割が重要になってきています。10周年を迎えた畿央大学では、これからのチーム医療、NSTのあり方について探るために、まず医師の立場から三木先生に語って頂き、その後、パネルディスカッションを行います。 日 時 2013年7月7日(日) 13:00開演 (開場12:30) 会 場 畿央大学冬木記念ホール →アクセスはこちら 内 容 13:00~13:10 開会ご挨拶(冬木智子学長、金子章道健康科学部学部長) 【基調講演】 13:10~14:10 講師 三木誓雄先生(伊賀市立上野総合病院長) 【パネルディスカッション】 14:30~16:00 パネラー 三木誓雄先生(伊賀市立上野総合病院長) 猪田茂生先生(伊賀市立上野総合病院理学療法士) 岡田有司先生(ハートランドしきさん管理栄養士) 森本一美先生(岸和田市民病院看護師) 熊本登司子先生(済生会御所病院管理栄養士) 【情報交換会】 16:30~18:00 (於 食堂棟) 対 象 管理栄養士、病院関係者 定 員 500名(先着順、参加無料) ※10:00~12:00は、畿央大学卒業生による活動報告およびパネルディスカッションを行います。畿央大学卒業生は午前の部より出席してください。 ▲講師、シンポジストの略歴等はこちら(クリックで拡大) 【参加申込方法】 ① 氏名、②ふりがな、③年齢、④勤務先、⑤〒住所、⑥電話番号、⑦情報交換会参加有無、⑧メールアドレスを明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールで、7月1日(月)までにお申込みください。 なお、畿央大学卒業生、学部生の方は、⑨卒業年度もしくは学籍番号を明記し、午前・午後・情報交換会の出欠を明示してください。 【宛先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 健康栄養学科シンポジウム係あて FAX:0745-54-1600 E-mail:kio.n@kio.ac.jp 【お問い合わせ】 畿央大学企画部 水野、増田、横沢 TEL:0745-54-1601 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。
2013.03.28
平成24年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を開催しました。
助産学専攻科1期生を含む、478名が卒業 2013(平成25)年3月19日、畿央大学、畿央大学大学院および助産学専攻科の卒業式が午前10時より執り行われ、健康科学部289名、教育学部155名、大学院30名、助産学専攻科4名の合計478名が、学び舎を巣立ちました。 卒業式に先立ち午前9時からは、畿央大学開学10周年を記念してモニュメント除幕式が行われ、寄贈者である畿央大学後援会(会長上山準大氏)から冬木智子学長へ贈呈されました。 C棟エントランスホール玄関前に設置された「開学10周年記念モニュメント」は、建学の精神『徳をのばす、知をみがく、美をつくる』をカタチにしたもので、楕円の大海原に囲まれた学びの皿一面に水面に見立てた白砂利の中から立ち上がる3つのカテナリーアーチが「徳」「知」「美」を示す水柱です。それらが真ん中にある学園に見立てたガラス玉に流れ込みます。一つひとつのガラス玉から放たれる光は彼らの若き生命のエネルギーを表しています。記念碑としての存在をより明確にするために、飛鳥石には建学の精神を刻み込んでいます。製作者である人間環境デザイン学科加藤先生、上山後援会長、そして冬木智子学長、学部生代表として谷口畿友会会長の4人で除幕していただきました。 午前10時から始まった卒業式では、前日の雨で冷え込んだ天候とは一転して、春らしい陽気の中、キャンパスは振袖はかまやスーツ姿の卒業生や保護者の方々で華やぎました。今回は初めての卒業となった助産学専攻科生にも修了証書が手渡され、卒業生総数も過去最高の478名となり冬木ホール内は緊張と喜びであふれていました。 その後、午後5時からスイスホテル南海で卒業パーティーが行われました。
2012.09.14
2012年10月14日(日)平成24年度ふれあい・いきいき祭~橿原市健康と社会福祉の祭典~に協賛・参加します。
橿原市の「健康と社会福祉」をテーマにした総合イベント! 10月14日(日)に、橿原市と橿原市社会福祉協議会が主催する「ふれあい・いきいき祭り」が開催されます。「健康と社会福祉に関する諸情報を提供することにより、市民に対する健康づくりおよび社会福祉の啓発を行い、乳幼児から高齢者までの生涯にわたる健康と地域福祉を推進する」(実施要領より)ことを目的に、かしはら万葉ホールにおいて昨年度から行われている多彩なイベントです。 畿央大学は2011年から協賛するとともに、理学療法学科(瓜谷大輔先生)および健康栄養学科(浅野恭代先生)の教員・学生が参加しています。第2回目となる今年は、2012(平成24)年10月14日(日)10時から15時まで、かしはら万葉ホール1階~5階と周辺地域において開催されます。 日時 平成24年10月14日(日)10時~15時 場所 かしはら万葉ホール(畿央大学は4階、なるほど!健康のフロアに出展) 出展内容 「運動・食事・健診いきいきライフサポート」理学療法学科では運動機能測定(身長・体重・握力・足趾握力、膝伸展筋力、長座体前屈、垂直跳び、立ち上がり歩行テスト、ファンクショナルリーチテスト)、健康栄養学科ではアンチエイジングフード(テンペ)試食、貧血チェック、肌水分チェックなど、本学ならではの健康度チェックを行います。 広い万葉ホールのほぼ全館を使って、健康と社会福祉に関する多彩なイベントですので、お近くの方はぜひお越しください。
2012.06.28
2012年7月28日(土)第7回畿央大学パッククッキング講習会のご案内。
第7回畿央大学パッククッキング講習会のご案内 定員に達しましたので、募集を締め切りました。 『パッククッキング』をご存じですか。これは、火を使わない真空調理の家庭版で、材料をポリエチレン袋に密封して電気ポットで調理する方法です。焦がすことなく、煮くずれもしにくく、一人分のお粥やおかずを同時に作ることができます。また、介護をしながら、掃除をしながら、他の作業をしながら調理ができます。とても安全・便利な少量調理法です。 このパッククッキング講習会は、回を重ねるごとに受講希望者数も増え、メニューも充実してきました。年齢層も30歳代から80歳代と幅広く、近年男性の参加が目立って増えています。料理が苦手、調理する時間がないと思われている方、また、一人暮らしやご夫婦のみで生活されておられて、少量調理が難しいと思っておられる皆様、日頃どのようにされておられますか。簡便な調理方法があれば、作ってみたいと思われませんか。 また、専門介護員やケアマネージャーとしてご活躍されておられる皆様、生活支援の中で困っておられることはありませんか。以前に行った調査に於いて、調理がひとりでできない方、火が使えない方の食事作りが大変であるという意見が多くありました。特に独居の方では、少量調理をすることが難しいようです。ぜひ、ご参加ください。 日時 平成24年7月28日(土)10時~13時 指導講師 畿央大学健康栄養学科 教授 浅野恭代 実習献立 カレーピラフ、魚のワイン蒸し、ゴーヤチャンプル(メニューは多少異なることがあります) 定員 40名定員を超えた場合受講できない旨、申し込まれた方に電話またはE-mailで連絡します。 場所 畿央大学 C棟1階 調理実習室 持ち物 エプロン、三角巾 参加費 300円 申込方法 定員に達しましたので、募集を締め切りました。 氏名(ふりがな) 住所 連絡先(電話、携帯電話、FAX番号等) 年齢 E-mail、FAXまたはハガキにて下記へ7月20日(金)まで(必着)にお申し込みください。 申込先 住所:〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 企画部 パッククッキング係 宛FAX:0745-54-1600E-mail:kikaku@kio.ac.jp 問い合せ先 TEL:0745-54-1601(畿央大学企画部) ※受付手続き完了後、受講いただく方には「受講証」を発行しますので、当日ご持参ください。定員を超えてのお申し込みとなった場合は、ご連絡します。
2012.05.07
管理栄養士国家試験結果~2012年3月卒業生
2011年度管理栄養士国家試験で合格率100%達成! 第26回管理栄養士国家試験(2012年3月18日実施)の合格発表が5月7日に行われ、6回目の卒業生となる健康科学部健康栄養学科では68名が受験し全員が合格をはたしました。合格率の全国平均は91.6%(管理栄養士養成課程新卒者のみ)でした。 今回の試験では合格率が上昇し、全国の管理栄養士養成課程新卒者の合格率は91.6%となりました。本学健康栄養学科の第6期生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、受験者全員が合格を果たしました。学生諸君の血の滲むような努力の結果であり、私達教職員も大変喜んでいます。卒業生たちが今後、食と健康に関するあらゆる場面で活躍してくれることを願うとともに、これからも引き続き全員の合格を達成するために、なお一層の支援強化をはかりたいと思います。 健康栄養学科 学科長 北田善三
2011.11.08
2011年11月25日~27日2011年度橿原みやげもの開発プロジェクト(食部門)グランプリ作品“大和の天雲”が商品化!
2011(平成23)年11月25日~27日の3日間、近鉄百貨店橿原店(近鉄大阪線大和八木駅下車1分)6階催物会場において「第17回橿原うまいもん市」が開催されます。橿原商工会議所と連携して進めてきた「橿原みやげもの開発プロジェクト」でグランプリ賞をとり、商品化に向けて度重なる打合せの結果誕生した、大和茶マシュマロ“大和の天雲”(ココアイ製造)がいよいよ販売となります。また、昨2010年度事業で商品化なって知名度をあげてきた本葛ボーロ“千の香り”(岩出湖月堂製造)も販売されます。いずれも畿央大学健康栄養学科の学生が創作し、人間環境デザイン学科の学生がパッケージや包装紙デザインを考案したものです。ぜひご来店のうえ、ご賞味ください。 日 時 平成23年11月25日(金)~27日(日)各10時~19時※最終日は17時までですのでご注意ください。 会 場 近鉄百貨店 橿原店 6階 【関連記事】 「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門グランプリ、商品化が進行中! https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-425.html 「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門のグランプリを決定! https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-390.html 【昨年の記事】 畿央大学と橿原商工会議所のコラボで、橿原市の新土産"本葛ボーロ"が人気を博しました。 https://www.kio.ac.jp/topics_news/7401/ 万葉人からの贈り物プロジェクト学生チームが森下橿原市長を表敬訪問しました。 https://www.kio.ac.jp/topics_news/7241/
2011.10.13
2011年11月27日奈良県中央卸売市場主催『冬の市場まつり』に参加します。
奈良県中央卸売市場が営業を開始してから今年で35年、奈良県民および県外の方々にも奈良の台所としての市場を広く知っていただくことを目的に、毎年11月下旬に『冬の市場まつり』が開催されています。 今年の開催日は平成23年11月27日(日)で、栄養学科を持つ畿央大学、奈良女子大学、奈良佐保短期大学の3校が特色ある“鍋もの”で競演することになりました。中央卸売市場の旬の食材を使って、来場者のみなさまに“ほっこりした温もりと美味しさ”を無料でお届けしますので、ぜひお越しください。 11月1日、学内で開催された”えみちゃんこ鍋”試作会の様子はコチラ 冬の市場まつり 【日時】平成23年11月27日(日)8時~13時 【場所】奈良県中央卸売市場(近鉄筒井駅下車) ・大学自慢の鍋(無料提供) ・市場食材の販売会 ・奈良のうまいもの模擬店 ・子ども向け体験コーナー…など 面白さいっぱい・お腹もいっぱいになる催しです。 奈良県中央卸売市場へのアクセス
2011.06.30
9月22日~26日 高島屋東京新宿店『大学は美味しい!フェア』出展します。
畿央大学は地元奈良の経済活性化のため、産学連携商品を開発しており、2011(平成23)年9月22日(木)~26日(月)の5日間、高島屋百貨店東京新宿店11階催事会場で開催される『大学は美味しい!フェア』へ出展することになりました。このフェアへの参加は3回目で、今回は健康科学部健康栄養学科森友彦教授がライフワークとして研究を積み重ねてきた大豆と葛を使って、低GI(グリセミック・インデックス:炭水化物を含む食品を食べたときの、血糖値の上がりやすさを表した指標)食品として注目を浴びている大豆を主原料としたパウンドケーキ、そして今春開発されたばかりの大豆の恵ロールケーキ、バウムクーヘンなどをラインナップに加えています。 ◎大豆(ソイ)パウンドケーキ 大豆の効能に注目し、小麦粉の代わりに 大豆粉を使っています。 タンパク質をより多く摂取できる 大豆の効能に加え、 小麦粉アレルギーにも対応で きるなどのメリットがあります。 ◎大豆の恵(豆乳)ロールケーキ ふんわりとした大豆粉生地に、 たっぷりの豆乳クリームを包み込んだ ロールケーキです。 お口の中でとろけるような 心地よい食感が楽しめます。 これらの商品は、奈良斑鳩に本社のある株式会社植嶋で販売されています。同社は創業80余年、菓子卸専門会社として知られ、地元である奈良の歴史・文化を背景に「日々の暮らしに楽しい予感を・・・奈良からの贈り物」をコンセプトに“奈良祥楽”ブランドを立ち上げています。(株)植嶋の奈良祥楽へのリンク 平成23年3月16日~21日 高島屋大阪店『大学は美味しい!フェア』出展の模様 平成22年6月2日~8日 高島屋新宿店『大学は美味しい!フェア』出展の模様
2011.06.14
7月29日(金)高校生向けサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト採択講座「味覚と脳の働き」のご案内。
「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」(SPP)は、「独立行政法人科学技術振興機構」が、次世代を担う若者への理数教育の充実に関する施策の一環として実施しているプロジェクトです。 そのSPPに支援・援助を受け、畿央大学は今夏、高校生の皆さんに「科学」にもっと興味を深めて頂くための講座を開講します。「脳と味覚の働き」という身近なテーマに、科学の視点からアプローチし、大学ならではの設備環境での実験や分析、健康栄養学科長の北田善三教授による講義を通じて「科学の面白さ」を実感して頂きます。高校の校舎を飛び出して、一足先に大学のキャンパスで研究してみませんか?