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畿桜会(同窓会)

2010.11.25

2011年1月22日(土)畿央大学 理学療法特別講演会のご案内

循環器疾患のリハビリテーションの分野でご活躍されています姫路獨協大学の泉唯史先生をお招きして、心疾患を合併した症例に対するリハビリテーションについてお話頂きます。この特別講演会は、畿央大学卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を兼ねて行います。なお本講演は専門的な内容になりますので、医療関係者を対象に一般公開させて頂きます。 日時 2011(平成23)年1月22日(土)13:30受付   14:00~16:00 会場 畿央大学 冬木記念ホール→交通アクセスはこちらをご覧ください。近鉄大阪線「五位堂」駅下車 ※公共交通機関をご利用ください。 テーマ 心疾患を合併した患者に対するリハビリの注意点 講師 泉 唯史(いずみ ただふみ) 氏(姫路獨協大学医療保健学部理学療法学科 教授) 講師略歴および講演内容 泉唯史先生の専門は、循環器疾患のリハビリテーションであり、日本心臓リハビリテーション学会の評議員をされています。また、臨床及び教育経験の豊富な先生でもあります。著書には、理学療法ハンドブック(改定第3版)「循環器疾患・障害に対する評価の進め方」、協同医書出版社。レクリエーション改訂第2版-社会参加を促す治療的レクリエーション「虚血性心疾患」、三輪書店。臨床実習フィールドガイド「急性心筋梗塞」、南江堂など著書も多数あります。ご講演は、循環器疾患の基本的な病態生理からリスク管理までお話頂く予定です。具体的には、心疾患に対するリハビリテーションとしてより、臨床上良く遭遇する合併症としての心疾患(特に心不全)をどのようにリスクマネージメントしていくかという点を中心にご講義頂けるようお願いしております。 受講料 1,000円(当日受付でお支払いください。)   申込方法 参加を希望される医療関係者の方は2011年1月17日(月)必着にて、下記1~6の内容をE-mail、はがき、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。   1. 氏名2. 氏名ふりがな3. 住所(郵便番号から)4. 電話番号5. メールアドレス(お持ちの方)6. 所属先(団体名、病院名等)   宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2畿央大学 企画部 理学療法特別講演会係E-mail:kikaku@kio.ac.jpFAX : 0745-54-1600   お問い合わせ TEL:0745-54-1601(担当:水野、増田)   ※本学卒業生の方々には、別途ご案内していますので、上記方法でのお申し込みは不要です。 ※公共交通機関を利用してご参加ください。

2010.11.16

橿原近鉄百貨店「橿原うまいもん市」で本葛ボーロと大和まなのタルトが販売されました。

今回で第16回目となる「橿原うまいもん市」が2010(平成22)年11月13日(土)~14日(日)の2日間近鉄百貨店橿原店6階センターコートで開かれ、今年2月から橿原商工会議所と畿央大学の学生約40人が取り組んできた「万葉人からの贈り物プロジェクト」(橿原の新しい食の土産物創作連携事業)の最終成果物として2つの商品が登場しました。この日に先がけ11月8日には橿原市庁舎に森下豊橿原市長を訪ねて商品化報告会を行っています。(表敬訪問当日の様子はコチラ)     一つは橿原市出合町の「創業百年和菓子の湖月堂」(岩出誠悟代表)に商品化していただいた本葛ボーロ“千の香り”がまさにこの日に販売デビューしました。この商品は、江戸時代の面影を残す重要文化財今井町の建造物がモチーフで、サクラで彩られた瓦や白壁などをイチゴ、プレーン、ココア、抹茶の4種味で表現しています。今井町の郷愁を、とろける淡い食感で表現しています。   葛ボーロのブース(岩出誠悟氏) 植田育宏橿原副市長を囲んで(右が浅野先生) もう一つは、近鉄大和八木駅名店街の「やさい菓子工房cocoai」(原田知里代表)で、9月から販売されている大和まなのタルト“月の誕生石”です。香久山のパワースポットとして知られる月の誕生石をイメージ。ポテトで満月、地産のいもで月を生む石、月を見守る森を大和まなのタルト生地で表現しています。   大和まなタルトのブース(原田知里氏) ショーケース上段が“月の誕生石” 橿原うまいもん市には橿原市内17店が出店、昨年度より3店が増え、そのうち2店は湖月堂とcocoaiさんでしたので、畿央大学は大いに貢献したことになります。会場には、藤原京の大きな赤い柱が展示され、橿原の雰囲気が出ていました。また、本学健康栄養学科の学生7名が畿央Tシャツ姿でそれぞれが創った商品をPR。お客様の呼び込みと販売のお手伝いをし、会場に華やかさを添えてくれました。   橿原商工会議所とのコラボは、昨年度が第一弾「古代弁当プロジェクト」として“やまと恋うた弁当”が商品化となり、今年の第二弾「万葉人からの贈り物プロジェクト」では“本葛ボーロ 千の香り”と“大和まなタルト 月の誕生石”が誕生!! オープンセレモニーの主催者挨拶(橿原商工会議所副会頭高瀬氏:ナント種苗社長)、来賓挨拶(橿原市植田副市長)でも「畿央大生のアイディアってすごいものがある。」と両氏からお褒めの言葉も頂戴しました。 さて来年度は何が登場するのでしょう、今から楽しみです。今回商品化されたチームのメンバーは4回生で全員就職が決まっています。後輩のみなさんも後に続いて頑張ってください。   なお、12月4日(土)から来年1月10日(月)まで近鉄大和八木駅南側ロータリー前が「イルミネーションかしはら」として17時以降点灯されます。初日の12月4日には「大和市」が開催され“本葛ボーロ 千の香り”が販売されます。みなさん、一度お立ち寄りください。 また、来年1月6日から10日まで、橿原市の姉妹都市である九州宮崎市で開催される宮崎物産展(宮崎山形屋百貨店)にも出店が決まっていて、本葛ボーロチームも参加します。“夢をカタチに!”、夢は実現していきます!

2010.11.09

万葉人からの贈り物プロジェクト学生チームが森下橿原市長を表敬訪問しました。

畿央大学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物プロジェクト」(健康栄養学科:指導教員浅野恭代教授・薗田雅子助手、人間環境デザイン学科:指導教員加藤信喜准教授・奥村亜希助手)で見事商品化となった“千の香り”(湖月堂製造)、“月の誕生石”(cocoai製造)について報告のため、2010年11月8日10時に橿原市庁舎3階の森下豊橿原市長を訪ねました。     このプロジェクトは橿原市の新しい食のお土産ものを創作する目的で、今年1月事業説明会からスタートして勉強会4回、橿原市内見学会1回、学内コンペ、商品化打合せ5回などを行いました。約10か月かけて商品化にこぎつけた“千の香り”(本葛ボーロ製造者湖月堂岩出誠悟氏:写真右)チーム5名と、“月の誕生石”(大和まなのタルト製造者cocoai原田知里氏:写真左)チーム3名が、創作品の由来や原材料へのこだわりについて市長にプレゼンした後、実際に食べていただきました。   森下市長からは、「これといって観光みやげのなかった橿原市にとっては、今井町の雰囲気も出ていて、ぴったりのネーミングのボーロで、また奈良らしい“葛”をうまく使っている」とお褒めの言葉をいただきました。製造者の岩出さん、原田さんからは、学生たちの発想のすばらしさの反面、扱いにくい食材を使った苦労話などを話されました。   関係者みなさんのご協力の賜物として完成したお菓子たちは、11月13日(土)14日(日)の2日間、近鉄百貨店橿原店で開催される「第16回橿原のうまいもん市」で販売されます。また、葛ボーロ“千の香り”は来年1月6日から九州宮崎市(橿原市の姉妹都市)で開催される宮崎物産展にも出店することが決まっています。 橿原商工会議所とのコラボ事業は昨年度の「古代弁当プロジェクト」に続いて2年目ですが、プロの職人による調理講習だけでなく、橿原の歴史文化の勉強、商売のための採算計算分野まで踏み込んだ知識を得る、まさに実学体験できるプロジェクトです。来年もこのような機会があれば、学生のみなさん是非とも参加してください。 万葉人からの贈り物プロジェクト 関連記事はこちら↓ 第1回勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/02/1-2.html 橿原市内見学会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/post-259.html 第2回(洋菓子)勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/2-1.html 第3回(和菓子)勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/3-2.html 第4回(和菓子)勉強会の様子https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/4-2.html 産学官連携「万葉人からの贈り物プロジェクト」のグランプリ賞を決定!https://www.kio.ac.jp/information/2010/07/post-286.html 2010橿原商工まつり「まほろばフェスタ」に出店しました。https://www.kio.ac.jp/whats/100922.html "千の香り"(葛ボーロ)商品化が進んでいます。https://www.kio.ac.jp/information/2010/10/post-319.html

2010.10.28

第8回畿央祭フォトレポートを掲載しました。

テーマ 『HOME』  2010年10月23日(土)24日(日)に実施した第8回畿央祭は、地域の皆様を始め、約6000人もの多数の方々に、テーマの“温かい第二の家”のような畿央大学を感じていただくことができました。 また同時開催の『ウェルカムキャンパス』には、「健康チェック」に約350名、「カロリーチェック」に約140名の方にご参加いただき、大盛況でした。 ご参加、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。   ●野外ステージ 開会式 広陵金明太鼓 吉本お笑いライブ フラダンス 閉会式       ●記念ホール 付属幼稚園畿央太鼓 ものまねショー 爆笑!! KIOシアター     ●模擬店・ステージの様子     ●その他 クイックマッサージ 縁日 テンペカフェ お茶席(茶道部) 青年海外協力隊説明会 お化け屋敷 救命処置講習会 献血コーナー オレンジリボンキャンペーン     ●みんなであそぼっ わんぱーく     ●同窓会サロン 186名の卒業生が来場。学長にも来ていただきました。新企画ガラガラ抽選会も大好評!   ウェルカムキャンパス 教職員も頑張りました! 大豆スイーツとニューポテト試食会 味覚測定 番茶の茶がゆ試食会     ●24日(日) ・健康チェック ・カロリーチェック ・学びのギャラリー ・学びのひろば     ●ミニオープンキャンパス   2日間で、約110名の方にご参加いただきました。 ありがとうございました。     ●保護者懇談会   約40組の保護者の方々にご出席いただきました。 ありがとうございました。  

2010.10.13

大和高田市の姉妹都市オーストラリア・リズモー市から交換学生が来校しました。

大和高田市とオーストラリアの東部・ニューサウスウェールズ州・リズモー市は、1963年(昭和38年)に姉妹都市を締結して、今年で47年目になります。同国最大の都市シドニーからは北へ800km、ブリスベンからは南へ200kmの位置にある人口約45,000人の気候の穏やかな都市です。 2010(平成22)年10月4日、高校生4名(ジェシカ、ローレン、アーロン、カート)と引率者3名(シェリン、コリーン、リック)の合計7名(および大和高田市通訳職員1名)が来校されました。まず学長室を訪問し、学長のご挨拶がありました。その際、金子健康学部長が流暢な英語で通訳をしていただき、話もはずみました。また、学内の案内や学食での食事などでは教育学部教員(深田先生、竹下先生)とボランティア参加の学生12名が両都市友好のための橋渡し役となりました。以下、1日の様子を写真でリポートします。   交換学生らの到着 学長より歓迎のご挨拶 (通訳は金子健康科学部長) 引率者シェリンさんの写真集の贈呈 学長を囲んで みんな一緒に学食で昼食 深田先生による本学のビデオ映写説明 学内案内役の学生たちの自己紹介 図書館-C棟-L棟-K棟-E棟へ学内案内 茶話会では話がはずみました とても陽気なリックさんと       交換学生一行と学生のお別れ記念撮影(打ち解けた雰囲気そのままに)

2010.10.08

2010年12月11日(土)ノーベル賞受賞者 小柴昌俊先生特別講演会(FEPホール企画)を開催します。

定員に達しましたので、締め切りました。   宇宙、人間、ニュートリノ  ~ノーベル賞学者、小柴先生が語る人生論~ 物理学者たちが懸命に求めてきた物質の最小単位・・・。質量が非常に小さく、透明性が高いために、その存在を確かめることが困難をきわめた「ニュートリノ」。それを検出するために地下1000mに、高さ16m直径15.6mの巨大な円筒形の器を作りそこに3000トンの水を蓄え、直径50cmの光センサーを1500個並べるという巨大な装置「カミオカンデ」を作り上げ、そして「宇宙ニュートリノ」を世界で初めて観測するという輝かしい業績を挙げられた小柴先生。 しかし一方、こどものころはやんちゃ坊主、高校時代は「小柴は物理が出来ない」という言葉に一念発起して東大理学部に進学、それでも成績はビリで卒業・・・。「やればできる」をモットーに生きてこられた小柴先生の人生論、そして科学の面白さについて語っていただきます。   小柴教授プロフィール     日 時 2010(平成22)年12月11日(土)開場12:30 13:00~14:00 宇宙、人間、ニュートリノ ~ノーベル賞学者、小柴先生が語る人生論~ 会 場 畿央大学冬木記念ホール アクセスはこちら 主 催 学校法人冬木学園 後援:奈良県、奈良県教育委員会   ●畿央大学ミニ講座 14:10~14:40 ニュートリノが語る星の物語 ~恒星はどのような一生をたどるのか~ 畿央大学教育学部講師 奥田俊詞 詳細はこちら(PDF) 定員に達しましたので、締め切りました。   ●お問い合わせ先 畿央大学企画部 Tel:0745-54-1601

2010.10.06

2010年10月23日(土)~24日(日)第8回畿央祭の案内を掲載しました。

第8回畿央祭 日 時 2010年10月23日(土)・24日(日) 10:00~18:00 テーマ 「HOME」 温かい第二の家! 会 場 畿央大学 アクセスはこちら※公共交通機関を利用してご参加ください。 同時開催 受験生向けミニオープンキャンパス ●今年も畿央祭は子どもから大人まで、みんなが楽しめる企画が盛りだくさん!   毎年、地域のみなさんや受験生・保護者のみなさんに楽しんでいただいている畿央祭。今年も一層充実したものにしようと準備をすすめています。受験生の皆さんには、オープンキャンパスも同時開催です。ぜひご参加ください。 ●主なプログラム 23日(土)  ステージでは・・・ 野外ステージホール 9:30 開会式     10:30 *金明太鼓  11:30 *付属幼稚園 畿央太鼓 13:30 *バルーンアート 15:00 ジャグリング 13:50 *フラダンス 18:00 カラオケ大会 24日(日) 野外ステージホール 10:00 *吉本お笑いライブ     18:00 ソーラン節(実行委員) 13:10 ものまねショー 18:20 ダンス部 14:40 学生コント ※その他、バンド演奏、クラブ発表などのイベントがあります。*畿央大生以外のゲスト出演   ●吉本お笑いライブ     ●子ども向け企画『みんなであそぼっ わんぱーく』 23日(土)10:00~16:0024日(日)12:00~16:00スライム、こま、ビーズ、砂絵、プラパン、わなげ、ストラックアウトなど ●その他 模擬店・縁日 約50店フリーマーケット、モザイクアート、お化け屋敷、青年海外協力隊募集説明会、献血などもあります!     同時開催 ウェルカムキャンパス  「ウェルカムキャンパス」は畿央大学の教職員がお贈りする、地域のみなさま参加型のイベントです。  詳細はこちら(PDF) 23日 ●大豆スイーツ&ポテト試食会 11:00~15:00 場所:C棟1階 C105ゼミ室大豆をたっぷり使ったケーキとフライドポテトの試食・アンケート。ケーキは直販予定!   ●テンペカフェ 10:00~15:00 場所:C棟1階 実習食堂   動脈硬化を防ぐ効果あり、今注目の「テンペ」が食べられるカフェ(有料)です。   24日   ●健康チェック 10:00~12:00/13:00~15:00  場所:K棟1階 看護実習室 ◎骨密度計測◎体組成の測定 ◎握力測定 ◎30秒椅子から立ち上がりテスト ◎ファンクショナルリーチテスト(前方向へのバランス能力測定)   ●食事メニューのカロリー計算 10:00~12:00/13:00~15:00 場所:L棟2階 L203教室 健康栄養学科の新兵器「サッとシステム」を使ってカロリーを算出、食生活改善のための参加体験型講座。 ●学びのギャラリー   10:30~16:00場所:L棟1階 L101教室前フロア 人間環境デザイン学科の学生が作成した作品やポートフォリオ、プレゼン用資料、建築設計プロジェクト、デザイン作品などの成果物を展示。   ●学びのひろば  10:30~16:00場所:E棟 2階 第3会議室 「にぎわいゾーン」、「かたらいゾーン」、「ICTゾーン」の3部構成で、教育に関する学びと出会います。 ●番茶の茶がゆ試食 11:00~(無くなり次第終了)場所:C棟1階  実習食堂 大淀町特産品の番茶を使った茶がゆ、または番茶リゾットを100名様限定で無料試食。   23日(土)/24日(日)   ●卒業生対象 【同窓会サロン】 畿央大学、畿央大学短期大学部、桜井女子短大卒業生集まれ!サロンで受付して頂くと特典があります。懐かしい写真を展示しています。先生や友人、後輩に出会えるかも・・・ ●味覚測定 10:00~15:00 場所:L棟 1階 生理機能実習室  美味しさってなに? 味覚って? 人の味覚の不思議にせまります。   第8回畿央祭実行委員会からのご挨拶 今年度で畿央祭は第8回を迎えます。これまで先輩方が創り上げて来た8度の畿央祭。その背景には毎年増え続ける仲間との絆、“つながり”があります。そのつながりを増やせるよう、これまで築いていただいた歴史を受け継げるように準備に取り組んでいます。そのために立ち上がった実行委員は総勢95名。それぞれが畿央祭を成功させようと熱い思いで動いています。 そんな私たちは今年度の畿央祭のテーマに『HOME』を選びました。私たちにとって畿央大学は温かく、優しく、第2の“家”のような場所であるからです。悲しい時、悩んでいる時、そっと傍らに寄り添ってくれる仲間・先輩、先生方がここにはいます。助け愛、高め愛、認め愛、愛の原点である家族、家。畿央祭を通して、私たちの第2の家をより強く、より大きな存在にできたら…というのが私たちのなによりの願いです。また、畿央祭に足を運んでいただいたお客様にも畿央祭を存分に楽しんでいただけるよう、より多くの人を笑顔にできるよう、多くのイベント・企画をご用意していますので、ぜひ畿央祭に来て一緒に畿央祭を盛り上げましょう!最後になりますが、ここに第8回畿央祭を開催できることを心より感謝し、そして畿央祭に携わっていただいている全ての方々には厚くお礼申し上げます。 第8回畿央祭実行委員一同

2010.10.01

平成22年度 第2回健康意識啓発セミナーが開催されました。

  日 時  2010.9/22と9/29(水) 14:00~15:00 テーマ 「笑いと食と健康と」 講 師  日本笑い学会副会長・産婦人科医 昇 幹夫 氏   参加者は、1回生の約7割にあたる332名でした! 食を中心に、「食べ物を美味しく食べる」「人間の味覚は10歳までに決まる」「ダイエットが原因で味覚障害」「トランス脂肪酸の害」「食事に仕方」「タバコは血管収縮剤・老け薬」について映像や具体的な事例・ユーモアを交えながら、日常生活の中で「食」とは何かを考えさせられたお話でした。「胃腸は心の鏡」というとおり、どんな雰囲気で食べるか、誰と食べるかによって、消化・吸収も影響を受けるそうです。   食が人をつくり、料理を作って五感を育て、自分に心地よいことをする。笑いのある人生を過ごし、美味しく食べて、健康な体を養いたいものです。  胎児は胎内で、両親の声も聞いているし、お母さんが気分のいい時には赤ちゃんも機嫌がよく、笑顔を見せてくれることもあるそうです。 右の写真は、その時の8ヶ月目の胎児のほほえみの超音波画像です。 ≪参加者の感想≫ ・胎内記憶の話で、あんなに明確に覚えている子がいることに驚きました。     胎内で笑っている赤ちゃんを見てとても幸せに感じました。  ・不妊治療を受けている人が増えていて、食品添加物で男性の8割の精子が異常をきたすことに驚きました。自分の食生活をもう一度見直そうと思った。 ・将来「食」に関わっていくものとして恥じることのない食生活が送れるようになりたい。 ・今回の講演で、気付かされることがたくさんあって「食」が体に与える影響はすごく大きいと思ったので、学んで得た知識を今後学習に役立てていき、頑張っていきたいと思った。 ・最後の花ちゃんの映像を見て、誰かのために料理を作る。何かをする大切さを改めて知りました。 ・がんの原因には、ライフスタイル、食事、心が関係していて、どれだけ食事に気をつけていても心の持ち方一つで悪くなるので、魂のうち震えるほどの感動、感じる心、感性をもち一日一日を大切に生きていこうと改めて思いました。 ・自分の食べるものについて、聞いた話を聴くだけで終わらせず、実行していきたいと思いました。

2010.09.30

2010年12月5日(日)第9回畿央大学公開講座のご案内

「美」は最高のもの、深遠なもの、そして人があこがれてやまない価値のあるものです。畿央大学の建学の精神の一つは「美をつくる」です。見る人の心を澄まし、喜びとやすらぎを与えられる美しいものを作り出せる人材を世に送り出したいと考えています。今回の公開講座は「美しく生きる」をメインテーマとして、人のからだと心の美しさを改めて考える機会を持ちたいと考えました。世界的にも著名な生理学者である金子章道教授と、看護教育の第一線で活躍される伊藤明子教授のお話をぜひお聞きください。   公開講座(受講料 無料)2010/12/5(日) 講座A 12:30受付 13:00~14:30「人の身体は美しい ~生理学の視点から見た調和の世界~」畿央大学 健康科学部 学部長 金子 章道 講座B 14:30受付 15:00~16:30「くじけないで ~あなたの心にビタミン剤足りていますか~」畿央大学 健康科学部看護医療学科 学科長 伊藤 明子 ※会場はいずれも 畿央大学 KB04教室。講座は1コマ90分です。     講座内容の詳細はこちら(PDF)   申込方法 ・希望される講座区分(A,B)複数可 ・お名前(ふりがな) ・年齢 ・ご住所(郵便番号から) ・電話番号(連絡先) ・メールアドレス を明記の上、官製ハガキ・FAX・E-mailのいずれかでお申込ください。   宛先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 公開講座係E-mail:uketsuke@kio.ac.jpFAX : 0745-54-1600   ※受講証の発行は致しません。 当日直接本学にお越しいただき、公開講座受付で会場をご確認ください。 ※公共交通機関を利用してご参加ください。   お問い合わせ 畿央大学企画部 TEL0745-54-1601

2010.09.28

広陵町かぐや姫まつりに「テンぺ」試食店を出店しました。

地元広陵町は、産業面では靴下となすびの生産、文化歴史面では古墳の一番多い町として有名ですが、「かぐや姫」伝説発祥の地としても知られています。そして、その名も「かぐや姫まつり」が、2010(平成22)年9月25日(土)26日(日)の両日、竹取公園において開催されました。本学からは、健康栄養学科卒業研究テーマとする「テンぺ」研究に関わる4回生5名(指導教員浅野恭代教授)がテンペの普及とテンペドレッシング開発のため、試食模擬店“テンペ食べてみ亭”を出店しました。   試食皿にはテンペそのものとブロッコリーにかけた4種のテンペドレッシング味を盛り付け、食べ比べをして、どれが一番おいしかったかをアンケート。統計の精度を上げるためこの日用意したのは400食分で、製造から盛り付け、客呼び込み、アンケート回収まで、浅野先生を含めて6名で行い、大忙しの一日でした。店内は約20席を設け、テンペの作り方やテンペを使った料理例をパネルで紹介して試食中にご覧いただきました。テンペとは、ゆでた大豆をテンペ菌で発酵させた「大豆発酵食品」で、もともとはインドネシア伝統食材でインドネシア納豆とも呼ばれています。テンペは納豆のような臭いや粘りがないので食べやすく風味豊かな味わいがあり、いろいろな料理に使うことができます。また、低脂肪・高タンパク質であるため健康食品としての機能もあることを来場されたみなさんに知っていただくことができました。   また、ボランティアとして、女子学生が『かぐや姫』と『かぐや姫みこし』にも参加しました。(-Kio's Smile Site − 関連記事 https://www.kio.ac.jp/information/2010/09/post-318.html)   開催初日のオープニングセレモニーには岡田克也民主党幹事長(前外務大臣)が急遽来賓参加され、地元出店企業のブースを回り、かぐや姫まつりが一挙に盛り上がりました。   広陵町と畿央大学は、集団特定健診の手伝い、『いきいき生活』応援のための「さわやか講座」への講師派遣、学校インターンシップ実習をはじめ、地元商工会や企業との産学連携事業まで多方面で強い絆とご縁で結ばれています。今回の健康栄養学科学生らの卒研テンペ出店にみるように、自らが能動的に活動することによって就職後の社会体験に繋がる良い機会にもなっています。(夢をカタチに!)

2010.09.27

第27回全国都市緑化ならフェアに参加しています。

平成22年9月18日から馬見丘陵公園にて開催中の第27回全国都市緑化ならフェアに、本学人間環境デザイン学科が、トライアルガーデンという分野で参加しています。参加を決定した6月から準備を重ね、8月から制作に入りました。今年の夏はとくに暑く、朝8時でも30℃を超えていました。毎朝の日課はまず、水筒にお茶と氷を満杯に入れること。命綱のようなものです。暑さのあまり、昼食もあまり喉を通りませんでした。でも猛暑のつらさ以上に、完成したときに得たものははるかに大きかったのです!! ここに、人間環境デザイン学科4回生三井田ゼミの学生が、夏休みをフルに使って出来上がったこの作品の全貌を明らかにします!   ≪基礎づくり≫今まで授業で学習した模型とはここから違います。“基礎ってひとつひとつ手作業で作るんだ・・・”        鉄筋の杭を曲げてその先を削ります。     ≪基礎設置≫ 畿央大学に割り当てられた敷地は高低差25㎝の傾斜。   水糸で設置場所を決め、その上にセメント砂を敷きます。セメント砂は基礎が動かないように硬く、そして硬くてもひび割れを起こさないように分量を職人さんに教えていただきながらこねました。 “授業で習った分量はあくまでも基本。現場の状況で判断するってすごいな”   ≪柱・壁・床・垂木 塗装≫ 梶岡工務店さんで各部材の塗装をしました。キシラデコールという油分のある塗装剤は木目を綺麗に浮き上がらせてくれます。丁寧に丁寧に塗り上げました。     ≪建て方≫ いよいよ今回のコンセプト「くるま1台分のスペースに憩いの場を」の本体が建ちました。 1度工務店さんで組み立てたことを思い出して、声を出しながら順番を確認して立ち上げました。土台が備わりその上に柱。筋交を入れて補強する。床も順番にビスで貼りつけます。     ≪庭園づくり≫ 試行錯誤した結果、“竹の四つ目垣”“玉砂利”“装飾的なアプローチ”を取り入れた和風庭園にしました。 そして降り口はデザイン的な角材の階段です。     ≪そして完成≫ 3週間かけて出来上がったとき、みんな喜びに満ち溢れていて自信満々の作品となりました。 それぞれ計画案の違いで起こる葛藤や、やり直しの日々、締め切りの焦りなどたくさんの不安がありましたが、見事に出来上がりました!これは本当に私たちだけでは到底できない作品です。梶岡工務店さん、泉谷木材商店さん、緑化ならフェア管理局の方々、大学事務局、いろいろなご協力のもと完成しました。このブログの枠には書ききれない思い出ができました。 本当にありがとうございました。   この建物は緑化ならフェア終了後、解体するのではなく大学に持ち帰って再現することになっています。そのときはまた一から建てなおさなければいけません。ですがこれが後輩に継承されて畿央大学のシンボルのひとつになってくれるという願いを込めて、また力を合わせて組み立てたいと思います。 『第27全国都市緑化ならフェア』は、平成22年11月14日(日)まで実施されています。 みなさんも、是非一度、見学にお越しください。   第27全国都市緑化ならフェアHP http://www.yamatohanagoyomi.jp/   【スマイルサイト関連記事】全国都市緑化ならフェア「トライアルガーデン」に出展します。https://www.kio.ac.jp/information/2010/08/post-297.html第27回 全国都市緑化ならフェア vol.1https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/27vol1.html

2010.09.22

2010橿原商工まつり「まほろばフェスタ」に出店しました。

2010(平成22)年9月18日(土)、19日(日)の両日、近鉄八木駅前の近鉄百貨店と橿原文化会館前広場で開催された 2010橿原商工まつり「まほろばフェスタ」に畿央大学ブースとして出店しました。 畿央大学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物」は、橿原市が誇れる新しい食の土産物を創作する目的で今年1月から始動し、橿原市の歴史文化、洋菓子・和菓子職人さんらによる指導など見学会を含めて5回の勉強会を重ねて学内選考の結果、グランプリ賞と審査員特別賞を受賞した作品レシピが見事に商品化、販売デビューにこぎつけました。       特設ステージ前の一等地に出店 きな粉味、抹茶味など7種味の葛ボーロ 製造販売元は、第3回目勉強会で和菓子づくりの指南をしていただいた、橿原で創業100年の歴史をもつ老舗「岩出湖月堂」。この日はきな粉、抹茶、いちご、紫いも、かぼちゃ、ココア、プレーンの7種味の葛ボーロを1袋100円で販売し、午前中には完売御礼となりました。きな粉と抹茶は決定しているのですが、他の5種の中から2つ加えて4つのセット販売を予定しているため、午前と午後に分けて来場者に試食投票を実施しました。ここで発案者らの健康栄養学科女子学生たち、指導教員の浅野恭代先生と薗田雅子先生が大奮闘、北田善三学科長も応援参加して盛り上がりました。   試食投票の呼び込み風景 これまでの事業経過をパネルで説明 フェスタ主催者橿原市森下豊市長を囲んで岩出湖月堂の場所はこちら → http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0005298607/coupon/?sc=3 もう一つの嬉しい話題は、フェスタに合わせて近鉄八木駅前商店街のcocoai(ココアイ:心に愛をという意味を込めた店名で、奈良の活性化のために大和奈良の厳選野菜を材料とする洋菓子店)で“月の誕生石”(大和まなのタルト)が同時販売されたことです。お礼方々みんなで会場から2~3分のcocoaiの野菜ソムリエ原田知里店長を訪ねました。奥のキッチンではちょうど“月の誕生石”を追加製造しているところで、可愛いお店の雰囲気と心優しい、そして美人の原田さんの話に感激!   増産中の“月の誕生石” ショーケースの中に作品が! 発案した学生と原田店長   近鉄八木駅前商店街cocoai原田知里店長を囲んでcocoaiのホームページはこちらから → http://cocoai-nara.com/   今回で14回目を数える橿原商工まつりは、平城遷都1300年記念の年でもありムーンライトIN藤原京とは昼・夜2日間の同日開催となりました。このムーンライトIN藤原京には畿央大学生ボランティアが10数人参加しています。フェスタ終了後はバスに乗って藤原旧跡へ。2007年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した河瀬直美監督が森下市長らとカウントダウンを行い、天の香具山からの花火や天空にも届く緑のサーチライトが照らし出す悠久の世界が演出されました。     また、監督の新作映画“朱花(はねづ)の月”という、橿原・明日香・高取を舞台に、木工作家の男性と、染色が趣味の女性が互いにひかれあうストーリーで2人の祖父母の恋愛や飛鳥時代の天武、持統両天皇の史実なども織り交ぜながら、「連綿と続く命の営み」をテーマに描かれる約2時間の長編映画の宣伝トークショー。河瀬監督は「(橿原市の)藤原京跡に立つと、空が広く夕日もきれいで、世界遺産級の場所だと感じた。明日香村にも多くの自然が残り、日本が世界に誇れる風景として、映画を通して発信していきたい」と語っていました。   畿央大学では学生と教員のアイディアを活かすさまざまな形での産学官連携事業に取り組んでいます。学生にとってはいずれ学窓を巣立ち社会や企業の荒波に揉まれるわけですので、貴重な体験となります。今年度の「万葉人からの贈り物」プロジェクトも、また昨年度の「古代弁当」プロジェクトにしても、参加するしないは自由ですがいったん手を挙げたからには「建学の精神」をもって最後までやり遂げる気概が大事です。今年開学8年目を迎えた畿央大学の気風・風土が産学官連携事業を通しても醸成されつつあります。(夢をカタチに!)

2010.09.21

畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(応用編)を開講しました。

2010(平成22)年9月11日(土)、12日(日)、「平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー 応用編」が開講されました。7月24日、25日の基礎編に続くものとして、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心に全国から約200名の方が受講され、脳科学(Brain Science)とそれを基盤にしたリハビリテーション介入であるニューロリハビリテーションへの応用の取組みが期待されています。   ほとんどの受講者は7月の基礎編参加者であるため、前回とは趣きを変えて、冬木記念ホールというすり鉢状の講演会場で講義を聴く形式としました。今回の応用編では、基礎編のような局在機能ではなく、ヒトの行動や思考についての脳機能を神経ネットワークの視点から考えるという高度な講義内容でした。基本的な内容から最新の知見をはじめ臨床的な症例を交えながらわかりやすく説明しました。 時計台の左の冬木ホールが今回の会場 受付風景(東北~九州の全国から約200名) 森岡周教授による開講のご挨拶 講義ホールの大画面を見ながら受講 ニューロリハビリテーションセミナー応用編の講義テーマおよび講師陣等は、以下のとおりでした。   (1日目) 1.感覚情報処理機構  森岡 周 2.上肢運動制御の脳内機構  谷口 博 3.姿勢・歩行制御の脳内機構  冷水 誠   テーブル討議     懇親会     (2日目) 4.運動学習の脳内機構 冷水 誠 5.情動とコミュニケーションの脳内機構 信迫 悟志 6.思考と記憶の脳内機構  前岡 浩 7.運動イメージとミラーニューロンシステム 松尾 篤   質疑応答     このセミナーでは大学の授業と同じ1コマ90分としていますが、講師陣はできるだけ多くの知見の紹介に心掛けており、基礎編(174頁)、応用編(256頁)のテキスト資料編纂には多大な労力をかけています。単なる神経疾患のリハビリ(Neurologic rehabilitation)ではなく、Neurologyはもちろん、Neuroscience的知見の臨床応用をめざす点において重要だからです。したがって、Neuro-rehabilitationの研究を推進するためには、リハビリ医学、理学療法学、作業療法学、言語療法学、神経内科学だけでなく、解剖学、神経生理学、バイオメカニクス、心理学、計算論的神経科学、などの学際的な知恵を結集する必要があるからです。そして、畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー次回12月の「臨床編」は、リハビリの現場で働くみなさま方に一筋の光をご提供できるのではないかと考えています。

2010.09.14

「学習キャンプ2010夏~笑~」を実施しました。

野外活動体験やコミュニケーションゲームなどを通じて社会性や教育について学ぶ1泊2日の「学習キャンプ」が、9月6日(月)~7日(火)に奈良県立野外活動センターで開催されました。このキャンプでは学生自らが実行委員を務めており、夏の企画は4年目を迎え、今回は各学科から1・2回生87名が参加しました。笑顔になれる体験を!との思いから、今回のテーマを“笑”にして、数ヶ月前からスタッフが何度も会議を重ねてきました。この「学習キャンプ」は、企画段階から当日におけるまでの様々な出来事を通じて学ぶことを目的としているので、参加学生やスタッフ学生は共に学び合う同志です。ハプニングもつきものですが、その場の状況やタイミングをいかに見極めて相手や自分を思いやる行動ができるかどうかによって内容や達成感が左右されます。各種のプログラムを通じて自然から学ばせてもらい、お互いを思いやるこころを育て、そしてお互いが笑顔になれる体験を!という想いが、1回目の先輩スタッフから脈々と引き継がれていることを感じるキャンプとなりました。いつもご指導いただいている奈良県立野外活動センター所員の皆様には、今回も多大なご協力をいただき、最後には2日間の思い出映像を編集したDVDまで製作・上映していただきました。   入所式ではまだ緊張している人も? わからないことはスタッフに聞いてね 同センター吉藤先生によるレクリエーション指導 アイスブレーキングで笑顔がこぼれて 座学(野外活動の重要性について) 座学・実技(キャンプファイア指導) さあ、薪を組んでみよう 夕食は食堂で班ごとにいただきます 吉藤先生のリードで大いに盛り上がる クライマックスのキャンプファイア 朝の頭と体を目覚めさせる活動 食材探しのウォークラリー ポイント地点でお題をクリアして次へ 吐山(はやま)の森を皆で散策 竹を使ってバウムクーヘン作り 自炊(炊き込みご飯とロールキャベツ) フィードバックでノートに思いを書く 全員で2日間を振り返って共有 退所式ではセンターからのプレゼント映像も 最後は皆で歌ってお別れ 様々な思いと笑顔に満ちた2日間でした。この経験を今後の学生生活で深めてくれることでしょう。

2010.09.02

第2回やまとフォーラムを開催しました。

2010(平成22)年8月29日(日)13時より17時まで、畿央大学冬木記念ホールおよび講義教室において、「第2回やまとフォーラム―教育・文化・健康―」(基調講演を含む全15講座)を開催しました。このフォーラムは、学校法人冬木学園の社会貢献活動の一環として開いているもので、昨年度に続いて2回目となります。まず、冬木智子理事長のご挨拶とお礼、地元広陵町平岡仁町長のご挨拶に続いて、奈良「法徳寺」副住職倍巖良明(ばいがん りょうみょう)師の基調講演が行われました。   正面玄関 ホール受付 冬木智子学長ご挨拶   平岡仁広陵町長ご挨拶 講座の詳細はこちら→   倍巖良明師の基調講演「喜びと感謝と敬いの心」~私たちは支えられ、生かされている~ 冬木記念ホールには、350人を超える聴講者が集まり、倍巖良明師の説法に聴き入りました。倍巖師は、大学卒業後、薬師寺故高田好胤師に師事し薬師寺伽藍にて法話を担当。現在、奈良市生涯学習財団理事、NPO法人さんが俥座副理事長として活躍中で、ならまち復興と奈良の観光産業の発展に奔走されています。趣味でバンジョーを弾いては歌手の高石ともやさんらと一緒に歌ったり、ならまちにある「テンテンカフェ」(故河島英五氏奥様経営)で2カ月に1度「カフェDE説法」を開催している異色の名物和尚さんです。   五観の偈(食前の言葉)から、人は食物を摂らなければ死に至るが、その食物は多くの人々の労力と家畜や魚など生あるものの犠牲のうえに我々の糧となっているのであるから感謝して食さねばならない。食前にはいただきます(合掌)の感謝の言葉が大事で、日本には茶道、華道など良き文化作法として残ってきているが、それは形を大事に今に伝えてきたからこその結果であり、感謝の心も声に出し表現していくことから始めなければなりません。そして、仏の道においても私たち普通の人でも、毎日続けることによって人格を磨いていくことにつながります。故高田好胤師の当時のエピソードやユーモアを交え、わかりやすい言葉で説法していただきました。   ●公開講座ではカラーセラピー、アロマテラピーの癒し系が人気   一挙14の公開講座を開講しましたが、癒し系の講座が人気でⅠ限目中屋和恵講師による「人類の遺産アロマテラピー入門」では有機物質がもたらす自然療法、芳香としての精油の使い方と効果などについて実演もしていただきました。Ⅱ限目林由恵講師による「人の心をギュッとつかむカラー活用術」では人は最初の6秒間の第一印象で決まるので、パーソナルカラーを知り自分の魅力を引き出す色づかいに心がけることが大事、そして相手の心をつかんでなりたい自分になろう、と力説されました。   アロマテラピー入門(中屋講師) あなたの魅力を引き出す色づかい(林講師) また、自然と向かい合う新井博子講師による「化学マジック&葉っぱと森と炭素のゆくえ」、自然とエコの菜の花バイオマス提唱の高澤正雄講師による「あなたも取り組める地球温暖化防止対策」も好評で、人は自然とともに生きる、共存していることを実感できる講座に多くの方の関心が集まりました。   化学マジック&葉っぱ…(新井講師) 菜の花バイオマス(高澤講師)   ●大和伝統野菜の栽培と農家レストラン経営で地産地消、食文化の継承!   地元広陵町は靴下となすびの町、サラダなすや大和伝統野菜に有機農法をとり入れている杉本雅照講師による「農家さんってガンコ!」、そして奈良市高樋町で大和野菜を自農し奈良まちで農家レストランを経営する三浦雅之講師による「大和野菜について学ぶ」の2つの講座には、“大和野菜”に関心がある方、家庭菜園を楽しむ方や専業農家の方など、多くの受講生で賑わいました。   農家さんってガンコ!(杉本講師) 大和野菜について(三浦講師 ●公開講座で根強い人気は考古学や歴史文化です(広陵町は古墳の町)   広陵町のもう一つの顔は、日本で一番古墳の多い町。町文化財保存センター井上義光講師による「巣山古墳の発掘調査」、そして香芝市教育委員会事務局山下隆次講師による「長屋王と葛城北部地域」、また万葉文化館曹咏梅講師による「万葉の歌から北葛城を訪ねてみよう」には、地元の考古学ファンや万葉ファンが教室を埋め尽くしました。   巣山古墳の発掘調査(井上講師) 長屋王と葛城北部地域(山下講師)   万葉の歌から北葛城を…(曹講師)     ●畿央大学は「健康」・「教育」に力を入れています!   健康に関心のある方が多い、その証明となったのが畿央大学理学療法学科助教瓜谷大輔先生による「姿勢を正して、健康なカラダをつくろう!」で、最大230名収容の大教室が満員になりました。姿勢が悪いと肩こり、腰痛、手足のしびれ、頭痛などすべてに影響します。好きな音楽を聴いたり演奏したりすると、血管機能や生理器官、心の安定に効果があると説く現代教育学科准教授坂本暁美先生による「今こそ音楽!」も音楽室が溢れんばかりとなりました。   姿勢を正して…(瓜谷講師) 今こそ音楽!(坂本講師)   また、人間環境デザイン学科教授佐藤昌子先生による「水の力、光の力」、健康栄養学科教授森友彦先生の「畿央大学発健康スィーツが全国デビュー」、看護医療学科助教目良宣子先生の「ひきこもる若者の理解と対応」の畿央大学らしい多彩なテーマの講座も人気を博しました。   今回外部講師として講義していただいた9名、畿央大学教員5名の14の公開講座の延べ受講者数は約900名、倍巖師の基調講演を含めると約1,250名以上となります。昨年度第1回目フォーラムの2~3割増の聴講者のみなさんが来校していただき、ありがとうございました。 受講後アンケート結果においては、「共感できる内容で、いつも楽しみに受講しています。」「学生時代にかえったようです。」など、リフレッシュな公開講座として地域のみなさんに受け容れられていることが窺えました。倍巖師の言葉どおり、畿央大学をはじめとする学校法人冬木学園も地域のみなさんに支えられ生きており、これからも志高く発展し続けてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。(合掌) /p

2010.08.19

教職員のための夏の公開講座を開講しました。

この公開講座は、奈良県内の小中高および特別支援学校教職員のリフレッシュをはかる目的で、奈良県立教育研究所の依頼にもとづき、夏休みを利用して毎年実施している公開講座です。2010 (H22)年8月18日、10時から12時まで午前の部1講座、13時30分から15時30分まで午後の部2講座の合計3講座を実施しました。今年は従来の座学中心から趣を変え、受講者参加型の体験講座として先生方がそれぞれの学校ですぐに役立つ実践的な授業形式を取り入れました。 講座No.1は、教育学部現代教育学科講師 奥田俊詞先生による「できる!わかる!小学校理科実験講座」で、小学校3年生から6年生まで教える“電流”について系統立てて学んでいただきました。各学年での授業のポイントや奥田先生自作の実験装置を使い子どもたちに楽しく理解してもらえる工夫を盛り込んでいるので、受講者のみなさんは「なるほど、こうすればいいのか!」と感嘆の連続でした。   いろんな実験装置の説明 回路は“輪”= 全員手をつないで電気を流して 身近な材料で簡単な実験装置を自製 先生方がまず触れて使って、なるほど!納得   午後の講座No.2は、健康科学部学部長 金子章道先生、助手 西井康恵先生、および午前に続いて奥田先生による「ウシガエルの解剖講座」で、理科の先生方に苦手な解剖実験、そして標本の作り方を学んでいただきました。動物を使う実験は愛護問題から敬遠されがちですが、人間も動物の一種であり私たちが生きていくうえで内臓器や神経の働きを知ることは非常に大切なことです。心臓、腎臓、肝臓などの移植技術が発達してきていますが、こうして身近な実験を通して生命の尊さを子どもたちに教えるのがねらいです。 この講座は13時30分から15時30分までの2時間の予定でしたが、熱心な受講者が多く18時頃まで研究と討議が続けられました。     午後の講座No.3は、「分かる!話せる!伝わる!ムース先生の英会話講座」と「明日から使える!小学校英語活動実践ワークショップ」。教育学部講師 ランディ・ムース先生と助教 深田將揮先生が担当し、受講生に生の英会話を伝授しました。教室内では受講生に英語で質問を投げかけ、即答してもらいました。身近にあるものを使った英語での遣り取りが続きました。      ムース先生と受講者とで行う“英語ゲーム”、子どもたちへの指導方法、教材の作り方など普段の授業で使える素材の紹介には、とても参考になったとの評をいただきました。この講座には20代、30代の若い女性教師の受講生が多く、教室内も華やかな雰囲気でいっぱいでした。   今回の体験型公開講座企画にあたっては、担当した教員陣も今までにない講座づくりに取り組みました。その結果、3つの講座の受講後アンケートではいずれも期待通り満足のいく内容であったと高い評価をいただきました。

2010.08.04

YOMIURI SPECIAL「就職に強い大学2011」で関西1位に!

YOMIURI SPECIAL「就職に強い大学2011」(2010.7.17号)で2010年度の大学別就職ランキングが発表されました。就職決定者300人以上の国公私立大学の中で畿央大学は関西地区で堂々の1位となりました。全国でみても5位にランクイン、また就職決定者300人未満の大学を含めても全国で18位ということになります。また、2010年3月に初めての卒業生を送り出した教育学部の就職率は93.6%で、初年度から分野別ランク全国4位となっています。 長びく不況で多くの大学が率を落とす中、91.5%→93.1%→94.3%と率を伸ばしてきた畿央大学は「本当に就職に強い大学である(記事本文より)」ということがデータとして証明され、受験生や関係者の皆様に知っていただくことができたと思います。  ※就職率 = 就職決定者/卒業者数-大学院進学者数     「All for One & One to One」 ~全ては一人のために、そして、個々に合った支援を個人のために~畿央大学はこれからも希望者の就職率100%を追求していきます。それが学生の夢を実現することだと信じるからです。入学当初から将来の進路について考える充実のキャリアサポート、夢の実現につながる就職活動支援プログラム、そしてクラス担任とキャリアセンタースタッフが一体となった徹底した個別指導。全ては一人のために、そして、個々に合った支援をモットーに、畿央大学はこれからも万全のキャリア教育を行い、就職支援体制を整えていきたいと考えます。 進路支援部長 大山 章博

2010.07.29

畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(基礎編)を開催しました。

2010(平成22)年7月24日(土)、25日(日)、「平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー 基礎編」が開催されました。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心として、全国から約200名もの多くの方々に参加していただき、改めて脳科学(Brain Science)とそれを基盤にしたリハビリテーション介入であるニューロリハビリテーション(Neurorehabilitation)への関心の高さを反映していると考えます。   今回は「基礎編」であり、ニューロリハビリテーションの基礎となる脳の構造や機能について、知識を深めることが目的でありました。開催時には、各講座の担当講師によって作成された全180ページにわたる資料を参加者に配布し、それをもとに講座が進められました。1日目は、脳の発生、脳幹、皮質下および辺縁系について、そして2日目は、大脳基底核と小脳、後頭葉・側頭葉、頭頂葉、前頭葉について説明がありました。その後の質疑応答については、今回一般的な形式はとらず、代わりに各開催日の最後にテーブル討議の時間が設けられました。講師および畿央大学大学院生が教室全体を巡回し、討議および質問に答えるという形式を採用し、積極的な討議、質問を頂きました。     1日目の講座終了後は、学生食堂にて懇親会が開催され、約100名の方がセミナーに引き続き参加されました。懇親会においても、和やかな雰囲気の中、活発な意見・情報交換が行われ、参加者間の関係も深めることができました。本年度より、「基礎編」、「応用編」、「臨床編」、「実践編」と複数回にわたってセミナーを開催いたします。その内容は、基礎から実践まで系統的に学べるプログラムを構成しており、セラピストとしての知識・技術の向上を目的とするとともに、セラピスト教育に携わっている教育研究者に対し情報提供することにより、その内容を教育に活用していただくことも目的としております。そしてこれらのセミナーを通じ、多くの方々に参加していただき、脳科学の知識に基づいたニューロリハビリテーションを様々な場所で展開して頂きたいと考えます。そして、一つのチームとして協力して発展していけるように、私どもも日々研鑚し、畿央大学から情報提供を続けていきたいと考えております。