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2014.08.26

御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。

御所市連携「御所市コミュニティカフェ」が落語会でオープニングセレモニー!     畿央大学と御所市(東川裕市長)は、平成23年8月、御所市におけるまちづくり、都市計画、健康づくり、子育て支援などを目的に包括連携協定を締結しています。御所市は、健幸都市=SMCスマートウェルネスシティ構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰を抑制しつつ福祉を充実する)の一つとして、近鉄御所駅前から御所市庁舎に続く新町商店街の一画(旧上田洋品店)にコミュニティカフェをつくる企画が持ち上がり、6月から準備を始め、7月からは店舗改装に着手しました。     2014(平成26)年8月22日(金)待ちに待ったオープン日となりました。 初日イベント開催にあたり、まず、東川市長からコミュニティカフェの意義と今後の持続的発展へのメッセージが述べられ、運営主体となる畿央大学人間環境デザイン学科(齋藤功子教授、ゼミ生6名)からみなさまへのご挨拶がありました。 その後、オープニングイベントとして、「落語会」が行われ、多くの近隣住民の方々が来られ用意した55席がすぐに満席になり立見が出る状態になりました。       発起人となったこのゼミ4回生6名(岡本和真、倉田恵輔、西島雅峰、細田大翔、水ノ上佳希、渡辺賢太)と後から加わった2回生6名も含め計12名が参加して、原則として以後毎週金曜日10時から15時の間、コミュニティカフェを運営していくことになります。カフェの名称は公募で決めることになりました。       御所市からは宮谷副市長、清水企画部長はじめ広報の方、奈良県地域振興部上中課長補佐、取材陣ではNHK奈良放送局や多くの新聞記者の方々に駆けつけていただき、新たなこの取組みを評価していただきました。     落語会の演目は、まず笑福亭生喬門下で若手ホープと言われている奈良市出身の「生寿(せいじゅ)」さんによる歯切れのよい古典落語「時うどん」、続いて桂文枝門下でかつては握り拳を口の中に入れるギャグで観客を沸かせた「三歩(さんぽ)」さんによる師匠の6代目文枝(三枝)襲名披露公演で世界各地を回ったエピソードを交えた創作落語、そして最後は笑福亭鶴瓶門下三番弟子の「純瓶(じゅんぺい)」さんによる創作落語、全部続けて1時間30分にわたり堪能していただきました。     生落語家によるマイクなしでの生声による寄席小屋になったカフェスペースでは約80名が抱腹絶倒の笑いの渦に引き込まれました。この落語会の手配をしていただいたのは人間環境デザイン学科長の三井田康記教授で、ならまちづくりの「NPO法人さんが俥座」理事長として定期的に落語会を催している関係から、御所市コミュニティカフェでもまずお笑いで街を元気にしようとの発案が見事にあたりました。     学生スタッフは9時30分に集合し、三井田教授指示のもとビール瓶ケースを並べて高座づくりから始めました。 舞台裏を少しご紹介します。瓶ケース3段のうえにコンパネを敷き、赤い毛氈をかけたり寄席幕を周りの壁に張り、「めくり」(出演者の名前の張り紙)や小机を並べるとにわか寄せ舞台に早変わりです。       畿央大学学生が中心になって今後のカフェ運営を進めていくことになります。 学内の多くの先生方にご協力とご支援を得て、今決まっているスケジュールは、以下の通りです。8月29日(金)クロースアップマジック    11:00   13:00        畿央大学マジックサークル2名によるカードやコインマジック9月12日(金)食育サッとシステム         健康栄養学科浅野恭代教授とヘルスチーム菜良による食品サンプルで食事管理9月19日(金)町の保健室   13:00        看護医療学科乾富士男准教授、松本泉美准教授、中谷香江助手による血圧、骨密度測定、        健康相談と保健指導10月3日(金)腹話術 ゲンちゃんと一緒に笑いましょう!   11:00   13:00        笑いの配達人江崎栄子さんが元気のゲンちゃんと滋賀から来てくれます。10月17日(金)誤嚥にナラん!体操     11:00           理学療法学科高取克彦准教授が誤嚥性肺炎予防体操で健康長寿の秘訣を伝授。  9月5日・9月26日・10月14日(金)10:00~15:00もカフェは開いています! イベントをきっかけに「御所市コミュニティカフェ」の存在を知っていただき、イベントのない普段にもぶらりと入って、ご近所同士でお茶を飲みながら歓談して、また学生たちの話に耳を傾けていただいたりして話の輪、人の輪ができたら嬉しいですね。これからもコミュニティカフェ、よろしくお願いします。

2014.08.22

2014年度教職員のための夏の公開講座を開講しました。

夏休み期間中に教員自身が自己研鑽するための任意参加講座に多くの先生が参加しました。     この講座は、奈良県教育研究所の依頼に基づいて、子どもたちが夏休みの間も先生方には知識を深め、得意分野はさらに伸ばしていただくことを目的に任意に選択受講していただく講座です。 畿央大学では2014(平成26)年8月22日午前・午後の2講座を設け、100名以上の奈良県内の教職員の方々にご参加いただきました。     午前の部は、畿央大学健康科学部健康栄養学科准教授の並河信太郎先生による『食をめぐる現状から学校教育において取り組みたい課題を考える』。 栄養教諭の養成にかかわっておられる並河先生から、小学生から高校生・大学生までの食生活の現状と理想について多くのデータや具体例を交えて分かりやすく講義していただきました。 朝食をとらない小学生の割合は11%、20歳以上の男子で糖尿病が疑われる者は27.3%にも上ります。奈良県民の食塩摂取量は全国平均より少なくて良好ですが、野菜の摂取量は全国平均を下回っています。 家庭では、1人で食事をとる子どもや家族で食べても別々のメニューということも増えているようです。学校教員として子どもたちに伝えられることは、食物の味や共食を通して食べる喜びを体験させること、いのちをいただいていることを教えること、などお話されました。     養護教諭や家庭科教諭の参加者が多く、受講後アンケートには、「アナフィラキシーショックの事例紹介では、衝撃的で怖さが伝わった。食物アレルギーの勉強になった」「家族の食生活を振り返ります」など、ご自身の食生活も見直していただけるきっかけにもなったようです。       午後の部は、畿央大学教育学部現代教育学科准教授の大久保賢一先生による『すべての子どもたちの成長を支える「かかわりの原理」』。 特別支援教育や応用行動分析学を研究テーマにしておられる大久保先生から、ご自身の体験や研究を通して、行動の原理を利用して子どもとうまくかかわる方法、成功へのスモールステップの大切さ、罰的な対応への問題点について、特別支援の必要な子どものケース事例なども交えてお話していただきました。 普段はあまり注目されませんが、行動した後の「褒められる」、「叱られる」などの経験が、その子どもの将来の行動の起こりやすさに影響しています。ただし、相手による反応の違いを理解することが必要です。問題行動にはその子どもなりの理由やメッセージが込められているので、相手を理解して、適切な道筋を作ってあげることが大切であることを話されました。      受講者アンケートでは、「2学期からの支援に取り入れてやってみます」「ムチ(罰)のない指導を心がけたい」「畿央大学で教員も参加できる応用行動分析の研究会があれば良いのにと思います。学生さんと一緒に研究法から実践まで学びあえるようなものが欲しい」など、前向きなご意見をいただきました。        

2014.08.15

9月27日(土)奈良県中央卸売市場の「食祭市」に出展します。

連携で出来たレシピ3種 (肉味噌入り卵焼き、大和のおかずKio丼、レンコンジェラート)各50食!   畿央大学は、平成25年5月に奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と包括連携協定を締結し、中央市場活性化のため奈良県の食材を使ったレシピ開発を行なってきました。畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手)の前期・後期「給食経営管理論実習」授業の中で中央市場から仕入れた食材を使ったレシピ開発を25年度2回、26年度1回、計3回実施し、50以上のレシピが開発出来ています。   2014(平成26)年9月27日(土)9時~12時、奈良県中央卸売市場において開催される『食祭市』で、その中から優れた3品を選んでご来場者に試食していただく予定です。ぜひ、みなさま、来て、見て、食べてください!   ▼試食の3品     ▼昨年9月の食祭市の様子   【関連記事】 平成26年度前期 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」品評会を行いました。 平成25年度後期 奈良県中央卸売市場連携「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。 平成25年度前期 奈良県中央卸売市場連携 『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ発表会』を開催しました。

2014.08.15

現代教育研究所主催『学びを結ぶワークショップⅡ』を開催しました。

2014.08.11

奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」品評会を行いました。

給食管理論実習授業3回生8チーム76名から24作品がエントリー!     平成25年5月に畿央大学と奈良県中央卸売市場は同市場活性化を目的に包括連携協定を結び、健康栄養学科給食管理論実習(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手)の授業の中で前後期別にテーマを替えて行なうレシピ開発品評会も今回で3回目を迎えます。今年(平成26年)度は秋に天皇皇后両陛下をお迎えして開催される「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」にちなんで、メイン食材は“お魚、マグロ”になりました。海のない奈良県ではお魚といえばあゆやあまごですが供給量が限られるので家庭の食卓にあがる頻度の高い“マグロ”に決定。 1回目授業(4月17日)には水産物卸協同組合(水産仲卸28社、吉田理事長)のご提供により授業の中で体長1.5m/40kgの「マグロ解体実演・部位説明・試食」が行われました。   8月7日(木)2限目10時40分からマグロを使った調理が始まり、市場関係者等の方々による審査が13時から実施されました。給食経営管理論実習の授業では給食提供の理論学習とともに、実際に学内の教職員・学生向けに約100食のランチを提供しています。(前期中に8回実施)また、この給食ランチのメニューに選ばれるまでに、幾つも試作されています。 今回の品評会には、3回生全員(76名)が8チームに分かれ、24品もの作品を出展しました。     奈良県からは、桜井良彰中央市場長、名草企画管理課長、新田業務課長、青果卸協同組合からは西川恵二理事長、井ノ上義友副理事長、水産物卸協同組合からは吉田新理事長、藤本高司副理事長、松本利隆副理事長、中村洋祐副理事長、関連卸協同組合から下村忠好副理事長を含む16名もの市場関係者、畿央大学からは冬木正彦副学長、北田善三健康栄養学科長らに試食と審査をしていただきました。審査員と学生で100名を超えるため、審査会場を今年5月に竣工した新学生食堂棟にして、盛大に行われました。     各班約10名の学生が協力し、代表者が料理の特徴をプレゼンしている間にグループで試食を配膳しました。審査員からは製作に苦労した点や一押しポイントを尋ねられ、テキパキと品評会が進行していきました。少量とはいえ、24品すべてを食べるのは、審査員の方々も満腹になって大変だったようです。マグロといえば冷蔵や冷凍保存の刺身が一般的ですが、普通は捨てられる皮の部分に少し付いている身をせせり落としてツナにしたり、血合部分を利用したエコな作品、すぐに商品化にできそうな保存の効く瓶詰めにしたものなどもありました。       調理実習室や給食経営管理実習室で作って盛り付けした後、ワゴンに乗せて新食堂棟まで約30m運びます。プレゼン、配膳と分刻みの作業でした。全作品は掲載しきれませんので、各賞に輝いた作品、グループのみご紹介します。   ▼奈良県中央卸売市場長賞【大和三山(まぐろを使ったおにぎり三種)】   ごぼうとにんじんの素揚げ、青じそと刻み海苔、白ごまと黒ごまをそれぞれまぶした三種で、だしを付けてお茶漬けにできるよう工夫されている逸品です。     ▼水産物卸協同組合理事長賞【まぐろ味噌、まぐろの南蛮漬け(2作品、同グループ)】     ▼青果卸売協同組合理事長賞【まぐろホットサンド】     ▼関連卸協同組合理事長賞【まぐろdeサンド】       受賞したのは上記5作品ですが、他の19作品も含め全てがとても美味しく、マグロを使ってこんな料理もできるの?って、幅が広く、奥の深い食材「マグロ」をあらためて実感させられました。     今年11月15日(土)、16日(日)の両日、大淀町(式典行事)、川上村(放流、歓迎行事)、五條市(放流行事)、橿原市(関連行事)にて「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」が開催され、畿央大学は16日にJAまほろばキッチン会場においてマグロ料理の試食をご来場者に提供する計画です。 畿央大学健康栄養学科学生の開発した逸品を食べに、みなさま、ぜひお越しください!!   【2014年度前期給食管理論実習記事】 給食管理論実習第1回目授業(マグロの解体実演) 給食第1弾「海の幸たっぷりランチ」 給食第2弾「大和野菜たっぷりランチ」 給食第3弾「まぐろ御膳」 給食第4弾「奈良×イタリアンランチ」 給食第5弾「紫外線対策~中華ランチ」 給食第6弾「和食~冷しゃぶサラダうどん」 給食第7弾「夏を乗り切るマグロランチ」 給食第8弾「いにしえの奈良定食」

2014.08.05

2014年卒の就職率、関西1位に~読売新聞社「就職に強い大学2015」

2014.07.23

橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうが給食献立開発プロジェクト」コンペが行なわれました。

橿原市立保育所・幼稚園児童向け給食献立メニュー10作品が勢ぞろい!   畿央大学と橿原市・橿原商工会議所との連携事業は平成21年度に開始し、今年で6年目を迎えています。昨年度は橿原産しょうがを使ったレシピ開発プロジェクトで7品が商品化され販売になりました。 今年26年度は、その産官学連携で産まれたしょうが7商品の販路拡大と、橿原のしょうがを市民の皆様にもっと知ってもらうために就学前児童の給食献立に取り入れることを目的に「橿原産しょうが給食献立開発プロジェクト」を実施しています。   2014(平成26)年7月19日(土)健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)学生33名、10グループによるコンペが開催されました。 まず14時~プレゼンテーション、15時~試食審査、16時30分~結果発表と表彰式が行なわれました。     橿原からは審査員として、吉廣清治橿原物産協会会長、石井誠一橿原商工会議所専務理事、竹本恵子橿原市福祉部副部長、藤井寛市民文化部副部長、岡橋守幸ワーキンググループリーダー、松田弘子料理研究家他5名、また畿央大学からは冬木副学長、永渕先生、浅野先生らに審査していただきました。     学生たちは、朝早いグループは9時過ぎから下ごしらえに入り、14時からのプレゼンを行い、15時からは調理したての試食4人前と展示用の1人前を作りました。子ども向けですので、しょうがの辛味を控えており、大人が食べるとどれも美味しいメニューでした。 プレゼン、ネーミング、献立のストーリー性、未就学児にとっての食べやすさ、給食の大量調理に向いているか、しょうがの風味があるか、など3点満点で評価されました。     見事しょうが給食導入賞に輝いたのは、Dグループ(2回生の岡田千波、千葉彩乃、成田優華)の作品「うさぎのお月見給食」です。 9月頃に子どもたちに提供できるということで、月に見立てた黄色いターメリックライスと野菜の煮もの、サラダを組み合わせた献立です。審査員には実際に給食を作っていただく保育所幼稚園の統括技能員2名の方に入ってもらっており、現場の意見も反映されています。     今年4月から始まり保育所見学会、調理勉強会を3回実施した「しょうが給食献立開発プロジェクト」はこれで終了となり、みんなも笑顔そのものです。 関係者のみなさま、ご支援・ご協力ありがとうございました。大学が夏休みの9月中旬ごろには実際の給食として導入されますので、みんなで行って子どもたちと一緒に食べてみたいですね。     【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」事業がスタート! 「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 「しょうが給食献立開発」第1回勉強会を行いました。 「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。「しょうが給食献立開発」第3回勉強会を行いました。

2014.07.07

近鉄SAフードコートメニュー開発プロジェクトのコンテストを開催しました。

健康栄養学科1~4回生の90名、26チームが参加し、グランプリを競う!   畿央大学は、近畿日本鉄道本社生活関連事業本部SA(サービスエリア)事業部(岸村吉偉部長)と連携して、西名阪自動車道香芝SAレストランのフードコートで提供するメニュー開発プロジェクト事業を行っています。 西名阪自動車道は大阪と名古屋を結ぶ物流の基幹道路で平日はトラックドライバーの憩のオアシスとなっているため、近鉄側要望として「クイック、がっつり、ヘルシー、奈良の食材50%以上、ワンプレート」というメニュー条件が付いています。 また、畿央大学健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)は単なるレシピ開発では本学の特色が反映されないとして「低カロリー、植物性たんぱく質中心、減塩」のいずれかを満足するメニューであること、という厳しい条件をクリアするよう指示されています。   2014(平成26)年4月に参加学生募集説明会、5月に第1回勉強会、6月に第2回勉強会を実施し、7月5日(土)11時から15時過ぎまで『近鉄SAフードコートメニュー開発プロジェクトコンテスト』を開催しました。       コンテスト当日は、学生たちは調理実習室で朝9時から料理の下ごしらえを始め、実習食堂で11時からの開会式(近鉄西村隆至取締役常務執行役員の挨拶)、試食審査会に臨みました。ご来賓・審査員として坂元雅春西日本高速道路サービス・ホールディング㈱関西支社長、近鉄審査員岸村吉偉部長、小籔香香芝レストラン支配人、畿央大学審査員として冬木正彦副学長、栢野新市教授、山本隆教授、上地加容子准教授、林京子講師が担当しました。   レシピ作品の配膳、プレゼン、質疑応答の合間に試食していただき1グループの持ち時間が約4分という強行スケジュールで、26グループの作品を審査。 畿央大学健康栄養学科では国家試験の管理栄養士資格取得をめざし今年も100%の合格率を達成していますが、食品開発に意欲を燃やす学生が多く、このプロジェクトに参加した学生数は1回生~4回生90名で、過去の健康栄養学科のメニュー開発プロジェクトで最多を記録しました。次々に運ばれてくるレシピ作品を試食する審査員もお腹がいっぱいになりました。       先月から第2調理実習室が新設されたので90名が一度に調理できるようになりました。審査員に料理をお出しするときはできるだけ温かいうちに配膳しなければ評価に影響するので作る側も時間管理が大変です。試食審査をする実習食堂のとなりの調理室では順番を待つグループが着々と準備していました。   この近鉄SAメニュー開発には、昨年「新豆乳クリームレシピ開発プロジェクト」でお世話になった不二製油㈱経営企画室マーケティング室リーダー長森真信氏(右下写真の左)ら6名が東京から応援に来ていただきました。ヘルシーメニューには同社製「濃久里夢」「美味投入」が欠かせないとして下ごしらえに6グループが使用しています。どんな料理にもマッチする夢の調味料として現在売り出し中の製品で、無償提供していただきました。ありがとうございます。       出来上がった作品はレシピシートとともにテーブルにどんどん並べられていきます。使用された器は実際に香芝レストランで使っているものを前日にお借りして各グループの料理を盛り付けしており、これらのうちのいずれかが今年9月頃には商品化され、みなさまに提供されます。         午後2時すぎから今年5月竣工になったP棟203教室において、審査結果発表、賞状と記念品授与式、講評が行われました。 いずれの作品も近鉄SA香芝レストランメニューに選ばれてもはずかしくないものでしたが、グランプリ賞はOグループ「大和芋のとろろ風オムライス」、準グランプリ賞はLグループ「丼界の新星!とりちり丼」、そして特別賞4グループが選ばれました。 グランプリ賞、準グランプリ賞のメニューは9月頃に発売される予定ですので、みなさま是非とも西名阪近鉄香芝レストランにお立ち寄りの際は召し上がってください。   ▼グランプリ賞 Oグループ(3回生、高木麻衣、西川由希子、西尾実紗) 「大和芋のとろろ風オムライス」      ▼準グランプリ賞 Lグループ(2回生、中愛理、三宅一魅) 「丼界の新星!とりちり丼」   4月にスタートしたメニュー開発プロジェクト事業も無事終了し、最後に学生90名と関係者一同の記念撮影を行いました。 この日出来上がったメニューは今後レシピ集として近畿日本鉄道本社制作により発刊される予定です。関係者のみなさま、ご支援とご協力ありがとうございました。       【関連記事】  近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました!近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第1回勉強会を実施しました。近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第2回勉強会を実施しました。

2014.07.02

第6回やまとフォーラム(夏の公開講座)を開催します。

夏の公開講座「やまとフォーラム」を開催します! 学校法人冬木学園は地域の文化交流の要となり、その発展に貢献することをめざしています。やまとフォーラムでは、畿央大学をはじめ冬木学園各校の教員をはじめ、地元地域で活躍されている方がたを講師に招いて14の講座を開講いたします。基調講演を含めてお一人様3講座にご参加いただけます。もちろん、参加費は無料です。   日時 2014(平成26)年8月31日(日)  受付12:30~ 基調講演開会13:00~ 会場 畿央大学 プログラム ご挨拶      13:00~13:20基調講演 13:20~14:20  講師:西山 厚 (帝塚山大学文学部文化創造学科教授)   テーマ:「江戸時代の大仏復興~公慶上人の生涯~」 公開講座Ⅰ限目 14:40~15:40公開講座Ⅱ限目 16:00~17:00 申し込み方法 当日申込可。参加される方は、直接会場にお越しください。     各講座の内容の詳細は、こちら        ※Ⅰ限目に7講座、Ⅱ限目に6講座を開講します。  Ⅰ限目から、Ⅱ限目からの参加もできます。   ※参加される方は、お申込みの上、  直接会場にお越し下さい。  (公共交通機関をご利用ください)                    クリックで拡大します。→        

2014.07.01

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携協定を締結しました。

全国の大学が2020年の五輪開催、そして成功に向けて集結!   2013(平成26)年9月7日ブエノスアイレスで開かれたIOC総会で、流行語にもなった「お・も・て・な・し」の合言葉などで、候補地としてスペインとトルコから抜きん出て、2020年オリンピック・パラリンピック開催国がわが国に決定されたのは記憶に新しいところです。   まだ6年先のことですが、東京だけでなく全国的に気運を盛り上げ、また相当数のボランティアスタッフを集めたり、大学の英知を活かすなどの目的で、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」(会長森喜朗)が全国大学短大1,129校に働きかけて約半数552校が連携の意志を表明。そのうちの270校が集結し、2014(平成26)年6月23日(月)早稲田大学大隈講堂において連携協定調印式が行なわれました。畿央大学からは、金子章道健康科学部長が代表して出席していただきました。                    森喜朗会長ごあいさつ                     大学グループごとに記念撮影    【連携事項】 1. 人的分野および教育分野での連携 2. オリンピック・パラリンピック競技大会に関わる研究分野での連携 3. オリンピック・パラリンピック競技大会の国内PR活動での連携 4. オリンピックムーブメントの推進およびオリンピックレガシーの継承に関わる連携 などで、多岐にわたる連携活動が今後実施されていくことになります。                                                クリックで大きくなります。   前回2012年のロンドンオリンピックには約200の国と地域から1万人以上が参加していますが、たくさんの理学療法士や病院スタッフがメディカルサポートとして協力しています。まさに本学の健康と教育の専門知識を世界を舞台に試す絶好の機会です。畿央大学は、これからも2020年東京オリンピック・パラリンピックを全面支援してまいります。

2014.06.25

畿央大学ロゴ入り「サラダわさび菜レシピ」がイオン、スーパー万代の店頭に並びます!

奈良県中央卸売市場連携事業で学生が考えた「サラダわさび菜レシピ」が 商品パッケージに掲載され、 イオン70店舗とスーパー万代100店舗で販売されます!     畿央大学と奈良県中央卸売市場が連携して、健康栄養学科2013年度後期「給食経営管理論実習」授業(指導教員:上地加容子准教授、学生76名)で取り組んだ「サラダわさび菜を使ったレシピ開発」で誕生したレシピが、サラダわさび菜の商品包装フィルム裏面に印刷されてスーパーの店頭に並びます。   株式会社ならにっか(西川惠二社長、奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合理事長)は、2014(平成26)年7月1日から全国のイオン70店舗、スーパー万代100店舗で「サラダわさび菜」を販売します。両店への商品供給量は1日2,000束という大量出荷です。 畿央大学健康栄養学科の学生により考案されたレシピ5種(わさび菜のカラフルソース、ピリドレサンド、もやしの中華和え、生春巻、佃煮)がその商品パッケージである包装フィルムの裏面に印刷されています。 商品名のとおり、サラダ感覚でそのままでも美味しく食べられ、 また、お肉と一緒に炒めるもよし、おひたしにして今晩の一品にもよし、今売り出し中の野菜です。 イオンやスーパー万代で、お買い求めのうえ、ぜひレシピを活用してみてください。  

2014.06.12

宇陀市と包括連携協定を締結しました。

健幸都市「ウェルネスシティ宇陀市」の理念が畿央大学の「健康と教育」の教学に合致!   2006年に榛原町、大宇陀町、菟田野町、室生村が合併して誕生した奈良県北東部の市、「宇陀市」は健幸都市「ウェルネスシティ宇陀市」構想を打ち出して幼児から高齢者まで全市民が健康で幸福と思えるまちづくりに着手しています。畿央大学はかねてから教育学部の学校インターンシップでお世話になっていましたが、「健康と教育」のスペシャリスト養成という畿央大学の目的と宇陀市の理念が合致することから、このたび包括的な連携協定を締結することになりました。     2016(平成26)年6月10日宇陀市から竹内幹郎市長、石増次郎教育長、森本彦司健康福祉部長、勝村茂之企画課長、中西玲子こども支援課長、山岡宏充子ども支援課長補佐、内田珠里企画課主事補らにお越しいただき、畿央大学からは冬木智子学長、冬木正彦副学長、金子章道健康科学部長、白石裕教育学部長、冬木美智子事務局長らが出席し、包括連携協定の調印式を執り行いました。   この日の調印に先駆けて4月から、健幸な都市をつくるにはまず就学前幼児の健康が第一ということで「子ども元気体操づくり、子ども体力測定」事業を連携して実施しています。5月24日には畿央大学健康支援学生チームTASKメンバーと理学療法学科および健康栄養学科教員らによって宇陀市最大の幼保施設「大宇陀幼児園」で子ども体力測定を行いました。4つの町村合併で市面積が大きくなり、通園方法が主にバスになったことから子どもたちの体力が衰えてきている現状から持ち上がった企画です。       「宇陀」という地名自体は万葉の時代から存在し、歌人・柿本人麻呂が現在の大宇陀の阿騎野で「東の野にかぎろひの立つ見へて返り見すれば月傾きぬ」という秀歌を詠んだことは非常に有名です。また、大宇陀は城下町としても栄えました。榛原も万葉の時代からその名を残していますが、伊勢街道が本街道と青越え道に分岐する分岐点にある宿場町として近世に栄えました。中和幹線道路が開通して畿央大学と宇陀市の時間的距離が一挙に短くなりました。冬木学園の系列校でもある桜井の関西中央高等学校や畿央大学付属幼稚園にも近く、付属幼稚園では宇陀市にある県営うだアニマルパークに遠足に行かせてもらっています。   畿央大学が連携する市町村は宇陀市で8つ目となります。これからも地域の課題解決に少しでも畿央大学の教員および学生の力がお役に立てればと願っています。   【宇陀市との連携事業】 「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクトがスタートしました!」(2014/05/24)

2014.06.06

本学ホームページに「レスポンシブWEBデザイン」を導入しました。

  2014年6月、PC・タブレット、スマートホン等の端末により画面表示が自動的に変わる「レスポンシブWEBデザイン」を導入しました。特にスマートホンでは文字や画像の大きさが最適化され、より見やすく、使いやすいサイトになりました。 お好みのデバイスで、快適になった畿央大学のホームページをぜひ、ご活用ください。   レスポンシブWEBデザイン導入サイト 畿央大学オフィシャルサイト 入試総合サイト 畿央大学公式ブログ KIO Smile Blog 入学センターBlog KIOキャリアナビ  公式SNSでも、本学の最新情報をリアルタイムに発信しています。 facebook twitter Youtube

2014.06.02

2014年8月24(日)広陵町主催「親子で健康フェスタ」に共催・参加します!

赤ちゃんからご高齢者まで、みんなで健康増進しましょう!   8月24日(日)に、広陵町(福祉部保健センター)主催開催される『親子で健康フェスタ』に畿央大学教員・学生が参加します。 みなさんお誘い合わせの上、ご参加ください!    イベント名 親子で健康フェスタ 日 時 2014年8月24日(日) 9時30分から15時30分 会 場 広陵中央公民館、中央体育館、かぐや姫ホール 入場料 無料 内 容 1.子育て講演会2.親子で歯科健診3.おとなとこどもの体力測定  共催:畿央大学 理学療法学科 松本先生と学生4.おとなの骨密度測定5.健康チェック 各種計測6.親子ふれあいストレッチ7.食育コーナー8.赤ちゃんふれあいコーナー  共催:畿央大学 現代教育学科 永渕先生と学生   ▼『広陵町広報誌6月号』より(クリックで大きくなります)                                                               ▼子育て講演会チラシ・申込書(クリックで大きくなります)                

2014.05.23

本学教員が『学生と考える生命倫理』を出版!

畿央大学は、健康科学部と教育学部の二学部で、「健康」と「教育」に焦点をあてた教育研究活動に取り組んでいます。   学生の多くは、理学療法士、看護師、助産師、栄養士、教師など、健康と教育のスペシャリストとして「いのち」と向き合う職業をめざしています。 本学では、生命に対する倫理を教育することが極めて重要な課題であるとの認識から、教養科目として「生命倫理」を全学科で必修としています。   学生にとって教員は、めざす分野のスペシャリストです。教員はオフィスアワーで積極的に研究室を開放しており、学生から相談や質問をしやすく、教員と学生の距離が近いのも本学の特徴です。   このたび、本学の教員が生命倫理に関するテキストを執筆いたしました。   『学生と考える生命倫理』は、生殖医療、遺伝子操作、延命措置、児童虐待など現代社会において遭遇する生命倫理の問題を取り上げ、学生が自ら「いのちの尊さ」を考えるためのテキストです。   「学生と考える・・・」という書名には、生命倫理について教員から一方的に知識を提供するのではなく、学生一人ひとりが自分の問題として生命倫理を学んで欲しいという願いがこめられています。近隣の書店や通信販売でぜひ手にとってお読みください。          ▼『学生と考える生命倫理』注文書はコチラ  

2014.05.20

2014年8月22日(金)教職員のための夏の公開講座のご案内(奈良県内教職員対象)

 奈良県内の教職員のための公開講座のご案内(参加無料)   校内研修では経験できないような「教育」や「健康科学」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に、日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。    番号日時内容講師 A 平成26年 8月22日(金) 10時30分~12時 (受付10時~)   会場:P棟2階     P204教室 (会場変更になっています) 定員:100名   【食をめぐる現状から学校教育において取り組みたい課題を考える】   学校教育では学校給食を生きた教材として食に関する指導が推進されています。しかし、食をめぐっては欠食・栄養のアンバランス・安全性をめぐる問題など課題が多いのが現状です。例えば朝食の欠食率は20歳代の男子で約30%にのぼります。健康を考えてよりよい食行動を選択できる力を培うために、学校教育において取り組みたい課題について考えます。 健康科学部健康栄養学科   准教授  並河 信太郎 B 平成26年 8月22日(金) 13時30分~15時 (受付13時~)   会場:P棟2階     P201教室 (会場変更になっています) 定員:100名 【すべての子どもたちの成長を支える「かかわりの原理」】 -「特別支援教育」から発信する「ほめること」と「スモールステップ」の重要性-子どもたちが示す行動面の問題は、特別支援教育に限らない学校教育全体の大きな課題の1つです。本講座では、子どもたちの行動を環境との相互作用から理解し、具体的な支援へとつなげる応用行動分析学に基づく枠組みについて解説します。「なぜその行動をするのか?」という理解に基づいた、「罰」を用いない効果的な行動支援の方略について詳しく解説を行います。  教育学部現代教育学科   准教授 大久保 賢一    申込方法 ① 講座番号、②氏名(フリガナ)、③連絡先電話番号、④所属学校名を明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールで、8月16日(土)までにお申込みください。    申込先 〒635-0832  奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2         畿央大学企画部 「教職員のための夏の公開講座」係あて          FAX:0745-54-1600 / E-mail:kikaku@kio.ac.jp    お問い合わせ  畿央大学企画部 水野、増田、横沢 Tel:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 当日午前7時現在で奈良県内のいずれかの地域で警報が発令されている場合、講座は中止します。         ▼(別イベント)『学びを結ぶワークショップⅡ』のご案内   畿央大学現代教育研究所は、学校現場における教育力向上の一助となる活動の一環として、昨年「学びを結ぶ」をテーマにワークショップを実施し、参加者の皆様から多くの共感の声をいただきました。 そこで、今年度より継続的にワークショップを実施することにしました。 今年は、8月8日(金」に小学校教員対象として「理科におけるものづくり活動を通した考察力の育成」「国語科を核とした言語活動の充実の実際」、全校園教員対象として「各教科等における教育の情報化」をテーマに開催します。 先生方のご参加をお待ちしております。詳細はコチラ

2014.04.24

近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました!

管理栄養士をめざす健康栄養学科らしい、近鉄SA健康メニューを開発 低カロリー、植物たんぱく質中心、減塩に挑戦!   近畿日本鉄道本社 生活関連事業本部サービスエリア(SA)事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開しており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で連携しました。   西名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道に至るまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラックドライバー、休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっています。「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、畿央大学健康栄養学科(指導教員:林京子講師、峰松祐至助手)が取組みます。   2014(平成26)年4月22日、近鉄SA事業部岸村部長、森田課長、今本課長、小藪支配人らによる参加希望学生への事業説明会が開催され、エントリー約60名のうち40数名の学生が集まりました。         畿央大学の健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生がたくさんいます。       <メニュー創作の条件> メニューは下記3種類から考え、指定された栄養価計算をすること。 1.低カロリーメニュー   肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧の方々向けに、カロリーは600kcal以下。 2.植物性たんぱく質中心のメニュー      脂質異常症を対象とし、コレステロールを減らすために動物性脂肪やたんぱく質を減らし、   カロリーは700k~1000kcal、植物性たんぱく質を主采に用いる。   不二製油の豆乳クリーム使用も可能。 3.減塩メニュー    主に高血圧を対象とし、男性の摂取目標量9g/日から考えて塩分3g以下とする。   近鉄本社からは、サービスエリアのレストランとして、 1.素材の全部または一部に奈良県産品を使用した、奈良らしいワンプレートメニューであること。 2.季節の食材は変わるとしても、通年販売可能なメニューで、キーワードは「がっつり、ヘルシー」 3.下処理は別として、お客様の待ち時間10分以内の調理が可能なこと。 などが提示されました。   <今後のスケジュール> ・5月15日(木)16:30~ 調理実習室にて、プロの調理師による勉強会 ・6月13日(金)創作レシピ提出締切(林先生あて) ・6月19日(木)16:30~ 調理実習室にて、レシピ検討会。試作調理をプロがアドバイスします。 ・7月  5日(土)13:00~ 調理実習室にて、コンテスト実施 ・9月頃、西名阪香芝SA(上下線)の近鉄レストランにて販売予定 ・学生創作の全メニューを紹介した小冊子が制作されます。   勉強会や開発の様子については随時ホームページ、ブログにて紹介していきます。 また、学生の皆さんからの参加応募は5月15日勉強会まで受付けますので、ふるって参加して下さい。     ●その他、2014年度は下記連携事業がスタートしています。 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!

2014.04.21

橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート!

橿原市・橿原商工会議所との産学官連携は今年で6年目 学生に人気の定番プロジェクトになりました!   畿央大学と橿原市および橿原商工会議所との産官学連携事業は、2009(平成21)年から始まり今年で6年目を迎えます。 昨年2013年までは畿央生が創作したお弁当、お土産、スイーツなど食や工芸に関わる商品化が目的のプロジェクトでしたが、今年度は昨年の食材テーマ“しょうが”を踏襲しながら、「橿原産しょうがを使った給食献立」開発プロジェクトを実施することになりました。 昨年、しょうがを使った商品が一挙に7アイテム誕生し、今年はそのしょうが商品の販売普及をめざすことと、橿原市民にしょうが料理を認知していただくためにはまず幼児・児童への給食メニューに取り上げようということになりました。 2014(平成26)年4月17日午後、参加希望学生のための事業内容説明会が、橿原市宮橋産業振興課長橿原商工会議所岡橋iチャレンジ委員長らによって実施されました。この日までにエントリーしている健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)学生30数名のうち25名が集まり、事業趣旨、橿原市の文化・産業・名所旧跡について学びました。       健康栄養学科では管理栄養士の国家資格取得をめざしています。学生にとって、このような産官学連携事業は自由参加型の課外授業として、また学外の実務経験豊富な講師を招いて奥の深い貴重な学び体験ができるので、人気のプロジェクトです。そのなかで、管理栄養士にとって大切な「給食」についても勉強できるのですからまさに打って付けのテーマといえるでしょう。         <今後の事業スケジュール>   ① 平成26年5月10日(土)午前中、保育所給食施設見学 橿原市内の保育所およびその給食施設を実際に見学し、保育の現場を確認します。   ② 平成26年5月22日(木)16時30分~ 第1回勉強会:調理実習室 保育所給食施設見学の結果発表会および橿原市管理栄養士から保育給食について講演していただきます。   ③ 平成26年6月12日(木)16時30分~ 第2回勉強会:調理実習室 食材となる“しょうが”の特性を知っていただくため、フードコーディネーターによる料理講習会を行ないます。   ④ 平成26年7月10日(木)16時30分~ 第3回勉強会:調理実習室 参加学生たちが創作した“しょうが給食献立”を実際に作っていただき、専門家から助言をいただくレシピ検討会を行います。   ⑤ 平成26年7月19日(土)午後~ 学生給食献立メニュー審査会:調理実習室、実習食堂、講義教室 レシピ検討会を経て洗練されたメニューを実際に作っていただき、橿原市・保育現場・管理栄養士・橿原商工会議所・本学の審査員による品評会を行います。   ⑥ 平成26年8月~9月 給食現場見学会(夏季休暇期間) 実際にレシピを使っての給食を現場で見学します。   これから半年に渡る取り組みをHPで順次紹介させて頂きます。お楽しみに。     【昨年度の関連記事】 近鉄百貨店橿原店「うまいもん市」で生姜レシピ開発の学生20名が販売協力 橿原商工会議所連携「新商品認定式」にマッチング商品制作学生らが出席しました。 橿原商工会議所連携「かしはら産しょうがを使った新商品開発プロジェクト」試食会を行いました。