イベント
2019.02.13
「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」を開講しました。
平成31年2月12日(火)10:40より本学にて、包括連携協定を締結している広陵町、香芝市および畿央大学が連携して行う「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」の開講式および第1回目の講座が開催されました。 広陵町としては第5回目、香芝市としては第4回目の取り組みとなり、今年度は広陵町からは6名、香芝市からは9名が参加されます。3月下旬までに本学にて全11回の講座を受講し、講座終了後には介護予防リーダー KEEP(Koryo/Kashiba Elderly Encouragement Project)として認定され、介護予防の担い手として実際に地域の健康づくり(地域イベントやサロン等)に貢献されます。人材育成にとどまらず、活動の機会とフォローアップまでを行うことが本講座の大きな特長です。 畿央大学では、この取り組みに理学療法学科の高取克彦准教授と松本大輔助教が全面協力し、「KAGUYAプロジェクト」(私立大学戦略的研究基盤形成支援事業)の一環として協働していきます。 ▼理学療法学科 高取准教授 開講式では広陵町増田福祉部長と香芝市黒越健康福祉部長のご挨拶があり、これからの広陵町、香芝市の健康づくりのリーダーとして活躍し、地域を元気にする中心となるよう期待の言葉がかけられました。 開講式に続いて第1回目の講義があり、広陵町および香芝市の介護福祉課職員の方から、介護予防の現状と課題について説明がされました。その後、自己紹介とグループワークが行われ、最初は緊張気味の参加者もグループワークを通じて徐々に笑顔が見られ、和やかな雰囲気になりました。 全11回の長丁場ですが、本学も積極的にサポートしていきます。 【関連リンク】 広陵町・香芝市×畿央大学「介護予防リーダー養成講座」説明会が開催されました。 平成30年度開講式の様子 KAGUYAプロジェクト紹介リーフレット 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトfacebookページ 畿央大学ヘルスプロモーションセンター
2019.01.17
「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」説明会が開催されました。
団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向け「元気な高齢者が虚弱高齢者を支える仕組みづくり」は重要課題となっており、健康づくり・介護予防の担い手の育成が急速に高まっています。しかし、その養成と養成後に実際の地域活動につなげるのは容易ではありません。 広陵町と香芝市では自主的な健康づくりの活動を行える地域支援の「リーダー」を養成することをめざしており、その一環として、「介護予防リーダー養成講座」を開講しております。 この養成講座を修了すると、受講者はKEEP(Koryo・Kashiba Elderly Encouragement Project)として認定され、地域における介護予防の担い手として実際に地域の健康づくり(地域イベントやサロン等)に貢献していただけることが大きな特徴となっています。 平成30年度の介護予防リーダー養成講座は2月から3月にかけて全11回の講座が開講され、広陵町は5期生、香芝市は4期生を輩出することとなります。その事前説明会が平成31年1月16日(水)に畿央大学で開催され、広陵町と香芝市から13名の方が参加されました。 始めに香芝市菊川福祉課長のご挨拶があり、畿央大学理学療法学科高取克彦准教授から昨年度の実例をもとに、本事業の概要を説明していただきました。その後、広陵町および香芝市の介護福祉課職員の方から、養成講座修了後の地域活動について説明をいただきました。 畿央大学では、この取り組みに理学療法学科の高取克彦准教授と松本大輔助教が全面協力し、今年度は広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト(私立大学戦略的研究基盤形成支援事業)の一環として協働しています。 【関連リンク】 平成30年度開講式の様子 KAGUYAプロジェクト紹介リーフレット 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトfacebookページ 畿央大学ヘルスプロモーションセンター
2019.01.04
2019(平成31)年冬木学園「仕事始め式」を行いました。
2019(平成31)年冬木学園「仕事始め式」を行いました。2019(平成31)年1月4日(金)午前10時30分より、学校法人冬木学園の「仕事始め式」が冬木記念ホールにて行われ、畿央大学、関西中央高等学校、畿央大学付属幼稚園の教職員約150名が一堂に会し、新たな1年のはじまりをともに過ごしました。 冬木正彦理事長・学長、植田健康科学研究科長・健康科学部長、前平教育学研究科長・教育学部長、西川校長(関西中央高等学校)、宮本園長(畿央大学付属幼稚園)からそれぞれ年頭のあいさつがあり、今年も教職員が一丸となって建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の具現化に向けて邁進していくことを確認しました。 また各校の教職員が集まる機会を利用してそれぞれの一年を映像で振り返り、学生、生徒、園児の生き生きとした表情から同じ「建学の精神」の下に充実した教育が行われていることを確認し、学園の一員として情報共有をいたしました。 本年も学校法人冬木学園および畿央大学をよろしくお願い申し上げます。
2018.12.27
大学院教育学研究科×現代教育研究所 プロジェクト研究成果報告会のご案内
畿央大学大学院教育学研究科では、「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3つの教育課題を中心に 教育研究を進めています。今回は「生徒指導」の分野から「特別活動」を取り上げ、我が国と韓国の 特別活動を比較しながら、これからの時代に求められている特別活動や集団活動の指導について報告します。 畿央大学現代教育研究所では、近い未来の社会に生きる児童・生徒を育てる教育研究の視点を「特別支援教育」と「情報教育」に当て、基礎研究と実践研究に取り組んできました。この度、平成28年度から取り組んでまいりましたプロジェクト研究「教師としての資質や能力を育てる~ポスト現代教 育の在り方についての戦略的研究~」が最終年度を迎えましたので研究の成果を報告します。 プロジェクト研究の概要につきましては、下記URLをご参照下さい。 https://www.kio.ac.jp/rime/study/ 日 時 2019年2月16日(土) 13:30~17:00 会 場 畿央大学P301講義室、P302講義室(受付 P棟3階) →アクセスはこちら 内 容 【研究成果報告会】 13:00~13:30 受付 13:30~13:40 開会あいさつ 13:40~14:30 教育学研究科研究成果報告「今、求められている特別活動の指導」 14:30~14:40 休憩 14:40~14:50 基調提案「研究所が教育現場とつながることを目指す思い」 14:50~15:10 プロジェクト研究成果報告基礎研究1「ダイバーシティ教育開発の基礎的研究」 15:10~15:30 プロジェクト研究成果報告基礎研究2「教育メディア活用の在り方の基礎的研究」 15:30~15:40 休憩・移動 【現代教育研究所プロジェクト研究実践研究ポスターセッション】 15:40~16:20 イントロダクション 特別支援教育「インクルーシブ教育の視点を取り入れた授業改善に関する実践的検討」 情報教育「地域・社会における教育課題に応じる教育メディア活用の在り方の研究」 ポスターセッション 「地平線的目標設定からの図画工作科学習の改善」 「多様なニーズに対応する協同的な学習の実現を目指す音楽科の教材開発」 「双方向のコミュニケーション手段としての地図の活用を目指す小学校社会科の授業開発」 「小中連携を意図した英語Can-DoListの活用」 「小学校国語科における読みの学習を促す板書の検討」 「情報教育及び情報科教育の連携」 16:20~17:00 全体講評 17:00~ 閉会挨拶 参 加 費 無料 【参加申込方法】 メールまたはFAXにて必要事項(氏名・所属・連絡先メールアドレス・電話番号)を記入の上、お申し込みください。 ※申込み票は、こちらからダウンロードできます。 【申込み先】 畿央大学総務部 FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp 【お問い合わせ】 畿央大学総務部 TEL:0745-54-1602 なお、個人情報は本報告会以外では使用いたしません。 また、受付完了のご返信はいたしませんので、ご了承の上、当日受付までお越し下さい。 来場の際には、公共交通機関をご利用の上、お越しください。
2018.12.27
2019年2月21日(木)第17回畿央大学公開講座のご案内
健康と教育のスペシャリストを育成する畿央大学では、2019年2月21日(木)に「認知症」をテーマに下記の要領で『第17回畿央大学公開講座』を開催します。受講料は無料ですので、ぜひ皆様奮ってご参加ください。 講座内容 認知症の正しい理解 -認知症かなと思ったときの対応- 健康科学部 看護医療学科 教授 山崎尚美 昨今、認知症の人は462万人を迎え、MIC(認知症予備軍)の人を含めると800万人時代と言われています。そして、認知症は今ではわが国だけではなく世界的にも注目されています。 畿央大学では、「認知症に強い畿央大学」をスローガンに2013年から地域に根差した認知症カフェの運営・企画や認知症サポーター養成講座、若年性認知症サポート事業、奈良県認知症ケア専門士会などにおいて、認知症の啓発活動や専門職に対する研修、認知症アプリケーションの開発および介護者の相談事業を行ってきました。 当日は、認知症を正しく理解するために①認知症に関するミニ講義、②模擬患者による演習、③簡単なもの忘れのチェック を予定しています。特に「認知症にならないためのヒケツ」や「認知症になったときにしておく準備」については参考になると思います。 多数の参加をお待ちしています。 開催日時 ■開催日時 2019年2月21日(木)14:00~15:10 【 受付13:30~ 】 ※ 1月7日(月)から申込を開始します。 ■定 員 200名(先着順) ■開催場所 畿央大学 P棟2階 P201講義室 ■参加費用 無料 ※筆記用具をご持参ください。 申込方法(1/7から申込受付開始) ① 氏名(ふりがな)、② 年齢、③ 住所、④ 電話番号(FAX番号)をご明記の上、E-mail、FAX、はがき、いずれかの方法でお申し込みください。 ※医療系職種に従事されている方はその旨ご記入ください。 お問合せ・申込先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 公開講座係 E-mail:uketsuke@kio.ac.jp TEL:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 ※受講証の発行は致しません。当日直接本学にお越しいただき、公開講座受付で会場をご確認ください。 ※公共交通機関を利用してご参加ください。 ▼ポスターPDF(画像をクリックするとPDFデータがご覧頂けます)
2018.12.20
3/9(土)人間環境デザイン学科 卒業生交流会のご案内
人間環境デザイン学科初の 「卒業生交流会」を開催! 2018年3月に12回目の卒業生を送り出した人間環境デザイン学科。今回は初の試みとして、1~12期生を対象にした初めての「卒業生交流会」を開催いたします。退職した先生方も含めて多数の教員も、キャリアセンターの学科担当も参加予定する予定です。同日開催する【卒業研究・作品展】にも足をのばしつつ、4年間を過ごした母校で旧交を温めながら新たな出会いを創出できる機会として、ご活用ください。 出席予定の教職員 三井田康記先生、斉藤功子先生、岡井豊治先生、東実千代先生、藤井豊史先生、井上龍彦先生、西山紀子先生、李沅貞先生、 加藤信喜先生、村田浩子先生、清水裕子先生、陳建中先生、長井典子先生、中井千織先生(人間環境デザイン学科7期生、教員)、伊藤誠さん(元キャリアセンター職員)、谷口浩一(キャリアセンター職員)さん、辻谷進光(キャリアセンター職員)さん、鈴木理人さん(人間環境デザイン学科4期生、広報センター職員)など ※出席確定次第更新します。 ※都合により変更になる可能性があります。 予めご了承ください。 卒業生交流会の申込方法 参加を希望される方は「人間環境デザイン学科 卒業生交流会参加希望」と明記の上、 下記①~⑥の内容を、メール・FAXのいずれかでお申し込みください。 参加証などの発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 【申込み締め切り日:2019年3月6日(水)】 【メール】dousoukai@kio.ac.jp ▶ ①氏名(旧姓) ▶ ②卒業年(西暦●年3月) ▶ ③所属先(会社名等) ▶ ④住所 ▶ ⑤電話番号 ▶ ⑥メールアドレス ※当日参加も可能ですが、食事手配の都合上できるだけ事前申込へのご協力をお願いいたします。 問合せ先 TEL:0745-54-1603(同窓会事務局 担当:鈴木、伊藤、増田) ※公共交通機関を利用してご参加ください。 関連リンク ●【2018年度 人間環境デザイン学科卒業研究・作品展】の案内
2018.12.20
2018年度人間環境デザイン学科 卒業研究・作品展(学外)を開催します。
2018年度の人間環境デザイン学科 『卒業研究・作品展』は、大和高田さざんかホールで行います。在学生の4年間の集大成となる卒業研究・作品59点が展示される予定です。ご来場を心よりお待ちしております。 また、3月9日(土)夜には、畿央大学の学生食堂にて、初めてとなる「人間環境デザイン学科卒業生交流会」を予定しています。詳細は、卒業生宛の作品展案内ハガキの宛名面に記載しています。 人間環境デザイン学科卒業生交流会のご案内 会 場 大和高田さざんかホール 展示ホール奈良県大和高田市本郷町6-36【TEL】0745-53-8200 ※さざんかホールには一般来場者用の駐車場はございません。 お車でお越しの際は、JR高田駅西側の市営の立体駐車場をご利用ください。(有料) 主 催 畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科 日 時 2019年3月9日(土)10:00~18:00 2019年3月10日(日)10:00~16:00 備 考 入場無料 【関連リンク】 ●人間環境デザイン学科「2017年度卒業研究・作品展」を開催しました。 …昨年のイベントレポート ●人間環境デザイン学科 作品ギャラリー …過去の卒業作品をまとめた特設サイト
2018.12.14
健康科学研究所プロジェクト研究成果報告会を開催しました。
2018年12月13日(木)、健康科学研究所プロジェクト研究成果報告会を実施しました。 健康科学研究所は2007年に開設し、心身の健康に関する特色ある研究プロジェクトを策定し、意欲ある研究者が結集してその解明にあたっております。 開学10周年記念事業の一環として「心豊かな生活をおくるための健康科学」「質の高い健康寿命をめざす健康科学」の2つの研究領域からなる第1期プロジェクト研究(2012年度~2014年度)に取り組み多くの成果をあげてきました。 2015年には第1期プロジェクト研究をさらに掘り下げるため、「質の高い長寿をめざす健康科学」をテーマとして5つの研究領域から構成される第2期プロジェクト研究(2015年度~2017年度)をに着手しました。 この度、第2期プロジェクト研究の研究期間が終了したため、研究成果報告会を開催し、これまでの各研究領域の成果について報告をしました。 成果報告会には大学院生、教員等約40名が参加しました。 成果報告会の冒頭には山本健康科学研究所長より挨拶があり、その後、各研究領域が約20分の成果報告を行ないました。最後には植田健康科学研究科長/健康科学部長より講評があり今後の更なる研究の発展について期待の言葉を述べられました。 【第2期プロジェクト研究】 テーマ 「質の高い長寿をめざす健康科学」 研究期間 2015年度~2017年度 研究領域1「おいしさと健康をめざす調理の理論と実践」 (研究代表者 健康栄養学科 教授 山本 隆) 研究領域2「生体機能を改善する新規食成分の探究」 (研究代表者 健康栄養学科 教授 栢野 新市) 研究領域3「疾患モデル動物を用いての効果的な運動介入法の探究」 (研究代表者 理学療法学科 教授 今北 英高) 研究領域4「アンチエイジング戦略の疫学的、実証的研究」 (研究代表者 健康栄養学科 教授 金内 雅夫) 研究領域5「ヒト早老症の老化モデル細胞の作製と加齢に伴って増加するがん発症機構の解析」 (研究代表者 健康栄養学科 教授 前原 佳代子) また、2018年度からは「健康長寿延伸に向けての基盤研究」をテーマとして4つの研究領域から構成される第3期プロジェクト研究(2018年度~2020年度)を立ち上げ、更に研究を深化させています。 畿央大学ならではの特色ある研究ばかりですので、今後の成果が期待されます。 【関連記事】 「畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究成果報告会」記事
2018.11.28
平成30年度 理学療法特別講演会を開催しました。
平成30年11月25日(日)に畿央大学にて畿桜会(同窓会)主催の「理学療法特別講演会」が開催されました。卒業生、在学生、一般参加の方も含めて約30名の方が参加されました。理学療法特別講演会は、畿桜会が主催し、年に1度、理学療法学科卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)のために行い、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開しているものです。 今回は畿央大学理学療法学科3期生の鈴木裕二先生をお招きし、「心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理」というテーマでご講演いただきました。 鈴木先生は、循環器疾患のリハビリテーションにおいて、大変ご活躍されている先生です。国立循環器医療センターに入職され、現在は姫路医療センターにご在籍されております。講義の中では、働いておられる病院での心臓リハビリテーションの概要であったり、実際に臨床で経験された症例についてご紹介いただきました。 まず多くの人が、「心臓リハビリテーションとは何か」と疑問を持つことが多いと思います。心臓リハビリテーションとは、体力の回復、再発予防、社会復帰のための取り組みであり、医師、看護師、栄養士、臨床心理士、リハビリテーションセラピストなど多くの職種が関わります。理学療法士は、その中で心疾患の患者さんに適切な運動方法を処方し、指導していく役割があります。講義の中では実際の場面を写真や動画を用いて、非常にわかり易くご説明していただきました。 また心疾患を併存しておられる患者さんに運動療法を実施していくうえで、リスク管理が重要となってきます。講義の中では、運動誘発性の危険な不整脈を持っておられる患者さんや、手術後に循環動態が不安定になった患者さんについてご紹介いただきました。いずれもとても危険な状態の中で、どういう風にリスク管理をしながら理学療法を進めていったらよいのかということを示していただきました。理学療法では全身を診る必要があり、心電図やバイタルを確認しながら、安全に進めていくことが重要であると思いました。 今回の講演で心臓リハビリテーションに対する理解が深まり、心疾患を持っておられる方のリスク管理がとても重要であることを理解しました。いずれも今後の臨床に役に立つもので、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。 講演後は食堂にて懇親会を行いました。鈴木先生や、大学の先生、諸先輩方や後輩と、近況や、職場のことなどを話し合う貴重な時間も過ごしました。 来年度も理学療法特別講演会は行われる予定です。ぜひ、来年度も多くの方のご参加をお待ちしております。 理学療法学科8期生代表幹事 崎田 佳希
2018.11.21
近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」審査会を開催しました。
西名阪道 香芝SAで販売される丼メニューが決定! 畿央大学は今年も㈱近鉄リテーリングと連携し、今年で5回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「麺メニュー開発」を行い、「奈良の野菜山うどん」がグランプリを受賞し、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」とあわせた3メニューが香芝SAのフードコートで販売されました。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評でした。 今年のテーマは「鶏肉を使用した丼メニュー」で、健康栄養学科の3回生と2回生の7グループ26名が参加し、6月からプレゼンテーション、質問会、レシピ検討会と参加し、何度も何度も試作を重ねてきました。 そして平成30年11月17日(土)、ついにプロジェクトの締め括りとして、入賞作品を決定する審査会「新メニュー創作コンテスト」が行われました。審査会にて選ばれたグランプリと準グランプリ受賞作品については、香芝SAのフードコートで販売されることとなります。本審査会の審査員として、㈱近鉄リテーリングから芳野彰夫代表取締役社長ら2名、西日本高速道路株式会社から大野元執行役員関西支社長、そして本学から3名の先生方、合計6名の皆様に、学生たちが精魂込めて作った丼メニューを審査していただきました。 学生たちは各グループに分かれて10時から調理スタート。審査の直前まで考案したレシピの特徴や伝えたいことの確認を行い、各グループ8分という限られた時間で、この数ヶ月取り組んできた成果を伝えるべく、最後の最後まで入念に確認作業をおこなっていました。 そして、11時30分より審査会が始まりました。時折審査員の方々からの鋭い質問も見受けられ、審査会場は非常に緊張感に包まれていました。審査は「見た目」や「味」だけに限らず、「SAの客層にマッチしているか」、「管理栄養士の卵としてのセールスポイント」等、幅広い観点で評価されます。 そして厳正な審査の結果、以下の3作品が見事に選ばれました! 【グランプリ賞】大和三山の雪化粧 グループ5:◎岡本栞、岡田涼子、金子千夏、小林志織、平井初音 【準グランプリ賞】すき焼き風奈良の郷土んぶり グループ7:◎新田奈穂、千葉茜、乳井菜乃葉 【特別賞】大和肉鶏のザクザクあんかけ丼 グループ4:◎井藤綾香、井澤由衣、石田真理恵 ~惜しくも入賞を逃した作品~ グループ1:「大和ふわとり丼」 グループ3:「奈良トリタル丼」 グループ4:「大和肉鶏のナラタトゥイユ丼」 グループ6:「大和いものヘルシーつくね丼!」 各賞の発表後、審査員の方々よりご講評をいただき、約5か月にわたるプログラムは終了いたしました。7グループの作品はどれも非常にクオリティが高く、甲乙つけ難い接戦であったとご講評いただきました。今回グランプリと準ブランプリに選ばれたメニューは、来年の2月頃に香芝SAで販売される予定です。入賞しなかったグループにとっても、この貴重な経験はきっとみなさんの今後の学生生活、また卒業後の糧となるはずです。皆さん、本当にお疲れ様でした! 最後に、管理栄養士をめざす学生にとって大変貴重な経験と機会を与えてくださいました近鉄関係者のみなさま、本当にありがとうございました。 【関連記事】 近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」、レシピ検討会を実施! 近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」質問会を開催しました。 近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 丼メニュー開発プロジェクト」第5弾が始動しました。 香芝SA新メニュー開発プロジェクトに関する記事はコチラ! 【過去の商品化関連記事】 平成29年度 香芝SA・岸和田SA「麺メニュー」 平成28年度 西名阪自動車道 香芝サービスエリア「大和ポークを使った丼メニュー」 阪和自動車道 岸和田サービスエリア「大和ポークを使った丼メニュー」 平成27年度 畿央生が作ったカフェメニュー 平成26年度 畿央生が創作した新メニュー
2018.11.19
第28回クリーン&歴史ウォークに協力しました。
2018年11月17日(土)、畿央大学が後援しているイベント『第28回クリーン&歴史ウォーク』が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと、年に2回開催されています。 今回の行き先は、エコール・マミ~巣山古墳~馬見丘陵公園の古墳群で約6.6Kmの道程でした。当日は天候にも恵まれ、約30名の方にご参加いただきました。 畿央大学からは、教職員3名、学生ボランティア8名(畿央パフォーマンスチームKiPT、学生ボランティア)が参加し、イベントの運営及びクイズ大会の実施等、幅広くお手伝いをさせていただきました。 まず主催者からイベントの趣旨説明があり、実行委員長の深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)から開会のご挨拶、そしてウォーキング開始前に松本大輔先生(理学療法学科)指導による、入念に腕や太もも、ふくらはぎのストレッチをおこないました。 エコール・マミから清掃活動をしながら20分程歩き、まずは最初の目的地である巣山古墳に到着し、広陵町文化財ガイドの屋田さんから古墳について解説頂きました。巣山古墳は4世紀末頃の前方後円墳で、国の特別史跡に指定されている古墳とのことで、参加された皆さんは解説に聞き入っておられました。 次に馬見丘陵公園の古墳群に向かいました。馬見丘陵公園内のカリヨンの丘から倉塚古墳と一本松古墳を眺めながら、広陵町文化財ガイドの石井さんから解説頂き、古墳の特徴等を学びました。 その後、畿央パフォーマンスチームKiPTによるクイズ大会がおこなわれ、古墳にまつわる問題やエコール・マミや畿央大学に関する問題などが〇×形式で出題されました。正解者には、景品が準備されていることもあり、時おり歓声があがる等、参加者の方々には楽しい時間をお過ごし頂いたかと思います。 12時30分頃にエコール・マミに到着し、怪我人もなく、無事クリーン&歴史ウォークを終了することができました。参加者からは「古墳を生で見たのは初めてで、感動しました!」、「参加して本当に良かった」等の感想を頂戴しました。 天候にも恵まれ、参加者も小学生からご年配の方までご参加頂き、学生ボランティアは参加者との交流を通じて、多くののことを学べたようです。畿央大学は地域に開かれた大学として、これからも地元のイベントに協力していきます。来年の春には第29回目のクリーン&歴史ウォークが開催される予定です。ご参加をお待ちしています。 【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社、畿央大学 講師:広陵町文化財ガイドの会 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所 ●過去の「クリーン&歴史ウォーク」の記事はこちら
2018.11.08
第28回クリーン&歴史ウォークに後援・協力します。
畿央大学の隣にあるエコール・マミを出発点として毎年春秋の2回実施している、地元の旧跡、神社等を散策しながら美化活動を行う“クリーン&歴史ウォーク”が、2018(平成30)年11月17日(土)に開催されます。 第28回目となる今回は、馬見丘陵公園をめざす約6.6Kmのコースを予定しています。健康ウォーキングのレッスンは健康科学部松本大輔先生(理学療法士)が指導、学生ボランティアがイベントを支援します。みなさん、ぜひご参加ください! 内 容 地域美化活動・健康ウォーク 実 施 日 平成30年11月17日(土) ※小雨決行 (荒天中止) 集 合 (場所)エコール・マミ 南館1F ふるさと広場 (受付)当日9:00~ (出発)9:30 (解散)12:30頃 参加人数 先着100名(予定) 対 象 者 小学生以上(ご家族での参加歓迎!) 参 加 費 無料(飲物進呈) 申込方法 エコール・マミ(電話0745-55-7770)へお電話、または、北館1Fインフォメーションにてお申込みください。 ※当日に集合場所の「ふるさと広場」でも直接、お申込みできます。 主 催 クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後 援 畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社 協 力 畿央大学学生、広陵古文化会 協 賛 ㈱関西都市居住サービス エコール・マミ営業所 ▲クリックで拡大します。
2018.10.30
第4回畿央大学シニアキャンパスを開催しました。
平成30年10月20日(土)、21日(日)に、畿央祭(学園祭)内にて、第4回畿央大学シニアキャンパスを開催いたしました。 畿央大学では地元広陵町と連携し、運動教室や体力測定、介護予防、認知症施策などさまざまな健康増進のための人材育成や施策を進めています。その実績もふまえて、文部科学省の補助金である「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択され、健康に強いまちづくりと実践教育・研究をコラボした「KAGUYAプロジェクト」に取り組んでいます。KAGUYAプロジェクトの成果還元の一環として、「畿央大学シニアキャンパス」が開催されています。 キャンパス内では学生団体の飲食店舗が連ね、学生や地域住民の皆さんで賑わっています。 10月20日(土)は、奈良県認知症ケア専門士会との共催で「スウェーデンの認知症ケア―その人らしい生き方を支える―」と題した講演会を開催いたしました。 講師の長谷川佑子先生(スウェーデン ウプサラ大学アカデミスカ病院老年疾患科 シルヴィア看護師)からは、認知症ケアで大切なことは、患っている方が安心することであり、そのために取り組んでいる家庭に近い環境づくりの必要性などについてのご講演をいただきました。 2日目は、畿央大学ヘルスプロモーションセンターとの共催で「体力・骨密度測定会」を、奈良県認知症ケア専門士会との共催で「RUN TOMORROW(RUN伴2018)広陵町~大和高田市へつなぐタスキ、つむぐ絆、認知症ケア」を開催いたしました。 体力・骨密度測定会では、畿央大学の健康支援学生チームTASK※2に全面協力いただき、骨量・体組成・握力等の測定と結果の説明をいたしました。 ※2TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 この体力・骨密度測定会は、今年は65歳以上限定、かつ、人数制限をさせていただきました。昨年までの学園祭企画と異なりご不便をおかけした側面はありますが、丁寧に時間をかけて健康支援学生チームTASKが説明をさせていただいたことにより、測定会に参加された方々からも好評でした。 ●TASK活動レポート in 畿央祭のブログ記事↓ TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.62~体力・骨密度測定会 in 畿央祭! RUN伴2018では、認知症の啓発のために、みんなでオレンジのTシャツを着てタスキをつなぎました。この日は広陵町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」も駆けつけてくれました! 例年冬に行ってきたKAGUYAプロジェクトシニアキャンパスでしたが、学園祭の日に行うことによって、いつもと違う雰囲気で、よりたくさんの方々にお越しいただくことができました。今後も、KAGUYAプロジェクトでは、地域や社会の健康づくりにつながる研究と実践活動を進めてまいります。 【関連記事】 第3回畿央大学シニアキャンパスを開催しました。 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」を開講しました。
2018.10.22
第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。
10月20日(土)・21日(日)に実施した第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスには、地域の皆様をはじめ約9千人の多数の方々にご来場いただきました。 今年のテーマは『掌(てのひら)』。 野外ステージ ■開会式 学長のご挨拶、畿央祭実行委員長の開会宣言のあと、実行委員278人と学生が揃って、開会式を行いました! 今年のオープニングには、くす玉が登場! ■吉本お笑いライブ(22日/かまいたち、Span!、ダイアン) 今年も大入り、ありがとう! ■バンド、ダンスなど ステージ上では、熱いパフォーマンスが2日間にわたり繰り広げられました。 ■フィナーレお客様が帰られた後に、学生だけで行います。畿央祭実行委員有志による伝統の「ソーラン節」は健在でした。 冬木記念ホール ■バンド演奏など バンド演奏、チアリーディング、ダンスなど部活の発表の他、関連校からの出演などで盛り上がりました。 アリーナ ■子ども向け企画「レインボーランド」 新しい遊具も登場し、畿央生と子どもたちがルールを守って、思いっきり遊びました。 模擬店など 模擬店は52店舗。クラス・部活・サークル・ゼミ単位など、いろんなグループで出店しています。 2日目は、好評につき売り切れのブースが続出したり、一時閉店するなど、ご迷惑をおかけしました! ウェルカムキャンパス 例年「畿央祭」と同時に開催している『ウェルカムキャンパス』は、畿央大学の教職員がお送りする、地域のみなさま参加型のイベントです。今年も畿央祭にあわせて開催し、老若男女の皆様に研究成果を体験していただきました!! 10/20(土)・21(日)両日開催■学びのギャラリー <人間環境デザイン学科> ■茶室「角々庵(かくかくあん)」<人間環境デザイン学科・加藤ゼミ> ■子どもたちへ「運動の器用さにチャレンジしてみよう!!」<ニューロリハビリテーション研究センター> ■自然と科学のちょこっと体験 <現代教育学科・奥田ゼミ> ■広げよう、ボランティアのWA!2018 <ボランティアセンター> ■ITで変わる未来を体験しよう! 10/20(土)開催 ■おいしい講座 <健康栄養学科> ■がんカフェ「きらめき」 <看護医療学科> ■子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ! <現代教育学科> ■海外インターンシップ学生報告会〈看護医療学科〉 ■グローバルに認知症認知症ケアを考えよう〈KAGUYAプロジェクト〉 10/21(日)開催 ■子どものための食育 <ヘルスチーム菜良> ■体力・骨密度測定会〈TASK〉 ■味覚測定 <健康栄養学科> ■健康カロリーチェック!! <健康栄養学科> ■腰痛&バランスチェックをしてみよう!〈ニューロリハビリテーション研究センター〉 ■RUN伴(ランとも)〈KAKUYAプロジェクト〉 認知症の方や家族、サポーター、一般の人が一つのタスキをつないでゴールをめざすマラソンイベントを行いました。 同窓会サロン(ホームカミングデー) 卒業生の憩いスペースとして設けているサロンに318名の卒業生が来場(過去最多人数)。時折、先生方も立ち寄ってくださり、学生時代を懐かしみました。 ミニオープンキャンパス 20日(土)39組、21日(日)53組の方にご参加いただきました! 参加者には畿央祭で使える金券が配布され、キャンパス見学もかねて、学園祭にくりだしました! 畿央祭にご来場、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました! 近日中に、実行委員や学生広報スタッフによる畿央祭ブログも公開予定です。ご期待ください!
2018.10.02
近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」質問会を開催しました。
畿央大学は今年も㈱近鉄リテーリングと連携し、今年で5回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「麺メニュー開発」を行い、「奈良の野菜山うどん」がグランプリを受賞し、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」とあわせた3メニューが香芝SAのフードコートで販売されました。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評でした。 今年のテーマは「鶏肉を使用した丼メニュー」。健康栄養学科学生7グループ26名が7月にプレゼンテーションを行い、夏休み中に試作を重ねてきました。その試作の中で出た疑問を質問させていただく機会として、平成30年9月28日(金)に㈱近鉄リテーリング香芝SA支配人 山中 久次氏、同副支配人 永田 敦史氏をお招きして質問会を行い、7グループのうち5グループが参加しました。 あらかじめグループで考えた質問・疑問についてお聞きし、その回答を学生たちは熱心にメモを取っていました。「下準備で〇〇は用意できますか」や「自分たちの考案したメニューのターゲットは、香芝SAのターゲット層とマッチしているでしょうか」など、具体的な質問も多く出ていました。また試作した丼メニューを見ていただき、見た目のアドバイスを頂戴するグループもありました。 ▼試作した丼メニューにアドバイス! 山中支配人、永田副支配人からは質問の回答だけでなく「さらにPRできるような何か“ひとひねり”あれば良いのでは」等、多くのアドバイスをいただきました。 6月に始動したプロジェクトも、いよいよコンテスト本番が近づいてきました。今後のスケジュールは、10月24日にレシピ検討会、そして11月17日(土)にコンテストを実施し、2019年1月~2月には西名阪道 香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください! 【過去の商品化関連記事】 平成30年度 近鉄連携「香芝SAフードコート 丼メニュー開発プロジェクト」第5弾が始動しました。 平成29年度 畿央生が考案した麺メニューが香芝SA・岸和田SAで販売されます~近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」 平成28年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 阪和自動車道 岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 平成27年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 平成26年度 西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。
2018.09.18
11/25(日)理学療法特別講演会「心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理」を開催します。
畿央大学卒業生向けのリカレント教育(卒後教育)を兼ねて行われている「理学療法特別講演会」。今年は独立行政法人国立病院機構 姫路医療センターの鈴木裕二先生(本学理学療法学科3期生)に、心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理についてお話し頂きます。なお、本講演は受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開させて頂きます。 ▲昨年の様子 日 時 2018(平成30)年11月25日(日)10:30~12:00 (10:00~受付) 会 場 畿央大学 L棟1階 L103講義室 講 演 心疾患併存患者の理学療法におけるリスク管理 講 師 鈴木 裕二 氏 /理学療法学科3期生 独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター勤務 受講料 無料(卒業生以外は1000円) 懇親会 (卒業生のみ) 12:30~14:00 講演会終了後、懇親会を予定しています。軽食・ソフトドリンクを用意しています(無料) 申込方法 下記①~⑥を明記の上、E-mail、ハガキ、FAXのいずれかでお申し込みください。受講証の発行は致しません。当日、直接受付にお越しください。 ①氏名(ふりがな) ②卒業年度 ③住所(郵便番号から) ④電話番号 ⑤メールアドレス(お持ちの方) ⑥所属先(団体名、病院名等) 申込締切 2018年11月20日(火)必着 申込先 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学 広報センター 理学療法特別講演会係 FAX : 0745-54-1600 E-mail:dousoukai@kio.ac.jp (件名に「理学療法特別講演会」と明記) 問合せ先 TEL:0745-54-1603(担当:畿央大学広報センター増田、鈴木、伊藤) ※公共交通機関を利用してご参加ください。
2018.09.18
第1回現代教育特別講演会・交流会を開催しました。
現代教育学科初めての卒後教育イベントを開催! 2018年9月17日(月・祝)、畿桜会(同窓会)主催で初の「現代教育特別講演会・交流会」を開催しました。「主体的・対話的で深い学びを生むクラスづくりのために」をテーマにした特別講演と交流会に、2010年に卒業した1期生から8期生、教職員、現職教員や大学院生、学部生あわせて30人が集まり、学びと交流を深めました。 今回は、発起人である教育学部現代教育学科6期生の片岡利允さんに思いや当日のことを寄稿していただきました。 教育学部の卒後教育と同窓会を兼ねて、特別講演会を企画・運営させていただきました。 講師として、NPO法人授業づくりネットワーク理事長の石川晋さんをお招きし、講演会を開いたあと、懇親会という流れです。 まずはじめに、石川晋さんのご講演。 ざっくりとした内容を紹介します。 【第1部:特別講演会】 ①合唱コンクールの映像 合理的に考えれば、指揮を見るのではなく、目の前のオーディエンスに向かって歌うべき。しかし、「こんな指導をしたい!」と思ってそうしたときに、どんなハレーション(悪影響)が起こるか。そして、それに対してどう対応するか。 そこまで考えたときに、具体的な対応策がなければやらない方がいい。自分にとって良くないし、そうなると、子どもたちにとっても良くない。 先生として何より大切なことは、子どもたちの前で常に笑顔でいられること。 若いうちはこういった壁にぶち当たるが、年齢とともに解消されていく。保護者対応も然り。10年は我慢。それまで蓄える。 ②「さるとかに」 対話型読み聞かせ 「かにの横ばい」「ひしゃく」「柄」など…。立ち止まって、ひとつひとつの言葉の意味を教えてあげる。 さるが柿を投げるシーン。どうやって投げる?やってみて?そんな投げ方だと木から落っこちるよ?もう一度…というように、イメージする力もつけてあげること。 お話の中の一文一文が、合理的にあとの話につながるようにできている。 そのことに気づけたらさらに深い読みができる。いわゆる伏線。 読み聞かせの合間に、度々、対話を織り交ぜながらみんなで読み進めていく、対話型読み聞かせ。 全体での発表は1、2回。授業の中でも1時間のうちに何度もペアトーク→全体発表を繰り返すと、テンポが悪くなるのであまりよくない。 子どもたちが好きな絵本は何回でも読んであげる。飽きるまで。飽きるころには、お話の型が身に付く。 ③ライフヒストリー 石川晋さんの教員生活について。海沿いの荒れた学校から、田舎ののんびりした学校まで、あらゆる学校を経験。 60歳まで教員生活を過ごすにあたって、一校目にして、このままじゃ続かないと感じ、何度かインターバルを挟みながら歩んでいくという人生設計を立てる。大学院に通ったり、育児休暇を取ったり、今は、フリーで全国各地の学校に訪れる。来年からまた現場に復帰する予定。 このように、長いスパンで人生設計することも必要。 ④説明文教材「イースター島にはなぜ森林がないのか」 まずは、グループ音読。2ページを丸読みで、1分半以内に読み切るという、ゲーミフィケーションを取り入れた活動。勝ち負けにこだわる子がいる場合には、グループごとにタイムを設定させたりもする。最後は達成感を味わえるような工夫も必要。 即興劇の手法を取り入れたインタビューの活動。ただ読み進めるだけでなく、モアイやラット、ポリネシア人などになりきってインタビューし合うことで、楽しく、かつ、文章も読み深められる。このように、工夫次第で短時間、かつ、楽しく学ぶことができる。 以上のように授業づくりのことから教員としての人生設計まで、多岐に渡ってお話していただきました。 明日から生かせるアイデアと、これから先も大切にしていきたい教師としての在り方を考えられる、貴重な時間でした。 最後には、大学とつながりを持つことの大切さについても触れられていました。 苦しくなったときには、かつてお世話になった大学の先生方に頼ることも必要ですね。 【第2部:交流会】 そして、講演後は懇親会。 食事をいただきながら、久しぶりに再会した仲間と情報交換したり、講師の石川晋さんから個別に相談をしていたり、盛んに交流が行われました。 教育について語るもよし、他愛もない話に笑い合うもよし、そんな空間に、学生時代の懐かしさが感じられました。 今回、これが教育学部としては初めての試みでした。 これをきっかけに、卒業後の教員同士のつながりも大切にしていきたいという思いもあります。来年はどのような形になるかわかりませんが、第2回も開催したいと思います。その時は、さらに多くのご参加をお待ちしています。 教育学部現代教育学科6期生 片岡利允 当日の参加アンケートからは「楽しく学ぶことができた」「久しぶりに仲間に会えた」「いろいろな人と交流できた」というご意見をいただきました。畿桜会(同窓会)では卒業生同士の交流を活発化し、また卒業後も学べる場としてさまざまな取り組みやイベントを進めていく予定です。次回は10月20日(土)、21日(日)の同窓会サロン in 畿央祭にぜひご参加ください! 【関連記事】 畿央祭2018 ウェルカムキャンパス in 畿央祭 【今年の卒後教育イベント】 5/20(日)看護医療学科卒後教育研修会 9/8(土)健康栄養卒業生交流会 11/25(日)理学療法特別講演会
2018.09.14
第4回畿央大学シニア講座「肩こり・腰痛を運動でやわらげる」を開催しました。
平成30年9月12日(水)、畿央大学では地域のシニア世代の方々を対象に、「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催しました。恒例となったこの講座は、今回で4回目の開催となります。 今回は「肩こり・腰痛を運動でやわらげる」と題して、昨年に引き続き、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 大住倫弘先生が講師となっていただき、参加者32名の皆さまに最近の知見を学んでいただきました。 まず、講義形式で配布資料を確認しながら「腰痛のメカニズム」や「痛み」について学びました。参加者の皆さんは日々生活する中で、体の痛みと付き合いながら生活をされているためか、講義内容に熱心に耳を傾けておられました。 少し休憩をはさんだ後、実際に参加者の方々と一緒に、腰痛の方でもできる簡単な運動・ストレッチを行いました。また大住先生から、『毎日少しだけでも簡単な運動(ストレッチ)をしていただくことが大切なこと、またストレッチすることで痛くなるのであれば無理をする必要はありません』、とアドバイスもありました。ストレッチする前とした後での身体の反り具合の違いに感動される方や、「体がスッキリした」とご満足頂く参加者の方が多く見受けられました。 講座終了後も、ストレッチの具体的な方法や、また自分自身が腰痛に効果があると思い実践していることは本当に効果があるのか、正しい方法なのか等、熱心に質問されている様子も見られました。 参加者の方からは、「痛みの原因を正しく把握することが大切、ということを認識できた」「今までは腰痛がひどくて運動はやってはいけないと思っていたが、今日お話をお聞きして運動が良いことが分かりました」「軽い運動で改善が期待出来ます」などの声を数多くいただき、第4回シニア講座はご好評のうちに終了しました。 畿央大学では今後も地域社会と連携し、様々な形で地域貢献、社会貢献に取り組んでまいります。 【関連記事】 第3回畿央大学シニア講座 第2回畿央大学シニア講座 第1回畿央大学シニア講座