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2025.08.05

8月開催のオープンキャンパスご来場のみなさまへ(暑さ対策のお願い)

  8月のオープンキャンパス当日は、厳しい暑さが予想されます。ご来場のみなさまには、熱中症予防のため、以下の点にご留意いただき、安全にご参加いただけますようお願いいたします。   【具体的な暑さ対策】 ・会場ではミネラルウォーターやお茶をペットボトルでご用意していますが、必要に応じて水筒や飲み物をご持参いただき、こまめに水分や塩分の補給を心がけてください。 ・教室では冷房をつけておりますが、体温調節のしやすい服装でお越しください。高校の制服を着用する必要はありません。 ・キャンパス内での移動のご案内をする場合もありますので、帽子や日傘、冷却グッズなど必要に応じご準備ください。 ・体調不良を感じた場合は、無理をせず、近くの大学スタッフにお声がけください。看護師が常駐しており、対応いたします。 ・事前に体調に不安を感じられた場合は、無理せず参加をお控えください。 ・当日は路線バス等も活用し、時間に余裕を持ってお越しいただき、こまめに休憩を取りながらオープンキャンパスをお楽しみください。   本学教職員一同、みなさまにとって有意義で安全な一日となるよう、オープンキャンパス運営に努めてまいります。 みなさまのご来場を心よりお待ちしております。   ▼参考:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/

2025.08.05

教職員対象 学校行事等での安全に関する講習会 ~ 学生の命を守る学校(大学)安全体制の構築と整備について ~

畿央大学では、2016年に発生した水泳実習中の事故を教訓とし、この事故のあった7月29日を「二度と命を失うような事故を起こさない」という思いを全教職員で共有し、安全について確認し合う大切な日と定めています。 今年度は、7月29日(火)に、奈良県教育委員会事務局体育健康課健康教育係の学校安全担当の南岡宏樹指導主事を講師にお迎えし、教職員を対象に「学校行事等での安全に関する講習会 ~ 学生の命を守る学校(大学)安全体制の構築と整備について ~」を実施しました。 当日は、非常に暑い日にもかかわらず奈良県庁から南岡先生がわざわざお越しくださいました。また、授業の最終週でしたが、教職員77名が参加し、会場となった講義室はほぼ満席となりました。     講演では、教育現場で実際に起こり得る様々な危機事例やその対策等について、映像資料も交えながらわかりやすくご説明いただきました。 本学の安全管理体制についても触れていただき、セルフチェックリスト等を用いて、一人ひとりが自身の危機管理意識を振り返る機会を与えていただきました。     南岡指導主事は「安全は設備だけでは守れない。安全を作るのは『人』」と強調されました。また、学校安全の基本として、「安きに居りて危きを思う」、すなわち、「平時から危険を考え、備えておくこと」の大切さや、学校安全の基本姿勢として、「空振り」は許されるが、「見逃し」は許されないという姿勢をご紹介いただきました。 ※「空振り」とは…備えたけれども、結果的に危険が起こらなかったこと。 「見逃し」とは…危険を察知していながら、対策を講じなかったこと。   本学では、今回の講習会を通して得た学びを今後の教育活動に活かしながら、教職員一人ひとりが高い危機管理意識を持ち、学生の安全の確保に努めてまいります。

2025.08.04

日常生活に不可欠な“両手を同時に独立して動かす能力”の発達変化~ニューロリハビリテーション研究センター

一方の手で定規を押さえながら、他方の手で線を引く。一方の手で紙を持ちながら、他方の手でハサミで切る。あるいは、一方の手でお皿を保持しながら、他方の手でスプーンで食べ物をすくう。このように、両手を同時に異なる動きで使う“両手同時独立制御能力(Simultaneous Independent Bimanual Coordination)”は、日常生活において不可欠な動作スキルであり、その発達には運動制御や注意機能など多様な神経基盤が関与しています。しかしこの能力が、子どもにおいてどのように発達するのかについては、これまで十分に解明されていませんでした。畿央大学大学院健康科学研究科の信迫悟志 教授らの研究チームは、5〜13歳の定型発達児150名を対象に、両手で同時に異なる描画を行う「両手結合課題(bimanual circles–lines coupling task)」を用いて、この能力の発達過程を詳細に検討しました。その結果、年齢の増加とともに“両手を同時に独立して動かす能力”が徐々に向上することが明らかになりました。また、この課題で得られた指標は、標準化された微細運動技能テストによって測定された“両手協調運動技能”の得点とも有意に関連していることが示されました。 この研究成果は、Frontiers in Human Neuroscience誌(Developmental Changes in Independent Bimanual Coordination: Evidence from the Circles–Lines Coupling Task in Children Aged 5–13 Years)に掲載されています。   本研究のポイント 両手を同時に別々に動かす「両手同時独立制御能力」は、5〜13歳の間に徐々に向上することが示された。 「両手同時独立制御能力」は、両手を協調させて目的を達成する両手協調運動技能と有意に関連していた。 両手結合課題(BC課題)は、特別な設備を必要とせず短時間で実施可能であり、発達期における両手協調運動技能の評価ツールとして有用である。   研究概要 本研究では、5〜13歳の定型発達児150名を対象に、両手を同時に異なる動きで使う「両手同時独立制御能力(Simultaneous Independent Bimanual Coordination)」の発達変化を調査するため、両手結合(bimanual circles–lines coupling task: BC)課題を実施しました。この課題では、以下の2条件を設定しました(図1) 片手条件:利き手でタブレット上に垂直線を繰り返し描く(図1_左) 両手条件:同様に利き手で垂直線を描きながら、同時に非利き手で紙の上に円を反復描画する(図1_右) 図1.  BC課題   本研究に参加した8歳の右利き女児の例。通常、図の両手条件にあるように、利き手で描いた垂直線は、非利き手の円運動の影響を受けて、楕円形に歪んでしまう。したがって、両手条件でこの歪みの程度が少ないことは、両手を同時に別々に動かす能力が高いことを表す。 通常、両手条件においては、非利き手による円運動のプログラムからの干渉(影響)により、利き手で描かれた直線が楕円状に歪む現象が見られます。本研究では、この線の歪みの程度を楕円化指数(Ovalization Index: OI)として算出しました。OIは、0に近いほど直線性が保たれ、100に近いほど正円に近づくことを意味します。さらに、両条件間のOIの差分を両手干渉効果(Bimanual Coupling Effect: BCE)として定量化しました。BCEの値が小さいほど、両手を同時に独立して動かす能力が高いことを示します。さらに、協調運動技能の標準化検査の手先の器用さテストを実施し、BCEとの関連も検討しました。   研究内容 本研究では、5〜13歳の定型発達児150名を対象に、両手で異なる運動を同時に行う能力を評価するためのBC課題(図1)および微細運動技能検査(利き手スキル、非利き手スキル、両手スキル、利き手の運筆スキル、総合)を実施しました。BC課題(片手条件、両手条件)で測定された利き手の運動軌跡の歪みをOIとして算出し、両条件間のOIの差をBCEとして定量化し、年齢との関係性および微細運動技能との関連性を検討しました。その結果、全ての年齢群において両手条件のOIは片手条件よりも有意に高く、BCEの存在が確認されました。そして、片手条件および両手条件のOIは年齢とともに有意に低下し、運動軌跡の直線性が向上していくことが示されました(図2)。また、BCEも年齢と有意な負の相関を示し、年齢の増加に伴い干渉効果が弱まり、両手を同時に独立して制御する能力が徐々に発達することが示唆されました(図3)。   図2. 年齢群間比較結果   図3. 年齢とBC課題変数との相関関係   さらに、年齢を統制したうえでの偏相関分析では、BCEおよび両手条件でのOIが、両手協調運動技能と有意に関連していることが明らかとなりました(図4)。   図4. 年齢を制御したBCEと両手協調運動技能との偏相関関係   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究では、両手で異なる運動を同時に行う「両手同時独立制御能力」が、5歳から13歳にかけて徐々に発達することが、行動レベルで明らかになりました。またこの能力は、左右の手を協調させてひとつの目的を達成する「両手協調運動技能」とも有意に関連していることが示されました。 この「両手同時独立制御能力」の発達には、前頭−頭頂ネットワーク、前頭前野(実行機能・注意制御)、脳梁を介した左右の大脳半球間の情報伝達・抑制機構、という3つの神経的成熟が関与すると考えられており、本研究結果は、これらの神経基盤の発達過程を行動的に捉えたものと位置づけることができます。 さらに、既存の標準化された協調運動技能検査では、年齢に応じて異なる課題や道具を用意する必要がありますが、BC課題はタブレットと紙、ペンのみで実施可能であり、年齢にかかわらず同一の手順で短時間に評価が可能です。こうした特徴から、BC課題は発達期における両手協調能力の発達段階を簡便かつ定量的に評価できる実用的な手法として有用である可能性が示されました。今後は、この課題を特別な支援を必要とする子どもたちにも応用することで、運動機能のより的確な評価や、リハビリテーション、運動学習支援への実践的な活用が期待されます。   論文情報 Nobusako S, Hashizoe K and Nakai A (2025) Developmental changes in independent bimanual coordination: evidence from the circles–lines coupling task in children aged 5–13 years. Front. Hum. Neurosci. 19:1620941. doi: 10.3389/fnhum.2025.1620941   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 教授 信迫悟志 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.nobusako@kio.ac.jp

2025.07.30

パパのためのベビークラスを開催します~畿央大学看護実践研究センター

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2025.07.30

看護・医療・薬系9大学合同進学相談会

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2025.07.23

看護医療学科 紅林准教授、国際学術誌『SAGE Open Nursing』の編集査読委員に就任

看護医療学科 准教授/健康科学研究科 准教授 紅林 佑介 ■ 学術誌『SAGE Open Nursing』について 『SAGE Open Nursing』は2015年に創刊された学術誌です。学術誌の影響度を示す指標の一つにおいて、同誌は看護学の分野で上位25%以内に入る「Q1」というカテゴリーに分類されており、国際的に認知されているトップジャーナルの一つです。   ■ 論文の品質を支える「査読」とは? 学術論文が学術誌に掲載される前には、「査読(さどく)」と呼ばれる、その分野の専門家により審査されます。これは、研究の質と科学的な信頼性を担保するための重要なプロセスです。 ■「編集査読委員」の役割 編集査読委員は、世界中から投稿される論文に対し、専門的な知見からその価値を評価し、掲載の可否を判断するなど、査読プロセス全体に責任を持つ役割を担います。 編集査読委員への就任は、その研究分野における専門性が評価されたものであり、この活動を通じて、同学問分野の発展への貢献が期待されます。   https://journals.sagepub.com/home/SON

2025.07.22

【小5~高校生対象】夏の無料体験講座(ひらめき☆ときめきサイエンス)を開催します。

2025年8月9日(土)に小学5・6年生および中学生、高校生向けの体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催することとなりました。このプログラムでは、古い絵本に直接触ってもらい、戦争やジェンダー(男の子らしさ・女の子らしさ)を発見することを目的としています。   実施要項 テーマ 昔の絵本で調べよう! 男の子・女の子のくらし・遊び・ファッション 日時 2025年8月9日(土)11:05~15:55(受付10:45) 会場 畿央大学 L棟3階 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 ▶アクセス 講師 畿央大学 教育学部 現代教育学科 准教授 森岡 伸枝 森岡先生のXアカウントでは当日のプログラムなどを発信しています。 Xアカウント 対象 小学5・6年生、中学生、高校生 ※参加者は、保護者の同意が必要 ※小学生は、保護者同伴 定員 15名(参加無料) ※定員超過の場合は抽選制。抽選結果は8月5日(火)までにメールにてご連絡します。 持ち物 筆記用具 申込方法・ 期間 日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」公式HPもしくは、下記フォームから申込ください。 申込期間:6月上旬~7月31日(木)※申込期限を延長しました。 本学フォームはこちら   日本学術振興会公式HP 問い合わせ先 畿央大学地域連携センター 「ひらめき☆ときめき」係 E-mail: info@kio.ac.jp 備考 ※本プログラムは「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」(独立行政法人日本学術復興会)科研費25HT0140の助成を受け実施するものです。 ※申込みをした後で参加できなくなった場合は、必ず(info@kio.ac.jp)に連絡してください。無断キャンセルはしないでください。 ※ご提供いただいた個人情報は、本イベントでのみ使用いたします。   チラシPDF

2025.07.20

8/31(日)夏休み総仕上げオープンキャンパス

2025.07.20

8/10(日)夏休み総仕上げオープンキャンパス

2025.07.20

8/9(土)夏休み総仕上げオープンキャンパス