2013.11.29
第12回畿央大学公開講座のご案内
メインテーマ 『健康長寿のための食と運動』
健康に楽しく長生きしたい。誰しもが願うことですが、そのためには美味しく食べること、適度な運動をすることが大切です。
ヒントとなる講演と簡単な実験、体操をしてみましょう。ちょっとした心がけで、健康長寿を楽しんでください。
畿央大学公開講座(受講料 無料)
2014/2/1(土)
講座A |
13:00~15:00 受付12:30~
「五感を育む味覚教育」 ~美味しく食べて健康に~
健康科学部健康栄養学科 教授 浅野 恭代 味覚教育とは、フランスのピュイゼ博士より提唱されたもので、五感を鍛え、人生を楽しむために食べることを学び続けること、つまり「味わう」ことを学ぶプログラムです。五感を鍛える基礎になるのは、表現力です。味覚や視覚などで感じた感覚をどのように表現するかを考えるプログラムでもあります。表現することは自分とは異なる感覚をもつ人がいることを知ることであり、それは人を思いやることにつながるものです。 この味覚教育を実感していただくために、ピュイゼプログラムの視覚の実験(色の違うヨーグルトの試食)や触覚の実験(手で触ったものの感触を表現する)も行います。五感の発達と老化について考え、美味しく食べて、健康につなげるための食を見直しましょう。 ※2013年度奈良県食育県民講座として行います。 |
|
---|---|---|
講座B |
15:30~17:00 受付15:00~
「姿勢・呼吸・運動機能からみた誤嚥性肺炎の予防」 ~あなたは力強い咳ができますか?~
健康科学部理学療法学科 准教授 高取 克彦 日本人の死因となる三大疾患はこれまで癌、心筋梗塞、脳卒中が不動の地位を占めていましたが、近年、肺炎による死亡率が増加してきています。中でも飲み込み機能の低下による誤嚥性肺炎は全体の70%を占めるとされており、その予防対策が重要視されてきています。飲み込み機能を高めるための運動としては、これまで舌や口腔体操などが推奨されてきましたが、飲み込み機能には姿勢や呼吸機能が密接に関係しており、また誤って食物などが気管に入った場合、それを排出するための力強い「むせ」には腹筋の活動が重要だと言われています。 本講座では加齢に伴う姿勢・呼吸機能・全身筋力と飲み込み機能の低下との関連性を示し、誤嚥性肺炎予防の観点から様々な運動の重要性を考えて行きたいと思います。また効果的と考えられる運動法については、自宅でも可能な具体例も紹介させて頂きます。 |
※会場はいずれも 畿央大学 KB04教室。講座は1コマ120分です。
- 申込方法
▼官製ハガキ・FAX・E-mailでお申込の場合、下記6点を明記してください。
・希望される講座区分(A,B)複数可
・お名前(ふりがな)
・年齢
・ご住所(郵便番号から)
・電話番号(連絡先)
・メールアドレス
- 宛先
〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学企画部 公開講座係
E-mail:uketsuke@kio.ac.jp
FAX : 0745-54-1600
-
- 締切 平成26年1月30日(木)
※受講証の発行は致しません。当日直接本学にお越しいただき、公開講座受付で会場をご確認ください。
※公共交通機関を利用してご参加ください。
- お問い合わせ
畿央大学企画部 TEL0745-54-1601