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2026.07.23

田原本町との連携を強化 -健康づくりと地域課題の解決を推進~健康科学研究科・ウェルネス共創研究センター

畿央大学は、2016年に田原本町と「田原本町・畿央大学との包括的な連携協力に関する協定書」を締結し、双方の人的・知的資源を生かしながら、まちづくり、健康づくり、子育て支援、教育など、幅広い分野で連携を進めてきました。 ▶2016年の包括連携協定の調印式の様子はこちら このたび、本学ウェルネス共創研究センターと田原本町との連携をさらに強化するにあたり、今後の方向性や展望を確認するため、本学の土井 剛彦教授、石垣 智也准教授が田原本町を訪問し、高江 啓史町長と意見交換を行いました。     今後は、田原本町が実施する介護予防をはじめとした各種事業について、短期的・長期的な効果を検証するとともに、住民の皆さまの健康状態や地域課題を的確に把握するためのデータ基盤の整備を進めます。得られたデータや研究成果を、より効果的な健康づくり・介護予防事業の企画や改善に生かし、田原本町とともに地域課題の解決に取り組んでいきます。     ▶今回の訪問の様子は、田原本町のFacebookにも記事が掲載されています。       地域リハビリテーション研究室 ウェルネス共創研究センター     関連記事 地域リハビリテーション研究室の教員・院生が第35回奈良県理学療法士学会で講演・研究成果を発表し、学会賞を受賞!~健康科学研究科・ウェルネス共創研究センター 第68回日本老年医学会学術集会で教員・研究員が研究成果を発表しました ~ 健康科学研究科・ウェルネス共創研究センター 第11回日本地域理学療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 地域リハビリテーション研究室の学生・教員が World Physiotherapy Congress 2025 で発表 ~ 健康科学研究科 【健康づくりで地域とつながる】無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」(クラス制)に教員・学生が協力!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 畿央大学関係者が多数関わり、第5回日本前庭理学療法学会学術大会を開催!~理学療法学科・健康科学研究科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第2回を開催しました!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第3回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第4回を開催しました! 〜ウェルネス共創研究センター・理学療法学科

2026.07.23

畿央大学現代教育研究所主催 学校の先生になりたい高校生のための特別企画 「ええやん!学校の先生」

教員という職業の厳しさが注目される昨今、次世代が目を向けにくい状況となっていることを踏まえ、教職に興味がある高校生にその魅力と現実を伝えることを目的として7月19日に畿央大学現代教育研究所が開催した特別企画「ええやん!学校の先生」をレポートします。     第1部 特別講演会「ええやん!学校の先生」   【講師】東良 雅人氏 京都市総合教育センター指導室長/京都市立芸術大学客員教授/前文部科学省初等中等教育局視学官   はじめに、これからの学校の先生が向き合わないといけない問題として生成AIを取り上げられ、ご自分が子どもの頃の写真を動かして見せられました。東良先生が教師をめざしたのは一にも二にも“自分が好きな美術をしたかった”ことが理由で、“憧れの先生がおられた”や“育てたい子どもの姿をもっていた”ということではなく、なにがなんでも教師になろうという訳でもなかったとのことでした。 一方、教員として働いているうちに起きた教え子さんとのエピソードを紹介されながら、教師はたくさんの人との出会いやつながりができ、教えた子どもさんがやがて教師として同じ職場で働くようになるなど、人の生き方や喜びに出会う仕事だと考えるようになったとのことでした。     京都市で、そして文部科学省で多くの先生と子どもを見てきて、「日本の先生方は子どもの成長を願って頑張っている」と実感されたことに加え、全国のどこにいても同じ水準の教育を受けることができる点を挙げ、日本の先生方は優秀であると訴えられました。学校は社会の問題と切り離すことはできず、先生方が向き合う問題も増える傾向にありますが、学校はチームとして子どもを育てていること、学校で働く先生方が共通の学びのイメージをもち、先生方が対話をしながら課題の解決に取り組んでおられることを紹介されました。先生の仕事に不安をもっている参加者の皆さんには安心できる情報になったのではないでしょうか。 今、学校で進められている働き方の改革は、仕事の量の問題だけではなく「働きがい」や「達成感」をどう生み出すかということですが、「働きがい」は見つかるのに時間がかかるものであり、一度取り組み始めたことにはやり切るよう頑張ってほしいともおっしゃいました。子どもは口では「でけへんし」「無理やし」「もうええわ」と言うものの、そう簡単にあきらめないこと、実際にあきらめるのは周りの大人であり、先生は、子どもをあきらめさせないことが仕事であるともおっしゃいました。   最後に、近い将来の学校教育で大事にされることとして「好きを育み、得意を伸ばす」を紹介されました。東良先生が今あるのは「美術が好き」だったから。自分の「好き」を大切にし、子どもの「好き」を大切にすること、学校の先生になることだけではなく、自分の夢と希望をもち、子どもの夢と希望を大事にできる先生をめざして欲しいと参加の皆さんに伝えられ、参加の保護者の皆様へも「お子様の夢と希望を大切にしてあげてください」とのメッセージ送られてお話を終えられました。   第2部 ディスカッション「学校の先生をしている畿央大学卒業生の話を聞こう」 【講師】森 奈都美先生 奈良県内こども園勤務、橘内 爽太先生 奈良県内小学校勤務 はじめに、こども園で保育教諭として13年勤務されている森 奈都美先生のお話です。大学スタッフが保護者として登園を渋る子どもとのやりとりを演じ、そこに保育教諭としてかかわる寸劇を行い、朝の登園の様子から子どもや保護者の状況を見て取ることの大切さを紹介されました。     保育教諭をめざした理由は、子どもが好きだったこと、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学と常に憧れの先生がいたこと、図工や音楽など正解・不正解がない学習が好きなことだったそうです。   教室でアリを発見して痛めないよう大事にする子どもや、家族みんなが幸せになるようにと家族みんなの分の四葉のクローバーを探す子どものエピソードで、先生は子どもに心を動かされる仕事であり、人として子どもに接することを大事にしていると話されました。     悩んだり壁にぶつかったりした時は一人で抱え込まないで周りの人に助けを求めることを心掛けており、子どもや保護者に助けられることも多く、家族、友人とのつながりを大切にし、いろいろな経験をすることが充実した仕事や生活をつくると話されました。   次に、小学校教員として11年勤務されている橘内 爽太先生のお話です。橘内先生の思う先生の「ええやん」として、何気ないことで思い切り笑顔で過ごせること、子どもと一緒にものごとをつくりあげることができること、子どもと感動を共にできることなどを紹介されました。卒業式でお礼の思いをしたためた手紙を保護者に手渡す感動の場面に立ち会えたことや、関係がうまくいっていないと思っていた子どもが、実は橘内先生のことを気にかけてくれていたことが後になって分かり心を動かされたことは聞いていて心があたたかくなるお話でした。     仕事に関係するご自分の時間の使い方も紹介され、工夫次第で時間のゆとりができ、働く時間の量で子どもが成長するわけではないというお考えも披露されました。教師をめざす参加者の皆さんには、「今、あたためている思いは、これからの心のお守りになる。友人と話したり遊んだりするなど、今しかできないことをし、子どもに話ができる人になって欲しい」とのメッセージを送られました。 トークコーナー 最後のプログラムはフロアからの質問に東良 雅人先生、森 奈都美先生、橘内 爽太先生が答えるトークコーナーです。 初めに司会の西端先生から、「いつ頃先生になろうと思い付きましたか」との質問では橘内先生は「高校生の時のアルバイト先の先輩の影響で」森先生は「幼稚園の時の先生へのあこがれで」と、それぞれ違うことが分かりました。フロアからの「問題を抱えている子どもを助けるにはどうしたらよいか」には、東良先生は「学校みんなで子どもを支えること。子どもが先生みんなに大事にされていると思えるようにすること。見ようとすることで子どもの困り感に気づける」と自らの経験からのお答えでした。橘内先生から「様々な困りごとに関わる仕事なので、先生は味方だと思えるようにすることが大切」との共通点のある答えがありました。   「どうして畿央大学を選んだのですか」との質問では森先生は「第一希望ではなかったが、結果的にご縁があってよかった」と。橘内先生からは「現場を経験した先生が多いと聞いていたから」を話されました。最後の質問の「理想をもって仕事を始めて、考えが変わったことがありますか」では、橘内先生は「子どもができて、仕事の大切さを改めて感じることができるようになった」とのこと。森先生から「先生はいろいろなことができないといけないと思っていたが、自分が不得意なことが多いことを生かし、子どもの得意も不得意も理解できるようになった」と。東良先生からは「担任時代のエピソードから、子どもを支えるのは子どもであり、先生を変えるのも子どもだと気づいた」ことなどが紹介されました。   最後に主催者から「どんな時代になっても教育はなくなりません。そして先生がいなくてはいけません。畿央大学に入学するかどうかに関わらず、皆さんのように、将来の自分を先生に夢見ている人たちを私達は待っています。」と伝え、全てのプログラムを終えました。   現代教育研究所 関連記事 ▼現代教育研究所に関する記事 学校の先生になりたい高校生のための特別企画「ほら、“先生”ってステキ!」を開催!~畿央大学現代教育研究所 学習会「図画工作を味わう―今までとこれから―」を開催 ~ 畿央大学 現代教育研究所 ▼現代教育学科に関する記事 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 現代教育学科 その① 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 現代教育学科 その② 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 現代教育学科 その③ 【フィールドワーク】ひと味違う 神戸まち歩きvol.1~現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】ひと味違う 神戸まち歩きvol.2 ~ 現代教育学科岡田ゼミ 【フィールドワーク】ひと味違う 神戸まち歩きvol.3~現代教育学科岡田ゼミ オープンキャンパスは楽しい!!! ビストロ・R Y O H E Iのシェフたちによる“社会の授業レシピ ― 岡田ゼミの活動を添えて ” ~ 現代教育学科

2026.07.22

「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクト表彰式を開催しました ~ 人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科では、2026年7月9日(木)、合同会社シフト様との連携事業「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクト表彰式をK棟地下のForodamにて開催しました。 学生のデザインで「0.5思いやり備蓄」を広めたい 本プロジェクトは、昨年度末に香芝市にて介護事業を展開されている合同会社シフト様より「防災啓発につながるエコバッグを制作したい」とのご相談をいただいたことをきっかけにスタートしました。「0.5思いやり備蓄」とは、災害時に自分だけでなく周りの人にも少し分け合えるよう、日頃から必要な備蓄に“0.5”をプラスして備えることを提案する取り組みです。   打ち合わせを重ね、この活動をより多くの方に知っていただくため、人間環境デザイン学科の学生を対象に、実際にエコバッグに使用するロゴデザインを募集することとなりました。     4月には学生向け説明会を開催し、「0.5思いやり備蓄」の取り組みやデザイン募集の趣旨について説明しました。その結果、51作品もの応募があり、防災への思いやりを表現したもの、奈良らしさを取り入れたもの、思わず目を引くユニークなものなど、学生ならではの自由な発想が詰まった個性豊かな作品が集まりました。     応募作品は教員による選考を経て5作品に絞られ、その後、協賛企業関係者をはじめ379名による投票を実施し、最優秀賞1作品と優秀賞4作品が決定しました。最優秀賞作品は、実際に「0.5思いやり備蓄」のエコバッグデザインとして採用されました。 7月9日、Forodamで表彰式を開催 2026年7月9日(木)には、表彰式を開催し、受賞者5名へ賞状と賞金、記念品が贈呈されました。表彰式の会場となった「Forodam」は、本学人間環境デザイン学科の卒業生が企画・デザインに携わった空間です。 ▶Forodamの完成とセレモニーの様子はコチラ   本学科の卒業生がデザインに携わった場所で、現在の学生たちが生み出したデザインを表彰する、人間環境デザイン学科らしい表彰式となりました。   当日は、最優秀賞作品が実際にプリントされたエコバッグもお披露目されました。     自分たちが考えたデザインが選考・投票を経て評価され、さらに実際の製品となって地域や社会へと広がっていく――学生にとって、デザインが社会とつながることを実感できる貴重な機会となりました。   受賞した5名の作品に込めた思いと、受賞の感想をご紹介 【最優秀賞】4回生 村上 優良さん:「つながる力が、まちを守る」   作品に込めた思い このデザインには、「災害時に本当に人を支えるのは、人と人とのつながりである」という思いを込めました。年齢や立場の異なる人々が手を取り合い、支え合うことで、地域全体の防災力は高まると考えています。色とりどりの人々が輪となってつながる姿を表現し、その輪が地域全体へと広がり、助け合いの気持ちが循環していく様子をイメージしました。このエコバッグを通して、防災を身近に感じるきっかけとなり、人と人とのつながりの大切さを改めて考えていただければ嬉しいです。 受賞した感想 この度は最優秀賞に選んでいただき、大変嬉しく思います。大学生活の中で、防災という社会的に重要なテーマのプロジェクトに、自分の好きなデザインという形で携わることができ、とても貴重な経験となりました。実際にエコバッグとして形になった作品を見たときは、自分のアイデアが多くの方の手に届くものになったことを実感し、大きな喜びを感じました。改めまして、合同会社シフトの皆様、そして投票してくださった皆様に心より感謝申し上げます。 【優秀賞】2回生 徳永 紘土さん     作品に込めた思い 今回のデザインではよりキャッチーに、親しみやすいデザインを考え作成しました。この活動がより多くの人に広がり、防災について考える機会が増え、より明るい未来につながると良いなと思います。 受賞した感想 今回、ロゴバックデザインをご評価いだけたこと素直に嬉しく思います。自分自身、神戸市出身ということもあり、防災については幼い頃から関心高く考えてきました。そのような中でこの奈良県でこのような新しい防災の取り組みが始まる事を嬉しく思いますし、そのプロジェクトに関わることができ、とても光栄に思います。 【優秀賞】3回生 布施 ひらりさん   作品に込めた思い 災害時に必要なのは、物質的な「備蓄」だけではありません。大切な人と繋がるための連絡手段や避難情報もまた、命を守るための大切な備えです。日常的に使うエコバッグにこれらの情報をデザインすることで、普段の生活から防災意識が身につき、いざという時の安心に繋がれば幸いです。  受賞した感想 この度は、私のデザインを選んでいただき本当に嬉しく思っています。「災害への備えが大切」と分かっていても、「具体的に何を備蓄すればいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。「0.5思いやり備蓄」を実現するためには、まずは知るところから始めることが大切だと考えたため、このデザインを考案しました。 【優秀賞】3回生 水井 鈴乃さん    作品に込めた思い 「0.5思いやり備蓄」というテーマから、普段から少し多めに備えることが、いざという時に困っている誰かを助けることにつながるという思いを表現しました。デザインには、大きなおにぎりを持ったアリと、その後ろを歩く小さなアリを描いています。大きなおにぎりは、備蓄した食べ物を困っている人と分け合う気持ちを表し、後ろの小さなアリは支援を必要としている人をイメージしています。災害時でも思いやりを持って助け合うことの大切さが伝わるように、このデザインにしました。 受賞した感想 エコバッグデザインのイベントで受賞することができ、とても嬉しかったです。他の作品もたくさん見てみたいと思いました。また、自分の作品を評価していただけたことが自信につながり、良い経験になりました。ありがとうございました。 【優秀賞】4回生 髙﨑 涼太さん    作品に込めた思い 防災備蓄用のエコバッグということで、「防災」という少し堅く、緊張感のある言葉を、少しでも身近に感じてもらえるようなデザインを考えました。「防災(ぼうさい)」という言葉から、「ぼーっとしているサイ」をモチーフにしています。言葉遊びを取り入れながら、親しみやすくかわいいデザインにすることで、防災をより身近に感じてもらえたらという思いを込めました。 受賞した感想 この度は優秀賞に選んでいただき、とても嬉しかったです。自分が考えたデザインを評価していただけたことを光栄に思います。また、表彰式にも参加させていただき、とても貴重な経験になりました。   改めまして、個性豊かな作品を応募してくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。51作品一つひとつに、それぞれ異なる視点や工夫があり、学生の自由な発想とデザインの力を感じるプロジェクトとなりました。   また、本プロジェクトの実施にあたり、このような貴重な機会をご提供くださった合同会社シフト様をはじめ、共催のBCP業務継続計画香芝わおん会様、後援・協力いただいた地域の店舗・団体・消防団など、多くの皆様にご協力いただきました。心より御礼申し上げます。   今回のプロジェクトを通して、学生の自由な発想やデザインの力が、防災啓発や地域貢献へとつながることを改めて実感しました。今後も地域と連携した実践的な学びを通して、学生のアイデアを社会へ発信していきます。   人間環境デザイン学科 助手 中尾 理加           関連記事 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」 西洋服飾史を学ぶ「服飾史」~ 人間環境デザイン学科 衣服の平面構成を学ぶ「アパレル構成実習Ⅲ」~ 人間環境デザイン学科 西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の時刻表&車体ラッピングデザインを担当!~ 人間環境デザイン学科 清水研究室 畿央祭・おしごと体験2025レポート【1日目】理学療法士・ファッションデザイナー編 「いつもの場所で時を織る」—ストリート織り機から生まれたソファーカバーがお披露目されました ~ 人間環境デザイン学科 村田ゼミ 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 人間環境デザイン学科 「佐味田みんなの縁側」の掲示板「佐味板」の増設および卒業研究の発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園との連携事業 段ボール小屋積木「だんごや」の制作と組み立て遊び ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」春イベント開催 ~人間環境デザイン学科×理学療法学科 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップがスタートしました ― 香芝市穴虫「旧吉田家住宅」の米蔵壁面 ~ 人間環境デザイン学科 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ イベント人間環境デザイン学科  

2026.07.22

在外研究員レポート~オルレアン大学における特別講義と学術交流

理学療法学科の森岡 周です。現在、研究活動のためフランスに滞在しています。2026年7月9日(木)、フランスのオルレアン大学を訪問し、理学療法教育・リハビリテーション研究に携わる教員・研究者・大学院生を対象に特別講義を行いました。   オルレアン大学キネジテラピー[1]大学校(EUK-CVL)校長のAnnabelle Couillandre先生とは、約10年前に森岡研究室を訪問されたことをきっかけに交流が始まり、その後も学会などを通じて関係を育んできました。2019年にはパリで再会し、今回の訪問は、こうした長年の交流を新たな教育・研究連携へと発展させる機会となりました。   講義のテーマは、「畿央大学におけるニューロリハビリテーション研究―臨床的問題、身体経験、そして日仏共同研究プロジェクト」です。はじめに、理学療法士、教育者、研究者としての歩みを紹介した後、畿央大学理学療法学科、大学院、森岡周研究室、ニューロリハビリテーション研究センターにおける教育・研究活動について説明しました。   [1] フランス語で理学療法。kinésithérapie(キネジテラピー) 理学療法:la kinésithérapie 理学療法士:un masseur-kinésithérapeute / une masseuse-kinésithérapeute 略称:un kiné / une kiné 臨床の問いから始まるニューロリハビリテーション研究 講義で中心に据えたのは、臨床で生じる問いを科学的に検証し、得られた知見を臨床実践と教育へ還元するという研究姿勢です。 具体的には、脳卒中後の半側空間無視、疼痛、歩行障害、上肢機能、高次脳機能障害、身体性に関する研究を紹介しました。同じ診断名や類似した症状を示す患者であっても、その背景にある原因や回復過程は一様ではありません。そこで、患者をサブタイプに分類し、一人ひとりに適した評価や介入へつなげる研究を進めています。 例えば、半側空間無視については複数の注意機能に基づく分類、脳卒中後疼痛については痛みの質に基づく分類を紹介しました。また、歩行障害については、運動麻痺や感覚障害だけでなく、自己効力感や転倒への不安などが歩行に及ぼす影響について説明しました。 さらに、運動機能や脳機能を定量的に測定するだけでなく、患者が自分の身体をどのように感じ、回復をどのように経験しているのかを理解することの重要性についてもお話ししました。身体所有感や行為主体感、「身体が重い」「思いどおりに動かない」といった身体経験、そして過去・現在・未来を結ぶ「物語的自己」を、リハビリテーションにおける重要な研究対象として捉えています。 日仏共同研究「NARRABODY」 その一環として、JST-CRESTとフランス国立研究機構(ANR)の支援を受けて進めている日仏共同研究、NARRABODYプロジェクトについても紹介しました。   このプロジェクトでは、脳卒中後の回復を身体機能の改善だけで捉えるのではなく、身体的自己と人生の物語がともに再構築されていく過程として理解しようとしています。認知神経科学、哲学・現象学、ニューロリハビリテーションの研究者が協働し、脳、身体、行為、自己、生活の関係を統合的に明らかにすることを目指しています。   講義の最後には、オルレアン大学との今後の連携に向けて二つの研究・教育構想を提示しました。 一つ目は、日本とフランスにおける神経理学療法教育の比較です。カリキュラムやシラバス、臨床実習、臨床推論、学生評価などを比較し、両国が互いの教育の特徴や強みから学ぶことを目指します。   二つ目は、地域で生活する脳卒中経験者を対象とした日仏比較研究です。身体の変化や自己イメージ、家族・社会における役割、復職などに着目し、文化的背景が脳卒中後の生活や自己認識にどのような影響を与えるのかを検討します。 湖畔での交流と今後の展開 講義後は、サッカー・ワールドカップのフランス戦(準々決勝)に伴う市街地の混雑を避け、ロワール川支流の湖畔で教員・研究者の皆さまと交流しました。日仏の理学療法教育、今後の共同研究や学生交流の可能性について意見を交わすとともに、互いの教育・研究環境や文化について、和やかな雰囲気のなかで語り合うことができました。   オルレアン大学の教員・研究者の皆さまと、ロワール川支流の湖畔にて   ▲大学院生 Manel Budoさん(左)と私   今後は、10月にオルレアン大学のMatthieu Guemann 准教授を本学ニューロリハビリテーション研究センターへ迎える予定です。さらに、2027年2月からは、同大学大学院生のManel Budoさんを4か月間受け入れ、彼に対する指導や共同研究を行うことを計画しています。   今回の訪問は、畿央大学におけるニューロリハビリテーションの教育・研究活動を海外へ発信するとともに、日本とフランスの理学療法教育、臨床実践、研究を結ぶ新たな協働関係を築く貴重な機会となりました。   関連記事 令和8年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。 第1回日本理学療法学会連合学術総会において、森岡 周センター長が「臨床研究学術賞」を受賞します NARRA BODY-NARRATIVE EMBODIMENT PROJECT〜ナラティブ・エンボディメント〜 森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 2023年度 戦略的創造研究推進事業(CREST)新規採択課題・総括総評 国立研究開発法人学術技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(CREST) 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 

2026.07.22

大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の夏イベント開催(2回目) 〜 人間環境デザイン学科×理学療法学科

屋外でつながる、ゆるやかな卓球の場づくり   今年4月に開催された「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の春イベントに続き、2026年7月11日(土)に畿央大学第二キャンパスにおいて、人間環境デザイン学科の陳ゼミ・清水ゼミの学生と、理学療法学科の松本先生、人間環境デザイン学科の清水先生、陳が協働し、大学キャンパスを地域に開放した「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の夏イベントを開催しました。   「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」は、卓球を通じた健康づくりと地域交流を目的に、「かつらぎの道※」に面した第二キャンパス西門前を地域へ開放し、屋外で気軽に卓球を楽しみながら、地域住民・子どもと学生・教職員が交流できる場を創出する取り組みです。   ※かつらぎの道…本学最寄駅の近鉄大阪線五位堂駅から上牧町へと続く総延長2.2kmの自転車歩行者専用の遊歩道です。   ▼かつらぎの道から見た「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の様子   春のイベントから進化した会場の様子をご紹介! 今回の夏イベントでは、「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」をさらに進化させました。春イベントよりも多くのテントやタープを設置しただけではなく、熱中症対策として会場内で打ち水と散水ミストを実施しました。さらに、より多くの方に楽しんでいただけるように、子ども向けのミニ屋外卓球台も増設し、暑い中でも子どもから大人まで、世代を超えて快適に交流できる広場づくりをめざしました。   ▼「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」夏イベントの会場   ▼屋外卓球台の上にタープの設置を試みました。   ▼散水ミスト付きの「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」夏イベントの会場   ▼親子が楽しめるミニ屋外卓球台の増設   ▼休憩場所もテントを増設しました。   当日は、地域の住民や子ども、学生、大学教職員が一緒に屋外の卓球で交流しました。 担当の学生と教員は午後2時から、会場の準備作業を行いました。   ▼熱中症を予防しながら、担当の学生と教員は会場を設営しました。   いよいよ 夏イベント スタートです! 夏イベントは午後4時から開始しました。午後6時までの2時間の間に、地域住民や子ども、学生、教職員など約21名が参加し、スタッフの学生7名、教員2名を含め、約30名による交流イベントとなりました。世代を超えて卓球を楽しみながら自然な会話が生まれ、笑顔あふれる交流の時間となりました。   ▼地域住民と学生は笑顔で交流しました。   ▼地域住民と学生と大学教員は屋外卓球を楽しめました。     ▼大学の教職員も参加して、学生との交流が行われました。時折、変わったラケットを使うこともあり、そのたびに会場は笑い声に包まれます。       ▼かつらぎの道を散歩していた方は、会場の前を通りかかったことをきっかけに、飛び入り参加しました。   ▼地域の子どもと大人との世代間交流で屋外卓球を楽しみました。   ▼夕方の時間に涼しい風が吹きながら、地域住民の親子同士の交流が行われました。   今回も「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の屋外卓球を体験した参加者を対象に、アンケート調査を実施しました。 アンケートには、   友達と暖かく卓球ができて盛り上がって楽しかったです! とてもいい感じで、ピンポンを通じてコミュニケーションもとれて、とても楽しかったです 雰囲気もよく楽しかったし、適度な運動になりました。 参加しやすいフレンドリーな雰囲気が良いと思う。 次は子どもと一緒に来ようと思います! といった感想が寄せられ、参加者から好評をいただきました。   アンケート調査の協力者には、お礼として大学オリジナルの文房具と、人間環境デザイン学科の学生がデザインしたロゴ入りのエコバッグをプレゼントしました。 ▶人間環境デザイン学科「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクトの様子はコチラ   担当学生の感想 イベント当日は気温が高く、屋外での活動は大変でしたが、地域の方や子どもたちなど、想像していた以上に多くの方が参加してくださり、とても充実した時間になりました。卓球を通して、普段は関わる機会の少ない幅広い世代の方々と自然に会話が生まれ、交流を深めることができました。参加者が楽しそうに卓球している姿を見て、大学を地域に開放する大切さを実感しました。今回の経験を、今後のより良い活動づくりに生かしたいです。   人間環境デザイン学科 3回生 藤坂さん 今回スタッフとしてピンポンコモンズの運営に参加し、設営や準備には多くの工夫や役割分担があることを知りました。当日は非常に暑い中での活動でしたが、地域の方々が笑顔で卓球を楽しみ、世代を超えて交流している様子を見て、自分まで嬉しい気持ちになりました。自分たちが準備した会場で参加者が楽しんでいる姿から、運営側としてのやりがいや達成感を感じることができました。今回の経験を通して、地域と大学をつなぐ活動の大切さや、イベントを支えるスタッフの役割の重要性を学ぶことができました。   人間環境デザイン学科 3回生 千賀さん 担当教員のコメント 理学療法士の立場から見ると、卓球はボールを目で追う・タイミングを合わせるといった、身体機能と認知機能が求められるスポーツです。 しかしながら、日本では、温泉卓球と言われるように、皆さん一度は経験したことがあり、ご高齢の方はむしろ上手な方が多いです。ご参加してくださったご年配の経験者の方に、教員、学生や子どもさんが教えていただく場面もありました。まさに多世代交流です!   今回のルールは、勝負にこだわらず、協力してラリーを続けることとしたので、お互いに協力するので、自然と声掛けが生まれてきます。 また、ラケットに、フライパンやスリッパなどを準備して、面白みも加えて、楽しめる環境を作りました。卓球をプレーしている人だけでなく、観戦して応援したり、ベンチで談笑したりする姿も見られ、まさに卓球を通した交流が自然に生まれる場になりつつあることを実感しました。   さらに、このプロジェクトでは、人間環境デザイン学科と理学療法学科の協働によって、卓球台やベンチ、空間全体を「人が集まりたくなる場」としてデザインしていることも大きな特徴です。異なる専門分野が融合することで、新しい健康まちづくりの可能性が広がっています。 私たちがめざしているのは「卓球台を置くこと」ではありません。卓球をきっかけに、人が集まり、交流し、健康になり、地域とのつながりが生まれる「新しい公共空間(コモンズ)」をつくることです。この挑戦を、学生・地域・大学が一緒になって育てていきたいと思います!   理学療法学科 准教授 松本 大輔   今回の夏イベントには、暑い中にもかかわらず、多くの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。   地域の皆さまと大学との交流の場を設けることができ、また、大人・学生・子どもが世代を超えて交流する貴重な機会となりました。皆さまのご協力のおかげで、充実したイベントとなりましたことを心より感謝申し上げます。 今後の予定について 次回は、10月24日(土)11時〜16時の畿央祭にあわせて、「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」秋イベントを開催する予定です。   皆さんのご参加を心よりお待ちしております。 人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中       関連記事 ▼真美ケ丘ピンポンコモンズに関連する記事 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」春イベント開催 ~人間環境デザイン学科×理学療法学科 ▼人間環境デザイン学科に関連する記事 「佐味田みんなの縁側」の掲示板「佐味板」の増設および卒業研究の発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園との連携事業 段ボール小屋積木「だんごや」の制作と組み立て遊び ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」春イベント開催 ~人間環境デザイン学科×理学療法学科 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップがスタートしました ― 香芝市穴虫「旧吉田家住宅」の米蔵壁面 ~ 人間環境デザイン学科 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ 人間環境デザイン学科「海外インターンシップ」 台湾ワークショップ2026報告会を実施しました| 「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクト表彰式を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 ▼理学療法学科に関連する記事 第68回日本老年医学会学術集会で教員・研究員が研究成果を発表しました ~ 健康科学研究科・ウェルネス共創研究センター 第11回日本地域理学療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 地域リハビリテーション研究室の学生・教員が World Physiotherapy Congress 2025 で発表 ~ 健康科学研究科 【健康づくりで地域とつながる】無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」(クラス制)に教員・学生が協力!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 畿央大学関係者が多数関わり、第5回日本前庭理学療法学会学術大会を開催!~理学療法学科・健康科学研究科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第2回を開催しました!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第3回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第4回を開催しました! 〜ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 地域リハビリテーション研究室の教員・院生が第35回奈良県理学療法士学会で講演・研究成果を発表し、学会賞を受賞!~健康科学研究科・ウェルネス共創研究センター      

2026.07.19

8/8(土)オープンキャンパスを開催します

2026.07.19

8/9(日)オープンキャンパスを開催します

2026.07.17

【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ

本学の高大連携校の1つである奈良県立桜井高等学校には、明治時代に建築された「講堂」と昭和初頭に建築された「文化部室」があります。今回、図面を保有されていないということで、桜井高校様から本学に「文化部室」の実測調査の依頼があり、人間環境デザイン学科の前川ゼミで調査を行うこととなりました。 実はこの「文化部室」、本学と非常に深い関係があります。本学名誉理事長である冬木 智子先生は桜井高等学校の前身である桜井高等女学校の出身で、母校のこの場所で家庭科教師として教鞭をとっておられたことがありました。その建物が今もしっかり残っていることは非常に感慨深いものがあります。そんな話を聞かせていただき、前川ゼミ生の実測調査が始まりました。     4月24日(金)の実測調査は、3回生8名で臨みました。前川先生から建物についての説明があり、図面の描き方についてのレクチャーを受けた後、それぞれの持ち場にわかれていきました。1階、2階それぞれの平面図、断面図をペアで描いていくようです。   断面図を描いている学生は、外壁の板の数1枚1枚を数えて図面にしていきます。板の枚数がずれると合わなくなるので、慎重に数えて図面に落とし込んでいきます。         先生はそれぞれの学生の持ち場を回りながら指導されます。上手に描き始めた学生たちですが、実測図面を描くのは初めてとのこと。先生から「ここは真壁だから…」、「引き違い窓はこんな風に描いて」と指示を受け、再度描き直しました。     前川先生は、以前からこの建築物について非常に興味をお持ちだったとのことで、天井裏に入って調査されていました。       5月15日(金)、2回目の実測調査です。今回は、前回にできなかった細かい部分を調査していきます。   平面図も細かな部分の寸法をとっていきます。     断面図、展開図でも床の間の天袋の長さ、違い棚の長さ、細かな部分を測っていきます。       今回、2回目の調査では、桜井高校の生徒さんの参加を募集していました。終礼後、建築を志す生徒が文化部室を訪れ、本学学生が、建築の学びの楽しさや大学選びの仕方をレクチャーしました。また、新聞部の生徒も、インタビューをしながら調査の様子を見学していました。     作成した手書きの図面を元に、CADを使用して綺麗な図面に仕上げました。         今後もこの文化部室を保存し活用していくために、今回の調査が役に立つことでしょう。前川ゼミ生にとって、貴重な学びの機会になりました。     ▶KIO D-project 人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」レポートはコチラ   関連記事 6大学建築合同ゼミ合宿2025が三重県で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 【新刊紹介】本学教員が「韓国建築史」について分担執筆!~人間環境デザイン学科前川准教授 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.1 ~事前準備編~ 「佐味田みんなの縁側」 板絵描き・障子替え-夏から秋へ ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園との連携事業 段ボール小屋積木「だんごや」の制作と組み立て遊び ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

2026.07.17

人間環境デザイン学科「海外インターンシップ」 台湾ワークショップ2026報告会を実施しました

人間環境デザイン学科では、専門分野の学びを深めるとともに、異なる文化や価値観に触れ、グローバルな視点を身につけることを目的として「海外インターンシップ」を実施しています。 今年度は、2026年5月5日(火)~5月11日(月)の7日間にわたり、人間環境デザイン学科2・3回生の学生25名、教員5名が台湾を訪問しました。滞在中は、台南市にある国立成功大学との交流活動を通して、農村地域における地域活性化に向けた空き家再生の提案を行うとともに、現地のまちや建築の見学を行いました。 2026年7月14日(火)に台湾ワークショップ2026報告会を開催しました。報告会では、ワークショップの概要や現地での活動の様子を写真や動画を交えて紹介しました。   また、各班が取り組んだ「葉邸」と「新東小学校日式宿舎」の活用に関する提案についても発表しました。 今回の提案は、現地調査で得られた気づきや成功大学の学生との意見交換を踏まえ、地域の歴史や文化を尊重しながら、実際に地域を歩き、体験したことを生かした実現可能性と運用可能性を備えた利活用提案となりました。             また、ワークショップを通して感じた学びや成長についても紹介され、「文化や生活習慣の違いを理解することの大切さ」「現地の方々との交流を通して視野が広がったこと」「チームで協働しながら提案をまとめる難しさと達成感」など、それぞれが得た貴重な経験が共有されました。       報告会には、看護医療学科の酒井先生、理学療法学科の松本先生、健康栄養学科の湯面先生にもご参加いただきました。看護医療学科と理学療法学科の海外インターンシップでも台湾を訪問しており、同じ台湾でも地域や分野によって異なる魅力や学びがあることを、学科を越えて共有できる貴重な機会となりました。ご参加いただいた教職員の皆様、ありがとうございました。       ワークショップ終了後に成功大学の学生が日本へ遊びに来てくれるなど、今も交流が続いているそうです。このワークショップがかけがえのない出会いの場となったことが感じられます。今回の海外インターンシップで得た学びを今後の学びや研究活動に生かし、人や地域に寄り添いながら課題解決に取り組む姿勢をさらに育んでくれることを期待しています。       現在、ワークショップの締めくくりとして報告書の編集を進めています。完成を楽しみにお待ちください。 人間環境デザイン学科では、2027年度実施予定の「明日香村国際ワークショップ2027」に向けた準備を進めていきます。次年度はどのような人や地域、文化との出会いがあるのか、学生のさらなる成長とともに楽しみにしています。 人間環境デザイン学科 特任助教 小松 智菜美 関連記事 ▼「海外インターンシップ」台湾ワークショップ2026に関する記事▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.1 ~事前準備編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.2~事前準備後編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.3~台湾に到着しました~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026vol.4~台南市にてワークショップがスタートしました~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026vol.5~いよいよグループ活動がスタート!~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026vol.6~工作体験と成果発表会をしました~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.7~かけがえのない思い出を胸に ~   ▼ 明日香村国際ワークショップ2025に関する記事 ▼ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.1~事前準備編「岡みんなの格子縁側」の設計と加工 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.2~事前準備とワークショップ初日 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.3~ ワークショップ2日目の様子 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.4~ 完成に向けて試行錯誤取り組んでいます! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.5~ 成果発表会の日を迎えました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 vol.6~ 奈良まち歩きと送別会を開催! 明日香村ワークショップ2025報告会を実施!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」   ▼ 人間環境デザイン学科に関する記事 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 人間環境デザイン学科 「佐味田みんなの縁側」の掲示板「佐味板」の増設および卒業研究の発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園との連携事業 段ボール小屋積木「だんごや」の制作と組み立て遊び ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」春イベント開催 ~人間環境デザイン学科×理学療法学科 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップがスタートしました ― 香芝市穴虫「旧吉田家住宅」の米蔵壁面 ~ 人間環境デザイン学科 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ

2026.07.17

第13回 危篤・臨終・死亡時の看護の実際 ー エンゼルケア演習 ~ 看護医療学科「終末期ケア論」

看護医療学科3回生を対象に、エンゼルケア※演習を実施しました。 ※エンゼルケアは、逝去時に身体や頭髪をきれいに整え、故人の生前の表情や血色に近いメイクを施し、「旅立ちにむけた整え」を行うことを指しています。エンゼルケアには、ご遺体からの感染予防や整容という目的のみならず、「故人のこれまでに敬意を払う」「ご遺族への哀しみに対するケア」という重要な意味があります。 今回は、エンバーマー※で遺体を衛生的に修復・保全する専門家である株式会社公益社の宇家 貴先生・田中 麻記子先生を講師にお招きし、エンバーミングの豊富な実務経験に基づいたエンゼルメイクの講義と演習を行っていただきました。また、DVD教材を視聴し、エンゼルケアの目的や実践方法、故人やご家族への配慮について、事例を通して実際の流れを観ることで、理解を深めました。   ※エンバーマー…遺体を衛生的に修復・保全し、長期間保存する専門職のこと。     その後の演習では、メイクや整容の技術を実践しながら、死後の遺体の変化に応じた一つひとつの手技の意味や根拠を確認しました。学生たちはグループで協力し、故人の尊厳を守り、その人らしさを大切にする姿勢を意識しながら、真剣に取り組んでいました。     エンゼルケアは、故人への最後の看護であるとともに、ご家族の悲嘆に寄り添う大切なケアでもあります。今回の演習を通して、学生たちは技術だけでなく、人生の最終段階を支える看護師として必要な倫理観や思いやり、そして「その人らしさ」を尊重する姿勢について学ぶことができました。講義・DVD教材・演習を組み合わせた学びにより、知識と技術、そして看護職としての心構えを深める貴重な機会となりました。     実際に手を動かしながらエンゼルケアを学ぶことで、教科書だけでは得られない気づきや学びを体験することができました。学生からは、「男性と女性でメイクの方法が違うことを初めて知った」と驚く声や、「ご遺体へのケアだけでなく、ご家族への支援も含めた看護であることを実感した」「一つひとつの手技に込められた意味を理解できた」といった声も聞かれ、看護の本質について理解を深める有意義な演習となりました。     本学では、専門家を講師として招き、実践的な演習を取り入れることで、知識・技術・倫理観を統合した学びを大切にしています。今回のエンゼルケア演習も、教科書だけでは得られない実践的な学びを通して、学生たちが看護職として必要な知識や技術に加え、故人やご家族に寄り添う姿勢や倫理観を深める貴重な機会となりました。     看護医療学科 森岡 広美・對中 百合・福田 都美恵   関連記事 ▼「終末期ケア論」に関する記事 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 緩和ケア病棟での実習を経験した4回生とのディスカッション ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 看取りを体験したご遺族の語り ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 国保中央病院 緩和ケア病棟「飛鳥」の見学に行きました。~ 看護医療学科 「死のシミュレーション体験」から学ぶ終末期ケア~看護医療学科「終末期ケア論」vol.5   ▼看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 看護技術基礎論「安全を守る技術」演習を実施しました~看護医療学科 『認知症ケア論』で課題の成果発表プレゼンテーションを実施! ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました① ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました② ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」    

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