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すべての新着情報一覧

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2023.07.31

理学療法の意思決定場面における患者関与の実態とSDMの有用性~ニューロリハビリテーション研究センター

近年、患者の価値観を治療の意思決定に考慮する協働的意思決定(Shared Decision-Making:SDM)が注目されている一方、理学療法領域では理論的な背景が不足している状況です。畿央大学大学院博士後期課程 尾川 達也 氏(西大和リハビリテーション病院) と 森岡 周 教授ら は、日本で理学療法を受けている患者を対象に意思決定への関与の状況とその要因について検証しました。結果、意思決定に関わる患者の希望を満たせていない実態とともに、理学療法領域においてもSDMが患者関与の一要因であることを明らかにしました。この研究成果はBMC Medical Informatics and Decision Making 誌(Shared decision-making in physiotherapy: a cross-sectional study of patient involvement factors and issues in Japan)に掲載されています。 研究概要 根拠に基づく医療(Evidence-Based Medicine:EBM)を実践する際、医療者が患者の価値観を十分に考慮していない実態が指摘されています。近年、医療者と患者が共同で治療の意思決定を進めるSDMが推奨されるようになり、理学療法領域でも注目されています。しかし、既存の情報は医師を主とした研究や数名の患者による質的研究の結果であり、理学療法領域におけるSDMの有用性に関しては理論的根拠が乏しい状況です。畿央大学大学院博士後期課程 尾川 達也 氏(西大和リハビリテーション病院)、森岡 周 教授らの研究チームは、日本で理学療法を受けている患者を対象に意思決定への関与の状況とその要因について検証しました。その結果、治療の決定を「理学療法士が行っている」と認識している患者の割合が多く、意思決定に関わる患者の希望を満たせていない実態が明らかとなりました。また、意思決定への関与に関連する要因として、理学療法士によるSDMの実施状況が選択され、理学療法領域においてもSDMが患者関与の一要因であることが明らかとなりました。 本研究のポイント ■ 実際の意思決定方法とともに、患者が希望する意思決定方法も同時に評価することで、患者の希望を満たせていない実態を明らかにした。 ■ 患者の意思決定への関与に理学療法士によるSDMの実施程度が関連することを明らかにした。 研究内容 日本の入院環境や地域で理学療法を受けている277名の患者に対し調査を行いました。患者の意思決定への関与を評価するためにControl Preference Scaleを使用しました。これは実際の意思決定方法(Actual Role)と希望する意思決定方法(Preferred Role)の両方を5つのイラスト(A:most active、B:active、C:collaborative、D:passive、E:most passive)から1つ選択する評価で、今回はこの一致度を算出しました。また、SDMの評価には患者が医療者の言動を採点する9-item Shared Decision Making Questionnaireという質問紙評価を使用しました。   図1 実際の意思決定方法と希望する意思決定方法の一致度 実際と希望する意思決定方法は有意な一致度(一致率:49.8% 重みづけκ係数=0.38)を認めたもののκ係数は低かった(灰色)。また、希望よりも受動的な関与であった割合は36.5%(青色)、希望よりも能動的な関与であった割合は13.7%(赤色)であった。   図2 SDM-Q-9の投入有・無におけるロジスティック回帰分析の比較 意思決定への関与と有意に関連した要因として、1)治療環境が地域である 2)患者が意思決定への関与を希望する 3)理学療法士がSDMを実施することが選択された。一方、年齢や教育年数、歩行能力は、意思決定への関与と有意な関連を認めなかった。   結果、実際の意思決定方法と希望する意思決定方法が一致した割合は49.8%(図1の灰色)であり、希望よりも実際が受動的な関与となっていた者は36.5%(図1の青色)もいました。また、意思決定への患者関与に関連する要因として、1)治療環境が地域である、2)患者が意思決定への関与を希望する、3)理学療法士がSDMを実施することが選択され、理学療法領域においてもSDMが患者関与の一要因であることが明らかとなりました(図2)。このことから、日本の理学療法領域においても意思決定に関わる患者の希望を満たせていないといった “患者関与の問題点” を明確に示すことができました。また、他の関連要因を調整したとしても、理学療法士によるSDMの実施程度が患者関与と関連した本研究の結果は、理学療法領域におけるSDMの有用性を支持する重要な発見となりました。 本研究の臨床的意義及び今後の展開 本研究の結果から、理学療法領域の中でSDMの臨床実践を推進していく理論的根拠を示すことができました。今後は理学療法領域で頻繁に生じる意思決定場面に焦点を当て、患者側の視点を明らかにするとともに、それらの情報を統合した理学療法士に対するSDMの教育的支援も必要になると考えています。 論文情報 Tatsuya Ogawa, Shuhei Fujimoto, Kyohei Omon, Tomoya Ishigaki and Shu Morioka Shared decision-making in physiotherapy: a cross-sectional study of patient involvement factors and issues in Japan. BMC Medical Informatics and Decision Making, 2023 問合せ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 センター長/教授 森岡 周 博士後期課程 尾川 達也 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp

2023.07.27

回復期リハビリテ−ション病棟で勤務する理学療法士の魅力~理学療法学科 第8回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」

最前線で活躍する卒業生が講演! 第8回テーマは「回復期リハビリテ−ション病棟で勤務する理学療法士の魅力」   理学療法学科では昨年度から新たに「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」を開催しています。 リーダーシップをもった次世代の理学療法士育成を目的にし、臨床現場はもちろん、スポーツ現場や地域リハ、教育機関など幅広い分野の第一線で活躍する卒業生がその魅力や想いを後輩のためだけに語ります。在学生にとっては入学後早期から職業理解を深め、自らのキャリアを考えることやモチベーション向上へとつなげる絶好の機会になります。 他大学に先駆けて理学療法学科を開設した畿央大学にしかできない先進的な取り組みです。   第7回の佐藤秀幸さん(4期生/甲南医療センター)に続き、今年度2回目となる第8回は田津原佑介さん(3期生/貴志川リハビリテーション病院リハビリテーション部 理学療法科長、認定理学療法士)を講師に迎え、「回復期リハビリテ−ション病棟で勤務する理学療法士の魅力」をテーマに講演いただきました。田津原さんは卒業後、東大阪市にある喜馬病院で理学療法士として勤務の後、出身地の和歌山県紀の川市にある貴志川リハビリテーション病院に転職。これまで回復期での理学療法を主に経験され、脳卒中認定理学療法士などの資格もお持ちです。   講演では、理学療法士が携わる回復期リハビリテ−ション病棟のポイントを恵まれている点や難しい点から解説いただきました。また回復期病棟から職業復帰に対する取り組みや、普段理学療法士として患者さんのモチベーションの引き出し方の工夫、企業との機器開発にも取り組まれていることなど多岐に渡る内容を講演いただきました。 また学生にも参考になりやすい日常臨床からの疑問点・発想の重要性、理学療法士の可能性についても説明いただきました。今後、テクノロジーがどれだけ進化しても、人が実施しなければいけない領域がかなり存在していることと同時に、テクノロジーの進化にも対応しなければいけないことが学生さんにも伝わったのではないでしょうか。   田津原さんから後輩の皆さんへのメッセージ 今回、「回復期リハビリテ−ション病棟で勤務する理学療法士の魅力」というテーマをいただき、自分が経験してきたことをまとめ、お話しさせていただきましたが、魅力は伝わりましたでしょうか? 自分自身が回復期で関わってきたことを振り返ると、不幸にも障害を負ってしまった患者さんと悩みながら、苦しみながら、それでも少しずつ回復していくプロセスを経験できることに回復期最大の魅力があると思いました。そして、魅力を感じているからこそ、自分自身が楽しくやりがいを持って働くことができているのだとも感じました。人それぞれ、魅力を感じるポイントは違うと思いますし、その時々の心境や環境、関わる人たちによっても変わってくるところかと思います。ですが、自分自身が主体的に向き合わなければ魅力に感じるポイントを見逃すこともあると思っています。私は患者さんに関わる中での失敗や後悔がたくさんあり、その中で成功体験もあり、全て含めて魅力だと感じるのです。それは向き合わなければ得られない感覚なのかもしれません。 将来に不安を抱く学生さんが多いとは聞きましたが、学生の皆さんは、本当にたくさんの可能性を秘めていると思います。(自分が学生時代に就労支援や企業との機器開発事業をするなんて夢にも思っていなかったです。)しかも、私が理学療法士になった頃よりも遥かに多くの職域があり、働き方があり、成長できるチャンスがあります。 またどこかで畿央生の皆さんとお会いできることを楽しみにしています!! ありがとうございました。   次回は10月4日(水)18:00〜19:30、木村圭佑さん(7期生/(株)アールイーコンセプト事業部長)を講師に迎え「生活期リハビリテーションにおける理学療法士の役割と働き方」をテーマに講演いただきます。   【関連リンク】 理学療法学科 急性期病院で勤務する理学療法士の魅力~理学療法学科 第7回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 「臨床・教育・研究」が揃ったスポーツ理学療法士の魅力~理学療法学科 第5回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 女性理学療法士が活躍できる場所~理学療法学科 第4回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 卒業生に学ぶチーム医療のリアル~理学療法学科 第3回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」 大学病院で働くということ~理学療法学科 第2回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」を開催 第1回「やさしさをチカラに変える次世代リーダー育成セミナー」を開催!~理学療法学科

2023.07.27

白浜大会に参加してきました!~ビーチラグビー部「Un lache」

こんにちは! ビーチラグビー部「Unlache(アンラーチェ)」代表の松浦羽美(現代教育学科3回生)です。 私たちビーチラグビー部は、令和5年6月24日〜25日に開催された「BEACH RUGBY JAPAN TOUR 2023 round01 26th SHIRAHAMA大会」に全3チーム、26人で参加してきました!     ここ数年はコロナウイルスの影響により思うような練習ができなかったり、大会も開催されていなかったりしましたが、こうして以前のような活気ある大会が開催され、参加することができました。 現役生では初めてのシーズン、ジャパンツアーの開幕でした‼   1日目、2日目ともに曇りだったり晴れたりの繰り返しでしたが、無事全員怪我なく終えることができました。 一回生にとっては初めての大会、初めての遠征でしたがトライを取っている姿や喜んでいる姿を見ることができました。 上回生だけで組まれたチームでは悔しくもB2トーナメント二回戦敗退となり、悔しさをバネに関西大会に向け頑張ろうと意気込んでいます。     ビーチラグビー部のシーズンは6月末から7月末までというたった1ヶ月で、試合はそう多くはありません。一つ一つの大会を大切にし、一回生にこれからもビーチラグビーを続けるきっかけになれるように上回生一同はこれからも切磋琢磨しながら頑張っていきたいと思います!     ビーチラグビーは老若男女関係なく行えることがすごく魅力です。タックルのないラグビーのため安全に女子でも戦っていけます。Un lacheのグラウンド練習では男女関係なく一緒に励まし合いながら自分たちなりに考えて練習をしています。 まだまだ部員募集中ですー!!!! 毎週月・金曜日、18時から第二キャンパスで練習しています。   少しでも興味を持った人はぜひ第2キャンパスまで!お待ちしております!     これからもビーチラグビー部Unlaceは周りの方への感謝の気持ちを忘れずに、頑張っていきます! 応援よろしくお願いします。   Instagramアカウント:畿央大学ビーチラグビー部(@unlachebeach)   ビーチラグビー部「Unlache」 代表 現代教育学科3回生 松浦羽美     ▶ビーチラグビー部関連記事 KIO Smile Blog

2023.07.26

【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.5~学生が制作したCMが放送されています!

FM全局・ラジオ全局で高いシェアを誇る「FM802」。その中の人気番組「ROCK KIDS 802」と畿央大学とのコラボプロジェクトが始動しました!2023年7月の月曜放送回21:15~21:35、全5回にわたって「畿央大学の冠コーナー」が提供されます。今回のプロジェクトは、そこで放送されるラジオCMを、畿央生有志がプロと協働しながらイチから考えて形にしていく挑戦的なものです! 5月11日(木)本プロジェクトのキックオフから始まり、これまで2回目は原稿制作、3回目はBGM候補選定を経て、6/16(金)にFM802でのCM収録の様子をブログでお伝えしてきました。   そして、7月3日(月)からはROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-の21:15~21:35の時間帯で本学が提供する「畿央大学 MY REQUEST」が7月限定でスタートし、その中で学生が考えたCMが実際に流れています。     今回は、CMプロジェクトに参加した学生さんから感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。 CM収録で802本社へ伺い、目の前で自分たちが作った原稿やBGMが次々と形になっていき、純粋に「すごい!」という思いで溢れていました。それが実際流れているのを聞くことができて、本当に嬉しいです!みんなで頑張って作ったものたちなので、畿央大学の魅力が少しでも伝わってほしいです。 現代教育学科 3回生 石川 結唯 放送当日、今までで1番、夜を待ち遠しいと感じる一日を過ごしました。そしてワクワクしながら実はリアルタイムで聴いていました。卒業生の方のお便りや落合健太郎さんの声、流れてくる音楽などにとても興奮する時間を過ごしました。家族に自慢し、自分たちの考えた原稿やBGMをみんなで聴いた時は、嬉しいような照れくさいような、でも畿央大学が誇らしい気持ちでいっぱいでした。ラジオの力を、FM802さんの力をお借りして、畿央大学のいいところがたくさん広まればいいなと願っています。 現代教育学科 3回生 田口 史佳 私は大好きなラジオ局のFM802のCMを作れると聞いて即応募させていただきました。 CM原稿を考えたり、BGMを考えたり等、制作にかかわることができてCMが流れる日をすごく楽しみにしていました!実際にFM802本社へ伺ったときに、普段ラジオCMが作られている現場で自分たちが考えたものが完成していく様子を見て、プロの仕事のすごさを体感し感動しました。オンエアを聞きながら、私たちが作ったCMが本当に流れていることに驚きながらも、たくさんの学生リスナーや保護者の方に畿央の魅力が届いていると嬉しいなと思いました!! 健康栄養学科 1回生 奥田 綺音 自分たちが協力して完成したものが本当に流れて驚きました。特に私は自分自身が考えたBGMが流れたことに感動しました。自分の努力が形になることが嬉しかったです。そして企画の仕事にも興味を持つことができ、今回でなければできない経験をしました。とても良い機会だったと思います。CMプロジェクトに応募してよかったです。ありがとうございました。 人間環境デザイン学科 1回生 鈴木 結衣子   今回のCMプロジェクトに応募してくれた学生さんは、学年や学科、参加目的もそれぞれ異なりましたが、プロジェクトを通して普段の学科での学びとは違う経験ができたのではないかと思います。   また学生の感想にもありますが、CM収録現場の立会いやオンエアを通して、CMプロジェクトに関わる中で一つのものが形になる実感がより強く湧いたのではないでしょうか。   8/5(土)には、本学(冬木記念ホール)での公開収録が行われる予定です。また当日は公開収録にもスタッフとして参加する予定ですので、当日の様子をまたお伝えします。 当日お越しになる方は、畿央大学での公開収録を楽しんでください。当日お待ちしております!!       【関連記事】 FM802「ROCK KIDS 802」で、7月毎週月曜に畿央大学冠コーナーを放送!8/5(土)には公開収録も! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.4~FM802本社でのCM収録! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.3~収録に向けてBGM候補を決定! 【FM802×畿央大学】ラジオCM制作プロジェクトvol.2~CM原稿を決定し、次はBGM制作へ! 畿央大学初!FM802との連携プロジェクトがスタート!

2023.07.26

エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス「ひまわりカフェ」7月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学

  Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2020年にはロゴやマークが商標登録されました。 2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。     2023年7月2日(日)、広陵町にある介護付き有料老人ホーム「エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス」で開催されている「ひまわりカフェ」にボランティアとして参加させていただきました。 私たちがひまわりカフェに参加するのは3度目です。   ▶以前の「ひまわりカフェ」での活動はこちら   「ひまわりカフェ」は認知症の方や認知症の家族がおられる方、地域の方々、施設ケアマネジャーや生活相談員、施設長などが集い、楽しいイベントや世間話、介護相談など地域の人々の交流の場として1か月に1回開催されています。   太陽が照りつける暑い日でしたが、梅雨の時期を楽しく過ごす工夫として飾り付けてある色とりどりの傘が、涼し気に迎えてくれました。     私たちはひまわりカフェの準備からお手伝いさせていただきました。 この日は七夕も近かったので、笹の葉に飾りつけをしました。       今回のひまわりカフェでは20名が参加されていました。ご夫婦や友達同士で参加されている方が多かったです。 毎回参加している学生と参加者の方との間で、「久しぶりだね!」「また会えたね。」と話す様子が見られ、活動を継続していくことの大切さを感じました。     皆さんが集まられてから、施設長の挨拶と職員の紹介があり、私たち学生も自己紹介させていただきました。その際「しんちゃんと呼んでください!」「まなちゃんと呼んでください。」と呼称をつけることで参加者の方々に覚えていただく工夫をしました。     次に笹の葉につける短冊の願い事を一緒に書き、笹の葉に飾りました。「家族のこと」「健康のこと」などさまざまなお願いをしました。       昼食では私たちも席にお邪魔して、一緒にいただきました。 今回のメニューは七夕そうめん、なすの揚げびたし、いなり寿司でした。美味しい食事と楽しい会話で食もすすみ、ほとんどの方が完食されました。     昼食の後はお家でできる脳トレ体操として、手や足を順番に動かしていく運動を行いました。 参加者の方々からは、「これなら座ったままでもできるね。」「ゆっくりやったら楽しいわ。」などの感想が聞かれ、体操を楽しんでおられる様子でした。     運動した後はお菓子やコーヒーでおやつタイムを取りました。 たくさんおしゃべりして、一緒に楽しい時間を過ごしました。     最後にやぐらを囲んで盆踊りの練習をしました。     私たちも踊らせていただきました! みなさん手拍子や踊って楽しんでいる様子が見られました。   新型コロナウイルス対策が緩和され、少しずつ外での活動機会も増えてきました。 今回も直接地域の方々と交流し、一層深みのある経験になりました。 今後はOrange Project®でももっと外部での活動を増やしていきたいと思います。   エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックスの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。 これからもOrange Project®をよろしくお願いします。     看護医療学科 3回生 寺下 慎之介   【関連記事】 真美ヶ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ヶ丘「ひまわりカフェ」活動報告 認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加! 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学  

2023.07.26

人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.1~応募が完了!

開学20周年記念事業として、人間環境デザイン学科では「みんなでつくる、みんなの学び舎」をテーマに、学内コンペを開催します!     このコンペでは、開学20周年を迎えた畿央大学で、改めて「学びの空間」を考え、普段の学生生活で当たり前のように使用しているキャンパス空間を見つめ直し、そこに潜む問題や新たな可能性を発見することを期待しています。 そして、発見したことをもとに、コミュニケーションや対話、教育を行ったり、安らぎを生み出したりするような、新たな「学びの空間」を、皆さんに創り出してほしいと考えています。最優秀賞については在学生によるDIYを前提に制作をしていく予定です。     7月7日(金)に登録期間が終了し、在学生や卒業生からたくさんの応募がありました。ご応募いただきありがとうございました。 応募された方々には、2023年9月21日(木)16時50分までに提案資料と応募者情報資料を学生支援センターに提出していただくことになります。   審査のスケジュールは以下の通りです。 一次審査:2023年9月末までに選出後、審査結果を応募者に連絡 二次審査:2023年10月21日(土) の畿央祭にて公開審査 現在、応募者の方々は提案資料を絶賛考案中です! これまでにいただいた質疑に関しては、大学ホームページ内でまとめて回答しておりますので、ご確認ください。   学内コンペについて   質疑応答   応募された皆さんの提案を楽しみにしています! 今後も学内コンペ運営に関わってくれる学生スタッフが中心になって、進捗状況などを発信していきます!!       学内コンペ学生スタッフ 人間環境デザイン学科 1回生 岩野 萌 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織、小松 智菜美

2023.07.26

学生広報スタッフblog vol.249~「発達系理学療法学Ⅰ」レポート!

こんにちは、理学療法学科2回生の呑原魅です。今日は、理学療法学科の授業の中で「発達系理学療法学Ⅰ」の様子をお伝えします!   この授業では、ヒトが誕生から基本動作である歩行に至るまでの運動発達について学び、立位、座位、歩行、立ち上がり、あるいは反射、反応、随意運動など、成長していく様子を理解することが目的です。また、非定型発達において、脳性麻痺ではどのような動きになるかも学びました。 今回7月11日の授業では、与えられたテーマに対して、ペアを組んで実際に身体を動かして子どもの姿勢発達を学びました。例えば、姿勢によって使われる筋肉や重心が変化することを調べたり、視覚性の立ち直り反応における筋活動や異なる姿勢による視覚入力の違いについても体験から調査しました。       また各グループで討議した結果、生まれた気づきを全体で共有することで、自分たちとは違う視点の内容も理解することができ、講義形式の授業とは違う形での学びになりました。     また、抽象的な問いに対しては、答えを導き出していくことが難しいということが分かり、グループ内や全体でディスカッションすることの重要性を学びました。近い将来、現場では答えをすぐに導くことができない問題に対しても、適切に解決すべきことが必要になると思うと、このような経験によって得られるスキルはとても大事だと思います。 最後に、今回は実習授業であったため、赤ちゃんがどのように発達していくかを、自分のからだで体験することにとって、記憶に残りやすい授業だったなと感じました。     理学療法学科 2回生 吞原 魁

2023.07.26

第21回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶に行きました!

2023年7月11日(火)の昼休みに、第21回畿央祭開催に先立って、統括(実行委員長・副実行委員長)が学長先生のもとへご挨拶に行きました。   実行委員長より、テーマである「跳~おどる~」に込めた思いや開催に向けての意気込みをお伝えさせていただきました。学長先生から激励のお言葉を頂き、畿央祭に向けて楽しみな気持ちが高まりました。     第21回畿央祭は2023年10月21日(土)、22日(日)の2日間開催です。今年度はコロナウイルスによる制限が緩和され、昨年度より多くの来場者が見込まれますので、畿央祭実行委員217名で畿央祭に向けて準備を進めていきます!   第21回畿央祭実行委員統括 理学療法学科 2回生 櫻井 瑞希   【関連リンク】 第21回畿央祭実行委員Blog vol.1~217名の実行委員が始動!  

2023.07.25

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~台湾の学生とオンラインで交流、企画案をプレゼン!

学科初、台湾でのワークショップに向けて準備中!     人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし「海外インターンシップ」を行っています。   海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。最初の課題は④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」。屋台の活用方法は、今のところ茶室、風鈴屋、飲食屋の3つに絞られています。人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します!     これまでのブログでは、第1弾はプロジェクトの始動について、第2弾は屋台のデザインや部材の形状、収納方法などについて報告しました。 今回は7月21日(金)に台湾の学生とオンラインで交流をし、現地での作業内容の確認や屋台のデザイン3案をプレゼンテーションした様子を報告させていただきます。     屋台の詳細がわかる図面や使用時のイラストをまとめたスライドと模型を準備し、台湾の学生に伝わるように英語で発表しました!   A班は飲食系の販売拠点として利用、B班は日本式茶室として利用、C班は風鈴の販売拠点として利用できる屋台の提案をしました。 それでは発表の様子を紹介します。   A班     A班は売物を限定せず、季節や出展者の意向に合わせて使用することができる屋台を提案! オーニングテントなどを用いてポップな印象の外観をデザインしました。台湾の学生からも「かわいい!」と言っていただきました!   B班     B班は日本ならではのお茶の文化を用いた茶室を提案しました! 畳やすだれを床や壁面に使い、より日本らしさを表現します。 台湾にもお茶の文化がありますが、日本文化としての茶道を体験してもらいながら、一緒に作業していく予定です!!   C班       C班は風鈴や提灯の販売を想定した屋台を提案しました! 開き扉は障子をモチーフにし、ひさしはコンパクトに収納でき、様々なところに風鈴をつるすことができるデザインにこだわりました。屋台だけでなくマトリョーシカ風の灯篭のデザインも行いました! 視覚的聴覚的にも涼しさを感じ、夏の風物詩を感じられる人々の交流のきっかけとなる場所をつくります!   3案とも、台湾の先生と学生からは、『活気のあるクリエイティブな作品』だと言っていただきました。アドバイスや質問をいただいたので、残り少ない期間で議論を重ねてより良い案をつくっていきます! 台湾の学生とオンラインで交流するのは今回が最後・・・ 次会う時はいよいよ当日です!   残りの期間、準備物や設計方法を改めて話し合い、現地に行った際に時間を有意義に使えるようにしようと思います!台湾の学生との交流を楽しみにしています☺️ 作業も頑張りながら現地での観光も含め、海外インターンシップを楽しみたいと思います!     人間環境デザイン学科 助手 中井千織、小松智菜美 2回生 田中千歩、野崎遥菜   【関連記事】 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~台湾でのワークショップに向けて! 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.6~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.5~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.4~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.3~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

2023.07.25

第21回畿央祭実行委員Blog vol.1~217名の実行委員が始動!

第21回畿央祭実行委員ブログ 今年のテーマは「跳〜おどる〜」   こんにちは!本日から2023年度の畿央祭Blogがスタートしますが、その記念すべき第1弾が今回のブログです!   第21回 畿央祭テーマは"跳〜おどる〜"です。 ここ数年の生活で発揮できなかった自分に秘めているパワーをこの畿央祭にぶつけ、一人ひとりが心おどるような挑戦をしてほしいという願いをこめて、このテーマに決定しました!   今年は200人余りの実行委員が集まり、6月7日(水)の畿央祭実行委員「全体会議」で初顔合わせを行いました!総勢217名の実行委員が畿央祭を作り上げていきます!!   ▼217名の実行委員で集合写真を撮りました!みんな素敵な笑顔です!   気になる開催日程ですが、今年度は10月21日(土)、22日(日)の2日間で行います! 今年度からは新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う制限が緩和されるため、ここ数年の開催体制とは大きく異なるので、どんな畿央祭になるかとてもワクワクしています。   今年度の畿央祭では、実行委員長をはじめとする幹部17名を中心に畿央祭を作っていきます!よろしくお願いいたします。   第21回畿央祭実行委員 現代教育学科2回生 鈴鹿 澪央奈   昨年度の様子はコチラ↓ 畿央祭(学園祭)実行委員Blog

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