2019年のすべての新着情報一覧
2019.10.28
畿央祭で「健康カロリーチェック」を実施!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2019年10月19日(土)・10月20日(日)に畿央祭が開催されました。ヘルスチーム菜良※1では20日(日)に学生がスタッフとして参加しました。食育サッとシステム※2を用いて、「健康カロリーチェック」と称し、普段の食生活を見直してもらう体験コーナーを実施しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 実施時間は13:00~15:00の2時間で、その日食べたい夕食を選んでもらいました。来てくださった方の中には、「毎年楽しみにしているよ」とおっしゃってくださる方もおり、とてもうれしい気持ちになりました。 私たちスタッフは、栄養バランスの取れた食生活を送ることが出来るように、食育サッとシステムの結果をもとに過剰や不足している栄養素についてアドバイスをさせていただきました。みなさん熱心に聞いてくださり、やりがいを感じました。 多くの方とお話をする中で、疑問にきちんと答えられるようにもっと管理栄養士の卵として勉強しなければいけないなという気持ちになりました。今回食育サッとシステムのスタッフとして参加することができ、とても良い経験になりました。これからも多くの活動に積極的に参加していきたいと思います。そして、幅広い年代の方に自信をもってアドバイスできるように頑張っていきます。 健康栄養学科1回生 齋藤遥 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.10.28
畿央祭でヘルスチーム菜良初の模擬店「野菜蒸しパン」を販売!~健康栄養学科
2019年10月19日(土)、20日(日)に畿央祭でヘルスチーム菜良※として健康栄養学科の学生が模擬店を出店しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 畿央大学ヘルスチーム菜良は、健康栄養学科らしく砂糖を使用しないほうれん草味とカボチャ味のヘルシーな野菜蒸しパンを販売しました。 蒸しパンの考案者は2回生の健康栄養学科の学生で、蒸しパンに使用する材料やデザインにこだわり、小腹がすいた時や朝食にぴったりな一品に仕上げました。また合計300枚以上の販売する袋にも手書きのデザインをしており、購入して頂いた方に大変喜んでもらえました。 今回初の試みということもあり思うように試作通りの見た目にならなかったり、材料が途中で足りなくなったりと予期しないトラブルが多くありましたが、仲間の助けや協力のもとなんとか完売することができました。販売していると、「え、健康栄養学科の販売する野菜蒸しパン?おいしそう!」という声や「見た目がかわいい」といった声をいただいたり、「ヘルスチーム菜良って何だろう?」と興味を持ってくれる方が多くいてくださったりして、とても嬉しかったです。 販売での売り上げをヘルスチームの資金にし、地域の食育活動につなげていく予定です。来年度は今年の反省を生かし、よりよいものが出店できるように頑張っていきたいです。購入して頂いた方本当にありがとうございました。 健康栄養学科2回生 秋山愛奈 ~参加者の感想~ ヘルスチーム菜良は畿央祭初出店なので不安もありましたが、先生方と1,2回生の協力のおかげで無事に完売出来て嬉しかったです。販売を通じて、お客様に購入して頂くための工夫等を知ることが出来たので、是非来年に活かしてもらえたらと思います。 健康栄養学科3回生 徳原有実 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.10.28
畿央祭展示「吊庵(つりあん)」~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科の加藤ゼミです。 2・3回生合同の加藤プロジェクトゼミでは毎年、2畳茶室を制作しています。 9年目となる今年は3つの茶室を作りました。コンセプトは「吊る」です。 ▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-※クリックすると拡大します。 ▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-メンバーの紹介です!※クリックすると拡大します。 今年度、展示した3つの作品について紹介させていただきます。 A庵の作品コンセプト まるで立方体が宙に浮いているような茶室。様々な色の毛糸を使い、茶室の概念を壊した作品です。 揺れる糸の幻想的な空間をお楽しみください。 ▼作品写真 【A庵 制作班長のコメント】 茶室を吊るにあたって、素材選びに苦労しました。重いと吊ることができず、軽すぎるものでは強度が劣るため、制作していく上で重さ、強度を確認しながら微調整しました。糸に関しても、素材や糸の太さ、糸と糸の間隔によっては絡まってしまうため、試行錯誤を重ねました。実際に吊ってみるまでは不安でしたが、無事に吊り上げることができてよかったです。 A庵班長 人間環境デザイン学科3回生 岡田由希 B庵の作品コンセプト 唯一、宙に浮かない「吊庵」。たくさんの糸の色、キラリと光る色、糸の間などの変化を楽しむことができます。 中に入ることができ、床にはペットボトルキャップを敷きつめていますので、踏む感触以外にもブラスチック海洋破棄問題についても、考え欲しいと、願いを込めて制作しました。 ▼作品写真 【B庵 制作班長のコメント】 約6mの毛糸を114本扱う茶室でしたので、どうしたら絡まずに、時間をかけずに設置出来るのかが1番の問題でした。様々な方法を考え、「床を8パーツに分け、1パーツにあらかじめ最大18本の糸を貼り付けておき、設置時に2階から降ろす」という方法にしました。その結果、3時間で設置を完了することができました。均等に張られている糸、糸の色、床のキャップ、躙口…等たくさんこだわりがあります。原寸大での製作は想像以上に大変でしたが、メンバーにも助けられ、いい作品ができてよかったです。 B庵班長 人間環境デザイン学科3回生 稲井葉澄 C庵の作品コンセプト 1枚の紙を切ることによって幾何学模様の立体を生み出し、吊られていることを感じさせない、まるで宙に浮いているかのような茶室。中の空間は今までには体験したことのないものになっていますので、この茶室が生み出す幾何学的な空間をお楽しみください。 ▼作品写真 【C庵 制作班長のコメント】 今回の茶室のコンセプトは「吊る」ということで様々な問題に直面しました。 まず素材の重さ。軽すぎると形にならず強度も劣り、重すぎると重みに負けて形が保たれないなど、考えただけでは分からず、とりあえず作ってみて上手くいくか確かめるという作業の繰り返しでした。 一つを作るのに時間もかかり、ゼミ活動内では終わらずゼミ活動外でも集まり、また作るという、行き当たりばったりな活動となってしまいました。そのため思っていた作品とは違う形になってしまい非常に悔しいです。 ですが、その分得た物も多く、非常に有意義な活動にもなりました。いい茶室ができると信じて一緒に茶室を作ったメンバーにも感謝の気持ちでいっぱいです。私たちC班はこの悔しさをバネにし、より良いものを作り上げていきたいと思います。 C庵班長 人間環境デザイン学科3回生 荒木完 【過去の茶室記事】 2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室) 2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室) 2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室)
2019.10.25
令和元年度「理学療法特別講演会」を開催しました。
2019年10月19日(土)に畿央大学にて畿桜会(同窓会)主催の「理学療法特別講演会」が開催されました。理学療法特別講演会は、畿桜会が主催し、年に1度、理学療法学科卒業生に向けてリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)のために行い、受講料1000円にて卒業生以外の医療関係者にも公開しているものです。 今回は広島大学病院より平田和彦先生をお招きし、「スポーツを通じた共生社会の実現~障がい者スポーツへの関わりを通して~」というテーマでご講演いただきました。 平田先生は、広島県において、障がい者スポーツをされている方々のメディカルチェックに加えて、プロスポーツの世界でご活躍されているアスリートのサポートの他に、研究事業もなされています。今回の講演会には約40名が受講して、障がい者スポーツについての概論や、先生が実際に行われているサポート内容、研究の内容、そして2020年に開催される東京パラリンピックに向けて、これからの障がい者スポーツの展望についてお話ししていただきました。 広島県では、平田先生が勤務されている広島大学病院スポーツ医科学センターが中核となり、県や市など地方公共団体とも協力して障がい者スポーツの支援事業を行っています。病院だけでなく、社会全体で障がい者スポーツを支えていく取り組みについて、関西地方ではどのようなことが行われているのか知らなかったので、今回お話しを聞くことができ、とても良い機会になりました。 また講義中、とても心に残った言葉があります。それは「障がい者問題は自分事」という言葉です。 私たちが現在関わっている「障がい者」(ここでは、身体障がい者の他に精神・知的障がいを持った方も含みます)というと全くの他人事と思われますが、将来自分が何かの病気や怪我を負った場合にも、「障がい者」となり得るのです。そうなった場合、現在関わっている「障がい者」は将来の自分を支援しているのと同じことであり、他人事ではなく“自分事”と捉えることが大切だ、という説明でした。 私たち理学療法士はもちろん、現在の日本にとって、多くの方々が知っておくべき考えです。そうして障がい者支援・障がい者スポーツともにさらに理解が深まることが好ましいのではないかと思います。 2020年には東京オリンピックに続き東京パラリンピックも行われます。今回の講義を受けて障がい者スポーツへの興味も沸き、パラアスリートの動向に関しても今まで以上に注目していこうと思いました。 来年度も理学療法講演会は開催予定ですので、たくさんの方々のご参加をお待ちしております。 畿央大学理学療法学科10期生代表幹事 石川 奈穂
2019.10.24
就活レポート~就職活動の現場から~No.534(病院)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第534弾! 看護医療学科9期生(20卒) M.Kさん 病院(看護師)勤務 【その病院に決めた理由】 看護師を目指す時から小児看護に興味を持っていました。小児看護学実習やインターンシップに行き、子どもと家族に寄り添った看護が実践されており、私もこの病院の一員となり、小児看護がしたいと思ったことが一番の理由です。 【就職活動を振り返って】 学校から就職活動はできるだけ早くと言われていたので、気になる病院のインターンシップは秋頃から何度か行きました。そして全ての実習が終わった3月頃から本格的に就職先を考えました。私は小児専門の病院しか考えていなかったのでとても絞られていました。その中でも「なぜその病院なのか」を深く考えた時に小児専門の病院だけでなく、他の病院も知っておいた方がより志望動機にも活かせたのではないかと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 この病院で小児看護師として働きたいという強い思い、学生時代に頑張った部活動や実習を通して学んだことを特にPRしました。そして、自分のPRだけに留まらず、その経験を活かすことで「病院のため、子どもや家族のため」と繋げて話すことを意識しました。面接では印象も大切になるので、常に笑顔とハキハキと受け答えすることを心掛けました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 一次選考が書類、二次選考が面接と小論文でした。エントリーシートの記述では、何度も添削をして下さり、自分が納得のいくものを提出することができました。また、面接練習では、たくさんアドバイスをいただき、自信を持つことができました。希望する病院に内定をいただけたのも担当して下さった西畑さんのおかげでもあると思っています。また、キャリアセンターには先輩方の就活に関する情報もたくさんあり、とても役立ちました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 実習が終わってからゆっくりしたい気持ちも分かりますが、できるだけ早めに就職活動することをお勧めします。また、看護の勉強だけでなく、部活動やアルバイト、遊び、人間関係など全てのことが就職活動で活きます。焦らず、時には息抜きもしながら自分らしく頑張って下さい。
2019.10.23
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.74~体力・骨密度測定会 in 畿央祭!
こんにちは。TASK※(健康支援学生チーム)、看護医療学科2回生の東條真納美と乾由樹子です。 令和元年10月20日(日)に行われた第17回畿央祭(学園祭)にて、65歳以上の方を対象とした体力・骨密度測定会をTASKが担当しました。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 測定内容は、握力、足趾握力、ファンクショナルリーチテスト、30秒立ち上がりテスト、骨密度、体組成、身長の7項目です。 ▼握力の測定 ▼骨密度の測定 今年は天候にも恵まれ、多くの参加者に測定に来ていただきました。昨年に比べると定員数を少なくして、その分来ていただいた方ひとりひとりへの丁寧な対応を心がけ、またTASKスタッフ同士で連携能力をおおいに発揮してスムーズに測定・アドバイスができたという印象です。 また、受付から測定終了まで参加者の方1人につき1名のスタッフが付き添うことで、日常生活、不安に感じることや、仕事の話など沢山お話を聞かせていただきました。測定結果のフィードバックも、一人ひとり丁寧に行われていて非常に有意義な時間だったように感じました。 私たちは、今回来ていただいた方を案内しながら、測定結果を簡潔に説明する係をしました。最初は緊張しましたが、来ていただいた方々と会話するにつれて緊張がとれ、楽しく活動をすることができました。昨年の畿央祭のTASKの活動よりも来ていただいた方と会話する機会が増え、人に結果をどのように伝えたらよいか、どのような言葉を使ったらよいかを学ぶことができました。 ▼測定結果の説明 「毎年畿央祭での測定を楽しみにしている」と言ってくださる方もいて、やりがいも感じることができました。また来年も参加したいです。 ▼最後は恒例TASKの「T」で記念撮影 看護医療学科2回生 乾由樹子 東條真納美 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.10.23
教員・大学院生が第6回日本予防理学療法学会学術大会で発表!~健康科学研究科
2019年10月19日(土)~20日(日)に広島国際会議場で開催された第6回日本予防理学療法学会学術大会(第2回産業理学療法部門研究会、第2回栄養・嚥下理学療法部門研究会)に参加してきました。 高取研究室からは高取教授、私(武田広道)が発表を行いました。 演題名は以下の通りです。 <ポスター発表> 武田広道「円背の有無が高齢者の随意的咳嗽力および呼吸機能に与える影響」 本研究は修士課程での研究を発展させたもので、これまで健常者を中心にデータ分析を進めてきたものを実際の地域高齢者で評価を実施したものです。 <口述発表> 高取克彦・松本大輔「地域在住の後期高齢者における2年間の要介護リスク要因の検討」 高取先生は後期高齢者5000名のデータを2年間前向きに追跡調査し、新規要介護認定リスク因子を明らかにするという内容でした。研究には松本大輔先生も関わっておられます。 ▲全国から多くの参加者が集まりました。 学会期間中は快晴でやや汗ばむほどの気温でした。 本学会のテーマは「健康増進と理学療法」というテーマで開催されました。演題内容はフレイル・転倒・認知症・スポーツ障害予防、栄養管理、地域実践活動など多岐に渡る発表がされていました。介護予防事業に関しては、それぞれの病院や施設で勤務をしながら事業に参加する中で、(患者、利用者ではない)地域住民の方に対してどのような関わりをして効果を出していくかということや、通いの場に出て来られない高齢者に対して、どのように働きかけるべきかなどが議論されていました。 また、教育講演の中ではただ運動を促すだけでは実践してもらうことは難しいため、社会的な役割を持って活動的に過ごしてもらうことの重要性を強調されていました。今回、様々な発表や講演を聴講する中で、改めて地域社会の役に立つ研究を発表できるよう、研鑽を積んでいきたいと感じました。 健康科学研究科 博士後期課程1年 武田広道 【健康科学研究科 学会発表】 大学院生がスペインのテネリフェで開催された21st ESCOPで発表!~健康科学研究科 第17回日本神経理学療法学会学術大会で大学院生が発表しました~健康科学研究科 第24回日本ペインリハビリテーション学会学術大会で院生6名が発表!~健康科学研究科
2019.10.23
認知症啓発日本縦断イベント「RUN伴」応援企画 in 畿央祭!~看護医療学科
2019年10月20日(日)畿央祭2日目、認知症サポータ講座、認知症啓発日本縦断イベント「RUN伴2019(RUN TOMORROW)」やアプリ体験(きおトレ)会を同時開催しました。 ~RUN伴(ランとも)とは~ 今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。認知症の人と出会うきっかけがなかったがために、認知症の人へのマイナスイメージを持ってしまいがちな地域の人々も、喜びや達成感を共有することを通じて、認知症の人も地域で伴に暮らす大切な隣人であることを実感できます。RUN伴(ランとも)は、そんなあらゆる人々の出会いの場をデザインし、顔の見えるつながりを各地で生んでいます。 ●認知症サポーター養成講座 畿央大学の併設校である関西中央高校の生徒さんと一緒に、認知症サポーター(オレンジサポーター)養成講座を受講しました。畿央祭2日目の日曜日開催だったので、学園祭に来てくださった一般の方にも声を掛け、参加していただきました。高齢の方だけでなく、小さな子どもさんを連れた夫婦の方も参加されていました。オレンジサポーター養成講座の内容としては、養成講座後に行う「RUN Tomorrow(RUN伴)広陵町」やオレンジリングについての説明、認知症の種類や症状の特徴、対応するときに知っておきたいことなどでした。 過去にも学内においてオレンジサポーター養成講座などに参加し、認知症を理解する大切さを学んできましたが、それらを学んできたのは学生が中心でした。今回のように、畿央祭の日に養成講座を開くことは、地域の方に認知症について知ってもらう良い機会になると思います。しかし、本日一般の方への呼び込みをしましたが、実際に参加されたのは、残念ながら少数でした。今後このようなイベントの日に行う場合、養成講座に参加してみようと思えるような工夫や宣伝が、今以上に必要になってくると思えました。 また今後も高齢者数の増加に伴い、認知症の方は多くなっていくため、認知症理解の必要性は益々高まっていきます。高齢の方のみならず高齢者と共にある若い年代の方にも認知症の理解は大切であり、興味を引くような工夫が必要になると考えます。将来看護師になる者として、まず自分自身が認知症についてのイベントに参加し、若い年代の人にも興味を持ってもらえるような工夫について考えていきたいと思います。 ●RUN伴 この取り組みは、認知症の啓発イベントで全国的に実施されています。畿央大学のある広陵町では、オレンジのTシャツを着た方々が町内の介護施設から出発し大学に向かって走ってこられました。大学に到着した際には、とても清々しい笑顔が見られました。 ▲RUN伴参加者の方々が走ってこられたところを、水を配りながら出迎えています。お疲れ様です! 私たちは、関西中央高校の生徒さんたちと一緒に、その方々の到着を出迎えた後に、大学を出発し近所に走り出しました!走るということ自体があまりなかった生活の中で、大学の周りを一周走ることはとても大変でしたが、皆で共に走ることで一体感が得られ、成し遂げた時には達成感がありました!認知症の人でも、誰でも共に行動することで、同じように感動を分かち合うことができると感じました。また、今後参加する機会があれば参加していきたいと思いました。 ▲走って大学まで戻ってきました!しんどいながらもみんな笑顔です! ▲みんなガンバって走りました。いいね! ▲全員で写真撮影!本当にお疲れさまでした! ●RUN伴 ゴールイベント 2019年の広陵町のRUN伴は、70名以上の参加で大成功でした。広陵町職員を始め介護関連の施設や一般企業、個人参加のチームが集まり取り組みを進めてきました。大学に到着後、教室に移動してゴールイベントを開催し、冬木正彦学長からご挨拶をいただきました。 この取り組みを通して町の中での人の繋がりが広がり、認知症の取り組みがより一層すすむようにとのお言葉に、参加者全員、勇気と元気をいただきました。続いて老年看護学領域の山崎教授から取り組みの経過の紹介、各チームリーダーとOrange Projectの畿央生、実行委員からのスピーチヘと進み、ゴールイベントはとてもいいムードに包まれました。そして、今年、実行委員会企画として取り組んだスライドショーを、即席のダイジェスト版で観賞しました。各チームの今日の様子が良く分かり、なかなか見応えがありました。フィナーレは関西中央高校の生徒会長による一本締めでお開きといたしました。 RUN伴奈良2019 広陵町 実行委員長 : 看護医療学科准教授 上仲久 ▲Orange Projectのメンバー、大活躍でした。 ●アプリ体験(きおトレ) どのぐらい自分の記憶力があるのかな? 測定アプリを体験していただきました。内容は、画面にでてくるイラストを暗記した後に、指定された他の課題を実施し、再び暗記したイラストを思い出すとか、時計を書くなどといったものが含まれています。参加の呼びかけを行いながら、学生・一般の方を合わせて50人程度にアプリを体験していただけました。20分程度かかる測定にはなりますが、高校生も合わせて幅広く体験していただけました。実際点数化されて結果が出てくるため、終了した際には「おぉ。」「え、そんなに点数があるの。」と皆興味津々で見て頂けたので良かったと思います。また、アプリの入力に対して文字が打ちにくいなど感想もあり、今後に活かすために貴重なご意見を多くいただけたと感じます。 ▲学生がアプリの使い方の説明をしました! ▲アプリを体験しているところです! 高齢化が進む中で、アプリの入力をする機会がほとんどない方もいるかもしれませんが、タブレットを用いながら入力をしていくことで、今どれぐらい覚えることができるのかなど、自分自身を知ることに繋がると感じるため、今後活用されていけば認知症の早期発見と記憶力を維持させる取り組みにも繋げられるのではないかと思いました。 今後看護師になるにあたり、このようなアプリがあること、体験ができたことを胸に刻んでおきたいと思います。 看護医療学科4回生 林野杏綺・藤井梨恵 【関連記事】 Orange Project「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」in熊本大学~看護医療学科 認知症啓発の列島リレー「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 「RUN TOMO‐RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加!~看護医療学科
2019.10.21
2019畿央祭「同窓会サロン」を開催しました!
10月19日(土)・20日(日)、第17回畿央祭にあわせて、畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学の卒業生対象に『同窓会サロン』を行いました。 今年で11回目となるサロンは、ホームカミングデーとして、同窓会の恒例行事となっています。 19日(土)112名、20日(日)196名、あわせて308名もの卒業生さんが母校に戻ってきてくれました!! (畿央大学の卒業生281名、桜井女子短大15名、畿央短大9名、畿央大学大学院2名、助産学専攻科1名) 来場者には記念品として、畿桜会のロゴ入り筆ペン(呉竹ココイロ)とお茶を配布し、アンケートにご協力いただいた方には畿央祭で使える金券1000円とガラガラ抽選会に参加していただきました。 当選品は、JTB旅行券、マッサージ器、ハンドアイロン、スタバカード、焼き菓子、商品券、KIO大学オリジナルグッズなどなど・・・当選された方、おめでとうございます!! ご夫婦、ご家族での参加、お子様・お孫さん連れの卒業生も多く、ちびっこお菓子40個も完売しました。 今年1月に永眠された冬木智子名誉学園長の記念映像『我が人生~愛と夢』も特別放映されました。 時折、先生方もサロンに立ち寄りくださって、懐かしい恩師や旧友との再会の場となりました。また歴代の卒業アルバムを閲覧しながら、思い出話に花が咲いていました。 なお、来年度の同窓会総会は2020(令和2)年5月17日(日)です。 多数のご出席お待ちしております。
2019.10.21
第17回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。
10月19日(土)・20日(日)に実施した第17回畿央祭・ウェルカムキャンパスには、地域の皆様をはじめ約8,000人の皆さまにご来場いただきました。 今年のテーマは『繋(つながり)』。 野外ステージ ■開会式 学長のご挨拶、畿央祭実行委員長の開会宣言のあと、実行委員181人と学生が揃って、開会式を行いました。 今年はジェット風船・シャボン玉を飛ばし幻想的なオープニング。最後にくす玉を割って2019畿央祭スタート! ■吉本お笑いライブ(20日:アインシュタイン、藤崎マーケット、女と男) 今年も朝早くから列ができて、スタート時点で満員御礼! ■バンド、ダンスなど ステージ上では、熱いパフォーマンスが2日間にわたり繰り広げられました。 ■フィナーレ畿央祭実行委員有志による伝統の「ソーラン節」は健在でした。 スマイルステージ ■バンド演奏など バンド演奏、チアリーディング、ダンスなど部活の発表の他、関連校からの出演などで盛り上がりました。 アリーナ ■子ども向け企画「ハピネスワールド」 畿央生と子どもたちがルールを守って、思いっきり遊びました。 模擬店など 模擬店は42店舗。クラス・部活・サークル・ゼミ単位など、いろんなグループで出店しています。 2日目は、好評につき売り切れのブースが続出したり、一時閉店するなど、ご迷惑をおかけしました! ウェルカムキャンパス 例年「畿央祭」と同時に開催している『ウェルカムキャンパス』は、畿央大学の教職員がお送りする、地域のみなさま参加型のイベントです。今年も畿央祭にあわせて開催し、老若男女の皆様に研究成果を体験していただきました!! 10/19(土)・20(日)両日開催■学びのギャラリー <人間環境デザイン学科> ■茶室「吊庵(つりあん)」<人間環境デザイン学科・加藤ゼミ> ■子どもたちへ「運動の器用さにチャレンジしてみよう!!」<ニューロリハビリテーション研究センター> ■自然と科学のちょこっと体験 <現代教育学科・奥田ゼミ> 10/19(土)開催 ■がんになっても働くことについて知ろう・語ろう <看護医療学科> ■子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ! <現代教育学科> 10/20(日)開催 ■体力・骨密度測定会〈TASK〉 ■健康カロリーチェック<健康栄養学科> ■RUN伴(ランとも) 認知症の方や家族、サポーター、一般の人が一つのタスキをつないでゴールをめざすマラソンイベントを行いました。 同窓会サロン(ホームカミングデー) 卒業生の憩いスペースとして設けているサロンには308名の卒業生が帰ってきてくれ、時折、先生方も立ち寄ってくださり、学生時代を懐かしみました。 ミニオープンキャンパス 19日(土)26組、20日(日)32組の方にご参加いただきました! 参加者には畿央祭で使える金券が配布され、キャンパス見学もかねて、学園祭にくりだしました! 畿央祭にご来場、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました! 近日中に、実行委員や学生広報スタッフによる畿央祭実行委員ブログも公開予定です。ご期待ください!