2013年のすべての新着情報一覧
2013.10.15
橿原「ふれあい・いきいき祭」~橿原市健康と福祉の祭典~に協賛・出展しました。
橿原万葉ホール4階「なるほど!健康のフロア」で体力測定とテンペ・豆乳の試食会を実施! 畿央大学は、万葉ホール1階から5階までの全フロアで開催される橿原「いきいき祭」~橿原市健康と社会福祉の祭典~には2011年度より協賛・出展して、今年で3回目となります。 2013(平成25)年10月13日(日)、午前8時に大学から測定機器を搬出し8時30分万葉ホール4階に理学療法学科(指導教員:瓜谷大輔先生、学生14名)、健康栄養学科(指導教員:浅野恭代先生、学生10名)の約30名が参加し、数百人の来場者に健康を実感・実践していただくために、体力測定と健康食品試食会のプログラムをご提供しました。 毎日を健康に生きていくためにはまず自分の体力を知り、年齢と体力に合った運動メニューを続けることが肝心です。体力測定コーナーでは、身長・体重・垂直跳び・ファンクショナルリーチ・足趾握力などを行い年齢別平均値との乖離を知っていただきました。お隣の橿原市医師会のコーナーでは特定健診推進のための血圧測定・脳年齢チェック・ストレス度テストなどで賑わっていました。 別室ブースでは健康栄養学科の健康食品(豆乳クリームとテンペ)の試食会が実施されました。生乳の分離法に近い方法で大豆を分離することで従来の豆乳にはなかったおいしさと機能性を多く含む画期的な食品として注目を浴びている「豆乳クリーム」の良さを体験していただきました。 また「テンペ」も、大豆を原料としており発酵により栄養価が高くミネラルが豊富です。血液をサラサラにし美肌効果もある健康食品を味わっていただきました。 このイベントは午前10時から全ブースで一斉に始まりましたが、同時に1階大ホールでは橿原市社会福祉協議会会長感謝状の贈呈式、テレビ・ラジオでお馴染みの明るい口調と機転の利くキャラクター落語家三笑亭夢之助師匠による講演会「~健康は笑いから~人生は楽しく面白く」が開催されていました。昭和24年に北海道は南富良野の大自然の中で育った夢之助さんが高校卒業後上京して三笑亭夢楽師匠に弟子入りする際の面白エピソードを交えた、新作落語調の語りに笑いの渦が起こっていました。 万葉ホール2階は「わくわく!遊びのフロア」、3階は「いきいき!健康のフロア」、5階は「わいわい!ふれあいのフロア」と、まさに「健康と福祉の祭典」に相応しいプログラムが用意されていました。
2013.10.15
畿央彩~第11回畿央祭実行委員Blog vol.25
こんにちは(^0^) 統括のみっちゃんです! 学祭まであと一週間を切りました!早い! どの部署も追い込みに入り、みんな必死に作業しています☆ さて、学祭間近ということで、統括一同、毎日バタバタしております。 活動の中で特に、紹介したい二つの項目があります!! まずはつなぎ!!! こーんなオレンジ色に紺の文字です! 消防士みたいです!かっこいい!! 先日届いたので実行委員に配布しました。 学祭当日は、オレンジのつなぎを着た人がたくさんいると思うので、気軽に声をかけてください(*^^*) 次にステンドグラス!!! 前回、統括 やいちゃんが紹介してくれたのですが、 なんと!ついに!完成しました\(^O^)/☆ どーん!!!…と、写真を貼りたいところなのですが、今は秘密です!!! ちょっと製作過程をのぞきますと… このようなかんじです☆ 完成したステンドグラスは、去年と同じところに飾ります! 楽しみにしていてください♪ 今年は模擬店の出店数が増え、舞台の出演団体も増えて、 去年より一層にぎやかな学祭になりそうです!わくわく! 紹介致しました、ステンドグラスをはじめ、 展示部署の作る看板や舞台部署のパネルなどなど、 たくさんの「彩」に溢れた大学で、皆さんを待っています(^O^) 楽しみですね!!! ぜひ、お越しください(*^^*) 統括 瀧川瑞季
2013.10.14
産学連携事業 第12回学生店舗モニター
平成21年から始まった産学連携支援事業・学生店舗モニター(通称)は今回で第12回目を迎えました。今年度は9/18(水)に学生5名と共に行ってまいりました。 今回の個人的な感想を率直に言いますと、過去の店舗モニターの中でも最も気持ちのいいものとなりました。 長年経営を続けてこられた大先輩の方々が、素直に若い学生の意見に耳を傾けておられる姿勢に感銘を受けました。 特に事業所様が真摯に対応していただいたことに対して、本当に感謝申し上げます。 ■ ファッションハウス イシダ (午前) ファッションハウス イシダ様は創業100年になる老舗です。当初は呉服が主であったそうですが、時代の流れで現在のような婦人服中心の品揃えになってきています。伊勢街道に面した目立つ場所に位置していて、昔は賑わいのある商店街であったが、今は新しく住宅が建ち始め、様子は一変しています。 ただ格子の町屋はところどころに存在しており、そこだけが旧街道の面影を残しています。学生たちは積極的にさまざまなアイデアを提案しました。 ▼提案は、すぐに採用していただきました! ■ 當麻の家 (午後) 大学からさほど遠いところではないのに、これほど充実した施設があるとは驚きです。 周りの景色も大変素晴らしく恵まれた環境に立地しているいわゆる「道の駅」。 店内をみますと商品も豊富で、活気が溢れていてお店の方が元気一杯の声で掛け声をかけられている様子は清清しい雰囲気です。こちらも元気になってくるほどです。 お昼には、蓮花定食、おだんごそして特製しそアイスクリームをご馳走になりました。 ▼もちろん、肝心の提案も忘れてはいけません! お腹も一杯、大満足の店舗モニターでした。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【以前に行われた店舗モニター記事はコチラ・・・】 第11回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/11.html 第10回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2012/09/10-2.html 第9回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-426.html 第8回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-405.html 第7回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2011/03/post-356.html 第5,6回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/09/post-305.html 第3,4回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/04/post-256.html 第2回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2009/09/post-195.html 第1回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2009/03/post-142.html
2013.10.14
第17回キャリアガイダンスを実施しました!
10月10日(木)のキャリアガイダンスは株式会社マイナビの間瀬様にお越しいただき、「就職ナビ徹底活用法と情報収集のコツ」を講義していただきました。 就職活動まで残り2ヶ月を切り、改めて自己分析・業界研究の重要性をお話していただきました。自己分析とは自分の「興味・能力・価値観」を理解すること。人が職業を選択する際は「自分は何がしたいのか、自分は何が得意なのか、自分は何をしているときに意味を見出せるのか」を考える必要があります。そして就職サイトを利用して、その企業が属する業界、事業内容、競合他社など、ビジネスモデルの理解を通してその職業と自分の特性とのマッチングが見えてきます。 就職活動は視野を広げることが鉄則です。人間は「知らないものには興味を持てない生き物」です。とにかくまずは自分が知らないんだと認識し、知る作業を残り2ヶ月で徹底して実践していきましょう!!!
2013.10.12
「Business Camp KING」への参加レポート
人間環境デザイン学科 2回生 松田眞子です。 私は夏休みに、大学生が運営する「Business Camp KING」(8月25日~9月1日)というイベントに参加しました。 昨年まで行われていた学生のためのビジネスコンテストKINGは、17年にわたり官庁や企業からの後援・協賛で、合宿形式のビジネスコンテストを開催してきたそうです。 今年度からは形式をコンテストから“キャンプ”に改め、活動をセミナーやワークショップを行う”Learn”と、フリープランニングやプレゼンテーションを行う”Practice”に分け、両方を行い、初対面チーム制合宿でつくりあげるビジネスプランを争いあうキャンプとなっています。 夏休みを前に私は、自分の実力が他の学生と比べてどうなのか、ふと疑問に思い、色々な大学・学部・学年の人たちと一つのものを作り上げるという、今までに経験したことのない形式のイベントに参加してみたくなりました。 また、昨年の参加者のブログレポートに、「参加したことで多くのことを得られ『行かないとわからない』」と書いてあり、とてもドキドキ期待させる内容だったので、応募してみました。 キャンプの参加者は約100名。1グループ5名が20チームに分かれ、ビジネスプランを立てました。 「2030年の未来を洞察し、未来のビジネスアイデアを創造すること」が今年の課題でした。 既存の価値観にとらわれず17年後の未来のビジネスアイディアを話し合う(不確実性の高い)のがテーマの目的です。 7泊8日という時間をかけて、セミナー・ワークショップ・フリープランニング・プレゼンテーションを一貫した流れで経験、合宿形式という非日常空間であるテーマについて徹底的に考えぬくことを経験しました。 所属大学・学部・年齢などが全く違う仲間と意見を出し合いプランをつくりあげることがどれほど難しいことなのかということを実感しました。 何度も苦戦しながらプランを仕上げていくなかで少しずつ先が見え、7日目にあったプレゼンテーションでは一人ひとりが自信を持って臨めました。 何もかもが初めての経験でしたが8日間を通じて視野が広がり、自分の分野に関わらず挑戦することがとても大切だということを再確認できました。 私は、ここで学んだことを、ひとつのステップとして就職活動にもその経験を活かしていこうと思います。自分の今の実力が他大学の学生とどれくらい違っているのかも知ることができて勉強になると思います。就職活動中・就職が終わった先輩もいるので就職の詳しい話もたくさん聞けました。 興味のある方は、来年度はぜひ、チェックしてみてくださいね!
2013.10.12
企業インターンシップ事後研修会を実施!
10月4日(金)畿央大学インターンシップ事後研修会、10月5日(土)奈良県大学連合インターンシップ事後研修会が行われました。今年度のインターンシップ締めくくりをレポートします。 畿央大学インターンシップは冬木記念ホールにて、人間環境デザイン学科3・4回生21名が参加。たくさんの2回生も参加し、先輩の体験を熱心に聞いていました。あらかじめ準備したパワーポイントを使用し、インターンシップ2週間で学んだことや気づいたことを発表、そして人間環境デザイン学科の先生方から講評をいただきました。最後に代表として3回生の藤原さんが修了証を受け取りました。 奈良県大学連合インターンシップ事後研修会は9つの大学から約180名、本学からは30名が参加。まずはグループごとに分かれての体験発表。6月に実施された事前研修と同じメンバーです。みなさんインターシップ前後で顔つきが変わっていましたね。 研修会終了後は企業担当者様を交えての懇親会。人事担当者様とお話したり、他大学の学生同士で交流を深め合っていました。 インターンシップはこれで終了ですが、この「この財産」を今後の学生生活や就職活動に活かしてください! みなさん、お疲れ様でした!!!
2013.10.11
軟式野球部 西日本大会 4年連続出場決定!!
2013年度 関西学生軟式野球連盟秋季リーグ戦 結果報告 9月22日(日) 1試合目 畿央大学 vs 奈良県立大学 2-2 2試合目 宝塚医療大学 vs 芦屋大学 5-4 9月29日(日) 1試合目 畿央大学 vs 芦屋大学 7-0 2試合目 宝塚医療大学 vs 奈良県立大学 3-2 10月6日(日) 1試合目 奈良県立大学 vs 芦屋大学 7-0 2試合目 畿央大学 vs 宝塚医療大学 2-1 この度、先輩方が作りあげてきた西日本大会出場4連覇を達成することができました。西日本大会は1位通過と2位通過があり、2勝1分で1位通過できました。 今年、春季リーグで勝ち上がり、全国大会に出場しましたが、一回戦敗退という結果になりました。この悔しさをバネにして西日本大会では勝ち上がりたいと思っています。 西日本大会の日程は11月10日~15日となっていて、今年は奈良市(鴻ノ池球場)で開催されます。開催県として恥ずかしくないようにチームがひとつになりがんばります。 軟式野球部 部長 田仲真規 (現代教育学科3回生)
2013.10.09
就活レポート~就職活動の現場から~№206
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第206弾! 理学療法学科8期生(14卒) 吉川歩実さん 府中病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 病院見学の際に、他職種とのカンファレンスが多く積極的に行われていると知り、チーム医療が実践されている点に魅力を感じました。 先生方も勉強熱心な方が多く、スキルアップできると感じたことや、リハビリテーション科の雰囲気も良いと伺い、このような環境の中で成長したいと思い志望しました。 【就職活動を振り返って(苦労したこと、学んだこと)】 病院見学も就職試験の面接と同じで自分をアピールするチャンスだと思いました。また病院見学で積極的に質問することで、就職後の自分を想像しやすく、自分の将来についても向き合うことができた気がします。 【就職活動でPRしたポイント】 病院見学では、気持ちの良い挨拶、笑顔、積極性を常に心掛けていました。面接では、うまく言葉にできないこともありましたが、この病院で働きたいという思いを強く持ち、大きな声と笑顔で答えることを意識して行いました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々には本当に感謝しています。就職先を悩んでいるとき何度も相談に乗っていただきました。私は履歴書の提出期限が迫っている中、ボランティアで福島県にいました。その期間もメールにて履歴書の添削を何度もしてくださり、面接におけるアドバイスもしていただきました。また面接練習でも、岡田さんにとても丁寧にご指導いただきました。そのおかげで、指導に基づいた面接練習を行うことができたので、本番は自信をもって面接に臨むことができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ(就職活動のこと、学生生活の過ごし方など)】 臨床実習を終え、ゆっくりしたいと思う人も多いと思います。でも、もし就職したい病院や、気になる病院などがあれば、はやく行動することをオススメします。私が内定を頂いた法人は、就職試験が他の病院や法人よりも比較的はやく実施されました。そのため、行動しなければ就職先が違っていたかもしれません…。 また、私は履歴書の作成に苦労しました。学生時代を通して頑張ったことなどがあると履歴書だけでなく就職試験でもアピールすることもでき、自信を持つことにもつながると思いました。ただただ、学生生活をしなければならないことに追われてしまうのではなく、勉強はもちろん、アルバイトや興味のあることに積極的に取り組むことで、自分を磨いていってください。
2013.10.09
本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.2
畿央大学の国際保健医療技術協力参入をめざして 『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』 畿央大学に入職した時、私はトヨタ財団から受けた研究助成の終盤で、大洋州ソロモン諸島における妊産婦のマラリア予防教育教材の開発に取り組んでいました。 思ったようには事は進みませんし、本務との時間調整など少し焦りを感じることもありましたが、現地からの帰国報告に伺った際に金子章道健康科学部長は、「奈良の畿央大学、日本の畿央大学に留まらず、世界の畿央大学を目指したい。あなたも頑張ってください」と励ましてくださいました。その時、いつか畿央大学が組織として国際保健医療協力に関われたらいいな、と漠然と思ったことを記憶しています。 そしてソロモンのプロジェクトが終了して2年が経過した昨年10月1日から5ヶ月間(2012年10月~2013年3月)、今度は畿央大学開学10周年記念在外研究としてミクロネシア連邦ポンペイ島(州)におけるフィールド調査を行う機会を得ました。テーマは「生活習慣病に関する予防行動に影響を与える要因を探る」というもので、 465名の面接と、523名の身体機能測定を実施しました。 今回の国際保健医療協力への参入に関する提案は、現地での調査期間に生まれたものです。 そして、今回、今年6月に応募したJICA関西センター市民参加協力(海外)『国際協力 次の一歩プログラム』が採択され、9月1日から29日までミクロネシア連邦ポンペイ州に行って参りました。 国際保健医療協力参入への試み『草の根技術協力事業』提案のための事前調査です。『草の根技術協力事業』には『草の根協力支援型』という枠組みがあり、“知識や技術はあるが開発途上国への支援実績は少ない”NGOや大学などの団体をJICAが支援し国際協力活動を後押しします。 『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』のアイデアは、先の在外研究フィールド調査で、予想以上に高齢者が少ないと感じたことから始まりました。 事実、面接調査協力者の平均年齢は、男性51.65歳、女性47.48歳でした。ウィークデーの日中ですから、もっと高齢者が多いと考えていたのです。高齢者の引きこもり?重度の生活習慣病で寝たきり高齢者ばかり?さまざまな憶測から、ポンペイ島に住む高齢者の生活や社会の中での位置づけなどに関心を持ちました。 WHO世界保健機関は、途上国を含む世界のほとんどの国で平均寿命が延びていることを示した上で、すべての国や地域は高齢化に向けて準備をするよう呼びかけています。 ポンペイ州の人々にとって高齢者は敬うべき存在で、多くの家庭では、事実、高齢者は敬まわれています。ただ、敬まわれることが必ずしも適切なケアを受けていることとは一致しないので、例えば、何をすることもなく、椅子に座って1日をすごすことで、脳機能を含めた身体機能が損なわれたり、社会との関わりが断ち切られたり、QOLを低下させていることが考えられます。 日本では「介護予防」という言葉があり、高齢者の健康維持増進のためのプログラムはたくさんあります。 生まれ育った国や地域が違っても、人の命の重さが等しいとするのなら、それはどの年代の方々にも当てはまること。高齢者が生き生き元気にすごすことは医療費の削減や家族の介護負担を軽減する、そうした理論も共通のものでしょう。 高齢化社会に備えたシステムの構築、高齢者ケアに対する知識や技術の移転など、日本に蓄積されてきたそのノウハウを国際協力で活用できればと考えます。また、多くの途上国はまだまだ母子保健や教育を優先課題として予算を投入し、高齢者や障害者のケアに目は向けるゆとりがありません。だからこそ、途上国における高齢者や障害者の生活改善や健康課題には外部から技術と資金を持ち込む価値があると考えます。 ▼前回の調査でも訪ねたエリアもあり、今回の私の訪問を待っていてくれた方もありました。「前回のアドバイス、ストレッチ体操と散歩を毎日している」とニコニコして話をしてくれました。 ▼「で、次はいつ来るのさ?もうポナペに住んだらいいじゃない!」と。 ▼高台にある自宅からそのすそ野の娘の嫁ぎ先まで下りてきてくれた高齢ご夫婦。(前列左と前列中央)ご主人は目がほとんど見えません。おそらく白内障と思われますが、手術のできる医師も施設も国内にありません。ほとんどを自宅の中で過ごしているということでした。ブルーの上着は公衆衛生局のスタッフ。 ▼寝たきりになってから7~8年くらいという女性。起こしてあげるとしばらくは自力で座位を保持できる。褥瘡はなかった。時々横の川へ抱いて連れて行き水浴びをさせているとのこと。 ▼ランチを食べながらチームミーティング。 ▼「おまえたちのじゃない、お客さんのだよ」サトウキビを切り出してきてくださった。 ▼83歳というこの女性はこの地域の最高齢。80代の方々は、日本の統治時代に小学生だったので多くはあいさつ程度の日本語は今も話すことができる。しかし、この女性は「耳が聞こえなくなってずいぶん経つので忘れてしまった」とさびしそうな表情で語った。 ▼すっぽんぽんは最高!子どもたちはみな逞しいです。 ▼冠婚葬祭に欠かせない豚,デカイ!近寄られるとかなり恐怖を感じます。 今回は、5つの自治区において60歳以上の地域住民356人(+プレテスト19名)を対象に日常生活の様子や日常生活で感じる障害、生きがいなどについてインタビューを実施しました。 356名という人数はポンペイ州に居住する高齢者の20%弱にあたり、資料としても大変意義があります。これらのデータから『ミクロネシア連邦における高齢者の健康とQOL向上を支援するモデル事業』の意義を主張していきたいと思います。 看護医療学科 准教授 堀内美由紀 【関連記事】 本学教員が、ミクロネシア連邦で健康増進に関する調査を実施中!vol.1 JICA関西facebookページ
2013.10.08
就活レポート~就職活動の現場から~№205
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第205弾! 理学療法学科8期生(14卒) 北村公実さん 牧リハビリテーション病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 ・法人内で急性期~訪問リハビリまで行っており、病院内ではもちろん、病院外でも積極的にリハビリをし、地域に根ざし密着したリハビリを提供しているところ。また、法人の理念として、常に変化する患者さんそれぞれのニーズにあった医療を提供するという考えに賛同できるから。 ・現在、在宅復帰しても寝たきり状態になってしまうケースがあるといわれている中で、入院中だけでなく、退院後もアプローチすることができる環境が整っていること。 ・この病院では、リハビリスタッフが多く在籍し、ひとりの患者さんに接することのできる時間が多くもうけられているため、ひとりひとりと深くかかわることができるというといころ。それが、全国平均よりも高い在宅復帰率に影響していると考えたということ。 【就職活動を振り返って、苦労したこと学んだことなど】 実際に就職活動を始めてみると、さまざまな病院があり、それぞれ魅力的な部分が見えるので、わたしは見学に行けば行くほど「あそこもよかったけど、ここもいいな、、、」という風になってしまいました。しかし、最終的にはひとつのところに絞らなくてはならないので、見学や説明会だけではわからないような情報を、先輩方にアポをとり、実際に会って、先輩方からみた就職場所のことを教えていただいたり、質問させていただいたりなどして、最終的にひとつの病院に絞ることができました。 自分から積極的に情報収集したり、自分だけの力ではどうにもならないことでも先輩方を頼って解決できることはたくさんあるのだということを学ぶこともできました。 【就職活動でPRしたポイントなど】 誰とかかわるにおいても、大きくはきはきとした声で明るく元気に接するようにこころがけました。これは見学でも説明会でも、また、就職試験においても同じ姿勢で臨みました。就職試験時、面接での自己PRでは、大学生活4年間携わってきたオープンキャンパススタッフのリーダースタッフのことについて話し、同級生ならびに下級生をまとめる中心役となったことや、受験生が大学を知り、受験校を絞る手助けになればと思い、他大学のパンフレットを集めて畿央大学との差異を見出し、それを受験生ならびに保護者の方や高校の先生方にわかりやすく伝える努力をしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの先生方には、本当にお世話になりました。本当に感謝しております。自分のしたいことがたくさんありすぎて考えがまとまらなかった時期もたくさんの病院を紹介してくださったり、履歴書の添削も何度もしてくださりました。受験する病院が決まってからも、就職試験に向けた面接の練習を何度も行ってくださり、そこでアドバイスもいただき、試験当日は自身をもって面接に臨むことができました。個人でもグループでも練習をしていたこともあり、雰囲気にのまれることもなく、焦らず練習通りの自分を出せたのではないかと思いました。本当に、ありがとうございました! 【後輩へのアドバイス・メッセージ、就職活動のこと・学生生活の過ごし方など】 臨床実習が終わってすぐに就職活動が始まるので、ゆっくり夏休みをエンジョイしたいという気持ちもありましたが、少しでも早くに行動することをおすすめします。畿央大学は他大学に比べ実習が終わる期間が早いので、他大学の学生が実習を行っている際に行動を起こせるという畿央大学生の強みを活かして、どんどん行動にうつしていってください!病院によりますが早くから求人を出すところもあるので(わたしの受けたところもそうなので)、後で後悔しても遅いので、急かすわけではないですが、気持ちに余裕を持つためにもしっかり行動してみてください。また、就職試験の面接では、自己PRや大学生活で頑張ったことなど、自分の行ってきたことについて質問されるので、何の気なしにただ毎日を過ごすのではなく、毎日を有意義な1日にできるように、バイトでもクラブでもなんでもいいので、これは誰にも負けないぐらい頑張ったといえることをみつけてほしいなと思います。そして、先生やキャリアの先生、友達や家族を頼って、自分の納得いく就職活動にしてほしいと思います。