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2022.12.23

慢性腰痛者における運動恐怖は予測的姿勢制御を乱してふらつきの原因になる~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

予測的姿勢調節(APA)は運動を効率的に実行する上で重要な機能ですが、慢性腰痛者のおけるAPAと運動・姿勢制御との関連性は明らかになっていませんでした。畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 西 祐樹 客員研究員とセンター長 森岡 周 教授らは、運動恐怖によるAPAの変化はその後の運動・姿勢制御に影響することを明らかにしました。この研究成果はScandinavian Journal of Pain(Anticipatory postural adjustments mediate the changes in fear–related behaviors in individuals with chronic low back pain)に掲載されています。   研究概要 慢性腰痛者では、運動恐怖によって“凍結行動”と呼ばれる運動時の腰部に対する過剰な保護や運動の緩慢化が生じます。一方、運動には身体の動揺が伴うため、運動実行前に姿勢を調整する“予測的姿勢調節(Anticipatory postural adjustment: APA)”によって効率的かつ正確に運動を制御できることが知られています。 しかしながら、慢性腰痛者の腰部運動においてAPAがどのように機能しているのかは明らかになっていませんでした。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 西 祐樹 客員研究員 と センター長 森岡 周 教授 らは、 地域在住の慢性腰痛者を対象に重心動揺計上で体幹の屈曲伸展運動を計測しました。その結果、運動恐怖がAPAを媒介してその後の運動・姿勢制御に悪影響を及ぼしていることが明らかになりました。この成果は慢性腰痛による運動制御の更なる病態理解に寄与しました。   本研究のポイント ■ 慢性腰痛者および健常高齢者の体幹屈曲伸展運動における予測的姿勢制御や運動・姿勢制御を測定した。 ■ その結果、慢性腰痛者では予測的姿勢調節の機能の低下が生じていた。 ■ 加えて、運動恐怖のよる予測的姿勢調節の変化はその後の運動・姿勢制御に影響していた。   研究内容 慢性腰痛者48名および健常高齢者22名は体幹の屈曲伸展運動を行い、電子ゴニオメーターで腰部の角度を計測し、重心動揺計で足圧中心(COP)を計測しました(図1)。     COPの偏位開始から運動の開始までのAPAの期間を抽出するとともに、体幹屈曲伸展運動の運動および姿勢制御変数を算出しました。その結果、健常高齢者と比較して慢性腰痛者では、屈曲伸展の切り替え時間(運動制御)およびAPA時間が延長しました。加えて、課題前後でCOPの位置(姿勢制御)は前方に偏位していました。つまり、慢性腰痛者では、体幹の屈曲により前方に偏位したCOPが体幹の伸展に伴って正中へ偏位せず、前方位置に残存する現象が観察されました。次に、これらの変数を投入した媒介分析の結果、慢性腰痛者の切り替え時間はAPAの有意な間接効果と運動恐怖の直接効果を受け(部分媒介効果)、COPの前方偏位はAPAを介した運動恐怖の有意な間接効果を受けること(完全媒介効果)が明らかとなりました(図2)。       これらは運動恐怖症による「凍結行動」のような過剰な保護戦略は、予測的姿勢調節の機能不全をきたし、その後の運動および姿勢制御の変化に影響することが考えられています。   本研究の臨床的意義および今後の展開 慢性腰痛者では運動制御のみならず臨床場面で見落とされやすい姿勢制御においても運動恐怖によって凍結様の過剰な保護が生じることが明らかになりました。加えて、運動・姿勢制御には運動が始まる前の予測的な姿勢調節が影響していました。本研究成果は、慢性腰痛のさらなる病態理解に寄与する可能性があります。   論文情報 Nishi Y, Osumi M, Morioka S Anticipatory postural adjustments mediate the changes in fear-related behaviors in individuals with chronic low back pain Scand J Pain, 2022   関連する論文 Osumi M, Sumitani M, Otake Y, et al. Kinesiophobia modulates lumbar movements in people with chronic low back pain: a kinematic analysis of lumbar bending and returning movement. Eur Spine J. 2019;28(7):1572-1578.   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 教授 森岡 周 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp

2022.12.23

紙コップとストローを使った「ガシガシハンド」製作動画を公開!~2022年度「マミポコ・キッズ」後期 第1回活動報告

こんにちは、マミポコ・キッズです!   私たち「マミポコ・キッズ」は、畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行ってきました。しかし、現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、対面での活動が難しい状況にあります。そこで、前回に引き続き子どもたちが何か楽しめることを遠隔で提供できないかと考え、子どもたちが1人だけでなく、お友達やお家の方とも楽しめる遊びの動画配信を企画・制作しました。   今回の動画では、紙コップとストローを使った「ガシガシハンド」を紹介しています。紙コップ2個とストロー1本で簡単に作ることができます。手のように切った紙コップで、ボールや丸めた紙などをつかむことができ、これを使えば片付けが楽しくなること間違いなしです!さらに、切り方や絵の描き方を工夫すると、自分だけの「ガシガシハンド」を作ることができます!ぜひ動画をご覧になってください!         ▼感染対策を徹底した上で準備を進めています。       どんな動画に仕上がっているか、ぜひご覧ください!           次の動画もみんなで遊べる楽しい企画を考えているので、お楽しみに! 子どもたちのたくさんの笑顔があふれる活動をめざして頑張ります! 今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。   現代教育学科2回生 長谷川慈(ると) 三住真弥(おむ)   【関連記事】 「マミポコ・キッズ」の取り組みはコチラ!!

2022.12.22

2/18・25(土)畿央大学公開講座を2週連続で開催します。

  「衣食住」をテーマに3年ぶりの対面開催! 本学では、地域の皆さまに生涯教育の場を提供し、地域社会に貢献することを目的とした「畿央大学公開講座」を毎年開催しています。今年度は3年ぶりに対面での開催となりました。健康栄養学科と人間環境デザイン学科の教員による、それぞれの研究テーマに即した衣食住に関するテーマを取り上げます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 申込フォーム 第21回畿央大学公開講座(2/18) 講座① おいしさを生み出すうま味とコクの新常識~味覚と脳のメカニズム~ 【日時】2023年2月18日(土)13:00-14:00 【講師】健康科学部 健康栄養学科 山本 隆 教授 栄養があり体にいいものを含む食べ物はおいしさに結びつきます。おいしさとは何でしょうか?最近そのメカニズムがわかってきました。日常的に食べるお料理のおいしさの基本はうま味とコクです。甘味や油ものなどのおいしいものは食べ過ぎてしまうという脳の仕組みは誰もが本能的に持っているのですが、うま味とコクを上手に組み合わせればおいしさは増強し、満足感を保ちつつ食べ過ぎを防ぐという魅力的な効果があります。おいしく食べることは健康に結びつくのですが、そのためにはどのような食生活をしたらいいのかを皆さんと一緒に考えていきたく思います。 講座② 古都奈良と近代建築 【日時】2022年2月18日(土)14:30-15:30 【講師】健康科学部 人間環境デザイン学科 前川 歩 講師 奈良は古代より都市が展開され、宮殿や役所、寺院、邸宅など多くの建築が建てられました。そして、奇跡的にも古代建築のいくつかは1300年以上の間この奈良の地に建ち続け、当時の雰囲気を今に伝えます。奈良県下の国宝建造物の数は64件、国内トップの保有件数になります。しかし、奈良の景観を彩るのはそうした古代建築だけではありません。奈良には明治以降に建てられた優れた近代建築も多く残っています。さらに興味深いことは、そうした近代建築に古都奈良ならではの特徴をみることができる点です。今回の公開講座では、現在の奈良の都市景観に欠くことのできない、古都奈良の近代建築の特徴と魅力をみていきたいと思います。 第22回畿央大学公開講座(2/25) 講座③ 「入浴着にできること」~乳がん患者のQOL向上から入浴着のユニバーサル化まで~ 【日時】2023年2月25日(土)13時から15時(終了時間は多少前後する予定です) 【講師】健康科学部 人間環境デザイン学科 村田 浩子 教授   村田教授を中心に開発に取り組んできた日本初の乳がん術後女性のための使い捨て入浴着「バスタイムトップス」が2022年度グッドデザイン賞を受賞したことを受け、入浴着の更なる普及を図るため、講演会形式にて公開講座を開催します。当日の流れは以下の通りです。 日本デザイン振興会 2022年度グッドデザイン賞について 村田教授 入浴着制作のこれまでの経緯とこれからの展開について 休憩 パネルディスカッション     概要と申込方法について 会 場 畿央大学において対面で開催 受講料 無料 定 員 講座① 100名 講座② 100名 講座③ 200名 ※すべて申込先着順となります。 申込 方法 2023年1月5日(木)より申込を開始します。 下記【申込フォーム】より必要事項を入力のうえお申し込みください。 申込フォーム   なお、E-mailでもお申込みいただけます。件名を「公開講座参加希望」として、下記5点を明記のうえinfo@kio.ac.jpに送信をお願いします。 ①氏名 ②年齢 ③住所(市町村まで) ④電話番号 ⑤参加希望講座番号 問合せ 畿央大学 教育推進部 公開講座係 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 【E-mail】info@kio.ac.jp 【Tel】0745-54-1601   ▶チラシPDF(クリックで開きます)   【関連記事】 第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。

2022.12.22

就職レポートNo.713(大阪府/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第713弾! 現代教育学科14期生(23卒) Y.N さん 大阪府・小学校教諭 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校の教師を目指したきっかけは、母の影響が強いように思います。母はピアノの講師をしており、子どもたちに関する話をよくしてくれていました。そうしたことから、子どもに関わる仕事につきたいと考えるようになり、小学校のときの恩師を思い出して、小学校の教師を志望するようになりました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 実際に現場に行ける機会をいただいたことは、本当によかったです。大学2回生の9月から週に1度、母校の小学校でボランティア活動をさせていただきました。長期にわたって活動したことで、子どもたちとの関わり方や教師という仕事の在り方を自分なりに少しでも理解できたのではと思います。私は、教育学部に入ったものの、本当に自分が「先生」というものになれるのか、不安をずっと持ち続けていました。今も多少はありますが、実際に現場の雰囲気に触れたり、子どもたちと長く関わり続けたりすることで、不安よりも「先生」をやってみたいという思いが先行してくるようになりました。教師になりたい人も、まだ悩んでいる人も、現場に実際に足を運んで、実際に自分の目で見るということは何かしらの答えを与えてくれます。ぜひ、現場にいってさまざまな体験をしてみてください。     【畿央大学での大学生活について】 教育学部ということで、教師を目指している仲間がたくさんいました。同じ目標をもった仲間だったからこそ、助け合えた部分や補い合えた部分があります。部活動やサークル活動にも少しですが参加しており、充実した4年間を過ごすことができました。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の採用試験対策は、どこの大学よりも本当に手厚いです。私は、大阪府の受験ということで、9月の終わり頃までの長い試験期間だったのですが、最後の最後まで、たくさん対策を行っていただきました。教採・公務員対策室に行けば、そこにいる先生方が親身になって相談に乗ってくださったり、悩みを聞いてくださったり、教採期間の私の憩いの場でした。何よりも、一緒に戦っているという気持ちを共有でき、本当に心強かったです。合格をいただけたのは畿央大学の教採・公務員対策室の先生方や教育学部の先生方のおかげです。     【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもたちを主役とできる脇役としての教師です。授業やクラスを子どもたち自身がつくりだしていくものにしたいです。これらは、大学で学べたからこそ思っていることです。子どもたちが自分のことを大切にし、自分で考えて行動できるような子どもたちを育てていきたいです。     【後輩へのメッセージ】 教員採用試験を乗り越えられ、合格できたのは、畿央大学だったからだと感じています。教採・公務員対策室の先生方は、大変親身になってサポートしてくださいます。人生に幾度とない就職試験ですので、どうか少しでも楽しんで、仲間と一緒に乗り越えてください。

2022.12.22

年末年始の休業期間について(冬季休業期間12/29~1/3)

2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)は冬季休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願いいたします。   お問合せについて 上記期間中は電話・FAXでのお問い合わせには対応できません。Eメールでお問い合わせいただいた場合、返信は1月4日(水)以降となりますので、ご了承ください。また、同期間中はキャンパス内への立ち入りもできません。   なお、本学学生の冬季休業期間中における新型コロナウイルス感染症に対する連絡・相談については、休業期間中もこれまでと同様に『体調異変時報告フォーム』への入力をお願いします(なお、大学からの連絡は1月4日(水)以降となります)。   資料請求について 年内の資料の発送は12/28(水)にて終了させていただきます。年明け1月5日(木)以降は通常通り発送可能となります。なお、テレメールによる資料請求の場合は、12月31日(土)・1月1日(日)を除き通常通り発送を行っていますので、お急ぎの方はご利用ください。   →資料請求フォームはこちら   一般選抜前期日程・大学入学共通テスト利用選抜前期日程の出願受付について 出願期間は2022年12月16日(金)~2023年1月13日(金)です。出願期間中はいつでもインターネットで出願登録を行うことができますが、冬季休業期間中はお問い合わせには対応できません。誠に申し訳ございませんが、お問い合わせは1月5日(木)以降にお願いいたします。また受験票の発送は、1月5日(木)以降に開始いたします。   → 一般選抜前期日程   → インターネット出願  

2022.12.21

就職レポートNo.712(病院/理学療法士)理学療法学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第712弾! 理学療法学科17期生(23卒)  R.T さん 病院(理学療法士) 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 「谷口ならどんな疾患でも何とかしてくれる」と言われるのが、私の目指す理学療法士像です。そのためにも急性期・回復期・維持期と長く、幅広い層に携われる病院を探していました。内定をいただいた病院はそれら全てを経験することができ、働きながら他病棟の見学ができる制度や豊富な設備・手技に魅力を感じ志望しました。     【就職活動を振り返って】 短い期間で病院見学や履歴書添削、面接練習を詰め込み、バタバタしていたのを思い出します(笑)。 実習先でお世話になった病院も含め幾つか候補があり就職活動計画を立てていた中、内定をいただいた病院を大学主催のオンライン説明会で知りました。その際、説明担当の方から「2週間後の選考会でおそらく定員締切になる」と言われ、予定前倒しで準備を進めました。急な話にも関わらず、キャリアセンターの方が一つ一つ迅速かつ丁寧に対応してくださり、短い準備期間でしたが本番は焦らず臨むことができました。     【就職活動でPRしたポイント】 人当たりの良さを学生生活や実習でのエピソードを踏まえてPRしました。過去に優れた成績や大きな賞を受賞したこともないので、自分の強みを探すのに時間がかかりました。しかし、これまで学年代表や部長、アルバイト塾講師といった多くの人と関わる機会に恵まれてきました。その経験から育まれた人柄は面接でありのまま伝わるのではないかと思い、自分の強みとしました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 早急に準備を始めたい旨を伝えたところ、すぐに履歴書添削や面接練習の予定調整など動いてくださり、キャリアセンターの飯山さんには本当に感謝しています。いただいた多くのアドバイスが新しい自分を発見できるきっかけとなり、就職活動を通してまた一歩成長することができたなと感じています。本当にありがとうございました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 長期臨床実習が終わっても就職活動や卒業研究、国家試験対策と忙しい日々が続きます。焦ってしまうかもしれませんが、みんなと協力しながら一つ一つ取り組めば絶対に大丈夫です! 就職活動に関して、空き時間や気分転換時に自分を俯瞰する時間を設けてみるといいかもしれません。特に自己分析にはどうしても時間がかかってしまう傾向にあります。キャリアセンターの方々や家族、友人に相談するのも新しい自分を発見できるチャンスかも! みなさんが笑顔で就職活動を終えることができるよう、応援しています!  

2022.12.21

楽しく見るだけで食課題解決!大学生食提案プロジェクト~健康栄養学科「公衆栄養学実習」

「公衆栄養学実習」では、健康栄養学科2~3年次に自分たちの食事記録から若い世代の食課題を分析し、その分析結果をもとに、第4次食育推進計画の重点課題である「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進の1つとして、課題解決のためのホームページや動画を作り、若い世代の食課題解決の提案をしています。 2022年度のテーマは「見るだけで勝手に食課題解決」。楽しんで見るだけでいつの間にか食課題が解決される、3回生18グループの個性的なホームページや動画作品をポータルサイト「大学生食提案プロジェクト」でお披露目しています。         「大学生食提案プロジェクト」は、健康栄養学科の学生たちが公衆栄養学実習の授業の一環で「自分たちと同世代の若者の食を改善する」ことをテーマに作ったホームページ・動画のポータルサイトです。 学生たちの力作の数々、ぜひご覧ください!   *画像・音源等の一部コンテンツについては、教育目的で授業内でのみ使用しております。 *一部のコンテンツは(動画タイトルのURL)は学内専用sites.google.com   動画視聴について 学内の方は下記Streamのチャンネルでご覧いただけます。ぜひ視聴アンケートにもご協力お願いします。   学内の方(Stream)   学外の方も、一部のコンテンツをYouTubeでご確認いただけますのでぜひご覧ください!   学外の方(YouTube)     健康栄養学科 講師 野原 潤子    

2022.12.20

キャリアガイダンスが終了しました!

一般企業への就職を目指す3回生は、4月から約30回のキャリアガイダンスに出席し、就職活動の準備を進めています。 12月15日(木)にはその最終回を迎え、「年内ラスト!本番まであと少し!就活準備総まとめ講座」と題して、1年間の総復習とこれからの就職活動の進め方を学びました。         まずは、「自己分析を通して、これまでの経験と自分の特徴が結びついている」「インターンシップイベント・合同説明会に2回以上参加したことがある」など、12項目のチェックリストを用いて、学生それぞれが就職活動準備の進捗を確認しました。 まだ準備ができていない項目を洗い出し、就職活動が本格化するまでにやるべきことを整理していきました。 また、情報収集のためのインターンシップや、自己PR・志望動機で伝えるべきポイントなど、就職活動において特に重要な点について改めて復習しました。 ガイダンスの最後には、各学科担当の職員から激励の言葉が贈られ、健闘を誓い合いました!         参加した学生からは、主に以下の感想が寄せられました。 ・この1年間で学んだことの振り返りがメインで、忘れてしまっていたこともあったけれど、「これは出来たな」「これも今ちゃんと頑張れているな」と思う項目が増えていることに気づくことができて、少しは成長できているのかなと思いました。 ・これから就活本番に向けて、しっかりとスケジュールを自己管理し、悔いのない就活にしていきたいと思う。 ・ついこの間、就活の説明が始まったばかりだったような気がしていましたが、もう先輩方の代から自分たちの代へと本格的にシフトチェンジするのだと思うと緊張します。先生方のおっしゃったように息抜きしたり楽しみつつ、後悔しないように、今精一杯頑張って、笑顔で終わりたいです。     今後は、学生それぞれの就職活動の状況、志望企業に合わせて、各学科担当の職員が個別に支援していきます。 一人ひとりの希望進路実現に向けて、全力で応援します!    

2022.12.20

就職レポートNo.711(大阪府/栄養教諭)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第711弾! 健康栄養学科17期生(23卒) M.T さん 大阪府・栄養教諭 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 栄養教諭を目指したきっかけは小学校の給食がとても好きだったことです。もともと食べることが好きだったのですが、高校時代、将来の就職先を決める際にいろいろな職種が書いている本に「栄養教諭」という職種があるのを見つけ、子どもが好きであることや学校給食が好きなことを関連させた仕事であると思ったため、栄養教諭を目指しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 ボランティアは2つ行いました。1つ目は、2回生の春休み期間にスクールサポートスタッフとして小学校に行かせていただきました。この経験から学んだことは、栄養教諭はどの児童や先生方にも積極的に話しかけていき、情報交換をしていくべきであるということです。栄養教諭は担任の先生と異なり児童と関わる機会や先生方と関わる機会が少なめですが、積極的に話すことで情報交換を行い、児童の様子などがわかるようになることを学びました。 2つ目は、4回生の5月から現在まで週に一度、学校ボランティアに行かせていただきました。いろいろな学年のクラスに入って終日子どもと過ごすことができたため、発達段階に応じた話し方などが必要であることを学びました。また、担任の先生がどのような声掛けを行っておられるのかを観察し、自分でも使えるようにしました。 2つ目のボランティア先の小学校で、6月に教育実習をさせていただきました。教育実習では実際の子どもを前に授業を行いました。子どもからどのような発言が出るかわからないのですが、それに対応する能力が必要であると学びました。また、教育実習期間などに自分がやりたい事があれば、積極的に管理職の先生方に相談し、行ってみると良いと思います。私は朝の会の時間を毎日異なる学年でさせていただいたのですが、発達段階に応じて話し方や内容を工夫する必要があるということを実践的に学ぶことができました。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はクラス制で担任の先生がおられるということもあり、高校のように先生と近い距離であるため、悩みなど相談したいことはすぐにできる環境であり、とても良いと思います。また、真面目な学生が多いため、勉強はしっかり行っている人が多く、遊ぶというよりは勉強をたくさんする学校であると感じています。しかし、私自身、アルバイトやボランティアにも行くことができたため、合間の時間を見つけては、好きなことや将来のために必要な知識を身に付けるなど有意義に過ごすのが良いです。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 ふだんの健康栄養学科の授業の課題に追われながらも、3回生の時から個人面談などを教採・公務員対策室で受けて、勉強量はどの程度なのか、今までの先輩はどの教材を使って勉強していたのかを具体的に教えていただいたので、勉強の仕方などが分かりやすくとても良かったです。また、教育学部があるため教採対策講座が3回生から開講されることや、4回生になると面接練習をいろいろしていただいたため、教員採用試験対策は必須です。また、面接練習では教育学部の学生より出遅れていたのですが、教育学部の学生と一緒に取り組む機会があり、教採・公務員対策室の先生方をはじめとして、教育学部の先生、外部の教採対策の講師の先生、健康栄養学科の先生、教育学部の学生、ともに栄養教諭を目指す友達からアドバイスを受けることができたおかげで、栄養教諭に合格できました。 栄養教諭になるためには、時間がない中、勉強しなければならないことが多く、どうすればよいのか不安になることが多いと思います。しかし、教採・公務員対策室の先生方はすぐに相談に乗ってくださるため、気軽に悩みを話すことができ、それによって前向きになれるので、とても良い環境でした。     【理想の教師像】 理想の教師像は、「食」の楽しさを子どもに伝え、身に付けさせられるような栄養教諭です。私は小学校の時の給食の時間がとても好きな時間でした。しかし、私の友人は好き嫌いなどがあり、給食を残していました。そのような子に給食を楽しい、美味しいと思ってもらえるように献立作成や給食の時間等を活用しながら食育活動を積極的に行い、子どもに食の楽しさを身に付けてもらえるように取り組みます。     【後輩へのメッセージ】 今、頑張ると夢への道が開けます。私は早くから栄養教諭になりたいという夢があったため、学校ボランティアや試験対策教材に早めに取り掛かることができていました。しかし、模試を受けていくうちに勉強量が足りていないことなどが原因で目標点を取ることができず、合格できないかもしれないとネガティブ思考になることも多くありました。しかし、友人や栄養教諭を目指す仲間や家族に支えられ、諦めずに最後まで取り組むことができました。また、面接練習を始めたころは何も答えることができず、ひどく落ち込んだことがあったのですが、担任の先生が励ましの言葉を言ってくださり、とても元気づけられました。 何か困ったことがあればいつでも周りの人に相談してみてください。一緒に教員採用試験を受ける友人はライバルでもあり、仲間です。一緒に何が何でも合格するぞという気持ちで頑張ってください!応援しています!

2022.12.19

就職レポートNo.710(不動産/営業職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第710弾! 人間環境デザイン学科17期生(23卒)  T.S さん 不動産(営業職) 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。   【その企業に決めた理由】 会社選びの軸で一番大きかったのは関西圏の企業という点です。私は大阪から離れたくないという想いがとても大きかったです。職種は決めておらず、たまたまインテックス大阪でのイベントに参加したときに内定先のブースがありました。最初はあまり興味がありませんでしたが、紙に名前を書いて帰るとインターンシップを優先的に案内すると言われ、無理やりにでも書いて帰らないと自分は動かないなと考え、名前を書いて帰りました。そして、インターンシップを進んでいくと、早期選考の案内がされ、受けてみることにしました。はじめは自分には営業は厳しいなと考えていましたが、インターンシップを通して反響営業なら自分にもできるなと感じ、不動産仲介営業は頑張れば頑張るほど給料に反映される歩合制という給与形態も自分にあっていると感じたのでこの職種を選びました。そして、社員の方との座談会で若くから活躍できるという点、資格取得の研修制度が充実しているという点がとてもいいなと感じ、この会社を選びました。     【就職活動を振り返って】 就職活動を始めたのは3回生の8、9月頃です。マイナビのインターンシップエキスポに参加しました。 私は早く就職活動を終わらせたいという気持ちが強く、1社からの内定で終了したため、選考で落ちるという経験もなく、あまり就職活動で辛い経験をしていません。しかしキャリアセンターの集団面接の練習に参加して、このままじゃだめだなという気持ちが強くなりました。自分の出来なさを知ることができ、周りの人も動き出す時期だと思うので参加してみると良い経験になると思います。     【就職活動でPRしたポイント】 エントリーシートは会社側から指定があり、成功経験と失敗経験がテーマでした。成功経験ではアルバイトでの経験を書きました。失敗経験は高校のサッカー部時代のことを絞り出して書きました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 辻谷さんにはエントリーシートの添削から面接練習などとてもお世話になりました。内定が出たのもとても親切に教えていただき、サポートしていただいたおかげだなと感じてます。キャリアセンターは自分から進んで活用してほしいです。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 今は、何も就職活動のことが分からなくて当然だと思います。まずは、面倒くさいと思うけど、一歩を踏み出すのが大事だと思います。そして、気になる企業や少しでも興味のある企業の説明会に参加し、さまざまな業界について知っていくと良いと思います。大変だと思いますが、頑張ってください。応援しています。  

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