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2022.10.25
「第17回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科
基礎看護学領域では、学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけとすること、異なる学年同士が交流する機会をもつことをねらいとして「基礎看護技術自己学修会」を開催しています。 今年度4回目は10月20日(木)に開催し、4年生7名と2年生4名の合計11名が参加しました。 今回の学修会では4年生と2年生がペアになり、点滴の準備と実施を行いました。参加した学生は全員、2年生前期に履修した「診療過程援助技術」で点滴の準備と実施について学修しています。しかし、久しぶりの技術の実施に、全員が四苦八苦している様子でした。4年生は現在、国家試験の勉強に勤しんでいる毎日…ということで、国家試験にも出題されている注射についての知識を確認しながら、技術を実施しました。 学修会開始時は、異なる学年とのペアでの実施に緊張した面持ちの学生もいましたが、技術の実施をとおして徐々に打ち解けることができた様子でした。 参加した学生からは以下のような感想がありました。 4年生 ・教科書を見て復習することもできますが、実際に物品を用意し、参加したメンバーや先生と話し合って練習することで、より記憶に残り楽しく学ぶことができました。 ・わからないことを聞きやすい環境で良かったです。また、看護技術とそれに関する知識を修得する場を設けてくださったことで、知識の修得がしやすかったです。 ・普段なかなか顔を合わせない下級生と会うことができ良かったです。また、国家試験に向けて知識の再確認をしながら、就職後のことを見据えて練習できる貴重な機会でした。 ・点滴の練習を2回生と行い、今の自分の理解度を把握すると同時に技術の再確認を行うことができいい経験となりました。 ・今回は注射の演習でしたが、実施するにあたっての手順や観察項目、留意点など忘れていたことが多く、参加してみて改めて基礎看護技術の復習を行う必要があると実感できました。学習したときは覚えていても、日が経つにつれて忘れていくので、日々復習して完全に頭に叩き込む必要があると感じました。参加後に注射の範囲を中心に基礎看護の復習を行ったのですが、注射以外にも曖昧な部分があることがわかって、今回本当に参加してよかったと思いました。特に注射は国家試験にもよく出題されるので、注射の範囲で落とさないようにもう1度見直ししたいと思います。 ・今回初めて参加させていただきました。少人数であったため、発言もしやすく、知識や技術を再確認できました。また、学年が上がるにつれ実習室を使用する機会も減っており、先生方も1・2回生で主に授業を担当してくださっていたこともあり、懐かしくもありました。今回の参加を通して、知識が沢山あっても実技を完璧に行えることにはつながらないと実感するとともに、継続して実技練習を行うことが大切だと感じました。実技練習を毎日行うことは出来ませんが、今後は身につけた知識を臨床でどの様に使用するのか、イメージトレーニングを行いながら国家試験の勉強をしようと思います。また機会があれば参加したいです。 2年生 ・久しぶりに点滴の準備や注射針の穿刺などを行って、手順などかなり忘れていたことが多かったので、定期的に復習することの大切さを感じました。途中で先生が点滴に関連する問題を出してくださったのですが、忘れてしまっているものも多く、4回生の先輩方は沢山答えていらっしゃって、自分も勉強しないとと、勉強に対するモチベーションが上がりました。 ・先輩と2人1組のペアで最初は緊張しましたが優しく声をかけてくださり、いろいろなお話が聞けてとても勉強になりました。技術も一つひとつ確認しながら実施していく中で忘れていることもあったので、復習することができてよかったです。また学修会に参加したいと思います。 ・基礎看護技術自己学修会を通して、4回生の方と一緒に活動することができ、忘れてしまっていたことや新たな知識を習得することができました。始めは緊張しましたが、コミュニケーションをとっていく中で、対象者と接する時にどうすればいいか、どのように声かけを行えばいいか、など様々な気づきがあり、とてもいい学修会になったと思います。基礎看護技術を忘れないためにも、このような機会があれば、積極的に参加したいと思います。 2年生にとっては、自分達の少し先を行く4年生との交流をとおして今後の自分の姿をイメージし、学修への意欲を高めるきっかけになったのではないかと思います。また、4年生にとっては、知識の定着をはかるだけでなく、臨床での自分の姿を具体的にイメージし、今後の課題が明らかになったのではないかと思います。 技術の実施をとおして学生の学修意欲を高め、患者さんにより良い看護を実践できるように、今後もサポートしていきたいと思っています。 看護医療学科 基礎看護学領域 須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理 【関連記事】 2・4回生対象「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科
2022.10.24
2022畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」 を3年ぶりに対面実施!~看護医療学科
2017年から畿央祭ウェルカムキャンパスで継続実施している看護医療学科・看護実践研究センター共同企画としてのがんカフェ「きらめき」は、昨年度はコロナ禍の影響でオンライン開催でしたが、今年は3年ぶりに事前申し込み制として20名での人数制限を行い、10月22日(土)14:00~15:30に対面開催しました。 今年度は、テーマを「がん患者として・家族としての思いを語ろう」と設定し、がんカフェ開催の原点に立ち戻り、がん患者およびその家族の語りを通して、それぞれの思いを参加者とともに理解する機会としました。 プログラムとしては、企画者の松本から、「がん患者家族としてのがんカフェ開催を通して伝えたいこと」として、看護師・保健師としてがん患者さんとの出会いや支援経験、がん検診を受診していなかったがん患者の家族としての最後の看取りが出来なかった後悔の念から、がん検診受診の必要性やがんになった後の相談機関・治療と仕事の両立支援について説明しました。 4回生の越田さんからは、卒業研究論文「手術前後におけるがん患者の家族の思いに対する看護」を通して、告知時・手術前後、化学療法時のがん患者家族の思いを明確化した中で、看護者としてがん患者だけでなく家族も不安や苦しみ・葛藤があることを理解することの重要性と今後、看護者として看護の実践をしていく上でこの研究を活かしていくことの決意が述べられました。 そして、がん患者当事者として、乳がん術後入浴着の開発に携わった中西講師より「乳がん術後入浴着の開発への思い」をテーマとして、当事者としての術後の職場復帰や手術痕を自分自身が受け止めることができていなかった経験から、胸に傷があっても周囲の視線を気にせず入浴できること、またそれを受け入れる社会になることなど、願いが語られました。 また、今回は、特別にこの入浴着の製造元である株式会社GSIクレオス様より、参加者プレゼントとして20枚のご提供を頂きました。この入浴着の開発に中西講師とともに取り組まれたデザイン学科の村田浩子教授もご参加いただき、術後の傷の状況でこれまでの既製品の着脱のしにくさの課題等中西講師の当事者としての意見に対応し、入浴時に乳房の形が表面に出ないこと、浴槽に入っても浮き上がらない工夫を凝らした素材開発およびデザインについて、お話して頂きました。 人数枠20名の参加申し込みを頂いていましたが、残念ながら当日の参加はやや減少しました。しかし地域で保健師として活躍している卒業生3名の参加があり、各講演を聞いて「がんに罹患し手術をすることや治療の過程でさまざまな苦悩があり、また家族も同様に苦しんでいることが理解できた。住民に対するがん検診を企画する者として受診の利便性を高めることと、この入浴着の開発の思いを一般の方にも理解してもらえるよう、設置してくれる場を広めていきたい」との発言がありました。 またがん当事者の方とご家族の参加もあり、当事者の方からは、がんの相談ができる場所がこんなにたくさんあるとは知らなかったことや、ご家族からは、本人のつらさを家族としてどう支えるか模索しているとの発言がありました。 この4月に本学に着任し、がんカフェにスタッフとして初めて関わった前田准教授から以下のような感想が寄せられました。 「今回、初めてがんカフェに参加させていただきました。前半は、登壇された教員および学生の卒業研究等貴重な発表に参加者は真剣に聴き入り、後半は、温かく和やかな空気感のなか、お一人おひとりの想いを分かち合うひと時となりました。企画者の講演にもありましたが、日本では2人にひとりががんになる状況となっている中、本日ご参加くださった方々も、当事者であったり家族や親戚ががんを患っていたりと、がんは非常に身近な病気であることを改めて実感しました。スタッフとして参加した2回生の学生たちも、病気を正しく理解することの大切さや、看護師として求められる患者さんと向き合う姿勢とはどのようなものか、改めて考える機会になったことと思います。」 がんカフェ「きらめき」は現状年1回の開催ではありますが、今後もがん患者さんとその家族、一般の方との交流の場となるようにしていきたいと思います。 企画者 看護医療学科 教授 松本泉美 【関連記事】 2021畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2019畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2018畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2017畿央祭・ウェルカムキャンパス企画 がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科
2022.10.24
第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。
約3年ぶりに学外の方をお招きして開催! 2022年10月22日(土)・23日(日)の2日間にわたって、第20回畿央祭・ウェルカムキャンパスを実施しました。2020年は見合わせ、2021年は在学生限定での開催でしたが、今年は感染対策を講じたうえで対面とオンラインの併用とし、卒業生や保護者の方、地域にお住まいの方、高校生の方などにもご参加いただきました。 感染・安全対策に加えて事前予約、人数制限と新しいスタイルでの開催となった畿央祭は、準備から当日の運営、片付けまでを白いつなぎに袖を通した畿央祭実行委員231名が担当。来場者の笑顔のために試行錯誤を重ねた2日間に、のべ2100名をこえる方にご来場いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 第20回畿央祭テーマ『紬~つむぐ~』 開会式 初日の9時30分。学長先生、畿友会(学生自治会)会長の開会のあいさつに続き、実行委員が色とりどりのバルーンを飛ばして第20回畿央祭がスタート! 受付 正門で検温をしてから入構。エントランス前で消毒・受付をしたら、受付完了マークの「紬~つむぐ~」シールとパンフレットをもらって、いざ畿央祭へ! ステージ企画 冬木記念ホールと野外ステージでは、アカペラ部、軽音楽部、アコースティック部、ダンス部、チアリーディング部、ジャグリングクラブ、学生有志などが練習の成果を披露しました! *パフォーマンス中はマスクを外しています。あわせてホールでは、感染予防対策としてパーテーションを使用しています。 展示企画 キャンパスにいつもと違う彩りを加えてくれたのは、実行委員制作のステンドグラスやちぎり絵、書道部の作品展示。畿央祭恒例、地下食堂でのお化け屋敷では、老若男女の叫び声が響き渡りました。 統括企画 畿央祭実行委員メンバーが学園祭を盛り上げるために企画!ビンゴ、紬 LOHAS MARKETやスタンプラリーなど、たくさんの方々に参加していただきました。ディスプレイなども今年のテーマに合わせていて統一感があります。 アリーナ企画 小さなお子さんも一緒に楽しめるイベントがたくさんあるアリーナ企画!お魚釣り・ダーツゲーム・輪投げ・ペットボトルボーリングなどの手作りのミニ屋台が家族連れで賑わいました。アリーナ奥では、ミニ運動会で体を動かしました。 模擬店 今年の模擬店は17店舗。クラス・クラブ・サークル・ゼミ単位などいろいろなグループが出店しました。 ウェルカムキャンパス 畿央祭と同時開催している「ウェルカムキャンパス」は、畿央大学教員が、地域のみなさまに参加していただき、教員の研究を体験したり、学生の学びを知ってもらえるイベントを企画しています。今年の企画は以下の通りです。 ◧ 運動の器用さにチャレンジしてみよう【ニューロリハビリテーションセンター】 ◧ がんカフェ「きらめき」【看護医療学科】 ◧ 健康チェックテスト【理学療法学科】 ◧ 食育サッとシステム【健康栄養学科】 ◧ プログラミングでドローンを飛ばそう!!【現代教育学科】 ◧ 学びのギャラリー【人間環境デザイン学科】 畿桜会(同窓会)役員会・総会・同窓会サロン 卒業生とご家族あわせて約70名が母校に帰ってきました!詳しくは、畿桜会HPをご覧ください。 ▼同窓会サロンに来てくださった卒業生とそのご家族の皆さん。家族連れで母校に戻ってくれるアットホームさは、畿央大学ならでは! ご来場、ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。畿央祭に関わったすべての方にとって、長く思い出が”つむがれる”2日間でありますように! 【関連記事】 2022畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」 を3年ぶりに対面実施!~看護医療学科 【プレイバック畿央祭2021】フォトレポートを掲載しました。
2022.10.22
就職レポートNo.681(京都府/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第681弾! 現代教育学科14期生(23卒) A.T さん 京都府・養護教諭 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 中学生時代に取り組んだ養護教諭へのインタビューがきっかけで、養護教諭を目指しました。インタビューでは、子どもたちの心身の健康を守るだけではなく、保健教育等を通じて健康意識を育んでおられる姿がとても印象的でした。私は小学生の頃から、学校や教育に関わる仕事に興味を持っていましたが、この経験により、養護教諭という立場で子どもたちの教育に関わりたいと考えるようになりました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の終わり頃から小学校の保健室ボランティアに参加しています。継続してボランティアに参加することで、子どもたちの成長や保健室登校の児童に対する学校としての組織的かつ計画的な支援の様子をみることができました。 また、マミポコ・キッズの運営としての活動にも力を入れて取り組みました。コロナ禍における活動は、初めてのことだらけで大変でしたが、子どもたちが安全に楽しく活動するための視点を持てるようになったことは、大きな収穫だと感じています。 【畿央大学での大学生活について】 大学生活の中で、周囲の友人からたくさんの良い刺激を受けました。1回生の頃から授業をしっかり受け、真面目にコツコツ頑張れたのは、友人の姿に影響されたからです。また、マミポコ・キッズの活動も、「よりよいものをつくりたい」という前向きで真剣な思いを持って活動する仲間の姿があったからこそ、最後まで頑張れたのだと思います。通学時間が長く、心が折れそうになったこともありますが、このような人たちと出会えたことは本当に良かったです。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生方を中心に、とても手厚いサポートでした。例えば、筆記試験に向けては、対策講座に加えて小論文の個別指導もしていただきました。教員採用試験は、自治体によって試験内容や傾向が異なります。そのため、受験自治体に応じた対策にしっかり取り組めたことは、とても良かったです。また、勉強面だけではなく、自信をなくして落ち込んだ時には温かい言葉をかけてくださる等、気持ちの面でも支えていただけて、心強く感じていました。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、「子どもの小さな変化に気付ける養護教諭」です。養護教諭としての視点を生かし、命や健康に関わるような気になる変化にいち早く気付くことは、子どもを守る上で大切です。また、気になる変化だけではなく、成長としての良い変化にも気付き、それをフィードバックすることで、心の健康につながる自己肯定感を育むことができると考えます。教職員や保護者との連携をとりながら、まずは子どもの日頃の様子をよく知り、理想の教師像に近づけるよう努力します。 【後輩へのメッセージ】 教員採用試験を乗り越えるにあたって、「周りの人を頼ること」が大切だと思います。私は、人を頼ることがあまり得意ではありません。しかし、教員採用試験に向けた期間は、いろいろな人をとことん頼っていました。そのおかげで、自治体に関する様々な情報を入手することや面接等の場数を踏むこと、しんどい時でもとりあえず頑張ろうと思うことができました。畿央大学には、力になってくれる人や応援してくれる人、自分を信じてくれる人がたくさんいるので、そのような人を頼りながら頑張ってください。
2022.10.21
今年も畿央大学付属広陵こども園の子どもが使うスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」
人間環境デザイン学科の1回生対象「立体表現Ⅱ」の授業では、2009年から本格的な家具づくりに取り組んでいます。昨年度からは2023年4月に開園される「畿央大学付属広陵こども園」に入園する子どもたちのために、小さなスツールを製作。子どもたちの身体のサイズにあったスツールをつくるため、脚の長さにバリエーションを持たせ、250㎜~290㎜と10㎜ずつSH(シートハイ)の寸法を変えて製作します。 初回の授業には、教育学部長の前平先生にお越しいただき、スツール作りへの思いをお話しいただきました。子ども達の成長をサポートすることができる以下の条件をふまえたスツールを学生は一人一脚、全15回の授業で製作していきます。 木の材質をそのまま活かしたシンプルなもの(子どもの好むデザイン性) バランス感覚を身につけるために背もたれのないもの 一人ひとりの子どもの身体(足の長さ)にあったもの 椅子の高さは両足が床に着く長さ(膝と股関節が横から見て90度)のもの 少々乱暴に扱っても壊れないくらいの強度と安全性を保っているもの 授業は、丹波篠山で家具作家をされている稲葉崇史先生をお招きして進めていきます。まずは、道具の使い方を学びます。授業で使用する工具の紹介をしていただきました。ほとんどの学生はのこぎりやカンナ、のみなどを使用するのは初めてなので、手本を見せてくださいました。 早速、基本デザインを参考にして、子ども達が喜んでくれるデザインを考えていきます。脚や座面の形を工夫して、設計図を書きました。座面の形をお花や動物の形にしたり、持ち運びしやすいように座面に持ち手の穴を開けたりと、いろいろなデザイン案が集まりました。 次回の授業からは、練習用木材をのこぎりで切る練習や、金具を使用せずに接合するほぞ継という方法のための「ほぞ」「ほぞ穴」を加工する練習を始めます。 スツールの完成レポートもご期待ください! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織 【関連記事】 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 神戸ファッション美術館で「宝塚歌劇」の衣装を体感!~人間環境デザイン学科「服飾史」 「アパレル構成実習Ⅲ」授業レポート~人間環境デザイン学科
2022.10.21
令和4年度 広陵町・香芝市・畿央大学 介護予防リーダー養成講座を開催しました~理学療法学科
地域における住民主体の介護予防を支え活躍する「介護予防リーダー:KEEP」の養成講座が2022年9月5日(月)から10月17日(月)にかけて実施されました。 畿央大学からは理学療法学科の私(高取)と松本准教授が講師として参加し、受講者の方々へ「高齢者の心と体」「高齢者に対する運動の基礎」をテーマに講義と実技を実施しました。 この官学連携の取り組みは畿央大学✕広陵町「KAGUYAプロジェクト」(畿央大学と地元広陵町が協働して健康づくり、まちづくりを進める取り組み)の期間を含み9年目を迎え、現在も多くの方々が地域の「通いの場」において運動指導、レクレーションによる交流を軸に活躍しておられます。 ▼KEEPは「Koryo/Kashiba Elderly Encouragement Project」の略称です 現在、国が進める地域包括ケアシステムにおける介護予防では「自助:セルフケア」「互助:助け合い」を活かした住民主体の取り組みが中心となっており、KEEPさんの活躍は多くの地域から注目を集めています。2015年には「奈良介護大賞」にも選出されました。 現在の養成カリキュラムでは講義の一部をKEEPさん自身が担うこともあり、新たな担い手の育成にも活躍されています。 ▼広陵町長、香芝市長から認定書を授与される受講者の方々 KEEPの活動は新規要介護認定率の低下にも寄与していると考えられており、今後も継続して養成講座は開催される予定です。広陵町では来年度10周年を迎えることから、協力してイベント的な取り組みで、さらに地域を盛り上げることができないか考えていければと期待しています。 今回、新たに加わった方々のご活躍を期待し、これからもリハビリテーション専門職として関わらせていただきたいと思います。また研究を通じて、住民主体の介護予防の効果に関する検証も進めていきます! 理学療法学科 高取克彦 地域リハビリテーション研究室ホームページ 【関連記事】 広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。 介護予防リーダー養成講座3期生のフォローアップ講座を開催しました~広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.67~「広陵町・香芝市介護予防リーダー養成講座」の健康チェックに協力! 近隣のウォーカビリティが低い地域の女性は社会参加が少ないことを明らかに~広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトでの2750名の調査結果から 香芝市市政施行30周年記念事業の一環として本学教員監修の「フレイル予防体操」がリリースされました〜理学療法学科 ヘルスプロモーションセンター
2022.10.20
第20回畿央祭実行委員Blog vol.5~伝統の「つなぎ」とパンフレットが完成!
こんにちは!第20回 畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。 いよいよ今週末に迫った畿央祭!!今回は、完成したばかりの「つなぎ」と「パンフレット」を紹介したいと思います! 畿央祭実行委員は、毎年伝統的に「つなぎ」を着用しています。このつなぎですが、今年も奈良県出身の書家 もーちゃん様に背中のデザインを書いていただきました。今年の畿央祭のテーマ「紬~つむぐ~」を基にデザインしていただきました。 つなぎは「白色」で、今年は部署ごとにデザインの文字色が異なっているのが特徴です。 ▼当日は実行委員全員がつなぎを着用し、畿央祭を盛り上げていきます! ▼幹部17名とWeb制作担当で撮影! 次に、パンフレットの紹介です。今年のパンフレットは、統括の大塚さんが時間をかけ作成してくれました。 ▼当日配布されるパンフレットの表紙です* ▼ちなみに、大学ホームページのバナーも大塚さん作です! パンフレットは細かい部分までこだわり抜いた、中身まですてきなデザインになっています!ぜひ当日お手に取ってご覧ください!! 第20回畿央祭実行委員web制作担当 現代教育学科 2回生 溝口裕那・吉田光大 ▼畿央祭ホームページへは、こちらの画像をクリック! 【関連記事】 第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!
2022.10.19
英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.2~ロッキー山脈ツアーとサンクスギビングデイを体験!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。コロナ禍の影響で延期になっていた3回生と2回生あわせて11名が、2022年9月17日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地、学生からのリポート第2弾をお届けします! 現代教育学部3回生の高橋史佳です。今回は、3泊4日ロッキー山脈ツアーとホームステイファミリーと過ごしたThanksgiving (感謝祭) Dayについてリポートします! 3泊4日 ロッキー山脈ツアー 現地校(Global Village Victoria)が開催するアクティビティの1つ、3泊4日ロッキー山脈ツアーに参加しました。 1日目 バス移動とワイナリーでワインの試飲をしました。カナダはアイスワインが有名で、そのアイスワインを含めた4種類のワインを試飲しました。アイスワインは甘くて飲みやすく、とてもおいしかったです。他のワインもそれぞれの風味があっておいしく、チーズが食べたくなりました。 2日目 2日目からは絶景の旅でした!まずエメラルド湖のあるヨーホー国立公園へ行きました。名前の通りエメラルドグリーンの湖でバス移動の疲れも吹っ飛ぶ絶景でした。 次はレイク・ルイーズ。山と湖のコントラストがとてもきれいで感動しました。少し山を登ると湖を上から見ることができ、これもまた絶景でした。イケメンに写真を撮ってもらったのもいい思い出です! 夕方にはバンフでゴンドラに乗ってから、頂上まで歩き、山に囲まれたバンフの街を一望しました。日の入り時間が近かったため、オレンジ色に染まった山も見ることができました。このゴンドラはオプションだったので追加料金がかかりましたが、行く価値大有りでした! 夜はバンフのダウンタウンでハンバーガーを食べました。大きすぎてお腹がはちきれるかと思いましたが、限界突破で何とか完食しました。やはり日本よりもすべてが大きいです。 3日目 3日目はボウ滝、ボウ湖とレイク・ルイーズを2日目とは違った角度から見ました。どの湖も本当にきれいで癒されました。オプションとしてアサバスカ氷河へ行きました。白い氷が一面に広がっていて「アナと雪の女王」を連想させる美しさでした。流れる水は飲むことができ、ペットボトルに入れてもらって飲んでみると、とても冷たくおいしかったです。 4日目 4日目はクリアウォーター(British Columbia)で崖から滝を見ました。写真では伝わらないほどの崖で自然の壮大さを感じました。 最後にBC Wildlife Parkへ行き、アニメに出てきそうな茶色のふわふわしたクマが水浴びをする様子などを見ました。とてもかわいかったです。 このツアーはいろいろな出費もありお財布にはかなり痛かったのですが、その痛みを優に超えるほどの絶景で、「参加して本当に良かった!」と心の底から思っています。絶景を目に焼き付け、たくさんのインスタ映えの写真も取れてとても充実した楽しい旅でした。 Thanksgiving Day ここからはホストファミリーと過ごしたThanksgiving Dayについて紹介します。 Thanksgiving Dayはカナダでは一大イベントで、この1年の収穫やその他の祝福に感謝する日です。ルームメイトと私、それぞれの友達を一人ずつ招待し、とても大きなターキーなど伝統的な料理と共にThanksgiving dinnerを楽しみました。 飾り付けもお手伝いしましたが、全部がかわいかったですし、カナダらしい行事を経験できてよかったです。 ホストファミリーは皆さんとても親切でたくさん会話をする時間を作ってくださったり、色々な体験をさせてくださったりするので、英語学習と共に異文化体験もすることができてとても充実した生活を送ることができています。なにより全ての料理がおいしいことが幸せです。 書きたいことが多くてとても長いブログになってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました!以上、カナダから高橋でした! 現代教育学科3回生 高橋史佳 【関連記事】 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.1~ホームステイ先に到着! セメスター留学1期生、カナダへ出発!~現代教育学科 英語教育コース 「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科
2022.10.18
就職レポートNo.680(京都府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第680弾! 現代教育学科14期生(23卒) T.U さん 京都府・小学校教諭 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 「自己肯定感の高い子どもを増やしたい!」と思ったのが、私が教師を目指すきっかけとなりました。私は、高校での様々な経験や恩師との出会いで自己肯定感が高まったと実感しています。今では、もう少し早い時期に高まっていればもっと人生楽しかったのでは?と感じています。こういったことから人格形成の基盤となる小学校での教師を目指そうと決めました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 教育実習や学習支援ボランティア、教師力養成講座など、現場での経験を積極的に増やすようにしました。実際に現場で経験を積むことで児童との関わりを、実際に行われている授業観察などで教師になった際の力を身につけるとともに、自信にもつながりました。そして、児童や先生方との関わりの中で「教師になりたい!」という気持ちはさらに強まっていきました。これが採用試験を乗り切る最大のモチベーションになったといっても過言ではありません。ボランティアや学外実習には迷わず行くべきです。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学での学生生活は本当に充実していました。小規模な大学であるからこそ、温かい人間関係、熱い志をもった仲間たち、手厚いサポートなど、本当に恵まれた環境で学生生活を送ることができました。 学生同士の距離が近く、人の温かみを感じる機会が多くありました。また、そんな学生同士が同じ志を持っているため、採用試験への勉強は辛さどころか楽しみを感じることの方が多かったです。さらに、学生同士だけでなく先生方との距離が近く、気軽に相談に乗ってくださったり、たわいもない話に付き合ってくださったりなど嬉しかったです。 こんな大好きな畿央大学で教師を目指せて良かったと心の底から思います。畿央大学には感謝しかありません。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教採・公務員対策室の先生方には、感謝してもしきれません。3回生のころから様々な対策講座を開いてくださり比較的早くから採用試験に向けた勉強を始めることができました。4回生からは面接などの対策をしていただき、自治体ごとに形式を変えてくださるなど本当に手厚い支援に驚きました。畿央大学の良さは学習面の支援だけではありません。精神面でもたくさん支援していただきました。採用試験の直前まで教師力養成講座があったため、対策講座に参加できないだけでなく、なかなか採用試験の勉強にも手つかずになってしまいひとりで焦っていた時も、今できることや解決策を一緒になって親身に話してくださいました。教採・公務員対策室の先生方も一緒に戦ってくださっていると感じることができ、とても心強かったです。 先生方と一喜一憂した時間は宝物です。本当にありがとうございました。 【理想の教師像】 「児童を包み込む教師」 児童が「包み込まれているという感覚」を持てるような学級経営や人間関係をつくってい きたいです。この感覚は「信頼されている」「期待されている」「見守られている」「失敗 しても大丈夫だ」などと思えることだと考えています。この「包み込まれているという感 覚」を土台として、児童の自己肯定感を高めていきたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 採用試験対策では畿央の強みが大いに発揮されます。同じ志を持った仲間たちと様々な分野で持ちつ持たれつ頑張ってください。先生方や仲間には大いに頼りましょう! 試験当日が近づくと、不安になったり焦ってしまったりすることもありました。そんな時は、実習やボランティアで出会った子どもたちや先生方、そして何より共に頑張ってきた仲間を思い出すことで頑張れました。「教師になる!」という熱い思いは忘れず、最後まで頑張ってください!
2022.10.17
第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問!
こんにちは!第20回 畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。畿央祭開催まで残りわずかとなりました! 10/6(木)、学長先生に再度ご挨拶に伺いました。今回は『ホームページに掲載するご挨拶』と開催当日の『開会式でのご挨拶』を学長先生に依頼するための訪問となります。 無事に依頼が済んだあとは、少し歓談させていただきました。 ▲挨拶が済み、学長先生とお話している様子 各部署の作業の進捗状況を聞いていただき、中でも学内企画のおばけ屋敷の企画で、参加者にどう怖がってもらうか、どう驚かせるかを模索していることを伝えると、学長先生ご自身の昔の体験談をお話しいただきました。私たちが経験したことのない壮絶な経験をされていて大変驚きましたが、「怖い」にもさまざまな種類があるので、いろんなパターンを考えてみてはどうかとアドバイスをいただきました。 畿央祭開催を学長先生も楽しみにしてくださっているようで、我々も実施に向けてさらに意欲が高まりました! 第20回畿央祭実行委員web制作担当 現代教育学科2回生 溝口裕那・吉田光大 ▼畿央祭ホームページへは、こちらの画像をクリック! 【関連記事】 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!