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2022.03.25

看護師・保健師・助産師2年連続100%を達成!~2022年3月卒業生

  2022年2月に実施された看護師、保健師、助産師の国家試験の合格発表が3月25日(金)に行われました。11回目の卒業生となる健康科学部看護医療学科では、看護師国家試験85名、保健師国家試験に12名が挑戦し、どちらも見事に全員合格をはたしました。また、10回目の修了生となる助産学専攻科でも10名が10年連続となる全員合格をはたしました。   この結果、畿央大学としては看護職3資格のすべてで2年連続全員合格という、大変嬉しい快挙になりました。   <看護師・保健師・助産師国家試験合格率 5年間推移> 2022年卒 2021年卒 2020年卒 2019年卒 2018年卒 看護師 100% (85/85) 100% (95/95) 98.9% (87/88) 100% (91/91) 100% (93/93) 保健師 100% (12/12) 100% (15/15) 92.3% (12/13)  100% (20/20) 100% (19/19) 助産師 100% (10/10) 100% (10/10) 100% (10/10) 100% (8/8) 100% (9/9)   また看護医療学科では養護教諭の教員採用試験に1名が受験し、見事に現役合格をはたしています。 ▶教員採用試験結果   今回の看護師国家試験合格率の全国平均(新卒)は96.5%、保健師は93.0%でした。本学の学生はよく頑張って卒業生全員が合格をはたしてくれました。さらに助産学専攻科では設置以降10年連続100%という快挙で、コロナ禍2年目でもしっかりと3つの資格で全員が合格をはたしてくれました。国家試験の合格を確実にしていくためにも、これからもすべての学生の夢をかなえるために、なお一層の支援強化をはかりたいと思います。 看護医療学科 学科長 河野由美 ※集合写真は撮影時のみマスクを外し声を出さないようにして撮影しています。

2022.03.25

管理栄養士の現役合格率は98.9%~2022年3月卒業生

2022年2月に実施された管理栄養士国家試験の結果が3月25日(金)に発表されました。健康科学部健康栄養学科では87名が受験し、86名(98.9%)が合格をはたしました。なお、全国平均の合格率(新卒のみ)は92.9%です。   <管理栄養士国家試験合格率 5年間推移>  2022年卒2021年卒2020年卒2019年卒2018年卒 受験者 87名 82名 90名 85名 89名 合格者 86名 77名 90名 85名 88名 現役合格率 98.9% 93.9% 100% 100% 98.9% 全国平均(新卒) 92.9% 91.3% 92.4% 95.5% 95.8%   また4名が栄養教諭の教員採用試験に挑戦し、そのうち2名が現役合格をはたしています。 ▶教員採用試験結果   2022年3月卒業生はコロナ禍の中でも建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、今年も全国平均を大きく上回る結果を出してくれました。学生諸君の努力の結果であり、拍手をおくりたいと思います。食と健康に関するあらゆる場面で卒業生が活躍してくれることを願うとともに、来年の全員合格をめざして教職員一丸となり学生をサポートしていきたいと思います。 健康栄養学科 学科長 栢野 新市

2022.03.23

理学療法士国家試験の現役合格率は98.7%に~2022年3月卒業生

2022年2月に実施された理学療法士国家試験の合格発表が3月23日(水)に行われました。関西私大最多の16回目の卒業生となる健康科学部理学療法学科では、75名が受験し74名が合格しました。本学の現役合格率は98.7%で、全国平均は88.1%(新卒のみ)でした。   おしくも7年連続全員合格は逃しましたが、過去10年間の現役合格率は99.7%(660/662)と全国随一の高水準を維持しています。   <理学療法士国家試験現役合格率の10年間推移>  2022卒2021卒2020卒2019卒2018卒 受験者 75名 61名 76名 64名 72名 合格者 74名 61名 76名 64名 72名 現役合格率 98.7% 100% 100% 100% 100% 全国平均(新卒) 88.1% 86.4% 93.2% 92.8% 87.7%  2017卒2016卒2015卒2014卒2013卒 受験者 67名 62名 53名 71名 61名 合格者 67名 62名 52名 71名 61名 現役合格率 100% 100% 98.1% 100% 100% 全国平均(新卒) 96.3% 82.0% 89.1% 90.2% 94.0%    コロナ禍2年目でも本学の学生は本当によく頑張り、全国平均を10%上回る成果をあげてくれました。7年連続の全員合格とはなりませんでしたが、学生諸君の努力に心から敬意を表します。国家試験合格のためには普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年にむけて教職員一同、一層の対策強化をはかっていきます。 理学療法学科 学科長 庄本康治

2022.03.23

畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

人間環境デザイン学科の1回生対象「立体表現Ⅱ」の授業では、2009年から本格的な家具づくりに取り組んでいます。 今年度からは、2023年4月に開設される「畿央大学付属広陵こども園」に入園する子どもたちのために、小さなスツールを製作しています。   前回のブログでは本番の加工に挑むまでの練習風景をご紹介しましたが、今回は完成までの全過程をご紹介します。 ▶畿央大学付属広陵こども園の園児のためにスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」   ●脚と貫の切り出し まずは、脚4本をのこぎりで切り出します。   ▲墨線の1.5㎜程度外を慎重に切っていきます。   脚と脚をつなぐ貫(ぬき)も同様に切り出し土台の部材が揃いました。   ▲加工していく上での基準面を決め、部材がバラバラにならないように印を入れておきます。     ●脚と貫の墨入れ のこぎりで切る部分に、毛引を使って墨を入れていきます。 毛引(けびき)は木材の縁に平行な線をひきたいときに使う道具で、小さな刃で木材に傷をつけて印をつけます。   ▲ほぞ穴とほぞの部分に線をいれていきます。     ●ほぞ穴の加工 毛引で線をひき終わった部材に、ほぞ穴を彫っていきます。   ▲深さや穴を空ける位置などをしっかり確認し、電動ドリルで穴をほります。   ドリルでは彫れない部分は、のみを使い手加工で彫っていきます。   ▲引いた線にそってのみを入れていきます。ほぞとぴったりと組めるよう、垂直に彫っていきます。     脚にほぞ穴が完成しました。   ●貫の加工 脚に加工したほぞ穴にはめる、ほぞを加工します。     貫を組むために相欠き加工をしていきます。     ▲切り目をいれ、切り離す部分にのみを入れると綺麗に割れました。   相欠きした部分を組み、貫部分が完成しました。   ●脚と貫の接合 いよいよ脚を貫を組んでいきます。   ▲ほぞ穴にほぞをはめ、接着します。   ▲接着面にはボンドを塗り、しっかりと固定します。 これで土台が完成しました!!!   ●座面の加工 設計図をもとに座面をつくっていきます。 バンドソーで形を切り出し、子ども達がさわっても怪我をしないよう、ヤスリでなめらかに仕上げます。         加工した座面と土台をビスで止め、クリアオイルを塗って完成です!!!       個性あふれる可愛いスツールが完成しました!   完成後は一人ひとり、難しかったところやこだわったところなど、話してもらいました。     ▲教育学部長の前平先生にもご参加いただきました。   昨年までの立体表現Ⅱの授業では、自分のために椅子を制作していましたが、今年は「畿央大学付属広陵こども園」に入園する子どもたちのために、制作しました。   『誰かのためにモノづくりをする』   この経験は、ものづくりに対する楽しさや難しさを改めて考えることができた良い機会になったと思います。 こども園で子どもたちが笑顔で椅子を手にする日を楽しみにしています。   人間環境デザイン学科 助手 中井 千織 【関連記事】 畿央大学付属広陵こども園の園児のためにスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 対面&リモートでマイスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 人間環境デザイン学科学生製作のマイスツールを学内展示

2022.03.23

第36回日本助産学会でポスター発表!~助産学専攻科

2022年3月19日(土)・20日(日)、第36回日本助産学会学術集会「ウィメンズヘルスを始点とする助産ケア」がオンライン開催されました。 この学会で、先日修了したばかりの助産学専攻科の学生が専攻科で学んできた「手作りのMy胎児人形・臍帯胎盤・乳房を用いた学修」について、学生ポスター発表を行いました。     助産学専攻科の10期生は、コロナ禍で遠隔講義が多くなり、技術演習をリモートで講義するための教材として、学生が在宅で技術練習できる手作り教材(胎児人形・臍帯胎盤・乳房づくり)に取り組みました。 専攻科の演習や臨床実習で、胎盤娩出や分娩介助の練習をするときに何度も繰り返し使用しました。どれも、安価で身近にある材料で作れます。     臍帯は、実際に切ることができるため、実物に近い形で練習できます。胎児人形は、骨盤模型を固定して在宅ワークでも分娩介助の練習をしたり、内診時の先進部の位置を確認するなど大いに活用できました。     【学生の感想】  私達がこの1年活用してきた手作り教材を他大学に紹介できたことを嬉しく思います。また、他大学の発表を聞き、コロナ禍でも試行錯誤して学びを深められている姿に感銘を受けました。よって、今後の助産師活動においても様々な制限があるかもしれませんが、学び、考えることを続けていきたいです。 助産学専攻科 木村優見・辻本詩織 【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)Aコース講習会を受講しました!~助産学専攻科 第10回助産学専攻科事例研究発表会を開催しました。 災害時の行動をロールプレイで学ぶ「地域母子保健論」~助産学専攻科 マタニティヨガ・ベビーマッサージの特別演習~助産学専攻科

2022.03.22

令和3年度卒業証書・学位記授与式レポート~看護医療学科

2022年3月15日に看護医療学科11期生の卒業証書・学位記授与式が行われました。 ▶卒業証書・学位記・修了証書授与式レポート(全体)   卒業生と初めて出会ったのは、 4年前の新入生宿泊研修でした。それぞれのめざす将来を聞いたことを覚えています。卒業時までに目標に近づいた人、目標が変化した人、新たな目標ができた人、いろいろな人がいます。 しかし、一つ確かなことは、卒業された全員が入学時よりもずいぶんと成長されたことです。もちろん4年の歳月が経てば誰しも成長します。大学で学んだことでより大きな成長ができたものと確信しています。 今後、様々な場で活躍されることと思います。さらに数年経てば、今以上に成長されていることだと思います。そんな時に、今日のような区切りの日を思い出してみるのもいいかもしれません。     「初心忘不可(初心忘るべからず)」 卒業にあたってこの言葉を贈りたいと思います。   蛇足ながら少し説明をしますと、初心というのはそれぞれのレベルでの初心の意味だそうです。つまり、皆さんはこれから次のレベルに進むわけです。次のレベルの初心が今日の日だろうと思います。   ※撮影時のみマスクを外しています。   看護医療学科11期生 担任代表 乾富士男 【関連記事】 令和3年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。

2022.03.16

令和3年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。

  2022年3月15日(火)、快晴のもと「令和3年度卒業証書・学位記・修了証書授与式」が冬木記念ホールにて挙行され、健康科学部320名(理学療法学科75名・看護医療学科86名・健康栄養学科95名、人間環境デザイン学科64名)、教育学部現代教育学科217名、大学院40名(健康科学研究科修士課程33名・博士後期課程4名、教育学研究科修士課程3名)、助産学専攻科10名、臨床細胞学別科6名の合計593名を送り出しました。   感染拡大予防のため、昨年度に引き続いて参加者は卒業生・教職員のみとしました。記念式典は冬木記念ホールで開催し、それを学科や専攻科等の会場に中継する形での実施となりました。       午前10時に開式し、国歌清聴の後、学部学科ごとの代表者に卒業証書・学位記・修了証書が授与されました。その後、学長表彰が行われ、特に優秀な成績を修めた各学科学生1名が紹介されました。       冬木正彦学長による式辞、それに続く植田政嗣健康科学部長・健康科学研究科長・臨床細胞学別科長と前平教育学部長・教育学研究科長の祝辞では、学部生と大学院生は2年、専攻科・別科では丸1年をコロナ禍で過ごしたことを労いながら、卒業・修了後も建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を実践して社会で活躍してほしいというメッセージが送られました。     その後、卒業生を代表して健康科学部健康栄養学科の南萌奈さんが謝辞を述べました。最後に学歌をそれぞれが清聴し、厳かな雰囲気でおこなわれた式典は、幕を閉じました。     式典終了後は各会場で卒業生・修了生一人ひとりに卒業証書・修了証書が手渡されました。       例年なら学科毎に卒業パーティーや謝恩会が開催されるところですが、この日が全員で集まる最後の場になります。授与式終了後は各会場で趣向を凝らしてビンゴや抽選会で盛り上がったり、先生と一緒に記念撮影をしたり…と、それぞれが学生生活での最後のひとときを仲間・恩師とともに楽しみました。   ※記念撮影にあたっては、直前にマスクを外し、声を出さないようにして撮影しています。                     卒業生・修了生の皆さん、本当におめでとうございます。また、いつでも母校に戻ってきてください! 教職員一同、これからのご活躍を心から祈っています。   【関連記事】 令和2年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。  

2022.03.16

就職レポートNo.677(繊維メーカー/製造技術職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第677弾! 人間環境デザイン学科16期生(22卒)  K.O さん 繊維メーカー(製造技術職)  勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。  【その企業に決めた理由】 アパレルでも川上産業の方に興味があり、モノづくりに関わっている会社ということが軸でした。沢山のメーカーや繊維商社などを受けた中で、この会社は健康衣料品というどの世代にも必要となってくるものを扱っている事、さくらコットンを扱っている事などに惹かれ決めました。     【就職活動を振り返って】 私は3回生の夏頃に初めてインターンシップに参加しました。同時に企業研究も行い、軸を定めてどんどんインターンシップに参加していきました。3回生の12月には、「自己PR」と「学生時代に力を注いだこと」を完成させていたので、3月からはひたすらエントリーし志望動機を考えていきました。GW明け頃にこの会社に内定をもらい終了しました。 メーカーとなるとしっかりその企業の商品研究も必要です。実際に面接までに商品を買って使用したりなどもしました。またホームページはもちろんECサイトも隅々までチェックしていきました。 辛かったことは落ち続けていたことです。面接が弱いと感じたので場数をこなし沢山喋る練習もしました。このまま内定出なかったらどうしようと不安で仕方なかったのですが、振り返ってみればそこまで焦らなくても良かったなと思います。 スケジュール管理と早くから取り組む自己分析、SPI対策は大切だと思いました。     【就職活動でPRしたポイント】 自己PR:同じアルバイトを4年間続けたこと 学生時代に力を注いだこと:ゼミでの活動 華やかな経歴がある訳では無いのですが、自分の良いところをPR出来れば大丈夫だと思います。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 12月にあった集団面接とグループワークの対策に参加し、このままではまずいと気づけました。ギリギリに駆け込んでも辻谷さんはしっかり丁寧に添削してくださりとても助かりました。もっと通えばもう少し精神的にもゆとりのある就職活動だったのかなと思います     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 気持ち的にしんどくなる人もいれば余裕な人もいて、人によって異なる孤独な戦いだと思いますが周りの先生や両親、先輩に沢山頼って欲しいです。落ちても運命の会社にはまだ出会ってないんだと落ち込みすぎないようにしてください! 沢山企業研究をすれば熱意はきっと伝わるので、あとは笑顔いっぱいで自分をアピールしてきてください。応援してます!  

2022.03.16

障害者支援施設における運動への動機づけとソーシャルサポート~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

障害者支援施設では、社会参加を実現するために身体機能の維持・向上を目的として運動に取り組む必要があります。また、18ヵ月以上の長期間に及ぶ場合もあり、動機づけを維持する必要があります。 畿央大学大学院 博士後期課程 乾 康浩 氏 と 森岡 周 教授 ら は、障害者支援施設における運動への動機づけに関係する要因について検証しました。その結果、従来から重要視されていた運動機能や自己効力感よりも、ソーシャルサポートが動機づけに関連することが明らかになりました。 この研究成果はAnnals of Medicine誌(Relationship between exercise motivation and social support in a support facility for persons with disabilities in Japan)に掲載されています。   研究概要 障害者支援施設では、社会参加を実現するために身体機能の維持・向上を目的として運動に取り組む必要があります。しかし、入所期間は18ヵ月以上と長期に及ぶ場合もあり、動機づけを維持する必要があります。動機づけには、運動能力や自己効力感といった個人的要因と、ソーシャルサポートが関連するとされていますが、家族支援困難などの理由で入所する可能性のある障害者支援施設ではソーシャルサポートの影響が大きい可能性が考えられました。さらに、動機づけは自らの意思と判断で行う自律的動機づけと外部からの誘因によって生じる統制的動機づけに分類されることから両方の側面から把握する必要があります。 畿央大学大学院 博士後期課程 乾 康浩 氏、森岡 周 教授 ら の研究チームは、運動への動機づけを評価する質問紙Behavioral Regulation in Exercise Questionnaire-2を用いて評価し、個人的要因およびソーシャルサポートとの関係性を分析しました。その結果、自律的動機づけには家族サポートと施設サポートが関連し、統制的動機づけは家族サポートが低い場合にピアサポートが関連する結果となり、いずれも個人的要因との関連は見られませんでした。   本研究のポイント ■ 障害者支援施設入所者の運動への動機づけを自律的動機づけと統制的動機づけの両方から評価したところ、いずれの動機づけにも個人の能力よりもソーシャルサポートの関連が強く認められました。 ■ 自律的動機づけには家族サポートと施設サポートが関連し、統制的動機づけには、家族サポ―トが低下している場合にピアサポートが関連することが明らかにされました。   研究内容 本研究は障害者支援施設入所者を対象に行いました。施設入所者が実施する運動への動機づけを質問紙Behavioral Regulation in Exercise Questionnaire-2を使用して、自律的動機づけと統制的動機づけに分類して評価しました。あわせて、施設入所者の移動能力、自己効力感といった個人的な因子と、家族サポート、施設サポート、ピアサポートといったソーシャルサポートを質問紙にて評価し、自律的動機づけと統制的動機づけを予測する因子を分析しました。 結果として、自律的動機づけでは高い家族サポートおよび高い施設サポートが有意な独立予測因子となり、統制的動機づけでは、低い家族サポートと高いピアサポートな有意な独立予測因子となりました。   表1. 自律的動機づけを目的変数とした階層的重回帰分析   表2. 統制的動機づけを目的変数とした階層的重回帰分析   本研究の臨床的意義および今後の展開 障害者支援施設入所者においては、家族や施設スタッフとの関係、入所者同士の関わり方を調整し把握することが、運動への取り組みを促進するためには必要であることを示唆すると考えられます。今後は、施設入所後の縦断的な変化について検証する必要があります。   論文情報 Yasuhiro Inui, Yoichi Tanaka, Tatsuya Ogawa, Kazuki Hayashida, Shu Morioka Relationship between exercise motivation and social support in a support facility for persons with disabilities in Japan Annals of Medicine. 2022   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 博士後期課程 乾 康浩(イヌイ ヤスヒロ) センター長 森岡 周(モリオカ シュウ)   Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp  

2022.03.11

新型コロナウイルス感染症に対する対応について

春季休業期間から次年度前期開講までの感染防止対策について【お願い】   在学生のみなさま   1月以降、国内および学内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急増しました。あらためて基本的な感染対策(マスクの正しい着用[不織布を推奨]、手洗い・手指消毒、三密の回避、食事中の黙食、課外活動を慎む、発熱等の際には登学しないなど)を徹底してください。また、春季休業期間から次年度前期開講に向けて、下記の事項に留意するようお願いします。   ・早めの受診について 風邪症状(発熱、せき、咽頭痛など)、倦怠感など普段と異なる症状がある場合は、早めに医療機関に相談し受診をしてください。   ・移動について まん延防止等重点措置区域ほか感染が拡大していると思われる都道府県との不要不急の往来は極力控えてください。春季休業中に帰省等する場合はできるだけ早く現居住地に戻り、十分な健康観察期間(概ね1週間以上)を設けて次年度前学期に臨むようにしてください。   ・会食/イベントについて 普段顔を合わせない人との食事会は極力避けてください。また、体調が悪い場合は人と会わないようにしてください。また大人数の集会への参加や発声をともなう行動(カラオケやイベント)は控えてください。   ・課外活動について 感染状況の拡大または収束の状況を鑑み、適宜制限と緩和を検討し案内します。活動STEPが変更になる場合は代表者へ連絡しますので、必ずメンバーと共有し、その時点の指針に従った活動をお願いします。   ・アルバイトについて 感染予防対策が充分でない場所での勤務は控えるようにしてください。   なお、2022年度4月以降の授業については、履修者の多い一部の授業を遠隔授業とするほかは、原則として対面授業を実施します。ただし、現在の感染状況が一定以下の状況に収束せず、その運用が難しくなる場合には改めてKiTss等でご連絡します。   これまで同様、一人ひとりが最大限の感染予防を行い、この春を無事に過ごしてください。   本学の新型コロナウイルス感染症に対する対応についてはこのページにおいて取りまとめています。随時情報を更新していきますので、個別の情報については最新の記事をご確認ください。   【項目一覧】 1.大学の方針や授業等の方針について 2.ワクチン接種について 3.経済的支援等について 4.日本学生支援機構奨学金について 5.就職支援について 6.課外活動について 7.その他 1.大学の方針や授業等の方針について 2021年度の方針、感染症対策等をまとめましたので、下記のPDFからご確認ください。 「感染症拡大予防のためのガイドライン」(9/14)   学長メッセージ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う本学の対応について(4/28)   本学の学生・教職員を対象とした「新型コロナウイルス感染症による登学可否のフローチャート」を作成しました。 新型コロナウイルス感染症による登学可否のフローチャート(PDF)(4/28)   【参考】 本学における活動制限について、別紙の通り6段階のレベルを設定し、その内容について取りまとめをしました。 畿央大学における新型コロナウイルス感染防止に対する活動制限レベル指針(PDF)(1/27)   本学で実施している感染症対策について ・「黙食」の推進 ・携帯用消毒スプレーの配布と食堂の抗菌・抗ウイルス加工の実施 ・サーモグラフィーカメラの設置・運用   2.ワクチン接種について 学長メッセージ 新型コロナウイルスワクチン接種に関して(7/1)  ワクチン接種推進プロジェクトからのお知らせ 「新型コロナワクチン接種について」(7/13)   3.経済的支援等について ▶最新の情報はこちらをご覧ください。 ・学部1年生を対象としたネット環境整備奨学金の給付 2020年度に全学生を対象に実施しました「ネット環境整備奨学金」を2021年度は学部1回生を対象に、前期に実施しました。   ・「2021年度緊急支援特別奨学金」 本学では、2020年度に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、家計が急変した学生を対象に特別奨学金の給付を行いました。 また、感染拡大に歯止めがかからない状況を受けて、2021年度においても、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により家計(世帯)収入が減少し、修学の継続が困難になる全学生(休学者を除く)を対象に、「2021年度緊急支援特別奨学金」の募集を行い、本年度は畿央大学後援会、畿央大学同窓会の支援も受け、給付が完了いたしました。   4.日本学生支援機構奨学金について 日本学生支援機構では家計急変学生を対象とした奨学金申込を随時受付しています。こちらは大学が申込窓口となりますので、該当する学生は学生支援センターに申し出てください。   ■給付奨学金および授業料等減免(高等教育の修学支援新制度) https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/kakei_kyuhen/coronavirus.html 生計維持者の死亡、事故又は病気による半年以上の就労困難、失職、震災、火災、風水害等に被災により家計が急変した場合に申し込みが可能な制度です。家計急変事由の発生から3ヶ月以内に申し込みが必要です。支援の対象となるかは日本学生支援機構の『進学資金シミュレーター』で確認してください。   ■緊急・応急採用(貸与型) https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/kinkyu_okyu/index.html 生計維持者の失職、破産、事故、病気、死亡等もしくは火災、風水害等の災害等により家計が急変し、緊急に奨学金の必要が生じた場合に申し込みが可能な制度です。無利子奨学金(緊急採用)と有利子奨学金(応急採用)があります。家計急変事由の発生から12ヶ月以内に申し込みが必要です。   ■学生等の学びを継続するための緊急給付金(三次募集)(3/11)https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/mext_00002.html 新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて、学生が修学を諦めることがないよう創設された「学生等の学びを継続するための緊急給付金」の三次募集の案内がありました。内容等をよく確認し、要件を満たす学生は申し込みをしてください。   【参考】文部科学省「新型 コロナウイルス感染症の影響で学費等支援が必要になった学生のみなさんへ」 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1420041_00003.htm   5.就職支援について ▶詳細については、こちらからご覧ください。(3/2) 新型コロナウイルス感染症の状況を確認しながら、キャリアセンターおよび教採・公務員対策室では少しでも在学生の不安を解消できるよう、できる限りの就職支援を行っています。 6.課外活動について ▶最新の情報については、こちらからご確認ください。 「課外活動の段階的な再開のための基準」に沿って、活動の特性を踏まえた感染拡大予防策を作成し、「活動計画書兼誓約書」に記載・提出してください。大学の許可を得た団体のみ活動が可能となっています。   学校支援ボランティアについては感染対策・健康管理に十分留意した上で活動してください。活動にあたっては事前にボランティアセンターへの届け出が必要です。 7.その他 ■窓口対応について 各施設の対応を以下の通りとします。 事務室、教育学習基盤センターは8:40~18:00(土曜日17:00)まで開室します。各種相談、提出、証明書発行機の利用などが可能です。 ※各門の閉門時間は22時となります。自習室等を利用している場合は、22時までに大学を出ることが出来るよう帰宅の準備をしてください(ただし、食堂スペースは21時までの利用となりますのでご注意ください)。   ■図書館の利用について 図書館の開館時間については、図書館ホームページの開館スケジュールをご覧ください。ただし、利用は本学の学生・教職員のみです。具体的なサービスと利用方法については図書館ホームページを確認してください。   ■食堂・売店の利用について(12/27) 食堂および売店の営業時間は2月7日(月)まで下記の通りとなります。 カフェカトレア 11時から14時(土日祝は営業しておりません。) 食堂なごみ 11時から14時(土日祝は営業しておりません。) 売店 8時40分から18時(土日祝は営業しておりません。) ※上記内容は今後変更となる可能性があります。   ■施設等の利用について(6/18) 当面の間、講義室、ゼミ室等の施設貸出は停止します(第2キャンパス含む)。実習、卒業研究、論文作成のための施設利用については担当教員にご相談ください。   ■新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の利用について   なお、以下の場合はいかなる理由があっても登学を控え、その旨を学生支援センターまで知らせるようにお願いします。 ・自身または同居の家族が新型コロナウイルスに感染している場合 ・自身または同居の家族が濃厚接触者と認められている場合   本件に関する情報は日々更新されることから、本学の対応も状況に応じて変化します。在学生の皆さんはKiTss(総合支援システム)を適宜、確認するようにしてください。上記について判断に迷う場合は学生支援センターまで相談してください。

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