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2024.12.23
就職レポートNo.802(堺市/中学家庭科教諭)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第802弾! 人間環境デザイン学科19期生(25卒) T.N さん 堺市 中学家庭科教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校の時に家庭科の教員免許を取得できる大学を探していました。共学で取得することができるうえに、建築やアパレルの専門分野にも興味があり魅力を感じて選びました。また、高校2年生のとき、学園祭に参加した際に先輩たちが楽しそうにしている姿を見ました。メリハリのある環境で4年間学びたいと考えたからです。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 最初の1年間はコロナの影響であまり登学できない日々でした。2年生からは大学で実技の授業がたくさんありました。私は裁縫がとても苦手でしたが、作品作りをしていくうちに苦手意識がなくなりました。また、教職の授業を並行して履修することで大変な時期もありましたが、私にとって苦手意識がなくなり、将来の目標ができた授業がとても多かったです。専門的な内容を学ぶことで、自信に繋がり、とても充実した4年間でした。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 きっかけは2つあります。大学での授業とアルバイトです。1つ目の大学の教職の授業を通して、家庭科教育の楽しさ、教員としての魅力を感じることができました。2つ目のアルバイトでは、塾で幅広い年齢の子どもたちと関わってきました。その中で、子どもと過ごす時間がとても楽しく、目標に向かってがむしゃらに頑張る子どもたちの背中を少しでも押すことができたときの達成感がありました。この2つのことから、私は家庭科教員を目指そうと思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 堺市の教師ゆめ塾セミナーに3回生の11月~2月まで参加していました。そこでは主に家庭科の授業の裁縫実習に取り組みました。裁縫が苦手な生徒のサポートや一人ひとりの進捗状況を把握し、先生と情報を共有しながら、授業を円滑に進めました。また、4回生の11月からスクールサポーターとして、行事や調理実習のサポートを行なっています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 まずは、筆記試験の勉強です。3回生の後期から行われる対策講座は欠かさずに受講しました。しかし、自習の時間は確保できていませんでした。春休みになり、対策講座に参加すると共に少しずつ自習時間を増やしました。4月頃からは本格的に教職教養と一般知能を並行し、スケジュールを逆算しながら行いました。勉強のスタートが遅かった分、量より質を重視しました。また、テキストは4冊に絞って行いました。反復練習を重ねることで、自信にも繋がりました。次に面接試験対策ですが、面接練習を週1回は必ず行うことを心がけました。面接は得意だったので、その分、より自分の思いを伝えられるように先生方の助言や周りの学生のアドバイスを実行するようにしました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 一人ひとりの子どもたちと全力で向き合い、子どもの心にそっと寄り添い続けたいです。また、子どもたちがつまずいた時にもう一度頑張るきっかけや自信を与える存在になりたいです。そして、子どもたちが何か目標達成したときに一緒になって喜び合い、常にポジティブな声かけをし、背中を押し続けられるような教員を目指します。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員になるなら生まれ育った環境で教育をしたいと考えていました。そのため、地元の自治体に絞って勉強や対策を行いました。そのおかげで、絶対に合格を勝ち取りたいという思いが強くなっていきました。畿央大学には同じ道を目指す仲間がたくさんいるので、周りを頼りながら、前向きに採用試験対策に取り組んでください!皆さんの健闘を祈っています!^^
2024.12.23
第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科
近畿建築士会協議会主催 第4回 近畿学生住宅大賞において、人間環境デザイン学科 3回生の吉田 美来さんが応募した、“賑わい、溢れる ー家族がつながる新しい住まいー ”が「企業賞」を受賞しました! ▼ 受賞作品の詳細についてはこちらをクリック ▼ 吉田さんからの喜びの声が届きました! 近畿学生住宅大賞は、住宅を対象に設計課題で近畿の学生が設計した住宅案を募るコンテストです。今回私がいただいた企業賞は協賛の企業が作品を選ぶ住宅大賞の特色ともいえる賞です。 住宅大賞に挑戦する一月前に他のコンペに挑戦したのですが、結果が出せなかったことがあり、その悔しさから別のコンペに参加してもっと成長したいと考えたため参加しました。 今回私は、インテリアデザイン演習Bの課題であった、長屋の店舗兼住宅のリノベーション課題で応募しました。この長屋は生駒駅の近くに位置しており、とても特徴的で雰囲気も良い場所にも関わらず、現在は積極的な活用がされていません。そこで、昔あった賑わいを取り戻しその賑わいを地域へと広げていけるような計画を提案しました。 表彰式で、特にリノベーション事業を行っている方に好評をいただき、お話しさせていただいたことが、大学内での授業では経験できない貴重な体験でした。また、入賞した学生のプレゼンテーションも大きな刺激となり、今回の経験を糧に今後も学んでいこうと思いました。 人間環境デザイン学科 3回生 吉田 美来 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 レポート vol.5 ~完成&セレモニー開催!
2024.12.23
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第6弾です! こんにちは。教育学部 現代教育学科 2 回生の福岡 煌大です。 最近では気温が急激に下がっており、体調管理にさらに気を付けないといけない日々が続いております。街中はもうすぐクリスマスということもあり、イルミネーションやクリスマスツリーが設置され始められています。今回は前回のブログでは書けなかったことについて書いていこうと思います。 バンクーバーへ行ってきました。 バンクーバーでは最初にクリスマスマーケットに向かいました。人生で初めてクリスマスマーケットに行くことができ、また海外のクリスマスマーケットということで、どのような店があって来ている人や店員さんの雰囲気はどうなのかなど高揚感に駆られていました。店は個人経営しているお店がメインで様々な人の個性が出ていて、海外の良さであるのかなと感じました。 その後蒸気時計を見に行きました。蒸気時計は毎15分ごとに蒸気で音楽が奏でられるようになっていました。バンクーバーに行った日にテイラー・スウィフトさんのライブがあったため蒸気時計の音が変わっていました。そのため蒸気時計の周りにはファンの方や観光者などの方が見に来られていました。 イルミネーションが始まりました。 家から少し離れた場所にあるブチャードガーデンに行ってきました。日本のイルミネーションもとてもきれいなのですが海外のイルミネーションは規模が大きく、オブジェクトも大きなものがあり、近くにはメリーゴーランドがあり多くの人が楽しんでいました。このガーデンの中には数にちなんだオブジェクトがあり、現地の人に教えて頂いたのですが、行った時には無知だったので帰ってから気づきました。また行く機会があれば答え合わせをしたいと思います。 留学生活も半分が過ぎました。 留学の日数が残り半分を切り、残り日数が少なくなってきたことから最近焦ってきています。スピーキングやリスニング力がついてきており、日常会話は流暢に話せるようになってきました。しかし難しい話題についての説明をするときには、まだたどたどしく考えをまとめるのに時間が必要となっています。最近の授業で絶滅危惧種や動物の違法取引、不当な殺害などについて取り扱わせたときに、なかなかうまく話すことができませんでした。しかしこの失敗を無駄にせず自分のものになるようにボキャブラリーなどを吸収しようと考えています。この貴重な時間が当たり前にあると軽視せず、私の留学生活に携わって頂いているすべての人に感謝しながら、残りの貴重な留学生活を過ごしていこうと思います。 現代教育学科 英語教育コース 2回生 福岡 煌大 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2024.12.21
健康工学部 健康イノベーション学科(仮称)のページの情報~業界の期待の声~を更新しました。
2024.12.20
パーキンソン病患者の移動支援に新たな可能性—足こぎ車椅子の有効性を確認~ニューロリハビリテーション研究センター
畿央大学の岡田洋平准教授らの研究グループは、すくみ足のあるパーキンソン病患者に足こぎ車椅子を導入し、従来の手動車椅子に比べてスムーズかつ十分な速度で駆動できることを明らかにしました。この研究成果は、Movement Disorders Clinical Practice誌に掲載されました(The Cycling Wheelchair as a New Mobility Aid for Individuals with Parkinson's Disease)。 研究概要 パーキンソン病患者は、疾患の初期段階から歩行能力が低下し、進行に伴いその傾向が顕著になります。その結果、日常生活で車椅子が必要となることがあります。しかし、手動車椅子を使用する際にも駆動能力が制限される場合が多いことが課題です。一方で、パーキンソン病患者は自転車のペダル操作能力が比較的保たれていることが知られています。本研究では、ペダル操作で駆動する足こぎ車椅子に着目し、その有効性を手動車椅子と比較しました。その結果、手動車椅子の駆動能力が著しく低下している患者でも、足こぎ車椅子ではスムーズかつ十分な速度で移動可能であることを確認しました。 本研究のポイント ・パーキンソン病患者に足こぎ車椅子を導入し、駆動能力を比較検証した。 ・手動車椅子の駆動が困難な患者でも、足こぎ車椅子でスムーズかつ十分な速度での移動が可能であることを実証した。 研究内容 本研究では、すくみ足を有するパーキンソン病患者2名を対象に、足こぎ車椅子(図1)と手動車椅子による10m直進路の駆動能力を比較しました。 症例1では、手動車椅子の約6倍の速度で足こぎ車椅子を駆動できました。 図1 足こぎ車椅子(COGGY,TESS) 症例2は強い前屈姿勢があり手動車椅子では途中で停止しましたが、足こぎ車椅子では十分な速度で完走可能でした。 図2 主な結果:車いすの駆動速度の比較(手動車椅子 vs 足こぎ車椅子) これらの結果から、足こぎ車椅子は移動能力が低下したパーキンソン病患者にとって新しいモビリティエイドとしての可能性を示しています。 本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究の結果、パーキンソン病患者の足こぎ車椅子の駆動能力は、従来の手動車椅子と比較して非常に高いことが明らかにされました。パーキンソン病患者にとって、日常生活で自由に動けることの意義は大変大きく、生活の質の向上への寄与が期待されます。今後は、方向転換や狭いスペースでの操作性など、より実用的な検証を進め、施設環境などでの有効性も調査できればと考えています。 論文情報 Okada Y, Narita M, Okamoto M, Osumi M, Morioka S. The Cycling Wheelchair as a New Mobility Aid for Individuals with Parkinson’s Disease. Mov Disord Clin Pract. 2024 Dec 5. 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 准教授 岡田 洋平(オカダ ヨウヘイ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: y.okada@kio.ac.jp
2024.12.20
次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催!
2024年11月30日(土)に、次世代教育センタープログラム「ライフプランニング講座~大切な将来のために一度は聞いておきたいお金の話」を、12月7日(土)、14日(土)に同じく次世代教育センター主催の「文章読解・作成能力検定講座」を実施しました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 ライフプランニング講座 「ライフプランニング講座」は、ファイナンシャルプランナーとして開業されている薬師寺洋子先生にお越しいただき実施しました。自分のキャリアをデザインしていく上で、生涯のライフイベントでどのくらいのお金が必要になるのか、また、資産形成を図る中で必要となる税金や社会保険などの基礎知識を学びました。 各学科から1・2回生中心に13名が参加。3グループに分かれて、「短時間のワーク⇒発表⇒先生の解説」を繰り返していきました。受講生は最初緊張していましたが、数多くのテーマを話すうちに徐々に打ち解け、また、先生のパワフルさ、気さくさに、和んだ雰囲気で講義が進んでいきました。「自分にとってのお金とは?」「1億円の使いみちは?」などについて自分の考えを述べ、また、メンバーの意見を聴くことで新たに視野も広がったことでしょう。先生の解説部分では、実体験に基づくお話をされたことで大変説得力があり、受講生には納得感得られる内容となったようです。 受講者の声 「お金や資産運用について独学で勉強していたが、今回の授業で自分が努力して得た知識が間違いではなかったと感じることができた。」 「将来のライフイベントでどれくらいのお金がかかるのかイメージできた。」 「将来知っておかなければならないお金にまつわる話を分かり易く学べた。」 「大学の授業では学べないことを聴くことができた。」 受講者からは、保険、FP検定、資産運用、NISAといった、更に深く金融関連の講座を学びたい、という声も上がってきています。興味のあるところから金融経済に触れることで、社会の仕組みが理解できたらいいですね。これからも新しい講座を企画していきますので、学生の皆さんの積極的な参加を期待しています! 文章読解・作成能力検定 「文章読解・作成能力検定」は、論理的なわかりやすい文章を書けるようになることを目的とする検定です。論理的な文章を書く力は、授業におけるレポート課題、就職活動におけるエントリーシート、採用試験における小論文試験などで自分の考えを相手にわかりやすく伝えることにつながるだけでなく、社会に出てからも求められる力です。 昨年度から開講しているこの講座ですが、受講したみなさんは、文法の確認からスタートして、レポートや報告書の構成、文章の要約、とステップアップしていき、最終的には原稿用紙を使って自分で文章を実際に書くことにチャレンジしていました。 本講座を担当してくださったのは、昨年に引き続き、株式会社ワークアカデミーの松尾啓史郎先生です。受講者からの質問にも、丁寧に個別にこたえてくださいました。2日目の最後に、文章を書く課題が出されましたが、こちらは、松尾先生に後日添削していただけることになっています。受講したみなさんは、2日間の総まとめのつもりで、しっかり課題に取り組んでくださいね。 受講者の声 「自分の文章力について再認識し、さらなる文章力向上に向けてどのような対策をすればよいのか理解できました。」 「自分が書いた文章を添削してもらえて、具体的なアドバイスをいただけてよかった。」 受講したみなさんからは、「もう1度この講座をしてほしい」という声も挙がりました。文章読解・作成能力検定2級の検定日は2025年2月16日(日)です。本講座を受講したみなさんが、今回学んだ内容をもとにさらに勉強を進めていき、合格されることを期待しています! 2024年度 次世代教育センタープログラム 畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「Excelの魅力発見・体験講座」を開催! 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催! 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました!
2024.12.19
就職レポートNo.801(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第801弾! 現代教育学科16期生(25卒) N.T さん 大阪市 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学のオープンキャンパスに参加した際に、一緒にキャンパスを回ってくださった先輩方が、畿央大学の良さや、友達との楽しいお話を聞かせてくださったり、私たちに優しく関わってくださったりして、畿央大学に通う学生さんたちの人柄の良さや一生懸命さに心を惹かれたことがきっかけです。私もそのような人に憧れ、また、そのような魅力をもった人たちとともに同じ夢に向かって頑張ることができる環境に魅力を感じました。また、就職に強いところ、教採・公務員対策室など、就職活動に関わる手厚いサポートがあるところにも魅力を感じ、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 同じ夢を目指す学生たちと切磋琢磨しながら授業に参加できる点や、食堂、ラーニングコモンズ、空き教室、自習室、図書室、階段のおどり場にある机など、勉強できる環境が充実していて、自分に合った集中できる環境を選んで勉強できるところも魅力の一つだと感じました。教員になる上で心配なことや不安なことも、親身になって考えてくださる教採・公務員対策室の先生をはじめ、畿央大学は担任制であるため学部の先生方とも距離が近く、相談しやすい環境が整っているところも魅力の一つだと感じました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学6年生の頃の担任の先生が、子どもの成長や笑顔のために一生懸命になっている姿に感銘を受け、子どもとともに成長できる教師の仕事に魅力を感じ、目指すようになりました。その後、畿央大学教育学部に入学し、小学校の教育実習に参加してから、なりたい気持ちがより強くなりました。「先生との時間、すごく楽しかったありがとう」と声をかけてくれた児童の姿から、子どもが通いたくなる楽しい学校づくりができる先生になりたいと強く思うようになりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教育実習を終えてから、子どもと関わる機会の少なさと、学校現場での子どもの姿の知識不足を痛感しました。コロナ禍もあり、小学校で実際の子どもと関わりをもつ機会が少なかったという理由もありました。そこで担任の先生に相談したところ、大阪市の小学校を紹介していただき、スクールサポーターとして3年生の12月から携わらせていただきました。そこで学んだことは、小学校によって子どもの色が全然違うということです。教育実習とボランティアで行く学校を異なる学校にしたからこそ気づけた部分であったため、担任の先生には感謝しています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 自宅でひとりで勉強することが苦手だったため、まず、対策講座には必ず出席して友達とともに勉強と向き合うことから始めました。その後、いろいろな勉強スペースで勉強して自分に合う環境を見つけ、そこで勉強に励みました。 面接対策は、ひとりでやっても何もまとまらないので、友達に他己紹介してもらったり、教採・公務員対策室の先生に相談したりと人と関わりながら向き合うことを心がけました。面接練習は、多いときは一日に3コマ入れていました。面接練習を入れすぎて、本当の自分を見失いかけたときもありましたが、そのときは友達とたわいもない会話をしたりして、気分転換も大切にしていました。しんどいときには、友達と不安なことを打ち明け合い、ひとりではないことを実感し、心に余裕ができました。 大学に足を運ぶだけで、一緒に頑張っている友達が近くにいることが、私の中で何より頑張れる力になっていました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子ども達の魅力を最大限に引き出す教員になりたいと思っています。他人と比べ自信をなくしてしまう子どもが年々増えています。しかし、子ども達の魅力や個性はそれぞれ異なり、それは比べて価値を測るものではなく自分たちがそれぞれの個性を認め、磨きあっていくものだと考えています。そこで教師として、子ども達それぞれが輝ける環境を作り、自らの魅力に気付くことができる手助けが大切だと感じます。クラスみんなが輝き、互いを認め合えるそんな学級づくりをしていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験は友達とのチームプレイだと学びました。ひとりでは絶対に乗り越えられない長期戦です。しんどいときは誰でもいいので相談して、たくさん吐き出してみてください。みんな自分と同じ悩みを抱えていて、理解してくれて、心の支えになってくれます。面接練習はグループで行うので、他の人と比べてしまって自分を嫌いになってしまうときもあるかもしれませんが、友達や先生方が自分にしかない良いところをたくさん見つけてくださいます。人とたくさん話してリフレッシュしながら、追い込みすぎずに自分のペースで頑張ってください。応援しています!
2024.12.19
畿友会(学生自治会)だよりvol.105~クリスマスツリーとイルミネーションを設置しました!
皆さんこんにちは!畿友会です! 今年も残り少なくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? さて、畿友会では今年もイルミネーションとクリスマスツリーを設置しました! 皆さんもう撮影はお済みでしょうか?📷 C棟エントランスには3m60cmもの大きなクリスマスツリーを、そして食堂なごみ前にもツリーを設置しています! また、正面玄関前にはイルミネーションと、たくさんの雪だるまたちを設置しました!その他、渡り廊下にもイルミネーションを設置しています😊 クリスマスツリーは12月25日まで、イルミネーションは1月下旬まで設置しています! まだご覧になっていない方はぜひお立ち寄りください♪ 畿友会 広報部署 2回生 田中 亜季 畿友会SNS Instagram: @kiyukai_kio X(旧Twitter): @kiyukai_kio ▶畿友会に関連するブログ記事 畿央大学|KIO Smile Blog
2024.12.18
就職レポートNo.800(奈良県/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第800弾! 現代教育学科16期生(25卒) H.N さん 奈良県 養護教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 中学生のころから養護教諭になることが夢で、教育学部で養護教諭の免許を取れる近くの大学を探したところ、見つけたのが畿央大学でした。養護教諭の合格率が高く、また大学見学に行った際に、大学の様々な場所で勉強されている先輩たちを目にし、サポートが非常に充実しているというお話を聞き、畿央大学に入学することを決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はコロナ禍だったこともあり、なかなか大学に来る機会が少なく不安なことも多かったですが、4年間を通してみると非常に楽しく大学生活を過ごすことができたと感じています。充実したサポートや畿央大学ならではのアットホームな雰囲気が私にはとても合っていて、同じ目標を目指し共に頑張る仲間や、いつも温かく見守ってくださる先生方にたくさん出会うことができ、畿央大学に入学して本当によかったと感じます。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師をしていた母の話を聞き、小学生のころから教師を志しました。その後、中学生になったときに、養護教諭の方から心と身体の健康の大切さを教えていただき、「児童生徒が健康に安心して学校生活を過ごすために、心と身体の健康という基礎的な部分を支えることができる」という養護教諭の魅力に気づき、養護教諭になりたいと強く思いました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3年生の1年間は母校の小学校で保健室ボランティアに、大学4年生からは奈良県の中学校で保健室と別室登校支援ボランティアに参加していました。小学校と中学校の2つの校種を経験したことで、子どもの発達段階に応じた関わり方や仕事内容の違いなどを知ることができ、深い学びになりました。また、子どもへの救急処置や事務作業などもさせていただき、実践的な知識を多く得ることができたので、ボランティアに参加して本当によかったと思います。 また、赤十字の講習会に参加するなど、養護教諭としての専門性の向上にも努めてきました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験対策では、各種マニュアルや教採・公務員対策室に置かれている参考書などをひたすら読み解いたり、教員採用試験対策講座を受けたりするなどして勉強していました。また、自治体独自の問題に対しては、教員採用試験対策講座での配布資料を用いて分析し、対策していました。 面接対策では、いろいろな先生方の面接指導を受講し、また、友達が面接指導を受けているところの見学にもたくさん行きました。受験自治体に応じた対策や、私の強みを活かすような指導をいただき、笑顔で自分らしく面接に臨むことができました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「信頼される」養護教諭になりたいです。他の教職員の方々、保護者の方々、学校内外の関係者の方々、そして何より子どもから信頼される養護教諭になりたいです。少しでも痛みが和らぐよう、確かな専門性をもった救急処置を行うことや、些細なメッセージも逃さないよう、子ども一人ひとりと丁寧なコミュニケーションを取ることを大切にしたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 畿央大学の一番の強みは「チーム力」だと思います。勉強をしている中で、不安や焦りを強く感じること、しんどいこともたくさんあるかもしれませんが、周りには最後まで向き合い、支えてくださる先生方や、共に教職を目指し頑張る仲間がたくさんいます。私も、たくさんの方に支えていただいたおかげで、教員採用試験を乗り越えることができました。「畿央大学」という素晴らしいチームの一員として、上手に息抜きもしながら、健康第一で頑張ってください!応援しています!!
2024.12.18
次世代教育センター主催「Excelの魅力発見・体験講座」を開催!
2024年12月4日(水)・5日(木)に、次世代教育センタープログラム「Excelの魅力発見・体験講座」を開催しました(対象:2回生以上)。本講座は今年度すでに2回開催している「Excelスキルアップ講座~基本編~」とは異なる範囲を扱った講座としており、今回が初開催となります。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 これまでに複数回行ってきた「Excelスキルアップ講座~基本編~」では、Excel初心者向けに「使えると便利な関数」や「基本となるExcel操作」を中心に扱ってきました。本講座では、「Excelだからできること」や「WordとPowerPointとの使い分け」等を詳しく解説し、「Excelスキルが社会から必要とされているのはなぜなのか?」ということに気付いてもらうことを目的として講座を行いました。 1回生必修科目「情報処理演習Ⅰ・Ⅱ」をご担当いただいている、福森貢教授(次世代教育センター長)のご指導により、「Excelの便利さやWordやPowerPointにはない魅力」について学びました。 「一般企業への就職を考えているので今のうちに身に付けたいから」「Excelは大事と聞くものの、普段ほとんど使わないから」等それぞれの思いのもと、将来を見据えて社会に出るまでの残りの大学生活を計画的に過ごしていくために、3回生の学生さんが参加してくれました。 講座の様子をご紹介 福森教授のオリジナル教材を使って、実際にExcelを使いながら便利さを体験していきました。自分のペースで焦らず取り組めるので、できないことがあっても安心して取り組める雰囲気があります。 気になることはその場で質問し、解決できるのが本講座の良さです。質問することで、学んだことがさらに知識として定着していきます。 大学在学中とは違い社会に出てから急に使うことが増えるExcelについて、次世代教育センターでは、「Excelの魅力発見・体験講座」⇒「Excelスキルアップ講座~基本編~」⇒「Excelスキルアップ講座~応用編~」と個々のレベルに応じて段階的に順を追って学ぶことができる講座を用意しています。 さらに、「MOS Excel試験合格対策講座」も用意していますので、就職活動を見据えたアピールのため、また、社会に出たときにスムーズに仕事をしていくため等、様々な要望に応えられる講座を用意し、畿央生の皆さんのより良い成長をバックアップしています。 次世代教育センターでは、社会から求められているスキルを在学中から磨き、卒業後も社会で活躍していくことができるよう畿央生の皆さんを応援しています。今後も多くの皆さんからの参加をお待ちしています!今回参加いただいた皆さん、ありがとうございました! 2024年度 次世代教育センタープログラム 畿央大学 次世代教育センター 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催! 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催!