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2021.03.08
神経リハビリテーション学研究室、京都大学との研究交流会を開催!~健康科学研究科
第3回 畿央大学大学院 神経リハビリテーション学研究室・ 京都大学大学院大畑研究室 合同研究会 2021年3月6日(土)、オンライン上にて、畿央大学大学院 神経リハビリテーション学研究室と京都大学大学院大畑研究室の研究交流会が開催されました。プログラムとしては、大畑光司先生による開会のあいさつ後、大畑研究室の大学院生より現在取り組まれている研究についてご紹介していただきました。その後、畿央大学大学院から乾さん、赤口さん、宮脇さんから研究の紹介を行い、双方の研究内容に関して意見交換を行いました。最後に、森岡教授による閉会のあいさつが行われました。 大畑研究室からは、神尾さんが「ステップ位置の調節における中枢内制御」、Jeffreyさんが「脳性麻痺の歩行時の筋電図解析」、鈴木さんが「歩行時の下肢の大域的運動」について話題提供していただきました。現在進行形で取り組まれている研究内容について実験手続きや解析方法など試行錯誤されており、私としても共感できる部分が多く、大変興味深く聴講することができました。森岡教授からも各発表に対して意見やアドバイスを発しておられ、活発なディスカッションとなりました。 畿央大学大学院からは、乾さんが「脳卒中患者の不整地歩行」、赤口さんが「慢性期脳卒中患者の把持力調節」、宮脇さんが「脳卒中患者の自他帰属戦略」について話題提供しました。各研究に対して、大畑研究室の大学院生と研究員、そして大畑先生より的確なご意見とご指摘をいただけました。最終的には終了予定時間を超過するほど互いに議論し、日頃のゼミとは異なる視点の意見を伺うことができ充実した合同研究会となりました。 ▲延べ18名:畿央大学大学院 11名、京都大学大学院 7名が参加 (画面上は17名) 大畑研究室との合同研究会は今回で3回目となり、私自身は初めての参加となりましたが、今回は運動・歩行制御に関する研究内容であり、方向性は同じでありつつもお互いの研究室の「色」を感じることができました。そのため、異なる研究室間の意見交換は研究室の得意とする分野の知識および技術を提供することができ、研究を進めていく上で非常に有益な場であると感じました。森岡教授の閉会の挨拶では、将来的には双方に共同して神経理学療法学の発展を担っていく必要性についても述べられており、私も貢献できるよう改めて襟を正されました。 第1回は畿央大学で、第2回は京都大学で開催された本合同研究会は、COVID-19の影響でオンライン開催となりました。感染状況のより早い収束を願い、次回は社会性の面からも直接的にお互い顔を合わせ意見交換ができることを願っております。 最後になりましたが、大変お忙しい中、快くご対応いただいた大畑先生ならびに、大畑研究室の皆様、本会の調節役を担ってくださった研究員の川崎さんと当研究室の水田さん、そして、このような機会を与えてくださった森岡教授には心より感謝申し上げます。 畿央大学大学院 健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 修士課程1年 田中智哉 【関連記事】 令和元年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成30年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成29年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成28年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成27年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成26年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成24年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成21年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成20年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会
2021.03.04
人間環境デザイン学科村田先生が奈良テレビ「角角鹿鹿」に登場!
奈良テレビで毎週土曜日よる9時30分から放送されている「角角鹿鹿」。奈良県出身の俳優:加藤雅也さんが、奈良県内のおもしろいスポットを紹介しています。 3月6日(土)・13日(土)は「靴下をめぐる旅」で、東京の加藤さんから特命を受けたスティーヴエトウ氏が、靴下生産量日本一の広陵町界隈を取材に訪れました。 「広陵町×靴下といえば、靴下百年史の編集者でもある本学人間環境デザイン学科の村田先生」ということで、村田浩子教授が取材を受けました。広陵町は大和木綿の生産地です。村田先生と卒業研究で木綿作りに関わったアパレル造形コース4回生松浦さんが、綿花から糸を紡ぎ布を織り靴下が出来るまでの過程を解説しています。 放送は今週末3/6(土)21:30~、再放送3/13(土)21:30~です。お楽しみに! 【関連記事】 広陵町かぐや姫まつりで「靴下ファッションショー」をプロデュース! 「NARAソックス・プロジェクト」成果を発表! BSジャパン「空から日本を見てみよう+」に本学および人間環境デザイン学科村田ゼミ生が登場! 奈良県連携「咲良史歌鹿ファッションショー」を開催! 学生広報スタッフblog vol.210~広陵町かぐや姫まつり 靴下デザインコンテストに参加! 広陵町かぐや姫まつり「ソックアニマルつくり」ワークショップを開催しました! 広陵町の靴下百年史が発行されました!
2021.03.03
椅子の実践的研究レポート~人間環境デザイン学科教員
人間環境デザイン学科 教員の加藤信喜です。 家具を制作する授業として「立体表現Ⅱ」があります。授業の要の先生としてプロの木工作家に来ていただいていますが、その先生と一緒に家具を制作しています。私がデザインをして木工の先生に制作してもらうというコンビで多くの家具を制作してきました。今回はその椅子を紹介させていただきます。 ①おにぎりスツール(制作:永田健一先生) ピクニックや遠足に行くときに持っていける小さな折りたたみスツールです。上から見ると「おにぎり」のカタチになっています。紐を外したり結んだりして脚を折りたたみます。 おむすびの三角形の一辺は28センチ、座の高さは20.5センチと持ち運びに便利なように小ぶりにしました。 ②愛のないアルファベットスツール(制作:湯浅則夫先生) このスツールは正面からみると、文字通りAからZの文字になっています。全てのアルファベットをつくってはいませんが(試作は6脚)、1文字だけできなかったものがあります。それは「I」というスペルです。Hを90度回転させれば行けそうでしたが、座面が小さくしかも構造的に問題があり結局「I」だけ諦めたのです。ネーミングはそのために洒落ています。 ▲(上:アルファベットのE、下:アルファベットのM) ▲(上:アルファベットのX、下:アルファベットのZ) ③BLACK&WHITE チェアー(制作:湯浅則夫先生) リートフェルトのRED&BLUEチェアーはあまりにも有名な名作椅子で、大学のエントランスホールにも飾られています。その横に同じような椅子がありますが、ジョイントをよく見れば少し違います。日本古来の接手技術「三方組手」を採用し釘なしで部材をばらばらにすることができます。リートフェルトへのオマージュとして制作。 ▲写真:三方組手の様子 ④ZICZACチェアー(制作:湯浅則夫先生) この椅子もリートフェルトへのオマージュとしてつくりました。本物のZIGZAGチェアーも大学のエントランスホールに並んでいます。この椅子は木だけで制作されているため、折れ曲げ部のジョイントが楔(くさび)で補強されています。この楔を取ることができたらもっとシンプルなカタチができるのではと考えました。最初の試作では木製でチャレンジし、板の内部に鉄板が入れたものを作成し、2回目は薄鉄板を折り曲げて、薄さを意識したデザインで完成させました。 ▲写真上:完成品、写真下:試作品(木製の椅子の内部に鉄板を入れたもの) ⑤最新作・素敵な椅子 このタイトルも駄洒落です。ステッキのようなデザインになっているため命名しました。そもそも椅子は休息するためのものですが、この椅子はおちおち安息することはできません。軽作業をするときに補助的に使用するためのものだからです。スツールには3本脚のものも多いのですが、3本脚は最も安定するカタチです。この椅子は人間の2本脚を加えて合計3本になって初めて成立します。 ▲左:実際の座ってみた様子、右:制作いただいた稲葉先生 畿央大学のエントランスホールには数々のデザイナー椅子が並んでいます。名作椅子といわれていますが、全ての椅子が座りやすいわけではありません。座りやすいだけなら他にもっとあるでしょう。もちろん座ることができなければ椅子ではありませんが… では名作椅子とはどんな椅子なのでしょう。僕は、その時代を最も映しだしその時代の人に最も愛された椅子、それが名作椅子と呼べるのではないでしょうか。したがってそんなにたくさんはありません。特に21世紀になって深澤直人氏の「HIROSHIMA」以外は知りません。それほど名作椅子をつくり出すことは難しいのです。足元にも及びませんが、これからも椅子づくりに関わっていたいと思っています。 人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜 【関連記事】 対面&リモートでマイスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 AKARI and ISU TEN 2016に出展!~人間環境デザイン学科教員 エントランスホールに新しい椅子を設置!
2021.03.02
2021年度の授業実施方針について
2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大という予期せぬ事態に直面し、刻々と変わる情勢の中で、学生の皆さんの安全を確保することを最優先に授業を実施してきました。学生の皆さんには、これまでとまったく異なる授業運営に戸惑う場面も多かったことと思います。なおも予断を許さない状況はつづいており、今後も情勢の変化は予想されますが、本学では2021年度の授業を以下の方針に基づいて実施することとします。 本学での学びにおいて、対面による実践的な授業が重要であることは疑う余地がありません。そのため、2021年度はできるかぎり対面授業を中心とした授業運営を行うこととします。対面授業の実施に当たっては、特に講義系の科目において定期試験実施時における各教室の収容定員(通常の5~7割程度)に可能な限りおさめるなどの対策を講じます。また、本学はこれまで全学生へのノートPC無償貸与やOpenCEASの導入などICT機器を活用した教育の充実に取り組んでまいりました。このような本学の特色と、科目の性質や教育効果、受講者数等を十分に考慮し、オンデマンド型遠隔授業も取り入れてまいります。 現在の状況を教育改革の好機と前向きにとらえ、学生の皆さんの安全確保とより質の高い教育内容を両立させうる、本学ならではの授業運営を引き続き模索・推進していきたいと思いますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。※なお、今後の感染状況の拡大等により上記方針を変更せざるをえなくなる場合がありますので、その点につきましてはご了承ください。
2021.03.02
畿央大学における就職支援の状況について
コロナウイルス感染症の影響に鑑み、キャリアセンターおよび教採・公務員対策室では少しでも在学生の不安を解消できるよう、できる限りの就職支援を行っています。 各種進路相談・書類の添削指導 各種進路に関するご相談やご質問について、対面指導、並びに、メールやMicrosoft teamsを利用したオンライン面談など、個人に適した個別対応をしています。各学科の担当者が学生一人ひとりとつながりながら、きめ細かい個別サポートを継続しています。 面接練習 就職活動や採用試験に向けた面接についても、対面指導、並びに、Microsoft teamsを利用したオンライン面接により、選考方法に合わせた対策をしています。 ガイダンス・対策講座 一般企業・幼保施設への就職希望者対象のキャリアガイダンス、また、採用試験対策講座は、対面授業、並びに、授業支援システムOpenCEASを活用して資料・動画配信をしています。なお、対面式で行なう面接対策、実技対策等については完全予約制での支援となります。詳細はメール等で対象となる学生に連絡します。 まずは、皆さんと周りの大切な方々の健康と安全を最優先にしてください。将来何がしたいのか、自分としっかりと向き合い、納得できる就職活動や教員採用試験対策ができるように、一緒に頑張りましょう。皆さんは決して、一人ではありません。困ったら気軽に相談してください。 キャリアセンターならびに教採・公務員対策室スタッフ一同、なお一層、全力で応援していくことを約束いたします。 キャリアセンター長 教採・公務員対策室長 【キャリアセンター】 【教採・公務員対策室】
2021.03.02
緊急事態宣言の解除に伴う課外活動の対応について
在学生の皆さまへ 新型コロナウイルス感染症の終息については未だ先を見通すことは難しいですが、3月1日(月)に大阪・兵庫・京都を含む6府県で緊急事態宣言が解除されたことを受けて、本学では活動制限レベル指針をレベル2に引き下げることとしました。 今回のレベル引き下げにより、課外活動については、「課外活動の段階的な再開のための基準表」STEP2で活動を再開することとします。 感染防止対策については、日々の検温等の体調管理、マスクの着用(学内では不織布マスクの着用を推奨)、アルコール消毒の徹底、三密回避は当然ながら、不特定多数の人が集まるイベントや飲食を伴う長時間の会食への参加、不要不急の外出は控えるなど、引き続きリスク回避の意識を高めて行動するようお願いします。 畿央大学 学生支援センター
2021.03.01
小学校教諭71.2%、公立幼・保94.6%、養護教諭36.4%が現役合格!~2021年3月卒業生
2021年度公立学校教員採用試験が終了しました。教育学部現代教育学科4回生のうち、52名が公立小学校教諭、8名が養護教諭、5名が特別支援学校教諭の採用試験に現役で合格しました。小学校の現役合格率は71.2%となり、厳しい環境の中、7年連続で6割を超える合格率を残してくれました。一方、公立幼稚園教諭・保育士(公務員)の試験では35名が現役で合格を勝ち取り、合格率は94.6%(3年連続9割台)となっています。 教採・公務員対策室では、教育学部教員と連携して学生を支援してきました。主役はもちろん頑張った学生諸君ですが、今年のコロナ禍、様々な手段でそれを支えていただいた先生方や対策室のスタッフに敬意を表したいと思います。講師等の採用も順調に進んでいますが、最後の一人まで応援していきます。 早くも3回生の試験対策が本格化しています。苦しい時代を乗り越えて、夢に向かって頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室 公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数(2021年3月1日現在 判明分) 【小学校教諭】現代教育学科 現役合格率71.2%(合格者52名/受験者73名) →7年連続で60%以上が現役合格! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 17 17 (1次免除含) 1 16 11 大阪市 14 11 (1次免除含) 0 11 11 堺市 6 3 0 3 3 奈良県 37 25 1 24 14 和歌山県 2 1 0 1 1 三重県 20 20 5 15 7 岡山県 8 7 4 3 3 鳥取県 30 29 18 11 7 高知県 62 44 10 34 17 愛知県 6 4 2 2 1 横浜市 2 2 0 2 2 千葉県 7 7 1 6 3 【特別支援学校教諭】現代教育学科 現役合格率83.3%(合格者5名/受験者6名) 都道府県 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 2 2 (1次免除含) 0 2 1 奈良県 2 1 0 1 1 鳥取県 3 3 1 2 2 高知県 3 3 0 3 2 長野県 2 2 0 2 2 【養護教諭】現代教育学科 現役合格率36.4%(合格者8名/受験者22名) →過去最多の8名が現役合格! 都道府県 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪市 3 1 (1次免除含) 0 1 1 堺市 3 2 0 2 2 奈良県 7 6 0 6 2 高知県 19 6 0 6 5 【栄養教諭】健康栄養学科 現役合格率25.0%(合格者1名/受験者4名) 都道府県 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 1 1 0 1 1 【中学校・高校(家庭科)教諭】人間環境デザイン学科 現役合格率100%(合格者1名/受験者1名) 都道府県 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 愛知県 1 1 0 1 1 長野県 1 1 0 1 1 ※教員採用試験【1次選考の結果と合格率】 公立幼稚園教諭、保育士採用試験 自治体別の合格者数(2021年1月7日現在 判明分) 【公立幼稚園教諭・保育士】現代教育学科 現役合格率94.6%(合格者35名/受験者37名) →12年連続で8割以上が現役合格! 都府県・市(町)1次受験者1次合格者辞退者最終合格者 奈良県香芝市 4 4 1 3 奈良県橿原市 3 3 2 1 奈良県大和高田市 3 3 1 2 奈良県葛城市 2 2 1 1 奈良県奈良市 7 6 0 1 奈良県天理市 6 6 4 1 奈良県生駒市 5 5 1 2 奈良県大和郡山市 5 5 4 1 奈良県宇陀市 1 1 0 1 奈良県斑鳩町 4 3 2 1 奈良県三郷町 1 1 0 1 大阪府大阪市 9 7 1 6 大阪府松原市 6 5 0 5 大阪府吹田市 13 13 4 5 大阪府堺市 6 6 0 2 大阪府岸和田市 1 1 0 1 大阪府枚方市 4 4 0 2 大阪府寝屋川市 5 5 3 1 大阪府八尾市 4 4 2 2 大阪府東大阪市 4 2 0 2 大阪府泉大津市 1 1 0 1 大阪府藤井寺市 2 2 1 1 大阪府羽曳野市 2 2 1 1 京都府京都市 2 2 0 2 京都府京田辺市 3 3 2 1 兵庫県西宮市 2 2 0 1 滋賀県長浜市 1 1 0 1 三重県名張市 1 1 0 1 三重県伊賀市 2 2 1 1 三重県津市 2 2 0 1 東京都足立区 1 1 0 1 千葉県浦安市 1 1 0 1 注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2021年3月卒業見込者)。 注2. 2021年3月1日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 600人以上が語る!「KIOキャリアナビ」 現役合格して夢をかなえた4回生が、キャンパスライフや合格までの道のりをレポート! 現役合格者と保護者のインタビュー動画! 教員採用試験に合格した4回生と、その過程を見てきた保護者のそれぞれの視点から畿央大学での4年間や教職サポートについて語っていただきました! 親子インタビュー(中津さん編) 親子インタビュー(志智さん編) ▶1分でわかる畿央大学ムービーをもっと見る 畿央大学が就職に強い4つの理由 現役合格率が高く、就職率ランキングでも常に上位をキープする畿央大学。その理由に迫ります!
2021.02.26
就職レポートNo.628(病院/理学療法士)理学療法学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第628弾! 理学療法学科15期生(21卒) Y.N さん 病院(理学療法士) 勤務 【その病院に決めた理由】 急性期から生活期までを経験でき、様々な疾患を診ることができること、教育体制が整っており、研究に力を入れているところに魅力を感じました。 また、病院見学の際に、リハビリテーション室の雰囲気が良かったため、この病院に決めました。 【就職活動を振り返って】 新型コロナウイルスの影響で実習が後半組だったので周りの友人と比べて就職活動を始める時期が遅かったです。 病院見学は2病院だけしか行っていないので、もう少し早い時期から動いて多くの病院を見学できればよかったと感じました。 周りの仲間や先生、キャリアセンターの方々にたくさん情報をもらうことが大切だと感じました。 また、これまでの自分を振り返り、これからの自分について考える良い機会だと思いました。 【就職活動でPRしたポイント】 私は学生生活の中で、日本理学療法士学生協会(JPTSA)の大会長を務めていたこともあり、そこで経験したことを熱心に伝えました。 また、この病院で働きたいという強い気持ちを伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 面接練習や履歴書の添削を丁寧に指導して頂きました。 また、自分が納得するまで練習をして頂き、就職試験当日は緊張することなく臨むことができました。 キャリアセンターには様々な病院の資料や、先輩方の経験談などもあるので、就職先を決める上で活用すべきだと感じました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分のしたいことや目標を明確にして、たくさん病院見学をして、自分に一番あった就職先を選択すべきだと思います。 就職活動は、悩むことや大変なことが多々あると思いますが、周りの仲間と一緒に悔いのないように頑張ってください!
2021.02.25
3回生がインテリアコーディネーター・インテリアプランナーにダブル合格!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科の学生は3大インテリア資格(インテリア設計士・インテリアコーディネーター・インテリアプランナー)を数多く受験してきました。インテリア設計士は今年度29名の合格者を出しましたが、インテリアコーディネーター、インテリアプランナーは学生にとっては大変難しく、簡単に通る試験ではありませんでした。 その中、今年3回生の橿山知花さんがインテリアコーディネーターとインテリアプランナーの両方に合格する快挙となりました。インテリアコーディネーターは6人目、インテリアプランナーは3年連続合格で3人目となりました。本当におめでとうございます。 【橿山 知花さんコメント】 この度、インテリアプランナー試験とインテリアコーディネーター試験に合格しました。どちらの試験も学科試験と設計製図試験があります。学科試験はテキストを用いて学習し、何度も復習することで広い出題範囲をカバーしました。 インテリアプランナー試験の設計製図試験は関西インテリアプランナー協会の講習を受けて対策しました。図面やパースの描き方を丁寧に教えていただいたので、たいへん分かりやすかったです。インテリアコーディネーター試験の設計製図試験はインテリアの授業で過去問を解く機会があり、何枚も描くうちにコツを掴むことができました。 勉強は大変でしたが、良い経験になったと感じています。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。 今年度はコロナ禍の為、遠隔授業の割合が増え大学に来る時間も例年よりは少なくなりました。その環境下の中、資格試験の勉強をするには多くの勉強時間を割くだけでなく、勉強を続ける精神力が必要になります。橿山さんは和歌山から通学しており、通学時間は片道2時間半近くかかりますが、学修環境の現状をポジティブにとらえて取り組んでくれました。 インテリアプランナー試験では大きなインテリアパース(着彩)を描かなければならず1級建築士でさえ、てこずる難解な試験です。また学科試験はアソシエイト・インテリアプランナーの合格者でないと本試験を受験することはできません。 インテリアコーディネーターも学科の1次を合格した者だけが2次(本試験であるプレゼンテーション試験)に挑戦することができるという高いハードル(1次、2次をあわせた全体の合格率は例年20%程度)を乗り越えてくれました。本当に素晴らしい結果であると思います。 人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜 【関連記事】 インテリアプランナー、昨年に続いて連続合格!~人間環境デザイン学科 4回生がインテリアコーディネーター試験に合格!~人間環境デザイン学科 アソシエイト・インテリアプランナーに24名が合格!~人間環境デザイン学科 2回生が「エクステリアプランナー2級」に合格!~人間環境デザイン学科 3回生が「宅地建物取引士」に合格!~人間環境デザイン学科 「インテリア設計士2級」に29名が合格! ~人間環境デザイン学科
2021.02.25
教職員対象「令和2年度 人権教育推進委員会研修会」が開催されました。
2021年2月18日(木)、本学教職員対象の「人権教育推進委員会研修会」が開催されました。 ▲人権教育推進委員長 小谷先生による挨拶 毎年恒例となっている本研修会ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からZoomウェビナーを使用しました。同時に学内においても感染対策を行いながら少人数が参加できる会場を設けての開催となり、約90名の教職員が参加しました。今回はハンセン病市民学会共同代表、全国人権擁護委員連合会会長でもある九州大学名誉教授の内田博文先生に「コロナ禍における人権問題について」をテーマにご講演いただきました。 ▲文先生による講師の紹介 文先生から内田先生のご紹介にあたって感染症法の前文が示され、ハンセン病・後天性免疫不全症候群等の感染症の患者等に対する、言われのない差別や偏見があったことに対する教訓が活かされていないことが紹介されました。 ▲講義配信の様子 内田先生の講義では、まず新型コロナウイルス対策に係る主な法令として感染症法と特措法が紹介され、文先生の紹介にあったようにハンセン病問題の教訓が活かされておらず、今まさしくコロナ禍差別・人権侵害が広がっていることが問題提起されました。 新型コロナウイルス感染症の感染リスクはすべての人にあり、全ての人が差別・人権侵害の被害者になり得るため、国、自治体、医療界マスメディアその他各界が差別防止に取り組んでいますが、差別加害者は「社会が必要としている正しい行動をしているのだ」と信じ込んでおり、加害者意識のない差別・人権侵害が散見されているということです。1月22日には特措法が一部改正され、偏見や差別を防止するための規程、差別防止に係る国及び地方公共団体の責務規程が設けられましたが、まだ十分と言える内容ではなく、各種の政策面も含めて日本では人権が医療、経済と並ぶ新型コロナ禍対策の柱とはなっていない問題点が指摘されました。 最後にメルケル首相の国民に向けたメッセージが紹介され、今後の人権や差別に対して私たちが果たすべき役割が提示されました。 ▲学内会場の様子 ▲質疑応答 「健康と教育のスペシャリスト」を養成する本学としては、コロナ禍において起こってしまっている差別や偏見の実態を注視し、教職員だけではなく学生に対しても、もう一度どういった人権教育をするべきなのかを考える貴重な機会となりました。 【関連記事】 令和元年度 学園ハラスメント防止委員会・畿央大学人権教育推進委員会 共催研修会「LGBT(ハラスメントと人権)~多様性を認め合う社会を目指して~」 平成29年度 人権教育推進委員会研修会「LGBTって何?-つながるための第一歩-」 平成28年度 人権教育推進委員会研修「子どもの声を聴き権利を守る-子どもアドボカシーとは-」 平成27年度 人権教育推進委員会研修「ヘイト・スピーチとは何か-だれの、何を傷つけるの?-」 平成26年度 人権教育推進委員会研修「発達障害を持つ学生への対応について」