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2014年のすべての新着情報一覧

2014.12.22

学生広報スタッフBlog vol.154~手作り絵葉書を、福島県の仮設住宅へ!

こんにちは!学生広報スタッフで被災地支援サークルHOPEFULの、みーです! HOPEFULでは8月に「絵葉書プロジェクト」を行いました。   このプロジェクトは、福島県の仮設住宅に住んでおられる方に絵葉書を送る活動です。   ▲一枚一枚手描きしました!   福島大学災害ボランティアセンターの方々に託した絵葉書の半分は福島県二本松市の杉内多目的運動広場 応急仮設住宅のみなさんに届けられ、今回はその残りが国見町上野台応急仮設住宅に届けられたとの報告を受けました!   ▲福島大学災害ボランティアセンターの学生と、国見町上野台応急仮設住宅の方々   国見町上野台応急仮設住宅の方々は、 「あらーいいこと!」 「(すべて手描きと知って)そうなの!?すごいねー!ありがたい!」 と喜んでくださったようです。   絵葉書プロジェクトは、「遠く離れた奈良県から、自分たちにできることはないだろうか」と考え、立ち上げました。 遠方からではありますが、福島県のみなさんを想う気持ちが届いていればいいなと思っています。 先日はクリスマスカード作りを行いました。今後も継続的に、奈良県からできる活動を続けていきます。   クリスマスカードが届けられる様子や、HOPEFULの今後の活動については、このブログやHOPEFUL facebookページで報告させていただきます! ぜひ、ご覧ください!   【関連記事】 清掃活動&被災地に送るクリスマスカード制作!~被災地支援サークルHOPEFUL 学生広報スタッフBlog vol.139~福島に届け!「絵葉書プロジェクト」

2014.12.22

平成26年度 冬季エコパトロール実施中!~エコキャンパス推進委員会

日頃は「エコキャンパス推進活動」にご協力いただきありがとうございます。   私達学生有志はエコキャンパス推進委員会の教職員の方々と協力して、12月3日から1月14日の通常講義期間に、水曜日は16時30分から、金曜日は12時15分から2班に分かれてキャンパスの巡回をしています。エアコンの稼働状況や設定温度確認、室内の温湿度をチェックしながら、皆さんへご協力を呼びかけています。 その様子を人間環境デザイン学科3回生の田中佐右妃と土橋真結がレポートします。   ▲エコパトロール中の様子です。(石橋・田中・土橋)   夏のクールビズにひきつづき冬のウォームビズに取り組み、教室のエアコンの設定温度20℃を呼びかけています。室温を上げすぎると湿度が下がり、部屋が乾燥し、肌の乾燥や風邪の原因にもなります。   部屋の湿度はおよそ40~60%が良いとされていますが、ほとんどの教室の湿度は40%以下となっていました。健康支援センターの山根先生にお聞きしたところ、乾燥しすぎるとウイルスが活発になるそうです。手洗いうがいをして、適度に水分をとって風邪などの予防を心がけましょう。また、教室の温度計・湿度計を確認しながらエアコンの温度を調整して、ときどき換気をしましょう。 エコパトロールをしていて、教室の中と廊下の温度差が大きいことが気になりました。また、暖房がついていなくてもたくさんの人がいる教室は暖かく感じました。   ▲皆さんにウォームビズに取り組んでもらえるように、ポスターを作成しました。   寒く感じる時、すぐにエアコンの温度を上げるのではなく、服を一枚羽織るなど、着衣で調整することも心がけましょう。   ところで、教育学習基盤センターのスクリーンに、電気使用量の状況がリアルタイムに表示されているのをご存じですか? 今日はとても寒い一日でしたが、昨年度の使用量を超えていませんでした!     今後も、エコキャンパス推進活動にご協力お願いします。    人間環境デザイン学科3回生 田中 佐右妃 土橋 真結

2014.12.22

第9回FEPホール企画「ベニシア・スタンリー・スミス 映画上映・講演会」を開催しました。

京都大原でのガーデニングと独自のライフスタイルを講演   2014(平成26)年12月20日(土)、NHK放送番組「猫のしっぽ カエルの手 京都大原ベニシアの手づくり暮らし」で話題となっている英国貴族の家系に生まれたベニシア・スタンリー・スミスさんを招いて、映画「ベニシアの四季の庭」上映・講演会を開催しました。       畿央大学周辺は閑静な住宅地であるためガーデニングや有機栽培野菜などを楽しむご家庭が多く、ベニシアさんの映画と講演会を心待ちにしている方々が小雨模様にも関わらず会場を埋め尽くし、約500名の方にご来場いただきました。       映画「ベニシアさんの四季の庭」はNHKが撮影した四季折々の京都大原でのベニシアさんの暮らしと里山の方々とのふれあいを撮りためたものを昨年9月に1本の映画として公開され全国各地で大きな反響を呼びました。上映時間100分の後、15分間の休憩を挟んでベニシアさんご本人に登場いただき、映画の感想やベニシアさんの生き方や考え方について会場のみなさんからの質問に答えるトークショー形式での講演会がはじまりました。       ベニシアさんは「花が大好きで庭で手入れをしていると、匂いに誘われて訪れてくる蜜蜂や蝶らと共に夢中になる。問題を深く考えすぎると時間をとられて、人生を楽しむ時間が短くなってしまうので、他の事に夢中になることが大事なのではないか。そしてつらいことは忘れるようにしている。」という、京都大原の古民家に家族とともに生きるベニシア流人生の送り方を教えていただきました。この日も大原は雪で朝4時には起きて庭の手入れをして来られ、普段は必ずラジオ体操とウォーキングで健康的な生活を実践されているそうです。       最後に、FEP企画運営学生ボランティアスタッフを代表して看護医療学科1回生の吉中裕美さんから花束の贈呈が行なわれました。 会場のみなさまの参加アンケートからは、 「こよなく日本を愛されているベニシアさんに、私たち日本人として反省させられる点が多々あり、感銘いたしました。質問に対し、ベニシアさんの正直な応答こそが、何よりの魅力だと、再度好感度があがりました。ありがとうございました。」 「心の声を聴く、神様からのメッセージを受けて、心を強く自然体で生きたいとあらためて思いました。今日のお話を聴いて勇気と力をいただき、そして地球を想う大切な気持ちを大切にしていきます。素晴らしいひとときをありがとうございました。」 など、たくさんの「ありがとう」の声を頂戴しました。   ベニシアさんは年間40回ほどの講演をされていますが、来年は講演回数を減らし執筆活動にも時間を振り分けるそうです。新しい本の中でまたベニシアさんに会えそうです。   ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。     ▼最後に、学生・職員スタッフとともに記念撮影。  

2014.12.20

「教採受験者から学ぶ会」を実施しました!

12月17日(水)2限、19日(金)5限に「教採受験者から学ぶ会」を実施しました。これは、今年度の教員採用試験に合格した4回生が自分のこれまでの勉強方法や取組み、実際の試験で感じたことなどを後輩に向けて発表してくれるというものです。   両日とも、小学校合格者4名、養護合格者1名、合計5名の4回生が話をしてくれました。みな堂々と自信を持って発表していて、教員採用試験を経験したこの1年間での成長を感じることができました。 問題集や参考書をどのように使っていたのか、面接や論作文・実技の対策はいつからどのように進めていったのか、受験する自治体はどのようにして決めたのか、試験会場ではどのように試験が進んでいくのか…実際に経験したからこその4回生の話に参加した2・3回生は熱心に聞き入っていました。また4回生同士でも、互いの発表を聞いて、実は友達がそんな勉強をしていたんだと知って驚く場面もあったようです。   受験する自治体で悩んだり、勉強方法で困ったりしている3回生も多く、積極的に質問する姿も見られました。     4回生の多くが「勉強していてしんどくなってつらいときもあったけれど、同じ自習室で勉強している友達がいるから、自分も頑張ろうとなんとか最後まで乗り切れました」ということを話してくれました。   12月に入り、大阪府教員チャレンジテストが実施されたこともあり、自習室で勉強する3回生の姿が多く見られるようになりました。勉強していく中で壁にぶつかり、つらくなるときが来るかもしれません。そういうときこそ一緒に頑張る友達の存在がきっと支えになるはずです。そして困ったことや悩みがあれば、いつでも教採・公務員対策室にきてください。私たちはみなさんを全力でサポートします!   発表してくれた4回生のみなさん、卒論で忙しい中、本当にありがとうございました!    

2014.12.20

就活レポート~就職活動の現場から~№272

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第272弾! 人間環境デザイン学科9期生(15卒) 永島 舞さん 株式会社中和コンストラクション 勤務   【その企業に決めた理由】 元々、奈良県内で施工管理職に就きたいと考えていました。そんな中、出会ったのが来春から就職する企業さんでした。私が決め手としたのは、今後のことを私以上に考えて下さっていたからです。ここならば入社してからも気にかけて下さるのではないかと思い、入社を決めました。 【就活を振り返って・・・苦労したこと、学んだことなど】 苦労したことは履歴書でした。学生時代に頑張ったこと、自己PRの欄が埋められなくて、何度も書き直しました。もう少し早めに自己分析をすれば良かったのかな、と思います。 【就活でアピールしたこと】 あまり明確な答えではないのですが、知人から返事だけは良い、と言われたので説明会を含め面接でもはっきりと返事をするようにしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 谷口さんにはお世話になりました。履歴書の日付という簡単質問から大変な質問まで様々しました。メールで質問出来るのも手軽で良かったです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は大変ですが、合間を見つけて遊ぶなど適度な休憩も重要かなと思います。人生楽しんだもん勝ちです。就職活動、楽しんで下さい。  

2014.12.18

同窓会レポート~理学療法学科7期生の同窓会を開催しました!

12月6日に第2回理学療法学科7期生同窓会を実施しました。   場所は去年と変わらず「ゆめ八」です。 本当は謝恩会を開いた「RIVER CAFE」でする予定だったんですけど… 諸事情でできませんでした…残念。 来年こそは!!!!     今回は去年と比較し少人数の参加となりました。 なかなか社会人になると集まるのが難しいですね。 しかし!少しでも集まるなら実施します!!!!たぶん… みんな来てね…(..)   そんでまぁ乾杯の挨拶はもちろん我らが理学のアイドルT橋君! 期待していたものの,なんら普通の乾杯で始まりました(笑) 卒業して2年が経過しようとしていますが… みなさん相変わらずの様子で,変わらない友達と会うと安心するものです。     隣のスクリーンで放送していた「めちゃいけ」の番組が気にはなりましたが(笑), 仕事の話から懐かしい大学生活の話,将来の話などいろんな話題が飛び交った集まりでした。   来年度はお世話になった先生方もお呼びして大規模で行いたいものです! 理学療法学科7期生 津田 宏次朗   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2014.12.18

広島県被災地支援チャリティイベントに参加!~被災地支援サークルHOPEFUL

こんにちは、被災地支援ボランティアHOPEFULのむかです。 今回HOPEFULのメンバー4人と関西大学の学生1人で、12月7日(水)に広島県の土砂災害の復興を目的とする「広島たすけ隊」の一員として、広島県の梅林小学校で被災地の子どもたちを笑顔にさせてあげようという目的のチャリティーイベントに参加させていただきました。   僕たちはビニール袋とストローと紙コップで作った「べろべろアニマル」という製作を子どもたちと一緒に作りました。 現地の人たちに頂いたビーズと紐で、アクセサリー作りもさせていただきました。 僕は初めて被災地にお手伝いに行かせてもらった立場なので、緊張感を持ってボランティアに臨みました。 広島に到着してすぐ、被災した山奥に案内していただきお線香をあげさせていただきました。現場は土砂が流れた跡は撤去されていたのですが、広大な更地が広がっていました。半分以上土砂で埋まっている家、原形をとどめられていない車などがあって自然の力を肌で感じ、恐怖を覚えました。     しかし、緊張感もイベントが始まると薄れていきました。イベントに参加してくれた子どもたちは、被災したことなど嘘のように満面の笑みで活動してくれて、僕たちも自然と笑顔になってしまっていました。子どもたちの保護者の方ともお話しさせていただくことができて、会う人会う人に、「ありがとうね、とっても子どもたち喜んでるよ。」と言ってくださりました。その言葉だけで「あぁ、今日来てよかったな。」って思えました。   イベントの後半、体育館で被災地各地にボランティア活動をしながら周っているロックバンド「おかん」のチャリティーコンサートがありました。 実際に被災地を周った人たちにしか歌えない歌で胸が熱くなり、体育館が温かい雰囲気に包まれました。     今回実際に現地へ行かせていただきましたが、テレビで報道しているものより何倍も考えることや感じることで溢れていました。最近、長野県の噴火や地震、衆議院解散などのニュースによって広島県の報道は日に日に減ってきています。しかし、それに反して現地ではまだまだボランティアの手を必要としています。今回の活動に少しでも何か感じてくれればいいなと思います。     丸一日の活動でしたがあっという間に時間が過ぎたようでした。 その中で数え切れないほどの学んだこと、考えたこと、感じたことがありました。 広島県の人たちはとても心の温かい人たちばかりで、僕たちが広島県の人たちを元気づけるつもりだったのに広島の方々からの優しさに逆に僕たちが元気をいただいたような気がします。 助けを必要としている人たちの役に立つのなら、どんなに小さくて身近なことでもやり続けていきたいと感じました。   被災地支援サークルHOPEFUL 現代教育学科1回生 向田 孝汰   【関連記事】 広島土砂災害復興支援の募金を日本赤十字社へ!~被災地支援サークルHOPEFUL 広島土砂災害復興活動への参加レポート!~被災地支援サークルHOPEFUL 広島土砂災害募金活動を行いました!~被災地支援サークル「HOPEFUL」 広島県 土砂災害被害への復興募金活動!~被災地支援サークルHOPEFUL

2014.12.17

「後期幼・保・施設ガイダンス」終了!(教育学部3回生対象)

12月11日(木)、後期の最終回となる幼・保・施設ガイダンスを実施し、就職に向けての今後のスケジュールを確認しました。 後期のガイダンスでは、3回にわたって幼稚園・保育園・児童養護施設の園長先生方をお招きしご講演いただきました。今回はその模様を振り返っていきたいと思います。   11月6日(木)は社会福祉法人飛鳥学院児童養護施設飛鳥学院の宮崎博文副院長先生に「児童福祉施設の現場より」というテーマでご講演いただきました。 児童養護施設の役割や児童の自立支援サービスの取り組みなどをお話いただき、保育士や幼稚園教諭など子どもたちと関わる仕事を目指すうえで大切な考え方(五感を磨く)を示してくださいました。児童養護施設において、先生方がどのような思いで子どもたちと関わっておられるのかを知る貴重な機会となったようです。 学生の感想・・・ 「子どもの将来のために学力を向上させることに力を入れていると知り、自立を支援する取り組みがしっかりしていると感じた。」 「ボランティアに行き、施設で過ごす子どもたちと関わってみたいと思った。」 「援助者を目指す者として、今日のお話について考えながら勉強していきたいと思った。」   11月13日(木)は社会福祉法人愛和会・朝和保育園の森章浩園長先生にお越しいただき、「私立保育園の現場より」というテーマでお話いただきました。 保育園を取り巻く社会情勢や公立保育園と私立保育園の違いについてお話いただいた後は、学生にはまだ馴染みの薄い給料や保険について、社会人としての常識や最近話題になることの多いSNS利用の注意点などを、クイズ形式で楽しくお伝えいただきました。最後には、愛和会の各保育園で働く先生からのビデオメッセージもあり、学生にもその声が届いたようでした。 学生の感想・・・ 「将来保育士という仕事に就いたときのイメージを持つことができた。」 「就職する、社会人になることをもっとポジティブに捉えようと思った。」 「日ごろからマナーや言葉使い、コミュニケーション力、協調性を身につけていこうと思った。」   11月20日(木)は講演の最終回、学校法人たつみ学園・長池幼稚園の辰巳正信園長先生に「私立幼稚園の現場より」というテーマでお話いただきました。 幼稚園が期待している新卒の先生とはどういう人か(やる気・元気・勇気)、失敗をおそれずに挑戦すること、見学やボランティアでいろいろな園を見ること…等、今後就職活動に入っていく学生に向けて心構えをお話しいただきました。また、現代社会が抱える子どもに関する問題に対しての園での取り組みを紹介してくださいました。長池幼稚園の特色である動物や植物とたくさん触れ合う保育内容に学生たちは大変興味を持ったようでした。 学生の感想・・・ 「最初から適性があるのではなく、続けていくうちに少しずつ近づいていくものだという話を聞き、続けることが大切だと思った。」 「現代の子どもの問題に対しての取り組みを聞き、子どもの育ちを考えて働きかけることが大事だと思った。」 「私立幼稚園のイメージの幅が広がった。様々な園のボランティアなどに参加し、自分に合う園を見つけていきたい。」   今年度の幼・保・施設ガイダンスは全て終了しました。それぞれの先生方からお話いただいたことを忘れずに、自分の目指す進路に向けて今できる行動を進めていきましょう。そして、積極的にボランティアや見学に参加し、ここだ!と思える園・施設を探していきましょう!

2014.12.17

同窓会レポート~畿友会OB・OG会を開催!

2014年12月13日(土)に畿友会(学生自治会)OB・OGで忘年会を難波で開催しました。   今回は平成組ということで卒業生3学年と、在学生1学年の計4学年が集まりました。 はじめましての人も何人かいましたが、すぐにうちとけていました♪ 社会人が多く、職業もばらばらなため色々な話を聞けて楽しい飲み会となりました。   もう次は新年会がしたいという話もでるくらい仲のいい畿友会OB・OGでした(^^) 次は平成組だけでなく、OB・OGだけでなくもっと多くの学年で集まりたいと思います。 みなさんぜひご参加くださいね(^^)♪   看護医療学科3期生 谷口 舞衣   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2014.12.17

第31回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。

畿央大学理学療法学科6期卒業生の小西佑です。 12月14日(日)に、第31回目となるKSM (Kio Study Meeting)を開催させていただきましたので、ここに報告いたします。 今回の勉強会で発表された内容は、下記の2題です。 ①「小学生の姿勢について」(中田さん) ②「症候性腱板断裂患者に対して我々理学療法士が果たすべき役割」(中谷さん)   中田さんの発表は、実際に小学生の姿勢の悪化について懸念する小学校の教員を対象に、過去に中田さん自身が発表されたものでした。     近年の小学生の特徴的な姿勢やその原因、そして不良姿勢がもたらす健康的被害について、疫学的なものからその改善法までを事細かにまとめておられました。 それらの出典は、文部科学省の発表から大学の研究結果、新聞記事まで多岐にわたり、毎度のごとくその情報収集能力と資料をまとめる能力には驚かされます。 また、本来の対象が小学校の教員だったということもあって、専門的知識のない人でも十分理解できる配慮がなされておりました。 これは、私たち理学療法士が臨床現場で必要とされるスキルの一つであると考えられます。 つまり、医学的知識のない人が十分理解できるレベルに落とし込んだ上で、専門的な知識を説明することの難しさに類似しているということです。 個人的には、小学生の姿勢についての知識だけでなく、そういったプレゼンテーションや説明能力の難しさについて、改めて気づかされました。     続いて、中谷さんは腱板断裂のトピックに焦点を当てた内容を発表されました。     ご自身が急性期病院で担当されてきた経験談を織り交ぜながら、腱板断裂の重症度分類、手術適応・保存療法の違いによる介入方法の検討などがまとめられておりました。腱板断裂の理学療法について、全くの初心者であった私にすると、文字通りhow-toとしての発表であり、超急性期病院で働く中谷さんだからこその経験談も含めて、新鮮な気持ちで学習することができました。 中谷さんの資料には、英語論文から得ている情報が数多く登場します。 私たちが関わる医療の世界では、やはり英語で示された論文や科学を読み解くことが、一つ先の情報を得る為には必須になります。 腱板断裂のトピックについて、運動学や解剖学の知識再学習だけでなく、現存する最新のEvidenceを揃えてある資料は、唯一無二の学習教材でありました。     今回で31回目の開催を迎えましたが、単純計算で70~90の演題について、勉強・ディスカッションを深めてまいりました。 これだけの数をもってしても、理学療法とその関連事項に対する学習は追いつきません。 それだけ奥の深い学問、仕事なのだなあとしみじみ思います。 学習には意欲とそのための環境が必要になりますが、私たちにとっての意欲は理学療法という学問そのものへの探求心からなりますし、同じ勉強仲間が発する発表や意見からも発現します。 環境はこの勉強仲間(6期生の私が4期生の先輩方を仲間呼ばわりするのはおこがましいですが(笑))と、学び舎であると考えます。 そしてその学び舎(大学設備)を使用させて下さるのは、庄本先生をはじめとする大学関係者の皆さんです。 多数の方のご好意で継続できるこの環境に今一度感謝し、そしてその喜びを忘れず、これからも謙虚に勉学に勤しもうと思います。   理学療法学科6期生 小西 佑

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