2009年のすべての新着情報一覧
2009.03.23
平成20年度 卒業証書・学位記授与式を行いました。
畿央大学ならびに畿央大学大学院の平成20年度卒業証書・学位記授与式が3月19日開催され、健康科学部194名、大学院健康科学研究科17名が晴れて社会に巣立ちました。一足早く訪れた春の暖かい陽気の中、振り袖やはかま、パリッとしたスーツ姿の卒業生たちの姿でキャンパスは一気に華やぎました。 10時から始まった式典では、卒業生一人ひとりに冬木智子学長と金子章道健康科学部学部長から卒業証書・学位記が手渡されました。引き続き、大学院第1期生に対する学位記の授与も行われ、2年間の研究活動の苦労の成果として修士号を得た院生に対し、会場から拍手が自然にわきおこるあたたかい光景もありました。 その後、学長表彰が行われました。特に優秀な成績を修めた学生が各学科1名選ばれ表彰状と記念品が手渡されます。人間環境デザイン学科の学長表彰は、4年間車椅子で大学に通い、患者の目線で理想の病棟について素晴らしい研究発表をした大橋一真さんに授与され、大きな拍手を受けました。 学長の式辞では卒業生たちに「尊い命を生かされているという謙虚さを持つこと」「探究心を持ち続けること」「感動する情熱を生涯失わないこと」という3つのことを大切にして幸せな人生を全うしてもらいたいという言葉が贈られました。 在学生代表送辞のあと壇上に立った卒業生代表の小塚拓也さんは答辞のなかで畿央大学ではアットホームなあたたかい人間関係の中で楽しく過ごせたことに感謝し、これから始まる新しい世界へのドキドキ感、そして社会で活躍する決意を述べました。式典終了後、学部生の同窓会入会式、大学院同窓会の設立総会が開かれました。 エントランスホール前での記念撮影では、ふりそそぐ春の日差しのもとで笑顔がはじけていました。 式の様子は当日の奈良テレビ18時からのニュース番組でも放映されました。 奈良テレビを見る 卒業証書・学位記授与 学長賞表彰 学長式辞 卒業生答辞 記念撮影
2009.03.10
本学学生の自主的な活動を発表しました!~「FDフォーラム」で全国の学生と教職員が交流~
大学の授業改善を学生とともに進めるにはどうしたらよいか―FD(ファカルティ・デベロップメント)に関する研修と議論の場として、日本最大のイベント「第14回FDフォーラム」(大学コンソーシアム京都主催)に本学の学生5名が参加、第2分科会「学生とともに進めるFD」で学生の自主的な学習活動の発表をし、熱心な議論を交わしました。 FDフォーラムは日本全国から大学関係者が集まって2月28日、3月1日の2日間、龍谷大学深草校舎で開かれました。今年のテーマは「学生が身につけるべき力とは何か」で、1日目はシンポジウム、2日目は分科会で議論が深められました。 (さらに…)
2009.03.03
学長賞は誰の手に??-人間環境デザイン学科 卒業研究発表会-
2月16日(月)・17日(火)と、2日間をかけて人間環境デザイン学科の卒業研究発表会が行われました。今年度は新しい試みとして、1日目に4回生全員分がプレゼンテーションを行い、2日目には1日目のプレゼンテーションを受けて選ばれた19組に15分の発表をおこなってもらうという、選抜方式としました。 1日目の光景です。 KB04教室というかなり大きな教室を、60名近くの学生がそれぞれ所定の場所で作品を広げ、回ってきた教員とディスカッションを行いました。さながらフリーマーケットのようです。 (さらに…)
2009.03.03
平成20年度 理学療法特別講演会を実施しました。
平成20年度 理学療法特別講演会を実施しました。 卒業生向けにリカレント教育(卒業後も幅広い知識を養う)を目的に、また一般の理学療法士や市民の皆さまに広く聴講していただくため、平成21年2月28日(土)に理学療法特別講演会を開催しました。 今回はスポーツ界で活躍されている山口光國さん(㈲フィジストレーナー代表、理学療法士)を東京からお招きし、肩関節障害、肢位変化による内施筋力の変化やセラピストとして患者に与える心理的影響などについて、わかりやすく講演していただきました。 受講した卒業生からは、「どういったものが痛みに影響を与えるか、解釈や心理的影響の具体例を示していただけた」、「明日からの臨床に生かしたい」。また、一般の受講者からも「様々な目線から物事を考えることができた」、「何事も人間を知ることから始まるということがわかった」などの感想をいただきました。 受付風景 講師の山口光國先生 熱心に聴き入る受講生
2009.03.02
多彩な発表!プロジェクトゼミ-人間環境デザイン学科プロジェクトゼミA・B発表会-
2月6日(金)13:00より、プロジェクトゼミ(科目名プロジェクトゼミA・B)の発表会が行われました。 プロジェクトゼミとは、卒業研究にとりかかる前段階として、2回生、3回生が各ゼミ担当の教員に配属され、各教員の専門分野に沿って与えられた課題を行うというものです。 建築設計や、商業施設のインテリアから、翻訳した小説の発表、研究発表まで様々な内容の発表でした。 まず三井田ゼミですが、吉野で行ったまちづくり調査をもとに、吉野のまちを良くする提案をしました。 (さらに…)
2009.02.27
「KiTss」で健康を支援します!-学生支援GP意見交換会で紹介-
文部科学省の「学生支援GP(新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム)」に採択されたプログラムに関する意見交換会が2月23日、大阪・梅田のANAクラウンプラザホテル大阪で開かれました。 本学からは、渡辺幸重教授が、平成19年度に採択された「学生向け健康支援プログラム(健康で規則正しい生活が勉強する学生を創る)」について発表し、畿央大学が独自に開発した「KiTss健康支援システム」を紹介しました。 健康支援プログラムは、学生が自らの健康情報を把握し、栄養や運動、生活リズムなど生活全般の改善を行うことが目的です。本学では、禁煙や生活習慣病などをテーマにした健康啓発セミナーの開催や「健康づくりノート」による学習と記録、授業における指導などを行ってきました。 さらに2月初めから、健康診断・体組成・身体機能・心理検査・食生活・生活リズムの領域の健康情報が、「KiTss健康支援システム」で管理・表示されるようになりました。それによって学生たちは、自分の健康状態や問題点をよりわかりやすく把握することができます。 会場には近畿圏内の大学を中心に約150名の大学関係者が集まり、健康支援プログラムの理念や目的、健康支援システムの表示方法や活用などについての説明を熱心に聞いていました。参加者は、畿央大学の特徴を生かした取り組みとデータの自動取り込み、レーダーチャートや折れ線グラフによる表示方法の工夫などに関心を抱いたようです。 質疑応答の時間には「プログラムの対象者の範囲は?」という質問があり、説明に立った渡辺教授は「すべての学生を対象にしており、全教職員も利用することができます。将来的には、卒業生や保護者、地域住民の方にも利用してもらうように考えたい」と答えました。
2009.02.24
就活レポート~就職活動の現場から~No.28
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第28弾! 理学療法学科3期生(09年卒) 林 修平 さん 伊勢志摩中央リハビリテーションセンター 勤務 【病院施設の概要、仕事内容】 昨年10月に開設した、通所リハビリテーション施設です。 退院後の自宅でのQOLの向上や介護予防を目的とし、理学療法士による個別訓練、各種のマシントレーニング、加圧トレーニングなどを組み合わせたリハビリテーションが行われています。 【その病院施設に決めた理由】 臨床実習で、病院でのリハビリテーションを終了し退院された患者様が自宅での短期間の間に身体機能が低下し、再入院される例を見ました。このことから、退院後の積極的な身体機能の維持の重要性を感じ、維持期のリハビリテーションを行いたいと考えるようになりました。 【就職活動を振り返って】 開始当初は、内定を得ることができなかった病院がありました。 落ち込むことや、周囲の友達が内定した話を聞くたびに焦ることもありました。 そのとき、先生からのアドバイスもあり、自分に何が足りなかったのか、施設見学や面接の時の自分を振り返り、次の活動に生かせるようにしました。 今後も、様々な困難に遭遇した際も、今回の経験を生かし、落ち着いて行動できるようにしていきたいです! 【就活でPRしたポイント】 物事に対して、「真面目に取り組めること」をPRポイントとしました。 臨床実習で自分が担当した患者様に、家庭での動作指導に関する手作りの資料をお渡ししたエピソードを説明しました。 【畿央大学キャリアセンターについて】 キャリアセンターでは、内定が得られなかった際も原因を一緒に分析していただきました。 私の意思を尊重しながらサポートしていただいたので、安心して就職活動に取り組むことができました! 【将来の夢・目標】 現在の就職先は、高齢者に対する維持期のリハビリテーションや予防活動が中心です。 今後は勉強を深め、将来、高齢者だけでなく幅広い世代を対象に、健康や疾患の発生予防に関する知識を持っていただけるように、運動や生活指導を行いたいと考えています。 【後輩へのアドバイス】 病院、施設での就職は専願が求められるため、日程の調整がうまくいかないことも経験しました。 できるだけ早いうちから自分の興味のある病院、施設をリストアップし、就職活動の計画を立てると、よりスムーズな活動ができると思います。 また、就職活動を開始して間もない頃、病院見学をした際に、出願すれば確実に内定が得られる病院もありました。 この時期には十分な気持ちの整理がつかず「他にもっと行きたい所が出てくるのではないか?」とあれこれ考え、出願できませんでした。 ときには、思い切って出願することも必要になるかもしれません。
2009.02.23
平成20年度 冬期「子育て支援講習」を実施しました。
「子育て支援講習」(奈良県シルバー人材センター協議会からの受託講座)が、平成21年2月16日~20日の5日間開催されました。 この講習では、60歳以上の方々を対象に、子育て支援に関し必要な知識・技能を学んでいただき、ご高齢者の雇用・就業を支援します。 当大学教育学部には、教育に関連する幅広い領域の多数の研究者がいます。この強みを活かして、講義と実習、理論と実践をしっかりと学んでいただけるプログラムを実施しました。 第1日目の上杉教育学部長の「学童保育とは」から始まり、子どもの身体・心・食生活・音楽・遊戯・工作・安全・救急・保護者との関わり方等について実習をまじえ最新の知識・技能を学んでいただきました。 受講生のアンケートでは、「保育の専門的な知識が得られた」、「子どもの心があらためてわかった」、「自分の学生時代以上に学ぶことの大切さに気付いた」、「経験を活かして体力の許す範囲で社会に役立ちたい」、「とても楽しく毎日が待ち遠しい日々(5日間)でした」などの感想をいただきました。 修了生の方々の今後のご活躍を、教員一同、心から祈念しています。 開講式・学童とは 信頼関係の重要性 保育の流れ 小学生の体 子どもと遊ぶ 救急処置 子どもへの働きかけ方 子どもと作る 安全教育・危機管理 学生食堂で昼食 修了証書授与 記念撮影
2009.02.04
「花をイメージした」集合住宅も!-建築設計製図Ⅱ講評会-
1月20日(火)の昼より、3回生の建築設計(科目名:建築設計製図Ⅱ)の講評会が行われました。 後期は、低層集合住宅の設計と、美術館の2つの課題が出されていました。 低層集合住宅の敷地には、通学途中にある田畑が設定されていました。 2人までのグループを組むことが可能だったため、みなさん、友達と和気あいあいと、時には言い合いもしながら、夜遅くまで作業に取り組んでいたようです。 (さらに…)
2009.02.04
課題は多世代住宅と幼稚園!-住環境設計製図Ⅱ講評会-
1月19日(月)の10時から、丸一日をかけて、2回生の建築設計(科目名:住環境設計製図Ⅱ)の講評会が行われました。 前期には多世代住宅と幼稚園の2つの課題が出されていました。敷地には、多世代住宅として架空の約200平方メートルの敷地が与えられました。幼稚園は、みなさんおなじみの高塚地区公園が敷地となっています。 (さらに…)