2010年のすべての新着情報一覧
2010.04.23
桜井・三輪 今西邸完成お披露目会
2009年度からプロジェクトとして行われてきた、桜井市三輪にある今西邸の改修計画が完成となり、お披露目会に人間環境デザイン学科も出席しました。 思い起こせば、もう崩れそうとも言われてきた空き家だったのが、こんなに素敵なギャラリーとして生まれ変わりました。 "三輪中町(なかっちょ)ギャラリー醸(かもす)" 1F ギャラリー&工房 2F 建築事務所 学生はみんな口をポカーンと開けてびっくりすると共に感動していました。 "すごい..."、"図面どおりになってる!!"など感動は様々です。 このプロジェクトでは、今春卒業した学生が何度も現地に足を運んで改修計画の図面をひき、このギャラリーを使用する方々の要望を叶えるために、何度も何度も図面をやり直し描いてきました。 今まで授業で学んできたのは、1/100や1/200世界の模型でした。計画したものが建つというのは初めての試みであり、実際問題として立ちはだかる構造や間取り計画には苦戦しました。 しかし、三井田先生や三輪座の方々のご指導もあり、微力ながらも携わることができ、新4回生に無事受け継がせることができたのです。新4回生は今西邸に飾る行燈と蛍光灯のシェードのデザインを担当し、手作り感たっぷりの和の照明を今西邸に飾ることができました。 卒業生も必ず喜んでくれると思います。 ぜひ見に来てほしいなぁ~と心待ちにしています。 (さらに…)
2010.04.23
社会福祉施設へ音楽をお届け!~軽音楽部がボランティア活動をしました~
ボランティアセンターです。 4月10日(土)、大和高田市にある社会福祉法人青垣園で行われた「花まつり」で、軽音楽部の学生3人がボランティアで演奏をしました。出演を快く引き受けてくれた軽音楽部は、普段は少しジャンルの違う演奏を行っているようですが、当日に向けて歌の配慮や練習に励み、「花風」「スター」「lost scheam」などを演奏しました。 ≪参加した学生の感想≫ 今回、軽音楽部から3名でボランティアとして参加しましたが、私たちの方がたくさんのことを学ばせていただきました。ステージ側から客席を見ていて、本当に音楽が好きな方ばかりなんだと強く感じました。 私たちの演奏は、決してうまい演奏ではなかったのですが、見ていただいた方たちのキラキラした笑顔がすごく印象に残っています。私たちは普段学生で、観客の皆さんは施設でおられて、生活する環境は違いますが、演奏中に私たちが出す音と声で心が通い合えたようです。聞いている人の心に何か一音でも残せたのなら、あの日、青垣園で演奏した甲斐がありました。 またこのような機会があれば、ぜひ参加したいです。最後になりましたが、当日お世話になった木村さんはじめ青垣園の皆さん、本当にありがとうございました! 軽音楽部部長 Gt.岩木淳彦 Vo.市川奈美 key.増田裕子
2010.04.22
明治村と飛騨高山に行ってきました!! ~2010年度人間環境デザイン学科宿泊研修~
人間環境デザイン学科では、博物館明治村見学、高山市内の「古い町並み」散策、白川郷へ自由散策に行ってきました。 1日目は博物館明治村に行きました。 グループに分かれ、学芸員さんから明治村に展示されている明治時代の建物の説明を聞きました。 夜は、ホテルで研修会を行いました。グループごとに明治村で見学した内容を模造紙と付箋紙を使用して簡単にまとめました。 緊張しながらもなんとか最後まで発表をやりとげました。 (さらに…)
2010.04.22
高校教員対象学校説明会を開催します。
終了いたしました。 2010年度学校説明会を下記の通り開催いたします。 健康科学部の就職状況や国家試験合格状況、教育学部1期生の教員採用試験結果、2010年度入試結果、2011年度入試概要に加えまして、看護医療学科長による看護師の将来展望についての講演も予定しております。 関係各位のご来場を、心よりお待ち申し上げております。 対象 高等学校教員 予備校・塾関係者の方 プログラム(予定) 教育学部のご紹介 1期生の就職結果・教採試験結果など 健康科学部のご紹介 4期生の就職結果・国家試験結果など 2010年度入試結果ご報告 2010年度入試結果(倍率・合格最低点・合格者の状況など) 難易度・他大学との併願状況 他 2011年度入試概要ご説明 主な変更点 AO入試の採点・判定方法など 入試問題の特徴と攻略のポイント 公募推薦・一般入試の方式別ポイント センター試験利用入試のボーダーライン 他 講演「看護師の将来展望と保助看法改正の要点について(仮題)」※本学会場のみ 開催日時・会場 開催日時間開催地会場およびアクセス 6月8日(火) 14:30~16:10(14:00~受付) 京都 京都 新阪急ホテル(JR京都駅前) 6月11日(金) 14:30~16:10(14:00~受付) 大阪 ホテルグランヴィア大阪(JR大阪駅直結) 6月15日(火) 14:30~16:20(14:00~受付) 奈良 畿央大学(近鉄大阪線五位堂駅より北へ1.4㎞) お申し込みについて(事前申込制) 会場準備の都合上、誠に勝手ながら6月1日(火)までにFAX(0745-54-1600)またはお電話(0745-54-1603)にてお申し込みくださいますようお願いいたします。なお、お電話の場合は参加される先生のお名前、ご職名、参加会場をお知らせください。申込用紙をダウンロードする(PDF) 配布資料 2011年度大学案内・入試ガイド、2010年度入試問題合本、AO入試過去問題など ―学校説明会に関するお問い合わせ― 畿央大学入学センター TEL 0745-54-1603(直通) FAX 0745-54-1600
2010.04.21
高野山で「恕」(じょ)について考えた ~看護医療学科:新入生宿泊研修~
看護医療学科では、4月6日(火)~7日(水)に1泊2日で新入生宿泊研修を高野山で行いました。当日は春らしい暖かな天候に恵まれ、満開の桜を見ながら高野山に上りました。 6日の午後は、宿坊の一つ普賢院に集合し、自己紹介や2回生が考えてくれた伝言ゲームなどで新入生同士、2回生や教員との交流を深めました。また、夜には2回生の実習での体験を聞き、看護や「いのちとこころ」についてのグループディスカッションをしました。 その後も、各部屋に分かれてからも新入生同士の交流は夜遅くまで続いたようです。 翌日7日は、前日とは一転して冬のような天候で、高野山の厳しさを体験する日となりました。この日は、霊験あらたかな地で「恕」(じょ)という仏教(儒教)の伝統の中で長い年月をかけて研究された英知について学び、そして考えました。 はじめに、高野山大学の室寺教授より「恕」についての講演をしていただきました。「恕」とは、如(ごとく)と心を合わせた文字であり、まさに相手になりきってその人のことを理解すること、とのお話でした。看護学に志す者にとって、他者のことをありのままに理解することは、出発点でありかつ永遠に問い続けるテーマであると感じました。 つづいて、第二部では、伊藤学科長からの話題提供で、高野山大学の室寺教授、山脇准教授を加えたパネルディスカッションが行われました。 その後、学生同士によるグループ討議や発表を通して、それぞれが「恕」について考える機会をもてたことは、看護を学ぶ第一歩として大変意義のあることとなりました。 今回の研修には新2回生の学生諸君が14名参加してくれました。1年間の成長はめざましく、新入生にとっても大変よい刺激になったのではないでしょうか。また、2回生にとっても多くを学ぶ機会になったことと思います。
2010.04.19
和歌山県・白浜で教育学部の「新入生宿泊研修」
上回生がリーダーとなってコミュニケーション ~和歌山県・白浜で教育学部の「新入生宿泊研修」~ 教育学部では、新入生が友人関係や大学の学びへの不安を解消し、スムーズな大学生活をスタートできるようにと4月6日・7日の2日間、和歌山県の白浜町で「新入生宿泊研修」を実施しました。 まず、桜の山を眺めながらの行きのバスの中では新入生同士の自己紹介などでお互いを知り合いました。同行した2回生・3回生によるゲームを楽しんだバスもありました。 白浜に着いたら昼食をとってすぐにホテルで研修です。「コミュニケーションワーク」で入学時の決意を文章化したり、グループごとに大学でやりたいことを話し合ったりしました。夜は希望する教員免許や進路ごとの部屋で教職員や上回生と情報交換をしたり、履修登録にあたってのアドバイスを受けたりしました。新入生は疑問や不安が解消されたと明るい顔になり、上回生や教職員との距離がぐんと近くなったと感じたようです。 (さらに…)
2010.04.19
産官学連携の古民家改修「醸」KAMOSUオープニングセレモニーを開催しました。
人間環境デザイン学科学生たちが三輪の古民家改修デザインを担当、オープンニングセレモニーで学長が祝辞を述べられました。 2010(平成22)年4月16日、人間環境デザイン学科長三井田康記教授の指導の下、学生たちが桜井三輪活性化のシンボルとなる古民家改修デザインを担当し、この日“中町ギャラリー「醸」”としてオープンしました。協力者団体代表として畿央大学冬木智子学長がオープニングセレモニーに出席し、祝辞を述べられました。 「醸」全景 祝辞を述べる冬木智子学長 “作品”の玄関前にて三井田学科長 学生代表として大橋一馬さん(大学院生)が参列 古い街道沿いの桜井三輪に馴染む漆喰の白と黒塗りの木をベースとした町家ですが、家の中は大きな梁を残しつつ使い勝手を重視した多目的なギャラリースペースに変身しました。2階への吹き抜けと緩やかな階段、目にやさしい間接照明、景観に調和した瓦一体型太陽光発電パネルの設置、もちろん地域の木材を使用するなど、ユニバーサルデザインと斬新なアイデアがいっぱいの町家モデルハウスの様相でした。 以下、建物内部の一部をご覧下さい。 階段部分 2階の梁と漆喰壁 2階天井の梁 2階事務所スペース 癒しの場となる中庭 1階奥の別棟工房(この日はセレモニー準備室) 三輪中町ギャラリーは地域の皆さんに利用され、親しまれるスペースを提供します。個展・体験教室・音楽・クラブ活動・商品発表会など多目的イベントに、リーズナブルな料金で利用できます。 (クリックで拡大します→)
2010.04.15
学長が、第1回キャリアデザインセミナーで講話しました。
2010(平成22)年4月13日、 キャリアデザインセミナー(人間環境デザイン学科1回生、健康栄養学科1回生講義の2講座)において、冬木智子学長が授業の冒頭で講話されました。 ご自分の小学校から女学校まで、そして今にいたるまで常にお持ちになられている"憧れ"とは何か、あこがれという字は立心偏にわらべと書き、幼い頃から憧れを持つということは生きている証しであること。若い時の感動はいつまでも記憶に残り、人生の糧となる。目に見えるもの、手で触れるもの、五感を豊かにすることが本学の建学の精神である「美をつくる」に通じる。自分で選んだ好きな道、選んだ大学に学ぶ喜びと感動を持ち続けることにより立派な社会の一員として頑張ってほしい。 人間環境デザイン学科1回生の講話では、世界的な建築デザイナーとして著名な安藤忠雄氏の言葉を引用され「感動のないところに成功はない」、そしていつまでも言葉と文字を大切にして責任ある社会人になっていただきたいと締め括られました。
2010.04.15
産学連携で(株)墨運堂の「ゆび筆」開発に協力しました。
2010(平成22)年4月13日、(株)墨運堂(松井専務、植野部長)がゆび筆の商品化にこぎつけたということで報告に来られました。㈱墨運堂は、奈良市六条に本社をおき、創業1805(文化2)年という200年以上にわたる墨の老舗。数年前に手に障がいをお持ちの方たちにも自由に文字や絵が画けないかと“ゆび筆”の開発に取り掛かられました。初めはゴム製指サック状の先に穂先を取り付けた簡単なものを作りましたが締め付けの強弱の問題があり、次にプラスチック製でスリット入りのゴム輪固定のものを開発。しかし、やはり指への締め付けがしっくりこず柔軟性を持つようプラスチック成分の配合をいろいろ考えられ、この度商品化にこぎつけられました。その試作段階で本学の健康科学部人間環境デザイン学科の中山順准教授と理学療法学科の岡田洋平助教が開発協力しました。 墨運堂(左から松井専務、植野部長) 完成品を手に(左から岡田先生、中山先生) 墨運堂松井専務は、試作品を作るごとに全国の障がい者養護施設や幼稚園、保育所を回られ、使い心地を試していただき改良し続けました。今まで字が書けない、絵も描けないとあきらめていた方々からゆび筆を使って人生が変わったという沢山の手紙をいただいたことが、私のゆび筆開発の原動力になったと語っておられました。本学に来られたこの日には、今までに届いた手紙や書かれた作品の数々をファイリングした冊子を見せていただき、出会いと感動、松井さんの執念ともいえるゆび筆開発の情熱を感じたひとときでした。 ゆび筆「Pop Corn:ポップコーン」 指にしっかり馴染む大中小の3タイプ 商品化にあたっては、ポップ(アートな)一番目立ちやすい黄色にし、コーン(弾けるとうもろこし)をイメージしてPop Cornポップコーンという商品名に。従来の筆とは違った新しい感覚で自由な発想と場面に使え、夢が広がるネーミングで登場しました。このポップコーンは障がい者向けのみならず健常者にも、これまでの書く概念を変える新しい感覚の筆記具、脳と指が見事に一体感を持つ筆記具として、産経・朝日・読売・奈良の各新聞紙面やテレビ東京「WBSワールドビジネスサテライト」のトレンドたまごでも取り上げられている、まさにトレンドな筆記具です。詳しくは、同社ホームページで↓畿央大学はこれからも産学連携に積極的に取り組みます。ご要望がございましたら企画部までご連絡ください。 墨運堂ホームページ ゆび筆ホームページ
2010.04.14
「歴史」と「食」について学ぶ!~健康栄養学科新入生宿泊研修~
平成22年度 『健康栄養学科 新入生宿泊研修』 全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう! さらに奈良の歴史や文化を学ぼう!という目的で、4月5~6日にかけて奈良まちで新入生の宿泊研修を行いました。 (1) 『班新聞を用いた自己紹介』 研修前に自分たちで作成した班新聞を用いて自己紹介をしました。これから4年間一緒に学ぶ同級生や先生方に自分を知ってもらう良いきっかけになりました。 (2) 『興福寺拝観と奈良散策』 まず、興福寺で講話聴講し、国宝館を見学しました。平城遷都とともに藤原不比等によって創建された興福寺は、今年で創建1300年を迎えます。興福寺国宝館は、新しくリニューアルされ、照明や展示台などなどが新しくなりました。 その後、グループに分かれて、興味のある施設を見学したり、奈良を散策しました。散策先では、携帯電話を使って写真撮影をしました。 (さらに…)