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2023年のすべての新着情報一覧

2023.07.13

2023年度ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)を実施しました。

2023年7月10日(月)ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)を実施しました。シェイクアウト訓練とは地震時に備える防災訓練で、決められた時刻に参加者全員が机の下に隠れるなど身の安全を図る行動を実践し、日頃の防災対策を確認する訓練です。   元はアメリカで始まった一斉防災訓練で、2021年には世界で3,000万人を超え、日本でも全国各地に広がり約350万人が参加されました。(The Great Japan Shake Outホームページより)畿央大学も毎年この訓練に参加しております。 ●過去の取り組みはこちら     1分間の安全確保行動 ~ひとつしかない「いのち」を守り、生きぬくための行動訓練です~       1限目授業の終了直後、地震を知らせる校内放送に合わせて、キャンパス全体で1分間の訓練を行いました。 ▼訓練時、講義室内の様子         ▼事務室の様子         日本は、地形、地質、気象などの自然的条件から、台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる災害が発生しやすい国土となっています。(内閣府 防災情報のページより一部抜粋) 本日の訓練を機会に、大学構内や自宅周辺の避難経路、緊急時の連絡先、避難手段、避難場所など地震発生時に対する備えについても再確認してみてはいかがでしょうか。 学生および教職員のみなさま、ご参加いただきありがとうございました。

2023.07.13

R棟(食堂棟)地下に、売店がオープン!

  2023年7月13日(木)、キャンパス構内(食堂棟地下)に、売店がオープンしました!!   お店は、障害者施設の運営や障害者の就労支援に取り組む 社会福祉法人萌 が運営しており、障害のある方が接客やレジで活躍されています。     14時の開店と同時に、財布を握りしめた学生が押し寄せてきて、大盛況になりました。 店入口では、開店プレゼントのレインボーラムネが配られて、みんな大喜び!!   揚げたてフライドポテト、から揚げ、フランクフルト、カップ麺、アイス、お菓子、飲み物など、食品メインに販売されています。 電子マネーやクレジットカードも利用できますので積極的にご利用ください。     【営業日時】 7/13(木)~8/10(木)までの毎週木・金曜 14時~16時 (後期も営業予定)

2023.07.11

畿友会(学生自治会)だよりvol.94~「七夕〜短冊に願いを込めて〜」を開催しました!

皆さんこんにちは!畿友会です! 畿央大学では、6月28日から7月10日にかけて、「七夕〜短冊に願いを込めて〜」と称した七夕企画が開催されました!   ▼エントランスホールに笹を設置しました。     予想していた以上の方に七夕企画に参加していただき、笹が皆さんの願いでいっぱいになりました‪🌟🎋参加していただいた皆さん、ありがとうございます!   ▼ラーニングコモンズ前の笹にも短冊がたくさん集まりました。     そして、短冊には教員採用試験や国家試験の合格祈願について、恋愛や推しについてなど様々な願いが書かれていました!         七夕といえば、天の川を挟んで離れ離れになっている織姫と彦星が1年に1回、7月7日になると会うことができるという話を思い浮かべるのではないでしょうか🪄 今年は、雨天の影響で天の川を見ることができなかった方が多かったと思いますが、来年は見ることができると良いですね✨🌌     この七夕企画を通じて、皆さんの願いが叶いますように…👏🎋   畿友会広報部 現代教育学科3回生 福岡 里菜   Instagram:@kiyukai_kio Twitter:@kiyukai_kio   ▶畿友会に関連するブログ記事 KIO Smile Blog

2023.07.10

令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ?

本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日までの期間、フランス南西部トゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で理学療法学科 松本 大輔准教授が、研究活動を行っています。フランスから現地レポートが届きましたので、ご紹介します。 私は4月から在外研究員として、フランス南西部のトゥールーズにあるトゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)で、高齢者の健康増進、フレイル予防につながる研究活動を行なっています。 今回は、フランスの研究所を選んだ理由や研究所について紹介します。    なぜ、フランス? 高齢化率(全人口に対する65歳以上の人口割合)が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。日本が初めて7%を超えたのは1970年で、フランスは1864年と日本より約100年早く高齢化を迎え、長期にわたって高齢者対策に取り組んできています。     参照:高齢化の国際的動向|令和2年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府 (cao.go.jp)   なぜ、トゥールーズ? トゥールーズ大学病院(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)はフランスで初めて老年専門科として立ち上げられました。また、フランスが国として進めるFrance Santé 2030(フランス健康2030)の老年科部門の代表の病院・研究所として今年選ばれました。代表であるBruno Vellas教授は、国際老年医学会(IAGG)の会長を経験されておられます。また、IAGG会長時にフレイルについてまとめたWHITE BOOK ON FRAILTY(フレイル白書)の編集責任を務められました。 日本でもサルコペニアや低栄養のスクリーニングで用いられるMini Nutritional Assessment (MNA)も業績の一つであり、フレイル・サルコペニア研究で世界的に有名な研究者の一人です。   ▲Bruno Vellas教授   また、実践にも力を入れています。WHOの共同研究機関であるWHO Collaborating Centre for Frailty, Clinical & Geroscience Research, and Geriatric Trainingとして、WHOの掲げる地域レベルでの介入ガイドラインである高齢者のための統合ケア(Integrated Care for Older People:ICOPE)の実装研究に従事しています。地域在住・外来高齢者に対し、専用アプリや専門家を用いて健康チェックを行ない、早期発見・早期介入の仕組みが出来上がっています。   私はGérontôpole, Toulouse University Hospitalの6つの病院・研究所の中のInstitute of Agingに所属し、研究所の代表のPhilipe de Souto Barreto教授の指導を受けています。 Philipe教授はNEJM、Lancet、BMJ、JAMA Intern Medなど権威のある雑誌に掲載された経験を持ち、施設入所高齢者に対する運動推奨に関する国際WGを主導され、ガイドラインも執筆されています。   ▲Philipe de Souto Barreto教授   私は、Geroscience(老化と加齢関連疾患への生物学的研究)に焦点を当てたINSPIRE(INStitute for Prevention healthy agIng and medicine Rejuvenative)という研究プロジェクトのデータ分析に関わらせていただくことになりました。基本的にはオフィスで、研究計画書の作成、データ分析、論文執筆の準備をしています。   在籍研究者は老年科医(ブラジル)、神経内科医(イタリア)、疫学(メキシコ)、薬学(台湾、フランス)、スポーツサイエンス(フランス)とさまざまで、それぞれ自分のテーマで分析・論文執筆を行なっており、皆さん、日中は非常に静かで集中しています。また、月に数回、外部の研究者の来訪やミーティングがあります。ランチタイムになると、ミーティングルームに集まり、世間話から歴史、文化、政治など1時間ほど会話を楽しみます。学校で習ったような歴史的事実がそれぞれの国の立場によって見え方が異なることを気付かせてくれます。日本のことをよく聞かれるので、お互いのことや自国のことを深く知るきっかけにもなっています。また、研究者としてキャリアについても、いろんな意見や考え方を聞かせていただき、日々刺激を受けています。   さらに、両教授を含め、今まで読んでいた論文を執筆された研究者もいるので、直接意見交換・指導を受けられることは、在外研究員ならではの貴重な機会であると感じています。   まだ2ヶ月が経過したところですが、送り出してくださった皆さんの感謝を忘れず、少しでも多くのことを吸収できるように過ごしていきたいと思います。   理学療法学科 准教授 松本大輔   関連記事 令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。

2023.07.04

「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」

「終末期ケア論」は、看護医療学科3年前期に必修科目として開講しています。この授業では、多死社会を迎える社会で「死にゆく対象の理解」を深め、適切な援助技術を理解することをめざしています。また、自らの死生観について問いながら、一生の終わりに、その人らしさを支える看護師の役割について考える授業を展開しています。今回は、臨死期の看護技術の一つであるエンゼルメイクの演習についてレポートします。 エンゼルケアは、逝去時にご遺体を整える・感染を予防する・旅立ちの支度をする・故人に敬意を払うことを目的として行います。 日本人は、一般的に死後もその人らしい顔貌を残すことを重んじるという死生観を持っていると言われています。生前の面影を可能な限り取り戻すために行う死化粧を、エンゼルメイクとよびます。 演習では、闘病による苦しみから解放された方の表情を柔らかくするためのマッサージや汚れを除去し血色の良い顔になっていただくことをめざして、モデル人形を用いたメイクを実施しました。   その際には、実際に医療現場で使用されているエンゼルメイクキットを使用しました。これらは、死後時間の経過とともに「皮革化」といって皮膚が乾燥して古い皮革製品のような亀裂が起こる現象を防ぐ効果があるという特徴があります。履修している学生の中には、10名の男子学生が含まれています。男子のグループは、「普段化粧をすることがないから、難しい。眉を整えるにはどうしたら綺麗になるのだろう」と試行錯誤しながらグループメンバーで智恵を出し合って、人形の顔にマッサージや、化粧をしていました。しかし、メイクの出来栄えは上々で、柔らかな表情と血色の良さを上手に創り出していました。   ▼男子学生たちも慣れないメイクに挑みました。     学生たちは、「エンゼルケアは遺族へのグリーフケアの大切な第一歩」であることを意識しながら、モデル人形にも「これからお体を綺麗にして、お顔を整えますね」と声をかけ、合掌するなど「生物学的な死」を迎えた対象にも敬意を払う姿勢で臨んでいました。女子のグループでは、「自分のメイクとは違って、まったく表情を持たないモデル人形に生き生きとした活気を与え、柔らかく穏やかな表情を作り出す自然なメイクが難しかった」という声がありました。しかし、色味のあるチークを顎や鼻先、耳たぶに入れるなど、工夫を凝らした結果、どの人形もそれぞれ違った印象に仕上がりました。   ▼ナチュラルで穏やかな表情に仕上がっています。       授業の中では、臨死期に出現する身体症状やそれに対して看護師が行えるケア、「最期の数時間に起こったことは、遺族の心にとどまり続ける」と言われていることを踏まえ、どのような態度で臨死期の患者とその家族に向き合うかについて学生たちは、真摯に考察していたようです。   ▼看取りに立ち会う職業人となることを自覚しながら丁寧にケアしました。     この演習を通じて学生たちは、 医療は多職種チームで展開するけれど、死亡されてからも患者さんや家族にケアができるのは、看護師特有の役割。それを誇らしく思う。 可能であれば、遺族の方にもエンゼルメイクに参加してもらって、元気な時のお話などができると、病的な悲嘆に陥ることを防げると考える。 終末期後期に出現する症状について理解し、症状緩和のために何ができるのかしっかりと知識と技術を身に着けたい。 など、4月以降の授業での学びを振り返っていました。     ▼メイク後のモデル人形を披露しあう様子     2022年度の死亡者数は、すでに150万人を超えています。そのような社会背景を考えると、私たち看護師は、地域や施設・医療機関で人々の「死」に触れ、死が迫った対象にケアをする機会に日常的に遭遇します。学生たちには、対象の人間理解に努め、最期まで関心を寄せ続けるケア態度を磨いてほしいと願っています。   看護医療学科 准教授 大友 絵利香 准教授 對中  百合   【関連記事】 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 3回生10名が「いこまスポーツの日」にボランティアとして参加!~看護医療学科 NPO法人奈良難病連におけるピアサポート事業等の活動と当事者としての思いを学ぶ ~看護医療学科「公衆衛生看護学概論」

2023.07.04

災害時に避難所を運営する模擬体験ゲームに取り組みました!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

みなさんこんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです。   2023年7月1日(土)、ボランティアチームけれけれで活動しておられる方2人とHOPEFUL前代表者で健康栄養学科卒業生の田宮さんに来ていただき、一緒に「避難所運営ゲーム(HUG)」をしました。HOPEFULからは、9人が参加しました。   HUGとは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したもので、避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。   まずはゲームの内容や条件、やり方の説明を聞きます。時期は2月、雨の日を想定して行います。     しっかり理解した後は、2グループに分かれてゲーム開始!     読み手が避難者の情報が書かれたカードをどんどん読み上げていきます。避難所は小学校なので、体育館や1年~6年の教室の他にも保健室、図書室、家庭科室、理科室、校長室、職員室、プール…などたくさんの部屋や施設があります。   「子ども部屋をつくる?」「傷病者をひとつの部屋に入れようか」「歩行困難だから入口に近いところがいいんじゃない?」など、意見を出しながら避難者を振り分けていきます。     疾患のある高齢者、アレルギーやぜんそくのある子ども、体調不良者やけが人、乳幼児を連れた妊婦さん、障害者、歩行困難者、ペットを連れた人、日本語が話せない外国人、両親とはぐれた子ども、ひとりごとが激しい人、認知症の人、人工透析が必要な人、糖尿病の人、盲導犬を連れた全盲の人、泥酔している人、ホームレス…それぞれの事情を考慮しながら部屋に入れていきますが、悩んでいる間にも、たくさんの人が次々と避難してきます。   毛布やテント、仮設トイレ、食料などの支援物資も次々と届き、どこに設置するのか、誰に優先的に配るのか…相談しながら決めていきます。   授業で習った内容もグループ内で共有しながら、進めていきました。     終わったあとは、自分たちの避難所を振り返り、グループ内で意見交換をしました。どこが良かったのか、どういう時に困ったのか、反省点などを書き出し、話し合います。   「発熱や吐き気がある人とそうでない人を同じ部屋にすると感染症が広がる恐れがあるのでは?」 「他人の男女が隣り合わないように配慮する必要があるよね」 「トイレをここに設置したけど、これで良かったのかな?」 「家庭科室や理科室は包丁や薬品があるから、小さい子どもを入れるのは危険だ。」 「家が全壊した人は長く避難所にいるはずだから、授業の早期再開を目指すためには教室に入れない方がいいんじゃない?」 「マスコミの取材を忙しくて断ってしまったけど、この忙しさを伝えてもらうためにも受けるべきだったかな?」 「障害や病気のことなど、知識がないとどう対応していいか分からないね」 「動物がいる部屋の近くは騒音やにおい、アレルギーなどに配慮しないといけないね」 「トリアージなどの専門用語が出てくると、グループ内の共通認識ができていないから大変だった」 「グループ内であまり連携がとれていなかったかも」 「途中で助産師さんが来てくれた時、すごく心強かったね」 「車で避難してきた人は車で寝泊まりしてもらったけど、エコノミークラス症候群にならないように配慮するべきだったんじゃないかな」 など、たくさんの意見が出ていました。     その後はそれぞれのグループの避難所を見てみて、いいところを共有します。   「そこにテレビ置いたんだ!」 「何時に物資が届くか掲示板に書いてあると、不安が軽減されるかもしれないね」 「地域ごとに分けると近所同士の繋がりがあるから安心できるかもね。安否確認もしやすいし。でももしかしたらご近所トラブルがあるかもしれない」 「犬は室内に入れたんだね。確かに2月だから外は寒いかも」 「疾患ごとに部屋を分けていると、物資が届いた時にどの部屋に届ければいいか分かりやすくて良いね」 など、同じ人が避難してきていても、部屋の使い方や分け方などが異なり、新しい発見がたくさんありました。     「避難してきた人の中で、動ける元気な人には運営を手伝ってもらうのもいいかもね」といった意見や、「遺体が運び込まれてきたらどうしたらいいんだろう?」といった疑問も出ました。   避難所をどのように運営すれば良いのか、避難者のニーズにどう応えるべきかなどを考えることができ、防災について勉強することの重要性を深く感じました。このゲームの中で困ったことや悩んだことを大切にし、今後の学びにつなげていきたいです。   災害復興ボランティア部「HOPEFUL」代表 現代教育学科3回生 青山 幸加   ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!

2023.07.04

読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」で、理学療法学科 岡田准教授が「つまずき」の解説を担当!

読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」に理学療法学科 岡田洋平准教授の解説がテロップで紹介されました!   視聴者の疑問を集めて調査する「さかなのとれたてリサーチ」内で、「年をとるとつまずきやすくなる?」という疑問に対して、歩行障害のスペシャリストとして取材を受けました。   ▼読売テレビ公式YouTubeチャンネルより     つまずきの原因は、「床面とつま先の間隔(トゥクリアランス)の低下」とし、若い人が何もない平らな場所を歩く時に床面とつま先の間隔は通常1cmから2cmですが、年齢を重ねるごとにこの間隔のバラつきが大きくなり、0.5cm以下から4cmほどの幅へと広がるとのこと。そして、この間隔が小さくなってしまった際につま先が床に引っかかってつまずいてしまうという風に考えられているそうです。     またこのバラつきが大きくなることの予防方法として、自宅でも簡単にできるつまずき防止の運動も紹介され、スタジオでは実演もされていました。   詳しくは読売テレビのYouTubeチャンネルをぜひご覧ください!  

2023.07.03

FM802「ROCK KIDS 802」で、7月毎週月曜に畿央大学冠コーナーを放送!8/5(土)には公開収録も!

2023.06.30

【開学20周年】6/25(日)橿原市吹奏楽団ファミリーコンサート in 畿央大学を開催しました。

2023年6月25日(日)、畿央大学冬木記念ホールにおいて橿原市吹奏楽団を招いて畿央大学開学20周年記念イベント「橿原市吹奏楽団ファミリーコンサート in 畿央大学」を開催しました。     橿原市吹奏楽団は、1973年に橿原市内の吹奏楽愛好家たちによって立ち上げられた50年の歴史がある由緒ある楽団です。団員は10代の高校生、働き盛りの40~50代、リタイアされた方まで幅広い年代の方々で構成されています。6月初旬に募集を開始してから1週間足らずで満員御礼となり、当日は広陵町内や近隣地域から500名近い来場をいただきました。 また当日は在学生ボランティア16名が受付や場内誘導などに運営協力し、イベントに華を添えてくれました。     開催に先駆けて冬木正彦学長から、開学20周年を迎えられたことの感謝や、生の演奏を肌で感じることの大切さが述べられ、「大きくなったら畿央大学に来てくださいね」という言葉には会場からは笑いがあふれるなど、ファミリーコンサートにふさわしいスタートとなりました。     前半の部は橿原市吹奏楽団による単独公演で、「宇宙戦艦ヤマト」「白雪姫セレクション」など小さいお子様から高齢者の方まで様々な年齢層に合わせた楽曲を演奏いただきました。         休憩をはさみ、後半の部では本学の吹奏楽サークル(Piu a poco)と吹奏楽団とのコラボレーション演奏が実現しました。 コロナ禍の影響で実は吹奏楽サークルとしては初めての活動がこの大舞台となりましたが、練習を積み重ね、MCにも挑戦して会場を大いに盛り上げました。 「ダンスホール(Mrs. GREEN APPLE)」や「ジャンボリミッキー」、「鬼滅の刃メドレー」など最近話題になった楽曲やアニメソングが選曲され、馴染みのある音楽が流れると、会場のあちこちで子どもたちの元気いっぱいの掛け声や音楽にあわせて踊る姿がたくさん見られました。               鳴りやまない拍手にこたえる形でのアンコールは、吹奏楽の定番曲「宝島」と「翼をください」の2曲。最後の「翼をください」では、吹奏楽の演奏に合わせて来場者全員で合唱し、音楽を通して会場内が一つになる瞬間が感じられました。     演奏終了後には、吹奏楽サークルの代表から橿原市吹奏楽団へ花束が贈呈されました。     橿原市吹奏楽団のみなさま、吹奏楽サークルのみなさん、当日運営をサポートしてくれた学生ボランティアのみなさん、ありがとうございました。   ファミリーコンサートに引き続き、開学20周年記念イベントとして、7月23日(日)に柔道史上初、また全競技を通じてアジア人初となるオリンピック3連覇を達成した野村忠宏氏をお招きした特別講演(参加費無料、7/5事前予約受付開始)を開催しますので、ぜひご参加ください。   ▼橿原市吹奏楽団、吹奏楽サークル、ボランティア学生と冬木学長で最後に記念撮影!     【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト 【申込ページはこちら】広陵町名誉町民 野村忠弘氏特別講演会「折れない心」

2023.06.30

真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学

Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2020年にはロゴやマークが商標登録されました。 2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。   2023年6月25日(日)、香芝市にある「真美ケ丘自治会館」にお邪魔させていただき幼稚園・保育園児~小学校低学年のお子様および保護者の方を対象にOrange Projectが作成した紙芝居「えがおのわ」を通して、認知症について学んでいただきました。       はじめに私たちが挨拶をさせていただき、「認知症」という言葉を知っているかを子どもたちに問いかけてみました。     そうすると、挙手をしてくれたり「聞いたことある!」「知ってる!」という発言がありました。幼稚園・保育園児~小学校低学年にはなじみがなく、難しい言葉なのではないかと考えていましたが、「認知症」という言葉を聞いたことがある・知っているという子どもたちがいることがわかりました。     紙芝居を読み聞かせする前に認知症について簡単に説明し、紙芝居の読み聞かせに入りました。 今回、紙芝居の読み聞かせをするにあたって工夫した点は「子どもたちが理解しやすいような言葉を使うようにする」ということです。Orange Projectがこの紙芝居を使用して、子どもたちに対し認知症啓発の活動をしたことは初めてではありません。しかし、これまでは小学校高学年に対してだったため、小学生高学年用の台本から幼稚園・保育園児~小学校低学年が理解できるように台本を作成する必要がありました。 例えば、「日付」という言葉です。私たちにとっては日常生活でも用いられ通じる言い回しかもしれないですが、特に幼稚園・保育園児にとっては少し理解しがたい表現ではないかと話し合い「日付がわからない」というセリフを「今日が何日かわからない」という表現にする等、参加メンバーで試行錯誤しました。     紙芝居の中には、クイズもあります。1つ目は「道端で認知症のおじいさんがきょろきょろして困っている」という場面です。「このおじいさんはどうして困っているのでしょうか」という2択のクイズに、Orange Projectのお兄さん・お姉さんが問題番号を手で示して立ち、正解だと思う方に集まってもらうというかたちで答えてもらいました。皆正解でした。     2つ目は「道端で困っているおじいさんがいます。みんなだったらどうしますか」というクイズです。このクイズには、挙手で答えてもらいました。「声をかけてあげる」「助ける」といったとても素晴らしい意見を沢山出してくれました。   このような、クイズに対する答えや紙芝居の感想を聞くと「面白かった!」などの声があり、とても集中して紙芝居を見てくれていて、紙芝居を通して少しでも認知症についての知識を得てもらうことができたのでないかと感じました。   紙芝居の後は、オレンジ色のモールを3本使って「ロバ隊長」の作成をしました。 ロバの特徴は長い耳に短い足です。長い耳は「何回でも何回でも気長に耳を傾けます」という気持ちを、短い足は「急がず、ゆっくりを意識して接する」ことを、オレンジ色のモールを使うのは「温かい気持ちで見守る」ことをそれぞれ意味します。これらのロバ隊長の特徴は認知症の人と接する時の心がまえを象徴するものです。     それぞれOrange Projectのメンバーが数人ずつお子様と保護者の方たちを担当して作成しました。 やや作るのが難しく、苦戦したところもありますがとても上手にロバ隊長を作ることができました。     みんなOrange Projectメンバーや保護者の方に「見てみて!できたよ!」と自身の作ったロバ隊長を見せに来てくれており、ロバ隊長の出来に満足しているようで微笑ましく思いました。     最後はじゃんけん列車でお菓子を渡す順番を決めてお菓子を渡し、お別れの時間となりました。     今回、真美ケ丘自治会館でこのような活動をさせていただくにあたり、幼稚園・保育園児~小学校低学年に対してどのようにすれば伝わるか、これで良いのか、興味を示してくれるのか、楽しんでくれるのか様々な不安がありました。しかし、私たちの問いかけに対して元気に答えてくれて、紙芝居やロバ隊長作り・じゃんけん列車などの私たちの企画を楽しんでくれている様子が見受けられ、とても嬉しく達成感がありました。準備の際に感じていた不安はすぐになくなり、私たちもとても楽しく豊かな時間を過ごすことができました。 私たちの出会いを通して、本日参加してくれた方が少しでも認知症について興味をもってくれたり学びになれば幸いです。   新型コロナウイルスの影響により、これまで大学外での活動が制限されていましたが5類に引き下げられたことをきっかけに、このような啓発活動も積極的に行うなど今後の活動に繋げたいと思います。 Orange Project®の今後の活動をよろしくお願いします!!   看護医療学科3回生 髙辻萌衣   【関連記事】 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告 認知症ケアサークルが「2022年度Orange Project®記念式典」にオンライン参加! 対面とZoomで「七夕交流会」を開催!~Orange Project®畿央大学 第1回エコマミ公開講座に山崎教授と学生が協力!~Orange Project®畿央大学 認知症啓発のための「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」活動報告!~Orange Project®畿央大学

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