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2018年のすべての新着情報一覧

2018.07.30

人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞!

堺市の社会奉仕団体・堺おおいずみロータリークラブが「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録を後押しするため、周辺に立てる「のぼり」のデザインを募集していました。全117点の応募作品の中から、このたび大阪市在住の木村幸代さんの作品が最優秀作品に選ばれました。おめでとうございます。 そして、私事ですが、私の作品が次点にあたる「国際ロータリー2640地区賞」に選ばれました。   ▼表彰を受ける加藤先生 ▲優秀作品賞の木村幸代さん   平成30年7月18日(水)堺商工会議所にて表彰式が行われ、最優秀賞を始め9人に各賞が贈られました。 百舌鳥・古市古墳群は世界遺産登録への国際推薦が決まり、9月にもユネスコの諮問機関イコモスの現地視察がある予定です。   ▼加藤先生の作品と表彰状   畿央大学がある馬見丘陵地区には古墳群が広がり、東へ行けば卑弥呼の墓ではないかと噂されている箸墓古墳があり、西へ行けば仁徳天皇陵を含めた百舌鳥・古市古墳群があり、東西一直線の古墳の道が見えてきます。古墳で地域は繋がっていると言えます。 百舌鳥・古市古墳群がめでたく世界遺産に登録されることを心より祈っております。   ●この記事は、朝日新聞でも取り上げられています。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【関連記事】 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

2018.07.30

平成30年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会~

エコキャンパス推進委員会では、省エネやリユース、リサイクルを通して自然にやさしく、人にも優しい学内環境づくりを目指した活動を行っています。 なかでも、夏季と冬季の学内エコパトロールは、緑のタスキをかけた委員会メンバーが、各教室や研究室を巡回することが、広く周知されすっかりお馴染みの活動として定着しています。   今回は、猛暑の平成30年7月17日(火)から27日(金)までの期間の巡回について報告します。   ▲この日の巡回メンバー。猛暑を感じさせない笑顔でいざ出発!   今年の夏は、日本列島を揺るがすほどの猛暑となっており、先週1週間の熱中症患者が2万人を超えるほどです。連日体温を超える最高気温が続き、早くも夏バテで元気が出ないという方も多いのではないでしょうか。その影響もあって、学内の電力使用量も使用上限を超える日が続いています。   ▲巡回当日の電力使用量も13時30分には最大電力を超過していました   パトロール班は2手に別れて学内を巡回します。この日リポートしている巡回は、16時30分ごろで4限目の授業が終了したころでしたが、試験中でもあるため、多くの学生が教室に残って勉強に励んでいました。教室内の温度は概ね、25℃~26℃程度になっているところが多く、クーラーも25℃に設定されていることが一般的でした。 使用していない教室で、クーラーが切れている状態では30℃を超過していることもあり、さすがに蒸し暑く感じましたが、教室内の温度計が27℃~28℃を示している場合は快適に過ごせる印象を受けました。 猛暑の屋外から教室に入った直後は、クーラーの設定温度を一気に下げることで快適さを求めようとするのか、いくつかの部屋で設定温度が20℃や23℃になっていました。この状態の教室に外から入っていくと肌寒さを感じますが、ずっとその温度の室内に居続けるとその状態に身体が慣れてしまうので、低い設定温度のままになっていることが考えられます。   ▲総務部前の温度計は28℃ クーラーの設定温度も28℃とエコのお手本です   ▲使用していない教室に電気やクーラー    ▲クーラーをつけても扉が開放された教室   巡回中、誰もいないのに電気やクーラーがつけっぱなしの教室やクーラーがつけられていても前後の扉が開けっ放しの教室も数か所ありました。このような無駄をなくせば、節電につながるような気がします。   ●教室を出るときは、電気やクーラーを消す ●クーラーをつけた教室では必ず扉を閉める ●室温がある程度下がったらクーラーの設定温度を28℃にする   この3つを心がけることで省エネにつながりますので、皆さんのご協力をお願いします。   今年の猛暑は例年よりも厳しいため、熱中症から身を守るためには適切にクーラーを使用することが必要です。加えて、体をしめつける服装を避け、風通しが良く熱が放散されやすい着衣を選ぶことや後頚部に保冷剤をあてることなど、ひと工夫で暑さを軽減することができます。良質な睡眠をとることや栄養と水分、塩やミネラルを補給することも元気に夏を乗り切るためには大切なことでしょう。スイカやキュウリなど夏に収穫できる食べ物は塩との相性がよく、水分も多く含まれるのでこの時期に食べると体を冷やしてくれます。 まだまだ暑い日は続きますが、乗り切るための策を見つけて、楽しい夏の思い出をたくさん作ってください。   ☆エコキャンパス推進委員会では、古紙リサイクルや傘R(忘れ傘のリユース)などの活動をしています。環境にやさしい大学づくりのための活動に今後も協力をお願いします。                エコキャンパス推進委員会 看護医療学科講師 大友絵利香   【関連記事】 平成29年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会 平成28年度 冬季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会

2018.07.27

ハンセン病療養所を訪問~看護医療学科

看護医療学科4年次開講科目「健康学特論」では、人権と医療問題に関する基礎的知識、マイノリティの健康問題について学びます。 とりわけ、ハンセン病の歴史と残る差別の現状について深く学んでいます。その上で、実際に国立療養所長島愛生園(岡山県瀬戸内市)に赴き、歴史館や園内を見学し、入所者の方にお話を伺うことができました。 学生たちは、医療における「人権」について深く考えるきっかけとなりました。   以下、2名の学生(井上知波さん、吉森由稀さん)が療養所訪問の様子をまとめてくれましたので紹介します。   私たち看護医療学科4回生は「健康学特論」の授業において、ハンセン病を中心に学びました。2018年7月18日(水)には、岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園を訪問しました。大阪からバスで約3時間半、邑久長島大橋を渡り長島に到着しました。     30年前までは橋はなく隔離された島であり、この邑久長島大橋は「人間回復の橋」とも言われています。 長島愛生園歴史館では、職員の方からハンセン病についてのお話や、館内に展示されている補助具についての説明をしていただき、ハンセン病の歴史についてDVDを視聴しました。館内には当時の長島愛生園の模型や、療養者が書いた手紙や俳句、当時の写真などが展示されており、ハンセン病についてより多くの知識を得ることができました。     次に、実際に園内を歩いて見学させていただきました。収容桟橋についてのお話を聞き、上陸した時には職員用と患者用とで分けられていたことを知りました。     続いて、収容所を見学しました。ハンセン病患者は上陸後、消毒のためにクレゾール消毒風呂に入らなければなりませんでした。     また、納骨堂で私たちは手を合わせました。 本来なら納骨堂は必要なく、家族の元にあるべき遺骨。長島愛生園に納骨堂がある意味を考えたとき、ハンセン病の患者や回復者が不当な差別を受け、故郷に戻ることもできなかったという事実を知り心が痛みました。     昼食後、奈良県出身である長島愛生園入所者の方にお話をお聞きしました。 現在に至るまでの生活、当時の思いを詳しく話していただき、苦しみや不当な差別など心が痛むお話もありました。     短い時間でしたが、学内授業での映像や資料での学びとは違い、実際に自分の目や耳で見たり聞いたりしたからこそ、当時の方々の思いが想像でき感じることがたくさんあり、人権とは何か改めて考えることができました。 今回の学習で、ハンセン病を通して人権について理解を深めることができたと思います。 ハンセン病について病の存在自体知らない人や、未だ誤った知識を持った人がいる中で、今度は私たちが伝える側となり、たくさんの人にハンセン病についての正しい知識を知ってほしいと思いました。   看護医療学科4回生 井上知波・吉森由稀   旧優生保護法による強制不妊問題が世間を騒がせている中、ハンセン病をかつて患った方々もその対象者となりました。このようなことを決して繰り返してはならないという思いがきちんと伝わったと思います。今年度はもう一度、学生らとともに療養所を訪ねたいと思います。   看護医療学科 准教授 文鐘聲       【関連記事】 日本における感染症対策ーハンセン病の歴史ーを学ぶ~看護医療学科 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科 「ハンセン病療養所訪問学習を通しての学び」報告会を開催しました。~看護医療学科

2018.07.26

フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾

理学療法学科では、昨年に引き続き3回目となる海外インターンシップを行います。教員5名、3回生15名で平成30年9月6日(木)〜12日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。 現地では、国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、実際に台湾の高齢者の方への運動指導などが予定されています。   今年度から英語力アップだけでなく、海外の文化、理学療法の現状を知るために、海外からゲストをお招きし、学生交流やレクチャーを受ける機会をつくっています。前回のマレーシア、タイに続き、今回はフランスのパリにあるÉcole d'Assasという学校から、学生のAlexandre君とDianeさんの2名が大学に来てくれました!     夏でも涼しいパリと比べ、日本は「Too hot!!」と汗をかきながら、食堂で1・2回生とランチをしました。親子丼を選んだDianeさんは、今まで食べた日本料理で一番おいしい!と絶賛していました!(皆さんもぜひご賞味あれ!) その後、学内のヤマザキストアでかき氷づくり体験をしました! Dianeさんはイチゴ、Alexandre君はみぞれと渋いセレクションでした。     その後、ニューロリハビリテーション研究センターをお伺いし、センター長の森岡先生に施設案内をしていただきました。森岡先生はフランスで留学されていたこともあり、「Enchanté(アンシャンテ:はじめまして)」とフランス語での挨拶をされ、二人も驚いていました。実際に授業で、脳科学研究で用いられる実験場面を見学させていただきました。 「授業では聞いたことがあったが、実際に見るのは初めてで貴重な経験ができた」と話していました。     そして、3回生が待つ海外インターンシップの授業へ。英語学習担当の学生が考えてくれたアイスプレイクの一つ目は、二人への質問カードを引いて、答えてもらい、こちらにも質問してもらうものです。彼氏彼女の話や日本人はモテるのか?など、一気に距離が縮まって、次のジェスチャーゲームも大盛り上がりでした!     そして、お二人からフランスの理学療法についてのプレゼンテーションを聞きました。   ・教育:2015年が4年制教育(1年間は基礎医学を勉強してから理学療法教育課程に進むので、5年に近い)に移行され、実習時間は日本の約2倍。 ・就職:約80%近くはクリニックを開業している(日本は70~80%は病院に勤務し、開業権はない) ・その他の専門職:PEDICURIE-PODOLOGIEというフットケアの専門家がリハビリテーション専門職に含まれる   海外と日本との違いを知ることで、日本の現状・課題について深く考え直す機会になりました。     終了後は畿央大学のオリジナルグッズをお渡しして、いつもの集合写真をパシャリ!!終わった後も、それぞれ話したり写真を撮ったり楽しい時間を過ごすことができました。短い時間でしたが、理学療法士になるために同じように頑張っている海外の仲間ができたことは、今後の人生の糧になるのではないかと思います。     最後に、この猛暑の中、フランスからわざわざ来てくれたAlexandre君とDianeさん、この企画をサポートしてくれましたÉcole d'Assasの先生、スタッフの方々、また、見学等に協力してくださった先生方、学生のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。   Merci beaucoup!(ありがとうございました!)   理学療法学科助教 松本大輔   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて! 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科   ●昨年度の海外インターンシップはコチラ!

2018.07.26

ホスピス見学実習での学びを共有!~看護医療学科「終末期ケア論」

看護医療学科3年次の選択必修科目に位置付けられている「終末期ケア論」を4月から開講していますが、その授業も残すところあと1回となりました。 今年度は、およそ80名の学生がこの科目を選択し、4月から「死生観を養う」「終末期がん患者の身体症状マネジメントを理解する」「意思決定を支える」「家族、遺族の悲嘆をケアする」など大変重たい課題に対して、真剣に取り組んで来ました。   今回は、平成30年6月2日(土)に学生有志で田原本町の国保中央病院に併設された「緩和ケアホーム飛鳥」を見学したときの学びを共有するための発表会を行った様子をレポートします。   ▲ホスピス見学での学びを発表する3回生   終末期ケア論は、 1、エンドオブライフ期にある患者を総合的・全人的に理解し、その人らしさを支える看護援助方法について説明できること。 2、エンドオブライフ期での治療を理解し、苦痛の緩和方法について説明できること、 3、看取りをする家族の援助について説明できること。 この3点を卒業時の到達目標として16回の講義内容を構成しています。   死生観の構築や意思決定支援をテーマとした授業では、終末期にあるがん患者を講師に招いて、「死」を自身の問題として向き合う人の心理や社会とのつながり、身体症状のセルフマネジメント、残していく家族への思い、死を迎えるにあたっての意思決定過程についてお話をいただく、がん患者が体験する痛みや倦怠感のマネジメント方法を学ぶ、また臨死期のケアや逝去後のエンゼルメイク(死化粧)の演習を取り入れることで、看護師として必要な援助技術やケア態度を養っています。   ☆ホスピス見学実習は、授業での学びで関心を持ったこと、疑問に感じることを自身の課題として実践の現場で活躍する看護師が展開するホスピスケアプログラムを理解する目的で毎年、見学希望者を募って行っています。 そして、見学実習とほぼ同時期に「病院インターンシップ実習」で国保中央病院飛鳥にて実習を終えた4回生の学生と学びを共有する機会を設けています。   ▲見学実習に参加していない学生にも理解できる内容のプレゼンを行う3回生   まず3回生から実習についてプレゼンテーションを行いましたが、見学した施設の構造の特徴や看護師長から説明を受けたホスピスは、患者やその家族の人格すべてを受け入れチームで答えを探しながらケアの方向性を決定していく場所であること、同じ医療者の中には「治療が終わったのであとはホスピスにでも行きなさい」と患者や家族に十分な説明をすることなく転院を進められる事例を紹介されたことを受けて、学生はより良い最期を迎える障壁となるのは、「医療者の態度」であると伝えていました。「不安の中で、信頼していた医師から十分な説明を受けることなくホスピスに来られる患者さんにホスピスは、最後までその人らしく生き抜く場所であることを伝えることから援助がはじまる」こと「患者・家族がケアの中心にいて、今何を優先すべきかをチームで考えた実践を行う」こと「大切な家族を亡くしたあとの遺族ケアプログラム」などについて丁寧に伝えてくれました。   ▲3回生が気づきを得た終末期の対象を援助する目標   続いて緩和ケアホーム飛鳥で2週間の病院インターンシップ実習を終了した4回生の学生3名による学びの発表です。病院インターンシップ実習とは、病棟師長や看護師の業務・ケアに同行し、病院組織の中での看護管理や看護実践を体験するための実習になっています。4回生はこの実習が病院実習の総仕上げとなるのですが、ホスピスで実習する学生はホスピス緩和ケアに高い関心を持って臨んでいます。   ▲病院インターンシップ実習での学びを伝える4回生   4回生は実習で経験した看護管理や緩和ケアにおけるチーム医療、亡くなった患者さんへの関わりを振り返る「デスカンファレンス」の実際や終末期の患者とその家族へのコミュニケーションの在り方について伝達してくれました。 その中で「奥さんが眠っている間に夫が息を引き取った」という事例を紹介し、「そばにいながら、なぜ気づくことができなかったのかと自分を責める奥さんに皆さんならどのような声をかけますか?」と3回生に投げかけました。   ▲事例について意見を述べる3回生   3回生は、数名のグループになって考えを巡らせていましたが、「奥さんが気づかないくらい苦しまずに亡くなられたのですね」「つらいでしょうけど、ご主人はそっと逝かれたのだと思います」など事例を想定した声かけについてそれぞれの意見を活発に述べていました。 それに対して4回生は「実際に看護師さんは、まず『おつらいですね』と家族の思いを理解していることを伝えて、夫人がこれまでの経過のなかで患者に寄り添ってきた事実を肯定してから、『奥さんがそばにおられたので安心して旅立つことができたのではないでしょうか』とその亡くなり方に意味づけをしていた」と実習での経験を伝えていました。   ▲4回生の発表に対して自分の考えを述べる3回生   4回生の学びを聞いた3回生は、患者・家族の希望に添うケアの実際について活発に質問し、自分の考えを丁寧な言葉におこすことができていました。 また、4回生は実習を終えて「残された時間がわずかになり、エネルギーの消耗も大きい中である患者さんは、訴えを言葉にすることができない場合もあります。しかし、その中でも私たちに何か伝えようとして発信するサインを見落とさない看護師になりたい。」「患者の訴えには‘どうしてそう思うのか?‘と患者さんを理解する態度で応答したい」と緩和ケアホーム飛鳥での実習後に得た《看護観》を語りました。   ▲「訴えを見逃さず、患者・家族中心の看護をしたい」と授業の学びを伝える3回生   日本では、年間約375,000人ががんで死亡しています。そのうちホスピス・緩和ケア病棟で看取られるのは約1割となっています。このような背景から、卒業後に看護師として働く学生は、病院や地域で終末期がん患者のケアをする機会が必ずあるでしょう。その時には、この授業で共有した大切な「ケアの心」を礎に対象が最後までより良く生き抜く過程を支えてほしいと考えます。   看護医療学科講師 對中百合・大友絵利香   【関連記事】 「急性期看護学援助論Ⅱ」患者モデルを想定した援助法~看護医療学科 「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科 緩和ケア病棟を見学実習!~看護医療学科「終末期ケア論」 「エンゼルメイク」の演習を実施!~看護医療学科「終末期ケア論」 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート

2018.07.26

第16回畿央祭実行委員Blog vol.9~冬木学長に決意表明&幹部自己紹介!

こんにちは!第16回畿央祭副実行委員長の坂本知香です。 7月後半に入りテスト勉強に忙しいなか畿央祭に向けて、各部署で作業が順調に行われています。 今年は例年と比べ早い段階で準備が進み、新しい企画も考えています!   畿央祭に向け、幹部全員で学長先生に挨拶を行いました。一人ひとり自己紹介をし、学長先生に畿央祭への意気込みを伝えました。     そして学長先生から激励の言葉を頂きました。   遅くなりましたが、畿央祭幹部全員の自己紹介と一言です!   実行委員長 健康栄養学科 千葉茜 今年のテーマ「掌」通り、実行委員をもとに畿央祭を盛り上げてくれる皆さんの全員の手で最高な畿央祭を作り上げていきたいです!よろしくお願いします(・ω・)v   副実行委員長 健康栄養学科 車谷美紅 幹部みんなで協力して最高の畿央祭にしましょう!   副実行委員長 看護医療学科 滝尾愛 今年は実行委員の人数が280人と過去最高に多い人数が集まりました!この280人ひとりひとりが楽しんで、力をあわせて良い畿央祭にできたらと思います!よろしくお願いいたします。   副実行委員長 現代教育学科 仲田航希 学生だけでなく、地域の人にもたくさん来ていただける熱い畿央祭にしたいです!!   副実行委員長 看護医療学科 坂本知香 来場者のみなさま、実行委員、畿央大学の学生、先生、職員のみんなに楽しんでもらえて、さらに「今年はちょっと違うな」と思って頂けるような畿央祭を作らせて頂きます!よろしくお願いします。   模擬部署 現代教育学科 冨永雄太 安全に配慮して最高の畿央祭にします!!!   模擬部署 現代教育学科 直井魁杜 去年度に引き続き、事故の無いように安全第一で来校者の方に楽しんで頂けるように頑張ります!   展示部署 人間環境デザイン学科 奥村綾 今年度は昨年度よりももっと華のある、煌びやかな畿央祭になるよう、全力で展示物の制作に取り組みたいと思います。   展示部署 現代教育学科 野村真子 最高の畿央祭になるように頑張ります!よろしくお願いします!   学内企画部署 現代教育学科 仲井遥 「今年のお化け屋敷が一番怖くて一番楽しかった」と来場者の方々に言って頂けるように、一緒に頑張ってくれる実行委員たちと最高のお化け屋敷を作りたいと思います!よろしくお願いします!   学内企画部署 健康栄養学科 山中理緒 最高の畿央祭だったと言ってもらえるような学祭にしたいです!よろしくお願いします!   舞台部署 健康栄養学科 井上菜々子 みんなの思い出に残るような最高の舞台を作り上げるように頑張ります!   舞台部署 健康栄養学科 田淵日花里 畿央祭を盛り上げるために、最高の舞台を作り上げます!   広報部署 健康栄養学科 植林由里子 部署長として1、2回生を引っ張って、素敵なパンフレットを届けられるように頑張りたいです。   広報部署 健康栄養学科 井上朱音 今年も来場者の皆さま素敵な一冊をお届けできるように頑張ります。よろしくお願いします。   アリーナ部署 現代教育学科 岡田舞香 初めての実行委員ですが、新しいことも始めて、来てくれる人達がみんな笑顔になれるようなアリーナ企画にします!   アリーナ部署 理学療法学科 仲川綾恵 みんなで楽しい畿央祭を作っていきましょう!   以上、畿央祭実行委員幹部17名です!よろしくお願いします!   畿央祭まであと3ヶ月、各部署全力で準備を進めていきます。 ぜひ10月20日(土)、10月21日(日)にお越しください。 お待ちしております!!     第16回畿央祭副実行委員 看護医療学科2回生 坂本知香 ●畿央祭イベント紹介ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.07.25

10/20(土)・21(日)第16回畿央祭~「掌」を開催します。

手と手を取り合い、最高の学園祭へ! 実行委員がお送りする畿央祭のイベント情報ページです。プログラムや企画などの詳細が決まり次第、随時更新していきます!畿央祭は当日だけではなく、準備から力を合わせて行っています。畿央祭を一からつくりあげる学生の様子は実行委員ブログでご覧になれます! ! 日時 10月20日(土)10:00~17:00 10月21日(日)10:00~16:00 会場 畿央大学  アクセスはこちら 駐車場はありませんので、 公共交通機関を利用してご参加ください。 大学周辺道路や近隣商業施設への駐・停車は 地域住民の皆様へのご迷惑となりますので、 ご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 同時開催 ウェルカムキャンパス ミニオープンキャンパス ▲クリックで拡大します。      子ども向け企画 スマイルファンタジー 両日開催 アリーナ(体育館)では、「ぞうさん」「ふわふわ迷路」「ポールプール」「ストラックアウト」「幼児コーナー」、小体育館では「折り紙」「ぬりえ」「プラバン」「スライム」を開催!サンクンガーデンでは「ヨーヨーすくい」も実施します!様々な遊びが盛りだくさん!ぜひご参加ください!       吉本お笑いLIVE 21日(日)10:00~11:00 かまいたち・ダイアン・span!     畿央祭のテーマと実行委員長からのメッセージ 第16回畿央祭テーマ: 掌(てのひら) 「手」は繋ぐことができます。一人ひとりは小さいけれども、手を取り合うことで、その輪ができ、大きくなります。畿央祭を皆一眼となってとても大きな良いものに作り上げていきたいという意味を込めています。人と人とが手を取り合う時、支え合い手を差し伸べる時など、必ず「掌」が出てきます。誰にでも「掌」を向けられるような支え合える仲間がいる、畿央大学もそのような大学であり続けたいということで掌に決めました。最高の畿央祭を作っていきます!ぜひお越しください!! 第16回畿央祭実行委員長 千葉 茜   畿央祭に向けて頑張る、実行委員たちの奮闘記!畿央大学公式ブログ「KIO Smile Blog」でご覧いただけます。     ●昨年の記事・写真はこちらから! 第15回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。facebookフォトレポート  

2018.07.18

「急性期看護学援助論Ⅱ」患者モデルを想定した援助法~看護医療学科

看護医療学科3回生前期配当科目『急性期看護学援助論Ⅱ』では、学生たちが臨地実習に向けて多くの学びを得てきました。これまで、実習先の病院で受け持つ機会が多い疾患を対象に、8つの事例を用いた看護過程の展開を続けてきました。グループワークの時間が多く、授業外の時間も課題と向き合いながらメンバーが協力し合って、看護の方向性を見出しています。6月末から7月にかけては、これまで努力してきた学習内容を発表し、全員で共有する主旨の授業を行っています。 この授業の学習目標は、「術後看護の基本技術が修得できること」と「手術を受けた患者の個別性を考慮した計画立案と実施ができること」で、この日の演習では、学生が術後の患者の状態を創り、その状態に応じた全身清拭を計画するという内容でした。   ▼左乳房切除を受けた患者の術後の状態を想定した患者創り   ▼頭部の手術を受けた患者創りに真剣な表情   授業では、後期から始まる臨地実習を見据えて、受け持ち患者さんをイメージしたうえで、手術を受けた患者さんが順調な回復過程を辿るために必要なケアの手段を考えることを目指しています。4月からグループワークを続けてきたメンバーが力を合わせて、自分たちの患者さんについて紹介していきます。 学生は、患者役と看護師役を演じてシミュレーションをしますが、即席で設けた「ランウェイ」に登場しモデルのように振舞います。全身麻酔で手術を受けた直後の患者さんには、複数の血管から点滴がされ、手術部位にドレーンとよばれる「排液用の管」が挿入されています。また、膀胱内にカテーテルが留置された状態で排尿の管理がなされます。 このように、患者役の学生も実際にドレーンや点滴を入れているかのように、患者モデルを創りあげました。   ▼胃切除術を受けた患者役を演じるグループ   若くて健康な学生たちですが、実際に手術後の患者さんが装着されているものを身につけて看護師の手を借りながら、高さ約45㎝の「ランウェイ」に上がろうとすると、座った姿勢から立ち上がるまでに相当の苦労をしていました。この体験から、手術後の患者さんは痛みがあり、自由に動けない状態であるため、一つの動作をするにも大変な苦痛を伴っていることが理解できたようです。 演習の中では、ドレーンから出てくる排液の色も、実際の手術後に近い色合いになっています。これは、学生がドレーン挿入部位と挿入目的を正しく理解するためにも大切ですが、実習が始まったときに、手術後の患者さんが挿入しているドレーン排液の異常を早期発見するためでもあります。   ▼膝関節の手術を受けた患者に包帯をまく様子   ▼人工膝関節置換術を受けた患者を紹介する様子   膝関節に人工関節を置換した事例では、一般にも広く知られているエコノミークラス症候群(下肢に形成された静脈血栓が肺に移動して肺梗塞を引き起こす症状)を予防する目的で、下腿に包帯を巻きます。学生は、包帯法についてすでに学んでいますが、膝に大きな手術創があり痛みを伴っている状態の患者さんへの包帯巻きは、簡単ではないようでした。   このような状態の患者さんに、全身清拭をするための計画を立て、患者さんに手術後の回復を助ける援助を経験しましたが、痛みを増強させずに体を動かす方法や点滴が入っている腕からどのように病衣を脱がせるのかなど試行錯誤を重ねているようでした。   9月になると「急性期看護学実習」が始まり、手術を受ける患者さんを実際にケアすることになります。手術を受けるということは、身体的な侵襲だけにとどまらず精神的な不安や仕事に支障をきたす、家事ができないなど社会的な問題も発生します。そのような対象を全人的に捉え少しでもお役に立てること、また、手術後の回復過程を促進するための看護について実践の場で学びを深めてくれることを教員一同願っています。   3回生の皆さん、暑さにめげず、実習めざして頑張りましょう!   看護医療学科教員(急性期看護学) 林田麗・大友絵利香・加藤由加・菊谷美代子     【関連記事】 救急看護の基本、心肺蘇生法を学ぶ!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート 第5回BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~防災救命サークルWiL 救急蘇生法の演習を行いました!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

2018.07.18

オープンキャンパスで「サッとシステム体験会」を開催!~ヘルスチーム菜良

平成30年7月14日(土)、15日(日)は、畿央大学オープンキャンパス「夏休み有効活用キャンパス」が開催されました。 そこでヘルスチーム菜良※1は、食育サッとシステム※2 を用いた「栄養バランスチェック体験会」を行いました。1日目は健康栄養学科3回生3名、1回生7名、2日目は3回生4名、1回生5名のスタッフが参加協力しました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。   猛暑の中でしたが、2日間で約200名の参加がありました!   ▼高校生が普段食べている食事の栄養バランスを食育サッとシステムで評価。☆の数で採点されます。     ▼選んだ食事に対しての栄養指導の様子   「普段の自分の食事バランスを目で見て確認することができて良かった。」 「自分で選んだもので栄養の事を知ることができて楽しかった。」 「日頃から気にしていない食事に思った以上に脂質があるのに驚いた。気を付けて食べようと思う。」 という感想を書いてもらえました。 不慣れな1回生も一生懸命に結果を説明していて、高校生や保護者の方に楽しんでサッとシステムを体験してもらえたようで良かったです。   【スタッフの感想】 高校生へのアドバイスでは戸惑ってしまうこともありましたが、自分の知識が生かせた時は嬉しかったです。人に教えることは自分自身にとっても役に立つと思い、勉強になりました。 1回生 川端ひとみ   初めての参加で少し緊張しましたが、高校生や保護者の方に的確なアドバイスをすることが出来たと思います。私も栄養についてまだまだ知らないことがあって勉強になりました。                                1回生 藤堂 夏帆    1回生も徐々にサッとシステムの扱いに慣れてきました!自分たちも楽しみながら今後のイベントにも参加していこうと思います。   来月のオープンキャンパスにも参加しますのでよろしくお願いします。                    健康栄養学科3回生 ヘルスチーム菜良 山田さくら   【過去の「ヘルスチーム菜良」のBLOG記事を読む】

2018.07.18

フリースタイル分娩を学びました!~助産学専攻科 

助産学専攻科の授業は、7月に入ってからは、ほとんど分娩介助の演習をする毎日です。 その中で、平成30年7月10日(火)に、岩田塔子先生のフリースタイル分娩の講義を受けさせて頂きました。 岩田塔子先生は、助産師の他に鍼灸師、超音波検査師の資格も持っておられ、産婦主体で安楽な分娩介助に必要な技術を多く身につけておられます。分娩介助以外に多数の著書と全国での講演とたいへん活躍しておられ、パワーと存在感を感じました。     フリースタイル分娩とは、現在私たちが練習している仰臥位分娩だけでなく、実際に助産院で行っている側臥位や四つん這い位など産婦の望む様々な体位の分娩を言います。 実際に学生間で産婦や助産師の役割を決めて介助の練習や、分娩進行に異常が見られた時の対応の方法などを演習してみました。分娩の体位が変わっても介助の方法は基本的には変わりませんが、産婦さんの体位に合わせて分娩介助し応用していくところが難しかったです。今回の講義では、胎児の回旋や分娩介助の細かいアドバイスなども頂き、今後の分娩介助に活かしていきたいと思いました。                         助産学専攻科 赤木円、瀬川文穂   【関連記事】 ベビーマッサージ・マタニティヨガを体験!~助産学専攻科 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科 健康科学部長に学ぶ「超音波診断法の理論と実際」~助産学専攻科 平成30年度近畿地区助産師学生交流会 参加レポート!~助産学専攻科 妊娠中期・後期向け「両親学級」の演習を行いました!~助産学専攻科

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