2020年のすべての新着情報一覧
2020.01.17
就活レポート~就職活動の現場から~No.575(食品メーカー)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第575弾! 健康栄養学科14期生(20卒) H.T さん 食品メーカー(開発職) 勤務 【その事業所に決めた理由】 一番大きな理由は、食品メーカーの開発職という前々から希望していた職種につけることができたからです。更に、入社1年目から開発に携わることができ、自分のスキルアップに繋がる環境が整っていると考え、入社を決めました。他にも、選考中に人事の方がとても丁寧に対応してくださったことや、内定者フォローの手厚さ等、入社前の不安を払拭して頂けたことも理由の一つです。 【就職活動を振り返って】 一言で言えば、とても楽しかったです!(笑)私は元々食品開発を希望していましたが、初めから一つに絞らずに食品卸やメーカーの営業職、製薬会社等も受験していました。そのため、幅広い業界の知識を得ることができ、ESや面接において「なぜここの会社なのか」と他社と比較して説得力のある志望理由を伝えることができたのではないかと考えています。選考情報解禁前の1・2月に履歴書やリクナビのOpenESを完成させていました。早めに手をつけていたおかげで急な選考に即対応することができたので、早め早めの行動をお勧めします。3〜5月はほぼ毎日説明会や選考へ足を運び、他大学の就活生との交流を通して情報収集したり励まし合ったりし、楽しみながら就職活動をしていたと思います。 【就職活動でPRしたポイント】 面接では、とりあえず元気で明るく笑顔でハキハキとしていれば怖いもの無しだと思います!(笑)面接官に「もっと話を聞きたいな」と思わせるような表情や話し方を意識していました。内容に関しては、主にアルバイトや部活動で培った経験やその先の「成長」を自分の言葉で伝えました。更に管理栄養士課程を履修していることや、大学内で行った食品開発プロジェクトの参加を通して食への興味もアピールしました。事業所によって求める人材が異なっていると思うので、自分が伝えたい経験談は固定しつつ、逐一その事業所に合ったアピール方法を考えることが大切なのではと思います。特に開発職であれば、具体的に「入社してからどんな開発がしたいか。」を伝えることを意識していました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターが無ければ今の私はいないと思うくらい、大変お世話になりました。履歴書添削や面接練習はもちろんですが、どんな相談でも聞いて頂き、心のオアシスでした(笑)いつ行ってもきめ細やかな対応をしてくださいますが、3月以降は職員さんも大忙しなのでキャリアセンターに行く時はなるべくメール等でアポイントを取っておくことをお勧めします! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 一番大事なこと「とりあえず行動すること」。合同説明会に行ったその足で夕方にキャリアセンターに行ったこともありました。確かにうまくいかなかったり悩むことも多いですが、周りの学生も同じなので諦めずに前を向いていれば必ず良い結果が返ってきます!そのためにも、何か困ったことがあればキャリアセンターの職員さんや友達に相談し、1人で抱え込まないことが何よりも大切です。いろんな人からいろんな話を聞いて自分だけの就活スタイルを確立できればベストです!
2020.01.17
日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催 関西支部大会2019活動報告!
こんにちは!日本理学療法学生協会(JPTSA) 畿央大学運営委員広報部、理学療法学科1回生の伊藤香凜、大石七海、岸本舞花です。 2019年12月14日(土)に畿央大学で行われた日本理学療法学生協会 畿央大学主催 関西支部大会について報告させていただきます。日本理学療法学生協会についてはこちらをご参照下さい。 今回のテーマは「理学療法×住宅環境」です! 今年も関東、中部、関西、中国、九州の各大学から理学療法士をめざす学生が畿央大学に足を運んでくれました!福田さん、伊藤さん、阿部さんにより、「音楽療法について」という題で学生発表を行いました。この学生発表は畿央大学の理学療法学科の学生1・2・3回生にとったアンケートを元に作られました。 2名の先生方にご講演をしていただきました。 講演①「住環境整備(住宅改修)と理学療法士の役割」谷口昌宏先生 主任介護支援専門員であり、住まいと介護研究所を開設された谷口先生に住宅環境への理学療法の介入について、先生の今までの経験や実例をまじえて講演していただきました。 講演②「住環境整備について」岡村英樹先生 一級建築士であり有限会社サニープレイス代表取締役である岡村英樹先生に、住宅改修の良し悪しや先生が住宅改修に実際に携わった「あいすくりーむの家」についても講演をしていただきました。 講演の後は午前と午後の二回に分かれて、各テーマについてディスカッションを行いました。午前は住宅改修に携わる職業や、理学療法士が住宅改修に関わる際に必要な知識が何かなどを挙げました。午後はある症例の患者さんの家を改修すると想定してどこをどのように改修していくのかを福祉用具なども参考にしながら話し合いました。どのグループもレベルの高いディスカッションが展開されていて、お互いに良い刺激となりました。 すべてのプログラムが終わった後は、食堂で懇親会を行いました。「パーセントバルーン」というゲームをグループ対抗で行い、参加者全員が横や縦のつながりができて、よい懇親会になりました。 今回、畿央大学の運営委員として初めて支部大会に参加したことで、私たち自身も他大学の多くの新しい友達や先輩と出会い、とても充実した一日となりました。これからも他大学の支部大会に参加し、もっと学外の友達、先輩、後輩との交流を深めていきたいと思います。そのつながりを、将来理学療法士になる上で勉強になる話が聞けたり情報を共有したりできる仲間にしていきたいと強く感じました。 来年も畿央大学にて支部大会を開催する予定です。来年もより良い支部大会になるために運営委員全員が協力し、参加してくださった皆様が楽しんでいただけるようにしていきたいと思います! 最後になりましたが、開催にあたり協力してくださった方々、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました! 日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科1回生 伊藤香凜 大石七海 岸本舞花 【関連記事】 日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催 関西支部大会2018活動報告! 12/15(土)日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催関西支部大会のご案内 日本理学療法学生協会(JPTSA)「畿央大学主催 関西支部大会」2017 活動報告! 12/10(日)日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催関西支部大会のご案内! 日本理学療法学生協会(JPTSA)が開催したJapan Study Tourに参加!~理学療法学科 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」2016 活動報告!
2020.01.16
令和元年度 神経リハビリテーション研究大会を開催!~健康科学研究科(森岡研究室)
令和2年1月13・14日(月・火)に信貴山観光ホテルにて、神経リハビリテーション研究大会が開催されました。この研究大会は、毎年恒例の合宿形式となっており、今年で14年目を迎えました。 本年度は、ニューロリハビリテーション研究センターの教員と大学院博士課程・修士課程メンバー総勢25名が参加しました。また、大学院修了生の佐藤剛介さん(3期生)と脇田正徳さん(3期生)をお招きし、それぞれ現在進めている研究について紹介して頂きました。 森岡教授の開会の挨拶から始まり、修士課程2年の最終審査に向けた予演会と博士課程3年の研究進捗状況の報告、および上記修了生の研究紹介が行われ、様々な視点から質疑応答や意見交換が繰り広げられました。 修士課程2年の発表では、内容に関する質問はもちろん、スライド構成やプレゼンテーション時の目線の使い方といった自分の考えを伝えやすくするためのアドバイスが活発にされていました。博士課程3年の発表では、細かな研究手続きを行いながら、大量のデータを丁寧に解析されていて、研究の質や精度を上げるための相当な努力を感じました。また、修了生の方は、大学院で学んだことを臨床現場で活かしながら継続して研究に取り組まれていて、自分の今後目指していくべき姿を見させていただき、身が引き締まる思いでした。 夕方には、3グループに分かれて、修士課程1年の研究計画に対するディスカッションが行われました。各グループのメンバーが、朝からの発表・聴講での疲労感を見せることなく、研究計画に対して時間が超過するのを忘れて議論している光景が印象的でした。 1日目終了後の夕食時、入浴時、懇親会においても、それぞれが白熱した議論を継続し、2日目の帰りのバスや畿央大学に戻り解散してからも、研究室で議論が続いている状態でした。 森岡教授からは、修了生の方の研究に取り組む態度に習い、継続的な取り組みを行っていくことの重要性が説明されました。 現状では、博士課程・修了生の方々の研究を深く理解し、意見を述べることは困難でしたが、大学院在学中に知識を深めながら、教えてもらう一方ではなく、共にディスカッションできるように成長していきたいと思いました。 最後になりましたが、このような機会を与えてくださった森岡教授をはじめとする研究センターの皆様、神経リハビリテーション研究大会の開催にご尽力頂きました関係者の方々に深く感謝を申し上げます。 畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程1年 乾康浩 【関連サイト】 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 【関連記事】 ●「平成30年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成29年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成28年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成27年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成26年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成24年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成21年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成20年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」
2020.01.16
客員教授が「第71回保健文化賞」を受賞しました。
本学客員教授の岡本新悟氏(岡本内科こどもクリニック院長)が、第71回保健文化賞を受賞しました。おめでとうございます。 保健文化賞は、第一生命保険株式会社によって1950年に保健衛生の分野における立派な業績と長年にわたるご労苦に感謝と敬意を捧げるために創設されました。近年では生活習慣病対策、高齢者や障がい者への福祉、海外医療や疾病対策など、その時代におけるさまざまな課題に、継続的に取り組んできた方々が顕彰されており、厚生労働省、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団が後援しています。第71回保健文化賞では10団体、5個人が受賞しました。 岡本客員教授の受賞の業績は、長年にわたるバングラデシュにおける医療・福祉支援活動です。岡本客員教授は、奈良県立医科大学在職中に、バングラデシュからの留学生であるモハマド・セリム・リザ医師の指導にあたられました。 リザ医師の帰国後、無医村に病院を建設したいというリザ医師の夢に岡本客員教授が援助の手を差し伸べて、バングラデシュの無医村に病院を設立した他、マンゴー園を建設し医療費を払えない患者の援助をしてきました。また、身寄りのない寡婦の為にホームを建設し、生活の糧が得られる枠組を構築する等、バングラデシュの医療と福祉の充実に貢献しています。 2019年12月17日(火)には、保健文化賞の贈呈式が開催され、受賞者は贈呈式翌日の18日(水)に皇居に参内し、天皇皇后両陛下の拝謁を賜りました。 岡本客員教授は「世界の誰もが同じレベルの医療を受けることができる」という医療の機会均等に対する熱い思いを持ち、リザ医師の夢は自分の夢でもあると2008年に病院建設を開始して以来10年以上支援を続けています。「夢を力に」を実践されている岡本客員教授の益々のご活躍と更なるプロジェクトのご発展を祈念します。 健康栄養学科 教授 前原佳代子
2020.01.16
就活レポート~就職活動の現場から~No.574(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第574弾! 現代教育学科11期生(20卒) A.M さん 奈良県・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 転校した学校で出会った先生がきっかけです。慣れない環境のなかで不安でいっぱいでしたが、その先生といると自然と笑顔になることができ、周りの友達もみんな笑顔で、とても楽しい学校生活をおくることができました。私もこんな先生になりたいと思い、教員を目指しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は3年間学童保育施設、1年間小学校学習支援ボランティアを経験しました。子どもと実際に関わってみると大変なことも多くあります。しかしその時、先生の対応の仕方はとても学びになりました。また子どもたちが「先生!先生!」と呼んでくれて、一緒に遊んだり勉強したりする中で、子どもたちからたくさんの幸せをもらうことができます。この経験でより教員になりたいと思うことができました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学では教員になるために必要なことをしっかり学ぶことができたと思います。教育実習に行く前には指導案の作り方や、模擬授業をするなど授業の中で学ぶことができました。また教員を目指す仲間がたくさんいることがよかったです。4回生になって利用し始めた自習室は朝から晩まで一緒に勉強する仲間がいました。これが私には心の支えとなっていました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 私は教採の対策講座には必ず参加していました。自分の得意な科目であっても忘れているところがあったり、今年出そうな問題などを教えてくださったりと参加してためになることしかありませんでした。面接対策では、始めは緊張したり言葉が出てこなかったりと嫌で仕方なかったのですが、積み重ねるうちに慣れてきました。また教採・公務員対策室の先生だけでなく、学部の先生の面接があり、いろいろな先生方に面接官をしてもらうことで、本番でどんな面接官であっても自分を出すことができる力を養えたと思います。 【理想の教師像】 子どもたちを笑顔にできる教師になりたいです。そのためには子どもとの日々のコミュニケーションを大切していきたいと考えています。また休み時間には子どもたちと全力で遊び、私が自分自身を出すことによって子どもたちも自分を出せるような環境をつくりたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 何から始めていいかわからないときは教採・公務員対策室の先生や、友達に聞いてみてください。必ず適切なアドバイスをもらえます。自分のペースで、また畿央大学のとてもいい環境で勉強できるのも今しかないと思います。勉強ばかりしてもつらくなるときがあると思うので、息抜きをしながら今しかできないことを全力でしてみてください。最後まで諦めず頑張ってください!
2020.01.14
塩分控えめ 学校給食郷土料理レシピ集が完成しました~「社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業
令和元年10月に奈良県教育委員会と連携協定を結び、上地加容子教授、玉井典子講師とともに11名の有志の学生が、本事業の主要な取り組みである「塩分控えめの学校給食郷土料理レシピ集」の作成に取り掛かりました。忙しい授業の合間に集まり、4グループに分かれて検討を進め、試作・試食と改善を繰り返し、ついにレシピ集の完成を迎えることができました。 これまではグループごとに分かれての検討を進めていましたが、レシピ集の完成と合わせて、令和2年1月8日(水)に全員で集まり、各グループのメニューを試食する披露会を実施しました。 ▲学生の調理の様子 本事業に参加をした学生からは、「減塩で、かつ美味しい献立を考えるのは難しく感じましたが、だしの風味を利かすなどの工夫をすることで、美味しく減塩をすることが可能だと分かりました。」「普段減塩を意識することはなかなかありませんが、今回の事業を通して、家庭のメニューについてももっと健康的なものにしてかないといけないと感じました。」「奈良県の郷土料理を作ったことはありませんでしたが、奈良県の伝統食や地域の特産物を活かしたメニュー開発を通して、新たな発見がありました。」などの声があり、実際に他の班のメニューを試食しながらも、その調理方法などを見てさらに議論している様子が見られました。 ▲完成したレシピ集をもっての集合写真 今回の事業を通して、多くの学生が日頃の学びに加えて実践的な経験を得ることができ、今後の学修につながり管理栄養士の資格取得を目指す気持ちがさらに強くなったと感想を述べていました。 畿央大学健康科学部健康栄養学科では、今後も学生の実践的な学びと社会貢献につながる活動を続けてまいります。 【関連記事】 奈良県教育委員会と「社会的課題に対応するための学校給食の活用」事業について連携協定を締結しました。
2020.01.14
就活レポート~就職活動の現場から~No.573(地方公務員)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第573弾! 現代教育学科11期生(20卒)C.K さん 吹田市・福祉職 勤務 【公務員を目指そうと思ったきっかけ】 児童養護施設での実習経験から、家庭支援の仕事に興味を持ち始めました。その後、乳児院でのアルバイトを通して、親子が互いに愛し愛され家族でいる時間をかけがえのないものとする「当たり前」を保障する仕事に携わりたいと考えるようになりました。そこで、親子や家族を支援するという視点から、包括的なサービスの提供に携われる市役所の福祉職員を目指すことにしました。 【公務員試験に向けての取り組みを振り返って】 学校で行われていた一般知能の講座に参加するとともに、4回生になる手前の3月から公務員養成の予備校に通い本格的に勉強をしましたが、SPIで受験可能な自治体も多くあり、試験前はそちらの勉強に集中しました。説明会にも足を運び、公務員と一般企業や施設との違いを考えたりもしました。また、人物重視の自治体を受けていたため、面接練習に力を入れました。教採・公務員対策室の先生方やゼミの先生、予備校の先生、ハローワークの職員の方に対策をしていただきました。 【ESや面接でPRしたポイント】 私は誠実さをPRしました。他者に対して常に全力で向き合い、決して諦めない姿勢を保ち続けることによって、塾講師のアルバイトにおいて、生徒と講師の双方から信頼を寄せていただいていると感じているというエピソードを具体的に話しました。自分の長所や短所は家族や友人などに尋ねることもヒントになると思います。 【教採・公務員対策室と就職サポートについて】 受験する自治体で迷っていたとき、教採・公務員対策室の藤田先生に自治体の情報をいただいたり、相談に乗っていただいたりしました。気持ちが軽くなったり安心できたりしたことで、継続して頑張り続けることができました。また、試験前には毎週のように面接の練習をしていただき、藤田先生をはじめ、教採・公務員対策室の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。 【将来の夢・目標】 親子が家族として幸せに暮らせるように支援することが私の目標です。親子分離の要因は親側、子ども側、環境など様々ですが、どのような場合においてもその親子にとっての最善が何かをともに考えたいです。また、サービス提供における制度と現実のギャップがあることを理解した上で、親子の気持ちに寄り添いながら支えられる市役所職員になりたいと思います。 【後輩へのメッセージ】 学部柄、「先生」という仕事を目指す人が多いですが、自分の興味のあることやしてみたいことが何か徹底的に考えることが大切だと思います。3回生までにボランティア活動やアルバイトで様々な経験を積むことが自分の将来を見つけるヒントになると思います。悩んだときは教採・公務員対策室の先生方のところへ行ってみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
2020.01.11
同窓会レポート~教職クラブODEN
桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、教職クラブODENの同窓会レポートをお届けします! 2019年12月28日(土)に、教職クラブODENの同窓会を行いました。毎年恒例で行われているこの同窓会ですが、今回は卒業生33名、在学生21名の合計54名の大人数で行われました。小学校、幼稚園や一般企業に務めている卒業生と在学生の交流を目的として行われています。卒業生にとっては、大学の頃の熱い気持ちを思い返す良い機会で、在校生にとっても社会で働いている卒業生と話ができる良い機会です。 卒業生は、クラブの話、大学でしていた活動などの話を在学生と一緒に語り合いました。この同窓会にはODENの1期生も居るので、このクラブができた目的やどのような苦労があったなど、直接在学生に話をしていました。気づけば1期生は卒業してから、もう10年が経っていました。一回り以上も年下の在学生もいましたが、教育の話はどんな年代の人としても教育に対する熱さは同じだ、ということに気づきました。 年を重ねるにつれ、どんどん歴史が深くなってきた教職クラブODENに所属できていたことは、今振り返ってもやはり素晴らしいことだと思います。しかも、毎年こんなにも縦のつながりのある、同窓会をすることができるのは、やはり島先生と奥田先生のおかげだな、とも思いました。まだまだ、これから歴史を重ねていき、ODENの活動が活発になることを願うとともに、教員や社会人としての仲間が増えることに対する嬉しさも感じました。また、来年の同窓会も今から楽しみです。 現代教育学科3期生 關 恵祐
2020.01.09
「全国助産師教員協議会近畿地区研修会」を本学開催!~助産学専攻科
2019年12月7日(土)、本学にて「2019年度全国助産師教員協議会近畿地区研修会」が午前・午後の2部構成で開催され、運営を本学助産学専攻科が担当しました。午前は助産師のみ、午後は本学理学療法学科および現代教育学科教員による特別講演をおこないました。 午前の部 「助産師国家試験問題を作ろう」参加者32名 講師に杉浦 絹子教授(名古屋女子大学)をお招きして、助産師国家試験作成のポイントを詳しく説明頂いた後、参加者は5人のグループに分かれて話し合い、助産師国家試験問題作成をしました。問題作成の意図やポイントについて最終各グループ発表を行い、全体理解を深めることができました。 杉浦先生からは、本学のパソコン(情報管理システム)の準備ができており、今回は、作成した問題を登録する目標達成までスムーズにできたと高く評価していただきました。 午後の部 特別講演「学生を認知行動科学の視点から理解する」参加者58名 「学生の主体性を育むために」理学療法学科 森岡 周教授 脳科学の視点から、人間の行動の根拠と他者とのダイナミックなコミュニケーションとの関係を大脳皮質の発達・進化を解説しながら述べられました。複数の神経細胞の間に発生する相互作用と人間の創造活動の関連を具体例にそって説明して頂きました。 さらに、モチベーションとキャリア・内的動機づけとの根拠となる脳神経細胞活動について説明され、主体感および学習効果を向上させる関わりについて述べられました。特に他者への共感と分析的思考を両立できないことを知り、助産学実習での具体的な関わりを考える機会となりました。我々が人間らしさの特徴・主体感のメカニズム・社会的随伴性と信頼関係についてどうこれから理解していくかの方向性を示唆していただきました。 「学生を認知行動科学の視点から理解する」現代教育学科 大久保 賢一准教授 森岡先生の脳神経科学的視点の内容を受け、大久保先生からは、人間の多様性と個別性について、専門職養成の教育現場において、「特定の困難性や支援ニーズを抱える学生がいた場合」の関わりの具体的な例を述べていただきました。行動のきっかけ・行動・行動の結果に段階を分けて関わりの具体をあげ、行動をつなぎ合わせる方法と行動の結果に対するフィードバックを具体的で前向きなものにすることが大切であることを説明されました。最後に「発達障害支援」とはある意味で「異文化コミュニケーション」であるという視点と課題をいただきました。 参加者の感想 講演内容が大変理解し易く、行動の脳神経科学的根拠を知り、行動へのかかわり方を教育の現場からの具体例を知ることで、今後の活用への見通しができた参加者の声が多く聞かれました。「もっと聞きたかった」など第二弾の講演を希望する声も多くありました。 最後の質疑応答でも積極的な意見交換が交わされたことからも、今回のテーマは、教育の現場での関心事であり、対応策を求めるニーズが高く共鳴したものであったと痛感しました。 多数のご来場、ありがとうございました。 助産学専攻科 講師 上原麻利
2020.01.09
就活レポート~就職活動の現場から~No.571(小学校教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第571弾! 現代教育学科11期生(20卒) S.N さん 堺市・小学校教諭 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師になろうと思ったきっかけは、小学校5年生の時の担任の先生に憧れ、子どもたちの役に立つ仕事をしたいと思ったからです。これは漠然とした理由だったのですが、大学3回生の時に小学校へのインターンシップで出会った、ある児童との関わりによって教師に「なりたい」から、「なるんだ」という強い思いへと変わりました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は3回生から母校の小学校にインターンシップに行かせていただきました。実際に小学校の現場に入らせてもらうことで、たくさんの児童や先生と出会い、どちらからも学ばせてもらうことが多かったです。教育実習では、1か月間2年生の学級に入れていただき、授業づくりについてたくさんの先生方から学ばせていただきました。実習最終日に子どもたちからのサプライズもあり、号泣してしまったことが非常に懐かしいです。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はクラス制になっており、私自身同じクラスの友だちと学校生活を送ることがほとんどでした。教採の勉強では、お互い協力したり、励ましあったりしたからこそ頑張ることができました。友だちの頑張っている姿が、私を奮い立たせてくれました。また、部活では書道部に所属していました。高校までは野球を続けていましたが、小学校で習っていた書道をもう一度やってみたいと思い入部しました。特に畿央祭では、大人数で大きな紙に書くパフォーマンスを部員たちとさせてもらい、良い経験ができました。教育学部だけでなく他の学部の友だちもでき、楽しい思い出をたくさん作ることができました。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 面談から始まり、対策講座や面接指導まで、かなり手厚いです。教採・公務員対策室の方々はいつ休んでいらっしゃるのかなと、こちらが思うくらいです。教採の勉強だけではなく、相談に乗ってもらい励ましていただくことも多くありました。特に面談については、早くからしてくださるので、自分が今どんな勉強をすればよいかをアドバイスしてくださるのが自分の中ですごく大きかったです。教採・公務員対策室の先生方がおっしゃることを、素直に取り組んでいった結果です。教採・公務員対策室の先生方にはたくさんお世話になり、本当に感謝してもしきれないくらいです。 【理想の教師像】 私は、子どもたちをしっかりと理解することができる教師になりたいです。それは、表面上だけではなく、子どもたちをとりまく環境や背景についても理解し、ひとりひとりの子どもにあった指導や接し方ができる教師です。その上で、子どもたちと勉強も遊びも全力で取り組み、楽しいことは共有し、つらいことは一緒に乗り越えていきたいです。 【後輩へのメッセージ】 小学校の教員を目指すのであれば、早くから対策講座に出席することだと思います。私は、問題集に取り組むことより、対策講座のプリントの間違ったところを何度も解き直すことをたくさんしてきました。対策講座のプリントは大切にすると良いと思います。数分でもいいので、筆記の勉強は毎日することが大事だと思います。後は面接指導です。4回生の4月頃から始まりますが、必ず出席しましょう。私自身、面接が得意ではありませんでした。最初は不安だらけですが、回数を重ねていくことで少しずつ良くなっていくので、諦めずに頑張ってください。最後に1番大切なのは感謝することです。教採・公務員対策室の先生方はもちろん、支えて下さっている家族がいると思います。私も両親には、普段なかなか感謝の気持ちを伝えることはできていませんが、本当に家族の支えがなければ今回の結果には繋がらなかったと思うので、本当に感謝しています。来年度教採を受験される皆さん、自分がなりたい教師になるために頑張ってください!!