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2018.08.03
熟練助産師による分娩介助の特別講演!~助産学専攻科
平成30年7月19日(木)に外部講師の江口美智子先生をお招きし「側方介助と肩甲難産時の分娩介助」を教わりました。江口先生は、大阪の産婦人科病院の師長をされており、分娩介助件数は2500件以上あります。今回は、江口先生のキャリアの中で工夫されてきた分娩介助の方法を教えていただきました。 病院から先輩助産師2名もアシスタントに来ていただき、ご指導していただきました。 7月から分娩介助の練習をはじめてきて、だんだん介助がうまくなってきていると感じていました。そして、今回の江口先生の授業で更に分娩のイメージが膨らみ、介助の手技一つ一つに根拠があると思いました。児を安全に娩出するためには、児頭を手で把持して、ゆっくり2mmずつくらい娩出できるように介助しなければいけません。そのためには、私たち介助者は、腰を十分に落として、力のかかる向きを考えて分娩介助していく必要があると学びました。また、お産により産婦の会陰裂傷を少しでも少なくするために、赤ちゃんの娩出に合わせて会陰保護を十分に行うことが必要だと学びました。 また、演習の中で産婦さんがパニックになって努責続けている際の分娩介助を行いました。初めは、赤ちゃんの出てくるスピードに驚き学んだことを何も実施できませんでした。ケースを設定しての分娩介助練習を通して、同じお産はなく、その産婦さんや赤ちゃんに合わせて変化するものであるため、基礎的な技術を身に着け臨機応変に対応できるようになることが助産師には必要だと改めて学びました。 今回の授業後から、分娩介助を毎日練習する中で、私たちの意識が変化し、より上達できるよう身の入った練習を毎日行っています。 8月末から実習が始まります。産婦さんと赤ちゃんにとって、安全で安楽な分娩介助ができるように頑張ります。 助産学専攻科 建石一帆・田中来実 【関連記事】 フリースタイル分娩を学びました!~助産学専攻科 ベビーマッサージ・マタニティヨガを体験!~助産学専攻科 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科 健康科学部長に学ぶ「超音波診断法の理論と実際」~助産学専攻科 平成30年度近畿地区助産師学生交流会 参加レポート!~助産学専攻科 妊娠中期・後期向け「両親学級」の演習を行いました!~助産学専攻科
2018.08.01
理学療法学科卒業生の卒業研究が国際学術雑誌に掲載!~理学療法学科
2017年3月に理学療法学科を卒業した2名(瓜谷ゼミ:西田朋子さん、坂口ななみさん)が取り組んだ卒業研究が「Pain Research and Management」という国際学術雑誌に論文として掲載されました。 論文のタイトルは「Difference in Response to a Motor Imagery Task: A Comparison between Individuals with and without Painful Temporomandibular Disorders」です。 この研究では「メンタルローテーション」という、脳内でイメージを想起する手法を用いて、痛みを伴う顎関節症の患者さんは健常な方と比較して脳内での身体のイメージの想起が遅延したり、誤りが多かったりすることを明らかにしました。 この研究は、奈良県立医科大学口腔外科顎関節外来の顎関節専門医の先生との共同研究として実施しました。その中で西田さんと坂口さんは研究準備からデータ測定、データ整理において中心的役割を担って活動してくれました。 また今回の論文は痛みを専門にオーストラリアを中心に活躍されているPhysiotherapist、Lester E Jones氏にもご協力いただいて執筆しました。 瓜谷ゼミではこれからも、卒業研究にとどまらず、理学療法やリハビリテーションの発展に寄与するレベルでの研究に取り組んでいきたいと思います。 この論文はオープンアクセスとなっていますので、是非ご一読ください。 Uritani D, Nishida T, Sakaguchi N, Kawakami T, Jones LE, Kirita T. Difference in Response to a Motor Imagery Task: A Comparison between Individuals with and without Painful Temporomandibular Disorders. Pain Research and Management. Article ID 6810412, Volume 2018 (2018) 理学療法学科 准教授 瓜谷大輔 【関連記事】 環境省「エコチル調査」の一環で運動教室を開催!~理学療法学科瓜谷ゼミ メルボルン大学の研究チームとしてイギリスへ!~理学療法学科瓜谷准教授 瓜谷准教授の在外研究報告会兼同窓会レポート!~理学療法学科「運動器ラボ」 毎年恒例の沖縄ゼミ旅行!~理学療法学科 瓜谷ゼミ
2018.07.31
綿業会館の見学レポート!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科3回生の外尾華奈子です。 平成30年7月3日(火)、ランドスケープデザイナーの二見恵美子さんのご厚意で、普段は入ることができない大阪の綿業会館の見学に行ってきました。またその周辺で見学会を開いていただき、建築・まちづくりコースの3・4回生13名と教員2名が参加してきました。綿業会館では、花崎専務理事に建物の案内をしていただきました。 綿業会館とは? 昭和6年に竣工された建物で、昭和37年に新館が併設され、その際に壁を取り払い新館と本館が1つにされた建物です。戦前の日本の近代美術建築の傑作と言われ、国の重要文化財に指定されています。 <建物内の見学> それぞれの部屋・空間に様々な国や様式のテーマが決められていて、部屋の天井や細部までも美しい装飾が施されていました。 当時からそのままの姿を残す部分が多く、特に1枚で作られたとても大きなカーペットは、柄・素材の美しさが86年も経っているとは思えなくて、踏んでしまうのがもったいないほどでした。また、この建物が戦争で残ったのは、各部屋の窓に鋼鉄ワイヤーを使用していたからで、戦後の写真を見ると周りは焼け野原でした。ぽつんと建つ綿業会館の姿に当時の空襲の恐ろしさとこの建物の作りの丈夫さを感じました。 部屋を移るごとに華やかで優雅な空間、シックにまとめられた空間、他よりシンプルで明るい雰囲気の空間と様式が変わっていくのがよく分かり、教科書で見るだけとはかなり違い目の前に感じられてとても貴重な体験となりました。 また、花崎専務理事のご厚意で、特別に談話室の階段を上ったり当時皇室や政治界のトップのような方しか入れなかった特別室の椅子に座らせていただいたりしました。 特別室にはそのような方々の署名も残っており、その椅子に自分たちが座っていると思うとわくわくし、より身近に歴史を感じることができました。 <町並みの見学> 1時間15分ほどの案内の後、次は二見さんに周辺町並み(船場)の案内をしていただきました。船場はいたる所に歴史を感じる洋館やぽつんと和風の屋敷が建っていたりして他の大阪の地域とはまた違う景観を楽しむことができました。 二見さんはこの地区を改修する時にデザインをされたそうで、元々の色がまちまちで見た目に統一感がなかったという建物を、今は濃緑と淡い灰色で統一されました。 また、廊下は花壇を囲んでいて、入り口を入ると、すぐ先には緑があり、上から日光が差し込んでいてとても心地のいい空間でした。 ここの町並みの特徴は、電柱がないことです。全て地中に埋められていて広い歩道にあるのは緑とガス灯だけでした。車道はあまり広くなく、車はスピードが出づらいので歩行者の居心地がよくなるための工夫だと思います。 道と建物を調和させて1つの美しい景観をつくっていることが伺えました! 今回教えていただいたことや、感じたことをこれからの課題で活かしていきたいと思います。二見さん、花崎専務理事、関係者の方々、このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。 人間環境デザイン学科3回生 外尾華奈子 【関連記事】 広陵町の町並み見学会を行いました!~人間環境デザイン学科「建築学概論」Part2 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.3~人間環境デザイン学科清水ゼミ 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.2~人間環境デザイン学科清水ゼミ 広陵町の町並み見学会を行いました!~人間環境デザイン学科「建築学概論」
2018.07.30
9月12日(水)「第4回畿央大学シニア講座」を開催します。
畿央大学では、地域のシニア世代の皆さまが「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催しています。今回は、大学の施設・設備での体験型の学習も取り入れながら、「腰痛」について最新の知見を学んでいただけます。学びに年齢は関係ありません。この機会に畿央大学で学んでみませんか? ▲昨年度の様子 ●プログラム・募集要項 日時 9月12日(水) 13:00~15:00 (受付12:30~) テーマ 「肩こり・腰痛を運動でやわらげる」 講師:畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘 ・座学での授業を中心に、補足的に体験を交えた形式で進めます(適宜休憩を挟みます)。 ・軽いストレッチを行いますので、動きやすい服装でお越しください。 会場 畿央大学P棟1階 理学療法実習室 対象 シニア世代の方 申込定員 30名(要事前申込、先着順) 受講料 無料 主 催 畿央大学教育推進部、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 申込方法 住所、氏名(ふりがな)、電話番号、年齢、「シニア講座申込み希望」を明記して、 メール、またはFAXでお申し込みください。 【問い合わせ・申込み先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 シニア講座係 電話:0745-54-1601 FAX:0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp
2018.07.30
人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞!
堺市の社会奉仕団体・堺おおいずみロータリークラブが「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録を後押しするため、周辺に立てる「のぼり」のデザインを募集していました。全117点の応募作品の中から、このたび大阪市在住の木村幸代さんの作品が最優秀作品に選ばれました。おめでとうございます。 そして、私事ですが、私の作品が次点にあたる「国際ロータリー2640地区賞」に選ばれました。 ▼表彰を受ける加藤先生 ▲優秀作品賞の木村幸代さん 平成30年7月18日(水)堺商工会議所にて表彰式が行われ、最優秀賞を始め9人に各賞が贈られました。 百舌鳥・古市古墳群は世界遺産登録への国際推薦が決まり、9月にもユネスコの諮問機関イコモスの現地視察がある予定です。 ▼加藤先生の作品と表彰状 畿央大学がある馬見丘陵地区には古墳群が広がり、東へ行けば卑弥呼の墓ではないかと噂されている箸墓古墳があり、西へ行けば仁徳天皇陵を含めた百舌鳥・古市古墳群があり、東西一直線の古墳の道が見えてきます。古墳で地域は繋がっていると言えます。 百舌鳥・古市古墳群がめでたく世界遺産に登録されることを心より祈っております。 ●この記事は、朝日新聞でも取り上げられています。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【関連記事】 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2018.07.30
平成30年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会~
エコキャンパス推進委員会では、省エネやリユース、リサイクルを通して自然にやさしく、人にも優しい学内環境づくりを目指した活動を行っています。 なかでも、夏季と冬季の学内エコパトロールは、緑のタスキをかけた委員会メンバーが、各教室や研究室を巡回することが、広く周知されすっかりお馴染みの活動として定着しています。 今回は、猛暑の平成30年7月17日(火)から27日(金)までの期間の巡回について報告します。 ▲この日の巡回メンバー。猛暑を感じさせない笑顔でいざ出発! 今年の夏は、日本列島を揺るがすほどの猛暑となっており、先週1週間の熱中症患者が2万人を超えるほどです。連日体温を超える最高気温が続き、早くも夏バテで元気が出ないという方も多いのではないでしょうか。その影響もあって、学内の電力使用量も使用上限を超える日が続いています。 ▲巡回当日の電力使用量も13時30分には最大電力を超過していました パトロール班は2手に別れて学内を巡回します。この日リポートしている巡回は、16時30分ごろで4限目の授業が終了したころでしたが、試験中でもあるため、多くの学生が教室に残って勉強に励んでいました。教室内の温度は概ね、25℃~26℃程度になっているところが多く、クーラーも25℃に設定されていることが一般的でした。 使用していない教室で、クーラーが切れている状態では30℃を超過していることもあり、さすがに蒸し暑く感じましたが、教室内の温度計が27℃~28℃を示している場合は快適に過ごせる印象を受けました。 猛暑の屋外から教室に入った直後は、クーラーの設定温度を一気に下げることで快適さを求めようとするのか、いくつかの部屋で設定温度が20℃や23℃になっていました。この状態の教室に外から入っていくと肌寒さを感じますが、ずっとその温度の室内に居続けるとその状態に身体が慣れてしまうので、低い設定温度のままになっていることが考えられます。 ▲総務部前の温度計は28℃ クーラーの設定温度も28℃とエコのお手本です ▲使用していない教室に電気やクーラー ▲クーラーをつけても扉が開放された教室 巡回中、誰もいないのに電気やクーラーがつけっぱなしの教室やクーラーがつけられていても前後の扉が開けっ放しの教室も数か所ありました。このような無駄をなくせば、節電につながるような気がします。 ●教室を出るときは、電気やクーラーを消す ●クーラーをつけた教室では必ず扉を閉める ●室温がある程度下がったらクーラーの設定温度を28℃にする この3つを心がけることで省エネにつながりますので、皆さんのご協力をお願いします。 今年の猛暑は例年よりも厳しいため、熱中症から身を守るためには適切にクーラーを使用することが必要です。加えて、体をしめつける服装を避け、風通しが良く熱が放散されやすい着衣を選ぶことや後頚部に保冷剤をあてることなど、ひと工夫で暑さを軽減することができます。良質な睡眠をとることや栄養と水分、塩やミネラルを補給することも元気に夏を乗り切るためには大切なことでしょう。スイカやキュウリなど夏に収穫できる食べ物は塩との相性がよく、水分も多く含まれるのでこの時期に食べると体を冷やしてくれます。 まだまだ暑い日は続きますが、乗り切るための策を見つけて、楽しい夏の思い出をたくさん作ってください。 ☆エコキャンパス推進委員会では、古紙リサイクルや傘R(忘れ傘のリユース)などの活動をしています。環境にやさしい大学づくりのための活動に今後も協力をお願いします。 エコキャンパス推進委員会 看護医療学科講師 大友絵利香 【関連記事】 平成29年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会 平成28年度 冬季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会
2018.07.27
ハンセン病療養所を訪問~看護医療学科
看護医療学科4年次開講科目「健康学特論」では、人権と医療問題に関する基礎的知識、マイノリティの健康問題について学びます。 とりわけ、ハンセン病の歴史と残る差別の現状について深く学んでいます。その上で、実際に国立療養所長島愛生園(岡山県瀬戸内市)に赴き、歴史館や園内を見学し、入所者の方にお話を伺うことができました。 学生たちは、医療における「人権」について深く考えるきっかけとなりました。 以下、2名の学生(井上知波さん、吉森由稀さん)が療養所訪問の様子をまとめてくれましたので紹介します。 私たち看護医療学科4回生は「健康学特論」の授業において、ハンセン病を中心に学びました。2018年7月18日(水)には、岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園を訪問しました。大阪からバスで約3時間半、邑久長島大橋を渡り長島に到着しました。 30年前までは橋はなく隔離された島であり、この邑久長島大橋は「人間回復の橋」とも言われています。 長島愛生園歴史館では、職員の方からハンセン病についてのお話や、館内に展示されている補助具についての説明をしていただき、ハンセン病の歴史についてDVDを視聴しました。館内には当時の長島愛生園の模型や、療養者が書いた手紙や俳句、当時の写真などが展示されており、ハンセン病についてより多くの知識を得ることができました。 次に、実際に園内を歩いて見学させていただきました。収容桟橋についてのお話を聞き、上陸した時には職員用と患者用とで分けられていたことを知りました。 続いて、収容所を見学しました。ハンセン病患者は上陸後、消毒のためにクレゾール消毒風呂に入らなければなりませんでした。 また、納骨堂で私たちは手を合わせました。 本来なら納骨堂は必要なく、家族の元にあるべき遺骨。長島愛生園に納骨堂がある意味を考えたとき、ハンセン病の患者や回復者が不当な差別を受け、故郷に戻ることもできなかったという事実を知り心が痛みました。 昼食後、奈良県出身である長島愛生園入所者の方にお話をお聞きしました。 現在に至るまでの生活、当時の思いを詳しく話していただき、苦しみや不当な差別など心が痛むお話もありました。 短い時間でしたが、学内授業での映像や資料での学びとは違い、実際に自分の目や耳で見たり聞いたりしたからこそ、当時の方々の思いが想像でき感じることがたくさんあり、人権とは何か改めて考えることができました。 今回の学習で、ハンセン病を通して人権について理解を深めることができたと思います。 ハンセン病について病の存在自体知らない人や、未だ誤った知識を持った人がいる中で、今度は私たちが伝える側となり、たくさんの人にハンセン病についての正しい知識を知ってほしいと思いました。 看護医療学科4回生 井上知波・吉森由稀 旧優生保護法による強制不妊問題が世間を騒がせている中、ハンセン病をかつて患った方々もその対象者となりました。このようなことを決して繰り返してはならないという思いがきちんと伝わったと思います。今年度はもう一度、学生らとともに療養所を訪ねたいと思います。 看護医療学科 准教授 文鐘聲 【関連記事】 日本における感染症対策ーハンセン病の歴史ーを学ぶ~看護医療学科 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科 「ハンセン病療養所訪問学習を通しての学び」報告会を開催しました。~看護医療学科
2018.07.26
フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾
理学療法学科では、昨年に引き続き3回目となる海外インターンシップを行います。教員5名、3回生15名で平成30年9月6日(木)〜12日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。 現地では、国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、実際に台湾の高齢者の方への運動指導などが予定されています。 今年度から英語力アップだけでなく、海外の文化、理学療法の現状を知るために、海外からゲストをお招きし、学生交流やレクチャーを受ける機会をつくっています。前回のマレーシア、タイに続き、今回はフランスのパリにあるÉcole d'Assasという学校から、学生のAlexandre君とDianeさんの2名が大学に来てくれました! 夏でも涼しいパリと比べ、日本は「Too hot!!」と汗をかきながら、食堂で1・2回生とランチをしました。親子丼を選んだDianeさんは、今まで食べた日本料理で一番おいしい!と絶賛していました!(皆さんもぜひご賞味あれ!) その後、学内のヤマザキストアでかき氷づくり体験をしました! Dianeさんはイチゴ、Alexandre君はみぞれと渋いセレクションでした。 その後、ニューロリハビリテーション研究センターをお伺いし、センター長の森岡先生に施設案内をしていただきました。森岡先生はフランスで留学されていたこともあり、「Enchanté(アンシャンテ:はじめまして)」とフランス語での挨拶をされ、二人も驚いていました。実際に授業で、脳科学研究で用いられる実験場面を見学させていただきました。 「授業では聞いたことがあったが、実際に見るのは初めてで貴重な経験ができた」と話していました。 そして、3回生が待つ海外インターンシップの授業へ。英語学習担当の学生が考えてくれたアイスプレイクの一つ目は、二人への質問カードを引いて、答えてもらい、こちらにも質問してもらうものです。彼氏彼女の話や日本人はモテるのか?など、一気に距離が縮まって、次のジェスチャーゲームも大盛り上がりでした! そして、お二人からフランスの理学療法についてのプレゼンテーションを聞きました。 ・教育:2015年が4年制教育(1年間は基礎医学を勉強してから理学療法教育課程に進むので、5年に近い)に移行され、実習時間は日本の約2倍。 ・就職:約80%近くはクリニックを開業している(日本は70~80%は病院に勤務し、開業権はない) ・その他の専門職:PEDICURIE-PODOLOGIEというフットケアの専門家がリハビリテーション専門職に含まれる 海外と日本との違いを知ることで、日本の現状・課題について深く考え直す機会になりました。 終了後は畿央大学のオリジナルグッズをお渡しして、いつもの集合写真をパシャリ!!終わった後も、それぞれ話したり写真を撮ったり楽しい時間を過ごすことができました。短い時間でしたが、理学療法士になるために同じように頑張っている海外の仲間ができたことは、今後の人生の糧になるのではないかと思います。 最後に、この猛暑の中、フランスからわざわざ来てくれたAlexandre君とDianeさん、この企画をサポートしてくれましたÉcole d'Assasの先生、スタッフの方々、また、見学等に協力してくださった先生方、学生のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。 Merci beaucoup!(ありがとうございました!) 理学療法学科助教 松本大輔 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて! 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科 ●昨年度の海外インターンシップはコチラ!
2018.07.26
ホスピス見学実習での学びを共有!~看護医療学科「終末期ケア論」
看護医療学科3年次の選択必修科目に位置付けられている「終末期ケア論」を4月から開講していますが、その授業も残すところあと1回となりました。 今年度は、およそ80名の学生がこの科目を選択し、4月から「死生観を養う」「終末期がん患者の身体症状マネジメントを理解する」「意思決定を支える」「家族、遺族の悲嘆をケアする」など大変重たい課題に対して、真剣に取り組んで来ました。 今回は、平成30年6月2日(土)に学生有志で田原本町の国保中央病院に併設された「緩和ケアホーム飛鳥」を見学したときの学びを共有するための発表会を行った様子をレポートします。 ▲ホスピス見学での学びを発表する3回生 終末期ケア論は、 1、エンドオブライフ期にある患者を総合的・全人的に理解し、その人らしさを支える看護援助方法について説明できること。 2、エンドオブライフ期での治療を理解し、苦痛の緩和方法について説明できること、 3、看取りをする家族の援助について説明できること。 この3点を卒業時の到達目標として16回の講義内容を構成しています。 死生観の構築や意思決定支援をテーマとした授業では、終末期にあるがん患者を講師に招いて、「死」を自身の問題として向き合う人の心理や社会とのつながり、身体症状のセルフマネジメント、残していく家族への思い、死を迎えるにあたっての意思決定過程についてお話をいただく、がん患者が体験する痛みや倦怠感のマネジメント方法を学ぶ、また臨死期のケアや逝去後のエンゼルメイク(死化粧)の演習を取り入れることで、看護師として必要な援助技術やケア態度を養っています。 ☆ホスピス見学実習は、授業での学びで関心を持ったこと、疑問に感じることを自身の課題として実践の現場で活躍する看護師が展開するホスピスケアプログラムを理解する目的で毎年、見学希望者を募って行っています。 そして、見学実習とほぼ同時期に「病院インターンシップ実習」で国保中央病院飛鳥にて実習を終えた4回生の学生と学びを共有する機会を設けています。 ▲見学実習に参加していない学生にも理解できる内容のプレゼンを行う3回生 まず3回生から実習についてプレゼンテーションを行いましたが、見学した施設の構造の特徴や看護師長から説明を受けたホスピスは、患者やその家族の人格すべてを受け入れチームで答えを探しながらケアの方向性を決定していく場所であること、同じ医療者の中には「治療が終わったのであとはホスピスにでも行きなさい」と患者や家族に十分な説明をすることなく転院を進められる事例を紹介されたことを受けて、学生はより良い最期を迎える障壁となるのは、「医療者の態度」であると伝えていました。「不安の中で、信頼していた医師から十分な説明を受けることなくホスピスに来られる患者さんにホスピスは、最後までその人らしく生き抜く場所であることを伝えることから援助がはじまる」こと「患者・家族がケアの中心にいて、今何を優先すべきかをチームで考えた実践を行う」こと「大切な家族を亡くしたあとの遺族ケアプログラム」などについて丁寧に伝えてくれました。 ▲3回生が気づきを得た終末期の対象を援助する目標 続いて緩和ケアホーム飛鳥で2週間の病院インターンシップ実習を終了した4回生の学生3名による学びの発表です。病院インターンシップ実習とは、病棟師長や看護師の業務・ケアに同行し、病院組織の中での看護管理や看護実践を体験するための実習になっています。4回生はこの実習が病院実習の総仕上げとなるのですが、ホスピスで実習する学生はホスピス緩和ケアに高い関心を持って臨んでいます。 ▲病院インターンシップ実習での学びを伝える4回生 4回生は実習で経験した看護管理や緩和ケアにおけるチーム医療、亡くなった患者さんへの関わりを振り返る「デスカンファレンス」の実際や終末期の患者とその家族へのコミュニケーションの在り方について伝達してくれました。 その中で「奥さんが眠っている間に夫が息を引き取った」という事例を紹介し、「そばにいながら、なぜ気づくことができなかったのかと自分を責める奥さんに皆さんならどのような声をかけますか?」と3回生に投げかけました。 ▲事例について意見を述べる3回生 3回生は、数名のグループになって考えを巡らせていましたが、「奥さんが気づかないくらい苦しまずに亡くなられたのですね」「つらいでしょうけど、ご主人はそっと逝かれたのだと思います」など事例を想定した声かけについてそれぞれの意見を活発に述べていました。 それに対して4回生は「実際に看護師さんは、まず『おつらいですね』と家族の思いを理解していることを伝えて、夫人がこれまでの経過のなかで患者に寄り添ってきた事実を肯定してから、『奥さんがそばにおられたので安心して旅立つことができたのではないでしょうか』とその亡くなり方に意味づけをしていた」と実習での経験を伝えていました。 ▲4回生の発表に対して自分の考えを述べる3回生 4回生の学びを聞いた3回生は、患者・家族の希望に添うケアの実際について活発に質問し、自分の考えを丁寧な言葉におこすことができていました。 また、4回生は実習を終えて「残された時間がわずかになり、エネルギーの消耗も大きい中である患者さんは、訴えを言葉にすることができない場合もあります。しかし、その中でも私たちに何か伝えようとして発信するサインを見落とさない看護師になりたい。」「患者の訴えには‘どうしてそう思うのか?‘と患者さんを理解する態度で応答したい」と緩和ケアホーム飛鳥での実習後に得た《看護観》を語りました。 ▲「訴えを見逃さず、患者・家族中心の看護をしたい」と授業の学びを伝える3回生 日本では、年間約375,000人ががんで死亡しています。そのうちホスピス・緩和ケア病棟で看取られるのは約1割となっています。このような背景から、卒業後に看護師として働く学生は、病院や地域で終末期がん患者のケアをする機会が必ずあるでしょう。その時には、この授業で共有した大切な「ケアの心」を礎に対象が最後までより良く生き抜く過程を支えてほしいと考えます。 看護医療学科講師 對中百合・大友絵利香 【関連記事】 「急性期看護学援助論Ⅱ」患者モデルを想定した援助法~看護医療学科 「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科 緩和ケア病棟を見学実習!~看護医療学科「終末期ケア論」 「エンゼルメイク」の演習を実施!~看護医療学科「終末期ケア論」 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート
2018.07.26
第16回畿央祭実行委員Blog vol.9~冬木学長に決意表明&幹部自己紹介!
こんにちは!第16回畿央祭副実行委員長の坂本知香です。 7月後半に入りテスト勉強に忙しいなか畿央祭に向けて、各部署で作業が順調に行われています。 今年は例年と比べ早い段階で準備が進み、新しい企画も考えています! 畿央祭に向け、幹部全員で学長先生に挨拶を行いました。一人ひとり自己紹介をし、学長先生に畿央祭への意気込みを伝えました。 そして学長先生から激励の言葉を頂きました。 遅くなりましたが、畿央祭幹部全員の自己紹介と一言です! 実行委員長 健康栄養学科 千葉茜 今年のテーマ「掌」通り、実行委員をもとに畿央祭を盛り上げてくれる皆さんの全員の手で最高な畿央祭を作り上げていきたいです!よろしくお願いします(・ω・)v 副実行委員長 健康栄養学科 車谷美紅 幹部みんなで協力して最高の畿央祭にしましょう! 副実行委員長 看護医療学科 滝尾愛 今年は実行委員の人数が280人と過去最高に多い人数が集まりました!この280人ひとりひとりが楽しんで、力をあわせて良い畿央祭にできたらと思います!よろしくお願いいたします。 副実行委員長 現代教育学科 仲田航希 学生だけでなく、地域の人にもたくさん来ていただける熱い畿央祭にしたいです!! 副実行委員長 看護医療学科 坂本知香 来場者のみなさま、実行委員、畿央大学の学生、先生、職員のみんなに楽しんでもらえて、さらに「今年はちょっと違うな」と思って頂けるような畿央祭を作らせて頂きます!よろしくお願いします。 模擬部署 現代教育学科 冨永雄太 安全に配慮して最高の畿央祭にします!!! 模擬部署 現代教育学科 直井魁杜 去年度に引き続き、事故の無いように安全第一で来校者の方に楽しんで頂けるように頑張ります! 展示部署 人間環境デザイン学科 奥村綾 今年度は昨年度よりももっと華のある、煌びやかな畿央祭になるよう、全力で展示物の制作に取り組みたいと思います。 展示部署 現代教育学科 野村真子 最高の畿央祭になるように頑張ります!よろしくお願いします! 学内企画部署 現代教育学科 仲井遥 「今年のお化け屋敷が一番怖くて一番楽しかった」と来場者の方々に言って頂けるように、一緒に頑張ってくれる実行委員たちと最高のお化け屋敷を作りたいと思います!よろしくお願いします! 学内企画部署 健康栄養学科 山中理緒 最高の畿央祭だったと言ってもらえるような学祭にしたいです!よろしくお願いします! 舞台部署 健康栄養学科 井上菜々子 みんなの思い出に残るような最高の舞台を作り上げるように頑張ります! 舞台部署 健康栄養学科 田淵日花里 畿央祭を盛り上げるために、最高の舞台を作り上げます! 広報部署 健康栄養学科 植林由里子 部署長として1、2回生を引っ張って、素敵なパンフレットを届けられるように頑張りたいです。 広報部署 健康栄養学科 井上朱音 今年も来場者の皆さま素敵な一冊をお届けできるように頑張ります。よろしくお願いします。 アリーナ部署 現代教育学科 岡田舞香 初めての実行委員ですが、新しいことも始めて、来てくれる人達がみんな笑顔になれるようなアリーナ企画にします! アリーナ部署 理学療法学科 仲川綾恵 みんなで楽しい畿央祭を作っていきましょう! 以上、畿央祭実行委員幹部17名です!よろしくお願いします! 畿央祭まであと3ヶ月、各部署全力で準備を進めていきます。 ぜひ10月20日(土)、10月21日(日)にお越しください。 お待ちしております!! 第16回畿央祭副実行委員 看護医療学科2回生 坂本知香 ●畿央祭イベント紹介ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!


