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2021年のすべての新着情報一覧

2021.12.17

親子一緒に楽しめる製作動画を公開!~2021年度「マミポコ・親子ひろば」後期第1回活動報告!

「マミポコ・親子ひろば」は、近隣の未就園児とその保護者の皆さんに遊びと交流の場を提供する取り組みです。親・子・大学生のコミュニケーションの場として、自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどを提供し、元気いっぱい活動をしてきました。   現在、コロナ禍で対面での実施が難しいため、親子一緒にお家で楽しめる遊びを考え、動画配信することになりました。まだまだ皆さんと会うことが難しい中で、少しでも明るく楽しい気持ちになっていただければと思います。 是非ご覧ください!     【第1回:12/17(金)】 〇製作「画用紙で作るスノードーム」 〇製作「サンタさん」     今回は、クリスマスということで家にあるもので作れる、スノードームとサンタさんの製作を行いました。 照明を工夫したり、言葉選びや見え方を話し合ったりと、試行錯誤しながらつくり上げたので、ぜひご覧ください!   下の画像をクリックすると、YouTubeの動画にリンクします。     <準備・撮影の様子> ※感染対策を徹底したうえで、練習や準備作業をしています。   カメラを通しての配置や色の見え方、照明の当たり方をモニターでチェックしながら撮影しています。     これからも、より安心・安全に楽しく活動できるような内容を考えていきたいと思います。 子ども達や保護者の方々の笑顔を見られることを楽しみにしています! 動画は順次配信していく予定ですので、チェックしてください!   現代教育学科3回生 荒井斗子 岡村遥佳   【関連記事】 「マミポコ親子ひろば」の取り組みはコチラ!!

2021.12.16

就職レポートNo.652(堺市/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第652弾! 現代教育学科13期生(22卒) N.T さん 堺市・小学校教諭 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教員を目指そうと思ったきっかけは小学校3年生の時の恩師の存在です。私は、その先生から、何事にも、失敗を恐れず挑戦することの大切さを教えていただきました。「間違いは宝」恩師の言葉に励まされ、「まずは、やってみよう!」と何事にも挑戦することができています。 教員は子どもたちの可能性を最大限に引き出すことのできる仕事です。今度は私から子どもたちに挑戦することの楽しさや面白さを伝えたいと考えています。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は、2回生の4月から、学習支援ボランティア・スクールサポーターとして参加させていただいています。現在は主に、特別支援学級の子どもたちと関わっています。ここでは、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに応じて教育を行うことの大切さについて学ばせていただいています。 教育実習では、1年生に入らせていただきました。ここでは、教育的愛情を持って真摯に向き合うことの大切さを学びました。なかなか、心を開いてくれない児童に対して、毎日笑顔で話しかけたり、頑張りを認め、励ましたりすることで最終日には「先生、一緒に遊ぼう!」と自分から手を繋ぎに来てくれるようにまでなりました。教育的愛情を持って向き合い続けることで子どもとの信頼関係が築けるのだと実感しました。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、小規模な大学だからこそ、人と人との距離が近いところが魅力的だと思っています。同期だけでなく、たくさんの先輩や後輩と仲良くなれたことや、困ったときにすぐに相談に乗ってくださる先生方と出会えたことが良かったです。教員採用試験対策の時期も、たくさんの先生方が名前を覚えてくださっていて、「頑張っているか〜」「勉強しなさい!」と声を掛けてくださいました。 また、頑張っている友達を見て私ももっと頑張ろうと思うことができ、同じ夢を持つもの同士、切磋琢磨して最後まで粘り強く取り組むことができました。畿央大学だったから、教員採用試験もこんなに頑張れたのだと思っています。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験対策について、教採・公務員対策室の先生方の手厚いご支援、ご指導に本当に感謝しています。筆記試験対策では、対策講座に加え、模擬試験の結果から苦手を分析していただいたり、小論文の添削をしていただいたりしました。面接対策では、集団面接、個人面接の対策を主にしていただき、各自治体の受験前には、同じ自治体を受ける仲間を集め、その自治体に応じた対策も行っていただきました。試験本番、自分の思いをぶつけることができたのは、教採・公務員対策室の先生、ゼミ担任の先生に何度も練習に付き合っていただけたからだと思っています。 私は、教採・公務員対策室の先生方の協力なしでは合格はできなかったと思っています。     【理想の教師像】 子どもたちを肯定的に捉え、潜在的な力を引き出す確かな指導力を持った教員です。ボランティア先で小さな頑張りや挑戦を認め励ます先生方の肯定的な指導により全力で取り組む子どもたちの姿にたくさん出会います。すべての子どもたちが活躍できる学級経営を行い、一人ひとりに寄り添い、自信と挑戦する心を育てます。     【後輩へのメッセージ】 教員採用試験対策は正直、とてもしんどいです。模試の点数が上がらなければ、不安になったり、覚えたはずの問題が解けなかったら、焦ったりします。「本当に先生になれるのか。私には、向いていないのではないか。」と何度も不安になりました。そんなとき、1番心の支えになっていたのは、同じ夢に向かって努力し続ける仲間の存在です。「受験はチーム戦」という言葉は本当だと教員採用試験対策を通して、実感しました。一緒に頑張る仲間の存在が本当に私を奮い立たせ、強くしてくれました。 最後まで、勝ちにこだわり続けてください。そうすればきっと結果はついてくると思います。応援しています。

2021.12.15

3回生対象『畿央大学WEB合同企業説明会』を開催しました! 

2021年11月11日(木)・18日(木)・25日(木)の3日間、9:00~10:30の1限目時間帯で「業界・企業研究」の取り組みとして、ZOOMを使用しオンラインにて合同説明会を開催しました。 3日間で17社、卒業生が活躍していたり、4回生が進路決定したりと畿央大学と非常にご縁のある企業様にご参加いただきました。         一般企業への就職を希望する3回生が自宅や大学内等から3日間で242名(延べ人数)が参加しました。 学生は3日間で最大6社の説明会に参加、本番同様、スーツを着用しカメラもオンにして参加、質疑応答も実施しました。         ◆ 少しでも興味を持った企業様にはインターンシップや個別企業説明会などに積極的に参加し、業界・企業研究を進めてください。仕事を通して何がやりたいのか、その仕事はどのような業界や企業で実現できるのかを見つけていきましょう!  

2021.12.15

イケアによるコーディネート、ラーニングコモンズがリニューアルします!

E棟1階のラーニングコモンズで学生の皆さんがより過ごしやすく、多目的に活用できる空間を提供できるよう、リニューアルプロジェクトが始動しました。家具で世界的にも有名なイケアにコーディネートいただきます。   ▼現在のラーニングコモンズ   今回のコンセプトは、「講義室と異なり自由でくつろいだ雰囲気の中で知的好奇心を満たし、個人・仲間と共に自主学習ができる場所」とし、建学の精神のひとつでもある【知をみがく】の具現化を支援する場所としています。   ▼イケアからご提案いただいたイメージ図 ※あくまでもイメージ図です。   会話ができる学習スペースやリラクゼーションブース、落ち着いた空間と適度な照明など、 現在はイケアからご提案いただいたコーディネート案を基にプロジェクトメンバーで検討し、有志の学生さんとの意見交換の機会も設けて進めています。 学生さんからは「グループワークできる大きな机がほしい」「一人で静かに勉強できる環境も必要」「1回生でも気後れせず利用したい」等、貴重な意見をたくさんもらうことができました。 ご参加いただいた 阿部匠真さん(理学療法学科4回生)、大西竜平さん(看護医療学科4回生)、堀江玲那さん(現代教育学科2回生)、廣瀬舞果さん、松原雅姫さん、横田百咲さん(人間環境デザイン学科1回生)ありがとうございました! 年内に完成し、年明けにリニューアルオープンの予定です。お楽しみに!   リニューアルプロジェクト担当

2021.12.15

就職レポートNo.651(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第651弾! 看護医療学科11期生(22卒)  N.N さん 病院(看護師)  勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。     【その病院に決めた理由】 この病院に決めた理由は、2回にわたる実習を通して、教育制度が充実していることに魅力を感じたためです。具体的には、プリセプター制度によって先輩看護師からのマンツーマンの指導を受けることで一年目からの必要な技術を習得することができます。 また、特定機能病院ということもあり、先端医療・先端技術に触れ、看護の知識や技術を高めていくことができる環境であったためです。     【就職活動を振り返って】 就職活動を振り返ってみて苦労したことは、第一志望の病院に落ちたことです。第一志望の病院に行くことだけを考えていたため、落ちたときに切り替えることに苦労しました。そのため、病院をいろいろ見ること、一つに絞り切らないこと、気持ちを持ち直す精神力を鍛えていくことが大切だと学びました。 私の場合は、次の病院に向けての心構えをキャリアセンターの人と話し合うことで気持ちを立て直しました。今では、新たな目標を持つことができています。     【就職活動でPRしたポイント】 就職活動でPRしたポイントはコミュニケーション能力です。特に看護師になる人からするとコミュニケーション能力のPRは当たり前のことだと思われますが、その分面接で能力を発揮できているか(具体的には、目を見て話すことができるか、表情豊かに話すことができるかetc...)を見られます。そのため、自信がある人以外、コミュニケーション能力以外にもPRできるポイントを作っておくといいと思います。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターでは、面接の練習や履歴書の添削など様々なサポートを受けることができました。 特に印象に残っていることは、面接練習です。その病院の質問の特徴、本番の面接の雰囲気を味わうことができました。それにより、本番では緊張することなく挑めました。 就職サポートでは、病院のパンフレットや紹介など病院の特徴を知ることができ、自己紹介書に書くためのサポートをしてくれました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 一度希望の病院に落ちたとしても、周囲の人の力を借りて気持ちを常に強く保つことが大事です。そのため、就職活動では友達と協力しお互い支えていくことが大切だと思います。 さらに今のうちに希望の病院を複数考えておくことも大切だと思います。  

2021.12.14

2/23(水・祝)教育学研究科シンポジウムー「障害理解教育」の実践における「障害観」の再検討ーを開催します。

  学校現場において、子どもたちが「障害」について系統的に学ぶ「障害理解教育」の必要性は認識されつつあり、学習指導要領やインクルーシブ教育システム構築の文脈において「障害理解」に関連する「交流及び共同学習」の推進の重要性が示されています。しかし、実際に「何を」「どのように」行えばよいのか、具体的なところまで検討を深めていくことは容易ではありません。 本シンポジウムでは、「障害理解教育」の実践における「障害観」の在り方、つまり「障害理解教育」において子どもたちに教える「障害」とはどのようなものであるべきなのかについて検討を重ねていきたいと考えています。   日時 2022年2月23日(水・祝) 13:00~16:30  ※オンライン(Zoom)開催   プログラム 「不如意の身体に五つある」 立岩 真也氏(立命館大学大学院 先端総合学術研究科 教授)   「まともがゆれる-常識をやめる『スウィング』の実験」 木ノ戸 昌幸氏(NPO法人スウィング)   コーディネーター 大久保 賢一(畿央大学大学院 教育学研究科 教授) 塩原 佳典(畿央大学大学院 教育学研究科 准教授)   参加費 無料   申込方法 申込フォーム(下記QRコード)からお申込みください。   FAXの場合は、チラシ裏面の必要事項を記載し、 FAX:0745-54-1600まで お送りください。   ※開催日前日に申込みメールアドレス宛に参加URLを送付します。 ※定員に達し次第、受付を終了いたしますので、受付ができましたら参加していただけます。     ▼クリックすると、チラシPDFが開きます。   お問い合わせ 畿央大学総務部 教育学研究科研究会係 TEL.0745-54-1602 FAX.0745-54-1600

2021.12.13

小学生向けに「葉っぱの写し絵」動画を公開!~2021年度 「マミポコ・キッズ」後期 第1回活動報告

こんにちは、マミポコ・キッズです!   私たち「マミポコ・キッズ」は、畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行ってきました。しかし、現在は新型コロナウイルスの影響により、未だ対面での活動が難しい状況にあります。そこで、前期に引き続き子どもたちが何か楽しめることを遠隔で提供できないかと考え、後期も子どもたちが1人あるいはお家の方と楽しめる遊びの動画配信を企画・制作しました。   今回の動画では、葉っぱを使った「葉っぱの写し絵」を紹介しています。葉っぱや紙など、身近にあるもので簡単に作ることができます。葉っぱの写し絵のアレンジも紹介しているので、ぜひ動画をご覧になってください!   下の画像をクリックすると、YouTubeの動画にリンクします。   ▼運営メンバーはもちろん、先生方にもご協力いただき撮影を進めています。   ▼カラフルできれいだね。どのように写すか動画で見てみよう!   次の動画も楽しい企画を考えているので、お楽しみに! 子どもたちのたくさんの笑顔があふれる活動を目指して頑張ります! 今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。   現代教育学科3回生 御崎夢乃(みっきー)・森美月(ねね) 2回生 下野大司(たけ) 1回生 長谷川慈(いっちゃん)・三住真弥(おむ)   【関連記事】 「マミポコ・キッズ」の取り組みはコチラ!!

2021.12.13

就職レポートNo.650(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第650弾! 現代教育学科13期生(22卒) H.M さん 兵庫県・小学校教諭 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師を目指そうと思ったきっかけは、小学校6年生の時の担任の先生との出会いでした。私は小学校のとき、人前で話すことが大の苦手でした。しかし、その担任の先生はある日の授業で、故意に良いとは言えない発表の仕方を例示されて、「どんな伝え方であっても、発表しようと手を挙げようとする気持ちが大切だ」という内容の話をしてくださり、その先生の話を聞いて、発表しようという意欲を持てるようになりました。このように、その先生は、何事にも失敗を恐れず、挑戦することの大切さを教えてくださいました。今挑戦することに恐れない自分になることができたのも、そのような恩師がいてくださったおかげだと思っているので、恩師のように、子どもたちに失敗を恐れず挑戦することの大切さを伝えたいと思い、教師を目指そうと決めました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は教育実習やボランティアを通じて、2つのことを学びました。 1つ目は、教師は山場を明確にした上で、授業を行う必要があるということです。その授業で子どもたちに何を学ばせたいかを教師が明確にした上で授業に臨み、それを中心発問として子どもたちに考えさせることで、子どもにとっての「深い学び」につながるということを学びました。 2つ目は、子どもには一人ひとり違った個性がある、ということです。私は、兵庫県にある母校と兵庫県丹波地域の小学校、香芝市内の小学校と3つの小学校でボランティアを行ってきました。各学校での子どもたちの実態は、十人十色でそれぞれの良さがあり、教師は、一人ひとりの子どもの個性を認め、励まし、褒めることで、その子らしさを伸ばすことが大切であると学びました。 教育実習やボランティアでは、子どもたちとの直接的な関わりを通して、大学での学び以上の学びがあります。教育実習は教師を目指す人全員が体験すると思いますが、ボランティアは任意での参加ですので、積極的にボランティアに参加して、現場でしかできない体験を存分に味わってほしいと思います。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、普段は部活動やアルバイトに積極的に打ち込む一方で、受験の時期になると、自習室に朝から晩までこもって勉強したり、仲間と学校で集まって勉強したりというように、遊ぶときと懸命に取り組むときのメリハリをつけることのできる学生が多いです。受験勉強の際にどうしても解けない問題があったり、模試で思うような点数が取れなかったりして何度もやる気がなくなることや、自分に自信がなくなることがありましたが、同じ目標をもった努力する仲間の姿を見て、何度も勇気をもらいました。「これだけ辛い思いをしているのは自分だけじゃない」このように思いながら、最後まで悔いのないように努力することができたのは、そんな畿央大学の仲間がいたからです。辛さも楽しさも共有しながら、最後まで切磋琢磨し合える仲間がたくさんいるのは、畿央大学の強みだと思います。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 大学3回生の時から対策講座を開いてくださったり、オンラインで対策資料を発信してくださったり、メールで試験に関する情報をほぼ毎日発信してくださったりと、教採・公務員対策室の先生方は、学生のために熱心に取り組んでくださいました。 筆記試験の対策講座では、覚えておくべき内容や効率の良い覚え方を的確に教えてくださるので、苦手な教科の講座は特に参加するべきだと思います。 面接や集団討論、模擬授業の対策では、自分の言いたいことや行いたい授業を明確にしてもらえるようなフィードバックばかりで、受講するたびに、自分の強みを生かした面接や討論、模擬授業ができるようになっていきます。これらの講座は必ず受けるべきです。 このように、畿央大学では、教採・公務員対策室の先生方や大学の先生方が一丸となって、教師を目指す私たちに、多大なる支援を行ってくださるので、自分の成長のためにも積極的に講座等に参加してほしいと思います。     【理想の教師像】 子どもたちの潜在能力を引き出せる教員です。子どもたち一人ひとりの実態を把握し、教師の肯定的な声かけを通じて子どもに自信を与えたり、気づきを与えるような声掛けをしたりすることで、目の前の壁を自分で乗り越える力や何事にも挑戦することのできる力を身に付けさせたいと考えています。そのためには、子どもとの信頼関係を築くことが何よりも大切だと考えるので、子どもたちと共に話し、遊ぶ中で信頼関係を構築し、一人ひとりの良さや可能性を引き出すことのできる教員になりたいと思います。     【後輩へのメッセージ】 教員採用試験対策では、悩み苦しむときが多々あると思います。私の場合は、筆記試験対策で覚えたことや解けていた問題が、2週間後には忘れて解けなくなるという経験が多くあり、「今覚えても試験の時には忘れてしまって意味がないのでは…」と悩みました。また、面接や討論対策において、厳しい指摘を受ける中で、話すことに自信を失ったこともありました。これから本格的に試験対策に入られる皆さんも、同じような感覚を味わうときがあるかもしれません。そのようなときには、次の2つのことを意識して努力してほしいと思います。 1つ目は、自分を信じることです。忘れた内容や解けなくなってしまった問題があった際は、自分のやってきたことを信じ、もう一度同じ方法で勉強して思い出していました。自分よりも勉強が進んでいる仲間の状況に焦ることもあると思いますが、焦らず、何よりも自身の勉強のスタイルを信じてやり抜いてほしいと思います! 2つ目は、対策に粘り強く取り組むことです。教採・公務員対策室の先生との面談で、「最後まで食らいついた人が合格できる」という話をしていただきました。面接や模擬授業の対策で多く指摘され、落ち込むことがあると思います。それでも次の対策に進んで挑んでほしいと思います。必ず自分のためになるアドバイスが得られます! 皆さんの合格を心から願っています。最後まで諦めずに頑張ってください!!

2021.12.10

就職レポートNo.649(委託給食会社/管理栄養士)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第649弾! 健康栄養学科16期生(22卒)   K.S さん 委託給食会社(管理栄養士)  勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。     【その企業に決めた理由】 全部で10社ほど受けましたが、その全部が第一志望という感じで、正確な第一志望を決めないまま最終までいったので、企業からいくつか内定を頂いてからすごく悩みました。どの企業にもそれぞれその企業の良さや雰囲気があって、それを取捨選択するのが難しかったです。 最終的にこの会社に決めた理由として、1番の決め手となったのは、説明会や1次・2次面接を受けた際の雰囲気が1番良く、自分に合っているなと感じたからです。その他にも、社員食堂や学校給食、高齢者施設など幅広く事業を展開している点や先輩社員の方の話なども決め手となりました。     【就職活動を振り返って】 たくさんの企業に履歴書を書いたり、面接を受けたりなど大変なこともありましたが、就職活動をトータルして振り返るとたくさんの刺激があって楽しくもありました。自己PRなどでの自分の強みを知るために、人生で今までにないくらい自分と向き合い、強みや長所などの自分の良い点などを考えたりしていると、自己肯定感もあがり、就職活動をする前より自分に自信がつき、強く、余裕をもった人に成長できた気がします。真剣に就職活動や自分と向き合うとなにか少しでも得られることがあると思います。また、企業の方とメールや電話、お会いしてコミュニケーションを取るにあたり、社会人として必要なマナーや言葉遣い、礼儀などを、より学び、身に付けることも出来ました。     【就職活動でPRしたポイント】 主に受けていた企業が委託給食会社であったこともあり、給食センターでの臨地実習の学びを通しての自己PRをしていました。またその際に深入りしてもらえるように話をし、面接官の方とコミュニケーションをはかれるようにも意識していました。その中で気を付けていたことは、緊張して言葉がつまりそうになることやパッと浮かばないこともあったのですが、必ず一息おいて心を落ち着かせてから、笑顔でゆっくり話すことです。また、どんな質問に対しても、私についてのイメージやどんな人かを知ってもらうために、具体的な自分の体験やエピソードとともに話すことも意識していました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方にはすごくお世話になりました。就職活動を始め出した時期が3月下旬で、それまでにあったオンラインでのキャリアガイダンスの授業も全く見ていない状況でした。何から始めればよいか分からず、自分の力だけでは進めないと思い、まずキャリアセンターに『就職活動について何も分からないのですが何から始めて、どう進めていけばいいですか?』と相談に行ったところ、すごく優しく一から全部丁寧に色々教えてくださいました。 エントリーシートに書く内容から文章の添削、面接の練習や受けている企業についての相談など、就職活動においてのすべてと言っていいほどサポートしていただきました。就職活動を進めるにあたってなにか少しでも不安や疑問を持っている方はキャリアセンターの方にまず相談してみることをおすすめします。なにか必ず力になってくれると思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私が就職活動において大切だと思ったことは、エントリーシートや面接で伝えたい自分のこと、就職活動のスケジュールの流れなど、色々なことをきちんと整理し準備しておくことです。またメールなどのマナー、面接では笑顔と明るい雰囲気と余裕をもつことを心掛けました。 履歴書の締め切りや面接などが続き上手くいかないと、心がくじけそうになってやめたくなる時もあると思いますが、焦らず、自分のペースで、自分の就職活動においての軸をしっかり持って取り組むと必ず上手くいくと思います。友達と比べたりして焦ることや自分の軸がブレそうになる事もあると思いますが、人は人、自分は自分と思い最後まで妥協せず、自分のやりたいことを信じて頑張ってください。 キャリアセンターへ相談することやインターネットで検索することで、なにかヒントが見つかると思うので上手く活用してみてください。応援しています。

2021.12.10

脳卒中患者における“急激な”体重減少は“慢性”疾患における悪液質基準と関連している~健康科学研究科

悪液質とは、がんや心不全などの慢性疾患に関連して生じる予後不良な複合的代謝異常症候群であり、筋肉量の減少を特徴とし、顕著な臨床的特徴は体重減少といわれています。一般に、脳卒中患者は急性期に体重減少が生じやすく、この体重減少は予後不良因子であることが報告されていますが、その原因については十分に解明されていません。畿央大学大学院健康科学研究科修士課程の山本実穂氏と庄本康治教授、野添匡史准教授(甲南女子大学)、吉田陽亮氏(奈良県西和医療センター)らは、脳卒中患者に生じる急激な体重減少は悪液質の診断基準と関連があることを明らかにしました。本研究結果は,脳卒中患者に生じる体重減少に悪液質が関連している可能性を示唆するものであり、脳卒中患者の体重減少予防のための治療方法の確立に寄与する内容といえます。この研究成果は、Nutrition誌に掲載されます。   研究概要 悪液質の主な症状である体重減少は脳卒中において生じやすく、特に脳卒中発症後間もない急性期において生じやすいことが知られています。そこで本研究では、脳卒中患者における急性期での体重の変化と、悪液質の診断基準とに関連があるか否か、前向きの観察研究を実施することで検討しました。   研究内容 脳卒中発症後、研究期間内に急性期病院に入院した155名の患者を対象に、急性期病院入院時及び退院時に体重を測定し、体重の変化率を求めました。また、急性期病院退院時に悪液質診断基準の評価(図1)を行い、この5項目の基準のうち3項目以上の基準を満たした場合、悪液質基準を有すると判断しました。そして、体重変化率と悪液質基準の有無に関連性があるか否かを分析しました。   【図1:本研究で用いた悪液質の診断基準(Evansらの分類)】     データ分析の結果、155名中30名(19%)の方が入院期間に5%以上体重が減少しており(体重減少群)、体重減少を認めなかった125名(体重安定群)よりも悪液質基準を満たす割合が多いことが分かりました(体重減少群=18名(60%) vs体重安定群=28名(22%))。また、悪液質基準は体重変化率に影響を与える他の要因(重症度やエネルギー摂取量、嚥下能力や悪液質の原因になる他疾患の保有など)で調整した上でも、体重変化率に影響を与えることが明らかになりました(表1)。   【表1:悪液質基準と体重変化率の関係】   BMI: body mass index, NIHSS: National Institute of Health Stroke Scale, FOIS: Functional Oral Intake Scale   研究の臨床的意義および今後の展開 慢性疾患で生じるとされている悪液質の診断基準が、急性期の脳卒中患者における体重減少に関連しているということは、脳卒中患者で生じる体重減少に悪液質が関与している可能性を示唆するものです。本研究結果から、脳卒中患者で生じる体重減少に対して、悪液質の影響を考慮し早期診断・早期介入することで、生命予後や生活の質改善に寄与すると考えられます。これらの因果関係を明らかにするためには、今後さらなる研究が必要と考えられます。   論文情報 Miho Yamamoto, Masafumi Nozoe, Rio Masuya, Yosuke Yoshida, Hiroki Kubo, Shinichi Shimada, Koji Shomoto Cachexia criteria in "chronic" illness associated with “acute” weight loss in patients with stroke Nutrition December 2021, 111562   問い合わせ先 甲南女子大学 准教授 畿央大学健康科学研究科 客員研究員 野添 匡史(ノゾエ マサフミ) nozoe@konan-wu.ac.jp   畿央大学健康科学研究科 教授 庄本 康治(ショウモト コウジ) k.shomoto@kio.ac.jp Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600  

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