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2018年のすべての新着情報一覧

2018.06.20

森岡周教授と大学院生が第40回日本疼痛学会で発表!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

平成30年6月15日、16日に長崎で開催された第40回日本疼痛学会に健康科学研究科の森岡教授と私(博士後期課程:片山脩)で参加してきました。学会では細胞や分子レベルでの基礎研究から薬理学、そしてリハビリテーションまで多彩な演題発表とシンポジウムが組まれており大変勉強になりました。 森岡教授はシンポジウム「幻肢痛のメカニズムと新規治療戦略」にて座長および演者として講演を行われました。講演では、森岡研究室の研究成果を紹介しながら「幻肢痛を含んだ身体性変容のメカニズムとニューロリハビリテーション」についてお話しされました。     私は博士後期課程で行っている「感覚運動の不一致による身体性変容の脳内情報処理メカニズム」についてポスターセッションにて発表を行いました。発表は自由討論形式でしたので多くの方々とゆっくり議論することができました。以前からお話をしたかった先生も内容を聞きに来てくださり、今後の研究につながる様々なアドバイスを頂けました。 1日目の夜には、長崎大学の沖田教授、神戸学院大学の松原教授の研究室の方々との懇親会が開催されました。学会会場とは異なり、和やかな雰囲気の中で情報交換を行うことができました。このような貴重な経験をさせて頂いた森岡教授と畿央大学に深く感謝申し上げます。 今回の発表内容を論文としてまとめ、今後も研究活動に取り組んでいきたいと思います。 健康科学研究科 博士後期課程3年 片山脩

2018.06.19

2018年6月19日(火)の授業対応について

6月18日(月)7時58分頃に発生した地震についての本学の対応・状況は下記の通りです。 (2018年6月19日6:30現在)   1.2018年6月19日(火)の授業は通常通り実施いたします。 2.6月19日(火)6時30分現在、本学の学生および教職員の人的被害は確認されておりません。   今後、余震や二次災害、公共交通機関の再度の運転見合わせの可能性もあります。 最新の情報に注意し、ご自身の安全を最優先に行動してください。    畿央大学学生支援センター

2018.06.15

8/25(土)ひらめき☆ときめきサイエンス「運動中のからだの仕組みを研究しよう」を開催します。

運動中のからだの仕組みを研究しよう ~健康を支える運動と栄養の科学~ 定員に達したため、申し込みを締め切りました。 運動すると心臓がドキドキするのはなぜでしょうか?筋肉を太くするには何を食べたらよいのでしょうか?このプログラムでは、運動中のからだのしくみを観察して、健康なからだをつくる運動と栄養について科学の目から考えます。また、自分の食事バランスを調べて、健康をたもつためには何をどれだけ食べたらよいかを学びます。健康運動の実技も体験し、ランチタイムでは大学生との交流を行います。みなさんの健康を支える運動と栄養のサイエンスを一緒に学びましょう。   日 時 2018年8月25日(土)10:00~15:40 会 場 畿央大学L101教室、生理機能実習室など →アクセスはこちら 内 容 運動中のからだの仕組みを研究しよう ※詳細は下のチラシをご参照ください。 対 象 小学校5・6年生 (原則、保護者同伴) 定 員 20名(先着順、参加無料) 持ち物 筆記用具、ノート、タオルなど     【参加申込方法】                    下記をご記入の上、FAX(0745-54-1600)、もしくはメール(kikaku@kio.ac.jp)でお申込みください。 ①小学生本人名(ふりがな) ②性別 ③小学校名・学年 ④〒住所、電話番号 ⑤保護者氏名 ⑥保護者の同意の有無 ⑦家族同伴の有無(有の場合、氏名) ⑧食物アレルギーの有無(有の場合、品目名を記載)   【申込み締め切り】 平成30年8月10日(金)   【お問い合わせ】  畿央大学教育推進部 ひらめき☆ときめきサイエンス担当係 TEL:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※本イベントは独立行政法人日本学術振興会の選定助成事業です。

2018.06.13

同窓会レポート~フットサルサークル「FREEDOM」2011・2012卒業生

フットサルサークルFREEDOMの2011年健康科学部卒業生と2012年教育学部卒業生のメンバーで、数年ぶりに畿央大学のアリーナを借りて、フットサルを兼ねた同窓会をしました。 集合の時点から数人しか集まらないという、フリーダムらしさ全開での幕開けでした(笑)     今回のフットサルが久しぶりの運動という人も多数いましたが、なかなか健闘し良い汗を流しました。しんどいと言いながらも10分×5試合はできたと思います。(ちなみに私は2日後に筋肉痛がきました。)     大学近くの公園で、ピクニック気分で昼食を取りました。サプライズメンバーもいて大盛り上がり♪家族が増えた人がいたり、仕事を頑張っていたり、皆変わったところもあれば変わらないところもあって、久々の再会で話に花が咲きました。   残念ながら参加できなかった人やお誘いできなかった先輩方も一緒にプレーできたら更に盛り上がると思うので、これからも何年かに一度は集まりたいと思います!声をかけられた方は是非参加お願いします! 健康栄養学科5期生 神野(大畑)由紀   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2018.06.13

子どもの手運動機能は、視覚と運動を統合する能力に起因する~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

子どもの手運動機能は、視覚と運動を統合する能力に起因する   ヒトの運動発達、運動学習を支える脳内システムの一つに、教師あり学習があります。教師あり学習とは、フィードフォワード(運動)情報とフィードバック(感覚)情報を比較し、誤差信号を教師信号として、迅速な運動の修正を可能にします。反復練習により、運動が徐々に上達していく背景には、この教師あり学習が関与しています。 一方で、この教師あり学習の基本形である運動と感覚を比較し統合する能力は、子ども時代に年齢増加に伴って発達変化することが分かっています。すなわち、乳児期⇒幼児期⇒学童期⇒青年期と成長(年齢が増加)するにつれ、感覚-運動統合能力は向上します。しかしながら、子どもが有する運動機能と感覚-運動統合能力との関係は、よく分かっておらず、子どもが有する運動機能が感覚-運動統合能力の予測因子となるか否かは明確になっていませんでした。畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫悟志 助教と森岡周 教授らは、嶋田総太郎 教授(明治大学)、中井昭夫 教授(武庫川女子大学)らと共同で、子どもが有する手運動機能は、年齢に関わらず、運動情報と視覚情報を統合する(視覚-運動統合)能力の強力な予測因子であることを明らかにしました。この研究成果は、Frontiers in Psychology誌 (Manual Dexterity Is a Strong Predictor of Visuo-Motor Temporal Integration in Children)に掲載されています。   研究概要 視覚情報と運動情報を時間的に統合する能力(視覚-運動時間的統合能力)とは、自己の運動とその視覚フィードバックが同期しているか否かを認識する能力です。そして、この視覚-運動時間的統合能力は、小児期に年齢増加に伴い、発達変化することが分かっています。具体的には、生後1-5カ月の乳児では、自己運動とその視覚フィードバックとの間に3秒もの誤差を与えても認識できませんが、生後6-11カ月の乳児では2秒もの誤差であれば認識できることが示されています。さらに5歳児では約250ミリ秒の誤差が、8歳児では約110ミリ秒の誤差が、そして成人前には約60ミリ秒の誤差が認識できるとされています(誤差時間については、実験方法によって異なります)。このように、年齢は視覚-運動時間的統合能力の予測因子であることが分かっていました。一方で、この視覚-運動時間的統合能力は、運動機能とも深い関係があることが予想されますが、視覚-運動時間的統合能力と子どもが有する運動機能との関係性は明らかになっていませんでした。そこで信迫助教らの研究グループは、4歳児から15歳児までの手運動機能と視覚-運動時間的統合能力を調査しました。その結果、先行研究と同様に、視覚-運動時間的統合能力は年齢増加に伴って向上することが示されましたが、同時に、手運動機能の向上に伴って視覚-運動時間的統合能力が向上することも示されました。結論として、子どもにおける手運動機能は、年齢に関わらず、視覚-運動時間的統合能力の有意な予測因子であることが示されました。   本研究のポイント 子どもが有する手運動機能(手運動の器用さ)は、年齢とは関係なく、子どもが有する視覚-運動時間的統合能力の強力な予測因子であること、すなわち子どもにおける手運動機能と視覚-運動時間的統合能力との間には、直接的な関係(ダイレクト-リンク)があることを明らかにした。   研究内容 本研究には、医療的状態、発達障害、知的障害の診断を持たない4歳から15歳までの139児が参加しました。そのうち、132児が実験課題を完了しました。手運動機能の測定には、共同研究者の中井昭夫教授(武庫川女子大学)が日本での標準化研究を実施している国際標準評価バッテリーが使用されました。このバッテリーで測定された得点が高いほど、手運動機能が高いことを表します。視覚-運動時間的統合能力の測定には、共同研究者の嶋田総太郎教授(明治大学)が開発した映像遅延検出課題が使用され、この課題で抽出される遅延検出閾値と遅延検出確率曲線の勾配が、視覚-運動時間的統合能力を反映する指標となりました。遅延検出閾値の短縮と勾配の増加は、視覚-運動時間的統合能力が高いことを表します。   図1:年齢と視覚-運動時間的統合能力との関係 A:年齢と遅延検出閾値の関係。年齢が増加するほど、遅延検出閾値は短縮した。B:年齢と勾配との関係。年齢が増加するほど、勾配は増加した。     図2:手運動機能と視覚-運動時間的統合能力との関係A:手運動機能と遅延検出閾値の関係。手運動機能が向上するほど、遅延検出閾値は短縮した。B:手運動機能と勾配との関係。手運動機能が向上するほど、勾配は増加した。     結果、年齢の増加に伴って、遅延検出閾値は短縮し、勾配は増加しました(図1-A・B)。このことは、年齢の増加に伴って、視覚-運動時間的統合能力が向上することを意味しました。一方で、手運動機能の向上に伴って、遅延検出閾値は短縮し、勾配は増加しました(図2-A・B)。このことは、手運動機能の向上に伴って、視覚-運動時間的統合能力が向上することを意味しました。しかしながらこの段階では、(本研究で使用した国際標準評価バッテリーは年齢調整テストであるが、)偶然に高年齢児ほど手運動機能が高かったために、年齢だけでなく、手運動機能と視覚-運動時間的統合能力との間にも相関関係が認められた可能性がありました。そこで、階層的重回帰分析によって、年齢と手運動機能の交互作用を検討しました。その結果、年齢と手運動機能との間には交互作用はありませんでした。したがって、子どもが有する手運動機能(手の器用さ)は、年齢とは独立して、視覚-運動時間的統合能力の強力な予測因子であることが示されました。   本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究結果は、子どもが有する手運動機能は、年齢と同様に、子どもの視覚-運動時間的統合能力の重要な予測因子であることを示しました。本研究結果と先行研究(Nobusako et al., Front. Neurol. 2018)は、一貫して、運動の器用さと視覚-運動統合との間には重要な関連性があることを示し、子どもの運動の不器用さの改善のために、視覚-運動統合を促進・向上するリハビリテーション技術の必要性を強調しました。   関連論文 Nobusako S, Sakai A, Tsujimoto T, Shuto T, Nishi Y, Asano D, Furukawa E, Zama T, Osumi M, Shimada S, Morioka S, Nakai A. Deficits in Visuo-Motor Temporal Integration Impacts Manual Dexterity in Probable Developmental Coordination Disorder. Front Neurol. 2018 Mar 5;9:114. 論文情報 Nobusako S, Sakai A, Tsujimoto T, Shuto T, Nishi Y, Asano D, Furukawa E, Zama T, Osumi M, Shimada S, Morioka S, Nakai A. Manual Dexterity Is a Strong Predictor of Visuo-Motor Temporal Integration in Children. Front Psychol. 2018 June 12. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2018.00948   問合せ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター畿央大学大学院健康科学研究科助教 信迫 悟志(ノブサコ サトシ)Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600E-mail: s.nobusako@kio.ac.jp

2018.06.13

平成30年度離島・へき地医療体験実習(山添村)レポート~看護医療学科

看護医療学科では、本学の特徴的な実習カリキュラムに位置付けられている「離島へき地医療体験実習」が4回生の必須科目です。今年は、宇陀市大宇陀、川上村、五條市大塔、野迫川村、山添村の5地域で91名が実習をさせていただいています。   学内で山添村について事前学習を行い、山添村の地域を構成する要素と住民の健康の関連について興味を持ち、グループメンバーそれぞれが実習テーマを明確に持ちながら平成30年5月15日(火)~5月17日(木)の3日間臨地での実習に臨みました。   初日 (5月15日) 1日目は、「山添村の保健施策を知る」「物理的な環境を肌で感じる」機会となりました。 保健福祉課の前川様と社会福祉協議会の浦様からお話をお聞かせいただいた後、村内循環とグループに分かれての地区踏査を行いました。そこでは、住民の方とお話ができ、山添村の暮らしについて聞くことができました。また、自然豊かな環境を体験することができた一方で、山間地のため坂が多くそこでの暮らしの大変さも感じることができました。それぞれの地域には神社が必ずあり綺麗に掃除がされているのが印象的でした。     山添小学校では、松本校長先生はじめ養護教諭の先生から児童の健康についての貴重なお話を聞くことができました。診療所の医師からは、山添村の健康問題の特徴と山添村の医療について質問をさせていただいたことについて教えていただきました。     お昼ご飯は山添村で採れた新鮮野菜のサラダと美味しいカレーをいただきました。美味しくてお代わりする学生が続出!お昼からの活動に向けてエネルギーのチャージができました。     2日目(5月16日) 骨密度測定会を行いまいました。予想していたよりも多くの方が参加してくださり、この日のために頑張って準備してきた学生もイキイキと住民の方と接しながら血圧や骨密度、足趾握力などを測定しその結果についてお伝えしたり、測定会に参加いただいた方にいろいろとお話をお聞かせいただいたりしながら、作成したパンフレットを使用して骨密度がアップできるよう生活のアドバイスを行っていました。     お昼からは、地域活動に参加させていただき農業体験、シニアカー体験、公民館で行われている恒例の女子会に参加させていただけたことにより山添村の生活を身近に体験することができました。     3日目(5月17日) かすががーでんで 茶摘み体験、サツマイモの苗植え、フキ俵の郷土食作りの体験をしました。楽しいことも作業の大変さも知ることができた初めての体験でした。       お昼ご飯のおかずには、自分たちで収穫したお茶の葉のてんぷらを食べることができ、ひときわ美味しかったです。その他にも山添村で採れた山野草のお料理、山添村で採れたお米で作った伝統料理のフキ俵どれも全て美味しかったです。ごちそうさまでした。     児童館見学では、赤埴先生から児童館の特徴や取り組み等についてのお話を伺いました。そして、『直心是道場』の言葉を教えていただきました。この言葉を心に刻み頑張っていこうと思います。     ボランティアガイドの奥谷さんからは、山添村の歴史が縄文時代から続いており多くの遺跡や史跡があることを教えていただきました。     そして、長寿岩と呼ばれる強大な岩についての説明も受け、歴史の古い土地なのだと実感しました。     3日間はお天気にも恵まれ、多くの体験と学びの機会となりました。このような機会を与えてくださいました山添村の関係者の方に心から感謝いたします。   看護医療学科助教 秋吉久美代 【関連記事】 平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.2~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.2~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.1~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.1~看護医療学科 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート!

2018.06.13

広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.2~人間環境デザイン学科清水ゼミ

人間環境デザイン学科4回生清水ゼミの山本幸四郎です。 先週に引き続き、平成30年6月8日(金)、大学生と小学生が一緒に地域のことを調べる「はしお調べ」のため、広陵町立広陵北小学校へ行ってきました。前回は初回ということもあり顔合わせ程度の交流しか出来ませんでしたが、今回は小学校に到着するなり複数の子供たちが僕たち大学生の顔を覚えてくれていて、声をかけてくれ、とても嬉しくて始まる前からやる気に拍車がかかりました。 北小校区に住まれているシニアの皆様が小学校に出向いて下さり、ヒアリングしました。     「この地域の今と昔の違いを知ること」が今回のテーマです。昔はどんな「まち」だったのか、買い物や病院、遊ぶときはどこで遊んでいたのか、他にもたくさん教えていただきました。中には、事前に昔の地図を用意し、かつて商店街だった街区に、どんなお店が並んでいたかなど記憶をたどってびっしりと書いて下さっていた方もいらっしゃって、シニアの皆様の関心の強さを感じました。子どもたちも「鍛冶屋ってなに?」「ケーキ屋さんってあったの?」「昔は映画館があったんだ!」などとたくさんの発見があり、興味が深くなっていくのが分かりました。     子どもたちは、最初こそ恥ずかしくて質問するのに戸惑っていたものの、慣れてくるうちにたくさん質問をしていました。終わりの時間になると「もっとお話聞きたかったのに」と名残惜しそうに言ってもらえて嬉しかったです。 先週より内容も濃くなってきて小学生の好奇心で溢れた顔を見ていると私たち大学生も負けてられません。これからも皆で楽しく進めていきたいと思います。   次回は、いよいよ「まち」に出て調査します。楽しみです(^^♪   人間環境デザイン学科4回生 山本幸四郎 【関連記事】 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.1~人間環境デザイン学科清水ゼミ 広陵町の町並み見学会を行いました!~人間環境デザイン学科「建築学概論」 真美ヶ丘第二小学校2年生が大学”探検”に来てくれました!

2018.06.12

広陵町の町並み見学会を行いました!~人間環境デザイン学科「建築学概論」

人間環境デザイン学科3回生の梅野奈々と外尾華奈子です。   平成30年6月5日(火)に人間環境デザイン学科1回生配当科目「建築学概論」の授業で、1回生が広陵町大垣内地区の町並み見学に行きました!私たちは、この授業の担当教員の陳先生のゼミ生として授業補助に同行しました。   今回の見学会では、「建築とまち」「領域性」「家の周りの環境」に関心を持ち、旧集落と新しい住宅地の空間構成を認識・比較することを目的とし、屋外空間のスケッチや観察記録を行いました。   班ごとに分かれて、町並みを見学。4~6班の様子をレポートします! 玄関先、庭、屋根、道路・路地など、自分たちで自由にテーマを探してもらいました。     町並みを観察し、スケッチ等で記録しました。前回に見学した(広陵町)馬見南の住宅地や自分の住んでいる地域と比較してみると、新しい発見がたくさんあったようです。     実際に町の中を歩いて観察することで、その地域の雰囲気をより深く感じることができました。そして、様々な気づきをしっかり記録しました。 この後、各自で関心のあるテーマを1つ決定し、観察記録の発表会を行う予定です。1回生の皆さん、頑張ってくださいね!   大垣内の住民の皆さん、ご協力いただき、ありがとうございました!   【広陵町×人間環境デザイン学科 関連記事】 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.1~人間環境デザイン学科清水ゼミ 竹取公園ツリーハウスが完成!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ 広陵町にまちづくり提案!~人間環境デザイン学科「ランドスケープ演習」

2018.06.08

中学校1日見学実習(英語教諭)学生レポート!~現代教育学科

教育学部現代教育学科4回生10名が、中学校・高等学校の英語の教員免許取得をめざして日々勉強に励んでいます。教育実習に向け、畿央大学と包括連携をしている香芝市にある香芝市立香芝東中学校・香芝北中学校・香芝中学校にて、中学校1日見学実習をさせていただきました。今回は、1日見学実習に臨むにあたっての事前指導について、また各中学校での1日見学実習について報告させていただきます。   ■事前指導① 小松先生による講義 現代教育学科4回生 迎彩香 2018年4月26日(木)2限目に、香芝西中学校教務主任の小松先生にお越しいただき、特別講義が行われました。教師としての姿勢や教科指導、生徒指導などについて、小松先生ご自身の経験をふまえた貴重なお話を聞かせていただきました。 生徒のやる気を引き出すためにまずしなければならないことを、「生徒のコップを上向ける」という表現をされていたことが特に印象に残っています。コップを逆さまに向けたままでは中に何も入らないのと同じで、やる気のコップを上向けることなく授業をしてしまったら教師が「教えた」気になるだけで、その内容が生徒のものになりません。そうならないよう、「コップを上向ける」工夫ができているか生徒の目線で考えることを意識していきたいと思いました。     ■事前指導② 各中学校への事前訪問  現代教育学科4回生 迎彩香 事前指導①と同日の夕方には、中学校1日見学実習をさせていただく中学校への事前訪問を行いました。それぞれの学校で、当日の1日の流れや生徒の特徴などを教えていただいたり、その他1日見学実習にあたり疑問に思っていることを質問させていただいたりしました。卒業生ではない私たちであってもあたたかく迎えて下さり、また英語科の先生にも直接お話をうかがうことができ、1日見学実習への不安が和らぎました。同時に、教育実習の前にこのような実際の中学校での授業実践の様子を見せていただけるこの機会を大切にし、学びを深めたいという思いが強まりました。   ■香芝市立香芝東中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  齊藤舞子 2018年5月10日(木)、私たちは香芝市立香芝東中学校へ行かせていただきました。職員朝礼でご挨拶をした後、各学級へお邪魔させていただき、生徒たちの様子を観察しました。朝のスタートタイムから部活動の見学まで1日を通して英語の授業を中心に、特別支援学級や懇談でもしっかり学ばせていただきました。香芝東中学校は挨拶がしっかりとできる学校で、生徒たちがすれ違うたびに大きな声で挨拶してくれたことが印象的でした。先生方に伺うと、「今の3年生が1年生の時はここまで挨拶をできていなかった。3年間の積み重ねが大切。今の1年生も3年生の様子を見て挨拶がしっかりできるようになってきている。」とおっしゃっていました。先生方の毎日の指導や生徒達自身の努力が、香芝東中学校を良い学校に作り上げていると感じました。   ▲生徒の前で自己紹介(香芝市立香芝東中学校)   英語の授業に関しては、クラスルームイングリッシュをたくさん使って授業をされていました。しかし、単に英語を多用するのではなく、生徒たちの様子を観察しながら、場合によっては日本語も交えて授業されていました。そして、私が見せていただいた英語の授業全ての時間で、ICTを使っていらっしゃいました。デジタル教科書をスクリーンに映して生徒に見やすくしていたり、単語や文の発音を音声で確認したりと、ICT機器ならではの使い方をされていました。しかし、全ての授業をICT機器だけで行うのではなく、1年生は特に、ライティング技能も育成しなければならないので、ノートに英語を書かせるための板書もされていました。デジタルとアナログの両方の良いところを上手く組み込んで授業を構成されていて、すごいなと感じました。また、何度も本文を聞き、音読し、ペアで読んだり暗唱したりする活動も行っていました。何度も繰り返し音読することで英語の表現や発音が身に付くのだと分かりました。本文の音読をする際には、塊ごとに読むようにしていることが印象的でした。   1日を通して、先生方は忙しい中、授業だけでなく、休み時間や放課後、朝の会・終わりの会等で生徒たちとの信頼関係を築いておられると感じました。このような信頼関係ができるのも、先生方が生徒たちとの時間を大切にしているからなのだと思いました。そして、教師になりたいという気持ちがまた一段と強くなりました。これから、英語科の教育実習が始まっていくので、学んできたことを発揮できるように頑張りたいです。   ▲授業見学の様子(香芝市立香芝東中学校)   〇香芝市立香芝北中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  下坊美月 2018年5月17日(木)、香芝北中学校にて現代教育学科4回生3名が中学校一日見学実習を行いました。私たちは各学年にそれぞれ分かれて、担当学級のある学年を中心に授業を見学させていただきました。それでは、実習に参加した学生の感想を紹介したいと思います!   ▲朝の挨拶運動の様子(香芝市立香芝北中学校)   1年生では、ティームティーチングを行ったり、生徒同士で助け合いながら活動させたりすることを通して、どの子にも指導が行き届くような工夫がされていました。また、授業で行う活動と宿題などの授業外学習を活用して、重要な事項に絞って授業が行われており、授業時間を有効に活用することの必要性を改めて感じました。 2年生では、ICTを使っての発音練習、音読が行われており、テンポのいい授業展開が生徒を退屈させないために大切なことだと学びました。また、コミュニケーション活動中心の授業展開だったため、自分のことを英語でどうやって伝えるか積極的に考えている姿も見られました。円滑に活動を進められるように表現の確認を丁寧に行うことや、活動に入る前に例を実演して活動のイメージができるようにすることが大切だと改めて実感しました。そして、このような英語で自分のことを伝えることの積み重ねが英語を学ぶことの楽しさに繋がるのではないかなと思いました。 3年生では、テスト前ということもあり自習の時間もありましたが、生徒の学習進度に合わせて他の学級の授業で時間配分を調節するなど、子どもたちのことをよく知っておられる先生方だからこそできる工夫を行っておられました。また、生徒指導の面では授業外であっても生徒に変わった様子がないかを見ておられました。先生方が少しの変化にも気付けるように注意を払うことは授業内外に問わず、大切なことであると知ることができました。 どの学年の授業でもほとんどの指示が英語で行われていましたが、生徒は落ち着いて活動に取り組んでおり、指示を英語ですることだけでなく、そのための教材や学級の雰囲気作りが大切であることも学ぶことができました。 また、特別支援学級の授業では生徒の自主性を重視して授業が進められており、特別支援での自立や社会参加というところに結びつくような指導が行われていました。 もう間もなく中学校での教育実習が始まりますが、香芝北中学校の先生方、子どもたちから学んだことを活かして精一杯頑張りたいと思います!   ▲生徒の前で自己紹介(香芝市立香芝北中学校)   ▲放課後質問教室の様子1(香芝市立香芝北中学校)   ▲放課後質問教室の様子2(香芝市立香芝北中学校)   〇香芝市立香芝中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  迎彩香  2018年5月24日(木)、現代教育学科4回生3名が香芝市立香芝中学校にて、中学校1日見学実習を行いました。 私たちはまず、校門前で行われている挨拶運動に参加させていただきました。元気に挨拶をすることも、また元気な挨拶が返ってくることもとても心地がよく、1日のスタートをすがすがしい気分で迎えることができました。挨拶運動の時間以外であっても香芝中学校の生徒は、例えば廊下ですれ違うたびに嫌な顔一つせず、気持ちのよい挨拶をしてくれました。自然と挨拶ができる環境づくりには、先生方の指導の努力があることも知りました。過ごしていて心地よいと感じる環境づくりは学校生活を送る上で、非常に大切なことであると感じました。   ▲朝の挨拶運動の様子(香芝市立香芝中学校)   朝の会の前にはスタートタイムという学習時間が10分間設けられており、生徒がプリント学習に取り組んでいました。朝の会、給食、清掃、終わりの会はそれぞれ担当の学級に入らせていただき、学級の生徒とも関わらせていただきました。授業は、1年生から3年生まですべての学年の授業を見学させていただくことができました。学年によっては少人数制の授業を取り入れておられる学年もありました。 中間試験直前ということもあり、授業はテストに向けた演習に多くの時間が充てられていました。全学級でICTが使える環境となっており、フラッシュ教材の使用や、問題を示すためのツールとして使用されている様子を拝見することができました。また、先生によって授業の様々な工夫をされていましたが、共通してされていることとしては、授業の中にゲーム的な要素を取り入れておられる、ということがありました。例えば、新出単語を使ったビンゴをするならば、単語を提示した後に本文ではどう使われていたか確認したり、本文以外でもその単語が使われるような文を提示したりし、単語だけの学習にならないように工夫されている先生もおられました。また、問題の難易度によって点数をつけ、生徒が選んだ点数の問題を開示し、クイズ番組のようにグループでホワイトボードに問題の解答を書かせて点数を競わせている先生もおられました。あまり難易度の高くない問題を選び、点数を取りに行こうとするのかと思いきや、点数の高い問題が人気で少し驚きました。難しい問題であっても生徒が取り組みたいと思わせられる方法というものを、生徒の実際の反応を見たからこそ実感を持って学ぶことができました。 もうすぐ中学校での教育実習が始まります。生徒への熱意を大切に、1日見学実習で学んだことも取り入れながら、教育実習に臨みたいと思います。   ▲授業見学の様子(香芝市立香芝中学校)   いよいよ中学校での教育実習です。大学で学んだことや1日見学実習等実習の事前指導で得たことを生かしながら、さらなる学びを深め成長できるよう約1か月の実習に臨みます。   教育学部現代教育学科4回生 迎彩香、齊藤舞子、下坊美月

2018.06.07

オープンキャンパスで栄養バランスチェック!~ヘルスチーム菜良

平成30年6月3日(日)畿央大学オープンキャンパスが開催されました。そこでヘルスチーム菜良※1からは、食育サッとシステム※2 を用いた栄養バランスチェックの体験会を行いました。   (※1)ヘルスチーム菜良...管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム...フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。   今回は3回生2名、2回生1名、1回生10名とたくさんの学生が参加しました。「普段食べているお昼ご飯」をテーマに、高校生だけでなく保護者の方にもフードモデルを選んでいただきました。     1回生はまだ分からないことだらけでしたが、先輩方に教えていただいたり勉強会で学んだことを生かしたりして、過不足のある栄養素についてアドバイスをしました。     <参加した学生からの感想> 「オープンキャンパスに参加した高校生から「これからバランスのとれた食事をしよう」といった感想があり、食に興味を持っていただけて良かった。」  3回生 山口友季穂 「たくさんの方が参加してくださって、楽しくコミュニケーションをとることができ、良い経験ができました。」  2回生 深沢すず 「長時間参加することはできませんでしたが、たくさんの方が来てくださり嬉しかったです。」 1回生 楠木登百 「栄養素で何が足りていて不足しているかの説明で、知識を実際に使って説明するのはとても難しかったです。もっと実際の生活で生かせるような情報を取り入れていきたいなと思いました。」 1回生 平野優花     知識不足だと思わされる場面もあり、改めて栄養指導をする難しさを実感しました。人に伝える立場として、栄養についてもっと勉強していきたいです。 健康栄養学科1回生 戸村七海   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

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