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2018年のすべての新着情報一覧

2018.06.07

川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科

平成30年6月6日(水)、奈良県川上村民生児童委員協議会の方々が、認知症について学習するために来校されました。民生委員とは、地域住民の身近な相談者として、助言や援助を行う役割をもち、人格識見が高く、児童福祉も含む社会福祉向上に熱意のある方が都道府県の推薦により、厚生労働大臣からその業務を委嘱された方々で児童委員を兼ねます。   今回は、川上村で文部科学省の科学研究助成を受けて展開している「安心して暮らすことができる地域づくり」を目指した川上村健康力向上プロジェクトの柱のひとつである認知症教育を実施する中で、民生委員の方々から自主的に認知症のことを学習したいとの申し出があり、6月定例会を畿央大学で開催することとして企画されたものです。雨模様の中、バスに乗って2時間弱の遠距離を16名全員の民生委員の方々と村役場担当職員の方2名の総勢18名が来校されました。     今回の講習会は、今年度7月と9月に計4回開催される川上村「認知症教室」講師である本学の老年看護学 山崎尚美教授による講義と民生委員の方の困りごとをお話ししていただくフリートークで構成されました。 地域における認知症カフェや臨床、介護保険施設における認知症ケア実践者でもある山崎教授から、普通の物忘れや認知症の物忘れの違いや認知症の原因となる病気の説明の後、認知症の方を混乱させてしまう対応と適切な対応を示したDVDを観て、認知症についての正しい理解を深めていただきました。     その後、日頃の活動の中で感じていらっしゃることを自由に話していただきました。 その中では、民生委員の方々が、認知症と思われる地域住民の方の相談に昼夜を問わず対応され、見守りつつも「このままで良いのか」と不安に思っていらっしゃることが多く語られました。  山崎教授から、その状況に応じた適切な対応をされていることの解説を受け、安堵されている様子を見て、民生委員の方々は、責任が重く心労が絶えない活動を日々されており、皆さんの負担を軽減する後方支援の必要性を感じました。     また地区で増えている独居高齢者の方をできるだけ一人で孤立しないように集いの場を自主的に開催されていることもわかり、行政の支援や私たち研究者も連携していく必要性を感じました。予定の時間を超えそうになるほど多くのお話をしていただいたことを今後の地域づくりや人材育成に活かしていくために、地域住民と行政の橋渡しをされるキーパーソンとして、民生委員の方々を始めとする地域の支援者の方々とのネットワークを構築していきたいと思います。     7月の地域住民の方を対象とした認知症教室は、7月8日(日) 川上村やまぶきホールで開催されます。      看護医療学科 教授 松本泉美   【関連記事】 平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会を開催しました。 互助をテーマにした「川上村シンポジウム」を開催!~看護医療学科 看護医療学科教員が、川上村の地域包括ケアシステム構築に向けての研修会企画・講師を担当! 

2018.06.07

平成30年度 冬木智子特別奨励賞・畿央大学特別奨励賞授与式を執り行いました。

平成30年度冬木智子特別奨励賞ならびに畿央大学特別奨励賞の授与式が、2018年(平成30年)6月7日(木)昼休みにC棟エントランスホールにて執り行われました。     「冬木智子特別奨励賞」は、冬木智子名誉理事長が私財を寄付し設立した特別奨励基金により、学業成績・人物ともに優秀な学生に対し、表彰状および奨励金の授与を行うものです。各学科から1名、合計5名が選ばれました。 また、「畿央大学特別奨励賞」は、学業成績・人物ともに優秀な学生のこれまでの努力を賞し、今後さらなる活躍を期待し表彰状および奨励金の授与を行うものです。2回生~4回生の各学科1名(教育学部は2名)、合計18名が選ばれました。   教職員、在学生が見守る中、冬木正彦理事長より表彰状と奨励金が一人ひとりに手渡されました。     理事長からは、他学生の範となるこれまでの日々の努力を称えられるとともに、建学の精神に則り、より専門的な知識や教養を身につけ、社会に貢献できる人材となれるよう、今後の更なる活躍を期待する言葉が送られました。     受賞された学生のみなさん、おめでとうございました。  

2018.06.07

畿友会主催「Summer Festival2018」を開催しました。

皆さんこんにちは!ついに近畿も梅雨入り、着実に夏に近づいているなと感じさせられますが、畿央の夏と言ったらサマーフェスティバルです! 今年は例年より約一カ月早い開催となりましたが、どの団体さんも熱い演技を披露してくださいました。少し遅くはなりましたがサマフェス実行委員から、サマフェス2018についてのレポートをお届けします!   5月26日(土)冬木記念ホールにてサマーフェスティバル2018を開催しました!今年は7つの団体が参加してくださり、日頃の成果を見せてくれました。昨年同様にサマフェスのトップを飾ってくれたのは「ある―ぱみゅぱみゅ」です!そのあとは音楽サークル「EMC」やアコースティック部「すごけん」など、楽器を使用した団体さんが演奏してくれました!     休憩をはさんでジャグリング部「光幻華」、アカペラ部「ADVANCE#」、教職クラブ「ODEN」と続き、会場が盛り上がっていく中、最後にはダンス部「Afro-izm-republic」が最大級の盛り上がりを見せてくれました!     サマフェスが終了した後は、そのまま冬木記念ホールでカラオケ大会を開催しました!多くの人が歌声を披露してくださり、さらに今回は審査員による歌の審査があり、最優秀賞者には記念品の贈呈も行われました。     実行委員に参加してくださった方、また参加いただいた団体の皆さんのおかげで楽しい1日をお届けできたかなと思います!来年のサマフェスも乞うご期待ください!ありがとうございました!     サマーフェスティバル実行委員会 健康栄養学科2回生 本守 冬也

2018.06.07

近鉄連携「香芝SAフードコート 丼メニュー開発プロジェクト」第5弾が始動しました。

5回目のコラボは、「丼メニュー」の開発!   恒例となった「香芝SAフードコートメニュー開発プロジェクト」が、今年もついに始動しました。香芝SAとのコラボレーションも今年で5回目。昨年は「奈良の野菜山うどん」がグランプリ受賞となり、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」の3メニューが香芝SAのフードコートで販売されています。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評です。   ▼去年の受賞メニュー   株式会社近鉄リテーリングサービスエリア事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開されており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にあるフードコートで提供するメニュー開発として、本学と2014年より連携いただいております。 名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道にいたるまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラッカー・ビジネスドライバー、特に休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっていることから、「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、本学の健康栄養学科(指導教員:中谷友美先生、米田武志先生)が中心となって取り組みます。   そして平成30年6月5日(火)、㈱近鉄リテーリングサービスエリア事業部の香芝SA山中支配人、永田副支配人による参加希望学生への説明会が開催され、33名の学生が集まりました。   ▼説明会に参加する健康栄養学科の学生     ▼(左)永田副支配人、(中央)山中支配人、(右)中谷先生     健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生もたくさんいます。   単に“管理栄養士の卵ならでは”の発想だけではなく、繁忙期の現場オペレーションに耐えうるレシピの開発という調理の効率性が求められます。説明会に参加した学生達は、メモを取り、一生懸命説明に耳を傾けていました。     今年の課題テーマは「鶏肉を使用した丼メニュー」です。11月17日開催予定のコンテストを経てグランプリ、準グランプリに輝いたメニューは、来年1月~2月以降に香芝SAで販売される予定です。ぜひご期待ください!   《今後のスケジュール》 ・7月12日(木)プレゼンテーション ・9月下旬頃  メニュー質問会 ・10月下旬頃  レシピ検討会 ・11月17日(土)コンテスト実施及び結果発表    グランプリ(1チーム)、準グランプリ(1チーム)、特別賞(若干チーム) ・来年1月~2月以降、西名阪香芝SA(上下線)にて販売予定   【過去の商品化関連記事】 平成29年度 畿央生が考案した麺メニューが香芝SA・岸和田SAで販売されます~近鉄連携「香芝サービスエリアメニュー開発プロジェクト」 平成28年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 阪和自動車道 岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 平成27年度 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 平成26年度 西名阪香芝サービスエリアで畿央生が創作した新メニュー試食会が行われました。(平成25年度)

2018.06.06

「畿央大学開発レシピ」掲載内容の訂正について

「畿央大学開発レシピ集 近鉄SAフードコードメニュー開発 2017年度」ならびに「クックパッド」に掲載した「大和いものぶた都旅虜(とろろ)そば」について、学術的な観点から掲載内容を見直しました。下記の通り、訂正させていただきます。   ◆訂正箇所①  香芝「まほろば」SA新メニュー 創作コンテストレシピ集(2017年度)8ページの記載 クックパッド   【訂正前】 奈良の自慢の食材である大和いもの、疲労回復に繋がる『ムチン』という栄養素に注目し、それを最大限に生かしたとろろそばです。  【訂正後】 奈良の自慢の食材である大和いもは、多くの生理機能物質を有します。そのねばねば物質の食感を最大限に生かしたとろろそばです。   ◆訂正箇所② クックパッド   【訂正前】 大和いもに含まれるムチンは熱に弱いので、盛り付けるときはとろろが汁に浸らないようにしてください。 【訂正後】 大和いもに含まれるねばねば物質は熱に弱い性質のため、盛り付けるときはとろろが熱いだし汁に浸らないようにしてください。   以上

2018.06.06

広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.1~人間環境デザイン学科清水ゼミ

人間環境デザイン学科4回生の山本幸四郎です。 私たち清水ゼミは平成30年6月1日(金)にまちづくりの研究の一環として、広陵町立広陵北小学校へ行ってきました。これから7月にかけて、小学校の総合学習の時間を利用して3年生のみんなと、まちの魅力や今と昔の違いをみつけるまちづくり活動を実施します。今回はその活動の初回でした。 まずは、50人の小学3年生の前で清水先生が30分ほど授業をされました。小学生はどの子も前のめりに話を聞き、積極的に質問する姿をたくさん見せてくれました。私たちが小学3年生の頃はこんなに積極的だったかな・・・?     先生の授業の後に、大学生の自己紹介をしました。今回は仲良くなることを目的としていたため、まずは名前とニックネームを紹介し、そのあと小学生が聞きたいことを質問するという流れで進行しました。このような場になると、子供とコミュニケーションをとるのが得意な学生もいれば苦手な学生もいるのがよく分かります。 しかし子供たちの素直さと可愛さにみんな笑顔いっぱいで、どんなに難しい要求にも全力で答えていました。 最後に、まちづくりの調査項目別に、班にわかれて、5分ほど小学生とコミュニケーションをとりました。どの班も笑い声が絶えず、無邪気な笑顔をたくさん見せてくれました。     今後は、それぞれの班に分かれて、地域のお年寄りに昔の話を聞いたり、話を聞いた場所をまち歩きしてみたりして具体的に子供達の感性に響くポイントをビジュアル化していきます。さらに、最終的に成果物は7月の地域のお祭りで発表予定です。 これからが楽しみです!(^^)!    人間環境デザイン学科4回生 山本幸四郎   【関連記事】 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 「NARAソックス・プロジェクト」成果を発表!~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 真美ヶ丘第二小学校2年生が大学”探検”に来てくれました! エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

2018.06.06

緩和ケア病棟を見学実習!~看護医療学科「終末期ケア論」

看護医療学科3年生の履修科目である「終末期ケア論」では、毎年磯城郡田原本町宮古にある国保中央病院に併設される「緩和ケアホーム飛鳥」をたずねて見学実習を行っています。 今年も見学希望者15名と担当教員が飛鳥をたずねて施設内の見学や、看護師長からホスピスケアの実際についてお話をうかがいました。今回は多くの学びがあった見学実習の様子をレポートします。   ▲「緩和ケアホーム飛鳥」の覚野看護師長から施設案内や丁寧な説明をいただきました   平成30年6月2日(土)見学当日は、朝からさわやかな空模様でした。国保中央病院の周囲には田畑が広がり緑も多く豊かな自然が感じられますが、見学した飛鳥の庭園からの景色は本当に美しく心癒されるものでした。学生たちは、「庭園や屋上の景色や眺めも素晴らしいですが、何よりも施設内の廊下やお部屋がとてもきれいでゆったりしているので、終末期の患者さんや家族は心穏やかになれると思います」と感想を述べていました。   ▲飛鳥の庭園はボランティアさんたちの協力のもといつもきれいです   ▲飛鳥の屋上庭園からは夏空を彩る大和郡山の花火が見えるといいます   国保中央病院緩和ケアホーム飛鳥は平成17年5月に奈良県で初めての緩和ケア病棟として開設されました。それまで奈良県は岩手県と並んで県内にホスピス・緩和ケア病棟が存在しない県であったため、多くの県民にとって待望の開設となりました。それから13年が経ち、緩和ケアホーム飛鳥は医師や看護師を中心としたチーム医療のもと、積極的な治療に対して反応しなくなった末期がんの患者さんへの身体的・精神的ケアやその家族のケアにおいて奈良県の中核を担っています。ここでは、次のような基本理念のもとにケアを提供しています。   ・あなたの人格のすべてを受け入れます ・あなたの思いや考えを大切にします ・あなたの生活を尊重します ・あなたの苦痛、その他の不快な症状を緩和します ・ご家族に対して心の安らぎが得られるよう支援いたします   基本理念の中で示されている、苦痛や不快な症状の緩和に必要な医療の中心が薬物療法です。緩和ケアを受ける患者の多くは痛み軽減の目的でオピオイド鎮痛薬といわれる「医療用麻薬」の処方を受けます。これらは、他の薬剤とは違って鍵のついた場所で厳重に保管する必要があることについて説明を受けた学生は、日ごろから痛みを我慢させない、安全で確実な痛みのコントロールを実現するために、現場の看護師が実践しているケアについて考えることができました。   ▲厳重に鍵のかかる金庫に保管された薬剤についての説明を受ける様子   また、患者さんの生活を尊重することやご家族が心の安らぎを得ることができるよう配慮された病室や家族とともに過ごすこともできるように造られた家族室を案内してくださった覚野看護師長から「まだ幼い子供さんを残して旅立たれた患者さんは、かなり体がつらくなったときに、この家族室で酸素吸入をしながらお子さんと過ごされました。お子さんたちは、お母さんが居なくなることはわからなかったかもしれないけれど、そのときにお母さんがしんどくてつらいことはわかっていたのでしょう。母として子供と過ごされた患者さんは体がつらくても満足されたようです」というエピソードを聞かせてもらった学生は、それぞれがその状況を思い浮かべて心をうたれたようでした。   ▲病室はすべて個室で大きな窓からみえる自然が心地よい空間です   ▲家族室には患者さんが家族と過ごせるように酸素吸入の配管が供えられています   施設内を見学した後は、年に一度開催されている遺族会で上映される映像を見せていただきました。ホスピス・緩和ケアにおいて「遺族ケア」は大切なプログラムであり、患者さんが旅立たれたあとの喪失感や悲しみを理解し、家族がまた自分の新しい生活にむけて進んでいくことを支援するための取り組みとなっています。その映像を見ると私たち教員も毎回目頭があつくなります。 覚野看護師長からは「ご家族が旅立たれてすぐには、まだ気持ちの整理がつかなくて参加できない遺族も多くおられます。3年が経ってやっと来ることができた方ややっぱりつらくて今年は行けない、という方もおられます。しかし、参加されたご遺族は患者さんとの想い出の写真を懐かしみ、当時担当していた看護師と語り合うことで落ち着かれる方も多くおられます」とのお話がありました。一般の急性期病棟では、経験できない遺族との関わりを聞いた学生は「私は、患者や家族の悲しみの体験に自分自身が影響を受けやすいので、涙がこぼれてしまうかもしれません」と感情を口にしていました。それに対して覚野看護師長からは「その気持ちを変わらず持ち続けることは大切なことです。いつもいつも、患者さんや家族に共感して泣いてばかりいることは困るけれど、私たちも自分の気持ちに素直に涙することがあってもよいのです」との言葉をいただきました。 見学実習を終えた学生は終末期にある対象や家族と自身の向き合い方について新たな学びを得たようでした。   ▲質問も出て看護師長からのアドバイスもいただきました   ▲飛鳥ホールで緩和ケア病棟での看護についての講義を受講   わが国の、緩和ケア病棟入院料届け出受理施設(認可されたホスピス・緩和ケア病棟)数は394施設、病床数は8068床となっています(2017年)。一方がんで死亡する人の総数は年間370,000人を超えていることから、私たち看護師は、一般病床や在宅でも終末期がん患者のケアを担っていかなければなりません。学生のみなさんが社会に出たとき、今回の見学実習での学びや自身の心に響いたことを忘れずに対象と向き合ってくれることを願っています。   最後になりましたが、お忙しい中、貴重な学びの機会を下さった覚野看護師長様はじめ看護部の皆様に感謝いたします。   看護医療学科 終末期ケア論担当 對中百合・大友絵利香   【関連記事】 「エンゼルメイク」の演習を実施!~看護医療学科「終末期ケア論」 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート 救急看護の基本、心肺蘇生法を学ぶ!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

2018.06.04

人間環境デザイン学科の学生が考案したデザインが、田原本町の婚姻届・出生届に採用されました。

包括連携協定を締結している奈良県田原本町と本学とのコラボレーションで、 「オリジナルデザイン届(婚姻届・出生届)」を作成しました。   田原本町の“オリジナルの婚姻届・出生届を作成したい”という思いから、包括連携協定を結んでいる本学に協力依頼があり、昨年度に事業がスタート。李沅貞准教授の指導のもと、人間環境デザイン学科の学生が取り組み、80名近くの作品の中から6名の学生の作品が採用されました。   採用となったオリジナルデザイン届が平成30年6月1日から使用されるとのことで、それに先駆けて平成30年5月30日に表彰式が行われました。婚姻届の部では、最優秀賞に梅野奈々さん、優秀賞に江藤公美さん、鴛海菜津子さん。また出生届の部では、最優秀賞に西垣明花さん、優秀賞に外尾華奈子さん、前田千央璃さんがそれぞれ表彰され、田原本町の森章浩町長からは、感謝のお言葉を頂戴しました。   ▼写真(左)森章浩町長  (右)表彰式の様子   〈婚姻届の部〉 ▼最優秀賞:梅野奈々さん   ▼優秀賞:江藤公美さん   ▼優秀賞:鴛海菜津子さん   〈出生届の部〉 ▼最優秀賞:西垣明花さん   ▼優秀賞:外尾華奈子さん    ▼優秀賞:前田千央璃さん   ▼(左から)鴛海さん、江藤さん、梅野さん、李先生、西垣さん、外尾さん、前田さん   その中でも婚姻届・出生届でそれぞれ最優秀賞を受賞した、梅野さんと西垣さんに受賞した喜びのコメントを頂きました!   ▼最優秀賞を受賞した梅野さん(左)、西垣さん(右)   (梅野さん) 「最優秀賞をいただき、とてもビックリしました。私の地元でもある田原本町のシンボルといえばやはり“楼閣”だと思い、デザインしました。注目してほしい部分は、楼閣の古代の“ロマン”と、結婚の“ロマンチック”な部分をかけているところです!」   (西垣さん) 「出生届ということで、右下には仲の良い親子を連想させるニワトリとヒヨコの親子を描きました。右上の葉っぱは子どもがだんだん成長する様子を、また左上の天使の羽は、赤ちゃんが“天使の贈り物”だというところからイメージしてデザインしています。たくさんの田原本町の方々に使っていただきたいです。」     このオリジナルデザイン届は、田原本町役場住民保険課、青垣生涯学習センター(生涯教育課、図書館)で配布、また田原本町ホームページからもダウンロードできます。   本学では、様々な地域連携事業を行っています。今後も学生と地域が共に学びあい、成長できるような研究・取り組みを行ってまいります。   【関連記事】 田原本町「ご当地ナンバープレート」に本学学生のデザインが採用!~人間環境デザイン学科 竹取公園ツリーハウスが完成!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ 「NARAソックス・プロジェクト」に参加!~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科

2018.06.01

ベビーマッサージ・マタニティヨガを体験!~助産学専攻科

平成30年5月21日に京都看護大学特任教授で助産院を開業されている森田婦美子先生から、マタニティヨガとベビーマッサージをご指導頂きました。   【マタニティヨガ】   マタニティヨガは、妊婦さんでも無理なくできるゆっくりとした動きで行う有酸素運動の一つです。体に負担がかからないストレッチを中心に、筋肉をほぐし、呼吸法を行います。これは、運動不足の解消だけでなく、出産に向けて骨盤を整え強化することにもつながり、同時に、自律神経のバランスを調整し、リラックス効果やマイナートラブル緩和への作用があります。また、呼吸を意識してメディテーション(瞑想)を行うことは、自分の体への気づきとなり、さらにおなかの中の赤ちゃんと向き合う時間になることを教えていただき、赤ちゃんと対話することにもつながることを学びました。   【ベビーマッサージ】   ベビーマッサージとは、赤ちゃんに優しく触れてマッサージをすることです。肌と肌で触れ合いながら親子のスキンシップをとることで、赤ちゃんに安らぎをもたらし、その心地よい刺激が赤ちゃんの心や体の発達に良い影響を与えると考えられています。またお母さん自身も、赤ちゃんの反応や気持ちを感じ取ることで、我が子への愛情が深まるというメリットがあると言われています。 ベビーマッサージは単に赤ちゃんに触れるということではなく、頭から足、中心から末梢に向かって行うことで脳や体の成長発達を促したり、お母さんが赤ちゃんに話しかけながら行うことで母子間での愛着形成が行われたりするなどの様々な効果があることを学ぶことができました。またこれらの効果が十分に得られるようにお母さんたちへのサポートを行うことが助産師として必要であると感じました。                                  助産学専攻科 英美帆・西口理美     【関連記事】 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科 健康科学部長に学ぶ「超音波診断法の理論と実際」~助産学専攻科 平成30年度近畿地区助産師学生交流会 参加レポート!~助産学専攻科 妊娠中期・後期向け「両親学級」の演習を行いました!~助産学専攻科

2018.06.01

人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成!

新しい大学のグッズとして、KIOビニールバッグが完成しました!今週末のオープンキャンパスを皮切りに、イベント等で受験生に配布していきます!     このバッグのデザインは、人間環境デザイン学科の加藤信喜准教授とゼミ生によるものです。 今回、デザイナーの2人に、コメントをいただき、バッグについて紹介します!   KIOビニールバッグデザインにあたり、人間環境デザイン学科12期生の矢野紗由里さん(2018年3月卒業)に手伝ってもらいました。思い起こせば、当時、彼女は4回生に在籍中で、卒業研究が佳境にさしかかる中、頑張ってくれました。さしずめアートディレクターが私で、デザイナーが矢野さんという役割になります。簡単にいえば基本デザインを私がして、実施デザインを矢野さんがしたのですが、口悪くいえば、私が「口で」デザインをして、矢野さんが「手で」デザインをしたともいえるでしょう。「口で」デザインしだすと先が見えています。恥ずかしながら私はパソコンソフトの「イラストレーター」を使えません。今やこれを使えないとグラフィックが成り立たないのです。かつて私も大昔、グラフィックの仕事をしていたことがあります。写植なるものを発注し、印字された文字をレイアウト用紙にペーパーボンドで貼りつけるという超アナログ時代のことです。現在、デザインはパソコンから出力されることになってしまいました。 できあがったデザイン作品を見て、気付いたことがありました。矢野さんも結構アナログ人間であったということ。デザインの手段としてデジタルソフトを使いましたが、デザインの発想法や手法はお互いアナログだと感じました。作品の隅々に矢野さんのアナログ的な部分が見えて、ひとり面白がっています。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   加藤先生からいただいた「ラフ図面」を手に取った時は簡単そうだなと思っていました。しかし作業に取り掛かると遠くから見た時にちゃんとKIOの文字が見えるように文字の大きさや感覚などの微調整にすごく時間がかかりました。制作当時は卒業制作に追われて大変な思いをしましたが、実際にバッグになったのをみて、感激しています! 人間環境デザイン学科12期生 矢野紗由里(2018年3月卒)     小さい青字のKIOの集合体で、白の大きなKIOが浮き上がるデザインになっています。 そして、この青字のKIOには秘密の文字が隠されています。 受験生のみなさん、ぜひイベントなどで現物を手に入れて、秘密の文字を見つけてくださいね!

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