2016年のすべての新着情報一覧
2016.06.14
平成28年度ニューロリハビリテーションセミナー機能編Aが開催されました。
日本全国から300名をこえるセラピストが集結! 2016年6月9日(土)、10日(日)の2日間にわたり、「ニューロリハビリテーションセミナー機能編A」が開催されました。北は北海道から南は沖縄まで日本全国から300名をこえる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師など臨床で働くセラピストが畿央大学に集結しました。申込開始後すぐ満席になるほどの人気のセミナーですが、今年もわずか12分で定員に達しています。 1日目は松尾篤教授による「情動の神経機構」から始まりました。『(情動は、)理屈じゃない』をオープニングに紹介され、理屈ではない「情動」を科学した知見についてご紹介頂きました。続いて、前岡浩准教授よる「記憶の神経機構」では、認知症をはじめ何らかの記憶に問題を認める事例の基礎となる記憶に関わる中枢神経領域およびネットワーク、神経科学的メカニズム、分子メカニズムについてお話しして頂きました。第3講座、大住倫弘助教の「視覚・体性感覚の神経機構」では、視覚や体性感覚処理やそれらの変換・統合過程に特異的な症状の認められる視覚性運動失調、自閉症、慢性疼痛疾患の幅広い知見を交えながら講義して頂きました。初日最後の森岡周教授による「注意の神経機構」では、「注意」研究の歴史や方法論から始まり、「注意」のトップダウン処理・ボトムアップ処理に関わる脳領域や神経ネットワークについて、基礎研究と主に半側空間無視に関する臨床研究の両面から解説して頂きました。 2日目は言語聴覚士である河村民平客員研究員による「言語の神経機構」からスタートし、音・語の認知、語の意味処理、文章の理解と生成、言語の学習という一連の流れで説明して頂きました。そして、信迫悟志助教による「上肢運動制御の神経機構」では、到達運動に関わる背側‐背側経路、把握運動に関わる背側‐腹側経路の神経メカニズムに基づいて、物体を見てからそれに対して到達・把握運動が生じるまでのプロセスを概説して頂きました。第3講座、岡田洋平准教授による「姿勢制御の神経機構」では、ヒトの姿勢制御に重要である前庭感覚、視覚、固有感覚、触覚などの各論を概説して頂き、ヒトは状況に応じてそれらの感覚をどのように重みづけているのか、その神経機構はどのようなものなのかを紹介して頂きました。そして、機能編Aラストの講座である冷水誠准教授による「運動学習の神経機構」では、誤差学習に関わる小脳の機能から丁寧に噛み砕いて講義して頂き、学習についての神経システムにおける最新の知見を紹介して頂きました。 セミナー期間中には昼休みの時間を利用してニューロリハビリテーション研究センターや実験室の見学会をしたり、初日の夜には懇親会をしたりと、参加された先生方と研究センタースタッフが交流する機会にも恵まれました。 10月には「機能編B」、2017年2月には「病態・臨床編」が開催されます。参加される先生方のお役に少しでも立てるように内容をさらに洗練させていく予定です。 また研究センター主催で7月30日(土)・31日(日)に身体運動制御学/高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会が開催予定で、招待講演、指定演題発表、ポスター発表などセミナーとは異なる学びの場、研究の場を提供いたします。ぜひご参加ください。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 助教 大住倫弘
2016.06.13
畿友会(学生自治会)だよりvol.38~3つの「代表者会議」を開催しました!
こんにちは、畿友会(学生自治会)広報部のすえちゃんです。5月に3つの代表者会議を行いましたのでお知らせします。 5月18日(水)クラブ・サークル代表者会議 この会議では、代表者の方に集まっていただいて、夏休みや後期のアリーナやグラウンドの使用時間割の割り振りを決めたりしています。 5月20日(金)クラス代表者会議 クラス代表者会議では、畿友会会長をはじめとする執行委員会の代替わりが行われました。これから一年間よろしくお願いします。「畿友会の前年度決算、今年度予算、今年度執行委員会役員、畿友会会則の改定」などが審議されました。 この日は、ボランティアなど参加メンバーがいたため、残念ながら全員はそろいませんでした。 5月30日(月)クラブ代表者会議 5月30日クラブ代表者会議では、今回「部活動遠征旅費」が変更されました。今までは年1回だけ支給されていた旅費宿泊費の補助が、年2回に引き上げられました。 代表者の方々、会議に参加していただきありがとうございました!
2016.06.13
畿友会(学生自治会)だよりvol.39~新入生歓迎会を行いました!
こんにちは、畿友会広報部署長のすえちゃんです。おかげさまで、先日のクラス代表者会議で正式に部署長になりました。これからもブログなど情報を発信していって、広報部として頑張っていきます! 遅くなりましたが、5月22日(日)に畿友会に新たに加わった1回生の歓迎会として、大阪の舞洲でBBQをしました!天気も良く絶好のBBQ日和でした。急な連絡にもかかわらず、約20名の一回生が参加してくれました。みんなありがとう!この日は、初めての1回生と顔合わせだったのでみんな楽しみにしていました。2・3回生と自己紹介をしたり、BBQの食材の準備を手伝ったり… お肉にがっついたりしました(笑) 1回生はどの部署がどんな活動をしているのか、大学生活はどんな感じなのかを先輩に聞いたり、食べ終わった後はみんなで、水鉄砲・バレーボールでさわいだり… そして、スイカわり!!! 1回生みんな「楽しかった!」と言ってくれて、新歓を企画して本当によかったです。これから畿友会のメンバーとして、一緒に活動していくのが楽しみです。 畿友会からのお知らせ!!!6月25日(土)に球技大会を行います。 1回生を歓迎するものなので、友達を増やしたい!先輩と仲良くなりたい!という方大歓迎です。 クラブ・サークルの団体や個人、友達と一緒に参加できます。 ぜひ参加してください!!!!
2016.06.11
企業インターンシップが本格的に始動となりました!
4月22日(金)に企業インターンシップのオリエンテーションが行われ、今年度は44名の学生が申し込んでいます。 これからたくさんのインターンシップに関するイベントがありますが、今回は「畿央大学インターンシップ事前研修」と「奈良県大学連合インターンシップ面接会」の2つをご紹介します。 5月28日(土)に畿央大学インターンシップ事前研修を行いました。畿央大学インターンシップとは人間環境デザイン学科3回生が参加できるもので、設計事務所やゼネコン、ビルダーといった建築中心の会社が受入先となります。 「どういった目的でインターンシップに参加するのか」といったテーマのグループ討議や、受け入れ先の発表を行いました。 6月4日(土)には奈良教育大学にて奈良県大学連合インターンシップ面接会を行いました。奈良県内の9大学137名の学生と企業・団体60社とのマッチング会です。本学からも15人の学生が参加しています。 昨年度と今年度、畿央大学が幹事校としてインターンシップを運営しています。 面接会はブース形式で行われました。参加した学生は緊張した面持ちで面接に挑んでいました。 実習先の決定は6月16日以降。良いご縁があることを祈っています!6月25日には事前研修会が行われますので、次回はその様子をご紹介します!
2016.06.10
Surfaceクリエイティブワークショップ参加レポート!~現代教育学科4回生
Surfaceでプロ級の写真編集! はじめまして、教育学部現代教育学科4回生の大島幹也です。 6月3日(金)、関西初となる「Surface クリエイティブワークショップ vol.4 @MTRL KYOTO~Lightroomで直感的にプロ級の写真編集~」が京都で開かれたので参加してきました。そのときの様子を皆さんにお伝えします。 Twitterで「#Surfaceアンバサダー」を検索しても、イベントの様子が分かります。 会場はMTRL KYOTOさん。 Surfaceとは Microsoftが開発したWindows搭載のタブレットPCです。本体の背面に設置された「Kick Stand」でSurfaceを立てかけることができたり、カバーでありながら、キーボードにもなる「Touch Cover」「Type Cover」などが特徴的です。 また、弊学ではSurface(今年はSurface3、昨年はSurface Pro3、一昨年はSurface Pro2)を一学年で550台、全学年で1650台導入し、教育学部現代教育学科の西端律子教授は「Surface」の分野でMicrosoft MVPを受賞されています。 Lightroomとは Photoshop Lightroomは、デジタルカメラ、特にデジタル一眼レフカメラを使用する方向けの写真編集ソフトです。写真の管理から現像、編集、共有まで、写真愛好家やフォトグラファー の必要とする多くの機能を搭載しています。プロアマ問わず多くのユーザーの意見・要望を反映したRAW現像機能やインターフェースは、直感的で使いやすいと好評を得ているそうです。7日間の無償体験版もあります。 写真の魅力を引き出す 最近では、一眼レフカメラを持っている人も多く、また、スマートフォンでもきれいな写真が撮れるようになりました。しかし、撮影した写真を見返すと、「イメージと違う」なんてことはよくあります。Lightroomを使えば、そういった写真も魔法のように蘇ります。Surfaceペンを使ってタッチパネルから直接操作するのも便利です。 <編集前> <編集後> 建物の写真の歪みを一瞬で取り除く Lightroomの機能の一つが、写真の歪みを補正することです。ワンタッチで歪みを補正することができました。今回、講師を務めていただいた石川真弓さんいわく「写真をトリミング(切り抜き)してから、露光量で光の量を調整する」のが写真編集のコツらしいです。 <編集前> <編集後> 最後に イベントには子どもから大人まで、多くの方が参加されていました。Surfaceの良さは、軽くて程よい画面サイズ感にあると思います。パソコンより小さく、スマホより大きい画面サイズは、コミュニケーションツールとして最適です。実際、多くの方がSurfaceを手に持ち、写真を見せ合ったり、わからないことを教え合ったりしていました。誰かと誰かの架け橋になるのも、このSurfaceの魅力です。 教育学部現代教育学科4回生 大島幹也 【関連記事】 教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。
2016.06.10
【満員御礼】8/27(土)ひらめき☆ときめきサイエンスご案内
【定員に達しましたので、申込を締め切りました】 運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~ 運動すると心臓はドキドキするのはなぜでしょうか?筋肉をつけるには何を食べたらよいのでしょうか? このプログラムでは、運動中のからだのしくみを観察して、健康をつくる運動と栄養について考えます。 また、自分の食事バランスを調べて、体力をつくるためには何をどれだけ食べたらよいかを学びます。 体力をアップするための健康体操の実技を体験し、ランチタイムでは大学生との交流も行います。 みなさんの健康をたもつ運動と栄養の科学を一緒に学びましょう。 日 時 2016年8月27日(土)10:00~15:40 ▲クリックで拡大します。 会 場 畿央大学L101教室、生理機能実習室など →アクセスはこちら 内 容 運動中のからだのしくみを発見しよう ※詳細内容(タイムテーブル等)は、 右のチラシをご参照ください。 対 象 小学校5・6年生 (原則、保護者同伴) 定 員 20名(先着順、参加無料) 持ち物 筆記用具、ノート、タオルなど ▼昨年の「ひらめき☆ときめきサイエンス(運動すると体のなかはどうなる?~健康をつくる運動と食事のサイエンス~」の様子を見る 【参加申込方法】 ① 小学生本人の氏名(ふりがな)、保護者の氏名、②性別、③学校名・学年、④〒住所、⑤電話番号、⑥保護者の同意の有無⑦保護者の見学の有無を明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールでお申込みください。 【宛先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 サイエンス係あて FAX:0745-54-1600 E-mail:uketsuke@kio.ac.jp 【お問い合わせ】 畿央大学教育推進部 ひらめき☆ときめきサイエンス担当係 TEL:0745-54-1601 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 本イベントは独立行政法人日本学術振興会の選定助成事業です。
2016.06.09
平成28年度 冬木智子特別奨励賞・畿央大学特別奨励賞授与式が挙行されました。
平成28年6月9日(木)12時30分より、平成28年度冬木智子特別奨励賞ならびに畿央大学特別奨励賞の授与式がC棟エントランスホールで執り行われました。 「冬木智子特別奨励賞」は、冬木智子名誉理事長が私財を寄付し設立した特別奨励基金により、本学に在籍している学業・人物ともに優れ他学生の範となる学生に表彰状・奨励金の授与を行うもので、各学科から1名、合計5名が選ばれました。 「畿央大学特別奨励賞」は、学業成績・人物共に優秀な学生に対し更なる努力を期待して表彰状・奨励金の授与を行うもので、2回生以上の各学科学年それぞれから選出された18名に授与されました。 学部長をはじめ、多くの教職員や学生が見守るなか、冬木正彦理事長より賞状と奨励金が一人ひとりに手渡される時、大きな拍手が沸き起こりました。 理事長は挨拶のなかで「周囲の方々のサポートなしには自分の成長はありません」「他の学生の模範となるよう更に努力してください」と語られました。 受賞された皆さんの更なる躍進を期待いたします。
2016.06.09
平成28年度運動器リハビリテーションセミナー「エビデンス編」を開講しました。
平成28年度の運動器リハビリテーションセミナーが始動! 平成28年5月22日(日)、「骨にかかる力」「高齢者の運動機能と免疫機能」「メカニカルストレスが関節に与える影響について」「運動器検診の動き」の4つのテーマを軸に、運動器リハビリテーションセミナーエビデンス編が本学にて開催され、35名(うち卒業生2名)が参加しました。 運動器に関する基礎的知識から応用・関連知識に加え、運動器検診についての講演もありました。運動器の健康はADLやQOLの維持、健康寿命の延伸にも大きく影響します。ロコモティブシンドローム、虚弱とサルコペニアなど運動機能の低下予防だけでなく、運動器検診にみられるように運動機能の向上にも我々理学療法士は目を向ける必要があります。私たちもセミナーを開催する度に、参加者の皆さんと共に多くのことを学び、吸収する意欲がわいてきます。本セミナーをさらに盛り上げ、興味を持っていただけるよう今後も努力していく所存です。 理学療法学科 教授 峯松亮 リカレントを目的とした本セミナーですので、例年は畿央大学の卒業生が多くを占めるのですが、今回はほとんどが一般聴講生という構成となりました。こうなりますと、講師陣の緊張感もなお一層上がります!(卒業生ならテンションが上がらないというわけではありません!) 「エビデンス編」ということで、最新の情報や動きなどについて各分野の教員が講義しました。その膨大な情報量に講義後も多くの聴講者が講師に質問に行く光景が印象的でした。運動器(整形外科系)検診については学童期の検診が平成28年度より開始されたことがまだまだ医療現場では知られていないこと、検診自体の問題点などを聴講者より講師が逆に習うという一コマもありました。 何より講師陣が楽しみにしているこの運動器リハビリテーションセミナー!次回、上肢・体幹編以降も様々なコンテンツを用意してお待ちしております。お楽しみに! 理学療法学科 准教授 福本貴彦 【次回以降のプログラム詳細は下記URLよりご覧いただけます】 平成28年度運動器リハビリテーションセミナー
2016.06.08
6月27日(月)第2回認知症ケア研修会のご案内
平成28年6月27日(月)に第2回認知症ケア研修会を開催いたします。 「認知症ケアを支える地域ケアシステム」と題して、台湾における認知症ケアの実際について 講師に、台湾社団法人雲林県老人長期ケア協会付属小太陽デイサービスセンター 陳 玲穎(チン リンイン)氏をお迎えして講演を行います。(無料) ▲クリックで拡大します(申込み用紙もコチラからプリントアウト出来ます)。 ※講義の後に、K204ゼミ室で茶話会を予定しています。 本研修会は、平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究C)「認知症高齢者グループホームの終末期ケアにおける看護連携を強化するための教育支援システムの開発」の助成を受け、開催します。 多数のご参加をお待ちしています。
2016.06.08
熊本のための募金活動、御礼と報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
5月23日(月)から、エコール・マミさんの連絡通路をお借りして行っていた平成28年熊本地震に対する募金活動が6月4日(土)に終了しました。 たくさんの方にご協力していただき165,215円の義援金を集めることが出来ました! 連日の募金活動にご協力頂き誠にありがとうございました。皆さまからお預かりした大切なお金は私たちが責任を持って熊本県の義援金受け取り口座に全額寄付させて頂きます。また、募金活動のために場所をお貸しして頂いたエコール・マミさん、ありがとうございました。 復興にはまだまだ時間がかかります。HOPEFUL以外が行っている支援にもご協力よろしくお願いいたします。 これからも畿央大学災害復興ボランティア部HOPEFULの活動へのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。 また、熊本県やその近隣地域では、ホテルの予約キャンセルなど観光業へも大きな被害が出ています。観光に行き、お土産を買う。それだけでも現地にお金を還元し、支援にもつながります。是非夏休みの旅行には九州、熊本県を訪れてみてはいかがでしょうか? 現代教育学科2回生 田中 友章 【関連記事】 エコール・マミで熊本のために募金活動を行います!~災害復興ボランティア部HOPEFUL