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2018年のすべての新着情報一覧

2018.05.18

同窓会レポート~人間環境デザイン学科11期生

2018年5月4日(火)、大阪難波にある炭火バルの店で、健康科学部人間環境デザイン学科11期生の同窓会を開催しました。     大学を卒業して、1年。社会人1年目は、がむしゃらに過ごしていました(笑)今回は人間環境デザイン学科11期生の同期だけで集まりましたが、仕事の関係で関西を離れて働いている人もいたので、今回の同窓会を開催できたことは本当にうれしかったです。   私は途中からの参加でしたが、まるで大学生時代に戻ったかのような、懐かしく楽しい時間を過ごすことが出来ました。話題は仕事の内容が多く、うまくいかない事や新しい発見など、同業者はもちろん、自分の職種以外の話を聞くことも自分にとって勉強になることが多かったです。人間環境デザイン学科は他学科よりも人数が少ないこともあり、学年全体で集まりやすいと個人的に考えているので、今後も同窓会をたくさん開催していきたいと思いました。     卒業制作が佳境を迎えた時には大学に泊まり込んで制作していたことを懐かしく感じ、そんな事もあったからこそ畿央大学で過ごした日々は私の中でとてもいい思い出です。今回、幹事を務めてくれた同期に感謝し、次回は全員が集合して同窓会を開催したいなと思っています。   人間環境デザイン学科11期生 清水美裕   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2018.05.18

食育SATシステム勉強会を開催!~ヘルスチーム菜良

平成30年5月10日(木)、フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価する食育サッとシステムの勉強会が畿央大学で行われ、1回生13人、2回生1人、3回生7人の計21人が参加しました。 今後の*ヘルスチーム菜良での活動にむけて「食」について学び、食事改善の指導ができるように3回生が中心となって勉強会が開かれました。   (*)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。     食育サッとシステムの流れ   1、フードモデルを選ぶ   2、パソコンで栄養価計算!   3、表示結果をもとにアドバイスを行う   以下、参加者からの感想です! 健康栄養学科1回生 秋山愛奈   【感想】 学内・学外で食育サッとシステムを使うことは多いので、みんなで実際に体験しながら使い方を勉強する機会を作れてよかったなと思います。参加者がたくさんいて楽しい雰囲気で実施できてよかったです! 3回生 山田さくら 星の数を多くするのは難しかったけれど楽しくて、これからどんどん詳しくなれる自分の姿を想像したらワクワクしました。今度は地域の方や学生にアドバイスできるように頑張っていきたいです! 1回生 西本柊二   意外な食べ物が高カロリーだったり、まだまだ知らないことがたくさんあってもっと知識を増やしたいと思えるいい機会でした!食育サッとシステムに早く慣れてスムーズに活動を行えるようにしたいです。 1回生 川端ひとみ   ●ヘルスチーム菜良の情報はコチラからご覧になれます。

2018.05.17

2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親と子、大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   平成30年度、第1回目の活動を報告します。     ○自由遊び ○絵本 『ぴよちゃんのかくれんぼ』 ○ふれあい遊び 『バスに乗って』『ぐるぐるせんたくき』   当日は7組の親子が参加してくださいました。子どもたちは初めて来る場所に少し緊張している様子でしたが、学生が声掛けをしたり一緒に遊んだりしていくうちに、笑顔を見せながら楽しそうに遊んでくれました。     昨年から継続して来てくださっている親子もおられて、ずいぶん身長が伸びた子どもたちと再会でき、成長の早さを実感しました。至らない点もございますが、参加してくださった親子が楽しい時間を過ごせるよう、学生スタッフ一同頑張りますのでよろしくお願い致します。     次回の活動は、5月22日(火)に和室で行います。たくさんのご参加をお待ちしております!   現代教育学科3回生 宮田桜来 昨年度の「マミポコ親子ひろば」の取り組みはコチラ!!

2018.05.17

同窓会レポート~理学療法学科9期生

2018年5月12日(土)大阪心斎橋のレストランにて、理学療法学科9期生の同窓会を開催しました。 卒業してから3年が経ちますが、ふと同級生たちの近況が気になったのが今回のきっかけでした。急遽呼びかけたところ、20人の同級生と担任だった冷水先生、松本先生も参加してくださり、時間を忘れて大いに盛り上がりました。     学生に戻ったような懐かしい空気のなか、学生時代の思い出話に華を咲かせ、また各々が近況を報告しあいました。この3年間で変わったこと、今だから聞けること・・・等様々なテーマを設け、参加者みんなで一人ずつの近況に耳を傾ける時間もありました。卒業後、それぞれが違う環境で奮闘している話を聞くと、自分たちの刺激になり、今後の糧になりました。     在学中は先生方をたくさん悩ませていたんだろう…と思いますが、最後まで熱心にご指導いただいたことで、今も各々の環境で頑張れているのだと思いました。今回、同窓会を開催して改めて、畿央大学の理学療法学科で過ごすことができて良かったと感じています。また、これから卒業していく後輩たちもこんな風に感じてくれることが出来たら嬉しいなと思います。 今回参加できなかった同級生も、次回はぜひ参加していただきたいです。   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2018.05.17

平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会を開催しました。

2018年5月12日(土)13:00~17:00、平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会が開催されました。 認知症ケア専門士は、人口の高齢化とともに増えゆく認知症の人へのケアに対する技術の向上や保健・福祉に貢献することを目的として平成15年に日本認知症ケア学会総会で決定された資格です。3年以上の経験年数とともに試験に合格することが必要なのですが、さらに、認定後も生涯学習に対する義務が課されています。奈良県では2014年に関西で初めての認知症ケア専門士会が設立され、看護医療学科の山崎尚美教授が会長となりました。その後毎年研修会を開催しています。   【第1部:講演「これからの若年性認知症サポートの在り方」】   若年性認知症の方の支援については、現在さまざまな議論がなされていますが、本当に当事者の目線で自分ごととしてのサポートとは、いかなるものか、当事者の方を含めて模索中です。本日の前半は、平成29年度から畿央大学でも出張相談事業を開始した、SPSラボきずなやの若野達也さんに「これからの若年性認知症サポートのあり方」というテーマで話題提供をしていただきました。講演には参加者19名、理事6名、看護医療学科教員3名、看護医療学科学生5名、合計33名の参加がありました。   【ボランティアとして参加した看護医療学科学生の声】  5月12日(土)「これからの若年性認知症のサポートのあり方 SPS若年認知症サポートセンターきずなや活動について」というテーマで講師として若野達也さんに講演していただきました。 認知症といえば「高齢の方の疾患」といったイメージを持ってしまいがちですが、実は50歳代や60歳代といった若い方でもかかる疾患だということを改めて認識することができました。 きずなや活動では、認知症の方が地域の方々と一緒に社会参加できる拠点をつくることを目標に、農村・漁村在住の方などとのネットワークを活かした食のプロジェクトや学生と連携した放棄地の活用、町おこし活動などを行っています。認知症の方が病気になる前と同じように社会参加し、社会に貢献できる居場所づくり活動をめざしています。 今回の講演を聴いた中に、若年性認知症の方の「社会に貢献したい」「自分の生きている証を残したい」「家族のために働きたい」「僕たちは人間失格だ」などといった声がありました。認知症の方を社会から切り離し、孤立させ、偏見を深めるのではなく、地域とつながりをもち、その人の持てる力を発揮して社会に貢献できる場所があることで、その人らしい人生を送ることができると感じました。 看護医療学科4回生 井上美香 蔵本凜 島野綾子 野並あこ 前田理佳子     【第2部:ワールドカフェ】 第2部は、ワールド・カフェを開催しました。ワールド・カフェとは、会議室で日々繰り返される機能的な会議よりも、カフェで行なうようなオープンで自由な会話を通してこそ活き活きとした意見の交換や、新たな発想の誕生が期待できる、という考え方に基づいた話し合いの手法です。テーブルでのアイデアが、「他花受粉」のように、どんどん他のテーブルへと拡がり、新たな発想が生み出されます。     今回は4人ずつ、6つのグループに分かれ、お茶やコーヒーなどを飲み、お菓子を食べながら「現在、仕事上で困っていること」について自由に意見が交わされました。病院や入所施設、通所施設、ケアマネージャーであったりと様々な職場で様々な困っていることがグループのテーマとして出され、対応や援助の在り方について意見が出されました。20分ごとにメンバーが入れ替わり、最後には元のグループに帰ります。その時には新たな対応方法が出されていて、とても参考になりました。 2部のワールドカフェには参加者18名、理事6名、教員3名の合計27名の参加があり、3単位の単位が認定されました。   看護医療学科准教授 南部登志江 ●日本県認知症ケア専門士会公式HPはコチラから! ●日本県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから! ●奈良県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから!   【関連記事】 奈良県認知症ケア専門士会第10回研修会が開催されました。 認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 第18回日本認知症ケア学会に参加・発表!~看護医療学科教員

2018.05.17

平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.2~看護医療学科

看護医療学科では、本学の特徴的な実習カリキュラムに位置付けられている「離島へき地医療体験実習」(平成30年5月15日(火)~5月17日(木))が奈良県内5ヶ所の地域にわかれて実施されています。 そのうちの一つである宇陀市大宇陀地区は、今年で4年目を迎えた実習地です。毎年地域の医療・介護・看護・地域の人々を支える専門職や多くのご家庭を訪問し、生活と健康や地域のコミュニティの特徴を学んでいます。2日目の様子をレポートします。   2日目(5月16日) 大宇陀での実習も2日目を迎えました。今日は、この時期の大宇陀にしては、早朝から気温が上昇し、出発前から汗ばむ陽気となりました。宿泊している場所は標高が380mを超えている高原であることから、空と緑の木々が一体となって大変美しい景色をつくり出しています。そのような自然の恵みを背に、今日は、実習のメイン行事である宇陀市介護予防事業に参加しました。   この地域での実習が始まった4年前から学生が来る時期には、大宇陀の方々はとてもこの企画を楽しみにしてくれています。   ▲学生と参加者の皆さん:80歳代や90歳代と思えない体力に驚きです   学生は、朝から入念に準備をし、参加者の皆さんが来られるのを待ち、バイタルサイン測定や、骨密度測定、生活習慣や運動の習慣についての聞き取りなど調査票を用いて丁寧に行いました。そして、驚いたのが体力測定です。ほとんどの方が80歳を超えておられ、中には90歳代の方もおられましたが、骨密度は、年齢平均を上回っており、握力も若い学生よりも優れていました。なかでも、長座体前屈では、45㎝以上の記録が続々と出され、91歳の女性も記録はなんと52㎝を超えていました。   ▲驚愕の記録が続出した長座体前屈測定の様子   握力が強いことに関して、参加者の一人は「80歳を過ぎるまで、ずっと百姓をしてきました。物を持ったり握ったりをする機会が日常のなかでありました」と話されていました。   ▲長年の農業で鍛えた「手力」を披露してくれました   また、移動手段が自動車ではなく、徒歩や少し離れた場所には、バス停まで歩いてバスに乗車、下車した後はまた歩くという習慣があること、山や坂が多い場所を歩く習慣があることが、骨密度の充実と関係しているのではないか、と学生は考えました。 測定を終えた人から、相談コーナーで測定結果の分析や健康に関することなど気になることについて学生から説明を受けていましたが、学生は専門家さながらの指導や分析結果を伝えることができていました。その様子に、昨年までの実習とは違って大きく成長した4年生の姿に教員も嬉しい気持ちになりました。   ▲相談コーナーで参加者からの健康相談に対応する様子   ▲後半は、頭と体を使ったアクティビティで楽しみました   学生たちは参加者の皆さんと初対面とは思えないコミュニケーションを築き、最後は茶話会で和気あいあいとした時間を過ごしました。話は弾み、日ごろは昼間一人で過ごされている方にも楽しい時を過ごしていただくことができました。   ▲茶話会では、時間を忘れておしゃべりに花が咲きました   実習中盤の大きなイベントが大成功に終わって、学生たちも満足な様子でした。この後は、宇陀市認知症サポーターキャラバンの皆さんから「オレンジリングプロジェクト」の講義を受け、宇陀市の認知症ケアの実際や行政サービスについての理解を深めることができました。   ▲オレンジリングを手に記念撮影   この実習は、宇陀市の皆さんの手厚い協力があってこそ、盛りだくさんのプログラムを学生が経験することができていると実感しています。また、学生もそれに応えようと準備を整えて、全員が与えられた役割をはたすために奮闘している姿勢が頼もしく感じられます。 さあ、明日は最終日・・家庭訪問や地域連携カンファレンスへの参加、大宇陀才ケ辻地区の「いきいき100歳体操」に参加など予定が満載ですが、元気に乗り切れそうです!   看護医療学科講師 大友絵利香   【関連記事】 平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.1~看護医療学科 平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.1~看護医療学科 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート!

2018.05.17

池田未来さん(現代教育学科2回生)がチアリーディング世界選手権大会で2年連続金メダルの快挙!

2018年4月25日(水)~4月30日(月)にわたりアメリカ・フロリダ州において開催された「2018World Cheerleading Championships」および「THE CHEERLEADING AND DANCE WORLDS CHAMPIONSHIP」に教育学部現代教育学科2回生の池田未来さん(所属:WORLD WINGS)が昨年に引き続き日本代表として出場し、見事2連覇という快挙を達成しました。     今大会は前回チャンピオンとして臨んだ大会でもあり、昨年とはまた違ったプレッシャーの中での戦いとなりました。追い越す立場から追いかけられる立場へと大きく変わった今大会。日本を旅立つ前、演技指導等でお世話になったコーチから、「Enjoy for win!  Win for enjoy! 楽しんで自分たちの演技を出し切ろう」との言葉をかけてもらい、チーム全員が気持ちを引き締めつつ気持ちを新たに出発しました。   今回の快挙に対し、「今回のチームのメンバーは、昨年に比べそれぞれの所属が多岐にわたっていた分、全員揃っての練習がなかなかできなかったり、一つに団結するまでに時間がかかったりと難しい面もありました。しかし、離れ離れで練習していても常に目指す目標は一つであり、それは全員が一致していました。」と、今年のチームに対する感謝の気持ちと信頼し合い一つの絆でまとまっているTeam JAPANの強さを窺い知ることができました。     「本番が始まるまではやはり緊張はしましたが、いざ始まると楽しさが勝り、演技を終えたときには『やり切った!』という思いだけが残りました。」と話してくれた池田さん。その表情には、また一つ大きな目標を乗り越えた頼もしさに加え、すべてを出し切ってやり切ることができた清々しさが表れていました。   今後も池田さんの活躍に期待しています!     【関連記事】 池田未来さん(現代教育学科1回生)がチアリーディング世界選手権大会で金メダルの快挙! チアリーディング世界選手権大会で金メダルの池田さんに学長賞が授与されました。

2018.05.16

平成30年度離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポートvol.1~看護医療学科

今年も、例年通り5月中旬が訪れ、私たち看護医療学科では、本学の特徴的な実習カリキュラムに位置付けられている「離島へき地医療体験実習」(平成30年5月15日(火)~5月17日(木)の3日間)が初日を迎えました。 奈良県内5ヶ所の地域にわかれて、4回生は準備を進めて実習に臨んでいます。 そのうちの一つである宇陀市大宇陀地区は、今年で4年目を迎えた実習地です。毎年地域の医療・介護・看護・地域の人々を支える専門職や多くのご家庭を訪問し、生活と健康や地域のコミュニティの特徴を学んでいます。今日は、一日目の実習の様子をレポートします。   初日(5月15日)  学生は榛原駅に集合し、曽爾村と大宇陀にわかれて実習に向かいました。大宇陀では、学生が実習中にお世話いただく、大宇陀特別養護老人ホームラガール乃美幸彦施設長より、宇陀市の高齢化や人口減少の現状と介護医療連携の実際、在宅看取り推進のための取り組みについてお話を伺いました。ここでは年々人口が減少し高齢化がさらにすすんでいる宇陀市の現状を知ることができました。    いよいよ午後からは、それぞれのチームごとに家庭訪問や宇陀市が介護予防事業の一つとして力を入れている「いきいき100歳体操」の会場に向かっての活動を展開しました。   ▲古民家に暮らす90歳の女性宅で指導を受け、学生も作品を作りました   ▲90歳を過ぎても、一人で元気に生活する女性と楽しい時間を過ごす学生の様子   家庭訪問では、大宇陀本郷と大宇陀岩清水に在住の女性宅2軒にお邪魔しました。 膝の変形があるため、歩行に杖は必要ですが、自分のことは自分で行い、身の回りを美しく保っておられるお二人は、学生と折り紙や大正琴、書道などを通じて数時間コミュニケーションを図りました。これまでの人生で勉学や仕事に積極的に取り組んでおられた生き方が高齢になってからも、丁寧に日々を過ごす姿勢につながることをお二人から学びました。 「元気で今年も畿央の学生さんに来てもらえてうれしかった。周囲に面倒をかけながらでも、また来年学生さんに会えることを楽しみに長生きしたいです」と学生の姿が見えなくなるまで見送ってくださいました。また、来年もお会いすることを私たちも楽しみにしています。   ▲筆と硯を手に書道で寄せ書きをする学生:元教員の女性からご指導いただきました   また、宇陀市榛原下井足地区の「いきいき100歳体操」に参加したグループは、事前に誤嚥予防体操や「マツケンサンバ」に合わせた体操などのプログラムを準備して出かけました。 参加者は70歳代から90歳代までと幅広かったのですが、皆さん大変お元気で、90歳代の方の骨密度は、若年者でも驚くほどの値でした。学生は、転倒リスク診断や健康指導を行い、実習後に生活と健康の関連について考えるよい機会になったようです。    実習は夕方までハードスケジュールでしたが、宿の夕食では学びの共有やおみくじゲームでリラックスタイム。明日の実習に備えて、ゆっくりお湯につかりしっかり休息をとります。   ▲夕食後、おみくじゲーム。みんな「吉」を引き当てました    看護医療学科講師 大友絵利香   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート! 平成29年度離島・へき地医療体験実習 宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.3~看護医療学科 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.2 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.1

2018.05.16

平成30年度離島・へき地医療体験実習(野迫川村)レポートvol.1~看護医療学科

離島へき地医療体験実習は看護医療学科4回生の必須科目です。今年は、宇陀市大宇陀、川上村、五條市大塔、野迫川村、山添村の5地域で91人が平成30年5月15日(火)~5月17日(木)の3日間にわたり実習をさせて頂いています。   初日(5月15日) 奈良県内でも28度を超える気温があちらこちらで記録された昨日、野迫川村チーム18名はJR五條駅に集合、宿泊施設であるホテル野迫川のお迎えのバスで一路、野迫川村へ向かいました。まずは役場です。立て看板に「畿央大学」が! いつも温かく学生たちを迎えてくださる役場職員の皆様に感謝します。     野迫川村についてのオリエンテーションは、角谷喜一郎村長の「ようこそ野迫川村へ」で始まりました。毎年、ご多忙の中、予定を調整して私たちの到着を待ってくださいます。野迫川村は、村人口408人、日本一人口が少ない村で、高齢化率45%です。現在、保育園児が5人、小学生が6人、中学生が7人と、子どもの数も減っていますが、教育には変わらず力を入れておられ、「学校がなくなれば村もなくなる」というお言葉がとても印象的でした。     実習受け入れの段取りをしてくださっている住民課の吉井課長様より野迫川村の紹介を受けました。     保健師さんからは、速報データを使って住民の皆さんの健康課題が説明されました。二人の保健師さんが乳幼児から高齢者まですべて住民の保健事業を担当されています。     野迫川村ご出身の鎌塚警部補が、学生のリクエストに応え、休みを返上してオリエンテーションへ来てくださいました。この春、野迫川村に配属になり、43年ぶりに村に戻って来られたそうです。「自然が良い、と人は訪ねて来るけれどその良さが村の者にはわからないんだよ。人より獣の方が多い村、奈良県のチベット」と学生の笑いを誘いましたが、「村の絆が防犯に重要な役割を果たしている」というお話から、故郷を誇りに思っていらっしゃることを感じました。     平成28年4月に開署された奈良県広域消防組合野迫川村分署を全員で訪ねました。今年は救急救命士さんも配置されたとのことで、へき地における緊急搬送についての説明はもちろん、日ごろの「予防」(救急要請をするタイミングの周知など)活動についてお話を伺いました。「AEDの使い方はわかるかな?」まさかのシーン・・ 急性期担当の加藤先生の目が少し吊り上がりました(笑)。昨年導入されたドクターヘリの活躍についての説明でヘリナースへのあこがれが強くなった学生もいたようです。     野迫川村の観光スポット鶴姫公園,四方遮るものがなく、幸せの鐘「天空の響き」は、全ての神様に聞こえるとか?願いを込めて鐘を鳴らしました。     緑!緑!緑!白い風車が映えます。可住地面積が2.1%の野迫川村のこの景色でイメージできるでしょうか。残念ながら鳴門大橋は確認できませんでしたが、360度パノラマビューの美しさは間違えなく五つ星です。天体観測でも有名な場所です。     しかし、熊野古道にバスを止めて・・・学生の視線の先は↓      2011年の大規模土砂災害(表層崩壊)の爪痕、山肌が広くむき出しになっており、その大きさに言葉を失いました。 発災直後からボランティアに通った北股地区はオレンジの部分(堰堤)のすぐ下。     写真は世界遺産熊野古道小辺路。一時,立ち入れなくなった箇所もありましたが、安全確認が進められ、現在では国内外から多くの方々が訪ねて来られます。この時期の野迫川村としてはとても暖かい日でしたが、森の中は冷やっとしました。歴史や自然を学びつつ、とても気持ちの良い森林浴でした。     さて、明日の準備です!イキイキ100歳体操の復習もしっかりと。     続報もお楽しみに。   看護医療学科教授 堀内美由紀   【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート! 平成29年度離島・へき地医療体験実習 宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.3~看護医療学科 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.2 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.1

2018.05.16

第27回クリーン&歴史ウォークが行なわれました。

2018年4月15日(日)、畿央大学が後援しているイベント「第27回クリーン&歴史ウォーク」が実施されました。クリーン&歴史ウォークは「地域の活性化に貢献するには自らが地域をよく知ることから」という趣旨のもと、年に2回開催されています。今回の行き先はエコール・マミ~勘平山1・2号古墳~上牧久渡古墳群で約6Kmの道程です。あいにくの悪天候でしたが、約40名の方にご参加いただきました。   畿央大学からは、教職員2名、学生ボランティア8名(畿央パフォーマンスチームKiPT、学生ボランティア)が参加し、イベントの運営及びクイズ大会の実施等、幅広くお手伝いをさせていただきました。   主催者から本イベントの趣旨説明があり、実行委員長の深田將揮先生(現代教育学科 本学ボランティアセンター長)からの開会の挨拶に引き続き、ウォーキング開始前に松本大輔先生(理学療法学科)の指導の下、足元が悪い中でかつ寒い環境でのウォーキングということもあり、入念に腕や太もも、ふくらはぎのストレッチを行ないました。     エコール・マミから20分程歩き、まずは最初の目的地である勘平山1・2号古墳に到着しました。勘平山古墳は5世紀後半頃の2つの円墳が連なるの古墳で、鉄刀や須恵器などが発掘された古墳とのことです。激しい雨の中ですが、参加された皆さんは広陵町文化財ガイドの方の話を真剣な表情で聞き入っておられました。     次に上牧久渡古墳群に向かいました。雨足が強くなったこともあり、急遽、地域の方のご厚意で上牧久渡古墳群近隣の松里園公民館を利用させて頂くこととなり、そこで上牧町教育委員会 文化財専門員の方から上牧久渡古墳群について解説いただきました。その後、畿央パフォーマンスチームKiPTによるクイズ大会がおこなわれ、古墳にまつわる問題、地域に関する問題、畿央大学に関する問題などが〇×形式で出題されました。正解者には、景品準備されていることもあり、時より歓声があがる等、参加者の方々には楽しい時間をお過ごし頂いたかと思います。     クイズ終了後、雨足が少し落ち着いたので、上牧久渡古墳群を眺めながら古墳についての解説をいただき、帰路につきました。   12時頃にエコール・マミに到着し、怪我人もなく、無事クリーン&歴史ウォークを終了することができました。参加者の皆さんは「天候に恵まれなかったのは残念だが、色々学べて楽しかった!」と笑顔で話してくれました。   あいにくの悪天候で清掃活動はできませんでしたが、学生ボランティアは参加者との交流を通じて、多くのことを学べたようです。畿央大学は地域に開かれた大学として、これからも地元のイベントに協力していきます。今年の秋頃には第28回目のクリーン&歴史ウォークが開催されます。ご参加をお待ちしています。     【クリーン&歴史ウォーク】 主催:クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後援:広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、上牧町教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社、 畿央大学 協力:広陵古文化会、畿央大学学生 協賛:(株)関西都市居住サービス エコール・マミ営業所   ●過去の「クリーン&歴史ウォーク」の記事はこちら

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