2023年のすべての新着情報一覧
2023.01.31
大学院生2名が4週にわたってラジオ出演!~FM大阪「マクセルmeetsカレッジナレッジ」
現役大学生で元AKB48の山本 瑠香さん(写真左)がDJを務め、月替わりで様々な大学の『未来につながる研究』を紹介するラジオ番組「マクセル meets カレッジナレッジ」。2月の放送では4週にわたって、本学健康科学研究科博士後期課程の井川 祐樹さん(右)と修士課程の木下 栞さん(中央)が出演することに!臨床と研究を両立するお二人の研究内容や目標などが紹介されます。 番組スポンサーを務めるマクセル株式会社に数年前からニューロリハビリテーション研究センターへの研究計測支援をしていただいているご縁で、今回大学院生2名が出演することになりました。収録は同研究センターで行われ、和やかな雰囲気の中、DJを務める山本 瑠香さんのリードで取材が進みました。 仕事と研究の両立や研究内容、大学院で学ぶ理由やモチベーションなど、いろんな視点で深堀りしていただきました。ぜひ視聴ください! 【2/5・12放送】健康科学研究科 博士後期課程2年 井川 祐樹さん 西大和リハビリテーション病院 勤務/理学療法士 【研究内容】脳卒中後疼痛について 第20回日本神経理学療法学会学術大会の公募シンポジウムⅥ「中枢性疼痛ー中枢性疼痛の脳内メカニズムとリハビリテーション」シンポジストを担当 【2/19・26放送】健康科学研究科 修士課程1年 木下 栞さん 星ヶ丘医療センター 勤務/理学療法士 【研究内容】脳卒中後の感覚運動システムについて 放送予定 2/5・12・19・26(日)13:55~14:00放送 ▶番組ホームページ ▶radiko
2023.01.30
三井田ゼミの学生が河合町へ空き家の利活用案をプレゼン!~人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」
人間環境デザイン学科で、最も特色のある2・3回生合同の「プロジェクトゼミ」。学年をこえたグループを組み、フィールドワークや学生相互の話し合いを通して、具体的な課題を見つけ出し解決策を考える力を身につける事を授業の到達目標としています。2022年度後期は、畿央大学と包括連携協定を締結した奈良県河合町にある空き家の利活用をテーマに活動する三井田ゼミの取り組みをご紹介します。 まず、2022年5月21日(土)に今回の提案対象である空き家を実測しました。平面図、断面図、立面図などそれぞれチームに分かれ、担当する箇所を測ります。 学生たちにとっては初めての実測です。1回訪れただけでは測り足りないところが出てきてしまい、再度訪問させていただき、なんとか現況の図面を完成させることができました。 ▼柱や壁などすべてを測り、記録していきます。 ▼それぞれ実測した図面を合わせ、大きな寸法のズレがないかなどを確認します。 完成した現況図面をもとに、地域の課題などをふまえた上で活用案を検討しました。そして、12月19日(月)に河合町の田中敏彦副町長や役場の方々に向けてプレゼンテーションを行いました。 空き家を活用し地域の魅力を高める 安心して子育てができる環境をつくる 地域の高齢者の力を活用する この3つをコンセプトに、高齢者が子どもたちを見守り、学びをサポートする場「寺子屋」を提案しました。 ▼学生が描いた提案資料の一部(高齢者と子どもたちの交流) 田中副町長からは、「提案だけで終わらせるのはもったいない!」と嬉しいお言葉をかけていただきました。 また、空き家の利活用案だけでなく、河合町役場のふもと(近鉄池部駅側)にある門のペーパークラフトを披露しました。こちらも学生が実測したデータをもとに、図面におこし製作しました。 ▼学生が実測している様子と実際のペーパークラフト(30分の1のサイズ) この門は、森本家住宅の門として大正12年(1923)に通称 「豆山」のふもとに建てられました。その後、昭和23年(1948)に村へ寄贈され、以後は役所の門として使われています。小ぶりですが、往時の隆盛を伝え、細部にまで意匠が施された屋敷門です。 このように、地域に存在している魅力を様々な形で、たくさんの方に知っていただくことができると考えました。 人間環境デザイン学科では、今後も地域の課題解決につながるような学びを継続していきます。 【関連記事】 2・3回生全員で奈良県立民俗博物館と大和民族公園を見学!~人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」 明日香村で、屋外の居場所づくりとオリジナルグッズをプロデュース!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 大和高田『きらきら☆ステーション』完成までの道のり~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~ 桜井駅前マルシェで使用するベンチと屋台を制作しました!~三井田プロジェクトゼミ 【広陵町×畿央大学】靴下デザインコンテスト動画を公開!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
2023.01.30
就職レポートNo.729(病院/理学療法士)理学療法学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第729弾! 理学療法学科17期生(23卒) K.K さん 病院(理学療法士) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その病院に決めた理由】 私が志望した病院は、3病院を経営しており、南和地域(奈良県南部)医療の中心を担っています。生まれ育った地域に理学療法士として貢献が出来ること、またグループ内異動により急性期から回復期までの幅広い病期における医療を経験することが出来ると考え、志望しました。 【就職活動を振り返って】 当初から第一志望は内定をいただいたこの病院でしたが、試験日が11月下旬と遅めであり、周りの友人達は続々と就職先が決まっていくのを横目に見ていたので、焦っていました。内定をいただいたときには喜んだのも勿論ですが、安堵の気持ちが大変大きかったです。 【就職活動でPRしたポイント】 履歴書では、これまでの勉学や高校・大学での部活動での経験から、目標に向かって継続して努力が出来ることをアピールしました。 面接試験では理学療法士という仕事についての意識、また地域の特徴を理解して、この地域だからこそ自分が理学療法士として貢献できる点についてアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書作成では基本的な書き方から始まり、どのようにすれば文面で上手に伝えたいことを伝えれるかなど、きめ細かな指導をしてくれました。 また面接に苦手意識があり、最初は本当に不安だったのですが、何度も面接練習を行なう中で少しずつ欠点を克服することができ、試験当日は自信を持って臨むことが出来ました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 実習が終わってすぐに国家試験勉強や卒業研究などが始まり、やることがたくさんある中での就職活動だからこそキャリアセンターや友人、家族からの手助けを受けながらすすめることが非常に大切だと感じました。本当に支えていただいた方々には感謝しています。 内定先が決まる時期が遅いと周りの友人達が続々と就職が決まっていくのをみて、非常に焦りますが、その分しっかりと対策を練ることが出来ますし、キャリアセンターの方も些細なことでも親身に相談に乗ってくれるので、どっしりと構えて準備をしていくと良いと思います!とても忙しい4回生ですが、友人たちと過ごす残り少ない時間を大切に、色んなことを楽しんでいってほしいと思います!!
2023.01.28
英語教育コース「セメスター留学2022」現地リポートvol.9~有名レストランとワイナリーが集まるイベントに参加!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。コロナ禍の影響で延期になっていた3回生と2回生あわせて11名が、2022年9月17日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。ブログ第9弾は、現地の有名イベントへの参加レポートです! こんにちは。教育学部 現代教育学科2回生の山本 沙希です。クリスマス、お正月と一大イベントも終わりましたが、カナダはまだまだ賑わいを見せています!さて、今回は1月に開催されるビックイベント、「Dine Around Gala Launch」についてリポートしていきます! ヴィクトリアで有名な1月のイベント 1月19日(木)にVictoria Conference Centre – Crystal Gardenで開催された「Dine Around Gala Launch」というイベントに行きました。このイベントは、30以上のヴィクトリアのレストランやワインを生産している会社が集まって演芸とともにディナーを楽しむという、1年に1度しか開催されない有名なイベントです。また、去年は開催されず2年ぶりとなるので、1か月前にイベント情報が解禁されてからすぐにチケットが売り切れるほどの人気でした。 ▼Victoria Conference Centre – Crystal Garden Crystal Gardenの中に入ると、数々の名店の料理が並んでいて、すでに沢山の人で賑わっていました。料理の近くにはどんなお店の料理なのか一目見て分かるように店名の書かれたポスターや看板が置かれていました。有り得ない場所にぶら下がっているマネキンを見つけた時はとても驚きましたが、カナダ人は全く驚かずスルーしていたので日本とは違い、カナダでは一般的なことだと感じました。 ▼Crystal Gardenの中の光景 ▼お店のポスターとぶら下がったマネキン ヴィクトリアで有名なホテルの料理も! 数々の並んでいる料理の中には「Q at The Empress」という、ヴィクトリアで知らない人はいないほど有名なホテルである「Hotel Fairmont Empress」別名、「The Empress Hotel」の料理もありました。今まで食べてきたスモークビーフの中で一番美味しかったです!! ▼ 「Q at The Empress」の看板(左)、「SMOKED BEEF STILETTO」(右) また、「Q at The Empress」のタルトもありました。上に乗っているホワイトチョコレートには金粉がかかっており、高級感あふれるタルトでした! ▼「Q at The Empress」の「CHOCOLATE BLUEBERRY TART」 カナダと日本の食事方法の違い 日本では座って食事をするというマナーがありますよね。たとえバイキングであったとしても、料理を取り終えた後は座って食事をするのが一般的だと思います。 しかし、カナダでは座って食事をする人はほとんどおらず、多くの人々が立食をしていました。カナダには座って食事をしなければマナー違反になるという考え方がなく、様々な人と色々な場所で会話を楽しむことを一番に考えているため、次の画像のような光景になっていました。 ▼立食を楽しむ人々(左)と、座食している人がいない様子(右) 最後に 日を追うごとに、ホストファミリーや現地校Global Village Victoriaの方々、友達など、すべての出会いがとても貴重な思い出になっています。留学も残すところあと僅かとなりましたが、一日一日を大切に様々な国の人たちとアクティビティなどを介してさらに交流を深め、まだまだ知らないカナダの文化を学んでいきたいと思います。 最後まで読んで下さり有難うございました!日本ではあまり見る事のできないこのイベントに興味を持っていただけたら嬉しいです。以上、カナダから山本 沙希でした! 現代教育学科 英語教育コース2回生 山本 沙希 【関連記事】 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.8~New Year in Canada! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.7~HAPPY HOLIDAY!! from Canada 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.6~カナダでFIFAワールドカップを観戦! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.5~ホストファミリーとライブへ! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.4~11月のビクトリアとナイアガラの滝! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.3~ビクトリアとトロントへ! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.2~ロッキー山脈ツアーとサンクスギビングデイを体験! 英語教育コース「セメスター留学2022」 現地リポートvol.1~ホームステイ先に到着! セメスター留学1期生、カナダへ出発!~現代教育学科 英語教育コース 「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科
2023.01.27
【人間環境デザイン学科×河合町】町長に駅前のリ・デザイン案を直接プレゼン!~ランドスケープ演習
人間環境デザイン学科3回生対象で、非常勤講師の松下岳生先生が担当している「ランドスケープ演習」は、「ランドスケープデザインとは何か」という基本的な知識を身につけ、関連領域を含めたこれからの屋外空間のあり方を学ぶことを目的としています。2022年度後期は、畿央大学と包括連携協定を締結した河合町の地域課題解決につながる提案を学生が考え、プレゼンしました。 授業の5週目に河合町が現在どのような課題を抱えているのかを実際に現地を訪問し、授業を進める中で学生毎に再度現地を訪れ調査などを行い、1/23(月)最終授業での講評会を迎えました。最終講評会には、清原和人河合町長、田中敏彦副町長、清原正泰教育長はじめ総勢10名の方々も参加してくださり、学生の発表に対して意見や感想をいただきました。 講評会の冒頭、松下先生から改めて今回の「ランドスケープ演習」内で学生が取り組んできた内容について説明がありました。 河合町役場を含む近鉄池部駅周辺及び駅前広場を対象とし、河合町が現在抱えている課題や背景に対して、9名の学生が授業の学びを活かしつつランドスケープデザインの観点から考えた提案内容をそれぞれ発表しました。 学生からは役場を含んだ駅前の活性化と、そのスペースに多世代が集まれる場所となるように、 駅から町役場へのアクセス向上につながる階段状の芝生スペース設置や子どものための歩道の拡張、サイクリングコースの提案 実家のような安心感と賑わいを創出するためのカフェ兼子ども食堂や公園・ステージの設置 子どもを見守る駅前広場としての託児所や河合町の魅力を発信する道の駅/直売所の展開 役場内に小さなホテルや散策コース・駅前の階段状広場を設置し観光の拠点とする など様々な学生らしい提案がされました。 ▼質疑応答の様子 講評会に参加された学長や河合町の方々からは、学生が今回のプレゼンテーションのために準備してきた資料へのお褒めの言葉も多くあり、また役場のある駅前を観光の拠点とするためのアクティビティ要素を盛り込んだ小さなホテルを作る案や、役場周辺に人が集まりやすくするための歩道の拡張案、駅からの動線を意識したリ・デザイン案など、非常に具体的で示唆に富む内容だと評価をいただきました。 講評会の最後には、清原河合町長から今回のプレゼンテーションに向けて準備を進めてきた学生に対しての感謝と労いのお言葉がありました。また、各学生の提案は今後の河合町の政策を検討する際にアイデアとして参考にすることができるともおっしゃいました。 人間環境デザイン学科では、今後も地域の課題解決につながるような学びを継続していきます。 ▼参加者による記念撮影(撮影時のみマスクを外しています) 【関連記事】 【人間環境デザイン学科×河合町】少子高齢化時代における郊外駅前のリ・デザインを提案!~ランドスケープ演習 河合町と包括連携協定の調印式を行いました。 | 畿央大学 (kio.ac.jp) 今年も畿央大学付属広陵こども園の子どもが使うスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 神戸ファッション美術館で「宝塚歌劇」の衣装を体感!~人間環境デザイン学科「服飾史」 「アパレル構成実習Ⅲ」授業レポート~人間環境デザイン学科
2023.01.27
プレティーチャーズガイダンスを実施しました。
この4月から学校や園の現場で先生になる4回生を対象に、プレティーチャーズガイダンスを実施しました。 プレティーチャーズガイダンスとは、年度当初はどのような業務があり何を準備する必要があるのか、社会人として求められているものは何か等について、事前に知り安心してスタートできるよう、教育学部教員、教採・公務員対策室教員が担当し、開講しています。 今年は1月16日(月)、17日(火)、19日(木)、20日(金)、23日(月)に実施しました。 学校教員志望者は、板書のポイントや教室掲示物作成など。幼保志望者は、保育者としての心構えやクラス通信など、実践的な内容を熱心に受講していました。4回生の後期になると履修する授業も限られており、採用試験に向けて一緒に頑張ってきた友達と教室でこうした講座を受けるのは久しぶりで、懐かしみお互いを励ましあう姿も見られました。 4回生のみなさん、大学生活も残りわずかですが、一日一日を大事にして過ごしてください。みなさんが4月から先生として活躍されることを期待しています!
2023.01.26
就職レポートNo.728(食品メーカー/製造技術職)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第728弾! 健康栄養学科17期生(23卒) K.G さん 食品メーカー(製造技術職) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その企業に決めた理由】 就職活動を始めた時から食品メーカーで働きたいと考えており、インターンシップに参加した時、とても雰囲気が良かったのでこの企業を第一志望と決めました。自分がやりたいと思っていた食品の製造に関わることができ、勤務地が近く、製造している商品がおいしいのでぜひ自分も関わりたいなと思いました。 【就職活動を振り返って】 特に苦労したことは、スケジュールを組むことです。説明会や面接、ES提出などたくさんの予定を自分で組むのでスケジュール帳が予定でいっぱいになる時もありました。そのため、企業の志望順位などで優先すべきことを把握し、効率的に取り組むことが大切だと学びました。 【就職活動でPRしたポイント】 アルバイトにおいて人との関わり方で気を付けていたことをPRしました。質問されそうなことをあらかじめ予想しておき、具体的なエピソードを交えて話せるように練習していました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 就職活動の最初から最後までサポートしていただき、本当にお世話になりました。面接練習やESの添削、時には悩みの相談にも乗っていただきました。就職活動の話はなかなか話せる相手がいないと思うので、思い悩んだり困ったりした時はぜひ力を借りてみてください。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 分からないことだらけだと思いますが、息抜きをしながら頑張ってください!悔いのない就職活動になるよう応援しています!
2023.01.24
令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。
教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。令和5年度の在外研究員には理学療法学科 松本 大輔准教授が選ばれ、2023(令和5)年4月1日から2024(令和6)年3月31日までの期間、フランス南西部トゥールーズにあるInstitute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospitalで研究活動を行われます。これに先立ち、2023年1月19日(木)に在外研究説明会を開催し、教職員24名が参加しました。 研究課題名:Association and interaction between intrinsic capacity and environment factors for functional ability decline 受入研究者:Prof. Philipe de Souto Barreto, Prof. Bruno Vellas 在外研究機関:Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital(フランス) 松本先生は、高齢者の介護予防・ヘルスプロモーションに向けた関連要因および地域格差の検討、身体活動およびフレイルに関する行動遺伝学的研究等を専門とした研究をしておられます。チーム医療ふれあい実習、海外インターンシップ等の担当授業のほか、本学が広陵町と連携した「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の取り組みや健康支援学生チーム「TASK」の活動支援などを通じて地域での介護予防や健康増進に力を入れてこられました。 世界的に高齢化が進み、ヘルシーエイジングに向けた取り組みが重要になってきています。WHO(世界保健機関)では、高齢者の内在的能力の低下を管理するための地域レベルでの介入ガイドラインとして高齢者のための統合ケア(ICOPE)を推奨しています。 受入機関であるToulouse University Hospitalは、WHO Collaborating Centre for Frailty,Clinical & Geroscience Research, and Geriatric Training であり、WHO ICOPEの実装パイロット研究を進めている機関でもあります。松本先生は国際論文も多数執筆しておられる世界的権威Bruno教授、Philipe教授の下で、ブラジルや台湾、メキシコ、スペインからの研究者と一緒に研究されます。 ▼Bruno教授(中央)、Philipe教授(左) 松本先生の研究計画はWHOが提唱する内在的能力の6つのドメインと物理的環境要因とその相互作用や、機能的能力およびウェルビーイングとの関連性などについて検討することとしています。 松本先生には、専門とする高齢者の介護予防・ヘルスプロモーションの専門知識と本学で近隣地域と連携して取り組んでこられた豊富な経験を国際的な場で活かし、日本国内では経験できないような発展的な研究を進めていただくことを期待しています。 【関連記事】 平成29年度在外研究報告会を開催しました。 平成29年度 在外研究説明会を開催しました。 平成28年度 在外研究説明会を開催しました。 畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究中間報告会及び在外研究報告会を開催しました。
2023.01.24
就職レポートNo.727(病院/理学療法士)理学療法学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第727弾! 理学療法学科17期生(23卒) I.N さん 病院(理学療法士) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その病院に決めた理由】 実習にて回復期での患者様の能力は急性期での理学療法が強く影響していると感じました。そのため急性期で様々な疾患を経験することができ、リスク管理とともに幅広く対応できる臨床能力を身に付けることができるためこの病院に決めました。さらに、来年10月からは新築移転され560床の超急性期病院となり、最先端の理学療法も同時に学べる点に魅力を感じました。また、新人だけでなく中堅層への教育体制も充実しており、先輩セラピストと協力し考えることで多くの経験と知識を得ることが出来ると考えています。 【就職活動を振り返って】 就職活動を始めたのが9月中旬頃からで、なかなか自分の希望にあった病院に出会えず病院見学を繰り返していました。周りの友人たちが受験する病院を徐々に決めていき焦りもありましたが、妥協せず病院を探す日々でした。そして、この病院に出会いました。随時面接という形を取っており、残り一枠ですと言われキャリアセンターの飯山さんに無理を言って急いで履歴書を作成したのが思い出として残っています。 【就職活動でPRしたポイント】 課題に対して直向きに努力することができることを、エピソードを交えてPRしました。 病院説明会の際に採用にあたって重要視していることを聞くと、自分らしさをだしてほしいと言われました。そのため、面接では堅苦しくならず自分の普段の様子を出せるよう意識しました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 就職活動を始めるにあたって何から開始したらよいのか分からず、とりあえずキャリアセンターの飯山さんにアポイントをとり就職活動のすすめ方から教えてもらいました。人と会話することは得意ですが、伝えたいことを文字に起こすことは苦手なためとても協力していただきました。面接練習の際も部屋の入り方、お辞儀の仕方やタイミングなど全て一から丁寧に説明していただき、本番では緊張することなく挑めたためすごく感謝しています。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は周りが決まり出すと焦ってきて、妥協したくなることもあります。しかし周りにとらわれず、たくさん病院見学をして自分の本当にやりたいことができる病院や施設を探してください。 面接ではすごく緊張しますが、失敗したくないからといって原稿を考えてそれを丸暗記すると自分の気持ちや熱意が相手に伝わりづらくなります。面接は「短い時間でいかに自分をアピールできるか」が重要となるので、多少詰まってもしっかりと対話できると良いと思います。話したいことや伝えたいことなどは要点をまとめておくと、質問された際に自分の言葉で相手に伝えることができます。 実習が終わり、いったん気が抜けるタイミングかもしれませんが、病院見学はたくさんしておいて損はありません。遊ぶときは遊び、就職活動するときと就職活動するとメリハリをつけて頑張ってください。 困ったときは周りの友達、先輩、キャリアセンターの方に相談してくださいね。絶対に助けてくれるはずです。そして、ぜひ新築されたこの病院で一緒に働きましょう。待ってますね(^^)
2023.01.20
小学校教諭85.4%、養護教諭64.7%、公立幼稚園・保育士100%!〜2023年3月卒業生
追加合格で過去最高を更新! 小学校教諭85.4%、難関の養護教諭で64.7%! 公立幼稚園・保育士も全員合格! 2023年度公立学校教員採用試験が終了しました。教育学部現代教育学科4回生のうち、70名が小学校教諭、11名が養護教諭、3名が特別支援学校教諭、2名が中・高校教諭(英語)の採用試験に現役合格をはたしました。また公立幼稚園教諭・保育士採用試験には25名が挑戦し、全員が現役合格を手にしています。 小学校教諭の現役合格率は過去最高だった昨年の77.8%をさらに上回る85.4%となり、コロナ禍でも4年連続7割以上というきわめて高い水準で推移しています。 小学校教諭 2023年卒 2022年卒 2021年卒 2020年卒 現役合格率 85.4% 77.8% 71.2% 75.6% 受験者 82 90 73 82 合格者 70 70 52 62 養護教諭でも過去2番目に高い64.7%と、狭き門ながら着実に現役合格者を輩出しています。 養護教諭 2023年卒 2022年卒 2021年卒 2020年卒 現役合格率 64.7% 35.7 % 36.4% 46.2% 受験者 17 14 22 13 合格者 11 5 8 6 そのほか特別支援学校教諭が100%、中・高教諭(英語)で66.7%、健康栄養学科でも栄養教諭で57.1%が現役合格をはたしました。 また公立幼稚園教諭・保育士も3年ぶりの100%で、5年連続で9割以上が現役合格という快挙を達成しています。 公立幼稚園・保育士 2023年卒 2022年卒 2021年卒 2020年卒 現役合格率 100.0% 97.0% 94.6% 100.0% 受験者 25 33 37 27 合格者 25 32 35 27 教採・公務員対策室では、学科教員と連携した「ダブル担任制」で学生をサポートしています。2回生前期からコロナ禍に突入し、難しい時期も経験しながら走り続けた現4回生の頑張りはもちろん、できる限りの教育と支援を尽くしてくださった先生方にも敬意を表します。 今後は講師等の採用も含め、畿央生を最後の一人まで応援していきます。夢に向かって頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室 公立学校教員採用試験 現役合格率ならびに都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭 85.4% 合格者70名/受験者82名(現代教育学科) ➡過去最高の現役合格率を2年連続で更新! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 37 36 1 35 22 大阪府 14 14 - 14 11 大阪市 12 11 - 11 8 堺市 8 8 - 8 7 京都府 3 3 - 3 2 京都市 1 1 - 1 1 兵庫県 5 5 - 5 2 神戸市 1 1 - 1 1 和歌山県 11 11 5 6 5 滋賀県 29 15 - 15 2 三重県 4 4 1 3 3 愛知県 31 31 3 28 17 岡山県 18 11 10 1 1 鳥取県 20 19 8 11 10 高知県 74 69 13 56 24 千葉県 3 3 - 3 3 公立学校養護教諭 64.7% 合格者11名/受験者17名(現代教育学科) ➡コロナ禍でも過去2番目に高い現役合格率を達成! 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 4 4 - 4 2 大阪市 5 3 1 2 2 京都府 1 1 - 1 1 兵庫県 1 1 - 1 1 北海道 2 2 1 1 1 高知県 18 6 4 2 1 鳥取県 7 6 1 5 4 福岡県 1 1 - 1 1 鹿児島県 1 1 - 1 1 公立特別支援学校教諭 100% 合格者3名/受験者3名(現代教育学科) ➡2年連続で全員合格! 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 1 1 - 1 1 愛媛県 1 1 - 1 1 鳥取県 3 3 - 3 3 神奈川県 1 1 - 1 1 公立中学・高校教諭(英語) 66.7% 合格者2名/受験者3名(現代教育学科) 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 2 公立学校栄養教諭 57.1% 合格者4名/受験者7名(健康栄養学科) 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 2 愛知県 4 3 1 2 1 北海道 5 5 2 3 3 公立幼稚園教諭・保育士採用試験 自治体別の合格者数 公立幼稚園教諭・保育士 100% 合格者 25名/受験者 25名(現代教育学科) ➡5年連続で9割以上が現役合格! ➡2023年4月、畿央大学付属広陵こども園開設! 都府県・市(町) 1次受験者 1次合格者 辞退者 最終合格者 奈良県香芝市 14 14 8 5 奈良県生駒市 3 3 - 1 奈良県大和郡山市 14 14 2 4 奈良県天理市 7 6 3 2 大阪府大阪市 9 9 1 8 大阪府東大阪市 2 2 1 1 大阪府八尾市 2 2 1 1 大阪府柏原市 2 2 1 1 大阪府吹田市 7 7 1 2 大阪府豊中市 7 7 2 3 大阪府藤井寺市 3 3 - 2 大阪府河南町 1 1 - 1 京都府京田辺市 2 2 - 2 兵庫県伊丹市 1 1 - 1 滋賀県高島市 1 1 - 1 注1.過年度卒業生を含みません(すべて2023年3月卒業見込者)。 注2.2023年1月20日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3.一部試験での1次試験免除者を含みます。 関連リンク 2022年、教育学部が深化します。 小学校教諭77.8%、公立幼・保97.0%、養護教諭40.0%が現役合格!〜2022年3月卒業生