2017年のすべての新着情報一覧
2017.04.12
平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.4~健康栄養学科
2016年4月6日(水)7日(木)の2日間にわたり健康栄養学科の新入生宿泊研修が奈良ロイヤルホテルにて行われました。新入生95名と研修の進行をサポートする在学生15名、教員11名の総勢116名の参加となりました。 今年度も健康栄養学科の宿泊研修では「充実した学生生活・楽しい大学生活を送るために」をテーマに、これからの健康栄養学科での学生生活に向けて6つの研修が行われました。 【研修1:自己PRタイム】 新入生による自己紹介と在学生スタッフによる教員紹介が行われました。1人ずつに配付された自己紹介冊子をもとに、新入生は1人30秒間と限られた時間で自己PRをしました。初めのうちは緊張した様子も見られましたが、趣味や入りたいサークルなどそれぞれの個性ある自己紹介で良いアイスブレイクとなりました。 ▼新入生による自己PR。緊張している生徒もちらほら・・・ 【研修2:工場見学】 研修一日目午後からは、大阪府貝塚市にある明治なるほどファクトリー関西に工場見学に行きました。ヨーグルトの歴史や原料について学び、製造ラインを見学しました。往復のバス内では在学生によるバスレクでクラスでの親交を深めました。 ▼工場見学の様子。課外での学習も貴重な経験となりました。 ▼移動中のバスでは、緊張もほぐれて親交も深まりました。 【研修3:テーブルマナー】 夕食はテーブルマナーを学びながら洋食のフルコースをいただきました。フルコースの雰囲気や出会って間もない友達との食事で、初めは緊張している様子でしたが、美味しい料理を食べているうちに自然と会話も増え、楽しい食事の時間となりました。 【研修4:教育講演】 夕食後は助産師の西川佐稲子先生(NPO法人 なら思春期研究会、心友助産院)から命についてお話をしていただきました。一人ひとり真剣に話を聞き、「命が誕生することは奇跡である」ということを改めて知り、命の大切さや尊さについて考えるいい機会となりました。 【研修5:教員・在学生講話】 研修二日目は管理栄養士としての心構え、実習での衛生管理、大学生活の中で参加できる地域連携の活動、コース制の説明がありました。管理栄養士を目指すにあたって大切なことを各自理解したことと思います。 ▼在学生による講座では、先輩方の経験談を踏まえた貴重な時間となりました。 【研修6:クラスアワー】 クラスごとに分かれて在学生スタッフが入り、質疑応答の時間を設け交流を深めました。事前に集めた質問を中心に、勉強の方法や履修など今後の不安やサークル活動や行事などの学生生活について在学生スタッフが答えました。在学生のリアルな学生生活を知ることで、大学生活へのイメージができたのではないでしょうか?クラスアワーの最後にはクラスごとに写真を撮りました。 最後に小西学科長から挨拶をいただいた後、昼食をとり「夢をチカラに」をテーマに作文を書いて新入生宿泊研修は終了となりました。この2日間、これからの4年間を共にする仲間との交流を深め、大学生活への期待を膨らませ、目標や夢についてしっかり考える時間となったと思います。4年後に「畿央大学に来てよかった!!!」「充実した4年間だった!!」と思えるような学生生活を送ってほしいと思います。 健康栄養学科 4回生 前田千晶、助手 隅蔵菜海 【関連記事】 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~看護医療学科2回生レポート 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科 平成29年度 新入生宿泊レポートvol.1~看護医療学科
2017.04.12
平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.5~人間環境デザイン学科
平成29年4月6日(木)と7日(金)の2日間にわたり、愛知県犬山市にある博物館明治村にて新入生宿泊研修が行われました。研修には新入生68名、学科長の三井田先生を始め、1組担任の東先生、2組担任の西山先生、陳先生、中井先生が参加し、研修の進行をサポートするデザイン学科4回生4名の総勢77名の参加となりました。 博物館明治村とは、戦災や震災で取り壊される運命にあった明治建築を保存展示している野外博物館です。全国各地からこの場所へ移築されており、重要文化財10棟を含む60数棟の歴史的建築物が現在も保存されています。人間環境デザイン学科では今後、建築・インテリア・アパレルに関する「デザイン」を学んでいきます。その最初の基盤として、毎年豊かな環境や歴史的建造物が存在する地域を訪ねます。 【研修1日目】 明治村へ到着し昼食のカレーを食した後、明治村館内へ。館内では8班のグループに分かれ、それぞれ好きなルート辿って3時間ほど見学しました。 ▼見学時の様子:新入生各々が、見て・聞いて・触れて感じたことをまとめました。 ▼聖ヨハネ教会堂(1907年建設) 明治建築の石造・煉瓦造りが特徴的です。なんと天井には竹が使われており、なんともいえない落ち着いた空間となっていました。 ▼宇治山田郵便局舎(1909年建設)をバックに記念撮影 建存する郵便局庁舎の中では日本最古です。中に入ると円形のホールがあり、天井はまわりの事務室部分より一段高くされ、高窓から光が入るようになっています。 ▼聖ザビエル天主堂(1890年建設) ステンドグラスからの光がとてもきれいでした。フランス人の設計原案に基づき、日本人の手で造られたもので、柱や天井など職人の繊細な技術が見られます。 ▼帝国ホテル (写真左)内観 (写真右)外観 アメリカの有名建築家フランク・ロイド・ライトによって設計されました。建物内外は幾何学模様に彫刻された大谷石や櫛目を入れた煉瓦で装飾され、柔らかで華麗な空間となっています。 これらの他にも、森鴎外と夏目漱石が住んでいた住宅や、西園寺公望の別荘など、数多くの建築物がありました。新入生のみなさんにとっては、初めて知ることばかりで質問が多く飛び交っていました。 ▼館内見学前の昼食時。入学して間もない時期でも、すっかり仲良くなっている様子! 新入生は建物を見て「感動したこと」「不思議に思ったこと」「感心したこと」などを各々でまとめ、1日目の研修が終了しました。 【研修2日目】 2日目午前中は、班ごとにわかれグループワークをしました。明治村でまとめたものをグループ内で模造紙にまとめ、「明治村内で一番好きな建物」「今と昔の違い」「特徴」など、各班それぞれ違った発表を行いました。新入生各々が各観点から建物を観察するため、色んな意見が飛び交い、非常に充実した貴重なグループワークとなりました。 ▼新入生のグループワークに耳を傾ける三井田学科長 ▼グループワーク:入学後の初めての発表ということもあり、すこし緊張している様子。 ▼グループワーク後の昼食:緊張もほぐれ終始リラックスした様子。長良川沿いにあるホテルで、桜が満開で綺麗でした。 ▼最後は全員で記念撮影! 今回の宿泊研修では、明治建築の特徴やデザインなどをたくさん学ぶことができました。これからそれぞれの夢に向かってみんなで頑張りましょう!!(^^)/ 人間環境デザイン学科 助手 中井千織 【関連記事】 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.4~健康栄養学科 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~看護医療学科2回生レポート 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2017.04.11
学生広報スタッフblog vol.218~熊本地震のための募金活動を今年も実施!
こんにちは。学生広報スタッフで災害復興支援部「HOPEFUL」の藤田直樹です。 昨年の4月16日に発生した熊本地震への募金活動を今年度も企画させて頂きました。熊本地震発生からもうすぐ1年が経とうとしている現在、被災地の現状や生活ぶりもニュースに取り上げられる事も少なくなってきました。現地では今でも震災前の生活を取り戻そうと、被災者の方々はじめボランティアの方々が復興支援を続けています。奈良県からできる復興支援は「熊本地震を風化させないこと」だと思います。 ▼熊本地震への募金活動(昨年) ●活動期間 4月17日(月)~4月21日(金) 登校時間の8時30分から8時55分まで ●活動場所 畿央大学正門 ●活動メンバー 災害復興支援部HOPEFUと畿央学生有志の方 ●活動後の振込先 県の義援金受け入れ口座 ゆうちょ銀行(099店 当座預金) 口座記号番号:00940-0-174320 名義:熊本地震義援金(クマモトジシンギエンキン) ※被災者の方に配当されます。 ●活動後 義援金の総額、送り先を記載したポスターを新食堂前に掲示。KIO Smile Blogにもアップします。 畿央大学からできる復興支援にご理解、ご協力よろしくお願い致します! 人間環境デザイン学科4回生 藤田直樹 【関連記事】 熊本のための募金活動 in 畿央祭、活動報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動、結果報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本地震ボランティア報告会in御所コミュニティカフェ!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 熊本のための募金活動をスタートします!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 学生広報スタッフblog vol.209~熊本地震の報告会in御所コミュニティカフェ! 熊本のための募金活動、御礼と報告!~災害復興ボランティア部HOPEFUL エコール・マミで熊本のために募金活動を行います!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 学生広報スタッフblog vol.207~熊本県益城町でのボランティア活動レポート!
2017.04.11
平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科
平成29年4月6日(木)と7日(金)の2日間にわたり、新大阪にある大阪ガーデンパレスにて理学療法学科の平成29年度新入生宿泊研修が行われました。研修には新入生79名、新4年生6名、卒業生5名、キャリアセンター理学療法学科担当の岡田匡喜部長、学科長の庄本康治先生、学科主任の田平一行先生、1組担任の冷水誠先生、2組担任の松本先生が参加しました。 宿泊研修の目的は下記の通りです。 ① 新入生同士だけでなく、先輩・教員とも交流を深める ② これからの学生生活について考え、理学療法士としての自分達の将来像を持つ 【宿泊1日目】 まずはアイスブレーク(初対面同士が打ち解けやすくするためにゲーム等を行うこと)ということで、新4回生が理学療法学科の先生方の紹介や、過去のエピソードをざっくばらんに話し、新入生の緊張をほぐしてくれました。 ▼新4回生によるアイスブレーク 次に、グループに分かれ、『あいうえお作文』を使った自己紹介をしました。どのグループも短時間で作成したとは思えないようなオチのある内容でした(笑) 徐々に緊張も解け、とても穏やかないい雰囲気になっていきました。 ▼あいうえお作文を使った自己紹介 新4年生の6名からは畿央大学での学びや学外活動(クラブ、サークル活動、アルバイト、遊び)など学生生活について自身の経験から新入生ととても近い距離感で楽しく話してくれました。 その後、グループワークで「よりよい学生生活を送るために大切なこと」についての討論があり、学外活動の面から考え発表してもらいました。新しい仲間の前での初めてのグループ発表では、緊張感もありながら、各々の個性が出ていました。 ▼グループワーク風景 ▼グループ発表の様子 【宿泊2日目】 2日目には卒業生5名から、臨床現場で患者様と日々向き合っている理学療法士として働く先輩として、畿央大学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」についてどのように考えるのかについて、熱いメッセージを添えて話していただきました。 ▼卒業生が語る建学の精神 最後は、グループで今後、理学療法士を志すにあたり建学の精神をどのように考えるのかについて話し合い発表してもらいました。難しいテーマでしたが、4年生や卒業生がグループワークのファシリテーターとして入り、意見をまとめることができていたと思います。 【建学の精神】は理学療法士としてはもちろん、一人の人間として成長していくために重要なこころの持ち方だと考えています。入学して間もない時期に、全員で、これからのことをしっかり考えたこの研修は、彼らにとって非常に有意義な時間になったと思います。考えるだけでなく、これから実際に行動することにより、皆さんの夢を実現していってくれることを祈っています。 ▼参加者全員で記念撮影! 【理学療法学科15期生 2組担任 松本先生のコメント】 今回の宿泊研修を行うにあたりご協力いただきました。学内関係者、新年度が始まりご多忙な中駆けつけてくださった卒業生の皆さん、総合臨床実習直前にも関わらずみんなで協力して準備し、当日も積極的に参加してくれた新4年生の皆さん、会場で大変お世話になりました大阪ガーデンパレスの皆様に御礼申し上げます。 【学生からのコメント】 1日目は、クラス会では「夢をチカラに」をテーマに新たな決意や自分の思いを作文にしました。その後交流を深めるためにあいうえお作文を用いた自己紹介をしました。10人ほどのグループに分かれ、自分の名前から1文字とりこれからの4年間どのように過ごすかをテーマにして、発表しました。各グループ個性があり、交流を深めることができたと思います! 初めて理学療法士について深く考え、これからの学生生活に不安を抱えると共に自分のめざすべき姿が見えてきたかと思います! 理学療法学科1回生 上東恵美、島田響、藤並郁巳、宮田晶穂 【関連記事】 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2017.04.11
平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~看護医療学科2回生レポート
看護医療学科では、今年も1回生103名が4月6日~7日の日程で、高野山宿泊研修に行きました。私たち2回生は支援学生として参加し、入学して間もない1年生が安全で楽しく、学びの多い2日間を過ごせるようにお手伝いをさせていただきました! 【苅萱堂】1回生が散策に訪れた場所の一つです。 昨年は1回生として、高野山での宿泊研修に参加し仲間との交流を深め、学びを共有しました。今年の1回生がディスカッションや発表する姿を見て、懐かしくも感じましたが、しっかりとした考えのある意見を聞いて「頼もしい!」と感じました。 私たち支援学生から見た1回生は、仲間同士で打ち解けるのが早く、にぎやかな印象でした。大学生活において、仲間に助けてもらう機会は本当にたくさんあります。同じ目標に向かっていく仲間として協力して、4年間の大学生活を送ってほしいと思います。また、支援学生同士でも、今まで見ることのなかった一面を知る機会や、試行錯誤しながら1回生を導く姿を見てさらに相手を理解することができたのではないかと思います。高野山での研修は2回目でしたが、昨年の経験を踏まえて参加したことで、純粋に看護師を目指す1回生の思いを受け止めることができました。また、私たち自身も、これまでは考えが及ばなかったことに気づくことができ、多くの学びを得ました。今回の研修で、自分がどのような看護師になりたいのか、そのために、何が必要なのか再確認することができました。これから先、後輩の手本となれるよう目標に向かって走っていきたいと思います! 【ディスカッションの様子】研修ではグループで考えをまとめたり、討議をする時間が多く用意されていました。 【新入生のみなさんへ】 1回生のみなさん、宿泊研修お疲れさまでした。一緒に楽しく研修ができて本当に良かったです。みなさんの協力があったからこそ、研修が素晴らしいものになったと思います。私たち支援学生に心のこもったメッセージカードをくれたこと、本当に嬉しかったです。これから長い4年間の大学生活が始まります。しかし、時間はあっという間に過ぎてしまいます。私たちも入学してからの1年は、瞬く間に過ぎてしまい、気がつけば2回生になっていました。みなさんには、何事にも積極的に取り組み、自ら行動する習慣を身につけてほしいと思います。そして、充実した大学生活を送ってくれることを願っています。まだまだわからないことが多いと思いますが、畿央大学の先輩たちはとても親切です。私たち支援学生も皆さんのサポートができればうれしいので、いつでも頼ってくださいね。みんなで自分の目指す目標に向かって頑張りましょう!! 最後になりましたが、先生方本当にありがとうございました。これからもご指導よろしくお願いします。 【集合写真】畿央大学は学生と先生がとても親密です! 【お世話になった先生方と】無事に研修が終了して、満面の笑み☆ 【オフショット】達成感にあふれた表情! 看護医療学科2回生 佐藤莉子・際本祐花・塩田里菜・北野真未・井上光輝・高橋沙恵・田中千尋・足立将希・田中佑歩・松本陽和・畑中陽太郎・岡田彩・今村美穂・小池亘一 【関連記事】 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科 平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2017.04.10
平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2017年4月6日(木)と7日(金)の2日間にわたり、看護医療学科では高野山別格本山宿坊普賢院にて新入生宿泊研修が行われました。新入生103名と研修の進行をサポートする支援学生の2回生14名、教員11名の総勢128名の参加となりました。 【1日目:4月6日(木)】 張り切って早めに到着した新入生や支援学生とともに今年度も河野学科長からのご挨拶と、宿坊の佐々木住職と森副住職からのお話で、予定通りにスタートしました。 【写真上;河野学科長 写真下;佐々木住職様と森副住職様】 セッションⅠ:高野山散策 初日の午前中は比較的お天気もよく、散策日和でした。 普段はあまり触れることのない世界遺産をじっくり見て回り、高野山について自分たちが知ったことをみんなに伝えるという目的意識をもって真剣に散策をしていました。 【高野山を散歩中に思い出の一コマ】 セッションⅡ-part 1:クラス会 まず、クラスごとに別れ、自己紹介ゲームで身体を動かしながら、握手を交わして、楽しい雰囲気の中親睦を深めました。 【クラス会での記念写真】 セッションⅡ-part 2:ゲーム 支援学生によるクラス対抗ジェスチャーゲームが行われました。言葉ではなく、身体で表現するコミュニケーションをゲームを通して体験していました。クラス対抗戦で、最初は苦戦していた1組が最終的には優勝し、盛り上がりました。 【ジェスチャーゲームによる一コマ】 セッションⅢ:講演会 高野山大学の山脇雅夫教授の講演を聴きました。大学のキャッチコピーである ”やさしさを「チカラ」に変える。” をキーワードに、山脇先生から教えていただいた「行動から学ぶ」ということについての講演後、グループで討論しました。そして、グループそれぞれが「やさしさとは何か」、また「看護師の仕事が持てるチカラ」について発表してくれました。 【講義中の山脇雅夫教授】 セッションⅣ:畿央大学9期生の語り 「いのちとこころ」を視点に、支援学生が実習の経験談を語りました。新入生は真剣に聴いていました。それぞれの支援学生が実習を通して成長している様子を知ることができました。そして、学生が体験した感動的な語りに、聴いていた教員も目頭が熱くなりました。 【2日目:4月7日】 セッションⅤ:グループワーク発表会とコンクール 二日目はあいにくの雨でしたが、多くの新入生が早起きをして勤行に参加しました。その後朝食を摂り、さっそくセッションが始まりました。新入生は支援学生のチカラを借りて発表の準備を整えました。そして、いよいよ発表です。どのグループもこれまでのセッションで得たことをスライドにまとめ、発表しました。最後はコンクールを行い、それぞれの発表に対してさまざまな賞が贈られ、2日間の頑張りをみんなで称え合いました。 この研修では、看護医療学科に入学したばかりの学生が、一つ一つのセッションでグループワークを通して学びを積み重ね、「いのちとこころ」について改めて深く考え、看護師になるために自分たちはこれからの4年間で何をすべきかということを互いに語り合いました。そして、「やさしさ」について、人にやさしくすること、人からのやさしさに気づくことを知り、支援学生からのサポートにも感謝するとともに先輩との絆も深めていました。 最後になりましたが、今回の研修に多大なるご理解とご協力を賜りました山脇先生、普賢院のみなさまに厚く御礼申し上げます。 看護医療学科 1年生担任団(林・林田・對中・坂﨑)
2017.04.10
日本理学療法学生協会(JPTSA)が開催したJapan Study Tourに参加!~理学療法学科
理学療法学科の2年生の入川桂一です!私は日本理学療法学生協会(JPTSA)の国際部に所属しています.2017年3月27日(月)~3月29日(水)に京都大学で開催された2nd JST(Japan Study Tour)に参加しましたので報告します! ※JSTとは、海外の理学療法士をめざす学生を日本に招待して、日本の学生、海外の学生共に理学療法について一緒に学ぼうという企画です。具体的には世界的にも有名な先生をお呼びしてのレクチャー、ディスカッション、 病院・施設見学、観光を通して、海外のPT学生と交流を深めることを目的としています。 今回は、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、台湾、フランス、日本の7か国と、たくさんの国々から理学療法士学生が参加されたくさんの人と交流を交わす事ができました。 【1st Day】 前半は講師の方々の貴重なご講演を聞き、後半はゲームを交えたアイスブレイクでした。ゲームはたくさん行われたのですが特に「じゃんけん」が盛り上がりました。国によって掛け声や、指の出し方違うため、どの国も大いに楽しめました。ゲーム以外にも折り鶴やキーホルダーを作ったりしました。 ▼折り鶴を作っている様子 ▼じゃんけん大会の様子 ▼講演の様子 【2nd Day】 2日目は、京都大学の施設見学、各国のプレゼン、立食パーティーなどが行われました。立食パーティーでは外国人の方とより親密になることが出来ました。 ▼パーティーで盛り上がっている様子 ▼フィリピンから来た学生の発表 【3rd Day】 最終日は京都の観光ツアーでした。Aコース(下鴨神社、平安神宮、二条城、祇園)、Bコース(金閣寺、東映太秦映画村)があり、私はBコースでした。映画村では日本の昔の衣装を着ている人が多く、外国の学生に大人気でした。 ▼映画村 ▼金閣寺 今回のJSTでは海外の理学療法の知識だけでなく、コミュニケーション能力、積極性、友達などたくさんのものを得ることができました。人見知りの自分にとって、とても大きな成長を果たすことができた貴重な経験となりました。企画・運営してくださったスタッフの方、講師の先生方、皆様本当にありがとうございました! 理学療法学科2回生 入川桂一 【関連記事】 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」2016 活動報告! 国際交流レポート~理学療法学科の学生が「JAPAN STUDY TOUR」に参加!(第2弾) 国際交流レポート~理学療法学科の学生が「JAPAN STUDY TOUR」に参加!
2017.04.07
サイエンスコミュニケーションサークルが橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加!
こんにちは!KSCC(Kio サイエンスコミュニケーションサークル)代表、宮武です。 今回の活動では、橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加しました! 橿原市は、毎年3月下旬の春休みにこども科学館を無料開放するとともに万葉ホール全館を使用し「サイエンスフェスティバル」を開催しています。子どもたちの科学的な興味を引き出すための体験型ブースへの出展に2013年より継続し、今年度も現代教育学科奥田俊詞教授、看護医療学科福森貢教授とわたしたちサイエンスコミュニケーションサークルの学生が出展参加しました。 本学のブースでは、課題として出されたコースを走るためのプログラムを子ども達がロボットに入力し、ロボットを自分で動かしてみるという活動を行いました。 また、コースを走る以外にも光センサーを用いて黒いテープを走るプログラムや、超音波センサーとタッチセンサーを用いて障害物を避けるというプログラムも用意しました。パーツを加えていくことによって様々な動きをするロボットに子ども達も興味津々でした。 このプログラムの最後では、障害物の置かれたスペースをスタートからゴールまで好きなルートを決め、それを自分でプログラミングするという活動も行いました。 プログラミングは難しい言語ではなく、簡単なブロック形式の命令を組み合わせていくというものを用いて行いました。できたプログラムで走行させてみてうまくいかなかったところを修正し、また走行させてみる。この試行錯誤を繰り返す子ども達はとても一生懸命でできた時にはとても満足そうでした。自分で考えながら試行錯誤し目標を達成する中で、科学的・論理的思考を育てるこの企画は大成功だったと思います。 その他にも自分のイメージしたものをレゴで表現してみようといった活動も行いました。こちらでは子供達のたくさんの力作が作られていました。 1日で300名ほどの方に参加していただき、大変賑わっていました。たくさんの子ども達から「楽しかった!」「面白かった!」といった声もいただき、スタッフもやりがいのある大満足の1日になりました。 次回は5月に学内で天体観測のイベントを企画しています。新年度になり、サークルのメンバーも増えてきたのでこういったイベントもより多く開催していきたいと考えています。 現代教育学科4回生 宮武政充 【関連記事】 真美が丘第一小学校でボランティア活動!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC 「サイエンスアゴラ2016」でJST賞・フジテレビ賞のW受賞!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC
2017.04.07
冬木特任准教授の発明が特許を取得しました~教育学習基盤センター
このたび、教育学習基盤センターの冬木正紀特任准教授の人工筋肉に関する発明により本学園が特許権を取得しました。 この発明は本学が推進している次世代研究開発プロジェクトにおける萌芽的研究の成果であり、人体装着型の医療用ロボットなど次世代型ロボットの核となる人工筋肉の耐使用年数を飛躍的に伸ばす発明です。 特許第6108502号 「流体圧式アクチュエータ用弾性体チューブ及びアクチュエータ」 冬木特任准教授からのコメント 本発明では耐久性が飛躍的に向上した人工筋肉を発明しました。人工筋肉とはその名の通り人工の筋肉であり、空気等の流体の出し入れにより伸縮するアクチュエータ(駆動装置)です。パワーと軽さしなやかさを兼ね備えた駆動装置であるため、筋力補助用の人体装着型ロボットやロボット義肢など生活の質的向上のための次世代型ロボットの駆動装置として期待されています。 【人工筋肉による重りの上げ下げ】 直径約3cmの人工筋肉に5気圧の空気を供給すると、20kgの重りが筋肉の長さの20%ほど持ち上がります。 (写真左:排気時。右:給気時) しかし、従来の人工筋肉は耐久性が低いという欠点があり、それが実用化への大きな課題となっていました。低い耐久性の原因は、人工筋肉が伸縮する際に内部のゴムチューブと外皮のメッシュが擦れてゴムチューブが傷つき破損することでした。そこで、本発明では、内部のゴムチューブの表面に植毛することによる、メッシュとの摩擦を受け流しかつ、ゴムチューブの伸縮にも耐えられる緩衝層の形成に思い至り、静電場を用いた植毛いわゆる静電植毛により高密度の植毛層を備えたゴムチューブおよびそのゴムチューブを組み込んだ人工筋肉を開発しました。 【開発した人工筋肉内部の模式図】 内部のゴムチューブGの表面に植毛層Fを形成して外皮のメッシュSとの摩擦を受け流します。 Tは空気を給排するターミナルです。 実際に20kgの重りを用いて耐久試験を行ったところ、従来の20倍以上の回数の重りの上げ下げに耐えられることが判明しました。 【耐久試験後の人工筋肉内部のゴムチューブ】 左が植毛層なし、右が植毛層ありのゴムチューブです。植毛層なしの従来の人工筋肉ではゴムチューブに強く押し付けれられた外皮のメッシュの模様が転写するほどゴムチューブが傷ついていますが、植毛層ありの本発明の人工筋肉では植毛層に守られたゴムチューブに傷跡が見られません。 身体動作を補助する装着型ロボットやロボット義肢は、超高齢・人口減少社会において労働、治療、娯楽など生活の様々なシーンの質的向上にとって重要な鍵と位置付けられています。本発明の人工筋肉をこれらのロボットに組み込むことにより、その耐使用年数を飛躍的に伸ばし、ロボットの社会的普及と生活の質的向上に貢献することが期待されます。 【関連記事】 教育学習基盤センター
2017.04.05
全教職員対象「FD・SD研修会」を開催しました。
4月3日(月)、全教職員を対象としたFD・SD研修会を開催しました。 FDとはFaculty Developmentの略で「大学教員の教育能力を高めるための取り組み」のこと、SDとはStaff Developmentの略で「事務職員や技術職員の資質向上のための取り組み」を意味しています。 本学ではこれまでにもさまざまな取り組みを行ってきましたが、今回はこうした取り組みに関する昨年度の総括と今年度の課題について、教育推進室長補佐の石川裕之先生(教育学部現代教育学科)からお話をしていただきました。 昨今、大学教育は「Teaching」から「Learning」への転換を迫られています。すなわち教員が一方的に「教える」のではなく、学生が主体的に「学ぶ」ことを可能にすることが求められているのです。 学生の主体的な「学び」をサポートするために、大学はさまざまな準備をしています。今回の研修会では、その中でも昨年度から今年度にかけて整備・導入された「3つのポリシー」と「科目分類番号」についての説明をしていただきました。 「3つのポリシー」とは畿央大学が「どのような学生を受け入れて」「どのような教育を行い」「どのような学生を送り出す(学位を授与する)か」という方針を具体的に示したもので、それぞれ「アドミッションポリシー」「カリキュラムポリシー」「ディプロマポリシー」と呼ばれています。また「科目分類番号」の作成とは俗に「ナンバリング」などとも呼ばれますが、学問分野や難易度を英数字で示した分類番号を各授業科目に振ることによって、1つ1つの授業科目をカリキュラム上に体系的に位置づけることを指します。したがって「科目分類番号」の作成は「学び」の指針を明確にする手助けとなるものです。 こういったさまざまな取り組みを通じて、畿央大学ではこれからも学生の皆さんによりよい「学び」を実践してもらえるよう努めていきたいと考えています。