2019年のすべての新着情報一覧
2019.01.11
大学院生の研究成果が神経科学分野で権威ある雑誌「Cortex」に掲載されました。
脳卒中後に生じる高次脳機能障害「半側空間無視」 のあらたな評価手法を開発 畿央大学大学院博士後期課程の大松聡子氏、森岡 周教授、国立障害者リハビリテーションセンター神経筋機能研究室の河島則天室長(畿央大学大学院健康科学研究科客員教授)らの研究グループは、脳卒中後に生じる高次脳機能障害の一つである「半側空間無視」症状の新たな評価手法を開発しました。半側空間無視は損傷を受けた脳と反対側の空間の物体やできごとが認識できなくなる不思議な症状で、症状が慢性化すると日常生活に大きな支障を来します。大松氏たちは、視線分析によって半側空間無視症状を簡便かつ定量的に評価できる手法を開発し、その有用性に関する重要な知見を得ました。従来の検査は紙面検査や日常生活の行動観察によるもので、検査に時間を要することや、重症度の高い患者の評価が困難であるなどの限界点がありました。開発手法は、PC画面上に提示された対の左右反転画像を見ているときの視線の分布特性を分析することで無視症状の程度や特徴を捉えるもので、今後、臨床場面での活用が期待されます。 この成果は1月5日付けで、神経科学分野で権威ある英国科学誌『Cortex』に掲載されました。 国立障害者リハビリテーションセンター プレスリリース 畿央大学 プレスリリース 研究概要 半側空間無視は、脳卒中後に生じる高次脳機能障害の一つで、損傷を受けた大脳半球の反対側の空間にある物体や事象を無視してしまう神経症状です。脳卒中後のリハビリテーションでは、紙面検査や行動観察によって無視症状についての評価を行うことが一般的ですが、検査実施に時間を要すること、患者側に集中力や認知的負荷を強いることなどの問題点があり、加えて重症度の高い患者では評価が困難であるなどの限界点があります。空間無視、という言葉に表れるように、この症状は空間上の物体や事象を認識できなくなる症状で、筆記検査や言語での回答を要求するような検査手法では、症状の特性を捉える上で限界があります。 今回発表した論文では、視線分析を用いて直観的かつ定量的に無視症状を捉えるための手法を開発し、その有用性についての検証を行いました。単に様々な画像を注視した際の視線分析を行うのではなく、左右を反転させた対の画像を用い、注視対象の空間配置に応じて視線がどのように推移するかを分析する工夫を施しました(図1)。 【図1 開発手法の概要】 患者さんにコンピュータスクリーン上に提示される画像をただ見るのみ、という課題を行いました(A)。提示される画像は、図Bで示される元画像6種類(B)に、それぞれを左右反転した画像、計12画像でした。分析は、対の左右反転画像の視線データを合わせ、平均したものを視線偏向(°)として用いました(C )。 図中に示すような対の左右反転画像を自由に見ている(Free viewing)ときの私たちの視線は、画面の右空間に注視対象があれば右空間に集中し、画像の左右空間を反転することで注視対象が左に移れば視線もまた、左空間に集中します(図1C、図2:健常群)。一方、半側空間無視をもつ患者群では、右空間に注視対象があるときこそ右に視線が集中するものの、画像を左右反転させ、注視対象が左に移ったとしても対象を探索できず、依然として右空間を注視するような特徴を持ちます(図2:無視群)。私たちはこの特性を利用して、無視症状の特徴を捉えることを試みました。左右反転画像を用いるメリットは、元画像と左右反転画像に含まれる物理的(輝度や色彩など)、認知的要素(意味性や文脈など)を統一した状態で、左右の空間的位置関係のみを反転できる、ということになります。また、画像間の視線分布の違いに表れるように、注視対象の特性(生物or無生物、単数or複数、配列の方向性や意味性)により、無視空間への視線配分に変化を認めました(図2)。つまり、半側空間無視症例が見せる『無視空間』は空間上の固定された範囲で生じるのではなく、画像に含まれる情報や要素に応じて変化することを示唆しています。これらの結果は、左右反転画像を用いた視線分析が、評価の視点だけでなく、リハビリテーション介入を考える上での重要な情報を提供し得るものと考えられます。 【図2 研究結果の概要】 画像ごとの視線分布の結果です。視線のカラーマップ(上:健常群、下:無視群)は赤くなっている箇所が、長く注視されていた部分です。折れ線グラフは、横軸が画像の横軸に対応しており、縦軸は横軸の各左右位置を見ていた時間の割合を示した図です。健常者は画像が反転すると視線も反転して、どちらも類似した箇所を見ていますが、無視群は右に偏った特徴があります。ただし、少女や金魚の画像では、他群と類似した視線分布となっていることが分かります。 【図3 全画像を通じた結果】 本論文で開発した左右反転画像の注視点分析による評価結果は、無視のない群と比較して無視群の視線が有意に右へ偏向しており、かつ通常臨床で使用される行動性無視検査(BIT)結果と有意な相関を示しました。開発手法は所要時間が数分足らずで実施可能で、かつ覚醒レベルの停滞や全般性注意障害、認知機能面の低下を合併しているような、BIT検査の実施が困難な症例にも実施可能です。本論文の対象のうち2名は、BIT検査が実施困難でしたが、開発手法による評価が実施可能でした。今後、臨床場面での無視症状の把握に活用することが期待できます。 論文情報 Ohmatsu S, Takamura Y, Fujii S, Tanaka K, Morioka S, Kawashima N. Visual search pattern during free viewing of horizontally flipped images in patients with unilateral spatial neglect. Cortex 113: 83-95, 2019 補足情報 研究成果の一部は既に実用化され、株式会社クレアクトより製品販売されています。 https://www.creact.co.jp/item/welfare/attention/usn_attention/attention-top 問合せ先 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 大松 聡子(オオマツ サトコ) Tel: 04-2995-3100(内線7190) Fax: 04-2995-3132 E-mail: ohmatsu-satoko@rehab.go.jp 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター センター長 森岡 周(モリオカ シュウ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp 国立障害者リハビリテーションセンター 研究所運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室長 河島 則天(カワシマ ノリタカ) Tel: 04-2995-3100(内線2520) Fax: 04-2995-3132 E-mail: nori@rehab.go.jp
2019.01.10
就活レポート~就職活動の現場から~No.527(病院)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第527弾! 理学療法学科13期生(19卒) S.Kさん 病院(理学療法士) 勤務 【その病院に決めた理由】 私は実習で呼吸器疾患の患者様を担当する機会を得たことから、呼吸器の分野に興味を持ちました。それに加えて、一人暮らしをしたかったので遠隔地の病院を探したところ、この法人の病院が呼吸器に力を入れていることを知りました。大学での合同説明会では、福利厚生がとても充実しており、管理職としての教育プログラムもあるところに魅力を感じました。また、病院見学に行った際も、学生への配慮が素晴らしく、雰囲気も良かったため、この病院に決めました。 【就職活動を振り返って】 遠隔地の病院は就活にお金がかかりますが、大阪で1次面接をしてもらえ、本部での最終選考には交通費を出していただいたので、とても就職活動が行いやすい病院でした。病院見学に行くと、筆記試験の内容や面接でのポイントを教えていただき、少しお金を出してでも行く価値はあったと思いました。 【就職活動でPRしたポイント】 私は学生生活の中で、日本理学療法学生協会(JPTSA)で大会長を務めさせていただき、そこで経験したことを熱心に伝えました。またバスケットボールを10年間続けてきたこともアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 竹本さんには面接練習・履歴書の添削を行っていただき、とてもありがたかったです。キャリアセンターの就職サポートは、しっかり頼る必要があると思いました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分が一番したいことをするべきだと思います。自分のやりたい分野や仕事、目標にあったところを明確にして、最後は自分が一番いいと思ったところを選ぶべきだと思います。みなさん頑張ってください。健闘を祈ります。
2019.01.10
感覚運動の空間的不一致による異常知覚と運動制御に関わる神経活動~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター
脳卒中や慢性疼痛患者における身体性変容の要因の1つとして、感覚情報の予測と実際に入力される感覚情報との間の不一致(感覚運動の時間的および空間的不一致)が考えられています。健常者においても、感覚運動の“時間的”不一致を生じさせると、四肢の重さの知覚変容、しびれ、奇妙さや嫌悪感の惹起に加えて、運動の正確性も低下することが明らかにされています(Katayama and Morioka et al 2018)。しかしながら、感覚運動の“空間的”不一致による異常知覚と運動制御に関わる神経活動は明らかになっていませんでした。 畿央大学大学院博士後期課程の片山脩氏と森岡周教授らは、健常者を対象に感覚運動の空間的不一致課題を実施し、感覚運動の空間的不一致による異常知覚と運動制御異常には、前補足運動野および帯状皮質運動野におけるベータ波帯域の神経活動性の低下が関わっていることを脳波の三次元画像解析(eLORETA)を用いて明らかにしました。この知見は、脳卒中や慢性疼痛患者の病態解明に貢献し、新たなニューロリハビリテーション技術開発に向けた基礎的知見になるものと期待されます。この研究成果は、Neuroscience Letters誌(Neural activities behind the influence of sensorimotor incongruence on dysesthesia and motor control)に掲載されています。 研究概要 脳卒中、慢性疼痛患者では患肢に対する知覚変容や運動制御の低下が生じます。この要因の1つとして、運動指令に基づいて脳内で生成される感覚情報の予測と、運動により実際に入力される感覚情報との間に生じる不一致(感覚運動の時間的および空間的不一致)が考えられています。実験的に感覚運動の時間的不一致を生じさせると、健常人であっても知覚変容や運動の正確性が低下することが明らかにされていました(Katayama and Morioka et al 2018)。しかしながら、感覚運動の空間的不一致による異常知覚と運動制御に関わる神経活動は明らかになっていませんでした。今回、健常者を対象に実験的に感覚運動の空間的不一致を生じさせ、異常知覚と運動制御に関わる神経活動を検討しました。その結果、感覚運動の空間的不一致により様々な異常知覚が惹起され、その中で奇妙さが有意に強く惹起されました。さらに、運動制御においては運動の正確性が低下することを確認しました。これらの異常知覚と運動制御には、前補足運動野と帯状皮質運動野のベータ波帯域の神経活動性の低下が関わっていることを脳波の三次元画像解析により明らかにしました。 本研究のポイント ■ 感覚運動の空間的不一致により、奇妙さをはじめとした異常知覚が惹起される。 ■ 感覚運動の空間的不一致により、運動の正確性が低下する。 ■ 異常知覚と運動制御に前補足運動野と帯状皮質運動野のベータ波帯域の神経活動性の低下が関わる。 研究内容 健常成人を対象に、片面がホワイトボードでもう片面が鏡となったボードを両上肢の間に設置し両手関節の掌背屈運動を実施させます(図1)。一側の手関節を背屈した際にもう一側を掌屈させる条件(図1D)では、鏡の後ろに隠された手関節の運動方向と、鏡に映る鏡像の運動方向が空間的に不一致した状態となります。この条件設定によって、ヒトの感覚運動ループを実験的に錯乱させることができ、“患肢の知覚変容”という状況を設定することができます。 図1:実験の条件設定 実際の実験では、A:ホワイトボード一致条件、B:ホワイトボード不一致条件、C:鏡一致条件、D:鏡不一致条件(感覚運動の空間的不一致条件)の4条件で手関節の反復運動を被験者に実施してもらいました。運動中の手関節の運動を電子角度計で計測し、身体に対する異常知覚についてアンケートで定性的に評価しました。 実験の結果、感覚運動の空間的不一致条件で、奇妙さが他の条件と比較して強く惹起され、多数の異常知覚が惹起されました(図2)。さらに、手関節における運動の正確性の低下が確認されました。 図2:惹起した異常知覚とその数の比較および運動の正確性の比較 脳波活動は、感覚運動の空間的不一致条件では、前補足運動野と帯状皮質運動野のベータ波帯域の神経活動性の低下を認めました(図3)。 図3:感覚運動の空間的不一致条件の神経活動領域 本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究成果は、脳卒中や慢性疼痛患者の異常知覚や運動制御の低下に前補足運動野と帯状皮質運動野の神経活動性が関わっていることを示唆するものです。そのため、理学療法や作業療法の際には、感覚運動の空間的不一致を最小限にしながら臨床介入を進めることの重要性を提唱する基礎研究となります。今後は、実際に患肢の知覚変容や運動制御の低下が生じている症例を対象に神経活動性の検証をしていく予定です。 論文情報 Katayama O, Nishi Y, Osumi M, Takamura Y, Kodama T, Morioka S. Neural activities behind the influence of sensorimotor incongruence on dysesthesia and motor control. Neuroscience Letters 2019 問合せ先 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 片山 脩(カタヤマ オサム) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: b6725634@kio.ac.jp 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター センター長 森岡 周(モリオカ シュウ) Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp
2019.01.09
就活レポート~就職活動の現場から~No.526(リフォーム会社)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第526弾! 人間環境デザイン学科13期生(19卒) K.Mさん リフォーム会社 勤務 【その企業に決めた理由】 私は、空間づくりに携わる仕事に就きたいと考えており、職種や勤務地で企業を絞る中で内定先の企業を知りました。就活サイトやホームページを見て、経営理念や方針に共感し、会社説明会への参加を決めました。説明会では、和気あいあいとした風通しの良い社風を感じることができ、その一員に加わりたいと感じました。仕事を長く続けるにあたって大切なことは人それぞれだと思いますが、私は「何をするかではなく誰とするか」だと考えていたので、どちらかというと職種や給与よりも社風や先輩社員の人柄に重きを置いていました。説明会での印象が良くても、選考を進める過程で印象が変わってしまったり、自分に合っていないと感じたりして辞退させて頂いた企業もありましたが、内定先の企業は、選考を重ねるごとに入社意欲が高まりました。 【就職活動を振り返って】 就職活動では、「早めに行動すること」と、「他人と比べず自分のペースで取り組むこと」を心がけていました。私は比較的方向音痴なほうなのですが、会社説明会や選考は初めて行く場所ばかりだったので、予め地図を確認しておき、迷ったとしても間に合うようかなり時間に余裕をもって向かうようにしていました。また、履歴書やエントリーシートには提出期限があります。提出物が溜まるとますますやる気が出ず、期限に追われてしまいます。なので、いつまでにどの書類を書き終えいつ提出するのかの計画を立て、早め早めに終わらすように努力しました。就活は解禁と同時に一斉にスタートし、周りの状況が気になると思います。ですが私は、勤務地や職種を絞った上で、ホームページなどを見て働きたいと感じた企業のみにエントリーし、選考を受けていたので、エントリー数も選考を受けている数も周りの人より少なかったと思います。その状況で、周りの人の状況を知ってしまうと焦ってしまうと感じたので、あまり進捗状況を聞かないようにして、自分のペースで取り組むよう心掛けました。 【就職活動でPRしたポイント】 活動範囲を家具小売店とリフォーム会社のみに絞っていたので、大学でインテリアに関することを学んだという点や、学んだことを基に取得した資格、畿央大学特別奨励賞を受賞した経験などをPRしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 就活が本格化する前のキャリアの授業では、就活の流れだけでなく、履歴書やエントリーシートの書き方、送付書の書き方、先輩方が就職した企業などを知ることができ、大変参考になりました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 企業のことをたくさん知った上で、働きたいという気持ちを持って就活に挑み、自分のことをよく知ってもらった上で志望した企業から内定をいただくことが理想だと思います。沢山受ければどこか一つくらい内定がもらえるかもしれないし、印象を良くするために自分を偽っても内定がもらえるかもしれません。しかしそれでは結局入社後に自分か企業側のどちらかが違和感を感じてしまうことになると思います。ですので、本気で挑んだ企業から内定がもらえなくても、縁が無かったと割り切って、より自分に合った企業と出会うチャンスだと捉え、ポジティブに、焦らずに、自分のペースで、ありのままの自分に自信を持って頑張ってください。
2019.01.08
同窓会レポート~理学療法学科瓜谷ゼミ
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科を卒業した瓜谷先生のゼミ生による同窓会兼ラボ勉強会のレポートをお届けします! 昨年瓜谷先生が研究員として行っておられたオーストラリアのメルボルンより帰国され、再始動しました瓜谷ゼミです。2018年12月23日、今年も瓜谷ゼミ・裏瓜谷ゼミ同窓会兼ラボ勉強会を開催いたしました。現在3回生の学部生から社会人まで参加し、今回は総勢20名以上の会となりました。 この会は例年、メンバーや瓜谷先生自身が発表し意見を出し合う形式で実施しています。今年の発表者および内容は、学部生による卒業研究の計画、卒業生の今井亮太さんによる運動器疼痛について、佐々木将人さんによるこれまでの職場経験についてでした。3つの発表はどれも全く異なる分野のものでしたが、毎回メンバーから質問や意見の交換が行われ、とても有意義な場となりました。その後は忘年会を兼ねた飲み会も実施しました。 今年も現職者、学生、先生と縦・横のつながりを感じられる会となりました。2019年もパワーアップされた瓜谷先生とともに、メンバーみんなでさらにゼミを盛り上げていければと思います! 理学療法学科7期生 坂東峰鳴
2019.01.07
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.65~11月度勉強会テーマは「糖尿病」!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※看護医療学科2回生の余田小春です。 2018年11月29日(木)に「知れば活かせる!糖尿病について」をテーマに11月度勉強会を行いました。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 "糖尿病"とは発症要因から大きく1型、2型に分けられ、日本人では糖尿病患者さんの約95%が2型糖尿病といわれており、「ストレス」、「肥満」、「運動不足」、「暴飲暴食」などの生活習慣に関わる病です。 "糖尿病"と聞いて、聞いたことはあるけれど実際はどういうものであるか分からない、という方は多いと思います。 今回の勉強会を通して"糖尿病"について知り、教育や医療の現場、日常の生活に活かせるようになりました。 ▼勉強会を終えた後にみんなでTASKのT! 看護医療学科2回生 余田小春 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.01.07
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.66~12月度勉強会「折り紙×脳トレ」!
こんにちは、健康支援学生チームTASK※の現代教育学科2回生の浅川佳美です ! 先日、TASKの今年最後の活動として12月の勉強会を行いました。 ※TASKは、Think、Action、Support、for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 テーマは「楽しく遊んで手軽に脳トレ 〜子どもと一緒に遊べる折り紙〜」でした。 今回の勉強会を担当したメンバーが全員現代教育学科所属であったため、教育学部らしいことをテーマに設定してみました。 勉強会の最初には、指先を使う作業の大切さや折り紙がもたらす様々な効果について学びました。 折り紙は、巧緻性を養ったり、脳への刺激を与えたりする上で幼児教育にとって大変重要です。また、遊びながらも想像力や色彩感覚、集中力などの7つの力を養うことができます。 折り紙は子どもに限らず、大人や高齢者にとってもたくさんのメリットがありますが、今回は幼児教育に焦点を当てて学びました。 そしてその後は、みんなで実際に折り紙を折ってみました。 パーツを折って最後に組み立てる場面では、組み立てる作業がパズルみたいで苦戦している人も多く、みんな夢中になって取り組んでいました。 久しぶりに折り紙に触ったひとも多く、「どの色の折り紙で折ろうかなあ」と楽しんでいる姿が見られました。 勉強会のあとには、忘年会とクリスマス会も兼ねてケンタッキーのクリスマスバーレルを食べました。 色々な学年、学科が集まりましたが、たくさん話し、笑いながら今年最後のTASKの活動を楽しみました ! 現代教育学科2回生 浅川佳美 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.01.04
2019(平成31)年冬木学園「仕事始め式」を行いました。
2019(平成31)年冬木学園「仕事始め式」を行いました。2019(平成31)年1月4日(金)午前10時30分より、学校法人冬木学園の「仕事始め式」が冬木記念ホールにて行われ、畿央大学、関西中央高等学校、畿央大学付属幼稚園の教職員約150名が一堂に会し、新たな1年のはじまりをともに過ごしました。 冬木正彦理事長・学長、植田健康科学研究科長・健康科学部長、前平教育学研究科長・教育学部長、西川校長(関西中央高等学校)、宮本園長(畿央大学付属幼稚園)からそれぞれ年頭のあいさつがあり、今年も教職員が一丸となって建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の具現化に向けて邁進していくことを確認しました。 また各校の教職員が集まる機会を利用してそれぞれの一年を映像で振り返り、学生、生徒、園児の生き生きとした表情から同じ「建学の精神」の下に充実した教育が行われていることを確認し、学園の一員として情報共有をいたしました。 本年も学校法人冬木学園および畿央大学をよろしくお願い申し上げます。
2019.01.04
ヘルスチーム菜良×学食コラボ第二弾「柚子のパウンドケーキ」を販売!
こんにちは!!ヘルスチーム菜良※では、今年度も学生食堂とのコラボメニュー作成に取り組んでいます。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 第1弾を経て第2弾となる今回は販売日が冬至に近いこともあり、ゆずを用いて商品開発を行いました。たくさん話し合いを行い『柚子のパウンドケーキ』を販売することに決定しました。 このパウンドケーキは米粉を使用することで、小麦粉とは違った食感を楽しめるようになっています。また、クリームには豆乳を使用することで、通常のクリームよりもヘルシーな仕上がりになるよう工夫を行いました。 この『柚子のパウンドケーキ』は、12月19日(水)と20日(木)の昼休みに各日100食限定¥180で販売されました。 ポスター等を利用して宣伝を行い、2日間でたくさんの方にご購入していただきました! ご購入していただいた方には、商品のリーフレットをお渡しして、アンケートにお答えいただきました。 アンケートでは商品の風味や食感の他、リーフレットの読みやすさ等へのコメントをいただき、そこからたくさんのことを学ぶことができました。 ▼当日の販売の様子 一から開発することはとても難しかったですが、学食の調理員の方や健康栄養学科の先生方からの提案やアドバイスによって販売に至ることができました。この経験をこれからの学業に生かしたいと思います。 ~お知らせ~ 今年度最終となる第3弾として、1月9日(水)、10日(木)に畿央カフェカトレアにて『ごぼうと豆腐のチーズケーキ』を販売します。 旬のごぼうをスイーツとして、美味しく食べてもらえるようにレシピを考案しました。 各日100食限定です。 新年早々になりますが、お待ちしております(^^)! 健康栄養学科3回生 田中楓花 山田さくら ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.01.04
同窓会レポート~バレーボール部(H26年度卒業)
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、2015年3月に卒業したバレーボール部の同窓会レポートをお届けします! 2018年12月29日(土)に、大阪・難波で毎年恒例となった『バレーボール部(平成26年度卒業)忘年会・同窓会』を開催しました。 今年も、みんな仕事の忙しい中にもかかわらず、10人が集まりました! 年末ということで、難波駅周辺はすごい人混みでしたが、「いま難波の駅ついた」というLINEのメッセージやり取りだけで会える奇跡からはじまり、近況報告では嬉しいお知らせもたくさん聞くことができた会になりました! 半年ぶりの集まりでも、久しぶりと思えなくらいに相変わらず「ご飯早くこないかな〜ドリンクまだかな〜」と、たわいもない会話をしながら学生時代に戻ったようにワイワイ楽しい時間を過ごすことができました♪ それでも、仕事の話、転職の話、結婚・出産の話など、毎年会話の内容が大人になっていることに驚かされてしまいます。1年前はこんな話、してなかったよね!? みんなで集まった時間はアッという間に過ぎてしまいましたが、とてもホッとできる、居心地のいい時間でした。卒業しても、このように集まれる場があることは、幸せなことだと感じました。 毎年バレーボール部の同期みんなに連絡を取ってくれる幹事のさあやちゃん、ありがとう!これからも、みんなで集まりましょう!!