2013年のすべての新着情報一覧
2013.01.29
就活レポート~就職活動の現場から~№161
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第161弾! 現代教育学科4期生(13卒) 岡川 怜平さん 奈良県 小学校教諭 【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】 私が小学校6年生の頃に担任していただいた先生に憧れた事が教員になりたいと思うきっかけでした。その時は、まだ漠然とした夢や理想でしかなかったのですが、中学校・高校と担任していただいた先生方がとても親身なって相談に乗ってくださった姿を見て、誰かのために一生懸命になれる先生方のようになりたいと思い、本格的に教員になろうと思うようになりました。 【合格までの道のりを振り返って】 私は勉強するにあたり、「教員になった時、児童と共にどういう事をしていきたいか。そして、どういう事を教えていきたいか」という事を考えるようにしました。やはり、ただ勉強をし続けるだけではモチベーションも上がりません。そのため、将来出会うであろう児童の事を考えながら勉強をする事で、モチベーションを保ちつつ集中して取り組めたと思います。 また、私にとって大学での教採対策講座はとても重要だったと思います。やはり、友達と一緒に勉強する事があるとはいえ、先生方のご指導がある事で勉強しやすくなりましたし、何より毎回の小テストで今までしてきた勉強の成果がどれだけ結果として反映されるのか実感できる点がよかったと思います。他にも、対策講座中の先生方の説明で面接に役立てられるものが数多くあり、参加して正解だったと思っています。 【これから教員を目指す人へのメッセージ】 教員採用試験で合格するためにはたくさん勉強しなければいけません。その最中で、気分転換として勉強をやめて遊びたくなることもあると思います。私はそれが悪い事だとは思いませんし、適度に気分転換はするべきであると思っています。ですが、どんな時でも妥協だけはしないようにしてください。「今日はこのくらい勉強したから大丈夫」「友達がやめるから私も今日は勉強をやめる」といった安易な妥協は後で必ず後悔しかしません。勉強し続ける事は辛いと思いますが、どんな時でも妥協せず努力し続ける事こそが教員採用試験の合格へと繋がるので頑張って欲しいと思います。私自身もこれから教員として、児童が楽しく過ごせる学級をつくれるように、妥協せず常に努力していきたいと思っています。
2013.01.29
就活レポート~就職活動の現場から~№162
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第162弾! 現代教育学科4期生(13卒) 田渕 龍太郎さん 奈良県 小学校教諭 【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】 私は、小学校6年生の時の先生に憧れ自分も教師になりたいと思いました。 この夢は、中学校・高校と進学する中で、さらに大きく膨らんでいきました。 そして、大学での授業を通して知識や技能を学び、教育実習での子どもの成長に出会う経験をしたことで教師としてのやりがいや喜びを感じ、教師になりたいという夢がより明確な目標となりました。 【合格までの道のりを振り返って】 私は、教育実習を終えて間もなく、教員採用試験にむけての勉強をスタートしました。 他の人たちと比べると少し早いとは思いますが、自分の勉強のペースや、去年の先輩たちの姿を考え、スタートを早めにしました。 筆記試験の勉強は対策講座で勉強のリズムを作り、基礎を固めていき、その他の時間に自習室で過去問や問題集を解いていきました。また、面接練習は教職支援センターの先生方などに指導をいただきながら、友人とともに練習をし、自分自身ではわからない面接での様子を聞き、互いにアドバイスをし合いました。 時には、先の見えない状況に不安になり、思い悩むこともありました。しかし、そんな時には友人や先生方に話を聞いていただき、同じ自習室で勉強している仲間を見ることで、もう一度頑張ろうと自分を奮い立たせることができました。 そして、とても苦労した道のりでしたが、合格した今では頑張ってきた自分自身に自信を持つことができ、またこれから待っている教員生活への希望でワクワクしています。 【これから教員採用試験に挑む後輩たちへ】 まずは、しっかりと自分なりの勉強スタイルを確立し、継続してすることが大切です。私は、教職教養の過去問を47都道府県すべて解き、さまざまな問題に出会うようにしました。そして、間違った箇所は参考書を使いながら復習し、わからない箇所をなくしていきました。 教員採用試験は毎日の積み重ねが大切ですが、時には息抜きをすることも大切です。ほんの少し時間を作り、スポーツをしたり、趣味に没頭したりすることも効率のいい勉強ができるコツだと思います。そして、息抜きをした後にはしっかりと気持ちを切り替え、メリハリをつけて勉強に臨むことが大切です。 最後に、教員採用試験に向けて、自分の力を信じて悔いのないように勉強し、仲間とともに高めあいながら、合格を掴み取りましょう!!
2013.01.29
就活レポート~就職活動の現場から~№163
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第163弾! 現代教育学科4期生(13卒) 寺田 遥香さん 奈良県 小学校教諭 【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】 私が小学校のときに出会った恩師による影響をうけて、先生になりたいと感じました。 その恩師は、バスケットボールをずっと続けていた私のコーチであり、バスケットの指導はもちろん、礼儀なども教わりました。また、私が悩んでいるときなどに、いち早く変化に気づき、声をかけてくれる人でした。その恩師との出会いは私の人生の中でとても大きなものであり、私も子どもたちによい影響を与えられるような人なりたい。子どもの変化にいち早く気づき声をかけることができる人になりたいと考えるようになりました。また、もともと学級委員をしたり、人の前にたって行動することが好きだったこともあり、先生という職業を目指すようになりました。 【合格までの道のりを振り返って】 私は高校時代から、教員になりたいという夢を持っていたので、教育系の大学を受験しこの畿央大学へと進学しましたが、教員採用試験に合格できた今、本当に畿央大学で過ごした毎日があったからこそ夢を実現することができたと思います。 特に、仲間の存在は本当に大きかったです。同じ夢を目指す仲間たちとひとつになって、支えあいながら勉強してきました。夜遅くまで勉強したり、面接の練習をしたり今となっては本当に良い思いです。また、私は何事も追い込まれなくてはできないタイプだったので、できるだけメリハリをつけて一日の目標などを決めたりしていました。一人じゃなかなか出来ないことも友達と一緒に毎日5単元解こう!と決めてやると責任感がわいて進めることが出来ました。それで問題集を一冊終えた時には共に達成感を味わうことが出来たし、そこから力が付きはじめたと自分では今になって思います。 また、畿央大学の「教職支援センター」の存在も本当に大きかったです。教員採用試験の対策講座がこんなに充実している大学は本当に少ないと思います。対策講座には、必ず出席しようと2回生のころから、心がけていたので、勉強のリズムをつけることができたと思っています。また、不安なことがあれば、気軽に相談に乗ってくれる先生方がいて、本当に心強かったです。また、教職支援センターには、過去問、教育系雑誌を借りることが出来るので、これについても大いに利用させてもらいました。仲間や教職支援センターの先生方と勝ち取った合格だと感じ、とても感謝しています。 【これから教員を目指す人へのメッセージ】 教員採用試験合格までの道のりは、決して楽ではありません。苦しい時期も必ずやってくると思いますが、教員になるんだ!という志を持ち続け頑張ってほしいと思います。しんどいときには、頼れる仲間や教職支援センターの先生方がいます。また、私も先輩にはたくさん頼って、情報などをたくさんいただきました。だからこそ、団体戦と思って、頑張ってほしいと思います。私自身も教員として、子どもとともに成長していきたいと思います。頑張ってください!応援しています。
2013.01.29
就活レポート~就職活動の現場から~№164
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第164弾! 現代教育学科4期生(13卒) 田中 亜由美さん 奈良県 小学校教諭 【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】 私は保育士になりたくて畿央大学に入学しました。保育士資格、幼稚園教諭、小学校教諭の免許取得に向けて講義を受けたり、サークルに入って先輩の熱い想いを聞いたりする中で、小学校教員もいいなと思うようになりました。そこで小学生と野外活動をするボランティアに行き、遊ぶ時も頑張るときもいつも全力な子どもたちに惹かれ、小学校教員を目指すようになりました。 【合格までの道のりを振り返って】 私が合格できたのは、周りにみんながいてくれたからです。一緒に勉強した仲間、たまには息抜きをした友だち、支えてくれた先生方、応援してくれた先輩や後輩、温かく見守ってくれた家族、誰か一人でも欠けていたら、合格はできなかったと思います。いつもみんなに刺激されて、私のモチベーションが上がっていました。英単語のテストをしてもらったり、朝早く来る時間を競ったり、面接練習をしたり、人それぞれ勉強方法は違ったけれど、みんなで乗り越えた教員採用試験でした。 試験の直前に緊張して不安になっても、そんなみんなの顔を思い浮かべたり、がんばってきた日々を思い出したりして、「できるできる!」と言い聞かせていました。「自信はなかなか持てないけれど、がんばってきた自分を信じることはできる。」と先輩が言っていた意味がやっと分かりました。 いろいろ思い出すと、教員採用試験はつらくて泣いたこともあったけれど、みんなで楽しく過ごしたことの方が多かったと思います。 【これから教員を目指す人へのメッセージ】 合格したいという気持ちが強くなればなるほど、本質を見失うことがあると思います。合格したいのか、教師になって子どもたちと過ごしたいのか…。そんなときに今まで出会ってきた子どもたちの顔を思い出してください。あんな素敵な笑顔に囲まれて過ごす未来を想像して、モチベーションを上げるのがオススメです。 勉強方法は、本当に人それぞれです。図書館で勉強したい人、みんなで支え合って勉強したい人、友だちがこうやから、とかじゃなくて、自分に合った方法を見つけてください。合っているか合っていないかはなかなか分からないけど、自分を信じたら大丈夫です。努力して、がんばった自分を信じて、合格を掴んでください! 一緒に働ける日を楽しみにしています!
2013.01.29
就活レポート~就職活動の現場から~№165
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第165弾! 現代教育学科4期生(13卒) 辻本 陽子さん 奈良県 小学校教諭 【小学校教諭を目指そうと思ったきっかけ】 私は、入学当初から周りの友人ほどの「教師になりたい」という熱い気持ちはありませんでした。それでも、私は今までたくさんの先生に出会い、たくさんの先生に支えられて学校生活を送ってきて、私も今までに自分が出会った先生にしてもらったように、子どもたちの支えになりたいと思い教育学部に入り、子どもたちと関わってきました。 そして、インターンシップや実習に行くたびに「私は子どもの笑顔が好きで、子どもたちとずっと関わっていきたい。子どもたちを笑顔にしたい。」と感じました。これが、私が小学校教諭を目指そうと思ったきっかけです。 【合格までの道のりを振り返って】 合格までの道のりは長く、しんどいこともたくさんありました。しかし、私がここまでがんばれたのは、『共に頑張り、励ましあう友人の存在』・『相談に乗ってくださり、親切にいろんなことを教えてくださる先生、教職支援センターの方々』のおかげだと感じています。しんどいときに一人ではないと感じられることはとても心強いことだと感じました。そして、このことが私の合格に繋がったと考えています。 【これから教員を目指す人へのメッセージ】 採用試験まで不安なことだらけだと思います。自分が今している勉強が適切なのか、他の人と比べて劣っていないかなど。でも、その不安をずっと抱えて採用試験に挑むのではなく、自分がその時できる精一杯のことをして、自分に自信を持って採用試験に挑むことが1番大切なのではないかと思います。また、最後に私が採用試験を通して感じたこと、後悔したことなどを書きたいと思います。 ①一次試験の前はあまり勉強できません。 一次試験前は願書提出や面接練習であまり勉強ができません。だから、まだまだ時間があると思わずに、早いうちから勉強できたらいいですね。 ②一次試験の前に二次試験の勉強をする。 一次試験の直前は、一次試験の勉強で忙しいと思いますが、二次試験は試験内容がすごく多いので、余裕のあるときに二次試験の勉強をしておければ良いと思います。 ③試験中に諦めない。 試験中に見たことがない問題が出て、何度も心折れそうになりました。特に二次試験は朝から夕方まであるので、1つできない試験があったら諦めてしまいそうになります。でも、最後まで諦めなければ、できない試験があっても他の試験でカバーできるので、前の試験でできなくてもそれを次の試験に響かないように、気持ちを持ち直して頑張ってください\(^0^)/★
2013.01.29
清教学園高等学校情報科の授業見学をさせていただきました!
2012年11月22日、高等学校「情報」教員免許取得希望者4人で清教学園高等学校を訪問し、情報科の授業を見学させていただきました。授業は前回の復習と生徒からの質問に答えることから始まりました。生徒が書いたフローチャートを教材提示装置で大きく映し、その間違いなどの解説を電子黒板上で書き込みながら指導されています。また、乱数の説明では、インターネット上のゲーム動画も見せながら解説されていました。先生の話を聞くだけではなく、電子黒板に書かれる説明を見る生徒たちの表情はとても真剣でした。フローチャート、条件分岐、疑似乱数など、自分が高校時代には聞いたこともなかったことばかりを学習していたことに驚きました。 2時間目は、プログラム作成です。その説明も電子黒板を使っておられました。蟻の左右の触覚が線に触れているかどうかを判断し、どちらに回転させて進めるかという、プログラムの答えではなく、考え方を話しておられました。さらに、頭の中だけで考えるのではなくノートにフローチャート等を書くようにということもおっしゃっていました。 プログラム作成が終わった後はグループ活動でした。車についたセンサーがどの位置で反応するかというセンサーの値を測り、表やグラフにまとめ、考察しました。活動中は、生徒同士の会話や先生と生徒の会話もあり、とても楽しそうな雰囲気で活動していました。 授業の最後に、学んだことを「振り返りシート」に書き、生徒自身で授業の振り返り活動を行っていました。そして、この「振り返りシート」が次の授業につながるとのことでした。 授業が終わってから、先生のお話を聞かせていただきました。授業では、生徒からの質問に応じてより深い話をしたり、普段の生活体験と結びつけたりするので、クラスによって発展的な内容が加わることもあると言っておられました。他にも、生徒が興味のあることをのばすこと、概念だけ言ってあとは生徒が考えられるようにすること、一つの話に別のことを関連させて話すこと、生徒が考えてわからなかったことに関して質問をすることで、自分で解決する方法を見いだす為に自学自習することができるようにしていること、などを伺いました。 生徒が自分で考えることのできる授業は、とても面白いと感じました。そして、その準備には、多くの知識が必要であるということもわかりました。生徒が自分で考えることで、授業の内容もより定着するだろうと感じました。また、電子黒板やプロジェクタなどの情報機器を活用することにより、授業の内容が視覚化されていたので、授業者による情報機器の使い方の工夫は特に大切だと思いました。 来年度、高等学校「情報」科の教育実習に行くので、生徒にとってわかりやすい授業や生徒が自分で考えて活動できる授業を作れるようになりたいと思いました。 (現代教育学科 3回生 横峯愛奈)
2013.01.28
エコマミアート作品「マミのおもちゃ箱」ができました!~人間環境デザイン学科 加藤ゼミ
2013(平成25)年1月26日(土)から2月1日(金)の1週間、加藤プロジェクトゼミ(2回生・3回生18名、指導教員:人間環境デザイン学科加藤信喜先生)では隣のエコール・マミショッピングセンター北館1階セントラルコートで「畿央大学学生によるアート作品展」を開催しています。 畿央大学とエコールマミは毎年春と秋の「クリーン&歴史ウォーク」を後援していますが、大学の学びと商業活動に関しても連携して取り組んでいます。 エコマミ側からいただいたテーマは「マミのおもちゃ箱」。エコマミキャラクターであるマーミン・ミーマンがおもちゃ箱から飛び出します。ここは雲の上、機関車が勢いよく走りだすという夢の世界を表現しています。プロゼミの第一課題である茶室「PET庵」をおもちゃ箱として再利用し、雲は靴下を生産する時に出る糸クズを使っています。また機関車、赤い塔、プレゼントBOXは段ボールで出来ています。アート班5名の学生が約1ヶ月をかけてデザイン・制作したアートです。 ペットボトル464個を使った“ペット庵(ペッタン:2畳の茶室)”は、昨秋畿央祭でデビューした逸品ですが今回はエコールマミのマスコット“マーミン・ミーマン”を載せて、おもちゃ箱・夢のトンネルとして再登場させました。ゼミ学生一人ひとりの作品展ではなく、みんなで創ったショッピングモールを飾るにふさわしい造形アートです。 作者名や作品名のプレートがないので最初見ただけでは「畿央大学加藤ゼミ生のアート展」だとはわかりませんが、マーミン・ミーマンの下にさりげなく「エコールマミ×KIO」の表示板を付けているところが加藤先生のオクユカシサです。みなさん!ぜひ来てご覧ください! 今後、エコールマミ北館レディースファッション店のレイアウトや南館マクドナルド隣のウィンドーガラスへのデザイン装飾などに挑戦する予定です。 ~ゼミ生のコメント~ ●田々美 智彦(唯一の3回生でリーダー) 今回の作品では段ボールを主に使って制作したのですが、作っている最中にこんなことを思いました。段ボールってまだまだ使えるもんだな、と。作品には購入した段ボールも混じっていますが塔の下の部分は段ボールを色んな店舗からタダでもらいました。ですから捨てるものでもまだまだ使えるんだと身をもって今回体験することができました。この作品を通じて伝えたいのは段ボールでもこんなものを作れますということです。皆さんも普段捨ててしまっているものや使っていないものに目を向けて再利用または新たな可能性を見い出してみてはいかがでしょうか。 ●荒川 朋毅(2回生) 最初はコンセプトがなかなかまとまらなかったりと本当に出来るのか不安でしたが、田々美さんが機関車のスケッチやどの部分を作るかなど率先してくれましたし、みんなの団結もあったと思います。ほんとにいい作品が出来たのでよかったです。みんなに感謝です。 ●嶋崎 優(2回生) チームで1つのものを作ることによって、学べるものがたくさんありました。いつも作っている模型より、はるかに大きく戸惑いながらの作成でしたがほんとうに完成してよかったです。 ●下高谷 徳之(2回生) アート作品が完成してよかったです。初めは案がなかなか決まらなかったけど、普段から畿央大学が凄くお世話なっているエコマミさんとコラボするという責任感と期間の短さに危機感を感じ、田々美さんを先頭に団結力が出てきて毎晩遅くまで残り、結果このような完成度の高いアート作品になって本当によかったです。加藤ゼミで得られたものはとても大きなものになったと思いました。ありがとうございました。 ●藤本 優美(2回生) 最初アート班はまとまりがなくてコンセプトもなかなか決まらず、ほんとうに思いつきのアイデアばかりでした。アート班は先輩がひとりしかおらず、2回生がほとんどの中で、本当に先輩は頑張って下さいました。先輩は凄いアイデアの持ち主で、みんなで驚いていました。いつもの授業では、ひとりで持てるほどの大きさの模型しか作っていなかったけれど、加藤ゼミに入って初めて大規模なアート作品を作れたことに感動しています。ひとりではできないことばかりで、最初よりもチームワークが良くなっていき、自分達でも満足のいく作品が作れたと思います。
2013.01.28
サプライズ産学連携X'masプレゼント「キーストーン」~人間環境デザイン学科 加藤ゼミ
葛城地区商工会広域協議会(以下葛城商工)様とは店舗モニターで長年ご協力いただいておりますが、その他、人間環境デザイン学科4回生卒業作品制作においても材料提供等でさまざまな企業をご紹介いただいております。そういった中から思いもかけず商品開発が生まれることがあります。今回の知育玩具「キーストーン」も人とのつながりの中からできた製品です。 松葉木工様は木製の車椅子を独自で開発されています。葛城商工様からの依頼でゼミ生とともにその木製車椅子をモニターに行かせてもらいました。 ほぼデザインも完成されていましたので、次に販路を開拓すべく東大阪にある療育センター様を訪問し木製車椅子をPRしてきました。 東大阪療育センターは障害のある子どもたちを治療しながら育てる施設です。訪問した時に知育玩具の必要性を感じ、新たな商品開発が始まりました。 知育玩具「キーストーン」は簡単にいえば、アーチ構造になっている積み木です。アルファベットと数字、そして木材の種類を楽しく学びながら、しかも古くからの建築工法(アーチ工法)の原理も体感できるように工夫されています。ひとり遊びもできますが、むしろ皆で協力しながら遊んでほしい木のおもちゃです。製作はもちろん松葉木工様です。 2012年12月25日に葛城商工様とともに東大阪療育センターを訪れ、クリスマスのサプライズプレゼントとして「キーストーン」をお渡ししました。 その後センターで使っていただき、2013年1月22日に実際に子どもたちが使っている様子を確認するため再訪しました。子どもたちとお母さんが一緒になって楽しく遊ばれている姿をみて、ほっと一安心しました。 この商品開発を通して理解したことは「デザインとはコミュニケーションである」ということです。空間やモノあるいは生活と「人」をつなぐもの、それがデザインといえるでしょう。
2013.01.28
第11回畿央大学公開講座を開催しました。
2013.01.28
第11回畿央大学公開講座を開講しました!
メインテーマ『こころを元気に!』 2講座を開講! 2013(平成25)年1月26日(土)午後より、今回のメインテーマは、『こころを元気に!』とし、畿央大学で特に重きをおいている人間理解、人との接触、コミュニケーションのための「心理学」の専門家であるお二人の先生に、「こころの秘密」、「こころの扱い方」についてお話していただきました。 畿央大学の建学の精神である「徳をのばす、知をみがく、美をつくる」を実践していくためには、人や自然に優しく接する“こころ”を持ち心身ともに健全な人格を形成しなければなりません。畿央大学の健康科学部(理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科・人間環境デザイン学科)と教育学部(現代教育学科)は、医療や教育の現場で患者さんや児童と直接対話してよりよい方向に導く職業人を養成するため、心理学を学ぶカリキュラムが組み込まれています。 まず1講座目は、スポーツ心理学、注意と集中、禁煙支援などの研究の第一人者、理学療法学科東山明子教授による「こころup作戦」と題して、日々の生活の中でどのように自分のこころをコントロールできるか、適度な緊張にリラックスさせるα2波の効用、こころの持ち方ひとつで健康な精神と身体を保つ工夫など、例示を交えてわかりやすくお話していただきました。 運動では力を込めた、リキんだ状態ではうまくいかないので“力を抜く”、そして“こころも力を抜きやわらかく”させてやること、頑張りすぎないことがコツだそうです。頭ではわかっていてもなかなか直せない、実はわかっていないというのが人の常ですが、理論的に考える習慣を付け、実践することによって人生はより楽しく生きられるのではないでしょうか。 2講座目は、現代教育学科准教授で、発達心理学・家族心理学・保育幼児教育がご専門の粕井みづほ先生が、「上手なコミュニケーション」と題して夫婦関係、親子関係を中心とした人間関係づくりのコツをお話していただきました。 日本の夫婦関係の特徴として、中年期に結婚満足度はもっとも低くなり、また妻の満足度は夫より低いという統計結果が出ているそうです。受講者のみなさんにはご自分はどうかのアンケートを行い採点していただきました。いつまでも良い関係を保つコツとして、相手のためにする「感情」「情報」「行動」のマインドコントロール3原則などについての説明がありました。 この日2つの講座受講者は約70名ずつ、のべ150人ほどでした。1講座の所要時間は大学の講義と同じ90分と長いのですが、みなさん熱心にお聴きいただきました。記入いただいたアンケートを拝見すると、満足した、実生活に役に立ちますといった声が多数見受けられました。 畿央大学では地域社会貢献活動の一環としてこのような大学主催の講座とともに、ご依頼を受けて公民館やホールへ出張して講演を行う出張講義・講演も行っています。ぜひご利用ください。 https://www.kio.ac.jp/cooperation/tiikirenkei/koushi_haken/