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すべての新着情報一覧

2015年のすべての新着情報一覧

2015.03.12

3回生(新4回生)対象の教員採用試験「春期対策講座」スタート!

3月2日(月)から3回生(新4回生)対象の春期対策講座がスタートしました!   3月第1週は学部の先生方による「一般教養・教科専門対策講座」と「幼保専門講座」です。教員採用試験や公立の幼保採用試験まであと半年を切り、学生たちからも合格への意気込みがこれまで以上に感じられました。教採・公務員対策室の新免先生からは、4月から随時行っていくことになる教員採用試験の出願の流れや今後の受験までのスケジュールについても説明していただきました。     また、3月6日(金)からは、「教職教養過去問対策講座」と「人物試験対策講座」が開講となりました。これまでは主に筆頭試験に向けての勉強を進めてきましたが、ここからは論作文や面接、集団討論についての対策も必要です。面接の講座では、実際に5名の学生が代表で模擬面接にチャレンジ。みんなが見ている中での面接でとても緊張したと思いますが、多くのことを得られたのではないでしょうか。     春期対策講座はこのあとも3月最終週の「公立幼保一般知能講座」まで続きます。9日(月)からは2回生 (新3回生)の対策講座も始まっています。     最近は朝1時間目から対策講座を受け、4時間目が終わるとそのまま自習室で夜まで勉強している3回生(新4回生)が増えてきました。学生の努力・頑張りが実を結ぶよう、教採・公務員対策室は全力でサポートしていきます!  

2015.03.12

作品ポートフォリオ対策講座を開催しました!

2月18日(水)、23日(月)に人間環境デザイン学科3回生対象に「作品ポートフォリオ対策講座」を実施し、16名が参加しました。   「ポートフォリオ」とはこれまで大学生活で打ち込んできた課題の作品集のことです。就職活動の選考中に、設計職やデザイン職などの技術職で提出を求められることがあります。大学でも2回生時にコンピュータグラフィックの授業があり、基本操作はマスターしています。今回の対策講座では「見せる(魅せる)テクニック」を学びました。       授業の最後には本番さながらのプレゼンを実施。自信と熱意を持ってプレゼンできましたか???     ポートフォリオは日々の積み重ねが重要です。自信を持って提出できる作品を完成させましょう!

2015.03.12

健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.22~「夏野菜のスープ」

健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第22弾は「夏野菜のスープ」です。     ******************************************************************************************* 冷たく冷やすと夏向きでサッパリしています。ホワイトのマッシュルームは薄くスライスして、冷たいスープに浮かべると、また違う食感になります。オクラ、かぼちゃ、トマトでカロテンがたっぷりの夏バテ防止のスープです。 健康栄養学科4回生 板谷 奈苗 *******************************************************************************************  <材料> オクラ 20g かぼちゃ 20g マッシュルーム(あれば生)      5g ホールトマト缶(水煮) 50g 固形コンソメ 2.5g 水 150cc   <作り方> 1.オクラは水でぬらし、塩少々をまぶして揉んで表面の毛羽を取り除きます。 2.1のオクラをそのまま熱湯でサッとゆで、水で冷やし、水気を拭いて、小口切りにします。 3.かぼちゃは5mmくらいのイチョウ切りにします。 4.マッシュルームは薄くスライスすにしておきます。 5.コンソメとつぶしたホールトマトをいれます。 6.全体的にトマトがつぶれたら、マッシュルーム、オクラを最後にいれます。   ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 41kcal たんぱく質 1.6g 脂質 0.3g 食塩 1.4g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。

2015.03.12

女性専用フィットネスクラブ「カーブス広陵馬見店」連携 骨密度測定会を実施

健康を科学する畿央大学が、骨密度測定で健康づくりをサポート!   欧米で急成長をとげている女性専用フィットネスクラブ「カーブス」は、2005年に日本法人が作られ今では国内約1,500店舗、会員数は60万人を超える人気です。畿央大学隣のエコールマミ内の広陵馬見店は2010(平成22)年に開業してから約5年で会員数600名を超え、地域に根ざして順調に会員数を伸ばしています。畿央大学は2011年から同社と連携して、骨密度測定やカーブス健康講座に運動や栄養関係の講師を派遣するなど地域の方々の健康づくりを支援しています。   2015(平成27)年3月9日(月)、12日(木)の両日、畿央大学P棟理学療法実習室を使用し、午前・午後2回ずつカーブス会員向け骨密度測定と腰骨ゆがみ計測を実施しました。        出産を経験した女性は赤ちゃんのために大量のカルシウムが取られるので骨そしょう症になりやすいと言われています。ご自分の骨密度がどのくらいかを知り、運動とともに十分な栄養を摂取することが大切です。 カーブスと連携して4年目となりますが毎年2回ペースで骨密度測定会を実施しており、過去計測値との経年比較を行なうことによって推移がわかり、健康づくりの計画が立てやすくなります。       理学療法学科 松本大輔助教、健康栄養学科 並河信太郎准教授および林京子講師らが計測結果についての説明と今後の注意や体力向上の方法などについてフォローしました。 理論に適った適度な運動と栄養バランスのよい毎日の食事を摂ること、そしてそれを続けることが高齢者にとって「健康寿命延伸」のポイントになりますが、畿央大学での骨密度測定や栄養指導がお役に立てば嬉しいですね。   【本年度の連携事業の記事】    女性専用フィットネスクラブ「カーブス広陵店」と連携した健康講座を開催しました。  女性フィットネスクラブ「カーブス」の骨密度測定会を実施しました。

2015.03.11

健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.21~「タコと夏野菜のマリネ」

健康栄養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第21弾は「タコと夏野菜のマリネ」です。     ******************************************************************************************* イタリア料理でも、タコはよく用いられる食材です。マリネにしてオードブルに使ったり、サラダにもします。また、トマトとも相性が良く、トマト煮にも用いられます。今回は夏向きに、少し酸っぱめのさっぱりしたドレッシングです。  健康栄養学科4回生 文 友希 ******************************************************************************************* <材料> ゆでタコ 40g 生わかめ 15g きゅうり 20g 砂糖 1g 酢 8g コンソメ 2g オリーブオイル    1g 塩 0.4g コショウ 少々   <作り方> 1.タコは1cmくらいのぶつ切りにしておきます。 2.生わかめは、サッと洗ってひと口大に切って、絞っておきます。 3.きゅうりは薄く輪切りにし、塩でもみ、柔らかくなったら、水にさらします。 4.3のきゅうりの水気を切り、絞っておきます。 5.調味料をよく混ぜ合わせて、ドレッシングを作ります。 6.すべての材料とドレッシングを和えます。   ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 50kcal たんぱく質 7.0g 脂質 1.4g 食塩 0.9g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。

2015.03.11

平成27年度 畿桜会(同窓会)総会・懇親会のご案内

  畿桜会(きおうかい)は、畿央大学、畿央大学短期大学部、桜井女子短期大学の卒業生のみなさんの同窓会です。 このたび、畿桜会の総会を下記の日程で行うことになりました。   また、総会に引き続いて懇親会を開催。懐かしい先生方や友達、先輩に会えるチャンスです。 お子さま連れでの参加も大歓迎!主婦の方もお気軽にお越しください!   【昨年の総会・懇親会の様子】 「平成26年度畿桜会(同窓会)総会」を開催しました。     申込フォームはこちら   日 時 2015年5月17日(日)      11:00~11:40 同窓会総会      11:40~11:50 記念写真撮影      12:00~14:30 懇親会  会 場 畿央大学 食堂棟      →アクセスはこちら 申込締切 5月12日(火)    ※当日申込も歓迎します。 申込方法 下記①~⑥を明記のうえ、A~Eの方法でご連絡ください。 <必要事項> ① 氏名(及び旧姓)、② 大学・短大の名称、③ 学部・学科、④ 住所、⑤ 電話番号、⑥ 卒業年度 <申込方法> 【A】 上記の申込フォームから 【B】 メールで申込み E-mail:dousoukai@kio.ac.jp 【C】 電話で申込み tel:0745-54-1601 (企画部同窓会事務局) 【D】 FAXでの申込み fax:0745-54-1600 その他 ※食事や会場設営の都合上、事前申込へのご協力をお願い致します。 ※Facebookにもイベント案内ページを作成しています。   同窓会の活性化を目的に、畿桜会では一定人数集まる同窓会開催に補助をしています。詳細はこちらをご覧下さい。

2015.03.10

畿友会(学生自治会)だよりvol.22~畿友会ハンドブック2015、制作快調!

こんにちは☆ 畿友会書記部署長の、きーさんです!   在学生の皆さん、キャンパス歓迎会で配られた冊子「畿友会ハンドブック」を覚えていますか? 新入生に畿友会とその活動を知ってもらう為のこの冊子☆ これを編集するのも書記部の仕事♪ 最新の2015年度版がもうすぐ完成します! ちょっとここで、きーさんが入学した時からの変遷を見てみましょう(^^)    ▲2012年度版☆ きーさんがキャンパス歓迎会で受け取ったのがこれ!    ▲2013年度版からはカラーページが初登場♪         ▲表紙はイラスト部ArTに依頼しました☆   ▲2014年度版では遂に表紙もカラー化!!こちらもイラスト部に依頼♪ ゆるキャラをテーマとした力作!   ▲行事紹介もカラーで活き活きと☆              ▲中扉のイラスト、実は書記部員のしみぼー作!(^^)   そして、現在作成中の2015年度版は、表紙だけでなく中扉のイラストもArTに依頼しています☆ また、大学の様々なイベントを紹介するページでは、どんな写真を使えばよりその楽しさが伝わるか、試行錯誤の毎日です(^ω^)     そして、何と言ってもこのハンドブックの醍醐味は、各クラブ・サークル手作りの紹介ページ!! 冊子を見た新入生の興味を引き、入部してもらう為に様々な趣向を凝らしています☆ このページは白黒仕様ではありますが、毎年個性豊かな作品が私たち書記部員の楽しみにもなっています(笑) ちょっとここで、きーさんの独断と偏見で選んだ数点を紹介してみます!    ▲「キミのゴリラも書いてみよう!!」ゴリラを描くと査定してくれる謎の企画♪(男女バレーボール部)  ▲桃か?うさぎか? 異彩を放つオリジナルキャラクター♪(映画制作部 independent)    ▲スクリーントーンを駆使した大作♪しかも達筆♪(現代視覚文化研究会サークル)    ▲黒ベースのシブいデザイン♪(magicサークル Prestigio)  ▲ノスタルジックな純和風タッチ♪(茶道部)   これらの他にも見どころはいっぱい! 入学予定の皆さん、お楽しみに!! そして、ハンドブックに寄稿してくれたクラブ・サークルにも1部ずつ配布予定☆ また、学支にも閲覧用として毎年置かせて頂いているので、在学生の皆さんも是非見て下さいね☆   P.S. 3月6日(金)は、畿友会の追いコンでした☆ 4回生の先輩方、いよいよ卒業ですね。いろいろお世話になりました!!    

2015.03.09

「NCPR(新生児の蘇生)Bコース」を受講して~助産学専攻科

大学へ向かう道筋も、肌寒い季節から 3月に入って桜の蕾がつき、少し春らしさを感じる季節へとなってきました。   さて、私たち助産学専攻科は2月の国家試験と卒業研究発表会も終え、 3月4日(水)に学内最後のイベントでもある『NCPR(新生児の蘇生:Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation)Bコース』を受講しました。 今回は、学生全員と先生方と一緒に受講しました。     NCPRとは、日本周産期・新生児医学会により「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、新生児の蘇生を新生児科医のみならず、分娩にかかわる産科医、助産師、看護師、さらには医学生・看護学生、救急救命士等にも学んでもらおうというものです。講習会受講後、試験に合格し所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることが出来ます。   1日の流れとして、まず講習を受けた後、実際に人形を使って蘇生法のデモンストレーションを行います。その後、試験を受けて終わりです。     インストラクターによる蘇生時に必要な知識や実践の講座を受け、新生児の緊急時に対応出来る助産師となるためには的確な判断と、現場で迅速に動くことが出来るよう訓練することが大切であることを学びました。 デモンストレーションでは、一つ一つの行動に時間がかかってしまい、次に何をすればいいのか考えている時間がなかったり出生後30秒単位で行動することの難しさを体感しました。 その時の対応によって生まれてくる新生児の生命が左右するという話を聞き、改めて生命の誕生に関わる助産師としての責任感や、チームとして動いていく大切さを感じました。     また、実施のデモンストレーションでは、真剣な眼差しの先生方の姿もみられ、いつまでも勉強し学んでいる姿勢は今後とも見習っていきたいと思いました。   最後にテストを受け全員合格していることを願いながら最後のナース服姿を写真におさめ、1日が終わりました!(緊張感が取れて、いい笑顔☆) 4月から現場で、今回の学びを活かし笑顔を忘れずそれぞれが自分の理想とする助産師になれるように精一杯頑張っていきたいと思います!   助産学専攻科 吉安 生希

2015.03.09

宇陀市連携 子ども元気体操「宇陀うきうきダンス」を宇陀シティマラソンで披露

宇陀市連携、未就学児童向け「宇陀うきうきダンス」をみんなで踊りました!   畿央大学は、2014(平成26)年6月に宇陀市と包括連携協定を締結し、宇陀市が推進する「ウェルネスシティ宇陀市」構想のひとつとして、未就学児童の体力向上をめざし体力測定結果をもとに健康で元気になる「宇陀うきうきダンス」を制作しました。 2015(平成27)年3月8日(日)宇陀市役所一帯で第8回宇陀シティマラソンが開催され、10km、3km、2km、1km(幼児以下と保護者)、1km(小1・2と保護者)のコース別に競い、すべてのコースの表彰式が済んだ後、宇陀市石増教育長および子ども支援課中西課長よりダンス制作の目的や畿央大学学生の紹介があり、正式なお披露目となりました。       学生ダンス制作チームは現代教育学科3回生7名(橋野ひかり、玉城陽子、野口恵未、林花帆、西脇瑛見、得本晴日、青木章吾)が振付・作詞を担当しており、自分たちが作った子ども向けダンスを大勢の観客の前で披露する晴れ舞台です。その横では指導教員(現代教育学科 辰巳先生、理学療法学科 福本先生、松本先生、健康栄養学科 柴田先生、音楽担当 吉田先生)が見守るなか、公式キャラクターウッピー、八ッピーも加わり溌溂とした動きでした。親しみやすい楽曲と振付のためか、観客の中には一緒に踊りだす方もたくさんおられました。       1月22日には宇陀市文化会館かぎろひホールで「宇陀うきうきダンス」のビデオ撮影も行い、DVDに収録され宇陀市の保育所・幼稚園すべてに配付され、また動画チャネルYouTubeからも見られるようにしていただく予定です。 畿央大学プロデュースの宇陀子ども体操「宇陀うきうきダンス」は子どもだけでなく大人も楽しめる楽曲ですので、ぜひ一緒に踊ってください。       【これまでの記事】 宇陀市連携「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクトがスタートしました! 宇陀市連携「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクト、進行中!

2015.03.09

小学校一日見学を実施しました!~現代教育学科

2015年2月26日(木)に小学校一日見学を行いました。 大阪教育大学のご配慮により、平成22年度より同大学附属天王寺小学校でお世話になっています。 今年度の参加者は、115名です。 ご存知のように、教員養成大学である大阪教育大学の附属小学校は、多くの教育実習生の指導をされています。また、教育研究校としても各教科等の指導や教材開発等の研究に積極的に取り組まれ、全国から多くの教員が研修に来られる学校です。 将来、教員を目指す1回生にとっては、先進的な教育や指導の実際を拝見し、多くの知識や技術、教育観を体中で学習できる機会です。 当日はあいにくの雨の朝でしたが、一人の遅刻者もなく8時25分に、出席者全員がオリエンテーションの席についていました。     8時30分から附属小学校の教育実習指導担当の先生による諸注意、変更点等の講話をうかがった後、午前中4時間の授業参観、昼食をはさんで清掃指導の参観、午後2時からは同校副校長である山手隆文先生から将来教員をめざす学生へのご講話を頂くという、学び多い充実した一日となりました。 教師になることを夢見て畿央大学に入学後1年を終えた学生達は、教師を目指す意識をもちつつあります。小学校1日見学でえた学びを近い将来の自分の力に結びつくよう、私たち大学教員も指導に努力していきたいと考えています。   参加した学生のレポートから、見学の感想や学んだことなどを紹介します。 多かったのは学習指導についてです。どの学生も、子ども主体の指導を実感しています。     ●どの教科においても、児童の意見を大切にしているということが感じられた。児童が話し合っているときは、先生は見守るだけ。児童の主張、意見については、クラス全体で考え、比べ、さらに学習のレベルを高めていく。児童の要求にはできる限り応えるなど、まさに授業は先生が進めていくものではなく、子どもたちが主体となって進められていくということが感じられた。   ●学習参観の際、毎時限、特に国語の時間に教師と児童のやりとりの重要性を感じた。なぜならそれは、前回からの続きとして,練習している音読の場面で、児童一人一人が順番に読んでいく中、一人の児童が読み終わる度、教師が何かひとこと言い、それに対しての児童の反応が違ったからである。ある児童の発言に対し、教師がほめると他の児童もほめられようと同じような行動をとったり、自分のアピールをしたりしようと行動をとることが多く見られた。     ●どの教科も先に教師がある程度導いてから考えさせるのではなく、本当に必要最低限のところまでしか先に言わず、児童たちが少し悩み、考えなければならないような状態を多くつくっているなという印象を受けました。また、ちょっとしたことでも取り上げて意見を言わせるという機会も多いなと思いました。間違っていてもいいので、まずは自身をもって自分の意見を堂々と言わせると言うことを大切にしているのだなと感じました。特に算数は、式と答えだけでなくなぜそのような式や答えになったのかがわかるように、図なども書かせ、またその書いたものを正しいものだけでなく間違っているものも説明させて、どこで間違ったのかがはっきりとわかるようにしていたのがすごいなと思いました。   ●児童が楽しめるように、リズムに乗ったり手拍子をして覚えやすくしたり、音読でも間の取り方、ペース、声の大きさがよい児童には、一人一人「上手」「大きい」とほめ、できてない子どもには「おそい」「もう少し」など的確にアドバイスをしていた。算数では、児童が発表する前と後で、「聞いてください」「ありがとう」という言葉のルールを決め、児童の話を聞くことができる環境づくりができていた。また、似ている考え方をしている児童を前に出し、より理解を深めるためにの工夫が多くあった。   子どもたちの様子では、どの学生にも心を開いて接しようする親しみやすさ、元気に遊ぶ時間としっかり学習する時間の切り替えのよさ、先生方のご指導の成果が子どもたちからうかがえることにも着目しています。     ●実習生がぞろぞろと入っていったにも関わらず、児童があまりざわつかず、しっかり先生の話を聞いている、という教室全体の雰囲気に驚きました。1時間目は体育だったので、すぐに移動にも関わらずきちんと列に並んで体育館に移動、しかし体育館に入ると子どもらしい様子で走り回ったり、活動をのびのび楽しんだりする様子から、とてもメリハリのある学級経営を行っているのだろうということを感じました。   ●自分から積極的に関わってきてくれる子や反対に全く自分からは関わってこようとしない子までさまざまですが、どの子も話しかけると嬉しそうに楽しそうにしゃべってくれ、みんながそれぞれいろいろな子に声をかけながらコミュニケーションをとろうとしているのがとてもよく分かりました。授業中も自分一人でわからないことがあれば、隣の子と自分の意見を言い合いながら、なぜそうなるのか理解していってる姿もあり、2年生でこのようなことをしているのに驚きました。   ●先生方にも驚きましたが、子どもたちの表情にも驚きました。休み時間に「先生,先生」と言いながら甘えてきたり遊んでいたりするのに、チャイムが鳴ると「戻らないと」といって席へ戻っていく気持ちの切り替えができていることに感心しました。   先生方と子どもたちの関わりから、教師という職業の大切なポイントに気づいた学生もいます。     ●授業の目標を明確にすることや、教師は答えを教えるのではなく、子どもたちに考えさせ少しずつヒントを出していく、子どもどうしでの意見の交換など、子どもたちとの関わり合いを大切にし、授業は教師と児童のコミュニケーションによって成り立つものだということを改めて学べたように思います。   ●担任の先生は児童に対して礼儀や態度に厳しく、初めは2年生にそこまで厳しく教える必要があるのか、無理があるのではないかと思っていましたが、だんだん授業を受けていると、児童は礼儀正しく、私たちに対する態度もとてもていねいで、2年生とは思えませんでした。しかし、授業以外での担任の先生にはいつも笑顔で児童と楽しく接する姿が見られました。このような切り替えが児童の指導にとても重要だと思いました。   ●3時間目の授業が終わった後、担任の先生がある児童のノートを見せて下さいました。そのノートの初めは四角のマスに収まらない文字やぐちゃぐちゃな図などとてもわかりにくいものでした。しかし、数ヶ月後の今日のページではとてもきれいな文字でまとめられていました、そのことから先生は、児童が1日1日でとても成長することを教えて下さいました。同時に、たった1日の授業で手を抜くだけで、大きな差が生まれてしまうことも教えて下さいました。先生という職業は、子どもの成長に大きく関わることをわかっていたけれど、今回実際に見て感じたことで、より責任感を感じることができました。また、叱り方や褒め方や全員と平等に接することの難しさを感じたので、これからの大学の授業の中でしっかり学んでいきたいと思いました。   ご協力いただきました大阪教育大学附属天王寺小学校の皆様、ありがとうございました。   現代教育学科 教授 西尾 正寛  

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