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2010.09.14
「学習キャンプ2010夏~笑~」を実施しました。
野外活動体験やコミュニケーションゲームなどを通じて社会性や教育について学ぶ1泊2日の「学習キャンプ」が、9月6日(月)~7日(火)に奈良県立野外活動センターで開催されました。このキャンプでは学生自らが実行委員を務めており、夏の企画は4年目を迎え、今回は各学科から1・2回生87名が参加しました。笑顔になれる体験を!との思いから、今回のテーマを“笑”にして、数ヶ月前からスタッフが何度も会議を重ねてきました。この「学習キャンプ」は、企画段階から当日におけるまでの様々な出来事を通じて学ぶことを目的としているので、参加学生やスタッフ学生は共に学び合う同志です。ハプニングもつきものですが、その場の状況やタイミングをいかに見極めて相手や自分を思いやる行動ができるかどうかによって内容や達成感が左右されます。各種のプログラムを通じて自然から学ばせてもらい、お互いを思いやるこころを育て、そしてお互いが笑顔になれる体験を!という想いが、1回目の先輩スタッフから脈々と引き継がれていることを感じるキャンプとなりました。いつもご指導いただいている奈良県立野外活動センター所員の皆様には、今回も多大なご協力をいただき、最後には2日間の思い出映像を編集したDVDまで製作・上映していただきました。 入所式ではまだ緊張している人も? わからないことはスタッフに聞いてね 同センター吉藤先生によるレクリエーション指導 アイスブレーキングで笑顔がこぼれて 座学(野外活動の重要性について) 座学・実技(キャンプファイア指導) さあ、薪を組んでみよう 夕食は食堂で班ごとにいただきます 吉藤先生のリードで大いに盛り上がる クライマックスのキャンプファイア 朝の頭と体を目覚めさせる活動 食材探しのウォークラリー ポイント地点でお題をクリアして次へ 吐山(はやま)の森を皆で散策 竹を使ってバウムクーヘン作り 自炊(炊き込みご飯とロールキャベツ) フィードバックでノートに思いを書く 全員で2日間を振り返って共有 退所式ではセンターからのプレゼント映像も 最後は皆で歌ってお別れ 様々な思いと笑顔に満ちた2日間でした。この経験を今後の学生生活で深めてくれることでしょう。
2010.09.14
大学院生が民間の助成金を獲得!! ~博士後期課程:中野英樹さん~
大学院生の中野英樹さんが、この度、3件の民間の助成金を獲得されました。中野さんは畿央大学理学療法学科の1期生(卒業生)でもあります。 さっそく喜びのコメントをいただきましたので、ご紹介します!! 大学院博士後期課程の中野英樹です。現在は、大阪にある摂南総合病院で理学療法士として働きながら、大学院で研究を行っています。 大学院では、「自己身体の認識と運動」「運動学習の発生機序」について脳機能イメージング機器などを用いて研究を行っています。今回、大学院で研究を行う中で、民間の研究助成に応募し、下記の研究助成に採択されました。 1) 財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 研究助成 2) 財団法人 フランスベッドメディカルホームケア研究・助成財団 研究助成 3) 財団法人 大同生命厚生事業団 地域保健福祉研究助成 偶然とも思える結果は、自分1人の力で生まれるのではなく、その時の環境やチームメイト、対戦相手、監督、応援してくれる友人や家族と自分とがつながり合って初めて生まれるものだと思います。 今回、自分がこのような結果を出せたのも充実した研究環境を提供してくれる畿央大学、大学時代からご指導いただいている森岡先生、いつも深いディスカッションをしてくれる研究室のメンバー、大学院での研究を理解し支えてくれる職場や家族とのつながりがあったからこそだと思います。このような環境、人とのつながりの中で研究ができることにすごく幸せを感じます。 いつもお世話になっている方々に深く感謝いたします。この結果に満足することなく、今後も今の自分に打ち勝つことを目標に次へ次へと頑張っていきたいと考えています。
2010.09.11
生駒市民カレッジ「親子で藍染めに挑戦」 -デザイン 村田ゼミ-
8月28日に、生駒市主催の市民カレッジ「親子で藍染めに挑戦」が開催されました。 このイベントでは、人間環境デザイン学科の村田浩子先生が講師を務められ、本学からもゼミ生をはじめ9人の学生がスタッフとして参加、準備、指導、後片付けに活躍してくれました。 参加者は40人で、会場は熱気にあふれました。 材料にした藍は、4月から生駒市内の植物園フローラムで職員の方の協力を得て育てたものです。 藍の葉に異なる加工を施し「藍の葉のたたき染め」「藍の生葉染め」「藍の葉の煮出し染め」「藍の葉の発酵染め」の4種類の染め方を体験しました。 仕上がった作品は同じ藍の葉を材料にしていたとは思えない異なる色に、参加者の方は大いに驚き興味を持たれたようでした。
2010.09.10
症例検討会 その2 -理学療法学科-
8月30日に引き続き、8月31日も実習発表会を行いました。 実習から戻ってきた4回生が、1回生や2回生、3回生に向けて実習での貴重な経験や実習での苦労話、感動話など経験した4回生にしか伝えることの出来ない数々の出来事をいろいろな形で発表してくれました。 4回生1~4名を含む1、2、3回生合わせて10名程度のグループに分かれ、さらにグループによっては4回生1名に対して2~3名の小さなグループに分け、先輩から臨床実習で学んだ症例のケースレポートから実習での経験話まで細かく発表していました。 下級生たちも先輩の話に真剣に耳を傾け、自分たちが数年後におこなう臨床実習についてたくさんの意見を出していました。先輩方の偉大さを感じとりながら、有意義に過ごすことのできた時間でした。 今回、初めてこのような機会を設けましたが、教員が入る余地もないくらい学生同士が話し合っていて、それぞれの学年がそれぞれ立派に成長してくれていることを教員も感じ取りました。 (さらに…)
2010.09.08
症例検討会 -理学療法学科-
8月30日、総合臨床実習から帰ってきた4回生の症例検討会がありました。 今回は4回生がメインに参加し、自分たちが実習で学んできたことや理学療法評価から治療プログラム、ゴール設定、統合と解釈など、実習を経験した4回生だからこそ・・・のすばらしい発表がありました。また、それに対する疑問や考え方についてのディスカッションも活発に行われました。 この日は、事前に選ばれた13症例について発表および質疑応答がなされ、さまざまな症例についての紹介や、それに対する『理学療法』を学ぶ良い機会となりました。 4回生時に行われる臨床総合実習は、今年度は1期実習が4月12日から6月2日まで、2期実習が6月7日から7月28日まででした。約3ヶ月半という長い期間、実習病院でスーパーバイザーから理学療法の指導を受けました。臨床実習を経験して、知識や技術、さらに人間としてもひと回りもふた回りも大きくなった4回生が元気に帰ってきたのです。 実習病院で関わってくださった先生方をはじめスタッフの方々、そして患者さまやご家族の方々、本当にありがとうございました。 (さらに…)
2010.09.07
畿央大学の充実したプログラムにもとづく子育て支援講習会が終了しました。
60歳以上のシニア向け就業支援プログラム「子育て支援講習会」が、2010(平成22)年8月23日から9月3日までの10日間、畿央大学内の各教室および施設、畿央大学付属幼稚園において行われました。この子育て支援講習会は、社団法人奈良県シルバー人材センター協議会からの受託事業で、奈良県内在住の60歳以上の方々を対象にいつまでも元気に働く意欲をもって社会に貢献していただきたいとの目的のもと、毎年夏に実施しています。子育て支援は、国の重要な施策に位置付けられており、子育て経験豊富なシニアパワーを活かそうという厚生労働省のバックアップもあります。しかし、30~40年前の子育て環境と現在では大きく異なっており、ギャップに戸惑うことのないよう、畿央大学の多彩な専門家グループ総勢20数名が講義と実技の両面からサポートしています。今回も元気なシニアの方30名が参加され、全員がほぼ皆勤でした。 以下、授業の様子を講義テーマと写真でリポートします。 育てに関する政策動向(白石教育学部長) 信頼関係の重要性(三好教授) 子どもの心身の発達(三好教授) 妊婦から幼児までの世話(澤井講師) 子育て支援の現状と背景(大城講師) 絵本でつかもう子どもの心(金子教授・今村) 子どもの病気・障害の捉え方(岡本教授・上田) 子どもを守る(北條講師) 子どもの健康を育む食育(喜多講師) 自然と触れ合う(渡辺教授) 音を合わせて感じる音楽(坂本准教授) 子どもの遊びの世界(柳父教授) 自然物を使ったものづくり(村田准教授) 子どもと楽しむ運動遊び(永渕講師) 作って楽しむ(西尾准教授) 畿央大学付属幼稚園見学 (澤井講師、粕井准教授) 家庭と地域の連携を(廣瀬講師) 10日間よく頑張られました!修了証書授与式 60歳を過ぎて10日間通学し朝10時から夕方4時までびっしり毎日授業を受けるって、ほんとうに大変なことなのです。でもみなさん毎日がドキドキ、わくわくで楽しんで来校されました。そして全く知らない方30名みんながうち溶け合って地域の新しい友達の輪ができました。これこそが大きな財産となって、講習で得た知識・経験とともに社会に役立っていくものと願っています。みなさん、お疲れさまでした、そしてこれからも健康で生き活きと頑張ってください!畿央大学はシニアのみなさまを応援しています。
2010.09.06
学習への意欲につながった「チーム医療ふれあい実習」
理学療法・看護医療・健康栄養学科のコラポレーション科目「チーム医療ふれあい実習」が、去る8月23日から27日の5日間実施されました。 1日目は、学内で実習の目標や課題発表、オリエンテーション等、2日目から3日間は、8施設9病院に分かれて施設実習、最後の1日は、各施設から多数の指導者にご参加いただき、施設ごとの学びを共有する場として実践発表会を行いました。 27日の実践発表会の運営は学生主体で進行し、3日間の学びをどのように表現して伝えたらよいかを考えた資料を作成し、発表にも工夫があり、短時間で精一杯頑張った素晴らしい発表となりました。また、施設でご指導いただいた方々にご同席いただき、自分たちの発表を聞いていただけたことは、学生にとっては何よりの励みと学びの確認の機会となったと思います。 今年は、3回目の実践発表会となりましたが、学生の発表は、実際に体験して分かることのすばらしさや、他の専門職を理解し連携することからよい医療が始まるということを学生自身が実感したということに集約されます。指導者のコメントでは、将来につながる目標ができたこと、医療の現場を具体的にイメージできたことや、同世代以外の人とのコミュニケーションが苦手と言われる学生が、どのように関わったら、その人の生活を支えることになるかを考え、前向きに取り組んでいる姿に涙した、と発言してくださった方もいて、学生は、この実習に一生懸命取り組み、体験を通して多くのことを学び、これから学ぶ専門の学習への意欲につながる実習となりました。 ご指導いただいた実習施設の皆さんの暖かいご指導ご協力に心より感謝申し上げます。
2010.09.03
奈良県立高田高校教育コースの野外活動に参加させていただきました。
本学と高大連携協定を結んでいる奈良県立高田高校の教育コース1年生の人たちが、今年も8月19日(木)・20日(金)に、国立曽爾青少年自然の家で野外活動を行いました。同コースは、小学校教員をはじめ、教員を志す生徒を対象として、平成18年に新設された全国初のコースです。この野外活動に参加し、活動をお手伝いさせていただく取り組みは今年で2年目で、本学からは、2人の教員と7名の教育学部の学生が参加しました。1日目は、教育学部の奥田俊詞講師が、天体観測についての指導を行いました。天候に恵まれ、観測中に流れ星も見ることができ、感動のひとときになりました。2日目は、教育学部の島恒生教授と、本学3回生の井上卓也くんと竹内泰斗くん、2回生の﨑山麻衣子さん、田中亜由美さん、寺田遥香さん、1回生の中川美月さんと藤本奈都美さんの学生7名が、高校生にコミュニケーションゲームの指導を行いました。特に今年は、キャンプ経験の豊かな3回生のリードのもと、2回生を中心に活動の指導を行う展開となりました。というのも、1・2回生は高田高校教育コースの卒業生で、是非とも先輩方の成長を後輩の高校生に見ていただきたいと考えたからです。みんなで7つの活動を分担し合い、アイスブレイク、似顔絵リレーなどを一生懸命に行いました。教員を志望している教育コースの高校生たちだけあって、とても積極的で、和気あいあいの中あっという間の2時間半でした。また、野外活動を得意とする3回生のリードのよさも光りました。高田高校の先生は1・2回生の恩師でもあり、成長をとても喜んでくださいました。高校生みなさんだけでなく、本学の学生たちにとっても、喜びでいっぱいの2日間でした。
2010.09.03
店舗モニターが進化!
人間環境デザイン学科(加藤ゼミ)が実施している葛城地区商工会広域協議会の店舗モニターも今夏で6回目となりました。 7/21(水),7/23(金)と連続して第5回、第6回と行い8月には学生の提案を盛り込んだ報告書を提出することができました。 今回から店舗のモニターだけではなく、企業の商品開発に学生の意見を取り入れるという取り組みが加わり、ますますこの事業の可能性が広がっています。 具体的には5回目にはおからを使ったドーナツの検討、6回目は雪駄(せった・ぞうりの一種)の新しい提案等、学生のさまざまなアイデアが反映されています。
2010.09.02
吉野山でのまちづくり調査が開始されました!!
~三井田プロジェクトゼミ・佐藤プロジェクトゼミ~ 8月19日(金)に、第1回目の吉野山まちづくり調査が行われました。この調査は、吉野山まちづくり協議会という団体からの依頼を受け、三井田先生と佐藤先生、助手の長井先生が中心となって、来年度まで行われるものです。 吉野山は毎年春には桜をみる観光客でにぎわいますが、近年、少子高齢化が問題になり、山の今後の活性化がまちづくりの課題となっています。 今回は一回目ということで、簡単なプレ調査という形になりました。 三井田ゼミでは、建物の外観調査、佐藤ゼミではまちの色調査を行いました。 9月からは、本格的な調査に入ります。 民家の内部の実測調査や、住民へのアンケート・ヒアリング調査も行っていく予定です。 また経過報告しますので、お楽しみに!!