SNS
資料
請求
問合せ

すべての新着情報一覧

すべての新着情報一覧

2025.04.18

2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.2 ~ 人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科では、64名の新入生をお迎えし、4月8日に新入学生研修を実施しました。当日は3回生6名、教員4名が同行しました。人間環境デザイン学科の新入学生研修では、以下の5つを目的に実施しています。   新入学生研修の目的 大学での新たな友達づくり 教員とのふれあい 大学生活へのモチベーションを高める 美しい環境の中ではぐくまれたまちや建築に触れることにより、まちと人々の生活とのつながりを考える 見学やレクリエーションを通して、自身のキャリアを考える 万博記念公園を訪れました! 行き先の大阪 万博記念公園は、1970年日本万国博覧会の跡地に整備された緑豊かな公園です。   国立民族学博物館へ! 最初に訪れたのは国立民族学博物館で、ここでは世界各地の社会や文化に関する様々な展示が行われています。人間環境デザイン学科で学ぶ予定のまちづくりや建築、インテリア、服飾に関連する興味深い展示を楽しむことができました。     「面白い!」「興味深い…」「なぜ?」と感じたことは、スケッチブックに記録しました。友人との視点の違いに触れ、多様な物の見方を学ぶ貴重な機会となりました。       昼食後には、今後の目標や思いを作文にまとめてもらいました。畿央大学に入学した理由や将来の夢、目標、大学生活で挑戦したいことなど、新入生の意気込みが伝わる内容でした。     また同行した3回生の先輩に、大学生生活や履修登録についてアドバイスをもらう場面も見受けられました。人間環境デザイン学科は、ゼミ活動での交流をはじめ、先輩後輩の関わりがとても深い学科です。今後も先輩からのアドバイスを学修の場に存分に活かしてください。   太陽の塔を見学! 午後には太陽の塔の内部を見学しました。「太陽の顔が特徴的な外観は知っているが、中に入ったことはない」という学生が多く、内部に入ると真っ赤な空間に圧倒されました。     しかし、李先生の「よく見るとすべての色が使われているね」という言葉に納得する様子が見受けられました。造形物だけでなく、色使いやその背景にも目を向けることで、物の見方がさらに広がったのではないでしょうか。     見学ルートは階段を何段も登るため、「いったい何階建て…?」という声が聞こえてきましたが、吉永先生から、太陽の塔は2階建ての展示場であることについてのレクチャーを受け、驚いている姿が印象的でした。これから建物の構造や法律について勉強していく中で、この謎が解けていくことでしょう。     1時間の自由行動の後、研修を終了しました。入学式から1週間しか経っていませんが、グループ活動や友人同士で仲良く過ごしている様子が伺えました。また、スケッチブックを片手に研修を楽しむ学びの姿勢はとても頼もしかったです。   先輩や教員とのつながりを大切に、これから充実した大学生生活を過ごしてください。学科教員一同、みなさんの大学生活を精一杯サポートします。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.1 ~ 看護医療学科

2025.04.18

2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました!

看護医療学科の4回生は、5月に奈良県内の4つの地域において、へき地における保健・医療・福祉を体験し、対象者を地域の生活者として全人的にとらえ看護のあり方を探求する「へき地医療体験実習」に参加します。このほど学内実習がスタートし、学生は地域診断や実習計画作成、実習準備に主体的に取り組んでいます。 4月8日は、公益社団法人地域医療振興協会 明日香村国民健康保険診療所医師 武田以知郎先生をお招きし、「地域医療はナースを素敵にする~明日香から愛をこめて~」のテーマで特別講義を受講しました。     武田先生のご紹介   武田先生は自治医科大学をご卒業後、長く、へき地医療に貢献され、2024年に第12回赤ひげ大賞(日本医師会)を受賞された他、数々の受賞歴をお持ちです。 日ごろから村民のかかりつけ医として地域に密着した幅広い診療を提供されるとともに、在宅医療の充実をめざし日々の診療活動を続ける傍ら、地域医療を担う次代の医師の育成のため、医学生や研修医の教育に注力を注いでおれらます。その活動は溝渕雅幸監督の「明日香に生きる」でドキュメンタリーとして映画化され多くの方々の感銘を受ける作品となりました。   特別講義 今回の特別講義では、へき地で展開されている「総合専門診療医」の活動紹介、へき地診療所の看護師の役割(ルーラルナーシング)を学ぶことができました。 武田先生は、「総合専門診療医」は、患者の年齢、訴えや症状による特定分野に着目するのではなく、地域に住むあらゆる年齢、性別の患者の健康問題とそれぞれの患者の家族や生活様式、地域全体をとらえ、解決に向けて治療を行う役割があり、明日香村では、何か困ったら「そうだ、診療所へ行こう」をコンセプトに、町のコンビニエンスストアのような役割を担う場所でありたい、と語られていました。   また、へき地における看護師の役割では、生命維持や疾病の治癒を目的とする「cure(キュア)」と患者に寄り添い、何らかの疾病や傷害を抱えてもQOLを維持・向上させ、身体的のみならず精神的・社会的にも健康を保ち支援することをめざす「care(ケア)」を取り上げ、へき地ナースは、人・家族・地域の生活を包括的に見る力が必要で、実際の事例の紹介から、住民の思い、生活背景などの個別性に合わせ、その人の尊厳を大切に関わる「ナースのプロフェッショナリズム」が発揮できる場であることを語られました。 へき地診療所の看護師は、病院の看護師とは比較できないほど多くの業務を担っていて、診療の補助、患者のケアだけではなく、時には医師の指示の元、調剤補助や服薬指導、物理療法、レントゲン撮影の準備や現像の補助、内視鏡の介助など、薬剤師、理学療法士、診療放射線技師、臨床検査技師等多職種の役割を日常的に担っておられるそうです。また、ケアマネジメント、介護予防、予防接種、健診、健康教育、村内事業の救護班など、行政との連携も日常的にこなして活動されているとのことでした。 このように、対象を全人的に捉えるアセスメント力と多岐にわたる業務をこなす看護師には高いスキルが求められます。   明日香村の診療所は、へき地医療の経験を有する看護師など複数の看護師を確保し、武田先生と思いを共有し、チームワークで業務に当たられています。武田先生は、これからのへき地医療には特定行為研修終了看護師等、高いスキルをもった看護師の活躍が期待されること、実際に日本国内のへき地の中には無医地区もあり、看護師が遠隔医療等ICTを活用した医療提供体制により、地域の健康を支えている、と語られました。 また、専門機関や社会資源へのアクセスが容易ではないへき地では、住民の健康を支えるためには、日常生活の中で健康に関することは気軽に相談できる場が必要で、「暮らしの保健室」や「コミュニティナース」(武田先生もコミュニティナースの研修を受講されたようです)が地域内に存在し、診療所や病院に行くほどではないけれど、ちょっと気になることを生活の中でタイムリーに相談できることの重要性も述べられました。 診療所で待つのではなく、生活の場においてアウトリーチする活動により住民の課題を早期に把握し、タイムリーに医療・介護へつなぐことで、住民の望む暮らしを守ることが地域医療の役割だと語られました。     武田先生の貴重なご講演から、へき地では、生まれてから死ぬまでの医療と看護を、その人の思いと生活に主軸を置き、人と人の関わりの中で丁寧にサポートしていることが学べました。看護師として患者や住民をどう捉えるか、看護の本質はおそらく都市部でも大きな医療機関であっても、在宅看護や介護の現場でも変わらないと考えます。 医療の進化によって専門分野が確立され、多くの専門職が誕生し、人々の健康と生命を守るため日々尽力されています。また、住民や患者の健康状態や病状により受療の場や生活の場も多種多様になりました。そのような時代の中、本日の講演を踏まえ、「へき地医療体験実習」に参加することで、学生が人々の生活と健康をどうとらえ、自身の看護観を培うのか、大変楽しみです。     武田先生には、ご多用の中、本当に貴重なご講演を頂き心から感謝申し上げます。   看護医療学科 准教授 室谷 牧子   関連記事 これまでの「へき地医療体験実習」の取り組みについて

2025.04.15

2025年度 新入学生研修 学科別レポート vol.1 ~ 看護医療学科

看護医療学科18期生に96名の新入学生を迎え、2025年4月8日(火)に、新入学生研修を橿原市商工経済会館にて実施しました。2回生の支援学生にサポートしてもらいながら無事に研修を終えることができました。   研修テーマは「心のふれあい」 本研修のテーマは「心のふれあい」とし、仲間との協力作業を通して、自己への気づき、他者への感謝について体験的に学び、ケアにおいて重要な「する側」と「される側」の信頼関係、および人の心に寄り添うことを考える機会とすることを目的としました。         早速セッションが始まりました! 河野学科長のあいさつの後、早速、セッションⅠが始まりました。支援学生たちが用意してくれたアイスブレイクは「色鉛筆自己紹介」。物静かなゲームかなと思いきや、かなり盛り上がりました。新入学生たちの緊張もほぐれ、よいアイスブレイクになりました。       次のセッションⅡでは、「ペーパータワー競争」を行いました。メンバー同士でA4のコピー用紙を用いてタワーを作成し、グループ間で競い合います。新入学生たちはグループごとに一生懸命話し合い、試行錯誤を行いました。また完成後に撮った写真をもとに、プレゼンテーション大会となりました。それらがチームワークの結晶であるとともに、グループごとに個性があふれていて非常に興味深かったです。       おまちかねのランチタイムです! プレゼンテーションが終わったのがちょうどお昼どき。待ちに待ったランチの時間です。今年度はビュッフェスタイルをとりました。並んで好きなものを取るのも体験の一つ。席について舌鼓を打ちながら、メンバー同士の交流を深めました。今回のビュッフェ、美味しかったとかなりの評判でした。           先輩方からの講話 昼からのセッションⅢでは、まず最も身近な先輩である現2回生のお二人から、学修と日常生活の両立について、学修はもちろん大事ですが、新しい友達や経験も大切に、というメッセージを熱く語ってもらいました。学修に役立つミニ情報も満載で、とても充実したものになりました。   次に、この春に看護師2年目を迎えた13期生の秋山 遥香さんからのお話がありました。看護師経験を経た、最も近い先輩ということになります。学生時代の経験、そして新人看護師としての1年間を振り返っていただきました。     最後に語っていただいたのは7期生の坂本 幸太さんでした。坂本さんは、HCU、ICUでの勤務経験を勤務スケジュールなども含めて具体的に語っていただきました。また、新入学生たちへは充実した学生生活を送るよう熱いエールをいただきました。   スイーツビュッフェを堪能! 先輩たちの語りが終わった後は、スイーツビュッフェで休憩タイム。これもまた、かなりの好評で、学生たちの笑顔がたくさん見られました。 ディスカッションを実施し発表しました! そして、最後のセッションⅣでは、先輩たちの語りもふまえて、「先輩と卒業生の語りを聞いてこれから頑張ろうと思うこと」についてグループでディスカッションを行い、まとめをすべてのグループが発表しました。新入学生らしい、期待とやる気に満ちた発表内容で、教員たちの気持ちも高揚しました。 最後に、ペーパータワー競争の審査発表があり、高さや独創性、プレゼンテーション等の側面から表彰されました。グループの代表に河野学科長からお祝いの言葉と景品が送られました。     ▼ 今回も支援学生のおかげで楽しい研修になりました。   そして、最後に河野学科長から、この研修会の総括とご挨拶をいただき、とてもよい雰囲気で研修会を終了することができました。   担任から新入学生へのメッセージ ● みなさん、ご入学おめでとうございます。 今回の研修ではチームワークと個性の両方を発揮でき、とてもよい大学生活のスタートを切れたと思います。これまでも、そしてこれからもたくさんの方々の支援を得ていくことでしょう。看護の道も一歩から。これからの道のりは困難もあるでしょうけど、支援してくださる方々に感謝しながら、ともに手を取り合って、学びを深め、乗り越えていきましょう。 1組担任 文 鐘聲   ● 皆さま、ご入学おめでとうございます! 研修では、皆さんの生き生きとした表情と、初対面同士とは思えないほどのチームワークに感動しました。この出会いと経験が、これからの看護の学びの土台になることを願っています。共に学び、成長していきましょう。 2組担任 田中 陽子   ● みなさん、ご入学おめでとうございます。 若いっていいですね。みなさんのキラキラした目の輝きが印象的でした。これからも失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしてください。一緒にがんばりましょう。 3組担任 小林 智子   ● みなさん、ご入学おめでとうございます。 これからの学生生活を大いに楽しんで、経験を重ねて自身が目指す看護職になれるように頑張ってください。これからよろしくお願いします。 4組担任 須藤 聖子    

2025.04.15

大阪市西成区における地域在住高齢者の銭湯利用と個人レベルのソーシャル・キャピタルとの関係:介護予防に資する通いの場としての役割の検討~健康科学研究科~

地域在住高齢者の健康に関連する指標としてソーシャル・キャピタル(社会関係資本、以下SCと する)が注目されています。SCは、「人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることができる、『信頼』『規範』『ネットワーク』といった社会組織の特徴」と定義されており、地域在住高齢者の介護予防に資する通いの場においても重要視されています。 しかし、様々な問題から通いの場に参加できない地域在住高齢者も多い現状にあります。そこで本研究は地域に古くから存在し、浴室の家庭化が進む現代までは情報共有の場として社会的機能を担っていたとされる「銭湯」に着目しました。日常的に使用する銭湯が介護予防に資する地域在住高齢者の交流の場の一端を担い、地域在住高齢者における個人レベルのSC強度と関連するかを、本学大学院健康科学研究科客員研究員の仲村渠亮、健康科学研究科の高取克彦教授・松本大輔准教授らは、社会的理由から「銭湯」と繋がりの多い西成区を対象に調査をしました。その結果、日常的に銭湯を多く利用することがSCの構成要素である地域への信頼の高さ、近隣住民との交流の多さと独立して関連していることが明らかとなりました。これらのことから、高齢者サロンなどへの社会参加活動が難しい高齢者に対しては、銭湯が介護予防に資する通いの場となる可能性があることが示唆され、その内容が日本地域理学療法学雑誌に掲載されました。 研究概要 大阪市西成区における高齢者の健康行動と地域資源の活用実態に着目し、特に地域コミュニティの場としての銭湯利用が高齢者の健康維持・増進に関係するSCと関係するかを明らかにすることを目的とした。対面式調査(インタビュー)および定量的調査(体組成測定等)を組み合わせた混合研究法を用いて、銭湯利用者の健康状態、生活行動、社会的交流の特徴を分析した。 研究のポイント 高齢化率・要介護認定率が大阪市内でも最も高い西成区を対象地域として選定。 銭湯利用高齢者を対象に、入浴頻度・利用目的・SC(交流状況等)に関する対面式インタビューを実施。 銭湯は単なる入浴施設としてだけでなく、社会的交流や地域コミュニティ形成の場として機能している実態を確認。 銭湯利用が高齢者の心理的ウェルビーイングや地域参加意識の向上に寄与している可能性を示唆。   本研究の臨床的意義及び今後の展開 地域在住高齢者の健康支援においては、個別的な医療的介入のみならず、日常生活に根差した地域資源の活用が重要な戦略となります。本研究は、銭湯という地域固有の生活資源が、高齢者のSCの維持に寄与しうる可能性を示しました。今後は、他地域への適用可能性の検討や、銭湯をはじめとする地域資源を介した介護予防プログラムの開発、地域包括ケアシステムとの連携強化を視野に入れた実装研究が求められると思います。 謝辞 研究にご協力いただきました対象者の皆様、共同研究者の方々に感謝申し上げます。 論文情報 仲村渠亮,高取克彦,松本大輔:大阪市西成区における地域在住高齢者の銭湯利用と個人レベルのソーシャル・キャピタルとの関係:介護予防に資する通いの場としての役割の検討. 地域理学療法学2024;4(2):79-87.   問合せ先 畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員 仲村渠 亮 教授 高取 克彦 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: k.takatori@kio.ac.jp

2025.04.14

畿友会(学生自治会)だよりvol.106 ~入学式レポート!

ご入学おめでとうございます!!   皆さんこんにちは!畿友会です! 2025年4月2日(水)に、2025年度畿央大学入学式が挙行されました!新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます!!     畿友会では職員の方々と協働して入学式の運営を行いました。新入生のみなさんの晴れ舞台の一助を担うことができ、とても誇らしく思っております!     クラブ・サークル紹介を実施しました! また、入学式終了後および4月3日(木)の2日間にわたり、R棟1階カトレア・なごみにおいて畿友会主催のクラブ・サークル紹介が行われました。畿央大学の様々なクラブやサークルの方々および新入生の方々に参加していただき、大盛況のうちに終了いたしました!参加していただいたみなさんありがとうございました。     2025年度が始まり、みなさんがそれぞれ新たな段階に進まれたことと思います。畿央大学には様々なクラブ・サークル団体がありますので、これを機に新しいスポーツや趣味にもぜひ挑戦してみてくださいね!     様々なことに挑戦して経験を積み、よりよい大学生活を送れますことを切に願っております。改めて新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!     畿友会 広報部 看護医療学科 2回生 吉村 弘貴   Instagram:@kiyukai_kio Twitter:@kiyukai_kio LINE:@kiyukai_kio    ▶畿友会に関連するブログ記事 KIO Smile Blog

2025.04.14

社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」

2025年4月5日(土)、奈良県コンベンションセンターにて開催された「JAPAN VENOUS TALK 2025 」に、畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科の教員・卒業生・在学生が参加しました。 〜 卒業生・在学生が共に参加した日 〜 JAPAN VENOUS TALKは、関西地域の静脈領域を専門とする医師やコメディカルスタッフを中心に、静脈学全般の研究推進と知識普及を目的とした組織です。   奈良の地場産業である靴下産業の復興と、災害時の血栓症予防を目的に「NARAソックス・プロジェクト」に取り組まれている西の京病院 血管外科センター長・今井崇裕先生から、13期生の学生たちにネーミングのご依頼をいただいたことをきっかけに、ご縁が続き今回のセミナーにも参加させていただく運びとなりました。   当日は「Sponsored Seminar」において私、村田 浩子(人間環境デザイン学科 教授)がChairmanを務め、卒業生(17期生)で現在社会人として活躍中の福岡 愛実さんがSpeakerとして登壇しました。   地域と医療とデザインをつなぐNARAソックス・プロジェクト 今回のセミナーでは、「NARAソックス・プロジェクト」のこれまでの歩みと今後の展望をテーマに、西の京病院 血管外科センター長の今井崇裕先生が基調講演をされました。   今井先生は、下肢静脈瘤などの治療に従事されながら、医療と地場産業を融合させた着圧ソックスの開発に力を注いでおられます。   本学もこのプロジェクトに継続的に参画しており、学生たちは靴下のネーミング開発やデザイン提案など、クリエイティブな面から関わっています。 福岡 愛実さん「私とものづくり〜学生時代を振り返って〜」 2人目の登壇者として発表を行ったのは、卒業生であり本プロジェクトに学生時代から関わっていた福岡 愛実さん。着圧ソックスの特徴である、タオル地+ぴったり着圧+サポートから「たぴぽ」というネーミングを提案した中心メンバーの一人でもあります。   当日は、畿央大学の紹介から始まり、ゼミ活動で取り組んだ靴下のネーミングの過程や、卒業研究「香紅~思いのままに~」についての紹介を行いました。     卒業研究の内容は、奈良県月ヶ瀬の特産である烏梅や紅花を使い、蚕の飼育から織物制作までを一貫して行い、草木染めによる着物の制作に挑戦。素材から作品完成までを丁寧に追求する姿勢が、多くの方に感銘を与えました。     発表の後、参加者の方々から「福岡 愛美さんのご講演を拝聴して、福岡さんたちのものづくりにとても感銘を受けました」や「福岡さんのお話は本当に素敵でした」といった温かい反響をいただきました。   ▼ NARAソックス・プロジェクト「たぴぽ」は2022年度グッドデザイン賞に選ばれています!▼ NARAソックス・プロジェクト 学生たちも当日のセミナーに参加! このセミナーには、人間環境デザイン学科の小松 智菜美助教と3回生の学生たちも、福岡さんの発表をサポートする形で参加しました。当日は、アパレルとは異なる医療分野に触れる貴重な機会となりました。   「たぴぽ」は加圧靴下として高い評価を受けているとお伺いした際には、歓声を上げて喜びました。また、実際の医療器具を目にしながら専門家から詳細な説明を受ける中で、新たな視点と多くの学びを得ることができました。 最後に 今回の「JAPAN VENOUS TALK 2025」への参加は、大学の学びが社会とどのようにつながり、広がっていくのかを実感できる貴重な経験となりました。卒業生が社会で活躍する姿は、在学生にとって大きな刺激となり、学び続ける意欲を高める機会ともなりました。   今後も村田ゼミでは、「人・環境・ものづくり」の視点から、社会に貢献できる活動を目指していきたいと考えています。   人間環境デザイン学科 教授 村田 浩子 関連記事 ▼「NARAソックス・プロジェクト」について 「NARAソックス・プロジェクト」成果を発表!~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 「NARAソックス・プロジェクト」に参加!~人間環境デザイン学科   ▼ 人間環境デザイン学科について 人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ報告会を開催しました 人間環境デザイン学科卒業研究展示会 ~ 人間環境デザイン学科 卒業研究展示会、作品集 編集の様子を紹介します~ 人間環境デザイン学科 令和6年度卒業研究講評会を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 プロジェクトゼミ 御所まち旧和光ビル跡地活用提案 ~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 前川ゼミ 吉永ゼミ 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科

2025.04.14

第23回畿央祭実行委員 Blog Vol.1~実行委員、いよいよ募集開始!

第23回畿央祭開催決定! テーマは「緒~いとぐち〜」   畿央大学の皆さん、こんにちは! そして新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!   2025年度の畿央祭Blogが本日から、畿央祭までの半年間更新されるので、どうぞお楽しみに!     開催日程は10月25日(土)、10月26日(日)の2日間です! そして、第23回畿央祭のテーマ「緒~いとぐち〜」には、「つながり」と「はじまり」の意味が込められています! 畿央生と来場者が畿央祭を通じて繋がり、すべての人が楽しめるイベントにしたいという思い、そして「畿央祭に関わる皆さんにとって新たな人生の可能性を見つけるきっかけや分岐点になってほしい」との願いを込めて決定しました!   イメージデザインの藤の花には「優しさ」「歓迎」といった花言葉があります! 風に揺れる藤の姿が、まるで誰かをやさしく招き入れるように見えることから、「歓迎」などの意味が込められたと言われています! 今回のポスターには、「訪れるすべての人をあたたかく迎え入れたい」という想いや、「仲間とのつながりを大切に、共に支え合いながら過ごしていきたい」という願いを込めて、藤の花を背景に選びました!   畿央祭は、学科や学年を問わず、5つの部署に分かれた実行委員が企画から当日の運営までを担っています! 毎年、1・2回生のうち5人に1人以上の200人をこえる実行委員がそれぞれの役割で活躍しています!   昨年の実行委員の皆さんです↓↓   畿央祭は、1回生にとっては初めての、そして2回生にとっては最後の実行委員として関われる特別なチャンス! 「ちょっと気になる」「話だけでも聞いてみようかな」そんな方も大歓迎です! 準備の時間も、畿央祭当日も、きっと忘れられない思い出になるはず! 仲間と力を合わせて、一緒にひとつの大きなものをつくりあげる青春は、今しかできません! "何かに打ち込みたい” "新しい自分に出会いたい”そんなあなたを、畿央祭は待っています!   4月22・23・24日の3日間で、畿央祭実行委員の説明会も始まります!   ぜひお友達を誘って、皆さんで濃い思い出を作りませんか? 一緒に最高の学園祭をつくりましょう!   今年度は昨年度の先輩方の想いをしっかりと受け継ぎ、さらにパワーアップした畿央祭をお届けできるよう、幹部一同心をひとつにして取り組んでまいります! 今年もどうぞよろしくお願いいたします! 第23回 畿央祭 副実行委員長 統括 学内部署担当 健康栄養学科 2回生 阪口 真美   過去の畿央祭ブログはこちら

2025.04.11

令和7年度入学式を行いました。

2025(令和6)年4月2日(水)、健康科学部314名、教育学部178名、健康科学研究科33名(修士課程19名、博士後期課程12名)、教育学研究科修士課程2名、助産学専攻科10名、臨床細胞学別科8名、あわせて555名の新しい畿央生が誕生しました。 学部は午前10時から、大学院・専攻科・別科は午後3時からと2部にわけて入学式を行いました。     午前の学部生入学式は冬木記念ホールに全5学科の新入生が集まり、保護者の皆様はその様子を中継会場から視聴・参加する形で行われました。               冬木正彦学長が学科ごとに入学許可を行い、つづく学長式辞では、”建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を大切にしながら充実した4年間を過ごしてほしい”という激励のメッセージがありました。         新入学生代表として現代教育学科1回生 高橋愛未さんから入学生宣誓が、在学生代表として健康栄養学科3回生有馬実優さんから歓迎のことばがありました。       続いて畿央大学の学歌をアカペラ部「#ADVANCE」の学生が紹介し、閉式となりました。       式典後は、冬木記念ホールで新入生へオリエンテーションを、また保護者に対しては、各教室にて各学科の教員から挨拶をさせていただきました。     当日は桜も開花し、晴天に恵まれ、あたたかい一日となりました。オリエンテーション後は、恒例の記念撮影、続いてクラブ・サークル紹介ブースに多くの新入生と保護者が訪れていました。                         午後3時からは大学院健康科学研究科、教育学研究科、助産学専攻科および臨床細胞学別科の入学式が冬木記念ホールにて行なわれました。入学許可の後、学長、研究科長・専攻科長・別科長から祝辞をいただきました。     新入生の皆さん、入学おめでとうございます! 畿央大学で充実した時間が過ごせるよう、教職員一同全力でサポートしていきます。

2025.04.09

“奈良県産食材”使用「万博BENTO」を大阪関西万博会場で販売します!~ヘルスチーム菜良

“奈良県産食材”使用「万博BENTO」を 4月19日(土)、20日(日)、26日(土)万博会場内関西パビリオンにて販売!   奈良県、奈良うまいものの会、和食井の上と奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大阪・関西万博で日本の弁当文化を世界に発信するため、奈良県産食材や郷土料理を使用した「万博BENTO」を開発しました。本弁当は、大和野菜、大和肉鶏、大和ポーク、三輪そうめん、日本酒などの奈良県特産の食材や茶飯、芋ぼたなどの郷土料理を通して、「奈良にうまいものあり」を日本の弁当文化とともに世界に紹介することをめざしています。学生が考案したレシピを和食井の上のオーナーシェフ井上昇さんと1年かけて何度も試作を重ねながら商品化しました。 令和7年(2025年)3月22日(土)奈良クラフトEXPOでのプレ販売を経て、4月19日(土)、20日(日)、26日(土)万博会場内関西パビリオンにて販売します。大阪関西万博にお越しの際は是非お立ち寄りくだい。   販売日時 2025年4月19日(土)、20日(日)、26日(土) 場  所 万博会場内関西パビリオン 販売価格 1個1,000円(税込) 販売内容 ~万博BENTO~ ・ほうじ茶香るおにぎり(畿央大学考案) ・ふくさ焼き(畿央大学考案) ・豚肉とカブの柿の葉寿司 ・鶏肉と大和丸なすの生姜焼き ・れんこんカレー餃子 ・パリパリ酒粕ポテトサラダ ・奈良和え ・芋ぼた 関連リンク 大阪関西万博 奈良県公式ホームページ 万博BENTO   問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原  潤子 Tel: 0745-54-1601   Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp

2025.04.09

プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター

畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 4月13日(日)13:30~15:30 ② 6月29日(日)13:30~15:30 ③ 8月16日(土)13:30~15:30 ④ 10月26日(日)13:30~15:30 ⑤ 12月21日(日)13:30~15:30 ⑥ 2025年2月11日(水・祝)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります)   申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装   畿央大学マタニティクラスリーフレット お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp

1 5 6 7 8 9 711