2020年のすべての新着情報一覧
2020.11.12
昼休みに先輩と交流できる「クラブ・サークルと繋がろう」開催!~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.71
新入生のために、先輩学生がクラブ・サークルの魅力を直接PR! こんばんは、学生自治会「畿友会」です!1回生の皆さん、気になるクラブ・サークルの見学には行きましたか?現在多くの団体が活動を再開していますが、タイミングが合わずにうまく情報をキャッチできていない1回生も多くいることと思います。今回は対面によるブース形式で、直接クラブ・サークルに所属している先輩から話が聞ける「クラブ・サークルと繋がろう」を開催することとなりました! ▼このあたりに各団体ごとにブースを設置予定! 畿央生はクラブ・サークルをはじめとした課外活動への関心が高く、例年1回生の加入率が約80%と高いことも特徴の一つとなっています。学科・学年をこえた繋がりも一気に増えていきますので、ぜひこの機会にクラブ・サークルの雰囲気や様子を聞いてみませんか?ご参加お待ちしています! 【日程】 11/16(月)~20(金)の昼休み 12:20~12:50 ※5日間開催しますので、都合の良いときに自由に参加してください。 ※興味のあるクラブ・サークルの話だけ聞くこともできます。 【場所】 ①サンクンガーデン(正門入って左) ②ホール1階廊下(正門の坂を上がって左) 【参加団体】21団体 【注意事項】 ・必ずマスク着用の上、参加してください。 ・参加日2週間前からの健康管理チェックとCEASへの記録ができている人、且つ発熱等の体調不良がなかった人のみ参加してください。 ・上記に加え、当日は参加直前の検温を実施します。検温場所を2か所(正門左、ホール1階入口前)設置していますので、必ずその場所で検温してから参加してください。37.5℃以上もしくは平熱より1℃以上高い場合、参加できません。 ・実施場所での食事はできません(水分補給は除く)。 畿友会運営委員会 後援:新入生応援プロジェクト
2020.11.11
教員紹介「ムース先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.70
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は現代教育学科のムース先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 Randy Muth(ランディ ムース)現代教育学科 准教授 担当科目:英語A、オーラルコミュニケーション、特級英語、異文化コミュニケーション論、英米文化と社会 研究分野は言語文化学です。言語に関連する幅広い研究、例えば文学、言語取得、外国語学習法、文化思潮などを取り扱っています。最近、言語とアイデンティティの関係について様々な研究を行っており、外国語の取得により新しく構築するアイデンティティについて特に興味を持っています。また、CLIL (Content Language Integrated Learning) 内容言語統合型学習法という第二言語学習法、要するに言語と内容を並行して学習することについても研究を行っています。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 「やればできる」という表現をとても気に入っています。 人生の中で、様々な挑戦を直面するにあたって緊張したり、自信をなくしたりする時に「やればできる!」と思ったら、大体の目的を達成することができると思います。 【3】趣味・特技など 最近、歴史的な人物の自伝を読むことにハマっています。人の自伝を読むことで、何故その人が現代に至るまで話題になる功績を残せたか、またその偉大さを生み出した家庭環境や背景が何なのかを知り、人生の秘訣に気づくことがよくあります。面白いことに、こういう自伝を読めば読むほど、その偉大と思われる人物像は、一般的に美化されているものであることがわかります。最近、野口米次郎の自伝に感動しました。野口米次郎は、西洋の文学界に松尾芭蕉の俳句論を導入した、長期間アメリカに滞在していた明治文学の人物です(Wikipedia)。是非読んで見てくださいね。 子供の頃から大学まで野球をしており、日本に来てからは熱烈な阪神ファンになりました。国はスペインがとても好きで、何回も行ったことがあり、スペイン語もちょっと話せます。 唯一の特技は人の名前を覚えることです。しかし、年とともにそれはだんだん特技ではなくなってきているかもしれません。上で紹介したことに興味がなくても、大体の話には合わせられると思いますので是非声をかけてください! 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 畿央生は”やさしさを「チカラ」に変える。”という本学のモットーを体現していると自信をもって言えます。挨拶、謙虚な態度、助け合い意識や積極的に頑張ることを重視する大学の風土がしっかり根付いているので、学生は入学して自然にそれらを身につけることができると思います。毎朝大学に来て学生と話せることは、とても楽しみです。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! We should take nothing for granted. Every moment of everyday is a new opportunity to learn and develop. Everyone is a student and everyone is a teacher. University is a place where these values should be fomented and nurtured. I am extremely fortunate to be able to share this space with such outstanding students and teachers alike. 教員実績
2020.11.11
痛みが予測通りに回復しない症例の特徴~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター
「痛み」という症状は、ひとによって回復度合いにバラつきがあり、症状が悪化する場合もあることが報告されています。畿央大学大学院博士後期課程の重藤 隼人氏と森岡 周教授らは、病院やクリニックに通われている筋骨格系の痛みを有する患者を対象に“痛み回復予測モデル”を作成し、「中枢性感作症候群の改善度」が痛みのリハビリテーション予後を悪くすることを明らかにしました。この研究成果は、Pain Research and Management誌(Central Sensitivity Is Associated with Poor Recovery of Pain: Prediction, Cluster, and Decision Tree Analyses)に掲載されています。 研究概要 中枢性感作は、心理的因子とともに痛みを修飾する1つの因子であることが報告されています。しかし、心理的因子と痛みとの関係に中枢性感作が媒介して関与するかどうかは明らかにされていませんでした。本研究では、痛み回復予測モデルを作成し、痛み回復予測値と実測値に基づいた階層的クラスター分析を用いて、①痛みが悪化するグループ、②痛みが予測よりも回復しないグループ、③痛みが予測よりも回復するグループに分類しました。そして、多重比較および決定木分析を用いて、痛みの回復予測に適合する症例と適合しない症例に影響する要因を検証しました。その結果、痛みが予測通りに回復しないグループの特徴として、「中枢性感作症候群の改善度」が抽出されました。 本研究のポイント ■ 痛み回復予測値と実測値に基づいたクラスター分析から、①痛みが悪化するグループ、②痛みが予測よりも回復しないグループ、③痛みが予測よりも回復するグループに分類されました。 ■ 痛みが予測通りに回復しないグループの特徴として、中枢性感作症候群の改善度が抽出されました。 研究内容 入院・外来受診患者を対象に、中枢性感作の評価としてCentral Sensitization Inventory (CSI-9)、疼痛評価としてShort-form McGill Pain Questionnaire-2 (SFMPQ-2)、認知情動因子としてPain Catastrophizing Scale-4 (PCS-4:破局的思考)、Hospital Anxiety and Depression Scale (HADS不安、抑うつ)を評価しました。1-2カ月後の再評価が可能であった患者の結果を用いて、段階的な統計解析を行いました。 <段階的な解析手順> 1.痛みの改善がみられた対象者を抽出する。 2.痛みの改善がみられた対象者のスコアに基づいて、回帰式を作成する(痛み回復モデル)。 痛みの変化量 = −0.52×痛みの初期スコア − 3.34 3.痛み回復モデルから痛み回復の予測値と実測値を算出する。 4.痛み回復の予測値と実測値に基づいた階層的クラスター分析を実施する(図1) 5.クラスター分析で分類したサブグループについて、各変数の多重比較を行う。 6.各変数の変化量の関連性に着目して、相関分析を行う。 7.痛み回復モデルに適合するグループと適合しないグループの特徴を抽出するために決定木分析を行う。 図1:従属変数をクラスター番号,独立変数を痛み関連因子とした決定木分析 クラスター 1:痛みが悪化するクラスター クラスター 2:痛みが予測より回復しないクラスター クラスター 3:痛みが予測より大きく回復するクラスター 決定木分析の結果、各クラスターに分類に関する予測変数として、中枢性感作症候群初期スコアと中枢性感作症候群スコア変化量が抽出されました。特に、中枢性感作症候群スコア変化量は、全てのクラスター分類に関する予測変数として抽出されました。つまり、痛みが予測通りに回復するかどうかに中枢性感作症候群の変化が関連することが示唆されました。 本研究の意義および今後の展開 本研究成果は、従来の研究で報告されていた初期の認知・情動因子および中枢性感作症候群の状態のみならず、中枢性感作症候群の変化が痛みの回復に影響することを示唆するものです。そのため、今後は中枢性感作症候群をはじめとした、痛み関連因子の変化量と合わせて痛みの変化も検討していくことで、サブタイプ分類を行いサブタイプに応じたハイブリッドアプローチを提唱する臨床研究を進めていく予定です。 論文情報 Shigetoh H, Koga M, Tanaka Y, Morioka S Central Sensitivity Is Associated with Poor Recovery of Pain: Prediction, Cluster, and Decision Tree Analyses Pain Research and Management 2020 問い合わせ先 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 重藤隼人 E-mail: hayato.pt1121@gmail.com 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 教授 森岡 周 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp
2020.11.11
軟式野球部紹介~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.69
こんにちは!畿友会です。1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”の一環として、大学やクラブ・サークル、課外活動のことなどを随時紹介していきます。 今回紹介するのは、軟式野球部です! ○活動頻度・時間 週2回 水曜日 15時〜18時、土曜日 13時〜16時 ○活動場所 畿央大学 第2キャンパス ○クラブメンバーからのメッセージ 毎年6月と9月に2回リーグ戦があり、勝ち残ると全国大会に出場できます!野球を少しでもやりたいと思ってる人は絶対に入るべきです! 部員、マネージャー共にたくさん募集しているので、是非!体験、見学に来てください!待っています! ▶軟式野球部が写っている「1分でわかる畿央大学」ムービー どんなクラブ・サークルがあるの?クラブ編 後編|1分でわかる畿央大学#57 ▶軟式野球部に関連するブログ記事 KIO Smile Blog
2020.11.09
教員紹介「岡先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.67
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は看護医療学科の岡先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 岡 いくよ(おか いくよ) 看護医療学科 准教授 看護医療学科で母性看護学を担当しています。母性看護学というのは、妊娠、出産など親になる過程に寄り添うことを中心に、女性の生涯にわたる健康について看護が必要な状況とその支援などを学んでいきます。助産師をめざされる方はさらに深くこの科目を追求していくことになり、助産師進学の必須科目でもあります。2回生前期科目から3回生の実習、4回生のゼミ、国家試験に向けての授業を担当しています。ゼミには助産師に進学を考えている人もいて、一緒に受験に向けた学修にも取り組みます。また、全学で取り組まれている生命倫理という講義もオムニバスで担当していますので、学部の違うみなさんにもお目にかかれる機会があり楽しみにしています。 私自身、助産師として長く地域での妊娠、出産、産後1年に渡る時期の育児支援活動を行ってきました。現在も奈良、大阪、京都の三地域で、マタニティクラスやベビークラス、パパと赤ちゃんのクラスなどに取り組み、3回生の実習では学生さんにも一緒に参加してもらっています。 研究活動も同様に、現在産育が抱えている課題に取り組み、歴史的な産育の知見をくみ取るための、民俗学的な産屋をめぐる調査や現代の妊産婦さんやその家族の調査などを通して、社会学的視点を援用しつつ研究を進めています。また「赤ちゃんのみかた」というテーマで『月刊母の友』という絵本の出版社『福音館書店』さんの雑誌にもその活動の一端を連載させていただいています。 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 自由な発想をされる学生さんの話を聴くのが大好きです。固定観念に捉われずに自分もまだまだ進化していることを信じて、自分の可能性を閉ざさないよう若い人から刺激をいただきたいと考えています(学生の皆さんからの色々なアドバイスはうれしいです)。好きな言葉というか、悩んだ時にいつも立ち返る本は、「老子」と「易経」です。中国思想を深く学んだわけではありませんが、読むととても励まされるんです。 【3】趣味・特技など からだを動かすことが大好きです。特にラテン系の音楽に合わせて踊るのが好きで、サルサも大好きです!そのせいでしょうか、スペイン、ペルーが好きです。海外では何一つ言葉は話せなくても、苦になりません。鉄道の旅が好きで、ドーバー海峡を鉄道で渡り、キングス・クロスまで行ったこともあります。ペルーでもチチカカ湖からクスコまで鉄道旅を楽しみました。海外では現地の市場を巡り、美味しそうなものを発見し、生活の場を眺め、子どもたちの姿を見るのが楽しみです。 ▼ユーロスターでブリュッセルからロンドンへ ▲チチカカ湖ウロ族でお産の話を聞く(身振り手振り) また、赤ちゃんが成長すること、野菜が育つ様子など若い力が伸びていく姿を見ていることが好きです。それに関連しているのか、農作物が傍にある生活に憧れて、蔵や土間があって、竈(かまど)が5つもある古民家に間借りして住みつき、畑をしています。 古い家で、自由に勝手に改装していいと言われていますが、なかなか追いつきません。私の好きなことに共通しているのは「素朴なこと」と言えるかもしれませんね。 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 学生さんはみなさん素直で、男女を問わずかわいくてふんわりしているという印象です。学年が違っても誰に対してもみなさん親切に接していらっしゃる場面をよくみかけます。また、人のために何かをしたいという志を持って入学してこられたということが素敵だな、やさしいなーと思っています。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 10歳台後半から20歳代前半の時期は知的な好奇心を伸ばすのにとても適した時期なのだろうなーといつも羨望の眼差しで若い人をみつめています。若い時のパワーは素敵です。何となく気になること、社会に感じた疑問や違和感を大切に温めながら、多くの事象に関心を向け、沢山のことを発見してください。今の限られた時間の中でも身の回りのさまざまな出会いを楽しんでくださいね。それは人だけでなく、本、趣味、自然、建物、芸術、運動など色々だと思います。1回生のみなさんの授業の機会はまだありませんが、2回生からの講義を楽しみにしております。学内で私を見かけたらどうぞ気軽にお声がけください。 教員実績
2020.11.09
教員紹介「永澤先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.68
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は健康栄養学科の永澤先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 永澤 健(ながさわ たけし)健康栄養学科 教授 研究分野は運動生理学とスポーツ栄養学です。運動生理学分野では筋肉を伸ばすストレッチ運動の新しい健康増進効果について研究しています。ストレッチ運動の血糖値を低下させる作用や血管を柔らかくする作用を調べています。スポーツ栄養学分野では、激しいトレーニング後に何を食べれば疲労回復につながるのか、酸化ストレスの観点から研究しています。 担当科目は、健康栄養学科の「運動生理学」と「スポーツ栄養学」です。日常生活で行う運動、スポーツや食事について科学的な視点を持つ楽しさを伝えることを目標にしています。運動生理学では、運動やスポーツをしている時の体の仕組みや健康づくり運動の効果などついて講義と実験を通して学び、スポーツ栄養学はスポーツしている人が何をどれだけいつ食べればよいのかについて理論的に学びます。私の担当科目は2回生以降に始まります。授業でみなさんとお会いするのを楽しみにしています。 ▲運動生理学の実験風景 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 人に負けない自分の得意なことをみつけて、継続して取り組むことが大切だと思っています。 【3】趣味・特技など 音楽鑑賞(色々なジャンルも好きですが、洋楽はブルーノ・マーズ、デュア・リパなど、ハードロックも好きです。最近のJ-POPのヒット曲、Official髭男dismやYOASOBIなども聞きます。) 旅行(以前沖縄に住んでいました。オススメのカフェや沖縄そば屋さんなど紹介できます。) ▲沖縄の海 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? 畿央の良いところは、アットホームな雰囲気です。キャンパスに帰ってくると気持ちが落ち着く、そんな大学だと感じています。健康栄養学科も試験やレポートは大変ですが、自然と学生同士が互いに協力して、教え合い、勉強に取り組む校風があります。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 本気で取り組むことができる目標を見つけて、それに向けて挑戦しましょう! スポーツ栄養学に興味を持ったら、気軽に研究室へ話に来てください。健康栄養学科以外の学生も歓迎します。 教員実績
2020.11.09
認知症ケアサークル「畿央大学Orange Project®」2020年活動レポート!
やさしさを「チカラ」に変えるOrange Project®! Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体で、“認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体です。2020年には、ロゴやマークが商標登録されました。 ■認知症になっても安心してくらせるまちづくりに取り組む Orange Project(YouTube) 畿央大学の卒業生たちは2019年から、在学中に熊本大学・熊本保健大学・崇城大学と共に、Orange Project®(認知症支援プロジェクト)に参画し、認知症になってもやさしい町づくりなどに、学生主体に取り組み始めました。そして「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に2019年9月にサークルとして発足しています。 昨年までに認知症カフェのサポート、認知症啓発のRUN伴や認知症サポーター養成講座のサポートを行ってきました。現在は、前期からオンラインでのみ活動を再開していますが、本日はその活動の一部を紹介いたします。 その1 大雨による熊本災害支援(支援物資提供の支援) 2020年7月豪雨、日本各地に大雨が降りました。取り分け、九州南部を襲った豪雨によって、熊本県の球磨川をはじめ多くの河川が氾濫し、近隣の地域では水害の被害を被りました。 畿央大学OrangeProject®の有志で募金を声掛けし、マスクと消毒用のエタノール等を購入しました。そして、熊本大学のOrange Project®代表顧問の安武准教授を通じて、現地に届けました。物資、OrangeProject®のOGの保健師さんを介して湯前町や人吉地区などに送られました。 ▼熊本大学 代表顧問の安武綾先生からのお礼の写真メール COVID-19(コロナウイルス感染拡大)のために、Orenge Project®の活動が思うようには進められていない状況の中ですが、ヒトの輪を大切に活動を続けていきます。 看護医療学科 准教授 上仲久 その2 オレプロ役員会議(2020年7月8日 zoom会議) 2020年7月8日(水)には、これからのOrangeProject®の運営の在り方について、学部生や大学院生の学生役員メンバーと各大学の顧問教員とでzoomで合同ミーティングを行いました。 ▼オレプロ学生役員によるZoom会議の様子 特に、2020年12月13日(日)に実施予定のOrangeProject®の開催記念式典の進行について、学生が中心となり意見交換していました。また、今後の活動について各大学の学生役員と意見交換を行っています。本学の参加者は、3回生の冨松里帆さん、東條真納美さん、小山美咲さんと2回生の浜田みゆきの4人です。 そして、「みんなで創るオレンジの輪プロジェクト」の公開動画を作成し、2020年9月25日(金)に公開となりました。動画のなかに、本学看護医療学科2回生の浜田みゆきさんが取材に回答している場面(5:26頃~)があります。 看護医療学科2回生 浜田みゆき その3 認知症の理解のための介護家族へのzoomインタビュー(2020年10月11日) ▲当事者の方やお母様を介護する娘さんと2回生のzoomでのインタビュー (以下、公開についてはご家族の同意を得ています) 今回の対談の大きな目的は認知症の当事者のご家族からお話を聴き、認知症に対する知識を深めることでした。若年性認知症当事者の平井正明さんが、コーディネートや対談中のサポートをしてくださいました。 話された内容としては、認知症と診断されるまで、診断されてからの当事者の方の症状・様子の変化やコミュニケーションの取り方などを教えてくださいました。特に印象に残っていることは「認知症とは症状の総称であり、実際同じ症状の人はいなく、その人の個性が出る」ということや「私たちが常識だと思っている行動がとれなくなってしまうとき、怒るのではなく“発想が豊かだな”とポジティブに捉えることが大切」ということです。コミュニケーションの取り方では「覚えている?」と聴くことは“忘れてしまう”という症状に対して不安などを与えてしまい「昔こんなことがあったよね、私はとても嬉しかったんだよ」などと言葉を変えることで“周囲が覚えてくれている”という安心感につながるということも新しく知ることができました。 対談を通して私たちのコミュニケーションの取り方、捉え方ひとつで当事者のかたの心情や見方が変化するのだと学ぶことが出来ました。平井さんは、後期授業でも「老年看護学援助論Ⅰ」の講義をしていただくので楽しみにしています。 看護医療学科2回生 白川桃子・浜田みゆき その4 多世代まちづくりプロジェクト2020に応募 NPO認知症フレンドシップクラブが主催する、”多世代まちづくりプロジェクト2020”の学生参加者公募に本学からもオレプロの2回生メンバーが中心になりエントリーしました。このコンペティションは認知症の啓発活動など、次世代を担う高校生・大学生対象に公募したもので、今年で3回目になります。 畿央大学からのエントリーした演題名は「絵本・紙芝居で子どもから社会へつなげよう」(代表 看護医療学科2回生 浜田みゆき)で、書類審査を通過し二次選考に選出されました。二次選考は、2020年11月21日(土)の午後からで、zoom上で5分間のプレゼンテーションをした結果、参加者からの投票で審査されます。皆さんも以下のリンクから参加登録をして(参加無料)、畿央大学を応援してくださいね。 ■多世代まちづくりproject このように「認知症にやさしい町づくり」に向けて、オレンジプロジェクトのメンバーは地道に活動しています。学年や学科を超えたつながり、国境や大学間の垣根を超えた活動はこれからの次世代を担う学生の皆さんの力に左右されます。現在は、看護医療学科の学生のみの活動ですが、教育学部や理学療法学科、健康栄養学科・人間環境デザイン学科の皆さんとも協力して今後は活動の幅を広げていきたいと思います。ぜひ、みなさんのサークル参加をお待ちしています。 連絡先 看護医療学科3回生 小柳明梨 b8579384@kio.ac.jp 看護医療学科2回生 浜田みゆき b9619852@kio.ac.jp 看護医療学科 准教授 上仲 久 h.uenaka@kio.ac.jp 看護医療学科 教授 山崎尚美 ▶オレンジプロジェクトに関連するブログ記事 KIO Smile Blog
2020.11.05
教員紹介「小松先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.65
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。後期からは1回生クラス担任以外の先生方もご紹介します。今回は人間環境デザイン学科の小松先生です! 【1】氏名および研究分野・担当科目 小松 智菜美(こまつちなみ) 人間環境デザイン学科 助手 普段は先生方の授業のお手伝いや、授業の準備をしています。景観まちづくり演習、アパレル材料学実験、2・3回生のプロジェクトゼミでは、授業に参加して先生方のサポートをしています。 2組担任の村田先生と一緒に、被服学・生活科学に関する研究も進めています。私は畿央大学の11期生で、卒業研究では広陵町や大和高田で盛んに栽培されている綿についての研究を行いました。綿は途切れることなく永遠に糸を紡ぐことができるのが特徴です。その特徴を生かし、クンスト編みと呼ばれる特殊な編み物の技法でウエディングドレスを制作しました。綿の特徴を生かして想いを込めたウエディングドレスは、実際に兄の結婚式でお嫁さんに着てもらったのも良い思い出です。 ▼卒業式当日、村田先生と ▼卒業制作 ※画像をクリックで卒業制作ギャラリーへ 【2】モットーや好きな言葉、大切にしていること 大切にしていることは、毎日丁寧に暮らすことです。特に片付けや整理整頓をきっちりすることを心がけています。これは学生時代に村田先生のアパレル構成実習の授業で、“後片付けまでが授業”と学んだことがきっかけです。自分の使った場所を整理整頓して一日を終えることができれば、次の日もとても気持ちよくスタートできます。 【3】趣味・特技など ディズニーが好きでよく遊びに行きます。特にディズニーシーの建物やキャラクターが好きです。今年はなかなか気軽に遊びに行けませんが、動画をみてディズニーに行った気分になっています。D棟の共同研究室からディズニーの音楽が聞こえてきたら、犯人は私です…(笑) ▲写真左:夜のディズニーシーは雰囲気があって好きです。 写真右:ホテルミラコスタに宿泊したときの景色です。 【4】先生から見た畿央大学(または所属学科)や畿央生の印象は? デザイン学科の先生は常にワクワクした気持ちを持っている先生ばかりです。皆さんからどんな素敵な作品が生まれるのか、どんな面白いアイディアが出てくるのか、そして皆さんと一緒にどんなものが作れるのかとても楽しみにしています。“楽しんで勉強する”ということを、一番近くにいる先生方から学ぶことが出来ると思います。 【5】1回生(畿央生)にメッセージを! 学内で1回生の皆さんと顔を合わせる機会も増えてきましたね。すっかり畿央生になった皆さんの姿を見ることができて嬉しく思います。私の後輩でもあるデザイン学科の皆さんとこれからたくさんのお話をできるのをとても楽しみにしています。「こんな状況だから出来ない」なんて思わずに、「この状況だから出来ること」をぜひ見つけて下さい。皆さんのワクワクしたお話を、気長に待っていますね。気軽にD棟に遊びに来てください! 「D棟への行き方がわからない」という声があったということで、小松先生にご協力いただき「D棟への行き方」を紹介します! ▼画像クリックで別記事へ!
2020.11.05
正門からD棟へのアクセス紹介!~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.66
1回生の皆さんを応援する”新入生応援!やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクト”。「D棟への行き方がわからない」という声があった…ということで、本学卒業生でもある人間環境デザイン学科の小松先生にご協力いただき、D棟へのアクセスをご紹介します! 【1】正門を通って坂を登ったら、モニュメントの前を右にへ! 【2】渡り廊下の左側にあるドアを入って、C棟を通り抜けてください! 【3】C棟を通り抜けると目の前にP棟が見えるので、そこを右へ! 【4】ここを奥に行くと、D棟はあと少し! ※初めて来る人は、ここで引き返しちゃうみたいです… ⑤駐輪場をこえて、左手にある建物がD棟です! 新入生の皆さん、D棟2階の共同研究室でお待ちしています! 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美
2020.11.04
食育SATシステム説明会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2020年10月27日(火)、畿央大学でいわさきグループの方々をお招きし、食育SAT(サッと)システム※1説明会が行われました。 2020年度初のヘルスチーム菜良※2の活動となり、新しく加わった1回生とともに学習しました。 (※1)食育SATシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 (※2)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 私たち1回生は今回初めて説明を受けて、どの世代の方でも一目で栄養バランスが分かるため食事について楽しく学ぶことができることを知り、食育SATシステムを多くの人に体験してもらいたいと感じました。 食育SATシステムはオープンキャンパスや畿央祭などで使用されますが、今年はイベントを開催できなかったため、使用する機会がありませんでした。 畿央祭で「健康カロリーチェック」を実施! オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポート! 来年度オープンキャンパスや畿央祭が開催された際には、食育SATシステムを用いて小さな子供から高齢者の方まで少しでも栄養に興味をもっていただけるようなイベントを開催したいと思います。 ▼食育SATシステム また晴天の中マスクを着用してとなりますが、写真撮影をしていただきました。 ▼農林水産省大臣賞の賞状も持って写真を撮りました。 1回生を迎えての初めての活動でした。コロナ渦で活動できる機会が減っていましたが、新メンバーを迎え無事に活動できたことを心よりうれしく感じます。まだまだ始まったばかりですが、頑張っていきますのでどうぞヘルスチーム菜良の応援よろしくお願いします。 健康栄養学科3回生 秋山愛奈 1回生 植田里穂 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。