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2022年のすべての新着情報一覧

2022.11.20

第20回畿央祭実行委員Blog vol.10~畿央祭を終えて【学内企画部署より】

第20回畿央祭お疲れ様でした!学内企画部署です! 今年は新型コロナウイルス感染対策を行いながら、外部の方をお招きすることができ、多くの方々と畿央祭のテーマである「紬(つむぐ)」ことができました!   学内企画部署のメイン企画であるお化け屋敷は実行委員がお化け役となり、来場者の方に楽しんでもらえるよう内装や小道具にこだわりました。 毎年恒例のお化け屋敷の他にも月型モニュメントのフォトスポット、スタンプラリーなど様々な企画を行いました。たくさんのお客様にご来場していただき、達成感に満ち溢れています!!         学内企画部署員のみんなが朝早くから夜遅くまで協力してくれたおかげで、第20回畿央祭に相応しい企画を作り上げることができました!! 周りの様子をしっかりみて行動できる頼りになる2回生!そして笑顔で積極的に動いてくれる1回生!みんなのおかげで畿央祭を楽しめたことを心から嬉しく思います! 学内企画を選んで実行委員になってくれたみんなのことを誇りに思います!! 先輩方から受け継いだ学内への思いを後輩たちに託し、来年また畿央祭を作り上げていく姿に期待をしています!!!       学内企画部署長 人間環境デザイン学科2回生 小川颯祐 現代教育学科2回生 尾原由佳 理学療法学科2回生 藤田梨桜     【関連記事】 畿央祭実行委員ブログ記事一覧はコチラ 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。  

2022.11.19

就職レポートNo.694(奈良県/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第694弾! 現代教育学科14期生(23卒) K.N さん 奈良県・小学校教諭 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 教師になりたいと思ったのは「教える」ということが好きだったからです。小さな頃から「教える」ことを通して喜んでもらえることや感謝されることが、私自身の喜びにつながりました。また、教えることを通して物事を深く考えているうちに自分の成長につながることも多くありました。そうしたことを活かせる職業が小学校教師でした。私の指導が児童の成長につながると考えると不安もありますが、とてもワクワクします。学習指導から生活指導まで様々な指導技術を磨いて児童とともに成長しながら、立派な教師になりたいです。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を通して】 大学4回生の春から学校ボランティアに参加しました。もっと早くからボランティアをしていれば・・・と今でも後悔しています。ボランティアでは本当にたくさんのことを学びました。児童とのかかわりはもちろんですが、先生方の子どもに対しての熱意や学級・授業の工夫、そしてなにより児童の成長を肌で感じることができました。大学では学べない学びがそこにはあります。もし学校ボランティアに行くことを悩んでいる人や教師になろうか悩んでいる人がいれば、とりあえず現場に飛び込んでみてください。きっと大きな経験になります。     【畿央大学での生活について】 この大学の良いところは「アットホームなところです」というのは皆さんも耳が痛いほど聞いたかと思います。私は、「小さいことを良いように言っているだけやん」と最初は思っていました。ですが、過ごしていくうちに友達や先生方の温かさに触れ、本当に家族のような関わりで過ごすことができました。そんな家族のような様々なつながりが、自分を豊かにしてくれました。よく他大学の友達からも羨ましがられます。こんなに心地いい大学はほかにないでしょう。これから大学生活を過ごす学生の皆さんは、もっといろんな友達や先生方とつながりを持ってみてください。そのつながりはいつか自分の役に立ってくれるはずです。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 「自分一人では絶対に合格できなかった」この言葉につきます。教採・公務員対策室の先生方や大学の先生方の熱心なご指導や、教員採用試験に関して詳細な情報を得ることができるのは、この大学にしかできない手厚いご支援です。教採・公務員対策室では3回生の頃から様々な対策をしてくださいます。家では勉強できないタイプの人間なので、そのような対策を大いに活用しました。本当に一つひとつの対策が合格につながったのだと改めて思います。 また一緒に切磋琢磨した仲間がいたからこそ、つらい時も乗り越えられました。朝から夜まで勉強できたのも、同じ志を持つ友達がいたからです。試験勉強は長い道のりですが、先生方や友達と一緒に戦うことができるこの大学の環境に感謝したいです。     【理想の教師像】 理想の教師は「誰一人取り残さない」教師です。現在の小学校では、児童の多様化が進んでいます。様々な支援を必要とする児童もたくさんいます。しかし、小学校では目指すゴール〈目標〉は同じであることが多いです。私はそのゴールまでの道筋をできるだけ用意して、誰もが生き生きと活動できる環境を作りたいです。そして、それぞれの児童一人ひとりの個性を生かしながら、学級・学校全体で全員が学びに向かうことができるように支えることができる教師になりたいです。     【後輩へのメッセージ】 ここまで読んでくださってありがとうございます。最後に一つだけ伝えたいことがあります。それは、学生をする中で後悔しない選択をすることです。でもそれはとても難しいことです。自分もあの時こうすればよかったと思うことがたくさんあります。ですが、この自由な学生の期間こそ、何事にもチャレンジしたり新しいことに挑戦したりしていきましょう。そして「やらないよりやる!」こと。とても大事です。このような大きなことを言っていますが、私自身様々な経験を与えてくれた大学にはとても感謝しています。これから教員・公務員などを目指す皆さん頑張ってください。

2022.11.19

第20回畿央祭実行委員Blog vol.9~クリーンキャンペーンと実行委員お別れ会

こんにちは!第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。 畿央祭は2日間とも大盛況に終わり、最高の思い出となりました。今回は畿央祭翌日のクリーンキャンペーンと実行委員各部署のお別れ会の様子を紹介します。   クリーンキャンペーン 畿央祭翌日は片付け日として設けており、ごみの回収や大学周辺の掃除、野外ステージの解体作業、その他各部署の片づけを行いました。     実行委員各部署のお別れ会 クリーンキャンペーンが終わると各部署でお別れ会を行い、実行委員が作ってきてくれた動画をみんなで視聴している部署もありました。 恒例のつなぎに寄せ書きをし、1人1人が思い思いのメッセージを刻んでいると、これまでみんなで頑張ってきた思いがこみ上げてきました。           第20回畿央祭web制作担当 吉田光大・溝口裕那     【関連記事】 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。 第20回畿央祭実行委員Blog vol.5~伝統の「つなぎ」とパンフレットが完成! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!

2022.11.18

就職レポートNo.693(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第693弾! 看護医療学科12期生 (23卒) M.Sさん 病院(看護師) 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【その病院に決めた理由】 1つは将来緩和ケアで働きたいと考えていて、大阪で緩和ケア病棟のある病院を探していた時に、内定先の病院をみつけ、「患者さんやそのご家族一人一人に向き合い慈しみの心で看護を提供する」というその人らしさを尊重する看護本部の理念に共感したからです。もう1つは、病院説明会に行った時に私たちのひとつ上の先輩と交流する座談会があり、病院についてのお話だけでなく国家試験の相談など様々な話を聞いて下さり、病棟見学でも看護師同士の仲の良さが見られ、こんな職場で働きたいと強く思ったからです。     【就職活動を振り返って】 内定先病院の説明会に行ったのが4月でした。それまで候補はいくつか絞っていたものの最終的にどこにするかが決まらず、周りの友達も少しずつ受験先を決め始めていたので正直凄く焦っていました。質問に対する受け答えや言葉の言い回し、就職活動での礼儀作法など、考えることが多く大変でした。面接はよくある質問に対しての答えを自分で書き出し、面接練習で本番の緊張感を持ちつつ話す練習できたので、本番でもリラックスした状態で伝えたいことを伝えることができたと思います。     【就職活動でPRしたポイント、キャリアセンターと就職サポートについて】 まず、就職活動をするにあたって自分の強みやPRできる部分が1つも思いつかなくて、悩んでいました。そんな時にキャリアセンターの米田さんにお話を聞いてもらい、自分の強みを見つけることができました。また、私の内定先病院は面接日を個別に調整していただくのですが、同じ時期に実習が入っていたこともあり、病院側と自分のスケジュールがなかなか合わず、日程調整からわずか1週間で試験を受けることとなりました。その1週間の間に、キャリアセンターで履歴書の添削や面接練習などをしていただきました。面接練習で米田さんが用意してくださった質問が実際に本番でも問われたので、スムーズに受け答えをすることができました。本番の日ギリギリまでアドバイスを下さって、温かいご指導を下さった米田さんに本当に感謝しています。ありがとうございました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 3回生の学生さんは、前期は座学で勉強や課題、後期は実習というとても大変なスケジュールをこなしていると思います。実際に私もそうだったように、そんな中で就職活動のことに目を向ける余裕がないかもしれませんが、いくつか気になるところは資料請求して候補を絞っておいた方が、3月以降の就職活動がスムーズにいくかなと思います。また、今もまだリモートなどが多いかもしれませんが病院説明会で実際に病棟を見学できると、その病院の雰囲気や看護師さん同士のコミュニケーションのとり方などが見られて、自分が働いた時に合うかどうかのイメージがしやすいと思います。機会があれば色んな病院を見に行って、「ここに行きたい!」と思えるような病院を見つけられることを祈っています!今は大変だと思いますが頑張ってください。応援しています!  

2022.11.18

第20回畿央祭実行委員Blog vol.8~2日目・閉会式レポート!

こんにちは!第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。畿央祭2日目の様子をレポートします。   畿央祭2日目もたくさんの方にお越しいただきました。野外ステージでは、ジャグリングやアカペラ、アコースティック部によるパフォーマンス、そして2日目恒例のダンス部によるショーケース、実行委員によるダンスなどが行われました。           アリーナや模擬店でも、1日目に引き続きとてもにぎわっていました。参加していただいた方々も楽しんでいただけたようです。           いよいよ畿央祭も幕を閉じようとしており、最後に閉会式を行いました。 ここでは、模擬店売り上げトップ3の発表と、畿央祭を一番盛り上げた団体の発表がありました。   模擬店部門で第一位に輝いたのはチーズドックを販売したソフトボール部でした!また、畿央祭を一番盛り上げた団体はダンス部のアフリパでした!   閉会式ではサプライズとして統括・部署長が一緒になりダンスを披露してくれました!長い間、本当にお疲れさまでした!         【関連記事】 畿央祭実行委員Blogはコチラ 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。

2022.11.17

令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

2022年11月4日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会を、梶原ゼミ4回生が紹介します! ▶教員レポートはこちら   理学療法学科4回生、梶原ゼミの松井文香と溝口菜々です。理学療法学科卒業研究発表会についてレポートさせていただきます。   発表当日までの活動 3回生前期の「理学療法研究法」で論文の探し方や読み方を学びました。その後、先生や興味のある分野などからそれぞれが考え、各々希望のゼミを選択しました。   3回生後期では「理学療法研究法演習」にて本格的なゼミ活動を始めました。自分達で論文を探し、紹介した上で内容について皆で議論をする抄読会を行った上で研究のテーマをそれぞれ決定していきました。その後、本格的に実験へ取り組み、発表へ向けて準備を進めました。   私達が所属する梶原ゼミでは、産後女性の手や手首の痛みが日常生活動作に及ぼす影響に焦点を当て、疼痛部位や痛みの強さだけではなく子どもの抱き方や月経の再開状況などを調査し、痛みに関連する要因を検討しました。アンケート作成などは、先生から指導を受けながらメンバー全員で協力して準備を進めました。解析結果、考察を分かりやすい言葉で説明することや、見やすい発表スライドを作成することが難しく、時間を費やしました。   発表当日 今年度は17ゼミから全25演題の発表が行われました。1演題につき、7分の発表と3分の質疑応答がありました。私たちのゼミは発表内容が多く、制限時間内に収め、なおかつ聞きやすいスピードで発表するように努めました。         去年に引き続きコロナ禍ということもあり様々な制限がありました。そんな中、研究内容や方法について、ゼミの仲間や担当の先生と試行錯誤を繰り返し、無事に発表会を迎えることが出来ました。それぞれ分野の異なる発表は、非常に興味深いものばかりでした。質疑応答では4回生や先生方だけでなく、3回生からも様々な視点からの意見・質問があり、発表内容をより深く理解することにつながりました。         今回の研究で得られた経験や知識を4月から始まるそれぞれの舞台で存分に発揮し、日々精進していきたいと思います。最後にご協力いただいた方々並びにご指導頂きました先生方に厚く御礼申し上げます。         理学療法学科4回生 松井文香・溝口菜々   【関連記事】 令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート  

2022.11.17

令和4年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

2022年11月4日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会を梶原先生が教員視点でレポートします! ▶学生レポートはこちら 今年度の理学療法学科の卒業研究発表会は計25演題の発表が行われました。研究テーマは運動器や脳科学、呼吸器系、物理療法、動物実験による基礎研究、コミュニケーション、高齢者、ウィメンズヘルス、統計など多岐にわたりました。         理学療法学科では3年次に各教員のゼミへ配属されると、そこから4年次の11月に行われる「卒業研究発表会」に向けて、先行研究を調べたり、ゼミ生同士で相談をしたり教員の指導を仰ぎながら研究計画を立てていきます。昨年、一昨年はコロナ禍の影響もあり学外でデータを取る研究はほとんどありませんでした。しかし、今年はコロナ禍以前と同等とはいかないまでも学内だけでなく地域の方に協力いただいてデータを取っている研究も増えており、感染対策をしっかりとった上で徐々に出来ることが増えてきているのを実感しました。全体として今年もよくまとまった発表だったと思いますが、個人的にはウシガエルの心臓を用いた生理学実習の項目の検討についての発表を興味深く聞きました(理学療法学科には獣医の教員がいます)。         今年度も感染対策を行った上で、無事に卒業研究発表会を開催することが出来て良かったと感じています。普段は「聞く」側であることが多い学生たちにとって、冬木記念ホールという大きなホールに立って発表することは大いに緊張することだったと思いますが、同時に貴重な経験になったことと思います。   7分間という発表時間は準備の前には長いように感じたかもしれませんが、実際に発表する段階になると思いの外短く、伝えたいことを時間内にまとめるのに苦労した学生も少なくなかったと思います。3分間の質疑応答では、教員からの鋭い質問に緊張しながらも自分たちの考えを述べることが出来ていました。さらに、今年度は聴講していた3回生からも例年より質問のための挙手が多かった姿が印象的でした。         今回の発表が満足のいくものだった学生もいれば、心残りがある学生もいるかもしれません。しかし、卒業研究を立案、実施していく中で分からないことを深く探求したこと、まだまだ感染対策などで制限も残る状況で今出来る範囲で最大限のことをする為に工夫をしたことは、きっと臨床に出た時に患者さんにより良い医療、より良い理学療法を提供し学び続ける力になると思います。   卒業研究は終わりましたが、すぐに国家試験の対策が待ち受けています。   今年も合格100%をめざして頑張りましょう!!         理学療法学科 助教 梶原由布   【関連記事】 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和3年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート 令和2年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

2022.11.17

就職レポートNo.692(奈良県/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第692弾! 現代教育学科14期生(23卒) Y.K さん 奈良県・養護教諭 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 養護教諭を目指そうと思ったきっかけは、高校生の頃に出会った養護教諭の先生の影響です。感染性胃腸炎にかかり、体調を崩して保健室に行ったとき、養護教諭の先生は、まず、衣服を緩めベッドで寝かせてくださいました。しばらくして、私は、今までに感じたことのないしんどさから「死んでしまうのではないか」という強い恐怖心に襲われ、このことを先生に伝えました。すると、「大丈夫だよ」と声をかけてくださり、安心感を与えてくださいました。このことから、私も根拠に基づく身体的アドバイスができ、不安にも寄り添えるような先生になりたいと思い、養護教諭を目指しました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 大学で学んできた様々なことを実際に肌で感じることができました。子どもの発達段階に応じた関わり方、先生方の子どもに対する関わり方、先生方同士の連携、保護者との連携・コミュニケーション、チーム学校など、観察したり、実際に触れ合ったりしないと分からないことを学ぶことができました。特に大事だなと感じたことは、自ら積極的に行動することです。子どもとの信頼関係や先生方との関係を築くためには、受け身ではなく能動的に動くことが大切で、そのことにより、より早く深い関係が築け、子どもたちや先生方がより良い学校生活を送ることができると考えました。     【畿央大学での大学生活について】 4年間は一瞬だったけれど、とても楽しく大学生活を送ることができました。小規模・少人数だからこそ味わえるものがあって良いと思います。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 早いうちから対策を進めてくださったのは、とても良かったです。また、個人戦ではなくチーム戦を意識されていたため、わからないことや知らないことを教えあって、お互い支え合いながら対策を進めていくことができました。     【理想の教師像】 誰からも信頼される先生になりたいと考えています。悩みがあるから、体調がすぐれないからなどのときだけでなく、普段の何気ないことでも「この先生と話したいな」と思ってもらえるような先生になりたいです。それは、子どもだけではなく、先生方や保護者の方とも築けるようにしたいです。     【後輩へのメッセージ】 試験が近づくにつれて辛いことも増えてくるかもしれません。しかし、ひとりで抱え込むのではなく、周りにいる人に助けを求めたり頼ったりすることで、それが少しでもなくなることもあります。ですので、頑張りすぎず、メリハリをつけて、仲間と一緒に頑張ってください。

2022.11.17

第20回畿央祭実行委員Blog vol.7~開会式&初日レポート!

こんにちは! 第20回畿央祭web制作担当の吉田光大と溝口裕那です。 畿央祭1日目の様子について、レポートしたいと思います!!   開会式は、まずは学長先生から開式にあたってのお言葉をいただき、続いて畿友会会長の岸さんの挨拶、そして最後は実行委員長の松岡さんからの挨拶で、待ちに待った畿央祭がスタートしました。 初日は天気にも恵まれ、青空の下真っ白なつなぎがキラキラと輝いていました。           たくさんの来場者で溢れていた1日目。 アリーナでは一般参加の子どもたちが遊びに来てくれて、楽しそうに遊んでいる姿や笑顔を見ることができ、実行委員として嬉しい気持ちになりました。ダンスを披露すると一緒に踊ってくれる子どもたちも!       アリーナの中で実施された展示部署企画の「えしりとり(絵しりとり)」は、意外にも学生に人気で、長いしりとりが出来上がっていました!         模擬店では、早々に食べ物が売り切れるほどの人気ぶりで、ゲームの景品としてディズニーのペアチケットが当たっている人もいました。         また、実行委員長と副実行委員長たちが企画したフリーマーケット「紬LOHAS MARKET」では、たくさんのものが出品され、学生だけでなく保護者の方や一般来場者の方にも大好評!         大盛況に終わって疲れももちろんありましたが、2日目がより楽しみに、より盛り上げようという気持ちになりました!   第20回畿央祭web制作担当 吉田光大・溝口裕那   【関連記事】 第20回畿央祭実行委員Blog vol.6~前日準備 第20回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。 第20回畿央祭実行委員Blog vol.5~伝統の「つなぎ」とパンフレットが完成! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生を再び訪問! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.3~各部署紹介! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.2~学長先生に実行委員がご挨拶! 第20回畿央祭実行委員Blog vol.1~231名の実行委員が始動!

2022.11.16

ハンセン病療養所で、当事者家族の声から「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」

畿央大学 健康科学部 看護医療学科では2015年度より保健師対象科目「健康学特論」において、受講者を岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園に直接赴き、納骨堂に献花し、往時に使用されていた収容施設や監房跡等も見学し、そして、現在も入所されている回復者の話に耳を傾けてきました。文准教授からのレポートです。 コロナ禍で「疾病と差別」の問題がクローズアップされる中、ハンセン病問題を再び学ぶことは非常に意義のあることです。「ハンセン病」は主に皮膚や末梢神経をおかす感染症ですが、今では治る病気で日本国内における新規感染者は毎年0~数名程度です。しかしながら治療が遅れてしまうと、感染症そのものが治癒した後も顔や手足など、人に見える部分の末梢神経に後遺症を残したことから、長きにわたって人々の差別の目にさらされてきました。また、1996年まで続いた「らい予防法」により、病気は治っているにもかかわらず療養所への「強制入所」を余儀なくされてきました。     2020、2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響で現地に赴くことができませんでしたが、3年ぶりに35名の学生と2名の教員で愛生園に訪問することができました。到着後、私たちはまず、長島愛生園歴史館主任学芸員の田村朋久さんから、「人権が尊重される社会のために~ハンセン病問題から学ぶ~」について講演していただきました。         講演中に回覧させていただいた「二重構造の湯吞み」です。     ハンセン病は感染症そのものが治癒しても末梢神経に後遺症が残ることが多く、熱さを感じません。一般的な湯呑みだとやけどをしてもわからないのです。この湯呑みはそれを防ぐための工夫がなされています。   昼食をはさみ、午後からは歴史館の見学を行いました。午前の講演に引き続き、田村主任学芸員が館内の解説をしてくださいました。         その後、園内の見学に移りました。     ▼歴史館の外景     ▼当時の患者専用の収容桟橋     収容後すぐに入れられた回春寮と続き、監房跡を見学しました。学生たちは、「事前学習では学んでいたけれど、実際に自分の目で見ると当時のことを想像してしまう」と口々に話していました。   その後、亡くなっても「社会復帰」が叶わなかった方々が眠る納骨堂と、1996年まで続いた優生保護法(優生保護法施行以前も行われていましたが)による強制堕胎の胎児を祀る水子地蔵の前でそれぞれ花を捧げ、手を合わせました。           最後に田村主任学芸員から「継承講話」という形で入所者のお話を伺うことができました。   長島愛生園を訪問した学生の感想 ●長島愛生園に来るまでは、隔離されていた島があることやハンセン病の患者さんが入っていた収容所があることについての知識だけで頭の中で想像していたけど、実際に足を踏み入れることで本当にあったのことを実感した。印象に残ったのは新良田教室での授業の、「嘘は悪いことではなく堂々とつけ」という教えで、自分を隠して過ごすことを余儀なくされているように感じた。また、ハンセン病が遺伝病と誤解されていたことから子どもをつくることができず、語り部が高齢化により減少しているなかで、ハンセン病についてや、大きな差別があったことについて忘れ去られてしまうのではないかという懸念があることを知り、この島で今まで生きてこられた人たち一人一人の人生を無駄にしてはいけないと感じ、後世に伝えていきたいと思った。   ●収容浅橋を見学している際に、この場は家族などの付き添いとの別れの場所であったことを知り、何も知らされずにこの場所に連れられてきたハンセン病の患者はどのような気持ちになったのかと胸が痛くなった。   ●当時使われていたまま残っていた施設を見学して、少しひんやりした空気や独特のにおいを感じ、1人でこの施設につれてこられた少年少女たちがどれだけ心細く、辛かったのか、少し体感することができました。   ●「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない」(明石海人)という言葉が強く印象に残った。   ●今回のハンセン病患者だった人の実体験のお話を聞いたり、園内の見学などを通して、差別や偏見、排除は誰も幸せにならないと考えました。私たちは差別や偏見を生まないためにも正しい知識と理解を持ち、関心を持つことが大切であると学ぶことができました。   ●学んだ私たちがまずは周りの家族や友達に伝える、そしてその伝えた友達がまた他の人へと継承することで、過去の過ちを繰り返さないことの一歩へ近づくと思いました。 この研修を通して、たくさんのことを学びました。これを学んだで終わらすのではなく、では次に私たちができることは、というように行動へ移していきたいと思います。   ●私自身もこの授業を受けていなければ、ハンセン病について知らないままであったかもしれない。ハンセン病について関心を持つこと、正しい理解をすることが差別・偏見を無くすために最も大切なことであると考えることができた。   ●ハンセン病について学習した私たちが周りの人に学修した内容を伝えていくことが大切だと思いました。   ●長島愛生園に行き、「社会の偏見と差別が人生を大きく変える」ということを強く感じました。 訪問後、畿央大学にて 愛生園訪問の翌々日11月5日(土)には、元ハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男(ファン・グァンナム)さんに大学にお越しいただき、対面でお話を伺うことができました。黄光男さんは昨年から畿央大学にて講演をいただいています。         ハンセン病は当事者のみならずご家族にも甚大な差別がありました。黄さんは、ご自身の家族の事例を挙げながら、その差別について切々と語られました。また、ギターを手にされ、ご自身が作詞作曲した「閉じ込められた生命」、「思いよ とどけ」などの弾き語りを披露していただきました。学生たちはその歌、その思いに聴き入っていました。 参加学生の感想   ●長島愛生園での学びを踏まえて、話を聞くことができ、より関心を持ち、積極的に理解することができました。ハンセン病患者の家族の方に実際に話を聞いて、苦痛や憎みで心がいっぱいになりました。病気がうつってしまうからと避けて差別をすることは簡単だと思いますが、差別をなくす国を作ることが最も大切だと改めて思いました。   ●「閉じ込められた生命」という歌の歌詞でらい予防法という法律を「人を守るための法律ではなく人を閉じ込めるための法律だったんだ」と表現していたことが非常に印象に残った。   ●社会からの差別を受けた被害者のご家族の講義を聞いて、凄惨な差別の歴史があったことを実感し、胸が痛みました。この歴史が繰り返されることがないよう、自分に何ができるのか改めて考えさせられました。またさまざまな想いを込められた歌にとても感動しました。   ●在日朝鮮人であることを隠して生きるのはおかしいと思い、自分で本名を名乗るようになった黄さんが、家族がハンセン病だったということは周りに言えなかったと聞きました。在日朝鮮人の方もあってはならない差別を受けている現状があるのに、比較はできないかもしれないがハンセン病はそれを超えるほど酷い差別を受けるものだったのだということが伝わってきた。   ●「らい予防法がなければ、私の両親はこのような形になっていなかった」このような言葉を聞いて、とても心が痛みました。療養のために、家族や両親のもとから離され、当事者も家族もつらい思いをしてきた方が日本には多くいたことを考えると、この胸が痛みます。この講義を受けるまで何も知らなかったことが恥ずかしいと感じるとともに、どうして義務教育の間にこのような日本であった悲惨な出来事を学ばなかったのか疑問に思いました。今、大学でこの講演を聞くことができて、とてもよかったです。   ●医療者をめざす身として、噂などに惑わされず、科学的根拠をもとに行動することが大切であると思いました。     この授業の締めくくりでは、学生たちが7つの班に分かれ、それぞれ真剣にディスカッションを行い、その成果を発表しました。     受講生たちは本科目の主たる内容である「医療問題と人権」の一端を深く学び、胸に刻むことができたと思います。今後も、まだ社会に残る差別の解消に向けた取り組みにかかわり、人道・人権尊重を主体とした医療従事者養成に寄与していきたいと考えております。   最後に、黄光男さん、田村朋久さん、長島愛生園のみなさまには貴重なお時間をいただきありがとうございました。改めてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   看護医療学科 准教授 文鐘聲     【関連記事】 ハンセン病当事者家族から「疾病と差別」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 国立療養所長島愛生園でハンセン病回復者の現状を体感する~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科

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