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2023.12.19

「教採受験者から学ぶ会」を実施しました。

教員採用試験と公立幼保採用試験に合格した4回生が、3回生向けに自身の取り組みについて発表する「教採受験者から学ぶ会」がありました。 今年も例年通り校種ごとに日程を分けて行い、小学校は自治体別に、11月2日(木)[奈良県][兵庫県]、11月9日(木)[和歌山県]、11月16日(木)[沖縄県]、11月30日(木)[大阪府・大阪市・堺市] [京都府]の合計6回行いました。また、養護は11月16日(木)、特別支援は11月16日(木)と20日(月)、中学英語は11月28日(火)、栄養は12月7日(木)、そして公立幼保は12月5日(火)に実施しました。         発表した4回生のみなさんは、いつから勉強を始めたのか、勉強の内容や方法、面接対策はどのようなものだったのか、ボランティアやアルバイトの状況など細かいところまで詳しく話してくれました。また、公立幼保の学ぶ会では、集団・個人面接や模擬保育などの実演があり試験本番さながらの雰囲気を感じることができました。         3回生は、4回生の発表に感銘を受けていました。発表後はフリータイムが設けられ、3回生は4回生が使用した面接ノートやテキストを手に取り、個別に質問していました。         採用試験を経て、堂々と自信をもって発表する4回生に感心し、4月から始まる「先生」としての活躍に期待が膨らみました。4回生のみなさん、卒論の忙しい時期にも関わらず、貴重な話をありがとうございました。 そして3回生のみなさん、教採・公務員対策室が全面的にサポートしますので、先輩たちのアドバイスをしっかり受け止め、来年度の採用試験に向けて頑張りましょう。

2023.12.19

堺市総合防災センターで体験学習をしました~看護医療学科「災害看護II」

看護医療学科4年次後期に配当される「災害看護Ⅱ」の授業では、災害の種類と健康被害の特徴、災害サイクルに応じた災害看護活動、他職種との連携体制の構築、災害時に必要な医療と看護技術による災害看護の実践、災害に備えた減災・防災マネジメントなどの体験や演習を通して、災害看護の機能と役割について学びます。12月5日(火)には、学外実習として4回生の2名が担当教員引率のもと、堺市総合防災センターに足を運びました。以下、参加学生からのレポートをお届けします。 日本は、他国に比べ自然災害の数、規模が大きく、過去には阪神淡路大震災・東日本大震災などの大規模自然災害が発生しています。また私たちは被災地を映像で見たことはあるものの、それを経験したことはありません。そのため今回は「災害看護Ⅱ」の授業より、今後自然災害が起こると予測されている南海トラフや上町断層直下型地震の体験と予防策、看護師としてできることについて堺市総合防災センターに行き学修を深めました。   災害体験 地震に遭遇する映像を見ながら震度7の地震の揺れを体験し、また火災の実際の映像を見ました。       次に、火災による煙と停電による暗闇の体験および火事が起こった際の消火体験を行いました。火災時に発生する煙の主成分である一酸化炭素は空気より軽いため上から煙が溜ること、停電による暗闇の中では一切何も見えないことを体験することができました。また消火体験では燃え上がっている炎の中心を狙うのではなく、火元を狙って消火することが良いことを学習することができました。     災害体験を通じて、大規模地震や火災による被害の大きさを体感することができました。地震による被害を最小限にするために保存食の準備や家具の固定など自宅で予防できるものについても理解を深められました。施設や病院等で看護師として働く際には、今回、火災や停電に対する危険性を体験できたことが、避難誘導を円滑に行うことに繋がると思います。 がれき救助体験 次にがれき救助体験をしました。災害発生時に重要となる自助や共助の観点から、被災者を担送する体験をしました。災害時は物品が限られているため、家庭にあるもので安全に運ぶ方法を学習することができました。     瓦礫が乗っている屋根の下に人がおり、安全に屋根を持ち上げるという想定の下ジャッキーを使用しました。災害時、自分の身を守りながら救援者を助けるにはどのような物品が必要で、どのように使えばよいかを体験しました。       がれき救助体験を通じて実際に救助の方法を知ることができました。災害発生時、担送や護送の際の注意点や、クラッシュ症候群予防について考えるきっかけとなりました。また、消防士の観点から災害について考え、病院や避難所で、救助隊との連携がスムーズにするためにはどのような事柄が必要か学ぶことができました。 参加した感想 看護師として自然災害発生時の停電や火災の危険性を理解することができました。 患者を避難誘導する際に独歩・護送・担送の観点から、危険性が高い人から低い人へと順に避難誘導する優先順位を検討できると学びました。今後、看護師として働いていく中で、救援者でもありながら被災者となる可能性が高いため、災害発生時、重要になってくる自助、共助を活用しながら、自身の安全確保を行いつつ、傷病者の手当てや護送、担送を行っていけるようになりたいと思います。     看護医療学科 准教授 酒井 啓子 看護医療学科4回生 荒井 拓真、三島 大空 【関連記事】 ハンセン病療養所を訪問、当事者家族の声を聴き「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 「地域包括ケア実習」が新しく始まりました!~看護医療学科 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」 2023年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催! 令和5年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~看護医療学科 奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!~看護医療学科 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び②学外演習編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 2023年度新入生研修 学科別レポートvol.1~看護医療学科

2023.12.19

就職レポートNo.749(滋賀県/特別支援学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第749弾! 現代教育学科15期生(24卒) R.S さん 滋賀県 特別支援学校教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学に入学した理由は2つあります。 1つ目は「ダブル担任制による手厚い支援に魅力を感じていたこと」です。大学生活に不安を感じていた当時、サポートする先生方が常にそばにいてくださることが、私にとって魅力的でした。 2つ目は「合格率が高いこと」です。同じ夢をもつ学生が集まっているため、同じ夢に向かってみんなで頑張ることができるところに魅力を感じていました。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 1,2回生の間はクラス担任の先生、3,4回生の間はゼミの先生にそばで支えていただき、大学生活を通してキャリアセンターや教採・公務員対策室の先生が何でもサポートしてくださいました。学生と先生との距離が近く、何でも相談することができて、大学生活を送るうえでの心の支えになってくださいました。また、教員採用試験はチーム戦であり、同じ夢に向かって仲間と支え合うことができました。4年間充実した学生生活を送ることができ、畿央大学に入学して本当によかったです。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が教師を目指そうと思ったきっかけは、祖父と母が教師をしているということです。幼い頃から祖父や母のように「教師になりたい!」と毎年七夕に願いを書き、夢を追い続けてきました。大学に入学して特別支援教育に出会い、ボランティアを通して障がいのある子どもと関わる中で特別支援学校の教員を目指すようになりました。         【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 1,2回生のころはコロナ禍ということもあり、ボランティアの受け入れがほとんどなかったため、教育に関する本を読み漁っていました。自分の目指す教師像を見つけることで、「教師になりたい!」という気持ちが増す一方でした。3回生からは積極的にボランティアに参加し、子どもたちとの関わりをもつことを大切にしていました。教育実習までに現場に慣れておくことも大切です。他にも、教師塾に参加していました。同じ夢を持つ他大学に通う仲間と出会えたことが刺激的でした。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 3回生のうちは、春からはじまる教員採用試験対策講座に出席し、教採の試験内容を把握したり、1,2回生で履修した授業を復習したりすることをメインに対策していました。教員採用試験対策講座を通して徐々に試験内容を理解できるようになってから、テキストを使用し問題を何度も解いて見直しをしていました。(テキストは1冊に絞り、1冊を完璧にすることがおすすめです。) 4回生になってからは、模試や過去問をメインに対策を進めていました。自治体によって試験内容が違うので、試験までにきちんと把握しておくことが何よりも大切です。教員採用試験はチーム戦だと思うので、同じ自治体を受ける仲間と面接や模擬授業の練習をしたり、実際に時間を計って過去問を解いてみたりすることも大切です。 また、間違った問題だけを集めたノートや、わからない語句だけをまとめたノートを1冊作っておくと、試験本番前に見返すことができて安心します。     【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもの実態を的確に把握し、一人ひとりの子どもにあった支援や指導を考え、実践できる教師になりたいです。教師の支援や指導によって成長していく子どもたちを見守り、支えていきたいと考えています。 そして、ずっとずっと叶えたかった「教師になりたい!」という夢。やっとスタートラインに立てたように感じているので、これから先も学び続ける教員でありたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験対策中、悩んだり落ち込んだりすることが多々あるかもしれません。私もたくさん悩み、落ち込むことがありました。そんなときは、周りにいる友だち、先生方を頼っていいと思います。同じ夢に向かって走る仲間だからこそ、きっと理解してくれます。そして、自分と向き合うことを大切にしてほしいです。模試の点数が自分だけ上がらない、内容が理解できない、そうなるととても焦るでしょう。でも、自分のペースで何度も見直してひとつずつ理解していくと、必ず結果はついてきます。応援しています。

2023.12.18

2024年度一般選抜 前期日程、大学入学共通テスト利用選抜前期日程

2023.12.18

JIPAK 第5回デザインコンペティション2023にて「佳作」を受賞しました!~人間環境デザイン学科前川ゼミ

前川ゼミで私たちはトレーラーハウスやコンテナハウスなど「動く建築」の歴史やその可能性を調べています。その調査成果を活かせると考え、JIPA+JIPAK 第5回デザインコンペティション 2023ビエンナーレ『“with Bicycle” ―自転車のある空間-』に応募しました。その結果、光栄にも「佳作」賞をいただくことができました。 このコンペティションは自転車が映える魅力ある空間、スローダウンの時代に求められる新しい自転車のある空間を提案するものでした。 自転車の動く特性を活かしながら新しい機能を生み出す案が良いと考え、デザインをまとめました。   ▲「Urban Greengrocer 都市の動く八百屋」   各々が野菜を育て、収穫時になると広場に集まることで、新しい都市型の動く八百屋となり、人が集まるきっかけをつくります。生産者との距離が近く会話を楽しみながら農作物を買うことができる八百屋の活気良さと環境にやさしいモビリティーである自転車とささやかな庭を足して、動くプランターを考えました。   この動くプランターは自転車の後ろに牽引する形で色んな場所に移動できます。自分自身が野菜を育て販売することができるので、農業が身近になります。またこのモビリティーがたくさん集まることで八百屋機能をもつ集合体が生まれます。特別何かを組織的に作る必要もなく、コミュニティが広がるのでやさしい環境となると考えます。   そしてこの自転車が人と街を繋げる新しい空間になると考えました。       自分たちの学んできたことを少しでも発揮することができ、結果として佳作というものをいただけたことにとても嬉しく思います。     今後も建築に対しての視点や思考の蓄積を忘れずにコンペの場でそれらの知識と経験を基に発揮できるよう残りの学生生活も学び続けたいと思います。 人間環境デザイン学科 前川ゼミ 3回生 藤原 百花、橋本 悠里 【関連記事】 令和5年度「広陵町若者議会」に参加しました!~人間環境デザイン学科清水ゼミ 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.3~表彰式を実施! 2023年明日香村竹テントワークショップvol.4【最終日】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 畿央大学付属広陵こども園で使う子ども用スツールが完成しました!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

2023.12.16

就職レポートNo.748(伊賀市/保健師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第748弾! 看護医療学科13期生(24卒) R.N さん 伊賀市 保健師 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください】 畿央大学を選んだ理由は、保健師の資格を4年で取得できる大学であること、自宅からの通学時間が短いことからです。また、看護師国家試験、保健師国家試験共に合格率が例年100%であったため、国家試験の合格と学力の向上を目指して入学しました。     【畿央大学での学生生活を振り返ってみて、印象に残っていることは何ですか】 印象に残っていることは、看護師と保健師の実習です。どちらも大変でしたが、実習で多くの患者・住民の方々に対して援助・支援を行い、座学では学ぶことができない保健師として必要な知識・技術の獲得と、実際を体験することができました。また、離島・へき地実習は、これまでの医療機関で行う看護学実習とは異なった環境下での実習だったので、楽しく思い出に残る実習になりました。     【公務員を目指そうと思ったきっかけは、何だったのでしょうか】 入学前から保健師を目指していたので、保健師として働くことのできる公務員である行政保健師、そして企業内の産業保健師として就職したいと考えていました。行政保健師、産業保健師の両方を受験した結果、行政保健師として働くことになりましたが、妊娠期から高齢者まで幅広い世代の住民に関わることができるところが公務員である行政保健師の良いところです。     【就職試験に向けて取り組んだことを教えてください】 公務員試験の対策としては、教養試験、SCOA、SPIと自治体によって試験形式が異なるため、それぞれ参考書を用いて勉強しました。また、集団討論やグループワークについては、同じ受験内容としている保健師課程や他学部の学生と共に、保健師課程や教採・公務員対策室の先生のもと、練習を行いました。面接練習は、公務員面接の頻出質問やキャリアセンター内にある公務員採用試験受験報告書を基に発言内容をノートにまとめました。また、教採・公務員対策室の先生と面接練習を行いました。         【教採・公務員対策室の就職サポートについて教えてください】 周囲に公務員を目指している学生が少ないため、対策方法や、受験する自治体など分からないこと、迷うことが多かったです。しかし、2回生の頃から、教採・公務員対策室の先生に面談を頼むと丁寧に話を聞き、説明してくださいました。本格的に採用試験が始まってからも頻繁に進捗状況を確認し、その都度助言をいただきました。         【将来の夢・目標をどうぞ】 将来は、保健師として、産まれてくる子どもが健やかに成長できるよう、母親や家族が楽しく育児ができるように、子どもと家族に寄り添った支援をしていきたいです。また、疾病を抱える人が少なくなるよう、住民の疾病の予防のため、保健師としての専門知識・技術を用いて支援できる保健師になりたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 公務員の採用試験を受ける学生が周りに少なかったり、内定が遅かったりと不安になることがあるかもしれませんが、公務員採用試験を受ける保健師課程の学生同士で相談したり、助け合ったりすると活力になります。また、保健師課程と教採・公務員対策室の先生が相談・指導してくださるので、諦めずに頑張ってください。

2023.12.15

「精神看護学実習」施設実習レポート!~看護医療学科

看護医療学科3年次後期は臨地実習に行き、急性期・慢性期・母性・小児・精神・老年・在宅看護学・クリティカルケア実習に計15週間の実習を行います。その一つである精神看護学実習では、病院と施設に分かれて2週間の実習を行います。今回、地域実習施設である一般社団法人イーデンホール(生活介護事業・B型就労継続支援事業・訪問看護ステーション)様での実習について、参加学生の感想をお伝えします。 実習へ行く前は、精神看護は難しい、少し怖いというマイナスのイメージがあり不安を感じていました。実際に実習中もコミュニケーションのとり方にとても悩みました。しかし試行錯誤していく中で、コミュニケーションは言葉のキャッチボールだけでなく、同じ空間にいることや、相手に関心を持つこともコミュニケーションであると学び、上手く関わりを持つことができるようになりました。そのことで、精神看護へのイメージを良い方向へ変化させることができました。また、今回の実習で、精神疾患を抱えながら地域に暮らす人達がたくさんいることを実感しました。今後は、今回の実習での学びを自身の看護に活かしていくとともに、疾患を抱えながら地域に暮らす方たちを支えていくために、看護師としてどのような役割があるのか、考えを深めていきたいと思います。 精神看護学施設実習で学んだことは、精神疾患を患っている方とのコミュニケーションです。信頼関係を形成するためには、接する機会を重ね、楽しむことができる世間話をして、徐々に互いの心の距離を近づけていくことが必要です。精神疾患を患っている方には、なかなか自分の思いを発言することができない方もいらっしゃいましたが、徐々に心の距離が近づいていると日々の関わりを通して感じることができました。精神疾患を患っている方も、自分たちと同じように初対面の人には緊張し、人と人が仲良くなっていくように、心の壁を取り除いてくれるのだと感じました。 私たちは精神看護学実習で、疾患を治療する場である病院ではなく、精神疾患を抱える人達が生活する場である生活支援施設で実習をさせていただきました。特に印象に残ったことは、私たちで企画・実施をしたレクリエーションです。普段自分から動かない人が積極的にレクリエーションに参加している姿が見られ、利用者さんの新たな一面を知ることができました。さらに、利用者さんの新たな一面を見られたことで、他の利用者さんや施設の方、私たちもすごく嬉しい気持ちになりました。このレクリエーションを通して、その人にできることを決めつけてしまうことは、持てる力を奪ってしまうということを学ぶことができました。実習では受け持ちの利用者さんと上手くコミュニケーションがとれず、悩むことも多かったですが、実習メンバーや先生、スタッフさんの助力もあり、学ぶことが多かった以上に、楽しんで実習を終えることができました。         利用者のみなさま、施設のスタッフの方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。   看護医療学科3回生 福原 拓時、梅澤 津柚乃 小笠原 佳子、谷口 晴美、光吉 彩華 関連記事 ハンセン病療養所を訪問、当事者家族の声を聴き「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 「地域包括ケア実習」が新しく始まりました!~看護医療学科 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」 2023年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催! 令和5年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~看護医療学科 奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!~看護医療学科 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び②学外演習編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」 外部講師による講義「国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力について」~看護医療学科「国際看護学Ⅰ」 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 2023年度新入生研修 学科別レポートvol.1~看護医療学科

2023.12.15

【開学20周年記念】11/25(土)現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催しました。

  2023年11月25日(土)13時より冬木記念ホールにて、畿央大学開学20周年記念イベントとして、第1部の記念講演と第2部のシンポジウムを開催しました。一般参加71名、卒業生16名、在学生17名、教職員30名の134名が出席しました。   現在、教育の現場では、デジタル社会の中で主体的に生きていくことのできる資質・能力の育成をめざした取組が進行中です。畿央大学においても、数理・データサイエンス・AI教育や次世代教育センターの設立などが進められ、教育学部では、2023年度より中高数学教員免許課程が新設されました。 今回の記念講演&シンポジウムは、開学20周年を迎え、これからのデジタル社会における教育についての知見を深める機会として実施しました。   第1部は、オリィ研究所代表取締役所長の吉藤オリィさんによる「教育形態の変化と可能性」をテーマとした記念講演でした。奈良県出身で、分身ロボット「OriHime」や分身ロボットカフェなどで有名なロボット研究者オリィさんが、どのようにロボット研究に歩まれてきたのかを、ユーモアも交えながらお話しいただきました。       「人類の孤独の解消」を研究テーマとするオリィさんのお話の中で、人との出会いがオリィさんの生き方に大きな影響を与えてくれたこと、寝たきりであった方が分身ロボットができたからこそ外に出て人と出会う機会が増えたこと、そして最大のご友人である故・番田雄太さんのビデオメッセージなどから、人と人とのつながりが、これからの社会の中で大切になってくることを強く感じさせていただきました。そして、このことは、本学の今後の歩みに大きなご示唆をいただきました。       参加者からは、「OriHimeの誕生過程を知れただけでなく、オリィさんの哲学から今後の生き方を考えさせられました。オリィさん、滅多にない機会をありがとうございました。」「オリィさんのお話は、とても興味津々に聞かせていただきました。特に、人を癒やすのは人間だ、という言葉が印象に残りました。」「オリィさんのOriHime の活動は、これからの日本を支えていく存在だと思います。」「学びが多く、よいイベントだった。心に響く活動内容に共感しました。」などの感想をいただきました。     第2部は、「数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る」をテーマとしたシンポジウムでした。     我が国の情報教育現場の最前線にいらっしゃる経済産業省商務・サービスグループサービス政策課教育産業室室長補佐の柴田仁志様(文部科学省から出向)からは、「STEAM教育と教育DX」についてのお話をいただきました。柴田様は、教員の働き方改革、男女共同参画にも携わっておられ、多様な学校内外のリソースを活用した新たな「ビュッフェ型の学び」「学校内外のリソースの活用」「日本の金融資産の状況」「教育投資の増加に向けた幅広い教育の方向性」を具体例と共に分かり易く提示してくださいました。       本学の奥田俊詞教授からは「STEAM教育のいざない」と題して小学校・中学校における「物理現象を解決する教材開発」の提案、横弥直浩教授からは「数学と理科の融合の場面」と題して現場経験を基にした探究活動と生きる力の話題提供、藤井克哉講師からは「数理教育の重要性について−自身の研究領域の視点から−」と題して大学における数学、理科の教科横断的な学習の必要性と教員養成の話題提供がありました。       フロアとの意見交流は途切れなく活発に行われ、日本のデジタル教育やそのシステム投資、STEAM教育実践、児童生徒の関心事にアプローチしていく重要性についての話題が中心となりました。 参加者からは、「STEAM教育は採用試験の勉強の際に知った言葉だが、内容はよく知らなかったため、STEAM教育について深くお話を聞くことができてよかった」「IT技術を利用したSTEAM教育の様々な可能性にとても期待している」「立場の異なる視点からの提案により、教育の多様性を感じることができた」といった感想がありました。     講演、シンポジウム終了後は食堂「カトレア」に会場を移し、第3部として講師やシンポジストも交えた懇親会が開かれました。     オリィさん、柴田様とゆっくりと話ができて嬉しかったという感想の他に、久しぶりに会う本学の教員とゆっくりお話ができたこと、カジュアルな空間が良いこと、軽食としては豪華なこと等の感想がありました。           畿央大学開学20周年における教育学部イベントを通じて、今後もより一層、建学の精神のもと、教育の推進に向けた決意を新たにしました。     【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト

2023.12.15

就職レポートNo.747(奈良県/中学英語教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第747弾! 現代教育学科15期生(24卒) R.N さん 奈良県 中学英語教諭 勤務         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 教育学部に「英語教育コース」が新しく開設され、英語教諭を目指しながらも、6か月間にわたる海外留学ができるところに魅力を感じたからです。     【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初はコロナ禍で、大学生活を楽しめるのかな..と不安もありましたが、対面での授業が始まると友達もでき、毎日が充実していました。畿央祭や誕生祭などのイベントがとても楽しかったです!!     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 自分の頑張りを認めてくださった先生に憧れたからです。私は英語が苦手だったので、毎日、単語を暗記するようにしていました。その姿を先生が褒めてくださり、自分の頑張りを見てくださる先生がいることに励まされました。そのことがきっかけで、英語が楽しく大好きになり、私もそんな先生になりたいと思いました。     【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 カナダでのセメスター留学とボランティア活動です。6か月間にわたるセメスター留学では、ホームステイをしながら現地の語学学校に通いました。間違うことを恐れずに自分から積極的に話しかけ、英語力を向上させることができました。また、カナダの日本語学校では、小学生に日本語や日本文化を教えるボランティア活動に参加しました。言語を教えることに難しさを感じましたが、生徒の日本語が上達した時の嬉しさはとても大きかったです。         【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験の対策では、「参考書とプリントを全部覚えるぞ!!」という気持ちでひたすら読み、暗記しました。面接練習では、教採・公務員対策室の先生方が自治体ごとに、熱心にご指導してくださいました。奈良県の集団討論練習では、英語教育コースだけでなく学校教育コース、保健教育コースの学生と一緒に行うため、多様な視点からの意見に触れることができました。 また、英語科の先生方に英語での面接・集団討論練習も行っていただきました。日本語の面接・集団討論とは異なる表現の仕方を学ぶことができました。 教採・公務員対策室の先生方、英語科の先生方、ボランティア先の先生、友人、たくさんの方に面接練習をしていただき、自信をもって本番に臨むことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。         【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 私は長時間勉強するのが苦手なタイプなので、場所を変えて、気分転換をしながら勉強するようにしていました。畿央大学には図書館や自習室など、たくさんの学習スペースがあるので、ぜひ活用してください!不安な気持ちになる時もありますが、焦らずに自分のペースで頑張ってください!You can do it!

2023.12.14

就職レポートNo.746(公的病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第746弾! 看護医療学科13期生(24卒)  S.H さん 公的病院(看護師) 内定         【その病院に決めた理由】 実習を通して、「自分の看護観」というような考え、価値観などをよく求められてきました。私の周りには、自分のしたい看護が明確にある人も存在し、そのような方々は病院を決めることが早く、決める際の選択肢も多かったと思います。私の場合は、自分のしたい看護がまだ明確ではなかったため、大きな病院で多くの経験をしていくことで、私が本当にしたいことを見つけていきたいという理由で病院を決めていきました。病院の候補を挙げ、先生や先輩に助言をもらい、見学会に行った上で、最終的に内定先の病院に決めました。病院の見学会で知ることのできる雰囲気や環境は一部分ですが、少しでも病院を知ろうと思い、参加しました。 また私が受験を決めた病院は、実習に行っていない病院でした。実習先であれば、エントリーシートや面接で実習での経験や学びを伝えることができますし、私もそのようにしていたと思います。しかし、実習に行っていない病院であっても、なぜ就職したいのかという理由を明確に伝えることができれば、実習に行った他の学生よりも大きなアドバンテージがとれると思いました。実習先以外の病院を就職先の候補に挙げる際は、実際の現場を知っている先生や先輩に情報を得ることも重要だと思いました。   【就職活動を振り返って】 男性看護師が増加していますが、大半が女性の看護師です。その時点で男子学生は、良くも悪くも目立つのではないかと考えていました。そのため、印象に残りやすいように興味を持ってもらうことを意識しました。面接では、質問してもらうことで自分をアピールするために、質問に対して簡潔に答え、その内容に付随する質問に答えられるように準備しました。いわゆる台本を作ってしまうと自然な自分ではなくなることに加えて、想定外のことが起きたときに対応することが難しいと感じていました。そのため、想定できる質問に対して、キーワードだけを準備して臨んだことで、自然な話し方で自分をアピールできたと思います。 また、準備をしていく上で、考えられる質問の中で嫌なものが1つありました。それは、「学生時代に力を注いだこと」です。私は、大学生活を通して力を注いだことは特になく、他の学生との差が生まれやすいと考えました。そのことから、小学1年生から高校3年生までの12年間続けてきたものがあり、それを強みにしようと考えました。勉強やアルバイトは人並みであったため、無理に繕おうとしませんでした。高校まで続けてきたものをなぜ大学では継続しなかったのか、そのことを今後どのように活かしていくことができるのかなど、本来ガクチカでは大学時代のことを述べるところを、高校までの経験を述べることで、他の学生との違いを作り、より印象に残ることができるよう逆算して考え、準備しました。就職活動を振り返って、事前の準備が大切だと思いました。   【就職活動でPRしたポイント】 他の学生は、新人の教育制度や病院理念に基づいた働きやすい環境を理由に病院を決めている人が多いと感じていました。そのことから私は、1年目だけではなく、2年目以降の将来設計も明確にして、この病院で長く勤めたいということをアピールしました。他の病院ではなく、なぜこの病院でないといけないのかという理由が必要になると考え、長く勤めていくための将来設計をより具体的に分析・研究して準備しました。また、私は緊張しなかったので、実際の面接のときに緊張していないことを伝えました。3人いた面接官が、同時に顔を見合わせたときに確かな手応えを感じました。これまでの経験を通して、緊張しないことも大きなアドバンテージになったと思います。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 自分の就職に関して真摯に向き合ってくださり、履歴書の添削や相談、面接の練習に付き合っていただきました。自分の良いところを伸ばしてくださり、伝えたくても言語化しにくいことを噛み砕いて言い換えてもらうなど、自分に自信を持たせてくれるように関わってくださり感謝しています。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 今この文章を読んでいるあなたは、他の人より何倍も頑張っていると思います。まずは十分頑張っている自分を誇りに思い、しっかりと評価してあげてください。一息ついて、自分に自信を持って就職活動に挑むことができるよう、あらゆる場面を想定して準備をしましょう。その中で、遊び心も忘れないでください。履歴書やエントリーシートなどは事前に準備しますが、面接では、素直に自分の言葉で伝えることが大切です。そして、最後は気持ちです。落ち着いて、いつも通りいけば大丈夫です。頑張りすぎないように頑張ってください。    

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