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すべての新着情報一覧

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2024.06.17

教員・公立幼保採用試験に向けて、面接練習などが始まりました!

畿央大学では、教員・公立幼保採用試験を受ける学生を対象に、教育学部教員と教採・公務員対策室とが連携し、面接練習を行っています。 学生は、数多くの教員から面接の指導を受け、本番の面接試験で様々な質問に対して自信をもって受け答えができるよう日々頑張っています。 今後は、模擬授業対策や実技試験対策も並行して実施していきます。   兵庫県や奈良県の教員採用試験では集団討論の試験があるため、両自治体の志望者を対象に、集団討論の練習を行いました。 練習開始当初は個人面接や集団面接との違いに戸惑い、話が噛み合わないこともありましたが、練習回数を重ねることにより次第に討論内容が深まってきていました。   また、公立幼保採用試験を受ける学生が、実技対策として、製作した人形等を使った模擬保育の発表を行いました。 絵本の題材が同じでも、スケッチブックを使う学生もいれば、手袋を使った学生もいるなど、一人ひとりのアイデアや工夫がみられました。         採用試験を控えている学生の皆さん、体調に気をつけながら、引き続き頑張っていきましょう!教採・公務員対策室は皆さんを全力でサポートします!

2024.06.17

痛みの性質を観察することで脳卒中後疼痛のリハビリテーション予後を推定できるか?~ニューロリハビリテーション研究センター

脳卒中後疼痛(Post-Stroke Pain:PSP)は、脳卒中を発症した患者の約40%が経験するとされる痛みです。脳卒中後疼痛は、患者の日常生活やリハビリテーション過程に大きな影響を与えるため、その予後を正確に予測し、適切なリハビリテーションを計画する必要があります。畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程1年 浦上 慎司、ニューロリハビリテーション研究センター 大住 倫弘 准教授らの研究グループは、痛みの性質データ(うずくような、しびれたような)を活用すれば痛みのリハビリテーション予後を推定できることを明らかにしました。この研究成果はPhysical Therapy誌(Prognosis of Pain after Stroke during Rehabilitation Depends on the Pain Quality)に掲載されています。 研究概要 脳卒中後疼痛(Post-Stroke Pain:PSP)は、脳卒中を発症した患者の約43%が経験するとされる痛みです。この痛みは肩の痛み、筋肉の痙攣による痛み、神経障害性疼痛など、様々なタイプがあり、患者の日常生活やリハビリテーション過程に大きな影響を与えます。PSPの管理は患者の機能回復にとって重要であり、痛みの質に応じた個別化された治療が理想とされています。今回の研究により、脳卒中後の痛み(PSP)のリハビリテーション予後は、痛みの性質に依存することが明らかになりました。 本研究のポイント ■ 痛みの性質に基づく患者分類: 脳卒中後疼痛患者を4つの異なるクラスターに分類し、それぞれの痛みの性質に基づいて個別のリハビリテーション戦略が提案されました。 ■ リハビリテーション効果の差異: 一部のクラスターでは、従来の運動療法ベースのリハビリテーションが有効である一方、他のクラスターでは追加の治療法が必要とされることが判明しました。 ■ 個別化されたリハビリテーションの必要性: 痛みの性質に応じた個別化されたリハビリテーション戦略が、脳卒中後疼痛の治療に重要であることが示されました。 研究内容 本研究では、脳卒中後疼痛を有する85名の患者を対象に、痛みの質に基づいて4つの異なるクラスターに分類しました(下図の左:こちらをクリック)。クラスター1は「冷たい刺激が痛いグループ」、クラスター2は「しびれがつよいグループ」、クラスター3は「圧痛がつよいグループ」、クラスター4は「深部痛がつよいグループ」で構成されました。患者は、12週間にわたる運動療法ベースのリハビリテーションを受け、痛みの強さを縦断的に観察されました。クラスター4の患者は、従来の運動療法ベースのリハビリテーションにより痛みの強度が有意に軽減されましたが、クラスター1およびクラスター2の患者は痛みの軽減が見られませんでした(下図の右:こちらをクリック)。この研究結果から、症例ごとに異なる痛みの性質によってリハビリテーション予後が異なることが分かりました。痛みの性質は、症例の痛みを発生させている病態メカニズムを表現していると考えられていることから、それぞれの病態によってリハビリテーション予後が異なるということが考えられます。そのため、個別化されたリハビリテーション戦略が重要であり、特に、従来のリハビリテーションが効果的でない場合、追加の治療法(例:経頭蓋直流刺激など)が必要となる可能性があります。 図:脳卒中後疼痛の痛みの性質に基づくクラスター分類とそれぞれのグループのリハビリテーション予後 *高解像度の図はこちらをクリックして下さい。 本研究の臨床的意義および今後の展開 今回の研究では、症例が日常的に表現する痛みの性質(ズキズキなど)を軽んじてはいけないということが再確認されました。また、リハビリテーションの初期段階での痛みの性質の評価をすることで、予後を予測できるだけでなく、リハビリテーションの選択を迅速に提供できるようになるとのことです。 論文情報 Uragami S, Osumi M, Sumitani M, Fuyuki M, Igawa Y, Iki S, Koga M, Tanaka Y, Sato G, Morioka S. Prognosis of Pain after Stroke during Rehabilitation Depends on the Pain Quality. Phys Ther. 2024 Apr 3:pzae055. doi: 10.1093/ptj/pzae055. Epub ahead of print. PMID: 38567849. 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 浦上慎司 准教授 大住倫弘 E-mail: m.ohsumi@kio.ac.jp

2024.06.12

【ピザを共同開発!】FMヤマトでPR& イオン「大和郡山フェア」で4種類販売します!

大和伝統野菜「大和丸なす」主役ピッツァを共同開発 イオン大和郡山店「大和郡山フェア」で4種類販売!   奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大和の伝統野菜「大和丸なす」を主役にしたピッツァを大和郡山市活性化検討会の依頼のもと、イオンリテール株式会社と共同開発。   「4大学対抗ピザバトル」と銘打ち、イオン大和郡山店「大和郡山フェア」期間中の6月15日(土)・16日(日)に各大学の学生が店頭に立ち、優勝をかけて自分たちが開発したピザをPR販売します。また、奈良県中和エリアをカバーするコミュニティラジオ局である「FMヤマト」に本学の学生が6月13日(木)に出演し、ピザのPR放送をします。   期間中はステージでのプレゼン(15日)と審査会、表彰式(16日)のほか、コロナ前より大人気だった会場での学生ピッツア試食販売(16日)が今年度より解禁されました。   日 時 ①   2024年6月13日(木)14:00~14:54(FMヤマト「民博・健活・昼活トーク」) ②   2024年6月15日(土)・16日(日) (イオン「大和郡山フェア」) ・試食:6月16日(日)11:00~11:30頃、15:00~15:30頃 ・プレゼン:6月15日(土)16:00~ ・表彰式:6月16日(日)17:00~ 場 所 ①   奈良県立民族博物館(大和郡山市矢田町545) ②   イオン大和郡山店(大和郡山市下三橋町741)   大和郡山市三橋地区で戦後まもなくから栽培されている大和の伝統野菜「大和丸なす」は、東京、大阪、京都の料亭などでも用いられる高級食材として好評を得ていますが、地元奈良では販売機会が少なく、知名度アップが課題となっています。また、大和郡山市では地産地消促進計画に基づき、地産地消の推進を、奈良県では特定農業振興ゾーンとして「大和丸なす」の生産地である大和郡山市三橋地区が設定され「新たなレシピ開発による個人消費(大和丸なすファン)の拡大」を目指して取り組んでいます。   本企画は、2017年度から、イオンモール大和郡山で開催される大和郡山フェアにおいて、「大和丸なす」のPRと大和郡山産野菜の摂取量増加をめざし、大和の伝統野菜「大和丸なす」や大和郡山市産野菜を使用したピザ開発に取り組んでおり、今回で7回目となります(2020年度はコロナ禍で中止)。   4大学対抗ピザバトルでは、独創的かつ個性的、また食育における地産地消をいかに考慮されているかとして、①彩り・見た目(SNS映え)の「見栄え」、②新しいアイディア・斬新さ・ネーミングの工夫等の「独創性」、③大和丸なすの素材の良さを生かしているかの「大和丸なす」、④実食による味覚の評価の「食味」、⑤ピザのPRの「プレゼン」、⑥販促物の完成度の「販促物」の6点について、審査委員が試食等を行った上で採点を行い、優勝ピザを決定いたします(2023(昨年度)の優勝は本学)。畿央大学からは、以下のピザを商品開発いたしました。   ▼畿央大学ヘルスチーム菜良:「オーロラソース使用、大和丸なすと魚介の彩りピッツァ」       本ピザのコンセプトは「海の幸と大和の味の融合」です。大和丸なすの美味しさと彩りを主役にするため、シーフードをはじめ、彩り鮮やかで個性豊かな食材をオーロラソースで華やかに美味しくまとめました。多彩=栄養バランスが整うという研究結果からも映えるだけでなく、栄養バランスも考えた自信の逸品となっています。「大和丸なす」を初めて食べる学生も多く、その大きさとしっかりとした食感、美味しさに驚いていました。4大学の個性的な4種類のピザ、ぜひ一度学生のプレゼンをお聞きいただき、試食で食べ比べてお好みのピザを見つけてください。     【問い合わせ先】 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原  潤子 Tel: 0745-54-1601   Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp

2024.06.12

石川県輪島市でのボランティアレポート!~災害復興ボランティア部HOPEFUL

2024年6月1日(土)、災害復興ボランティア部HOPEFULに所属する2回生2名が石川県輪島市を訪れ、2024年1月に起こった地震により被害を受けた地域での、災害復興ボランティアに参加しました。地震が起こってから5ヶ月たった今の状況やボランティアの様子を報告します。 輪島市は、地震の震源地に近く、揺れが大きい場所だったため、全壊、半壊の建物が多い状況でした。場所によっては水道が通っていない場所もありました。まだ避難所生活の住民の方々がいて仮設住宅があり、街の復興が進んでいない様子が見受けられました。   実際のボランティアの様子         被災地の様子   ▼建物が押しつぶされています       ▼仏壇が見えることから直前まで人が住んでいたことが窺えます     ▼地震で倒壊して跡形もなくなっている家       ▼地震で窓が平行四辺形に変形し、家が前方に歪んでいることがわかります     ▼被災者の買い物支援プロジェクトのポスター     ▼炊き出しの献立     ▼炊き出しの様子       今回訪れた輪島市も含め、能登地方の復旧はあまり進んでいません。過去の震災より遅いと言われています。もっと石川県が復興するために、我々ボランティア部が活動していると言いたいところなのですが、今現在部員が少なく、思ったような活動ができていません。今回の報告で少しでもボランティアに興味を持っていただければ幸いです。   今回掲載した写真はほんの一部です。もっとご覧になりたい方、災害復興ボランティアに興味を持っていただけた方はぜひお問い合わせください!インスタにも活動内容を投稿しています!   毎週月曜日、木曜日に活動しています!体験入部も大歓迎なのでぜひお待ちしています!   Instagram : @kio_hopeful   災害復興ボランティア部HOPEFUL代表 現代教育学科 3回生 西條 志歩   ▶「災害復興ボランティア部 HOPEFUL」活動紹介記事はこちら

2024.06.12

第22回畿央祭実行委員Blog vol.4~学長先生へご挨拶に伺いました!

2024年6月4日(火)に、第22回畿央祭開催に先立って、統括(実行委員長・副実行委員長)が学長先生のもとへご挨拶に伺いました。   実行委員長より、テーマである「燎~かがりび~」に込めた想い、ポスターを描いてくれた統括より、ポスターに描いた想いを伝え、統括から開催に向けての意気込みをお伝えさせていただきました。   なかなかこのような機会はないのでとても緊張していましたが、学長先生もとても気軽に話してくださり、激励のお言葉をいただき、畿央祭に対する気持ちが統括一同、より一層高まる機会となりました。     第22回畿央祭は2024年10月19日(土)、20日(日)の2日間開催です。   昨年度より多くの方が来場してくださることを幹部一同楽しみにお待ちしております。畿央祭実行委員が畿央祭に向けて準備を進めていきますので、応援よろしくお願いいたします!     畿央祭副実行委員長 統括 船田樹希   ▶畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら  

2024.06.11

【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川 歩先生のゼミにはインテリアデザインコースの学生が多く在籍し、現在、以下の3つの建築物について、その歴史的価値を見出しながら保存再生デザインする方法を模索しています。   1.河合町 旧豆山荘 大正時代に建てられた建物を地域の方が利用できるコミュニティスペースとして活用できるよう、河合町へプレゼンを準備中。地域の方とともに、DIYでリノベーションしつつ、建物の歴史的価値を活かす提案を検討しています。産官学連携の取り組みです。 ▶旧豆山荘に関する以前の記事はこちら   2.田原本町 聖公会田原本聖救主教会 建物の調査を終え、再生活用方法を検討中です。   3.生駒市 近代建築 生駒市の所在する複数の近代建築の実測調査、資料調査を進めています。   本日のゼミは1と2のプロジェクトについて5人ずつのグループにわかれ、準備を進めていました。各プロジェクトの様子を少しご紹介します。 河合町 旧豆山荘グループ 河合町にプレゼンをするための準備を進めていました。5人はさらに「中庭の提案・住民とともに実施するワークショップ・内装インテリアを検討するグループ①」と「資料館となる離れの提案を進めるグループ②」に、3人と2人ずつにわかれて、話し合いながら細かな部分の作業を進めていきます。   グループ①の会話をご紹介します!   学生A:この机の枠、15mmくらいで大丈夫?   学生B:ちょっと薄すぎない?強度的にもう少しあったほうがいいかも…   学生A:25mmくらいかな?(図面の修正を加える)   という具合に、実際に使用することを想像しながら作業を進めています。3Dモデルの作成には「スケッチアップ」というアプリを使用し、慣れた手つきで修正をしていました。   グループ②に職員からも質問をしてみました!   職員:このプレゼン用のパワーポイントはとても分かりやすくてよくできていますが、作成方法はどのようにして学びましたか?   学生C:旧豆山荘のプロジェクトは去年から実施していて、この資料は昨年の3回生と作成しました。私たちはこのプロジェクトを先輩から引き継いで進めています。この資料すごくよくできていますよね。この資料をもとにさらに河合町との打ち合わせで指摘された事項を反映し、プレゼン内容を修正していっています。   先輩からも多くのことを学んでいるようです。7月の提案に向けて少しずつ準備が進んでいます。 田原本町 聖公会田原本聖救主教会グループ 1つのグループで外構やインテリア等の役割分担をして教会のリノベーション案を作成していました。   先生と学生の会話をご紹介します!   前川先生:外構に設置予定のタイニーハウスの試作模型を見せてください。   学生:教会の小屋組みを参考に、この登り梁と斜材をつなげてこのような架構を考えました。   前川先生:んー、ココが安定しないね。どうしたらいいだろう。   学生:そうですね。安定するようにこれを入れたのですが…。   前川先生:なるほど。それなら、こうしたほうが安定するんじゃないかな。       このように、学生の考えを聞きながら「なぜこうしたのか」「どうしたらいいと思う?」と問いかけながら学生と先生が一緒に課題を解決していました。   また、別のタイミングでは…   前川先生:これを組み立てる時、どうやって建てるつもりなの?   学生:このように先にフレームを組み立ててから建てれば2人くらいで建てられるかと思っています。   前川先生:組み立てるとグラグラで安定していないから建てられるかなぁ。   と、現場で組み立てることも想定した確認もしていました。模型では軽々と動かすことができますが、現場の資材ではそうはいかないため、模型と現場の違いについて学生に指導していました。     ▼完成した模型   他にも、図面を確認し、使い勝手や現場の施工を想定した素材の確認や維持管理方法について確認し、「なぜ現状(朽ちている、砂利をしいているなど)のようになったのか」という背景や歴史を理解し、どうすればいいかを考えるようにしていました。   地域のことを考え、実践に即して学べるのが、プロジェクトゼミの魅力ですね!     プロゼミ紹介プロジェクト     【関連記事】 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.4~製作開始! 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科 2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.5~人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました!

2024.06.11

外部講師による講義「若年性認知症の理解とその支援の実際」~看護医療学科「認知症ケア論」vol.2

看護医療学科では1・2回生の選択科目として「認知症ケア論」があります。「認知症」に対する理解を深め、学生が社会の一員として正しい知識を備え、主体的に行動していく基盤を作ることが目的で、1回生の21名が受講しています。   ▶「認知症ケア論」授業紹介記事はこちら 令和6年6月1日(土)は、若年性認知症についての理解を深めるために、訪問看護ステーションIrieの山瀬 明氏、SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなやの若野 達也氏、まほろば俱楽部ピアサポーターの平井 正明氏をお招きして講義をしていただきました。     山瀬氏は、訪問看護で関わった若年性認知症の方とご家族の事例を通して、長期的に先を見据えて関わっていくことや、ご本人・ご家族との生活の状況を踏まえ、その人にとって一番良い関わりを一緒に考えていくことを大切にしていると話してくださいました。   若野氏は、若年性認知症の人に限らず、障害のある方や生き辛さを抱える若者達の居場所づくりや就労支援などについて、きずなやでの様子も踏まえてご講義くださいました。     平井氏は、ご自身の経験から若年性認知症のことやご自身が活動されているピアサポートについて詳しくご説明いただきました。ピアサポートとは「同じ経験を持つ仲間同士の支え合い」で、平井さんはピアサポートの大事な視点として「できないこと」に注目するのでなく、ストレングス(強み)を伸ばす関わり、「何ができる(得意)か」「何をやりたいか」に注目することが大事で、そのためにはまず、「自分自身の強み」を知る必要があると教えてくださいました。     講義後には、学生から、「若年性認知症の方の課題はどういったことでしょうか?」「3人の講師それぞれに、行動を起こすうえでの葛藤や不安はありましたか?」「海外での認知症の考えや捉え方はどうですか?」など、たくさんの質問がありました。質問に対し、講師の方々はとても丁寧に、社会の現状や講師自身の考え、熱い想いを語ってくださいました。   講義後の学生感想・学びより〔一部抜粋〕   ● 平井さんがおっしゃっていた「できないことには注目しない」という考えがとても素敵だと感じた。できないことよりも自分の強みに着目して、そこを伸ばしていくことで認知症になっても自分の暮らしは、自分で豊かにすることができると考えた。   ● ピアサポートの強みが「同じ立場で同じ経験をした人達の集まり」であると学んだことから、私達ができることは、同じ経験をした人たち同士を繋げられる居場所をつくり、広げていくことではないかと考えた。   ● 若年性認知症になって困ったことや当事者目線の課題について知ることができた。若いという理由で国の支援を受けることができないことや、周囲に十分知られていないため十分な理解を得ることができないなどの課題があり、一番重要になってくるのは周囲の認知度を上げていくことだと思った。   ● 国の制度やたくさんいる現場でも解決できない問題がとても多いと伺い、その解決のために、地域の困りごとと高齢者や若者の居場所づくりや、悩みを解決するなどの事業のスタートへと結びつけることができるということを学んだ。「できないから仕方ない」ではなく、「できないことをどうやってするのか」というところに目を向けられる人に成長したいと感じた。     3人の講師の熱い想いが伝わり、学生にとって「自分達にできること」を考える、とても貴重な時間となりました。講師の山瀬 明氏、若野 達也氏、平井 正明氏に深く感謝いたします。   認知症ケア論では、6月29日(土)に「SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや」でフィールドワークを行います。今回の講義で学んだことが、実際の現場でどのように実施されているのか、体験での学習に結び付けましょう。今度はどんな学びがあるのか、今から楽しみですね。                            看護医療学科 島岡 昌代 【関連記事】 フレンドリーをめざす「認知症ケア論」のご紹介!~看護医療学科 新たに「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク! ~看護医療学科 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク第2弾! ~看護医療学科 「認知症ケア論」フィールドワークでの学びを共有!〜看護医療学科

2024.06.10

「どこでもシート」の魔力~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.3

看護医療学科の「老年看護学援助論Ⅱ」(3年次前期必修科目)では、高齢者看護に必要とされる生活機能の視点からのアセスメントや看護技術、紙面上の事例による看護過程の展開を行い、高齢者の日常生活の維持に必要な援助技術を演習し学修します。第1弾では摂食嚥下障害に対するケアを、第2弾では実習に活かす高齢者看護技術について学ぶ様子を報告しました。今回は、後期の臨地実習に向け「看護過程の展開」の演習に取り組む様子をお届けします。 令和6年5月30日(木)の演習では、生活機能関連図を作成しました。       老年看護学では、他領域とは異なる思考で看護過程を展開します。高齢者は加齢によるさまざまな影響を受け、慢性疾患や複数の疾患・障害を有するケースも多いため、高齢者の疾病を完治することに重きを置くのではなく、生活機能に着目し、高齢者の「もてる力」を最大限に発揮し、その人らしく望む生活を過ごすことができる目標志向型思考で看護を展開する心がけが重要です。   今回の演習では個人作業で生活機能関連図を作成した後、グループ作業でディスカッションや可視化・共有に効果的な「どこでもシート」を活用しました。     「どこでもシート」を活用することで、学生は顔をあげ、前を向き、同じターゲットに視線を合わせて議論しあえる環境ができました。また付箋の活用で、色々なアイディアを出しつつ、折り合いをつけながら思考を発展させることができ、演習前の「もやもや」が「すっきり」に変わり、笑顔あふれる満足感の高い時間を過ごすことができました。     講義後の学生感想より〔一部〕 ● グループで共有できることから、自身が考えつかないこと、異なる視点のアプローチがありとても勉強になった   ● 関連図の作成は難しいが、みんなで考えることで乗り越えることができた   ● シートや付箋を活用することで、難しい関連図も、色々な考え方があること、整理の方法を理解できて勉強になった   ● 関連図は苦手だが、老年のグループワークは楽しく取り組めるので実習が楽しみです     いよいよ演習も折り返しに入り、これからは看護目標を立て、自身の立案した計画に基づくケアの実践に取り組みます。学生が日々苦労しながらも前向きに演習に取り組む姿に教員も大変良い刺激を受けています。ゴールはもうすぐですので、あと一息、一緒に頑張りましょう。   看護医療学科 准教授 室谷 牧子   【関連記事】 外部講師による講義『食べたい!』を支えるケア ~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.1 『実習に活かす高齢者看護技術』高齢者の個別性に合わせた援助を考える~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」Vol.2 フレンドリーをめざす「認知症ケア論」のご紹介!~看護医療学科 2024年度 へき地医療体験実習レポート(吉野郡川上村)~看護医療学科 2024年度 へき地医療体験実習(山辺郡山添村)レポート~看護医療学科 2024年度 へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)1日目レポート~看護医療学科 2024年度 へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)2日目レポート~看護医療学科 2024年度 へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)3日目レポート~看護医療学科 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.3~看護医療学科

2024.06.10

理学療法学科 海外インターンシップ2024 vol.2~フランスの理学療法士と交流!

理学療法学科では今年度で5回目となる「海外インターンシップ」を行います!3回生12名、教員4名で令和6年9月5日(木)~10日(火)の6日間の日程で台湾を訪れます。現地では国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や、英語での講義、プレゼンテーションなどが予定されています。 「海外インターンシップ」の事前学習として英語力を向上させるだけでなく、海外の文化や理学療法の現状を学ぶため、海外からゲストをお招きし、学生交流やレクチャーを受ける機会を作っています。   前回に引き続き、今回はフランスのリヨン市民病院 に勤務されている立花祥太朗先生からフランスの理学療法の現状について現地からオンラインレクチャーをしていただきました。立花 祥太朗先生はフランスで生まれ育ち、本学理学療法学科の森岡先生が取り組んでいるCRESTの研究協力者でもいらっしゃいます。     今回は日本語表記のスライドを英語で説明してくださったため、英語での表現も学ぶことができました!   ▼こちらは16時過ぎでしたが、フランスはまだ朝の9時という早い時間からリアルタイムで講義していただきました!       今回のオンラインレクチャーで学んだことの一部をご紹介すると… フランスでの理学療法の現状について・・・ ● 理学療法士に開業権がある ● 1回のリハビリ時間は30分まで(日本は基本的に20分) ● PT協会への登録が義務化(日本は義務化されていない) フランスでの理学療法士の養成について… ●2015年から4年制に (1年間スポーツ学、医科学、生物学、健康学のいずれかを学んだ後、希望者のうち成績優秀者のみ理学療法学科のある学校で4年間学ぶ) ●毎年入学できる理学療法学科の学生総数が決められている ●日本の約2倍の実習時間が課され、卒業すると理学療法士の資格を取得できる フランスでの理学療法士の課題について… ●現在は直接、理学療法士のもとへ行くと保険適応外のため、医師からの紹介無しで保険適応できるように取り組んでいる     そのほか、フランスでは理学療法士は男性よりも女性の方が多いことなど教育制度以外の点でも日本の理学療法と違う点があり、フランスの理学療法を知ることで日本の理学療法について考える良い機会になりました。   また、私達の質問に対して分かりやすくお答えいただいたため、理解を深めることが出来ました。時差もあり、お忙しい中このような機会を設けてくださり、心より感謝申し上げます。実りある時間をありがとうございました!   理学療法学科3回生 礒橋 菜生 理学療法学科3回生 池山 賢太 【関連記事】 ▼ 理学療法学科 海外インターンシップ 2024 ▼ 理学療法学科 海外インターンシップ2024~タイの理学療法士が来校! 理学療法学科 海外インターンシップ 2024 vol.3 ~林先生の中国語講座、マリアンヌ先生のプレゼンレクチャー!~ 理学療法学科 海外インターンシップ 2024 in 台湾 vol.4 〜現地レポート①:輔仁大学・国立台湾大学を訪問! 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾 vol.5 ~現地レポート②:PTクリニック・中国医薬大学訪問、台北・台中観光! 理学療法学科 海外インターンシップ2024 in 台湾 vol.6 〜海外インターンシップ報告会・総括〜   ▼その他の記事 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生5名が来学!~理学療法学科 トルコ人・タイ人研究者に学ぶ理学療法!~理学療法学科3年次配当「理学療法研究法」 畿央大学に短期留学中のトルコ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学に短期留学中のトルコ人研究者にインタビュー!後編~ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学に滞在中のタイ人研究者にインタビュー!~ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学に滞在中のタイ人研究者にインタビュー!後編~ニューロリハビリテーション研究センター トルコ人研究者に日本や理学療法のあれこれを聞いてみた!~Burcu Dilekさんロングインタビュー

2024.06.08

7/7(日)大学院説明会を開催します。

1 80 81 82 83 84 746