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2020年のすべての新着情報一覧

2020.12.28

3回生が「宅地建物取引士」に合格!~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科3回生の萩原智輝さんが、宅地建物取引士に合格されました!2020年10月に実施された試験の合格率が17.6%という難関の国家試験ですが、コロナ禍でも大学の勉強と試験対策を両立し、見事に一発合格!多くの人にとって一生で最も大きな買い物となる住宅の購入や買い替えに向けた「重要事項の説明」や「契約書の記名・押印」等は宅地建物取引士の独占業務であることから、不動産を扱う業界で幅広く必要とされています。     【萩原さんからコメント】 私は将来、不動産の住宅営業の仕事に就きたいと考えており、2020年度に実施された「宅地建物取引士」という国家資格に挑戦し、無事に合格することができました。試験では民法や宅建業法といった法律関連の知識に加えて、相続や税金等の様々な知識を含めた幅広い範囲からマークシート方式で50問出題されます。資格は多種多様な場面で効力を発揮し、就職活動においても優位な状態から始めることができます。宅建に限らず、興味を持っている資格には敢為邁往(かんいまいおう)の精神で挑戦してみて下さい!   来年はまた違う資格にチャレンジしたい!と語ってくれました。萩原さん、おめでとうございます!   【関連記事】 「インテリア設計士2級」に29名が合格! ~人間環境デザイン学科 「商業施設士補」に合格!~人間環境デザイン学科 4回生がインテリアコーディネーター試験に合格!~人間環境デザイン学科

2020.12.25

就職レポートNo.605(大阪市/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第605弾! 現代教育学科12期生(21卒) 松岡 果歩 さん 大阪市・養護教諭 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 養護教諭を目指そうと思ったきっかけは、中学生の時に出会った養護教諭に憧れたことでした。笑顔がとても素敵で、どんな話も丁寧に聞いてくださり、近くにいるだけで癒しをくださる保健室の先生にたくさん支えて頂きました。また、つらい気持ちを抱えて保健室に来室した友達が養護教諭と話しているうちに自然と笑顔になっていく姿をみてとても素敵な仕事だと強く思い、養護教諭を目指すようになりました。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の頃から保健室のボランティアに参加させて頂きました。子どもたちと関わったり、身近で養護教諭の職務をみさせて頂いたりと実際の学校現場でしか学ぶことのできない貴重な学びをたくさん得ることができました。参加して本当によかったと思います。 教育実習は、養護実習と小学校実習の2つの実習を経験しました。2つの実習を通して、保健室と教室で見せる子どもの姿の違いや養護教諭以外の先生方の視点など多くのことを学ばせていただきました。養護教諭の職だけではなく、他の先生方の職務も理解しておくことの大切さを実感しました。   【畿央大学での大学生活について】 畿央大学での大学生活は、周りの方々に恵まれ、笑顔の絶えない4年間だったと思います。周りは教育者を目指す人が多く、友達は心優しくて温かい人ばかりでした。これから先も関わっていきたいと思える友達と出会えたことに、畿央大学に来てよかったと何度も思いました。 私は養護教諭と小学校教諭の免許を取得予定だったため、時間割は毎回びっしりで学生生活はほとんどが授業や課題に追われていました。しかし、その分友達と過ごす時間も多く、時には楽しく、時には切磋琢磨しながらできたので充実した学生生活になりました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策は本当に手厚かったと思います。3回生の前期から面談や対策講座が始まり、4回生には本格的に面接の指導も始まりました。教採・公務員対策室の先生方は、私たち一人ひとりを見て的確なアドバイスをくださいます。私も、受験する自治体や不安なことなど、たくさん相談に乗って頂きました。気持ちが疲れてしまったり、進路に対して不安になったりしたときに教採・公務員対策室に行くと心を明るくしてくださる先生方や同じ夢を持ち努力している仲間がいて、何度も励まされました。私の大好きな場所です。たくさん応援して背中を押してくださった先生方に、感謝の気持ちでいっぱいです!   【理想の教師像】 子どもたちの命と健康を守り育てることのできる保健室の先生になりたいです。子どもたちを守るためには、自分自身がたくさん勉強して知識や技術を身に付けなければいけないと思います。子どもたちのために、いつまでも学び続けられる養護教諭になりたいと思います。   【後輩へのメッセージ】 畿央大学の良いところは、「みんなで頑張る」ところだと思います!小学校教諭、幼稚園教諭、栄養教諭など、養護教諭以外のさまざまな校種を目指している仲間と共に切磋琢磨できたことは、私の力となりました。養護教諭は倍率が高く難しいと言われたり、思うように結果が出ずに落ち込んでしまったりすることもあるかもしれませんが友達や先生方の存在は本当に大きかったです。 養護教諭にとって体調管理も大切な仕事の1つだと教わりました。教員採用試験は長期戦になるので無理しすぎず、自分にあった方法で、自分のペースで!応援しています!

2020.12.24

就職レポートNo.603(大阪府/栄養教諭)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第603弾! 健康栄養学科15期生(21卒) 千葉 茜 さん 大阪府・栄養教諭 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 中学生の頃に理科担当の先生が高校受験の頑張りを認めてくださったことがきっかけです。その先生は担任でもなければ、特に親しいというわけでもなかったのですが、難関だと言われていた高校受験に挑む姿を日々見届けてくださっていたからこそ出る言葉で私の努力を認めてくださいました。それをきっかけに何事にも諦めずに努力することができ、今の私がいます。そのように教師とは一人の子どもの人生の支えにもなることができ、私もそのような教師になりたいと思いました。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の時に学校インターンシップ、4回生の9月に教育実習に行きました。どちらも短期での経験ではありましたが、私にとっては大きい経験になりました。この短期間にも子どもの成長を身近に感じることができ、教師だけでなく子どもからも学ぶことがたくさんありました。 そして、この経験は教採にも必ず役立ちます。自分自身が経験してきたからこそ出る答えに勝るものはないと教採を通して思いました。長い時間ボランティアを経験してきた教育学部の人の面接ではその人にしか出せない答えで説得力が強く感じました。 出会う子ども一人ひとり全く同じ子はいません。みんな違っているからこそ、その子にあった対応が求められると感じました。そのため、ボランティアなど子どもと関わる経験を増やし多くの子どもと触れ合う事が必要だと思います。   【畿央大学での大学生活について】 私は入学当初から栄養教諭を目指していました。そのため、授業以外での食や調理の勉強と人と関わることの経験を積みたいと考えました。そこで、イタリアンレストランとテーマパークの従業員をアルバイトとして1回生の頃から続けていました。他にも、バレーボール部の女子代表や畿央祭実行委員会実行委員長を任せていただきました。授業や課題が多くある中で両立していくことがとても大変であっという間の4年間でした。しかし、多くのことをこの4年間で経験してきたからこそ人のために働く魅力や人に対する思いやりの心、食に対する感謝の思いや信念など多くのことを学ぶことができ、充実した4年間でした。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教採・公務員対策室・健康栄養学科・教育学部の先生方、同じく教採合格を目指す栄養・教育学部の仲間たち…私は多くの人に支えてもらいました。 栄養の勉強や課題、アルバイトに追われる日々で教採対策を始めたのは2月中旬からと遅いスタートで試験直前まで余裕のない教採対策でした。そして教員のための知識関連はなじみがないため勉強が難しくほとんどの範囲が一から覚えていくことから始まりました。そんな中でも教採・公務員対策室の先生方が教採に関わること全てにおいて支えてくださり、まとめた資料やアドバイスのおかげで闇雲にならず計画的に優先順位を決めてなんとかやっていました。そして、校種が違っても同じ教採合格を目指す友人がいてくれたことが私の心の支えでもありました。一緒に頑張っている仲間の姿に背中を押されたり、意見を言い合いお互いに高めあったりしていました。そのおかげで自分の中のモチベーションが保たれ頑張ることができたんだと思います。 そして、教採対策は「どういった教師になりたいのか」、「自分は何をしたいのか」など自分自身と見つめ合うことができる時間でもあると思います。   【理想の教師像】 「子ども一人ひとりと真剣に向き合って、子どもたちの食の支えとなる栄養教諭」です。 食生活や置かれている環境は子どもたちによって違います。そのため、子ども一人ひとりを大切に一生懸命向き合っていきたいと思います。 そして、人とは子どもの時期の食事が人生に大きく影響を与えます。私は子どもたちに生涯を通して何事にも挑戦してほしいと思っています。その土台となる体を作るために食事の面から子どもたちを支えていきたいです。そして、子どもたちが自ら望ましい食生活を送り元気に笑顔で過ごしてもらいたいです。   【後輩へのメッセージ】 私は、栄養教諭を目指していましたが、本当にそれでいいのか他にやりたいことをとらなくてもいいのかと悩んだことは沢山あります。そうなった時には、誰かに相談することや他の人の話を聞くこと、実際に経験してみることで何かしら自分が大事にしたいものが見えてくると思います。大学4年間はそれが充実してできる時期だと思います。 そして、苦しい辛い時はあります。そのような時でも努力すればいつかはきっと花が咲くということを信じてください。不安になった時は昨日までの頑張ってきた自分を思い出してください。 私は挑戦したいことを周りからは不可能だとたくさん言われてきました。ですが、何事にも可能性はゼロではなく自分で切り開いていくものだと思います。 今うまくいかないことがあった時はまだ先にあるんだと思います。友達や支えてくれる人を大切に、 どんなことでも頑張って楽しい大学生活にしてください!

2020.12.24

就職レポートNo.604(鉄道会社/技術職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第604弾! 人間環境デザイン学科15期生(21卒)  山本 美乃里さん 近畿日本鉄道株式会社(技術職)  勤務       【その企業に決めた理由】 大学からの案内で会社説明会に参加しました。駅の設備や建築物の保守、管理、計画、デザインを行い、地域の鉄道インフラを支えるというところに惹かれました。私にとって鉄道インフラはとても身近で、自分がたくさんの方の役に立てていることを実感できるからです。 また、大学での学びを活かすことができるということも決め手になりました。そして、女性も働きやすい環境が整っていること、土日休み、通勤のしやすさなども踏まえ、将来的に長く働くことができると感じました。     【就職活動を振り返って】 3回生の8月から1月にインターンシップに参加。エントリー数は50社程度、会社説明会は13社(内5社がweb説明会)、ES提出数は11社、面接数は6社です。 インターンシップ後、早期選考に参加した企業から3月中旬に最初の内定をいただきました。その後も就活を続け、6月下旬に決定先の企業から内定をいただきました。 3月は説明会や面接で忙しい上、ES、ポートフォリオの作成もあり、とても大変でした。SPI対策はほとんどできませんでした。本格的に就活が始まる3月までにESのネタ集め、ポートフォリオの作成、SPI対策をやっておけばもう少し余裕を持てたと思います。     【就職活動でPRしたポイント】 設計演習で畿央祭に展示していただいたこと、ファッションショーに参加したこと、ゼミでの活動のことを各企業の求める人材に合わせて使い分けていました。 問題や課題に対して自分がどのように考え、行動したのか、その結果どのようになったのか、そしてその経験から学んだことや身についていることをアピールしました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 内定をいただいたうちの2社はキャリアセンターからの案内でインターンシップや説明会に参加した企業でした。最終的に就職先を決めるときも相談に乗っていただきました。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 3月からはとても忙しくなるので、それまでにできる対策をしっかりしておけば余裕をもって就活できると思います。 うまくいかなくても深く考えすぎず、自分に自信をもって、前向きに頑張ってください。  

2020.12.24

慢性腰痛患者の筋活動異常は疼痛関連因子と複合的に絡み合って能力障害を引き起こす~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

慢性腰痛患者の筋活動の特徴として、立位でおじぎの姿勢をした時に、腰の筋肉をリラックスさせることができないことが報告されています。しかしながら、このような慢性腰痛患者に特徴的な筋活動が、痛みへの恐怖心、破局的思考などの疼痛関連因子とどのように組み合わさって能力障害を引き起こしているのかについては十分に明らかになっていませんでした。畿央大学大学院博士後期課程の 重藤 隼人 氏と森岡 周 教授らは、慢性腰痛症例を対象に筋活動異常と疼痛関連因子の評価を行い、おじぎをした時に腰の筋肉をリラックスできないことが、疼痛関連因子と複合的に組み合わさることで能力障害が起こりやすくなるという関連性をアソシエーションルール分析で明らかにしました。この研究成果は、PLOS ONE誌 (Combined abnormal muscle activity and pain-related factors affect disability in patients with chronic low back pain: An association rule analysis)に掲載されています。   研究概要 慢性腰痛患者の筋活動の特徴として、立位で体幹を屈曲した(おじぎをした)時に、完全屈曲位(おじぎをした状態)を保持した時に腰の筋肉をリラックスさせることができないことが報告されており、これは「屈曲弛緩現象の低下」と呼ばれています。加えて、慢性腰痛患者は、腰の曲げ伸ばしの反復動作時に特定の部位の筋肉のみが活動し、背筋群を全体的にまんべんなく使うことができないことが報告されています。一方で、慢性腰痛患者の痛みや能力障害には、心理的因子や身体知覚異常などの多角的な因子が関連することが報告されています。しかし、慢性腰痛患者に特徴的な筋活動が、疼痛関連因子とどのように組み合わさることが能力障害に影響を及ぼすのかについて十分に明らかになっていませんでした。本研究では、筋活動と疼痛関連因子の評価を行い、アソシエーションルール分析を用いて、筋活動異常と疼痛関連因子の能力障害に対する影響度および筋活動異常と疼痛関連因子が組み合わさることで影響度が変化するかといった複合的な関連性を検証しました。その結果、屈曲弛緩現象の低下が疼痛関連因子と複合的に組み合わさることで能力障害がより起こりやすくなるという複合的な関連性があることを明らかにしました。   本研究のポイント ■ 慢性腰痛患者の筋活動異常と疼痛関連因子の能力障害に対する複合的な関連性をアソシエーションルール分析で検討した。 ■ 単独因子としては、屈曲弛緩比率の低下が最も能力障害に関連する因子として抽出された。 ■ 複合的な関連性としては、屈曲弛緩比率の低下が痛み・心理的因子・身体知覚異常と関連することで、より能力障害に影響する複合的な関連性を示した。   研究内容 慢性腰痛患者を対象に、疼痛関連因子の評価と筋活動の評価を行いました。疼痛関連因子の評価として、疼痛:腰部の疼痛(NRS pain)、痛みの性質(SFMPQ-2)、心理的因子:破局的思考(PCS-4)、不安・抑うつ(HADS)、運動恐怖(TSK-11)、腰部の運動恐怖(NRS fear)、自己効力感(PSEQ-2)、身体知覚異常:FreBAQ、能力障害:RMDQを評価しました。筋活動は表面筋電図を用いて、立位体前屈課題時(図1)の脊柱起立筋の筋活動を測定し、腰の筋肉のリラックス度合いの指標である屈曲弛緩比率:FRR、筋活動部位の偏りの指標である筋活動分布変動性を算出しました。   図1:立位体前屈課題   各変数は等頻度区間法で「高値」・「低値」の2群に分類し、アソシエーションルール分析を用いて、筋活動異常と疼痛関連因子の能力障害に対する影響度および筋活動異常と疼痛関連因子が組み合わさることで能力障害に対する影響度が変化するかといった複合的な関連性を検証しました。アソシエーションルール分析では、Confidence:ルールの正確性、Support:ルールの出現率、Lift値:ルールの有用性、の3つの指標に基づいてルールを抽出しました。複合的な関連ルールの抽出は、ルールの正確性の指標であるConfidenceが80%以上であることを条件に抽出し、階層的クラスター分析を用いて類似したルールにまとめました。 単独の変数では、屈曲弛緩不良のLift値が最も大きく(Lift値:1.64)、最も能力障害に影響する変数として抽出されました。 *全体の中で能力障害の症例が抽出される確率と比べると、FRR低値の症例の中から能力障害の症例が抽出される確率の方が64倍大きいことを示しています。   図2:能力障害に関連するルール 複合的な関連ルールを抽出した結果、「屈曲弛緩不良」ルール、「抑うつ」ルール、「運動恐怖」ルール、「中枢性感作症候群」ルール、「破局的思考」ルールが抽出されました(図2)。特に「屈曲弛緩不良」ルールではLift値が最大で2.18まで増加がみられ、能力障害に対する影響が強くなっていることを示しています。   本研究の意義および今後の展開 本研究成果は、慢性腰痛患者の筋活動異常が疼痛関連因子と関連することで能力障害に強く影響するサブグループが存在することを示唆するものです。そのため、今後はこれらの複合的な関連性が経時的な経過にどのように影響するか検討するとともに、疼痛関連因子を考慮した慢性腰痛患者の筋活動に対するアプローチを提唱する臨床研究を進めていく予定です。   論文情報 Shigetoh H, Nishi Y, Osumi M and Morioka S Combined abnormal muscle activity and pain-related factors affect disability in patients with chronic low back pain: An association rule analysis PLoS One 2020   問い合わせ先 畿央大学大学院健康科学研究科  博士後期課程 重藤隼人  E-mail: hayato.pt1121@gmail.com   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 教授 森岡 周 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp  

2020.12.23

就職レポートNo.602(大阪市/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第602弾! 現代教育学科12期生(21卒) 鶴田 和奏 さん 大阪市・小学校 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 教師を目指そうと思ったきっかけは、教育実習やボランティアで自分の直接的な関わりを通して、子どもたちの成長や笑顔を見られることにやりがいを感じたことです。大学1回生の頃から積極的にボランティアに参加したり、教育実習を経験したりする中で、子どもたちの成長や笑顔をたくさん見ることができる教師という職業にとても魅力を感じ、教師を目指すようになりました。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 大学1回生の頃から、月に1回地域の子どもたちと課外活動に取り組むボランティアに継続して参加していました。毎回活動内容や参加する子どもが異なっていたため、状況に合わせて自分から子どもに積極的に関わり、一人ひとりの性格を理解した上で声掛けや支援をすることの大切さを学ぶことができました。 また、教育実習を体験したことで教師になりたいという思いがさらに強くなりました。教育実習の期間は記録や授業づくりなどに追われ大変な毎日でしたが、それ以上に、毎日子どもたちの笑顔をたくさん見ることができることや実際に子どもたちに授業をする中で「わかった!」「なるほど!」という反応を見ることができることにとてもやりがいを感じた1ヶ月間で、この教育実習は私が教師を強く目指そうと思った大きなきっかけにもなりました。現在も教育実習でお世話になったこの小学校でボランティアとして教師になるための勉強をさせていただいています。   【畿央大学での大学生活について】 私は、小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、保育士資格を取得するため、授業や課題が多く、毎日忙しい日々を送っていました。そのような多忙な日々の中でも、同じような状況の友達と一緒に課題をしたり、たくさんの先生方からも励ましていただいたりとても温かい環境で自分が学びたいことを全力で学ぶことができた4年間だったと思います。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策はとても手厚かったため、私自身も安心して教員採用試験に臨むことができました。新型コロナウイルスの影響でなかなか例年通りの対策ができない中、自宅で勉強できるように資料をたくさん作ってくださったり、リモートで面接練習をしてくださったり、状況に合わせて手厚い支援をしてくださいました。 また、対面での面接練習や模擬授業練習も、数えきれないほどしていただいたおかげで、実際の教員採用試験は落ち着いて自分の思いを試験官の方々に伝えることができました。練習のときにかけていただいた励ましの言葉やアドバイスは今でもとても印象に残っています。   【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもたち一人ひとりの個性や良さを伸ばし、輝かせることができる教師です。教育実習やボランティアで多くの子どもたちと関わる中で、子どもたち一人ひとり違う個性や良さがあるということを学び、個々に応じた関わりを身につけることができました。この経験を活かして、理想の教師像を実現することができるように日々努力し続けたいと思います。   【後輩へのメッセージ】 教員採用試験の期間、周りと比べてしまい落ち込むこともあると思います。実際に私自身もたくさん悔しい思いをしました。しかし、そこで落ち込むだけで終わるのではなく、どうしたらもっと自分の思いを伝えることができるのか、自分の良さは何かと考えることを怠らなかったことが合格に繋がったのではないかと感じています。 そして、一番伝えたいことは、メリハリをつけて教員採用試験対策をすることの大切さです。たまには一緒に頑張っている仲間と世間話をしたり、映画やドラマを見たりするなど自分なりの息抜き方法でリラックスする時間も作ってみてください。ただし時間は決めて(笑)メリハリをつけて対策することで、対策の時間がより充実したものになると、私は実際に経験して感じました。 大変なことも多いですが、自分の教師になりたい!という強い思いがぶれなければ大丈夫です。頑張ってください、応援しています!  

2020.12.22

就職レポートNo.601(堺市/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第601弾! 現代教育学科12期生(21卒) 松井 明日香 さん 堺市・養護教諭 勤務        【教師を目指そうと思ったきっかけ】 <恩師への憧れ> 私が、「保健室の先生になりたい!」という夢を持ち始めたのは、小学5年生の時に出会った養護教諭の先生に憧れたことがきっかけです。怪我をした時に手当てをしてくださるかっこいい姿や、時には優しく安心感があり時には厳しい先生の姿に憧れました。 <子どもたちの命と健康を守り、育てたい> 養護実習やスクールサポーターでは、怪我や体調不良、保健室登校等で来室する子どもたちに出会いました。その中で、子どもたちが元気に学校生活を送ることができるように健康面を支えたいと確信しました。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 <養護実習・スクールサポーター(保健室)・健康診断ボランティア> 養護教諭の職務1つ1つの大切さや、判断の誤りが命にも繋がるという責任感、基本的には一人職であり、膨大な職務をこなす大変さを身に染みて感じました。その中でも、怪我をした時や何か悩みがある時等、どんな時でも入りやすい保健室であるように「暇そうに見せることがプロ」だと気づきました。 保健室に来室した子どもが「ありがとうございました。いってきます!」と保健室を出る頃には元気になり、笑顔で教室に戻っていく姿を見て、養護教諭の魅力とやりがいを感じました。そのため、学校という大好きな場で、「子どもたちの命と健康を守り、育てたい!」という思いがさらに強くなりました。 <小学校教育実習・スクールサポーター(教室での学習支援)> 授業づくりや子どもたちとの関わり、保健室だけでは分からない教室での様子等、本当に多くのことを学ばせていただきました。授業をすることはとても難しく、発問の仕方や全体を見ること、一人ひとりへの声かけ、学習指導案通りではなく子どもの反応に応じて臨機応変に進めること、「間違えても大丈夫」という発言しやすい雰囲気づくりの大切さに気づきました。 1か月間、小学校教諭の立場から学ばせていただく中で感じたことや気づいたことを養護教諭になった際に、保健教育や子どもたちとの関わりに生かしていきたいと思います。   【畿央大学での大学生活について】 大学の宿泊研修スタッフ、オープンキャンパススタッフ、教職クラブ、養護教諭に加えて小学校教諭免許の取得、日本赤十字社のベーシックライフサポーターや救急法救急員の資格の取得等、常に今の自分を超えようとする向上心でいろいろなことに挑戦し、成長できた4年間でした。 畿央大学は、アットホームだからこそ、他学年や他学科との繋がりも強いところが魅力的です。先輩方の背中を見て、「私もいろいろなことに挑戦し、頑張ろう!」と思うことができました。また、苦手なことを一緒に克服しようと宿泊研修で約200人の前でスピーチをする等、夢に向かって共に高め合う大切な仲間の存在はとても大きかったです。 畿央大学で過ごした4年間は私にとっての誇りです。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で例年のように大学で勉強できる機会は少なかったです。しかし、オンラインと対面を組み合わせた筆記試験対策、面接試験対策共にとても手厚く、いつも親身になって応援して下さったので、困難な状況の中でも少しずつ力をつけることができ、「良い報告をしたい、頑張ろう!」と思うことができました。また、日々友だちとオンラインで面接練習や筆記テスト等をしたことの積み重ねは大きかったです。さらに、畿央大学の強みだと感じたことは、養護教諭だけではなく、小学校教諭や栄養教諭、特別支援教諭等をめざす仲間と面接練習をすることで自分自身の考えを広げ、深められたことです。 このような厳しい中でも歩みを止めず、最後まで一歩一歩やり遂げることができたのは、夢に向かって共に頑張る仲間やどんな時も親身になって応援してくださり、時には成長のため、厳しく指導してくださった先生方のおかげです。教員採用試験はとても大変でしたが、今振り返ってみると、長いようであっという間だった素敵な思い出です。小学校の卒業文集に書いた夢、中学校卒業時に20歳の自分への手紙に書いた夢を追い続け、叶えることができ、とても嬉しいです。この感謝の気持ちを忘れず、4月からどんな困難があっても乗り越えていきたいと思います。   【理想の教師像】 私は、「子どもの発するサインにいち早く気づく」教師が理想です。その理由は、子どもの発するサイ ンを早期発見し、早期対応に繋げることが子どもの命と健康を守り、育てることに繋がるからです。 そのために、観察の視点を持ち、保健室来室時や登下校時の様子に注意し、情報共有を密に行うことにより、子どもの言動の背景理解に努めていきたいと思います。また、子どもとの信頼関係があるSOSを出しやすい存在になれると思うので、信頼関係をつくるためには次の3つのことを大切にしていきたいと思います。 ① 子どもが安心できるように、冷静かつ適切に救急処置を行うこと。 ② 子どもの思いを受け止める優しさはもちろん、時には子どもの力を信じてそっと背中を押すこと。 ③ 日頃から子どもたちとの関わりを大切にし、「応援している・見守っている」と伝えること。   このような養護教諭をめざして、一歩一歩頑張っていきたいと思います。   【後輩へのメッセージ】 これから、筆記で思うように成績が伸びなかったり、面接で自分自身を見失ったりすることもあるかもしれません。本当に、先生になりたいのか等、悩みも出てくるかもしれません。でも、それは、自分自身と向き合っている証拠だと思います。悩みながらも歩みを止めず、焦らず、視野を広げて考えてみても良いと思います。私が大切にしていたことは、「試験に合格するため」だけではなく、「養護教諭になったときのために学ぶこと」です。例えば、救急処置の範囲であれば、本当に目の前の子どもを助けられるのかをイメージし、冷静で適切な判断ができるように学んでいました。そのため、祖母が急に心停止した時も落ち着いて行動することができました。 養護教諭は狭き門ですが、身体を大切に!計画的に自分のペースで!仲間と共に!夢に向かって、焦らず最後まで自分を信じて頑張ってください! 合格した時の嬉しさはすごいです!応援しています!!

2020.12.22

年末年始の休業期間について(冬季休業期間12/29~1/3)

2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)は冬季休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、ご了承くださいますようお願いいたします。   お問合せについて 上記期間中は電話・FAXでのお問い合わせには対応できません。Eメールでお問い合わせいただいた場合、ご返信は1月4日(月)以降となりますのでご了承ください。また、キャンパス内への立ち入りもできません。   なお、本学学生の冬季休業期間中における新型コロナウイルス感染症に対する対応については以下を参照してください。 新型コロナウイルス感染症に対する対応について   資料請求について 上記期間中にご請求いただいた資料の発送は、1月4日(月)以降となります。なお、テレメールによる資料請求の場合は、12月31日(木)・1月1日(金)を除き通常通り発送を行っていますので、お急ぎの方はご利用ください。   → 資料請求フォームはこちら   一般入試前期日程・大学入学共通テスト利用入試前期日程の出願受付について 出願期間は2020年12月18日(金)~2021年1月17日(日)です。出願期間中はいつでもインターネットで出願登録を行うことができますが、冬季休業期間中はお問い合わせには対応できません。誠に申し訳ございませんが、お問い合わせは1月4日(月)以降にお願いいたします。また受験票の発送は、1月4日(月)以降に開始いたします。   → 一般入試前期日程   → インターネット出願  

2020.12.22

発達性協調運動障害を有する児は本当に視覚に頼りがちなのか!?~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

飛んでくるボールをキャッチするためには、視覚によってボールの位置と速度を捉えることが重要になります。しかしながらボールを捕捉し返球する際には、ボールの大きさや重さ、性状といったプロパティを手の感覚(体性感覚)で捉えることの方が重要になります。このようにヒトは、現在遂行している運動にとって最も重要な感覚情報を、常に提供され続ける五感の中から取捨選択することによって、運動を成功に導きます。しかしながら、発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder: DCD)を有する児においては、運動を実行する際に、五感の中でも視覚に頼りすぎる傾向があり、その視覚依存傾向が運動の不器用さに繋がっていることが示唆されていました。畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫悟志 准教授らは、中井昭夫 教授(武庫川女子大学)、前田貴記 講師(慶應義塾大学)らと共同で、DCDを有する児の感覚依存特性を定量的に調べる初めての研究を実施しました。この研究成果は、Human Movement Science誌(Increased visual bias in children with developmental coordination disorder: Evidence from a visual-tactile temporal order judgment task)に掲載されています。   研究概要 DCDとは、協調運動技能の獲得や遂行に著しい低下がみられる神経発達障害の一類型であり、その症状は、字が綺麗に書けない、靴紐が結べないといった微細運動困難から、歩行中に物や人にぶつかる、縄跳びができない、自転車に乗れないといった粗大運動困難、片脚立ちができない、平均台の上を歩けないといったバランス障害まで多岐に渡ります。DCDの頻度は学童期小児の5-6%と非常に多く、注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム障害、学習障害などの他の神経発達障害とも頻繁に併存することが報告されており、近年では脳性麻痺ともリスクファクターを共有する連続体である可能性も指摘されています。またDCDと診断された児の過半数が青年期・成人期にも協調運動困難が残存するとされており、DCDの病態理解と有効なハビリテーション技術の開発は、ニューロリハビリテーション研究における喫緊の課題の一つとされています。 運動を遂行する際には、その運動を成功させるのに最も重要な感覚に優先性をつける必要があります。昼間の明るいところで歩く際には視覚から得られる情報は重要になりますが、暗闇で歩く際には視覚に頼れないので、その分、身体感覚や平衡感覚、あるいは聴覚から得られる情報に重きを置くことになります。以前からDCDを有する児では、運動において視覚情報に頼る傾向があり、この視覚情報への依存度の増加が運動パフォーマンスに悪影響を及ぼしている可能性が示唆されていました。しかしながら、これらはいずれも行動観察に基づく示唆であり、DCDを有する児が本当に他の感覚と比べて視覚に依存する特徴を持っているという確固たる証拠はありませんでした。そこで畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫悟志 准教授らの研究チームは、定型発達(Typically developing: TD)児とDCDを有する児に参加して頂き、感覚依存特性を定量的に調査しました。その結果、DCDを有する児は、TD児と比較して、視覚依存傾向が有意に強いことが示されました。加えて、感覚依存特性と微細運動スキル(手先の器用さ)との間には相関関係が認められ、これは視覚依存傾向が増加するほど、微細運動スキルが低下することを示しました。   本研究のポイント ■ DCDを有する児は、触覚よりも視覚に依存する傾向を示した。 ■ 触覚よりも視覚に依存する傾向が強いほど、微細運動機能は低下していた。   研究内容 6~11歳までのDCDを有する児19名*と年齢と性別を揃えたTD児19名が本研究に参加し、視覚-触覚時間順序判断課題**を実施してもらいました(図1)。この課題では、視覚刺激(光)と触覚刺激(振動)が様々な時間間隔(刺激開始非同期)で呈示され、子どもたちは視覚と触覚のどちらの感覚刺激が早く呈示されたのかを回答します。例えば、実際には触覚刺激が先に呈示されたのに、「視覚刺激の方が早かった」と回答すれば、それは視覚を優先する傾向が強いというように、感覚依存特性(視覚と触覚のどちらに知覚の偏りがあるか)を定量化する課題です。この課題の成績を解析することで得られる主観的等価点(視覚が早いと回答する割合と触覚が早いと回答する割合が丁度50%となる時間間隔)が感覚依存特性の定量指標となりました。 *視覚障害も触覚障害もない。 **Keio Method: Maeda T. Method and device for diagnosing schizophrenia. International Application No.PCT/JP2016/087182. Japanese Patent No.6560765, 2019.     図1:視覚-触覚時間順序判断課題(Keio method: Maeda et al. 2019) 触覚刺激よりも視覚刺激の方が早く呈示される条件、視覚刺激よりも触覚刺激の方が早く呈示される条件、および視覚刺激と触覚刺激が同期して呈示される条件があり、参加児は視覚刺激と触覚刺激のどちらが先に呈示されたかを回答した。   結果として、DCDを有する児は明らかな視覚依存傾向を示し、TD児ではやや触覚に依存する傾向を示しました(図2)。このことは、TD児では、視覚と触覚がほぼ同時に与えられた際に、「触覚刺激が早かった」と答える割合が多いのに対し、DCDを有する児では、「視覚刺激が早かった」と答える割合が多いことを意味しました。加えて以前の研究(Nobusako et al. Brain Sci, 2020)と一致して、感覚依存特性と微細運動スキルとの間には相関関係が認められ、視覚依存傾向が強くなるほど、微細運動スキルは低下していました。以前より微細運動スキルには、手先の触覚情報が重要とされており、それを反映した結果と考えられました。     図2:DCDを有する児とTD児における感覚依存特性の違い   本研究の意義および今後の展開 本研究は、DCDを有する児では触覚障害がないにも関わらず、触覚よりも視覚に依存しやすい特徴を持っていることを定量的に初めて明らかにし、この視覚依存特性の増加と微細運動スキルの低下には相関関係があることを示しました。このことは視覚よりも他の感覚を優先しなければならないような運動においては、とりわけ運動の不器用さが強調される可能性を示唆しています。 今後は、DCDを有する児で観察された視覚依存特性の原因(なぜ視覚に優先性を置くのか?)、視覚依存特性の利点と欠点の明確化(視覚依存特性はどのようなことにメリットがあり、逆にどのようなことにはデメリットがあるのか?***)、そして感覚依存特性の変化が協調運動技能の獲得や遂行に及ぼす影響について調べるさらなる研究が必要です。 ***今回の研究では、視覚依存特性の増加は微細運動スキルにはマイナスの影響を与えていましたが、他の活動(行動面、認知面)にはポジティブな影響を与えている可能性があります。   関連する論文 Nobusako S, Tsujimoto T, Sakai A, Shuto T, Furukawa E, Osumi M, Nakai A, Maeda T, Morioka S. Manual Dexterity is not Related to Media Viewing but is Related to Perceptual Bias in School-Age Children.  Brain Sciences. 2020 Feb 13;10(2):100.   論文情報 Nobusako S, Osumi M, Furukawa E, Nakai A, Maeda T, Morioka S. Increased visual bias in children with developmental coordination disorder: Evidence from a visual-tactile temporal order judgment task. Human Movement Science. 2021; 75: 102743.   問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 准教授 信迫悟志 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.nobusako@kio.ac.jp

2020.12.21

2020年度Orange Project記念式典参加レポート!~認知症ケアサークル「畿央大学Orange Project®」

やさしさを「チカラ」に変えるOrange Project®(オレプロ) 第3報   Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体で、“認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体です。2020年には、ロゴやマークが商標登録されました。 畿央大学の卒業生たちは2019年から、在学中に熊本大学・熊本保健大学・崇城大学と共に、Orange Project®(認知症支援プロジェクト)に参画し、認知症になってもやさしい町づくりなどに、学生主体に取り組み始めました。そして「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に2019年9月にサークルとして発足しています。   2020年12月13日(日)に『2020年度Orange Project記念式典』が開催されました。参加大学は、オレプロ組織校の畿央大学・崇城大学・熊本大学・熊本保健科学大学です。私たち畿央大学のオレプロメンバー5人は、オンラインで参加しました。   式典は、感染防止対策を講じながら、熊本県(熊本大学講義室)とオンライン(Zoom)での参加のハイブリット型でした。第1部では、顧問の先生方からの挨拶、活動報告、新年度の役員の紹介が行われました。第2部では、今年度の活動を通しての感想や活動の敷居の高さ、大学間交流を深めるためのアイデアについて小グループで意見交換やその内容を発表しました。今回は、参加した活動内容を報告したいと思います。   ▲当日のプログラム   第1部では、顧問の挨拶や正会員や新役員の紹介や各大学の活動報告があり、代表顧問 である熊本大学の安武先生から、「熊本はつらつプラン」で作成したオレプロ紹介VTR、畿央大学からは山崎先生が、今は「新しい時代に適応するための充電期間」としてネットワークの構築や基礎知識・知見の情報収集の時期であることを話されました。崇城大学の顧問の内藤先生は、認知症の見守りに対する新規プロジェクトの概要を説明されました。また、熊本市と広陵町の課長様から、行政の視点でのオレプロに対する期待と式典開催に対するご祝辞を頂戴しました。1月に予定している「認知症キッズサポーター養成講座のサポート」や「認知症の紙芝居の活躍の場の提供」など、オレプロ学生の今後の広陵町内での期待についてもお言葉をいただきました。 さらに、学生による活動報告の中では、畿央大学からは看護医療学科2回生の白川桃子さんがオレプロ発足からの1年間の活動報告として「セミナーやサポーター養成講座に参加して活動が再開した時のための知見を得ること」や「認知症当事者やそのご家族様にインタビューをして授業では学べない認知症に対する理解の促進」「多世代まちづくりプロジェクトの受賞」「畿央大学内でのオンラインミーティングの実施」など、コロナ禍ではありますが、今できることをリモート上で実践しいていることを報告しました。     また、第2部では大学間交流を深めるためのアイデアについて小グループで意見交換やその内容を発表しました。 どの大学も新型コロナウイルスの影響により活動ができなかったという意見がありました。私たちも2月頃に、認知症に対する勉強会を含めたミーティングを企画し、大学内での認知症カフェ(大学カフェ)を4月から実施したいと話し合っていましたが、実現しないままになっていること、オンラインでの他大学交流の場に積極的に参加するための方法について意見交換をしました。大学カフェは、畿央大学と近辺に住んでいる方を対象としたもので、現在もまだ延期となっていますが、オンラインでも可能なカフェを考えてはどうかという意見もありました。 新型コロナウイルスによって直接関わりながらの活動はできない状態ですが、オンラインでの活動が発達し、今回のように奈良県と九州の大学とリアルタイムで交流することができるようになったことは、学生間の活動に刺激をもらうことができとてもよいことだと思います。 また、今後のオンラインでの交流の仕方についても意見交換がありました。オンラインによって他府県の学生メンバーとも交流ができるようになりましたが、全員が慣れないため反対にオンラインで参加することに抵抗があるという問題がありました。抵抗をなくすための方法として初めに自己紹介するときは大学・学年以外に趣味など話が広がることも言うと話しやすくなるのではないか、大人数ではなくトークルームの機能を使用して小グループにして交流すると発言しやすくなるのではないかという意見がありました。自分自身も、ミーティング時には、アイスブレイクするために自己紹介や趣味の話・大学生活での話を行うことが良いと思いました。   ▲記念式典の会場の様子(熊本大学)   高齢化が進むなか、地域の人・次世代の担い手である若い人が高齢者を支えることは非常に大切なことだと考えています。小さなコミュニティでの活動だけではなく、他の場所で行われている活動も取り入れながらOrangeProject®を発展させていくことは、高齢者や認知症の方が活き活きと生活できることを支えるのに必要だと思います。 今後のOrangeProject®の発展に貢献できるように積極的に活動に参加し、まずは研修を受けて正会員になりたいと思います。また、これからもオンラインを使用した交流が増えてくると考えられるため、ITリテラシーをしっかりと学びつつZoomやTeamsといったツールを有効に活用できる方法を考えていきたいと思います。   看護医療学科3回生 東條真納美   【今年度の関連記事】 第1報 「畿央大学Orange Project®」2020年活動レポート! 第2報 多世代まちづくりプロジェクト2020コンペティションで「参加者賞」を受賞 ▶オレンジプロジェクトに関連するブログ記事 KIO Smile Blog

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