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2025.11.05
畿央祭・おしごと体験2025レポート【2日目】看護師・栄養教諭・建築士・教師編
2025年10月25日(土)・26日(日)の2日間、畿央祭にて小学生を対象にした「おしごと体験-発見!未来のワタシ-」を開催しました!この企画は、昨年度より発足した「こども夢サポートプロジェクト」の一環として実施したものです。 「大学をもっと身近に、そして、子どもたちの未来に寄り添いたい」という想いのもと、大学生や教員が協力して企画・運営を行いました。このおしごと体験企画は、地域の小学生が専門職を育成する本学の施設やプログラムに触れ、職業体験を通して学びや将来の職業への理解を深めることを目的としています。 大学という環境の中で、子どもたちが「未来のワタシ」を発見するきっかけになれば――そんな願いを込めて実施しました。 2日目の26日(日)は、「看護師」「建築士」「栄養教諭」「教師」の4つの職業を体験!それぞれのブースで、子どもたちは工夫しながら真剣に取り組み、たくさんの笑顔があふれました。その様子をレポートします! 【看護師】やってみよう!看護師のお仕事体験~生まれてすぐの赤ちゃんの抱っこや衣類の交換をしてみましょう~ 看護師体験では、畿央祭で実施していたマタニティクラスと同時開催し、看護医療学科の岡先生を中心に、赤ちゃんのお世話にチャレンジしました。サポートとして、本学の看護医療学科の学生も参加をしています。 赤ちゃんの抱っこやおむつ交換、沐浴など、初めての体験に子どもたちは最初こそ少し緊張をしていましたが、赤ちゃんをそっと抱き上げた瞬間に自然と笑顔がこぼれました。看護学生が一つひとつ丁寧に説明しながら進行し、子どもたちは「優しく扱うことの大切さ」や「命のぬくもり」を感じながら活動できたようです。 体験後には「楽しかった!」「また参加したい」という声も多く聞かれ、看護師という仕事の尊さや、人を支える温かさに触れる時間となりました。 【建築士】段ボールでつくる法隆寺五重塔 建築士体験では、人間環境デザイン学科の林田先生と学生スタッフが設計・作成したオリジナルキットを使い、子どもたちが工作用段ボールで法隆寺五重塔の模型づくりに挑戦しました。 複雑なパーツを前に、最初は少し難しそうな表情を見せていた子どもたちでしたが、林田先生の丁寧な説明と学生たちのサポートで、次第に手際よく作業を進めていきました。保護者や兄弟と協力しながら取り組む姿も多く見られ、完成したときには教室全体に達成感が広がり、自然と拍手が起こりました。 参加者からは「作るのが楽しかった!」「より興味がわいた!」といった感想が寄せられ、ものづくりの面白さを体感する機会となりました。 【栄養教諭】体験!学校の“給食”を守るお仕事~栄養教諭ってどんな人?~ 「食べること」から健康を支える栄養教諭体験では、栄養バランスを考え、給食の献立づくりに挑戦しました。健康栄養学科の玉井先生とゼミ生を中心に、子どもたちは「普段食べている給食がどのように作られているのか」を学び、栄養に関するクイズや、給食を作る調理室の見学などを通して理解を深めました。 実際に調理着を着て実習室に入ると、初めて見る大きな調理器具に子どもたちは興味津々!特に、巨大な調理窯の迫力には驚きの声が上がりました。 体験後には「楽しくて時間が足りなかった!」という声が聞かれ、保護者の方からも「給食を残さず食べてほしいと思っていたので、栄養の大切さを知る良いきっかけになった」といった感想が寄せられました。子どもたちは、栄養教諭の仕事が“食を通して子どもの健康を守る”大切な役割であることを実感していました。 【教師】せんせい体験!はじめての学級通信づくり 教師体験では、子どもたちが自分のクラスを想像しながら、学級通信づくりにチャレンジしました。現代教育学科の増永先生による解説と、学生によるマンツーマンのサポートのもと、子どもたちはオリジナルの学級通信を完成させました。 学級通信が作られる理由や、クラスのみんなにどんなことを伝えたいかを考えながら、想像を膨らませて一生懸命作成。完成した通信には、参加者それぞれの思いが込められた温かな一枚ができあがりました。 体験を終えた子どもたちからは、「普段自分たちが見ている先生の仕事を実際にやってみて、先生の苦労や楽しさを知ることができた。」という声もあり、身近な先生のお仕事に触れられる貴重な機会となりました。 体験終了後には、頑張った子どもたちへ修了証とオリジナルグッズをプレゼントしました。 2日間にわたり開催された「発見!未来のワタシ-おしごと体験」には、多くの子どもたちと保護者の方々にご参加いただきました。理学療法士・看護師・建築士・ファッションデザイナー・栄養教諭・教師という6つの職業体験を通して、子どもたちは新しい発見や学びを得ることができたようです。 また、運営に携わった学生からは 「自分たちが目指す職業は、憧れられる仕事だと再認識できた」 「子どもたちへの関わり方など、深く学ぶことができた」 といった声も多く聞かれ、子どもたちだけでなく学生自身にとっても学びの大きい場となりました。 ご参加くださった皆さま、そしてご協力いただいた地域の皆さまに心より感謝申し上げます。プロジェクトでは、これからも地域の子どもたちが楽しく学び、夢に出会えるような企画を続けていきます。次回の企画も、どうぞご期待ください! 関連記事 畿央祭・おしごと体験2025レポート【1日目】理学療法士・ファッションデザイナー編 人間環境デザイン学科 村田ゼミ同窓会を開催しました TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.102 ~ 大盛況御礼!畿央祭ウェルカムキャンパスにてTASK健康チェックコーナーを出展しました! 畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター
2025.11.04
就職レポートNo.836(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第836弾! 現代教育学科4回生 久田原 愛さん 大阪府 小学校教諭 合格 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校2年生の頃から教育学部のある大学に行こうとは決めていました。畿央大学のオープンキャンパスに参加した際に、先輩方や先生方と話したときの優しい雰囲気がとても心地よくて直感でここだなと思い、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 この4年間とても充実した学校生活を送れていたと思います。特に1回生の頃は友達ができるかな、授業についていけるかなと不安に思うこともあったのですが、コースごとの担任制ということもあり、すぐに同じコースの子たちと仲良くなって授業もみんなで楽しく受けることができました。また、クラスが違っても同じ小学校を目指す人たちとは授業で重なることが多く、グループ活動もあったのでいろいろな人たちと仲良く課題に取り組むことができました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学校6年生のときの担任の先生の人柄や授業の楽しさに憧れを持ち、私もこんな先生になりたいなと思ったのがきっかけです。また、友だちに教えるのが上手で「本当に分かりやすい」と言ってもらえることが何回もあったのが嬉しかったというのもあります。私が通っていた高校には教育コースがあったのでそのコースに入り、やっぱり私は子どもと関わったり教えたりすることが好きだなと改めて気付いたので教師を目指すことにしました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 3回生の5月頃から現在まで母校でスクールサポーターをしています。実際に教育現場に参加することで子どもたち一人一人とどう向き合っていくべきなのか、先生方はどのように連携を図っておられるのかなどが分かってきます。ボランティアであっても子どもたちは私のことを先生として見てくれているので、より責任感を持ち、勉強のサポートや給食の準備など私にできることを積極的にするように心がけています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験については、本格的に勉強を始めたのは4回生になる前の、大学で行われる春期対策講座です。それ以降に行われた講座にはほとんど参加しました。私は家だと集中できないので、対策講座がない日でも学校に行ってよく友達と勉強していました。面接・模擬授業については、教採・公務員対策室の先生や教育学部の先生がしてくださる面接指導をたくさん予約していました。多いときは週に5・6回受け、不安なことは練習が終わってからすぐに先生方に相談していました。小論文は書き方に慣れるために過去に出されたテーマを3つほど練習して教採・公務員対策室の先生に添削していただきました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 私は児童の良さや可能性を引き伸ばせる教師になりたいです。児童一人一人の良いところをたくさん見つけて伝え、少しでも子どもたちの自己肯定感を高めることができたらなと思います。 【後輩の皆さんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験の勉強・対策は1次と2次とがあって大変ですが、周りの友だちと教え合ったりアドバイスし合ったりすることで私はもっと頑張ろうという気持ちになれました。教採・公務員対策室の先生や教育学部の先生をたくさん頼ってください、話を聞いていただくだけでも本当に気持ちが楽になります。しんどいときこそひとりで抱え込まず、友達や先生と一緒に頑張ってください!
2025.11.04
畿央祭・おしごと体験2025レポート【1日目】理学療法士・ファッションデザイナー編
2025年10月25日(土)・26日(日)の2日間、畿央祭で小学生を対象にした「おしごと体験-発見!未来のワタシ-」を開催しました!この企画は、昨年度より発足した「こども夢サポートプロジェクト」の一環として実施したものです。 「大学をもっと身近に、そして、子どもたちの未来に寄り添いたい」という想いのもと、大学生や教員が協力して企画・運営を行いました。このおしごと体験企画は、地域の小学生が専門職を育成する本学の施設やプログラムに触れ、職業体験を通して学びや将来の職業への理解を深めることを目的としています。 大学という環境の中で、子どもたちが「未来のワタシ」を発見するきっかけになれば――そんな願いを込めて実施しました。 初日の10月25日(土)は、「理学療法士」と「ファッションデザイナー」のおしごと体験を実施。実際の専門機器や素材に触れながら、子どもたちは目を輝かせてチャレンジしていました。その様子をレポートします! 【理学療法士】遊びながら学ぼう!リハビリをする理学療法士ってどんなお仕事? 理学療法士体験には計34名が参加しました。体を使ったゲームや実技を通して、リハビリの役割や体のしくみを楽しく学びました。 理学療法学科の瀧口先生が講師を務め、学生スタッフと一緒に車椅子体験・バランスゲーム・スラックラインなどで、実際の理学療法士が行う運動療法を体験しました。 後半では「はぁって言うゲーム」を通して共感力を養い、ケガや病気で動けなくなった人の気持ちを考える時間も設けました。学生スタッフの迫真の演技に笑いが起こるなど、終始和やかな雰囲気の中で学びが深まりました。楽しく学びながら将来の夢を広げる機会となりました。 参加者の感想 イベント後、参加してくれた子どもや保護者の方からは以下の感想が寄せられました。 「子どもたちが楽しく体験できました。学生さんたちの対応が良く、演技がとても盛り上がりました!」 「仕事について、子どもが興味を持つきっかけになって良かったです。」 「楽しく学べて良かったです。親も楽しめました。」 【ファッションデザイナー】親子でお揃い服をデザインしよう(スカート作り) ファッションデザイナーには小学3年生から5年生までの親子7組が参加。スカートの形をデザインし、ミシンを使ってお揃いのスカートづくりにチャレンジしました。 人間環境デザイン学科の小松先生が講師を務め、まず新聞紙を使って好きな長さを決め、寸法の計算からスタート。続いて布を裁断し、ミシンで縫い合わせて世界にひとつだけのスカートを完成させました。 初めてミシンに触れる子どもたちも、学生スタッフの丁寧なサポートで安心して取り組めました。完成したスカートを身につけて記念撮影をする姿は、まるで本物のデザイナーのようでした。親子の絆を深めながら、おしゃれづくりの楽しさを感じる時間となりました。 参加者の感想 イベント後、参加してくれた子どもや保護者の方からは以下の感想が寄せられました。 「初めてのミシンでしたが、優しくサポートしていただいてスカートを完成させることができました。親子でのおそろいのスカートができて大満足です。」 「家庭では、ミシンを教えてあげられないので、良い機会でした。娘は裁縫が大好きなので、楽しむことができました。」 「服を作るのが意外と時間がかかって大変な仕事だった。」 体験終了後には、頑張った子どもたちへ修了証とオリジナルグッズをプレゼントしました。プロジェクトでは、これからも地域の子どもたちが楽しく学び、夢に出会えるような企画を続けていきます。次回の企画も、どうぞご期待ください! 関連記事 畿央祭・おしごと体験2025レポート【2日目】看護師・栄養教諭・建築士・教師編 人間環境デザイン学科 村田ゼミ同窓会を開催しました TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.102 ~ 大盛況御礼!畿央祭ウェルカムキャンパスにてTASK健康チェックコーナーを出展しました! 畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター
2025.11.03
人間環境デザイン学科 村田ゼミ同窓会を開催しました
2025年10月26日(日)、畿央祭にて人間環境デザイン学科 村田ゼミの同窓会を開催しました。 卒業生同士、また在学生と卒業生の世代を超えた交流から、温かい絆が生まれました! アパレルを学ぶ村田ゼミでは、R棟3階のデザイン実習室を主な活動拠点としています。授業やゼミの時間以外にも実習室に集い、仲間と共に過ごす時間は、学生生活をより豊かで実りあるものにしてくれます。現在進行中の新校舎建設に伴い、このデザイン実習室が移転することとなり、現在の場所で過ごす最後の1年を迎えています。 そこで、プロジェクトゼミの活動の一環として、畿央祭にて「村田ゼミ同窓会~懐かしい場所で、また話そう~」を企画しました。村田ゼミ3回生が中心となり、準備を進めました。実習室での活動の中心である製作作業にちなみ、普段在学生が使用している織り機の体験や、これまでの卒業研究作品の展示を用意し、最近の卒業生の作品も鑑賞していただけるように工夫しました。また、プロジェクトゼミの活動テーマである「靴下残糸の活用」を実践する形で、くるみボタンとタッセルを合わせたオリジナルブローチを製作し、ご参加いただいた皆様への記念品を用意しました。 当日はあいにくの天候でしたが、2期生から昨年の卒業生まで約30名、ベビー、キッズを含め合計40名ほどの方にご参加いただきました。あっという間に卒業生でいっぱいになった実習室を目の当たりにし、20年間の歴史と繋がりの深さを改めて実感いたしました。世代を超えた村田ゼミならではの温かい交流が、この実習室で確かに受け継がれていることを感じることができました。 村田先生からは、卒業生一人ひとりの思い出話をお話していただきました。実習室で過ごした時間や、学外での活動、卒業研究の作品や苦労話など、昨日のことのようにお話されるその姿を見て、実習室での学びの時間が、先生の中で今もなお生き続けていることを感じました。私たちにとっても、この空間での時間はかけがえのないものだったと改めて実感しました。 企画した学生のコメントを紹介します これまでこの実習室で多くの時間を過ごし、学びを深めてきた先輩方がたくさん集まってくださいました。思い出の深い実習室との別れを惜しみながらも、懐かしい思い出話や卒業研究の話などで大いに賑わい、温かい交流の場となりました。この同窓会の開催にあたっては、現役の村田ゼミ生が中心となり、試行錯誤を重ねながら企画・準備を進めてきました。私たち自身にとっても、多くの絆が生まれ、村田ゼミらしい温かさに包まれた、心に残るイベントとなりました。 3回生 竹村 弥恵 実習室に足を運んでくださった卒業生の方々、改めてありがとうございました。卒業制作のことや、卒業後の進路のなど、同じ実習室で学んでいた先輩方の貴重なお話を聞けて楽しかったです。畿央大学のアットホームさを改めて感じることができた日となりました。ぜひまた気軽に遊びに来てください。 3回生 髙本 怜花 私たちの学び舎の空気を共に楽しんでいただき、また、在学生に温かいエールを送ってくださった先輩方に、改めて心より感謝申し上げます。在学生の皆さんには、今回得られた村田ゼミならではの繋がりを大切にし、今後の活動に活かしていくことを期待しています。皆さんの活躍を楽しみにしています。 村田ゼミ11期卒業生 人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 畿桜会(同窓会)ホームページの村田ゼミ同窓会レポートも見る 関連記事 MBS毎日放送「住人十色」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科 西宮市苦楽園地区コミュニティ交通の時刻表&車体ラッピングデザインを担当!~ 人間環境デザイン学科 清水研究室 6大学建築合同ゼミ合宿2025が三重県で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 明日香村ワークショップ2025報告会を実施!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 衣服の平面構成を学ぶ「アパレル構成実習Ⅲ」~ 人間環境デザイン学科
2025.11.02
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.102 ~ 大盛況御礼!畿央祭ウェルカムキャンパスにてTASK健康チェックコーナーを出展しました!
こんにちは、健康支援学生チームTASK※1 の理学療法学科3回生 中山 紗希と2回生 森本 暁大、1回生 河智 茉耶です。2025年10月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり畿央祭が行われ、TASKは2日目に「健康チェックコーナー」を出展させていただきました。 ※1 TASKは“Think, Action, Support for Health by Kio University”の略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 今年度の測定項目を紹介します 今年度の測定項目は、昨年度の測定項目から一部変更し、ロコモティブシンドローム※2 の指標を用いたテストを実施しました。 ※2 ロコモティブシンドロームとは、移動するための能力が低下したり、衰えたりする状態で、進行すると将来介護が必要になるリスクが高くなります。 2ステップテスト、立ち上がりテスト(ロコモ度チェック) 骨密度 体組成(筋肉量,体脂肪率など) 反復横跳び(子どものみ) 運動器検診(子どものみ) 測定項目 1 について測定方法をご紹介します! 2ステップテスト とは・・・ 立ち上がりテスト(ロコモ度チェック) とは・・・ ロコモONLINE HPより引用:https://locomo-joa.jp/check/judge 過去最多の来場者数を記録しました! 今年度の来場者数は378名とTASK創設以来の最高記録を更新しました!!初めて来てくださった方も多くいらっしゃいましたが、毎年この健康チェックコーナーを楽しみに来てくださっている方も半数以上いたように感じました。 朝、開始前に列をつくりお待ちいただく姿もみられ、地域の皆様からの期待を改めて感じることができました。そして、このようにTASKの活動が地域の皆さまの健康を見直すきっかけになっていることを、私たち自身も強く実感することがしました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 今年度、TASKは1~4回生の午前・午後合わせ、22人のスタッフが参加し、1~3回生は測定、4回生は測定した内容についての結果説明を担当しました。 来場者の方々と積極的にコミュニケーションをとり、楽しみながら活動している姿が印象的でした。特に1回生は前期のオープンキャンパスからの大きな成長がみられ、とても頼もしく感じました。参加してくださったスタッフの皆さん、そして先生方、ありがとうございました。 参加学生からのコメント 今年度は昨年以上にご来場いただいたことをとてもうれしく感じています。 昨年の反省点として、測定場所の区切りがわかりにくく、一部混雑してしまった場所がありました。昨年の反省点を踏まえて、ブースをわかりやすくしました。測定項目の確認や準備も全員でしっかりと行うように意識しました。 私は受付とお子さんの測定を担当していました。受付ではこのブースを毎年楽しみにしているというお声をたくさんいただき、TASK全体そして自分自身の活力になったと感じています。想定以上にお子さんの来場が多く、測定に焦る場面や、対応に慣れていなかったことから難しさを感じる場面もありましたが、お子さんたちが測定を楽しんでくれており、ほほえましい時間になったと感じています! このようにたくさんの方にお越しいただき、地域に根差した活動できていることを誇りに思います。そして、参加してくれたスタッフの協力のおかげで無事に大成功で終えることができました。今回の畿央祭に参加してくれたスタッフのみなさんありがとうございました。来年度も楽しみにしています。 3回生 中山 紗希 今回私は立ち上がりテストを担当しました。年齢や性別を問わず多くの方にご来場いただき、それぞれの方に合わせた説明やコミュニケーションを取る大切さや難しさを実感することが出来ました。最初は自分にちゃんと測定ができるのかという不安と緊張がありました。でも来てくださった方と話したりしているうちに緊張が解けて、自然に笑顔で話せるようになっていました。 私が担当した午後の部では195名の方にお越しいただき、ありがたいことに息付く暇が無いくらい忙しかったですが、それよりも多くの人が楽しそうに測定をしていただき笑顔で帰る姿を見ると、非常に有意義な時間だと感じて達成感でいっぱいでした 2回生 森本 暁大 高校生やその保護者の方が対象のオープンキャンパスとは異なり、今回のウェルカムキャンパスは地域の方が主な対象でした。地域の高齢の方からお子様まで様々な方とコミュニケーションをとることができて、とても良い経験を積むことができました。 健康チェックでは、初めは上手くいくかどうか不安を感じていました。しかし、ご来場いただいた方の「あなたの声掛けで全力が出せた。ありがとう。」という言葉に勇気をいただき、自信を持って担当の仕事に取り組むことができました。そして、人と関わることの楽しさや、やりがいを強く実感しました。 特に印象に残ったことは、全体を見渡したとき、学生を含む全ての人が笑顔であったことです。今回得られた経験や見つかった改善点を次回に活かせるように、今後も積極的にイベントに参加していきたいと思います。 1回生 河智 茉耶 TASKでは、健康チェック以外にも様々な活動を企画しています!その情報も下記に載せていますので、ご確認よろしくお願いします! ◆メールアドレス task@kio.ac.jp ◆ X(Twitter) @kio_task ◆ Instagram @kio_task ▶TASK(健康支援学生チーム)活動レポートはこちら
2025.11.01
MBS毎日放送「住人十色」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科
MBS毎日放送の毎週土曜日17:00放送されている「住人十色」の11月8日放送回にて人間環境デザイン学科講師の吉永先生が設計した住宅が紹介されます。 毎週一軒のユニークな「家」を訪問。なぜこんなところに、こんな家を?そこに住む「家の主(あるじ)」の生き方や思いを紐解き、家族の絆にも触れていく番組であり、今回は長崎県佐世保市にある住宅が紹介されます。この住宅は番組以外にも住宅特集2025年5月号でも紹介されています。 また放送終了後やTVerやMBS動画イズムでも見逃し配信を行われますので、この機会に是非ご覧ください! 番組ホームページ 吉永講師プロフィール
2025.10.31
FIFAフットサル女子ワールドカップ 日本代表メンバーに卒業生の高橋京花さんが選出されました。
2025年11月21日からフィリピンで開催されるFIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025の女子日本代表に本学卒業生である高橋京花さん(現代教育学科2021年3月卒)が選ばれました。 高橋さんはワールドカップ出場権をかけたAFC女子フットサルアジアカップ中国2025にも女子日本代表として出場し、準決勝、決勝でも得点を決めるなどの活躍を収め、優勝に貢献していました。 今後11月10日から日本代表としての活動が始まります。高橋さんのますますの活躍をこれからも応援しています! ▲写真:アジアカップ優勝後、本学に来校いただいた際に撮影したものです グループステージスケジュール 11月23日(日・祝)12:00~ vsフットサルニュージーランド女子代表 11月26日(水)15:30~ vsフットサルポルトガル女子代表 11月29日(土) 12:00~ vsフットサルタンザニア女子代表 ※時間はすべて現地時間 関連リンク アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 フットサル女子 2025年 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会 JFAなでしこサッカー(@jfa_nadeshiko)さん / X
2025.10.31
香芝警察署と施設使用に関する協定を締結しました
畿央大学はこのたび、香芝警察署と「警察署使用不能時における施設使用に関する協定」を締結しました。 この協定は、今後発生する可能性のある巨大地震などの大規模災害で警察署の庁舎が使えなくなった場合に、本学の施設を代わりに利用してもらうことで、警察の災害警備活動を継続できるようにするものです。 署長からは「大学のご協力により、災害時にも警察の力を維持できる体制が整いました」とのお言葉をいただきました。今後は、実際に警察署の災害警備本部を移す訓練も予定されています。 畿央大学では、地域の安全・安心にも貢献できるよう、これからも地元の警察や自治体と連携を図ってまいります。
2025.10.29
無印良品イオンモール橿原「あさかつ」に理学療法学科・健康栄養学科の学生が協力しました。
本学の学生は日々、リハビリや医療分野について学んでいますが、超高齢化社会を迎えた昨今では、フレイル※や未病に取り組むことも大きなテーマです。 ※フレイル:加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態 2026年3月にイオンモール橿原(ウェストビレッジ)にオープンした、世界最大の無印良品では、地域貢献とお客様の健康増進のため、店舗の中心エリアに、血圧・体組成計・野菜摂取度測定器(ベジミル)などの測定器が設置されており、誰でも自由に測定可能です。さらなる健康増進をめざして、10月19日(日)から、近隣地域にお住まいの方と店舗のスタッフが共に軽い運動と健康状態の測定を行い健康を考える『あさかつ』イベントを日曜日の朝に開催することになりました。 本学は、イオンモール橿原近隣の橿原市・大和高田市とも連携協定を結んでおり、地域住民の健康増進やフレイル対策に取り組む目的を同じくした『あさかつ』の取り組みに賛同し、毎月2回、運動・栄養面でのサポートをすることになりました。 10/19(日)に開催された、記念すべき第1回目の『あさかつ』では、本学の教員・学生が【いきいき!ウォーキング】と【野菜スープ試食会】を行いました。 脳トレ・バランスを組み合わせた「いきいき!ウォーキング」 理学療法学科の高取 克彦教授と松本 大輔准教授の主導のもと学生4名も加わり、その日の健康状態(血圧・体組成計などの測定)をチェック → 簡単なストレッチ → 効果的なウォーキングのポイントのレクチャーを受けました。 準備が整ったら、2グループに分かれて、身体と脳を刺激する「コンボウォーク」を開始。レクチャーで教わった正しい姿勢と正しいフォームを意識しながら、開店前の広大な店舗を活かして、早歩き・脳トレ(3の倍数で手拍子)・横歩き・綱渡りなど、様々な歩き方でウォーキングエクササイズしました! もぐもぐタイム「野菜スープ試食会」 ウォーキングのゴールは、Cafe&Meal MUJI。 ここでは、運動後の参加者へのご褒美として、無印良品から無料で提供された「ごろごろ野菜のトマトクリームスープ」を、健康栄養学科の野原潤子講師と学生がサーブしました。このスープは、本学のヘルスチーム菜良の学生(管理栄養士のタマゴ)が、無印良品の商品「すぐに使えるスープの野菜」と「カットトマト缶」を使ってレシピ開発した5分でできる時短ヘルシー野菜スープです。試作とレシピ改善を何度も行い、簡単だけど味わい深いスープが完成しました。 試食が終わる頃には参加者同士の会話も生まれ、参加された方の満足度も高かったようです。このイベントを通して初めて畿央大学のことを知った参加者もいて、「奈良県内に良い大学があって嬉しい」との声をいただきました。 運動・軽食の後は自由解散となり、個別に質問がある方に、健康・栄養相談(フィードバック)を行いました。 理学療法学科・健康栄養学科の学生にとっても、地域の方々と交流しながら学びを実践する絶好の機会となりました。学生の教育と地域社会への貢献につながる取り組みとして、今後も継続して協力していく予定です。 次回、畿央大学が協力する『あさかつ』は、11/16(日)です。参加申込は無印良品HPから可能です。ぜひ、ご参加ください。
2025.10.29
畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター
2025年10月25日(土)畿央祭のウェルカムキャンパス企画で看護医療学科・看護実践研究センター共同企画としてのがんカフェ「きらめき」を開催しました。 今年は、13時の開場前から、会場である看護実習室前に行列ができるほどで、終了までにアロマハンドマッサージを受けた方が56名とこれまでにない大盛況となりました。 まず、看護医療学科2回生の支援学生8名が、会場内の飾りつけや、掲示物の貼り付け等を行い、参加者を迎える準備をし、その後各自がチラシを手に来場の呼びかけを行いました。 今年も学生によるアロマハンドマッサージが大好評で、来場者の方も笑顔で「気持ちいい」「いい香り」とリラックスされていました。学生は、最初は緊張した表情でしたが、いざハンドマッサージを始めると、にこやかに受ける方とお話しながら笑顔で対応できていました。 参加者アンケートでは、 「リラックスして身体がポカポカしました。」 「初めてマッサージを受けましたが、とても気持ち良かったです。」 「学生さんのお話が上手で楽しい時間でした。」 との感想が寄せられました。実際に担当した学生からは以下の感想が寄せられました。 参加学生からの感想 アロマハンドマッサージに参加して、初対面の方とお話しすることにとても緊張しましたが、来られた方が「気持ちよかったよ」「色々お話聞けて楽しかったです」と言ってくださって、参加して良かったと思いました。(垣田) 「チラシを見て来ました」と声をかけてくださる方も多く、直接手渡しすることでこの企画を知ってもらう大切さを実感しました。アロマハンドマッサージでは、直接手と手を触れ合うことで、人の心の温かさまで感じることができました。中には、実施中にうとうとされる方や、「気持ちいい」と笑顔で話してくださる方もおり、会話を楽しみながら心が通う時間になりました。(米川) 始まる前は初めて会う方とどのようにコミュニケーションを取れば良いのかわからず緊張しましたが、始まってからは自然と会話することができて自分自身も凄く楽しむことができました。「ここが気持ちいい」「家でもアロマオイルを使ってマッサージしてみようかな」という声を頂くことができてやりがいを感じ、少しでもリラックス出来る時間を作れたなら嬉しいなと思いました。初対面の人でも人の手を使うことで人の温かさを感じることができるということを実感することができて自分にとっても良い時間となりました。(藤田) がんカフェ参加の呼びかけをしたとき、知らない人に声をかけるのはすごく緊張しました。でも、アロマハンドマッサージをしているとチラシを見てきましたと言ってくださった方が多く、とても嬉しかったです。また、沢山の方が来場されとても忙しかったですが、スタッフの学生みんなでお湯やタオルの準備など協力し合ってアロマハンドマッサージを行い、すごく楽しかったし達成感がありました。(海原) 最初はアロマハンドマッサージが上手くできるか、コミュニケーションが取れるかなど不安でしたが、だんだんとコミュニケーションも取れるようになり、笑いが絶えず、話も盛り上がるようになりました。アロマハンドマッサージは「気持ちいい」や「眠たくなりそう」などの言葉もいただけて、私もやりがいを感じて嬉しくなりました。(染川) 乳がん啓発運動も実施しました 乳がん用モデルを用いた自己検診や教員が開発した乳がん術後入浴着にも今年は力をいれて、説明を行いました。チラシを観て来場された方の中には、「乳がんモデルを触れることができると聞いて来た」とおっしゃる方も多数いらっしゃいました。また乳がん術後入浴着については、実際に手に取って触る方が多く、傷を観られたくない女性のために認知度がもっと上がるといいとの声やどこで購入できるのかという質問も沢山ありました。 今回のミニ講演では、がんカフェきらめきを開催するようになった経緯やこれまでの企画の紹介とがんの予防と診断されてからの相談窓口・治療費と在宅医療になってからの備えについて、説明しました。アンケートに「来年も参加するので、最新の抗がん剤の情報を教えてほしい」との要望がありましたので、さっそく次年度取り組んでいきたいと思います。 ご来場された皆様・アンケートにご回答頂きました皆様 ありがとうございました。 がんカフェ企画担当 看護医療学科 教授 松本泉美 関連記事 アルツハイマー月間の学内啓発活動を実施しました。~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門 「ママは立ち入り禁止?パパのためのベビークラス」を開催 ~ 看護実践研究センター母子包括ケア部門 「認知症の人の家族支援を考える」山川みやえ先生の講演会を開催しました。~畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門 2025年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催!~ 看護医療学科 令和7年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科


