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すべての新着情報一覧

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2025.12.04

無印良品あさかつレポート第3弾 「爽やかモーニングストレッチ」「おくらと生姜のスープ試食」

2025年11月30日(日)、無印良品イオンモール橿原で開催された健康イベント 「あさかつ」に、畿央大学(理学療法学科・健康栄養学科)が協力し、運動プログラムと無印良品の食材を使ったスープの試食を行いました。 ▼▼ 前回の「あさかつ」の様子はこちらから ▼▼ 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」 今回の運動テーマは… 美しい姿勢に繋がり、手軽にできるモーニングストレッチ 脳と身体を一緒に使う コンボウォーク(いきいき!ウォーキング) の2本立てです。   ディスプレイで季節を感じながらのウォーキング 運動前には全員の血圧測定を行います。       高取先生によるストレッチで、ゆっくり気持ち良く筋肉を伸ばしました。誤嚥防止のための胸郭ストレッチなどを行い、体をほぐしたところで、ウォーキングを開始。     後半は、開店前の無印良品の広いフロアを活かし、身体と脳を刺激する「コンボウォーク」。しゃきしゃきグループとゆっくりグループにグループ分かれ、自分に合ったペースで参加してもらいました。     ウォーキングは、学生が主体となり、正しい姿勢とフォームを意識しながら、脳トレ歩行(3の倍数で手をたたく)、綱渡り、速歩などの多機能ウォーキングを行いました。     店舗内は、クリスマスとお正月のディスプレイになっていて、歩き回るのがとても楽しかったです。     身体を温める簡単レシピをご紹介 運動の後は、運動の後は本と喫茶ラウンジへ移動。   今回は、「おくらと生姜のほっとスープ」を食べていただきました。このスープは、本学のヘルスチーム菜良の学生(管理栄養士のタマゴ)が、無印良品の商品「すぐ使える ねばねば野菜」「水餃子」「素材を生かしただしパック飛魚とかつお」を使ってレシピ開発した、とろみ×香り×旨みで、心も体もほぐれる和洋折衷スープです。     健康栄養学科の野原先生・岩田先生と学生がレシピと商品の紹介をしました。   寒くなる時期にぴったりな体が温かくなることだけでなく、鍋を準備するだけで作ることのできる作りやすさもこのレシピのポイントです。   適度な運動と試食で食欲が増進され、レシピの食材を購入されたり、おにぎりセットを追加注文して食べられていた参加者もいらっしゃいました!   レシピのご紹介 あさかつvol.5  実施メニューのご紹介 次回、畿央大学が協力する『あさかつvol.5』は、12月7日(日)です。   ▶ 代謝アップでぽかぽか!筋トレ 寒い冬・冬太り対策に、ご自宅でもできる、代謝アップとスタイルを改善につながる筋トレです。   ▶ いきいき!ウォーキング(コンボウォーク)   参加申込は無印良品HPから可能です。ご参加をお待ちしております!! 関連記事 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」 無印良品イオンモール橿原「あさかつ」に理学療法学科・健康栄養学科の学生が協力しました。

2025.12.03

「佐味田みんなの縁側」 板絵描き・障子替え-夏から秋へ ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科の陳ゼミでは、佐味田地区の皆様と河合町役場と協力して『佐味田みんなの縁側』を制作し、2023年5月12日から河合町 佐味田集会所前に設置しています。今回は夏と秋の板絵描き・障子替えの様子をご紹介します!   ▶ 前回の活動を紹介した記事はこちら 夏のイベントの様子 2025年6月21日(夏至)の午後に河合町佐味田老人憩の家において、「佐味田みんなの縁側」の夏イベントを行いました。佐味田地区の住民24名(大人と子ども)、河合町役場職員、畿央大学生(人間環境デザイン学科と現代教育学科)、教員を含めて、合計40名の参加ができました。ご参加の方々に感謝を申し上げます。   今回は、新たな障子の発表および住民の方々との共同作業を行いました。   今年度の障子は佐味田の風景に季節の花や植物を描いたデザインとし、右の柿の木と左の桜の木そして季節の花の変化を楽しんでもらいたいと思い作成しました。また、今回作成にあたって四季のイラストのデザインアイデアをいただくため住民の方々と一緒に季節のものを描いたり色を塗ったりしました。   ▼ 今年度の障子のテーマを住民の方々に発表を行いました。   その後、住民と大学生はチームに分かれて、1つのチームが夏バージョンの障子の色塗り、4つのチームが春、秋、冬バージョンの障子を住民の方々と一緒に作成しました。   ▼ 作業の様子     ▼ 障子の秋バージョンの共同創作・発想   ▼ 障子の冬バージョンの共同創作・発想   ▼ 夏の障子の貼り替え作業   ▼ 地域の子どもたちに見守られながら無事設置することができました。   ▼貼り替えができた夏バージョンの障子です。   夜になると中に設置しているライトがひかり障子の絵が昼間より、より鮮明に浮かびとてもきれいです。   ▼ 夜の障子の様子     板絵には夏に関する物を住民の方々に描いていただき表現力豊かなデザインがいっぱいありとても素敵な板絵が完成しました。「佐味田みんなの縁側」は夏の雰囲気に感じられます。   ▼ 住民の方々が描かれた夏の板絵は、「佐味棚」に飾られました。   ▼ イベント後には、さらに書き足された板絵が並び、より「夏」の雰囲気が感じられました。   また、住民の方々に対して、「佐味田みんなの縁側」の後方に設置予定の、掲示板の提案も畿央大学生より行いました。掲示物の固定方法や耐久性、掲示面の素材についてなどの議論ができました。   ▼ 大学生が掲示板の提案を説明した様子   ▼ 夏の「佐味田みんなの縁側」における参加者たちの集合写真 参加した学生の感想 今回作成するにあたって障子のデザインを考えるのがとても難しかったのですが住民の方々に喜んでいただきとてもうれしかったです。また、作成中に住民の方々と直接お話ができ私たちにはないアイデアをいただけてとても有意義な時間を過ごすことができました。 Tさん 自分が大部分を関わった企画を自ら発表するということは、初めての経験でした。住民の方が様々な意見をくださり、議論し、真剣に話し合いができました。とても緊張しましたが、ありがたい貴重な経験となりました。今回の発表を活かし、掲示板をよりよいモノにしていきたいと思いました。 Yさん   人間環境デザイン学科 3回生 塚崎 陽菜、吉田 周平   「佐味田みんなの縁側」の秋の障子替え 2025年10月3日の午後に、「佐味田みんなの縁側」での現地活動を行い、秋バージョンの障子に貼り替えました。     ▼ 河合町佐味田地区の秋風景をテーマにしました。   ▼ 秋の「佐味田みんなの縁側」   なお、住民の方との交流活動も行い、陳ゼミが制作した動物将棋を遊びました。学生たちが提案した遊び道具も紹介して、住民との意見交換を行いました。   ▼ 動物将棋の遊びと遊び道具の提案説明が行われた様子   ▼秋の「佐味田みんなの縁側」における参加者の集合写真   人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中 関連記事 ▼ 陳ゼミ 河合町佐味田地区での活動についての過去の記事 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ ▼人間環境デザイン学科についての過去の記事 「いつもの場所で時を織る」—ストリート織り機から生まれたソファーカバーがお披露目されました ~ 人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【新刊紹介】本学教員が「韓国建築史」について分担執筆!~人間環境デザイン学科前川准教授

2025.12.03

「慢性期看護学援助論Ⅰ」卒業生による授業―筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護― ~ 看護医療学科

「慢性期看護学援助論Ⅰ」は、看護医療学科2年後期に必修科目として開講しています。この授業では、臨床現場で勤務する看護師を外部講師として招き、最新の筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)患者の看護の実際について講義を受けるというプログラムを組み込んでいます。 令和7年11月25日(火)、第6回目の授業では、講師として本学の看護医療学科7期生である富本 尚寛さん(大阪急性期・総合医療センター脳外科・神経内科病棟勤務)から、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態や最新の治療法、看護および意思決定支援についてご講義いただきました。       また、卒業生であり、かつ現場での臨床実習指導者の視点から後輩へのアドバイスとして3年次後期からの臨地実習における心構えなども話していただきました。今年の講義には、同じ病棟で勤務する12期生の2名(金山 春香さん、藤原 萌花さん)も参加してくださいました。   ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つに指定されています。病気の進行に伴い、手や足が動きにくくなったり、コミュニケーションが取れなくなったり、嚥下(えんげ)ができなくなったりします。その一方で、認知機能や、かゆみ・痛み、視力や聴力といった感覚機能、内臓機能などは保たれます。進行は個人によって違いますが、想定より早く進行する場合があるそうです。そのため、早期からの患者様やご家族に対する意思決定支援が重要になってきます。   本人の意思決定には、コミュニケーションが重要になります。しかし、それが困難である患者様には、コミュニケーションツールの活用が必要になります。今回は、ALSコミュニケーションツールである「伝(でん)の心(しん)」(発語や筆談ができない方を対象としたパソコンを用いた意思伝達装置)を持参していただき、デモンストレーションを行ったり、実際に病棟で意思確認をしている様子について、説明していただきました。         ALS患者の約8割は自宅で生活している現状から、病棟での看護において退院支援は重要となります。そのため、看護師は他職種と連携しながら、患者様およびご家族への支援を行う必要があると説明されました。退院支援を進める上では病棟看護師が中心的な役割を担うことから、学生の間に授業内のグループワークやディスカッションに積極的に参加して、多職種連携や患者支援に関する視点を養うとともに、自己のコミュニケーションスキルを高めるよう助言を受けました。   授業の終盤では、実際に富本さんが関わった退院支援の事例をもとにした検討課題が提示され、学生は、「患者ならば家族に迷惑をかけたくないと思うが、家族の立場なら介護が大変でも(自宅に)帰ってきてほしいと思う。」など、患者様・ご家族双方の視点をふまえたディスカッションがされました。     また、富本さんからは、コミュニケーションが困難な患者様との関わりであっても、信頼関係を構築する工夫を行い、患者様が納得した意思決定ができるよう支援していることとその重要性が説明されました。ケアの対象者である患者様・ご家族と真摯に向き合い、コミュニケーションが困難な場合でも理解しようと努力し、意思決定を支援できる看護師を目指してほしいと思います。     富本さん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。     看護医療学科 教授  山本 裕子                 准教授 對中 百合 関連記事 セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~ 四天王寺大学でOrange Project®の交流会を行いました!! ~ 認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 長島愛生園を訪問し、正しい知識を持ち、語り継ぐことの重要性を学ぶ ~ 看護医療学科「健康学特論」 国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科  

2025.12.03

就職レポートNo.839(大阪市/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第839弾! 現代教育学科4回生 奥田 星里良 さん 大阪市 養護教諭 合格         【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 近畿圏で養護教諭の免許を取得できる大学を探す中で、畿央大学を知りました。大学のホームページやパンフレットを見たところ、特に教員採用試験の合格率の高さに魅力を感じました。養護教諭に絶対になりたかった私にとって、この実績を持つ畿央大学は最適な環境であると考え、入学を決めました。     【実際に入学して、畿央大学での学校生活はどうでしたか。】 同じ養護教諭を目指す多くの友人と出会い、共に学ぶ中で、とても充実した楽しい学校生活を送ることができました。同じ志を持つ仲間と切磋琢磨し高め合えたことで、人間的にも大きく成長できたと感じています。また、先生方や教採・公務員対策室の方々とも距離感が近く、素敵な方々に囲まれて過ごせた、実りある4年間だったと実感しています。     【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 今までの学校生活で養護教諭の先生方にたくさん支えていただいた経験から、私も先生方のように児童生徒の心身の健康を支援できる立派な養護教諭になりたいと思いました。大学生になり、養護実習や専門的な勉強を進めていく中で、この思いがより一層強くなってきました。         【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学2年生の頃から、小学校で保健室ボランティアをしていました。また、大学3年生の時には、大阪市教師養成講座を受講し、そこでも学校現場実習に参加していました。実際の学校現場にボランティアとして入らせていただくことで、大学では学ぶことができない実践的な知識を得ることができました。1つの学校だけでボランティアするのではなく、様々な学校や校種で積極的にボランティアに参加することは重要だと感じています。     【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験対策では、本命の試験の1か月前までは様々な都道府県の過去問をひたすら解いていました。試験1か月前からは、試験に出る可能性がある各種マニュアルを一言一句覚えるつもりで読んでいました。 面接対策では、週1回は必ず面接指導を受講するようにし、最初のうちは同じ先生の指導を受け続けて自分の面接の形を固めることを意識していました。面接試験1か月前からは、週2回に増やし、いろいろな先生方の面接指導を受講していました。         【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】  子どもたちの心身の健康を多角的な視点から支えられる養護教諭になりたいです。そのためには、子どもたち一人ひとりはもちろん、保護者の方々や他の教職員の方々との間に信頼関係を築く必要があると思います。常に専門的な知識を最大限に発揮し、子どもたちの些細な変化に気づき、適切な対応を行うことで、子どもたちの心身の健康を支えていきたいです。養護教諭になった後も、学び続ける姿勢を大切にしていきます。     【後輩の皆さんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験の勉強中は、先の見えない不安から、精神的に辛くなってしまうこともあると思います。その時には、家族、切磋琢磨してきた友人、先生方がいることを忘れないでください。ひとりで抱え込むのではなく、誰かに悩みを相談したり、あえて勉強をしないで遊んだりする一日を作ることで、気持ちがかなり楽になります。試験勉強期間は、なるべく早い段階で自分に合った勉強法と息抜きの方法を見つけることがとても重要です。自分の夢を最後まで諦めずに頑張ってください!

2025.12.03

畿友会(学生自治会)だよりvol.107 ~令和7年度「保護者懇談会」のサポートをしました。

こんにちは、学生自治会「畿友会」です。 2025年(令和7年)11月22日(土)、今年度は気温も下がり落ち着いた秋に「保護者懇談会」が開催されました。当日は畿友会(学生自治会)の学生スタッフが受付や誘導でご参加の皆様をお出迎えしました。     冬木記念ホールで行なわれた全体会では冒頭に冬木 正彦学長、後援会会長 村井様よりご挨拶がありました。     全体会終了後は学科別に分かれ、教員の紹介や学科の取り組み・学修内容について、また普段の学生の生活の様子などについての説明が行なわれました。   個別相談会では、保護者の皆様が将来の就職や資格取得のこと、学生生活についての不安など、さまざまな事柄について熱心に相談されている様子を拝見しました。   お忙しい中、お越しくださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。 これからも保護者の皆様のご意見を参考に、畿友会では、よりスムーズに保護者懇談会のサポートができるよう努力してまいります。来年度も多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしております。    畿友会 広報部 2回生 糸谷 美優   Instagram:@kiyukai_kio Twitter:@kiyukai_kio LINE:@kiyukai_kio    ▶畿友会に関連するブログ記事 KIO Smile Blog

2025.12.03

看護医療学科2回生対象キャリア講座「自己理解と病院研究」を開催しました!

  2025年11月21日(金)、看護医療学科2回生を対象としたキャリア講座「自己理解と病院研究」を実施しました。今回の講座では、株式会社マイナビ メディカルサポーター小泉様を講師としてお招きし、就職活動のスタートラインに立つ2回生が「自分らしいキャリア」を描くための第一歩となるよう企画したものです。     まずは、就職活動は自分と仕事との「マッチング」であり、自分の興味・能力・価値観の整理が重要であることを学びました。「長所短所診断」などのツールも活用しながら、「どんな看護師になりたいか」「どんな職場で働きたいか」と一人ひとりが自身と向き合いました。     また、病院選びは「理想のすべてが叶う場所」を探すのではなく、優先順位を整理しながら、自分の看護観に合った病院を見つけることが重要とのお話もありました。病院の種類(大学病院・民間病院・公立病院・訪問看護ステーションなど)や医療機能、看護方式、教育体制などについて整理し、各病院の特徴や働き方の違いを学びました。   就職活動は人生の分岐点とも言えます。この講座が「自分らしいキャリア」を描くための第一歩となることを願っています。 焦らず、じっくりと自分と向き合い、一人ひとりが納得のいく選択ができるよう、キャリアセンターもサポートしていきます。

2025.12.02

12/7(日)無印良品 イオンモール橿原「あさかつ」

イベントチラシ 申込フォームはこちら 関連記事 無印良品あさかつレポート 第1弾「いきいき!ウォーキング、野菜スープ試食会」 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」

2025.12.02

セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~

看護実践研究センター地域包括ケア部門の母子分野で展開している「安心感の輪子育てプロジェクト」の新規事業として、障がい者の子育て支援としてA市と協働して「セーフケアプログラム」を始動しました。 ▶「安心感の輪子育てプロジェクト」についての関連記事はこちら     2025年10月23日と24日のオンライン、そして11月13日の対面研修会を企画し、講師には東京科学大学の山岡 祐衣先生と福岡国際医療福祉大学の木村 一絵先生をお迎えし、家庭訪問型ペアレンティング支援プログラム「SafeCare®(セーフケア)」を学びました。保健師6名と大学教員2名が参加しました。   SafeCare®について SafeCareは、米国で開発されたエビデンスに基づくプログラムで、知的障がいを持つ親への子育て支援が十分でない現状を踏まえ、親が子どもとの関わり方や室内の安全管理を学び、自信を持って子育てできるように支えることを目指していきます。その成果として児童虐待の再通告リスクを26%低減し、親のストレスを軽減しつつ子どもの問題行動を減少させることが確認されています。日本では複数の地域で導入されています。   研修会の様子をご紹介します オンライン研修会ではまず、支援の基本としてエンゲージメント(家族との関わり方)を理解しました。子ども支援は健康や発達に焦点を当て、親支援は情報提供やメンタルケアを提供しますが、ペアレンティング支援は親子のかかわりを評価し、親が実践できるように伴走するものです。   対面研修会では、家庭訪問のロールプレイを通じて、親のスキルを向上させるトレーニングを日常生活の活動をより順序立てて行いやすくすることを目標に、肯定的な関わり合いを増やすためのスキルを説明し練習します。親が困っている日常活動に対して、肯定的な関わり方、適切な応答、アタッチメント促進、子どもの発達支援を学びます。   実技では3つのモジュール「親と乳幼児の相互交流PII」「親子の相互交流PCI」「安全」に取り組みました。親子相互交流では、遊びを通じた褒め方や説明の技術をロールプレイで練習し、家庭内の安全では模擬部屋でハザードを特定・除去するスキルを身につけました。   演習を通じて、モデリングから練習、フィードバックの流れを体験し、家庭訪問のシミュレーションを行いました。参加者からは「家庭訪問での観察と声かけのイメージが明確になった」といった声が寄せられました。     この研修は、2025年からA市と協働して知的障がいを持つご家庭へのパイロットスタディ実施に向けた体制構築の一歩です。研究では、本研修会を企画した教員が愛着形成支援のプロセスを可視化し支援モデルを構築していきます。SafeCareは親を責めない支援で、できないことをできるに変える小さな一歩を一緒に踏み出します。   障がいのある親と子どもが笑顔でつながる未来につなげていけるように、今後も障がい保健に焦点をおいた地域包括ケアを推進していきたいと思います。   *本活動は、科研費基盤研究C(24K14212)の助成を受けて実施しました。   看護実践研究センター 地域包括ケア部門 母子分野 准教授 田中 陽子 前田 則子 助教 大平 俊介 関連記事 2025年度 ウエルカムキャンパス「スマイル交流サロン」開催報告 ― 医療的ケア児や発達障がい児、その家族が笑顔でつながる2日間 ― 畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター アルツハイマー月間の学内啓発活動を実施しました。~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門 「ママは立ち入り禁止?パパのためのベビークラス」を開催 ~ 看護実践研究センター母子包括ケア部門

2025.12.02

令和7年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

健康科学部 理学療法学科 4回生、宮本ゼミの竹村 亜衣、瀧口ゼミの松原 司季、峯松ゼミの安原 幸汰です。2025年11月7日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会についてレポートさせていただきます。 卒業研究発表会に向けて 3年次前期の「理学療法研究法」で論文の探し方や読み方を学びました。その後、先生や興味のある分野などから学生それぞれが考え、希望のゼミを選択しました。   3年次後期では「理学療法研究法演習」にて本格的なゼミ活動を開始しました。自分たちで論文を探し、抄録会を行ったり、先生方からアドバイスをいただきながら、自分たちの研究のテーマをそれぞれ決定していきました。テスト勉強や元気塾、またテスト後に控えている評価実習から、心身共に落ち着かない日々の中を過ごしていました。ゼミ活動は、各ゼミによって進行度も様々であり、その中には全てを平行して進めることへの難しさを感じた学生もいたかと思います。   卒業研究発表会を終えて 私は、呼吸機能に関心があったため宮本ゼミを選びました。卒業研究では、円背姿勢の運動後の呼吸循環応答について研究しました。今回の研究では、測定項目が多数あることや初めてのデータ解析であったため、研究結果のデータ解析に苦労しました。しかし、同じゼミの仲間と試行錯誤することで研究を完成させる事ができました。工夫した点は、わかりやすいスライドの作成です。スライドの作成に難航した時はどのようにしたらわかりやすく、見やすいスライドになるかを宮本先生にご指導いただきました。質疑応答の対策をゼミの仲間と実施していたこともあり、当日の発表の質疑応答では質問にスムーズに応えることができました。宮本先生のご指導により卒業研究の発表を成功させることができ、大変良い経験となりました。 理学療法学科 4回生 竹村 亜衣 私が瀧口ゼミを選んだ理由は、「物理療法学」を学び、機械を用いることで徒手よりも効率的かつ有効的に介入できるという点に魅力を感じ、物理療法の研究をされている瀧口先生のゼミに入りたいと考えたからです。ゼミ活動では、TENSと副交感神経活動の関連についての研究を実施しました。多くのデータの解析を行うときには、苦労すると感じましたが、同じゼミの仲間にExcelが得意な子がいたことや、瀧口先生から解析やAIについて細かくご指導いただいたおかげで、データ解析を早く、そして楽に行うことができたと感じます。就職後もこの経験を活かして研究活動を行えたらと考えています。 理学療法学科 4回生 松原 司季 私が峯松ゼミを選んだ理由は、基礎的な解剖を学ぶことで、今後に役に立つと考えたからです。ゼミ活動では、ゼミ生と役割分担を行い、活動後増強に関する研究に取り組みました。実験を進める中で、当初立てた仮説や先行研究の結果とは異なるデータが得られ、考察の段階で非常に苦労しました。しかし、峯松先生の丁寧なご指導のもと、原因の分析や結果の解釈を深めながら試行錯誤を重ね、最終的には研究を無事に完成させることができました。当日の発表では先生方や同級生からの質問を通して研究内容への理解を深めることができました。 理学療法学科 4回生 安原 幸汰 卒業研究発表会を終えてのまとめ 今年度は16ゼミから全39演題の発表が行われ、1演題につき7分の発表と3分の質疑応答がありました。みなさん、わかりやすい発表と積極的な質疑応答を行っていました。   発表スライドと発表者による説明、質疑応答から各ゼミがどのような研究を行ったのか、また、どのようにこれから改善していけばよいのか明確にすることができました。大変面白い研究から非常に難しい研究まで様々あり、新たな視点と知識を得ることができたと感じます。質疑応答では、先生方や4回生からでなく、3回生からも積極的に意見・質問をいただき、学年を超えて高め合うことができました。   今回の研究で得られた経験や知識を4月から始まるそれぞれの舞台で存分に発揮するために、まずは、国家試験に全員で合格することができるように勉学に励みたいと思います。最後に、ご協力いただいた方々並びにご指導いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。   理学療法学科 4回生 竹村 亜衣 松原 司季 安原 幸汰 関連記事 ▼▼ 昨年度の理学療法学科卒業研究発表会について ▼▼ 令和6年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和6年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート   ▼▼ 理学療法学科関連記事 ▼▼ 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」 第23回日本神経理学療法学会学術大会にて本学関係者が多数登壇・受賞しました! TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.102 ~ 大盛況御礼!畿央祭ウェルカムキャンパスにてTASK健康チェックコーナーを出展しました! TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.101 ~東生駒地域包括支援センターとのコラボ「TASK介護予防教室」を開催!! フランス・リヨン神経科学研究センターのHugo ARDAILLON 氏が畿央大学を訪問されました!~ ニューロリハビリテーション研究センター

2025.12.02

就職レポートNo.838(公的病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第838弾! 看護医療学科4回生   森 理保菜 さん 公的病院(看護師) 内定     あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 小学生の頃、所属していたボーイスカウトの指導者に看護師の方がおり、活動の中で応急処置法などを教えていただきました。そこで、緊急の場面でも人を救うことができる仕事に憧れをもち、看護職を志しました。そして、実習をとおして、看護師は病気を治すことだけに関わるのではなく、患者様が暮らしやすくなるための生活を支えるという役割も担うことに魅力を感じ、看護職として働きたいとより強く思いました。 畿央大学に入学を決めたきっかけは、母親が看護師である友達が在学していたことから、臨床でも役立つ学びができると考えたためです。     畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? とにかく課題が多く、朝から晩まで大学でやっていたこともありました。それでも、友達と勉強をしていると、一緒に頑張っていることを感じられて頼もしかったです。 海外インターンシップに参加しカンボジアへ行った際には、発展途上国の医療の現状などについて自分の目で学ぶことができ、貴重な体験を得ることができました。拙い英語ですが、現地の大学生と会話ができたことも楽しかったです。     就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 私は小児看護に興味があるので、小児系診療科が細分化されていることから、より専門的な知識や看護技術を身に付けることができると考え、魅力に感じました。また新人教育に関して、各新人に応じて段階を踏んでいく方針であることや、実習の際には指導者の方から丁寧に指導をしていただいたことから、確実に自立していくための教育制度とこのような方々のもとで成長していきたいと思いました。     就職活動を振り返っていかがでしたか? 初めは何から準備をすれば良いのか分からずにいましたが、友達からの助言をきっかけに、キャリアセンターに相談させていただきました。内定先の病院は試験日程が早かったため、他の学生より準備を早く始めることになりましたが、小論文の添削など時間をかけて丁寧に指導していただきました。面接練習も2回行い、面接という場に少し慣れてから本番に臨むことができたと思います。 反省点として、夏のインターンシップで、できる限り多くの病院に参加しておけば、比較することができてその病院ならではの魅力をもっと探せたのかなと思います。     就職活動で役立ったツールを教えてください。 面接練習でいただいた助言や予想される質問とその回答をまとめたノートです。また各領域実習で学んだことや印象に残ったことをここに書き出しましたが、これがとても役に立ちました。 他にも求人検索NAVIから、過去の体験記を参考に対策を立てました。     後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 不安なことも多いと思いますが、困ったときはぜひキャリアセンターに相談してみてください。そして友達と喋ったり遊んだりリフレッシュも入れつつ、就職活動を頑張ってください!応援しています!  

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