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2026.08.06
2026年7月29日 教職員対象 「学校安全」研修会~学生の命を守る安全管理体制の構築~を開催しました。
畿央大学では、2016年に発生した水泳実習中の事故を教訓とし、この事故のあった7月29日を「二度と命を失うような事故を起こさない」という思いを全教職員で共有し、「安全について確認し合う日」と定めています。 今年度は7月29日(水)に、桃山学院大学 人間教育学部の村上 佳司教授を講師にお迎えし、「学生の命を守る安全管理体制の構築」をテーマとした学校安全研修会を実施しました。講演では、「大学における危機管理の見直し」「安全安心を脅かす要因と予防・対策」「生涯安全生活の視点」の3つのテーマを中心に、大学における安全管理のあり方についてご講義いただきました。 当日は授業の最終週でしたが、教職員63名が参加し、会場となった講義室はほぼ満席となりました。 講演では、事故を風化させず、組織として学び続けることの重要性や、想定外の事態にも柔軟に対応できる危機管理体制の必要性について説明がありました。また、ヒヤリ・ハット事例の共有や心理的安全性の確保、安全文化の醸成など、日常的な取組が学生の命を守ることにつながることを学びました。 さらに、大学には学生の安全を守るだけでなく、自ら安全に行動できる人材を育成する役割もあることが示され、教職員一人ひとりが高い危機管理意識を持ち続けることの重要性について理解を深める機会となりました。 また、講演後の質疑応答でも、4人の教職員から質問が出て、先生の具体的なご経験も交えながら、丁寧にお答えいただきました。 今回の研修会で得た学びを今後の教育活動や安全管理体制の充実に活かしながら、教職員が日々の確認と対話を積み重ね、学生の安全確保に努めてまいります。
2026.08.06
2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科
地域包括ケア実習は、2023年度の新カリキュラム導入に合わせて開始された看護医療学科の2回生対象の実習で、今年で4年目を迎えます。 この実習では、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生活を続けられるよう支える「地域包括ケア」について学びます。地域で暮らす方々との交流やさまざまな活動を通して、地域共生社会の実現に貢献できる看護師を育成することを目的としています。 病院だけでなく、地域全体を看護の場として捉え、実際に地域へ出向いて学ぶことができる、畿央大学ならではの特色ある実習です。 今回は実習の準備として行った交通安全講習の様子をお伝えします。 実習開始前に「自転車講習」を受講しました。 今年度は、2026年4月1日から自転車にも交通反則通告制度(いわゆる青切符)が適用されたことを受け、地域包括ケア実習の開始前に交通安全講習を実施しました。 地域包括ケア実習では、自転車を利用して地域へ訪問する機会があります。学生一人ひとりが安全に実習へ臨めるよう、香芝警察署の皆さまにご協力いただき、自転車の交通ルールや安全な運転について学びました。 講習では、奈良県内で発生している交通事故の現状や、大学周辺で実際に起きている事故について、具体的なデータを交えながらご説明いただきました。身近な地域で起きている事故を知ることで、「自分には関係ない」という意識から、「自分自身も気をつけなければならない」という意識へと変わった学生も多かったようです。 自転車の青切符制度は16歳以上が対象です。 自転車の交通反則通告制度(青切符)は、16歳以上の自転車利用者が対象となります。 実習中に交通ルールを守ることはもちろんですが、日頃から安全運転を心がけることも大切です。普段何気なく利用している自転車でも、一つの不注意が重大な事故につながる可能性があります。今回の講習を通して、交通ルールを改めて確認するとともに、安全運転への意識を高めることができました。この学びは、実習だけでなく日常生活にも生かされることでしょう。 地域に出向く実習だからこそ、安全を第一に 地域包括ケア実習では、地域で生活する方々と直接関わり、多くの学びを得ることができます。その学びを充実したものにするためには、安全に実習へ参加することが何よりも重要です。今回の交通安全講習は、地域に出向く実習だからこそ受講する意義のある学びとなりました。 2回生の皆さんには、安全を第一に行動しながら、地域で暮らす方々との出会いを大切にし、多くのことを学んでほしいと思います。 地域でしか得られない経験を通して、一人ひとりが地域包括ケアへの理解を深め、看護師としての視野をさらに広げられる実りある実習になることを期待しています。 看護医療学科 助教 伊藤 千春 関連記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 第13回 危篤・臨終・死亡時の看護の実際 ー エンゼルケア演習 ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 「薬害の実情」と「患者の人権」-医療倫理や患者安全を学ぶ ~ 看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」
2026.08.06
8/29(土)奈良県内大学合同入試相談会
奈良県内の大学が集まる第2回 奈良県内大学合同入試相談会が8/29(土) に開催されます。 当日は個別ブースでの入試相談の他、10分間の大学説明も行います。奈良県内の大学に興味のある方はぜひ参加してみてください! イベントチラシ 来場申込はこちら
2026.08.06
9/6(日)無印良品 あさかつ3rdプレ企画 トライアル『あさかつ』を開催します。
「あさかつ」は、無印良品の世界最大店舗「無印良品 イオンモール橿原」の広い店舗を利用して、、地域のみなさまと店舗スタッフ、そして畿央大学の学生・教員がともに、軽い運動や血圧・体組成の測定、バランス能力などの簡単な体力測定を通して健康について考える「あさかつ」イベントを昨年10月から定期的に開催しています。「あさかつ」の3クール目の募集に向けて、9/6(日)に体験会を開催します。是非ご参加ください。 スケジュール 9:00-9:30 受付・健康チェック 9:30-9:45 運動コーナー 9:45-9:55 店内ウォーキング 10:00-10:30 もぐもぐタイム+学生のレシピ紹介 「ごろごろ野菜の冷製バジルソースパスタ」 定員 先着20名 場所 無印良品 イオンモール橿原 〒634-0836 奈良県橿原市新堂町241番地1ウエスト・ビレッジ 参加費 無料 持ち物 ・運動しやすい服装(スニーカー・タオル) ・水分補給の飲み物 申込 無印良品HPよりお申し込みください。 申込フォームはこちら イベントチラシ 申込フォームはこちら 活動の様子 【健康づくりで地域とつながる】無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」(クラス制)に教員・学生が協力!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第2回を開催しました!~ ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第3回を開催しました! 〜 ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品イオンモール橿原「あさかつ2nd」第4回を開催しました! 〜ウェルネス共創研究センター・理学療法学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第1弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました!~ 健康栄養学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第2弾 「カラダチェック&簡単レシピ~アンチエイジング」を開催しました! ~ 健康栄養学科 無印良品あさかつスピンオフレポート第3弾「カラダチェック&簡単レシピ~骨に良い食事」を開催しました!~健康栄養学科
2026.08.06
実践さながらの「模擬栄養相談」で、管理栄養士としての対応力を育む ~ 健康栄養学科
管理栄養士に求められるのは、栄養に関する専門知識だけではありません。患者さんの話を丁寧に聴き、その人に合った伝え方を考える力も大切です。 健康栄養学科の「栄養マネジメント演習」では、実際の栄養相談の場面を想定した「模擬栄養相談」を実施し、学生たちが実践的な学びを深めました。 模擬栄養相談で現場での力を養う 健康栄養学科の「栄養マネジメント演習」(担当:村木 悦子准教授)では、学生が実際の栄養相談の場面を想定した「模擬栄養相談」に取り組んでいます。この演習は、将来、管理栄養士として現場に立ったときに、患者さんとのやりとりに戸惑うことなく、相手に寄り添いながら適切な栄養相談ができる力を養うことを目的としています。 模擬栄養相談の患者役を務めるのは、本学の事務職員です。事前に村木准教授から患者設定について詳しいレクチャーを受け、職員はそれぞれの患者像を理解したうえで演習に臨みます。 患者設定は、疾病の状況や身体の数値、性格、食事記録など、実際の栄養相談を想定して細かく作り込まれています。たとえば、管理栄養士に不信感を持っている患者さん、話好きで説明を遮ってしまう患者さん、言葉の選び方に特に配慮が必要な患者さんなど、学生にとっては実践的な対応力が求められる設定が用意されています。 学生たちは模擬栄養相談に臨むまでに何度もカンファレンスを重ね、患者設定をもとに栄養介入計画を検討してきました。想定される反応や質問への対応を考えながら、さまざまな場面を思い描いて準備を進めます。 当日は、職員が患者役になりきり、学生たちは限られた時間の中で、相手の話を丁寧に聴き取りながら栄養相談を行いました。模擬栄養相談を終えた後、学生たちは相談内容や患者役とのやりとりをふり返り、「栄養指導記録」としてまとめます。 演習後のふり返り 演習の後は、職員からフィードバックを行います。 親身に話を聴いてもらい、やさしさを感じました。 どうすれば生活がより良くなるか、一生懸命考えてくれていました。 たくさん質問をしてしまいましたが、ひとつひとつ丁寧に答えていただきました。 媒体やPCに目を落とす時間が長かったように感じました。目線を合わせて話すことは重要なように感じます。 演習を終えた学生からは、次のような感想が寄せられました。 授業で、学生同士で行っている模擬演習とは全く違いました。 実際に取り組んでみて、自分自身の知識不足を感じました。 「指導」が押し付けになってしまったかもしれないと感じました。 患者さんとコミュニケーションをとる中で、「このような疑問を持たれることがあるのか」という新たな発見がありました。 どのような表現で伝えればわかりやすいかを考える機会になりました。説明資料があることで、より伝えやすくなることも実感しました。 症例ごとに異なる背景があり、新しい知識を得ることができました。 曖昧な知識では答えられないことを改めて実感しました。 学びを深める学修環境 演習の様子は、村木准教授がモニターで確認しながら進められます。このシステムは、村木准教授が教育学習基盤センターに相談したことをきっかけに整備されました。 演習の様子を録画することで、学生は後日、自分の関わり方や説明の仕方を振り返ることができ、教員による評価にも活用されています。コロナ禍を経て実施方法の検討が進む中で整えられたこの仕組みは、学生がより実践に近い形で学びを深めるための大切な学修環境となっています。 関連記事 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2 学園祭で販売するドーナツの試作を行いました! ~ 【ヘルスチーム菜良×TORICO】 第21回「ならいちばのキッチン親子料理教室」を開催!~健康栄養学科×奈良県中央卸売市場 奈良テレビ放送「ならフライデー9」に出演し、「ならいちばのキッチン親子料理教室」を紹介!~ 健康栄養学科 第2回みどり戦略学生チャレンジ近畿大会で「優秀チャレンジ賞」を受賞!~健康栄養学科 近畿地区のイオンで販売されるお弁当の試作会を実施!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~ NHK奈良放送局「ならナビ」の取材を受けました!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 無印良品あさかつスピンオフレポート第3弾「カラダチェック&簡単レシピ~骨に良い食事」を開催しました!~健康栄養学科 「4大学対抗ピザバトル」で畿央大学が考案した大和丸なすとりんごのピザが最優秀賞に!~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 ならコープ「らくらくお料理パック」商品開発2025~ 学生考案の6品すべてが商品化決定! ~ 健康栄養学科
2026.08.06
看護・医療・薬系9大学合同進学相談会
チラシデータ 来場申込はこちら
2026.08.04
8月開催のオープンキャンパスご来場のみなさまへ(暑さ対策のお願い)
8月のオープンキャンパス当日は、厳しい暑さが予想されます。ご来場のみなさまには、熱中症予防のため、以下の点にご留意いただき、安全にご参加いただけますようお願いいたします。 【具体的な暑さ対策】 ・会場ではミネラルウォーターやお茶をペットボトルでご用意していますが、必要に応じて水筒や飲み物をご持参いただき、こまめに水分や塩分の補給を心がけてください。 ・教室では冷房をつけておりますが、体温調節のしやすい服装でお越しください。高校の制服を着用する必要はありません。 ・キャンパス内での移動のご案内をする場合もありますので、帽子や日傘、冷却グッズなど必要に応じご準備ください。 ・体調不良を感じた場合は、無理をせず、近くの大学スタッフにお声がけください。看護師が常駐しており、対応いたします。 ・事前に体調に不安を感じられた場合は、無理せず参加をお控えください。 ・当日は路線バス等も活用し、時間に余裕を持ってお越しいただき、こまめに休憩を取りながらオープンキャンパスをお楽しみください。 本学教職員一同、みなさまにとって有意義で安全な一日となるよう、オープンキャンパス運営に努めてまいります。 みなさまのご来場を心よりお待ちしております。 ▼参考:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/
2026.08.04
【ヘルスチーム菜良】学生考案レシピによるお惣菜フェアを開催!
奈良県内4大学 ヘルスチーム菜良 管理栄養士を目指す学生のアイデアが詰まった、お惣菜フェアを開催します 奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」では、奈良のうまいものプラザ協力のもと、学生が考案したレシピによる健康メニューをランチバイキングにて提供します。 奈良県産食材を使用し、栄養バランスとおいしさにこだわって学生が考案したお惣菜メニュー。 この機会に、ぜひご賞味ください。 イベント情報(奈良のうまいものプラザ ランチバイキングでのメニュー提供) 日 時 【畿央大学考案メニュー提供日】 2026年8月23日(日)11:00~ なくなり次第終了 ※上記のほか、8/22(土)帝塚山大学、8/29(土)近畿大学、8/30(日)奈良女子大学がそれぞれ考案メニューを提供します。 場 所 奈良のうまいものプラザ(JR奈良駅1階) 奈良のうまいものプラザ チラシ 問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp
2026.08.04
令和9年度科研費応募採択支援策を実施しました
科学研究費助成事業(通称:科研費)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を格段に発展させる独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。 国内においては最大の研究支援であり、大学の研究力を表す指標のひとつと言えます。 畿央大学では、令和9年度科研費応募・採択支援の一環として、「科研費獲得セミナー」および「科研費公募説明会」を開催しました。科研費への応募意欲向上と採択率向上を目的に、採択経験者による実践的な経験共有と、科研費制度に関する理解を深める機会を提供しました。 科研費獲得セミナー 2026年7月23日(木)「科研費獲得セミナー ― 不採択からのリベンジ戦略 ―」を開催しました。 本セミナーでは、理学療法学科の瀧口助教、看護医療学科の紅林准教授、現代教育学科の大城教授、健康イノベーション教育研究センターの石垣准教授の4名が登壇し、過去の科研費申請における不採択の経験や、その後採択に至るまでの取り組みについて紹介しました。 発表では、不採択結果の分析方法や次回応募に向け立て直した戦略のポイントなど、採択に向けた実践的な知見が共有されました。また、不採択を経験しながらも研究テーマを継続して採択につなげた事例や、複数回の挑戦を通じて得られた学びなどが紹介され、参加者にとって大変参考となる内容となりました。 科研費公募説明会―畿央大学・帝塚山大学・奈良県立大学 共同SD(なら産地学官連携プラットフォーム) 2026年7月30日(木)畿央大学において、帝塚山大学・奈良県立大学との共同による「科研費公募説明会」を開催しました。 説明会では、元日本学術振興会研究事業部企画官である国立大学法人奈良国立大学機構の寺本 敏紀氏を講師としてお招きし、科研費制度の概要や審査の考え方、応募に向けたポイントについてご講演いただきました。 また、健康イノベーション教育研究センターの大住教授より、応募書類の作成に関する具体的な解説が行われ、研究計画調書作成時の留意点や効果的な記載方法について紹介されました。 科研費は研究活動の発展を支える重要な競争的資金です。畿央大学では今後も、セミナーや個別相談、申請書レビュー等を通じて、研究者の皆さまの科研費応募・採択を継続的に支援してまいります。 関連記事 研究 | 畿央大学 競争的研究費 | 畿央大学 森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 | 畿央大学
2026.08.04
伝統漆喰壁の補修実践ワークショップ 第2回・第3回を実施しました ~ 人間環境デザイン学科
香芝市穴虫に位置する旧吉田家住宅の米蔵にて実施している「伝統漆喰壁の補修実践ワークショップ」。第2回(2026年6月13日(土))、第3回(2026年7月11日(土))の実習を行いました。 ▶第一回ワークショップはコチラ 第2回 荒壁付け 第2回は、第1回で学生たちがつくった荒壁土を用いて、荒壁付けを行いました。 まずは練習用の壁パネルを作ります。次に寝かせておいた土に稲わらを少量加えて調整しました。その後、鏝(こて)と鏝板の基本的な使い方を学びながら、練習用パネルで荒壁塗りを体験。十分に練習を重ねた後、実際の壁面で荒壁付けを行いました。 施工では、既存の荒壁を十分に湿らせて新しい土とのなじみを良くし、土を丁寧に塗り付けます。最後は柱際(柱チリ)を刷毛できれいに掃除し、仕上げました。 実習では、荒壁の仕組みについても学びました。表側から押し付けた土は竹小舞の隙間から裏側へ回り込み、「手」のような形となって引っ掛かることで、壁土の剥落を防いでいます。実際に施工することで、伝統土壁の構造的なメカニズムを理解することができました。 第3回 中塗り土づくり 第3回は、中塗りに使用する土づくりを行いました。 左官仕事では「材料づくりが七割」と言われるほど、土づくりは重要な工程です。 まず、荒壁用の土に水を加えて攪拌し、二段階の濾し器を用いて長い藁などを取り除きました。さらに、香芝市内の江戸時代の民家修理現場から提供していただいた古い土壁を細かく粉砕し、新しい土とブレンドした後、再び濾し作業を行いました。最後に細かなスサを加え、中塗り土を仕上げました。 土の配合は、修理前の土壁の分析結果をもとに検討しています。学生たちは、左官技術は「塗る技術」だけではなく、「材料をつくる技術」に支えられていることを学びました。 次回は、この中塗り土を用いて中塗り工程を行う予定です。 関連記事 6大学建築合同ゼミ合宿2025が三重県で開催されました!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ・吉永ゼミ 【新刊紹介】本学教員が「韓国建築史」について分担執筆!~人間環境デザイン学科前川准教授 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.7~かけがえのない思い出を胸に ~ 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップがスタートしました ― 香芝市穴虫「旧吉田家住宅」の米蔵壁面 ~ 人間環境デザイン学科


