2017.02.17
冬木学園教職員対象「ハラスメント研修会」を開催しました。
冬木学園ハラスメント防止委員会(東山明子委員長)主催によるハラスメント研修会が、2月16日(木)15時から畿央大学にて開催されました。
今年度の研修会は、ハラスメント防止委員のうちの2名(大学事務局 西畑・高垣氏)が担当講師となり、「若年女性への暴力と予防啓発」をテーマとし、内閣府主催の研修会に参加し、学んだ内容を教職員に報告する形式で実施されました。ハラスメントのない学園をめざし、56名(畿央大学50名、関西中央高等学校6名)の教職員が参加しました。
最近のハラスメント等の現状やそれに対する支援について、事例や映像を用いてわかりやすく説明されました。
はじめに虐待や性暴力など若年層の生きづらさについて学び、家庭の事情や自己肯定感の低さなどの理由から、支援を受けなければならない子ほど支援者につながっていない現状を知りました。また、ハラスメントの加害者は、ハラスメント行為に対する認識が薄いケースが多いということもわかりました。
最後に、『DV or NOT?』というチャートを使って、全員でワークを行いました。喧嘩とDVの違いは参加者の意見が一致していたにも関わらず、どこからがDVかという線引きは個人差があることがわかり、それぞれが感じるところがありました。
それぞれのセクションに持ち帰り、研修に参加できなかった教職員にもチャートを使って各自の認識をチェックしあいました。
若年女性に限らず、老若男女すべてに関係する有意義な研修になりました。