2023.03.06
健康科学研究所プロジェクト研究中間報告会を開催しました。
2023年3月2日(木)、健康科学研究所プロジェクト研究中間報告会を実施しました。
健康科学研究所は2007年に開設し、心身の健康に関する特色ある研究プロジェクトを策定し、意欲ある研究者が結集してその解明にあたっています。
開学10周年記念プロジェクト研究として「心豊かな生活をおくるための健康科学」「質の高い健康寿命をめざす健康科学」の2つの研究領域において3年にわたる事業を展開し、多くの成果を挙げてきました。平成27年度には10周年記念プロジェクト研究をさらに掘り下げた、第2期プロジェクト研究「質の高い長寿をめざす健康科学」(H27-H29)、平成30年度には第3期プロジェクト研究「健康長寿延伸に向けての基盤研究」(H30-R2)に取り組みました。
これらの成果を更に深化させることを目的とし、若手研究者、女性研究者を積極的に登用するとして「健康長寿に向けての総合的研究」をテーマに立ち上げられたのが、第4期プロジェクト研究です。
この度、第4期プロジェクト研究の研究期間の3年間のうち2年が経過したため、研究中間報告会を開催し、これまでの各研究領域の成果について報告をし、教員等約30名が参加しました。
中間報告会の冒頭には山本 隆健康科学研究所長より挨拶があり、その後、各研究領域が約30分の中間報告会を行ないました。
▼山本 隆健康科学研究所長
第4期プロジェクト研究テーマ
「健康長寿に向けての総合的研究」
【研究期間】令和3年度~令和5年度
研究領域1 「おいしい食べ物の開発に向けての基礎的および実践的研究」
研究代表者:健康栄養学科 准教授 岩田 恵美子
研究領域2 「適切な運動の方法を解明する生理学的研究」
研究代表者:健康栄養学科 教授 永澤 健
研究領域3 「身体活動量低下による腸内細菌叢の変化が高齢者疾患に及ぼす影響について」
研究代表者:健康栄養学科 准教授 村木 悦子
畿央大学ならではの特色ある研究ばかりで、活発で内容深い質疑応答が展開され、有意義な報告会となりました。次年度は最終年度となりますため、今後の成果が期待されます。
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