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2025.08.05

教職員対象 学校行事等での安全に関する講習会 ~ 学生の命を守る学校(大学)安全体制の構築と整備について ~

畿央大学では、2016年に発生した水泳実習中の事故を教訓とし、この事故のあった7月29日を「二度と命を失うような事故を起こさない」という思いを全教職員で共有し、安全について確認し合う大切な日と定めています。
今年度は、7月29日(火)に、奈良県教育委員会事務局体育健康課健康教育係の学校安全担当の南岡宏樹指導主事を講師にお迎えし、教職員を対象に「学校行事等での安全に関する講習会 ~ 学生の命を守る学校(大学)安全体制の構築と整備について ~」を実施しました。
当日は、非常に暑い日にもかかわらず奈良県庁から南岡先生がわざわざお越しくださいました。また、授業の最終週でしたが、教職員77名が参加し、会場となった講義室はほぼ満席となりました。

 

 

講演では、教育現場で実際に起こり得る様々な危機事例やその対策等について、映像資料も交えながらわかりやすくご説明いただきました。
本学の安全管理体制についても触れていただき、セルフチェックリスト等を用いて、一人ひとりが自身の危機管理意識を振り返る機会を与えていただきました。

 

 

南岡指導主事は「安全は設備だけでは守れない。安全を作るのは『人』」と強調されました。また、学校安全の基本として、「安きに居りて危きを思う」、すなわち、「平時から危険を考え、備えておくこと」の大切さや、学校安全の基本姿勢として、「空振り」は許されるが、「見逃し」は許されないという姿勢をご紹介いただきました

「空振り」とは…備えたけれども、結果的に危険が起こらなかったこと。

「見逃し」とは…危険を察知していながら、対策を講じなかったこと。

 

本学では、今回の講習会を通して得た学びを今後の教育活動に活かしながら、教職員一人ひとりが高い危機管理意識を持ち、学生の安全の確保に努めてまいります。

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