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2021.12.06

地域在住障害高齢者におけるバディスタイル介入が運動継続に与える効果~健康科学研究科

身体活動は障害者や高齢者であっても健康状態の維持・改善に有効であることが知られていますが、障害高齢者の多くは十分な運動をしていないとされています。そのため、運動継続を促進できるような取り組みが必要となります。 最近の研究では、バディスタイル(二人1組で行う介入方法)の身体トレーニングと栄養教育介入で、フレイル、栄養状態、身体活動量が改善したことが報告されています。しかし、これらの研究では、トレーニングを受けた健常者のボランティアが介入をしており,実施が容易ではありませんでした。畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程 武田広道 氏と高取克彦 教授 らは、地域在住障害高齢者同士のバディスタイル介入が12週間の在宅運動プログラムにおける運動継続性に効果があるかどうかを検証することを目的に本研究を行いました。この研究成果はClinical Rehabilitation に掲載されています。   研究概要 通所介護事業所を利用している障害高齢者65名に12週間の在宅運動プログラムを実施してもらいました。その際、無作為にバディスタイル介入群と対照群に分けて実施し、バディスタイル介入を追加することで運動継続と身体・心理機能に効果があるかどうかを分析しました。   本研究のポイント ■障害高齢者同士のバディスタイル介入は12週間の在宅運動プログラムにおける運動継続性向上に効果があることが分かりました。   研究内容 データ解析の結果、バディスタイル介入群は対照群と比較して9~12週の期間において運動プログラムを実施した日数が有意に多くなっていました。両群で運動プログラム終了後に膝関節伸展筋力、4m歩行時間、5回立ち上がり時間が改善していました。     本研究の意義および今後の展開 今回の研究はバディスタイル介入が運動継続に与える効果を検討したものです。障害高齢者同士でバディを組むため、実施が容易で効率的に運動継続を促せるという点に意義があると考えています。本研究は運動の実施頻度を評価指標にしましたが、現在は運動の実施時間やバディスタイル介入終了後の持続効果についての報告をまとめています。また運動継続の予測因子として、アパシーに着目した解析も行っており、これらの結果も報告する予定としています。   論文情報 Hiromichi Takeda, Katsuhiko Takatori Effect of buddy-style intervention on exercise adherence in community-dwelling disabled older adults: A pilot randomized controlled trial Clinical Rehabilitation, 2021.

2021.11.30

第7回畿央大学シニア講座「腰痛を正しく知ろう」をオンライン開催しました。

令和3(2021)年11月24日(水)、畿央大学では地域のシニア世代の方々を対象に、「健康」と「教育」について学びを深めるための「畿央大学シニア講座」を開催いたしました。   今回で7回目となった本講座ですが、前年度に引き続き今年度もZoomアプリを用いた「オンライン」での開催となりました。   「腰痛を正しく知ろう-コロナ禍で乱れがちな生活習慣が腰痛を増悪させている!?-」をテーマに、家にこもりがちで生活習慣が乱れやすいコロナ禍だからこそ正しく腰痛を理解していただくべく、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの大住倫弘准教授が講師となり参加者の皆さまに最新の知見を学んでいただきました。     まず、画面上で資料を見ていただきながら、「腰痛のメカニズム」や「痛み」についての講義を行いました。痛みが出たときや痛みが長引くときにどう対処することが良いのか、自身の腰痛の状態についてどのように把握すれば良いのかなど、参加者の方にも分かりやすいように専門の知識を丁寧にお伝えしました。また、生活習慣がどのように痛みに影響を及ぼすのかという解説も行い、コロナ禍だからこその注意点などもお伝えしました。     また講義だけではなく、解説をまじえながら腰痛に効果的なストレッチもレクチャーしました。事前に収録をした動画を使用し、ストレッチのポイントなどを解説しながら、参加者の方に実践していただく時間も取り、講座の後も継続的に実践ができるよう工夫を行いました。   ▼腰痛に効果的な体操をレクチャー   すべての講義が終了した後はZoomアプリのQ&A機能を使い、質疑応答の時間を設けました。「振動するタイプのマッサージ器を使用するのは大丈夫でしょうか。」「高齢者向けの膝に痛みがあるときに有効なストレッチはありますか」等の多くの質問があり、その一つ一つに大住准教授が口頭で回答していきました。   講座終了後、参加者の方からは、「とてもよい講座に参加できてありがたいことだと思いました。この講座はこれまでにもあったようで、参加できなかったことを残念に思うくらいでした。」「講師の先生の説明も分かりやすく、また実際のストレッチのコーナーなどが良かったと思います。」といった内容についての感想や、「初めてのオンライン講座受けましたが、講座の内容を何回でも振り返りたいです。」といった、オンライン講座に対しての好評なご感想・ご要望も数多くいただきました。   今回もオンラインでの開催となりましたが、このような形での情報発信、地域貢献も大変有効だということを実感することができました。引き続き、畿央大学では今後も社会情勢に寄り添いながら、様々な形で地域貢献ならびに社会貢献に取り組んでまいります。   【関連記事】 第6回畿央大学シニア講座 第5回畿央大学シニア講座 第4回畿央大学シニア講座 第3回畿央大学シニア講座 第2回畿央大学シニア講座 第1回畿央大学シニア講座

2021.11.30

奈良県産規格外りんごを使った「りんごジャム」を店頭で販売!~ヘルスチーム菜良

パティシエと共同開発した「奈良県産りんご(紅玉)ジャム」を Ohisama・lunch(おひさまらんち)で販売中!       奈良県内管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」に所属する畿央nutrition egg teamは、奈良県の健康課題に対し、若い世代を対象とした若い世代自らの情報発信、政策提案、商品開発などを通した食育活動が評価され、第4回食育活動表彰で農林水産大臣賞を受賞することができました。   今回、畿央nutrition egg teamでは、kioクッキーを製造している社会福祉法人せせらぎ会の田中貴也パティシエと、「地産地消」として奈良市矢田原町の窪田りんご園で栽培された奈良県産りんご(紅玉)のうち、規格外りんごを「食品ロス削減」として使用して「りんごジャム」を共同開発しました。       田中パティシエと共同開発した「りんごジャム」は、11月よりコラボジャムとしてOhisama・lunch(おひさまらんち)で店頭販売しています(限定40個)。ぜひご賞味ください!   販売場所 Ohisama・lunch 奈良県大和高田市神楽3-8-8 TEL:0745-24-5005 価格 650円(税込) 数量 限定40個(店頭販売のみ、なくなり次第終了) 問合せ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1603 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp   【関連リンク】 畿央大学ヘルスチーム菜良ホームページ 奈良県産規格外りんごを使用したジャムを管理栄養士の卵とパティシエが共同開発!~ヘルスチーム菜良

2021.11.22

【プレイバック畿央祭2021】フォトレポートを掲載しました。

2年ぶりに開催された畿央祭が終了して、今日でちょうど1か月。 実行委員211名と畿央生がつくりあげた学園祭の雰囲気を、70枚以上の写真でフォトレポートします! 2021年10月23日・24日の2日間、対面・オンライン併用で開催。2日間でのべ1400人を動員しました。                                                                                                                                                             来年はさらにグレードアップした畿央祭をつくりあげてくれることを期待しています!   【関連リンク】 畿央祭実行委員ブログ 畿央祭YouTubeチャンネル(実行委員運営) 第19回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。

2021.11.10

雑誌「老年内科」で本学と生駒市・広陵町とのコホート研究が紹介されました~理学療法学科

雑誌「老年内科」10月号にて「日本における高齢者コホート研究の成果と現状」が特集されました。コホート研究は共通の特性を持つ集団を追跡し、その集団からどのような疾病が発生し、また健康状態が変化したかなどを観察して、各種要因との関連を明らかにしようとする研究です。 その中で、奈良県コホートスタディとして生駒市で実施中の後期高齢者コホート研究の成果と広陵町と本学の共同プロジェクトであるKAGUYAプロジェクト(文部科学省 私立大学研究基盤形成事業:研究代表 文鐘聲)が紹介されました。     本特集では日本を代表する高齢者コホート研究であるNILS-LSAやJAGES、柏スタディなどが紹介されており、多くが関東圏の研究で占められています。国立の研究センターや大学、また医科大学を中心とした研究成果が並ぶ中で、関西圏かつ理学療法学科の教員による研究が紹介されていることは、ある意味異色と言えます。   本学で行われた研究はコホートの規模やデータ追跡期間、データ解析手法などにおいては他のビッグデータ研究には及びませんが、フレイル高齢者のステージ変化と関連要因1)、主観的年齢と健康度2)、より小地域別に着目した地域診断研究3)、高齢者の孤食問題4)など、独自の視点がオリジナリティを発揮しているものとなっています。   今後も、理学療法士の目線を活かしつつ地域高齢者の健康寿命の延伸,フレイル予防,地域包括ケアシステムの深化に有用な成果を出していきたいと考えています。是非ご一読頂ければと思います。   理学療法学科 教授 高取克彦   【関連リンク】 地域在住後期高齢者における新規要介護発生の地域内格差:4年間の前向きコホート研究 ~理学療法学科 平成30年度「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」修了式を行いました。 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」を開講しました。 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」説明会が開催されました。 KAGUYAプロジェクト紹介リーフレット 広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトfacebookページ 畿央大学ヘルスプロモーションセンター

2021.11.05

【スポーツリハ×スポーツ栄養】中日ドラゴンズのドラフト6位指名、福元悠真選手を科学的にサポート!

  畿央大学は中日ドラゴンズドラフト6位指名の福元悠真選手(大阪商業大学4回生)とアドバイザリー業務委託契約を結び、スポーツリハならびにスポーツ栄養の面からアスリート支援を行うこととなりました。福元選手は奈良県出身で、高校時代に甲子園に3度出場。4番打者としてセンバツ優勝も経験しているパワーヒッターです。大学でも主将を務め、3回生の秋にはリーグ最優秀選手賞とベストナインを獲得している逸材ですが、怪我に苦しんだシーズンもありました。 理学療法学科の福本貴彦准教授は17年前から奈良県の高校野球に関わっており、福元選手とも面識がありました。今回のプロ野球入りを受け、年明けの入寮とキャンプインに向けて本学教員によるサポートによりプロアスリートになるための体づくりを行うことになりました。2021年10月27日(水)には本学で運動能力の測定やフィジカルチェック、栄養指導を受けました。     【理学療法学科 田平一行教授(専門:呼吸器リハ)からのアドバイス】     心臓や肺機能、体力を測定するために呼気ガス分析器というマシンを使った運動負荷試験を行いました。試験は自転車の負荷(抵抗)を少しずつ上げていき、漕げなくなるまで頑張ってもらい、体に取り入れる酸素の量(酸素摂取量)を測定します。私たちの運動のエネルギーは、ほぼ酸素を燃やして得ていますので、漕げなくなった時の酸素量(最大酸素摂取量)は体力の最も良い指標とされています。福元選手はこの値が一般の人よりも25%も高く、野球選手としてだけでなく体力も非常に優れていることが分かりました。運動負荷試験は体力の判定だけでなく、効果的な運動強度やトレーニングのターゲット(心臓、肺、筋肉等)を決定することにも利用できます。 本学の学生は200ワットくらいの負荷で漕げなくなるのですが、福元選手は300ワットを優に超えて、先生方を驚かせていました。ちなみに、マスクをつけて漕ぎ続けるこの試験は「今年で体力的に一番キツい」体験になったそうです。     【健康栄養学科 中谷友美講師(専門:栄養生理学)からのアドバイス】     現在の食生活について細かくヒアリングを行いながら、栄養面からアスリートの体づくりのアドバイスをします。怪我をしたことがきっかけで食事には気をつかい、大好きだというお菓子も我慢してきたストイックな福元選手も「管理栄養士から指導を受けるのは初めて」とのこと。中谷先生から「食べないと体重は落とせない」など目からウロコのアドバイスに、「めっちゃわかりやすいですね!」と感動されていました。「すぐ忘れてしまうので…」と即座にメモを取る向上心あふれる姿勢も印象的でした。今後は実際にとった食事を報告するなどして、継続的にアドバイスを受けコンディションやパフォーマンスの向上につなげていきます。   【理学療法学科 福本貴彦准教授(専門:運動器リハ・スポーツリハ)からのアドバイス】     普通に立った状態と、バッティングフォームでそれぞれ左右の足型をとりました。 足指握力も非常に強く、足型はしっかりとした土踏まずが観察できる、非常にきれいな足部形状をしていました。バッティングフォームになったとたんに重心位置が変化し、足指で地面をしっかり握っているのが観察されました。この足指の使い方でホームランが打てるのですね!来シーズンはナゴヤドームのバックスクリーンにたくさん打ち込んで欲しいものです。     福元選手からは「プロ入りしても怪我なく、一年間を通してプレイできるように引き続きトレーニングを行い、良い結果を出せるように頑張っていきたいです。」という力強いコメントをいただきました。   これらの測定値を科学的に分析し、弱点を強化しつつ、体への負担が少なく効率の良いトレーニング方法を継続的に指導していきます。強打者として期待されている福元選手が怪我や故障のないように体を整えプロ野球界で活躍してもらえるよう、チームKIOで一丸となって支援していきます!   【左から】中谷先生、福本先生、福元選手、田平先生     ※撮影時のみマスクを外しています。     【畿央大学のアスリート支援関連記事】 第14回理学療法特別講演会「2020東京五輪の活動報告」を開催しました。 「広陵町チャレンジデー2016」に理学療法学科教員とTASKが協力! 認知症啓発の列島リレー「RUN伴」に参加・協力! 宇陀市連携「こどもウェルネス講演会」を開催しました。 広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。 鳥人間コンテスト本番で京都大学”Shooting Stars”チームをメディカルサポート! 畿央の学びと研究産学連携 女性専用フィットネスクラブ業界NO.1"カーブス広陵"との共同研究2年目をスタート! 元全日本女子バレーボール監督「柳本晶一先生特別講演会」を開催しました。 鳥人間コンテスト本番出場で間寛平さんをメディカルサポート 関西中央高校応援プロジェクトがすすんでいます。

2021.11.05

理学療法学科6期生の同窓会を開催しました。

2021.11.04

大学院生の研究論文が国際誌「Physiotherapy Theory and Practic」に掲載されました~健康科学研究科

地域在住高齢者の円背姿勢と咳嗽力および呼吸機能の関係   誤嚥の直接的な防御機構は咳嗽(がいそう/せき)であるとされています。また、咳嗽力(せきの力)は加齢や呼吸機能、呼吸筋力と関連があることが報告されています。一方で高齢者の姿勢変化として代表的な円背姿勢は呼吸機能に影響を与えることが報告されていますが、咳嗽力との関係は明らかとなっていません。畿央大学大学院健康科学研究科博士後期課程の武田広道氏と田平一行教授らは、①非円背高齢者と比較して円背高齢者では咳嗽力が低下する。②円背の重症度と咳嗽力、呼吸機能は関連している。という二つの仮説を検証することを目的に本研究を行いました。 ※この研究成果は「Physiotherapy Theory and Practice」に掲載されています。     この研究では地域在住高齢者に対して円背指数(図1)、咳嗽力、呼吸機能、呼吸筋力の評価を行い、円背姿勢と咳嗽力および呼吸機能の関係について分析を行いました。その結果、非円背高齢者と比較して、円背高齢者では咳嗽力、肺活量、呼気筋力、吸気筋力、胸郭拡張差で有意に低い値となっていました。また、円背の重症度と咳嗽力、呼気筋力、吸気筋力、胸郭拡張差には有意な相関関係がありました。さらに年齢と性別の要因を調整した後では、咳嗽力には肺活量や胸郭拡張差が関連していることがわかりました。   図1 円背指数   円背指数は第7頸椎から第4腰椎までの弯曲に沿って自在曲線定規をあて、その弯曲を紙にトレースし、第7頸椎から第4腰椎までの距離(L)と弯曲の頂点からLまでの距離(H)を計測する。そして、H/L×100(%)の式に代入することで算出される。 本研究の知見は、円背高齢者では咳嗽力が低下しており、誤嚥性肺炎のリスクが高いことを示しています。また円背が重症化していくにつれて咳嗽力が低下することから、円背姿勢を予防することが誤嚥性肺炎のリスク要因を減らす可能性を示唆しています。今後は咳嗽力に関連している要因への介入効果について検証していきたいと考えています。   健康科学研究科 博士後期課程 武田広道   【論文情報】 Hiromichi Takeda, Yoshihiro Yamashina, Kazuyuki Tabira Relationship between kyphosis and cough strength and respiratory function of community-dwelling elderly Physiotherapy Theory and Practice, 2021.

2021.11.01

第19回畿央祭 オンラインウェルカムキャンパスを開催しました。

初のオンライン開催! 畿央祭とあわせて例年多くの地域の方々にご来場いただいているウェルカムキャンパス。今年度はコロナ禍によりオンラインでの開催となりました。教員・学生を中心に企画から運営を行い、「リアルタイム配信」と「オンデマンド配信」による複数の企画が実施されました。   リアルタイム配信企画 がんカフェ「きらめき」 ブログ記事はこちらから     WEBで運動をイメージする力を測ってみよう!!!   親子オンライン料理教室   親子でおもちゃ作りをしよう   オンデマンド配信企画 リモートワーク疲れをぶっ飛ばせ!7分でできる肩こり・腰痛エクササイズ YouTubeで見る       人間環境デザイン学科「学びのギャラリー」 YouTubeで見る(前編・後編)       数占いと数の不思議 YouTubeで見る     参加してくださった皆さまからは、 「必要な材料を事前に送っていただき、参加者としては手間がなかったので大変ありがたかったです。講師役の学生さんの説明もとても上手で、参加者の子供たちのレベルに合わせて説明したり、褒めたりしてとてもスムーズに進行をされていて感心しました。」 「オンラインなので遠方でも参加できて良かったです! 親的にはこどものことが知れて面白かったです。」 「食品ロスや地産地消を意識したスイーツレシピというのが、学びがあってよかった。スイーツも、地元のパティシエさんの提案レシピだったので、お店にも足を運んでみたいと思った。子供達が自宅でお料理を楽しめたという満足感だけでなく、リンゴ農家の方のことも気になったし、自分の住んでいる地域の学生さんとのご縁も頂戴できた。地域を活性化してくれるステキな企画だと思う。」 「数の占いも不思議で興味深かったです。算数が得意でなくても楽しく見ることができました。」 といったご感想も多数いただきました。   学生の学びは、コロナ禍の影響を受けてオンライン化が急速に進みました。また、今回の企画を実施したことにより、今後どのような形で展開していけば、止まることなく地域の皆さまに学びの機会を提供していくことができるのか、地域連携の在り方を再考する契機となりました。 オンラインウェルカムキャンパスにご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。引き続き、今後も地域の皆さまに貢献できるような企画を検討し、開催していきたいと思います。   【関連記事】 第19回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。 

2021.11.01

第19回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。

10月23日(土)・24日(日)に第19回畿央祭を実施しました。今年度はオンライン企画と来場型企画を併用での開催となりました。またコロナ禍の為、来場型企画は在学生のみ、午前・午後の2部制で各回500名に人数限定、事前予約制といった例年よりも制約のある環境下でしたが、実行委員が随所に趣向を凝らしたプログラムを企画いたしました。 2日間を通して、のべ1400人の学生が畿央祭に足を運んでくれました。   今年のテーマは『咲(わらう)』 実行委員211名での記念撮影から畿央祭がスタート!     受付 事前予約した学生は、受付での検温と消毒といった感染予防対策を講じた上、畿央祭会場に入っていきました。受付が終わると色つきのリストバンドが手渡されます。       ステージ企画 ホールと野外ステージでは、アカペラ部、アコースティック部、音楽サークル、教職クラブ、軽音楽部、ダンス部、チアリーディング部などの団体がパフォーマンスを披露してくれました!コロナ禍に入り、発表の場がなかなか持てなかった学生の生き生きとした表情が印象的でした。   ※屋外ステージではパフォーマンス時のみマスクを外しています。屋内ステージでは感染予防対策としてパーテーションを使用しています。                   展示企画 実行委員制作のステンドグラスやペーパーフラワーアート、書道部 和さびの作品展示も会場を華やかに彩ってくれました。         参加型企画 いつもは親子連れでにぎわう畿央祭ですが、今年は手づくりの縁日や懐かしい機関車、アリーナでの身体を動かすプログラムで思いっきり楽しんでいました。インスタ映えするフォトスポットも登場して好評でした。                       畿央祭にご来場、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!参加者も実行委員も一緒になって楽しんで、笑顔と笑い声の絶えない2日間になりました。   参加した学生からは、 「コロナ禍なので例年とは違うけれど一生懸命企画してくれたのが伝わり、縁日やスタンプラリーなどとても楽しめました。」 「新型コロナウイルスの影響で入学してからなかなか学校行事はなかったけど、畿央祭当日は大学で友達と充実した時間を過ごせました。」 「4回生ながら友達と汽車や縁日を楽しむことができました。最後にいい思い出ができました。」 といった感想をいただきました。   実行委員によるブログも今後公開予定です。ご期待ください!         【関連記事】 第19回オンラインウェルカムキャンパスを開催しました。